●No.156 【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介 ワークスK 2013/08/21(水) 19:00:15
No.160 Re:【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介 平和島さかつう平林 2013/08/24(土) 23:04:18
No.166 Re*2:【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介 ワークスK 2013/09/08(日) 23:43:38
No.199 【SPカラー】や、レタリングに詳しいサイトを発見 ワークスK 2013/10/09(水) 20:53:11
No.156 2013/08/21(水) 19:00:15
ワークスK
【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介 関連発言
近着の同誌9月号、新製品紹介にバッド社が製造した展望客車が登場した。SPのデイライト色と、D&RGW色である。私は既に、かつて出たコルゲート付を持っているし、さらにウォルサーズ社製品をキットバッシュのネタに仕込んであるから、鼻は動くことが無いものの、疑問点が2つ。
まずカプラー。
昔のものは、次写真の様に台車のボギー回転で左右に首を振る構造だった。こんどの新製品はどうなのだろうか。
バックマンの直販サイトによれば、カプラーは車体マウントだという。
次は、SP色。この色のドーム客車は部分的なものを含めて存在したのだろうか。看板特急のデイライトには連結されていなかったと思う。ただし、UPやCNWと相互直通していた黄色のシティ・オブ・サンフランシスコにはあったかな。紹介文は「“サンオーキン・デイライト”などの雰囲気を手軽に楽しむ」と言っている。
実は、サンセット・スキームの編成をもっていて、その中に部分ドームの客車が入っている。これを処分しようかどうかと、ずっと悩んでいる。
No.160 2013/08/24(土) 23:04:18
平和島さかつう平林
Re:【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介 関連発言
お世話様です。
製品についての疑問がおありのようですので解説をいくつか。
ちょっと長文になっておりますのでご容赦を。
1)カプラーは今回も車体マウント+首振り式です。
しばらく前の製品から室内灯付きになりましたが今回はLED式にグレードアップしています。
2)D&RGW塗装は現代の保存鉄道仕様なので『Rio Grande』ではなく『Royal Gorge Route』になっています。
実車は廃線になったモファットルートを買ったCanon City & Royal Gorge Railwayがサンタフェのドームカーをアラスカ経由で買って来たもののようです。
3)下記に実車解説ページをリンクしておきました。
ドームカ―だけを扱っているページで『ほぼ全車』の現役時代の写真が揃っているようです。
http://www.trainweb.org/web_lurker/SPf/
製品はSPが1954-1955年頃、サクラメント工場にてパーラーカー等を改造して作った『3/4フルドームカ―』をイメージしたもので側面がフラットの車体を新規で製作、機械室のルーバーは印刷で表現しています。
実車に戻ると『3/4』と称されたのは片側のエンドの1階部分の屋根が広かったので『フル』と称せなかったようです。
デイライト塗装車はサンオーキーン及びシェスタの各デイライト号に投入されましたが、なぜかコースト・デイライトには投入されなかったようですが黒銀のGSクラスに牽引されたサンオーキーン・デイライトには間に合っているので、ある一定期間『蒸機+ドームカ―』という夢の編成が定期列車で見られたようです。
(ただしドームカーが連結された時点で種車になった展望車は外されています。)
上記の走行シーンはペントレックスDVD『SP Daylight Collection』、『SP Classic Collectors' Series Combo』に収録されております。(いずれも同一フィルムのはずです。)
またCOSFに連結されたUP塗装のSP 3/4ドームカーは『SP線内限定運用』なのでUP線には乗り入れていません。(特例を除く。)
余談ながらアメリカを非公式に訪問したソ連のフルシチョフが3/4ドームカーに乗車しているニュース映像をNHK『映像の世紀』か何かで見た記憶があります。
4)最後に、SPではACFやBudd製の『部分ドームカー』は所有していませんでした。
No.166 2013/09/08(日) 23:43:38
ワークスK
Re*2:【とれいん】バックマン社フルドーム客車の紹介
詳しい御解説をありがとうございました。
うぅぅむ。SPのドーム客車は、そういうことですか。
想像を絶する事実に驚いています。
日本の雑誌には載ったことが無いですよね。
やはり洋書のお世話になる必要性を感じます。
で、予告されている書籍が右です。
Southern Pacific Painting and Lettering Guide
ウィキペディアを読んでも、特に客車のカラースキームの変遷がちっとも理解できないので、役に立つこと間違いなし……とは思うものの、値段が問題でしょうか。
No.199 2013/10/09(水) 20:53:11
ワークスK
【SPカラー】や、レタリングに詳しいサイトを発見 関連発言
TrainOrders.comに紹介されていたサイト。まあ、各ペイント・メーカーの型番が並んでいるだけの風も無きにしも非ず。レタリングのカラーが、シルバーなのかホワイトなのか、判断に迷った時には良い指針となるかもしれない。
さらに客車と貨車を充実させてほしい‥‥かな。まあ、蒸機時代は蚊帳の外‥‥。
もう一つ