2008年04月05日

第6次掲示板[353] 【とれいん誌】2015年8月号 東武20000

No.353 【とれいん誌】2015年8月号 ワークスK 2015/07/22(水) 01:00

モデラーな日々

■最も驚いた記事は、Products Data FileのカトーN蒸機で、C12。
 最初、1/80と思ってしまった。なんていうプロポーションなんだ。先輪スポークやロッド類の繊細さは言うに及ばず、スケール感が凄い。築堤上を行く混合列車は、3両の対比にシビレてしまう。しかも走行が滑らかで、牽引力もあるという。
 値段が1万円ポッキリ。こりゃあ、1/80が廃れるわけだ。

■“林”発掘再生工場は、キハ35-900のメッキに注目。マッハのメッキ・セットがこんなに上手く行くものとは知らなんだ。
 中学時代のこと。技術家庭の授業で作った鋼製の文鎮をメッキ仕上げにしようと、理科教室に持ち込んだ。ところが、ニッケルメッキ膜がペロッと剥がれてしまう。教師曰く、最初に銅メッキが必要だけれど、ここでは無理。(あれ? クローム・メッキだったかな?)
 ブラスなら大丈夫なんだろうか。ハンダは?

■佐々木也寸志氏のDiesel Power in USAは、引き続きシカゴ。たった4頁だけれど、メトラのF40PH-2、アムトラックのイリノイ・ゼファー、UPのハイレーラー・トラックと、もう堪らない。クライオ・トランスのメカニカル・リーファーや、サスカチュワンのシリンドリカル・ホッパーは、モデルが欲し〜い。ただ、BN時代は不適合なんだよなぁ。

 で、ショックは「ラグンジ」。
 EMD所在地で有名な"La Grange"は、今まで「ラグンジ」って読んでいた。多分フランス語で、理系人間は馴染み。現今は「ラグランジ」らしい。
 当方手持ちの1968年刊「平凡社世界地図」には、「ラグレーンジ」。なるほど英語読みか。イリノイ州の他、ジョージア州、インジアナ州、ケンタッキー州、それにオーストラリアに同一地名があるんだって。
 早速、アメリカ型鉄道模型大辞典を訂正。

 もう一つ、興味深かったことは、エルムハーストを通るUP線が左側通行という記述。もちろんアメリカでは右側通行が一般的。C&NW時代は左と、どこかで読んで、今は右に変わっているものとばかり思っていた。
 で、昔からの疑問。ここの機関士席は右、左のどっち? そうエンジニア・サイドとファイアマン・サイドの話。

■新製品紹介でのアメリカ型は、貨車が2種に書籍が2冊。ただし、バラバラに日本型の隙間へ押し込めてある感じ。しかも、どれもマニアック過ぎて、当方でも取っつき難い。
 向こうでは沢山出ているのだけれど、どうなっているのだろう。

■重箱の隅をつつきたい「日本鉄道模型の会」の告知では、「TIPS・・・軸受け考」。「軸受」という表記は、ネットでも書物でも時々お目にかかる。モデラーでは珍しい。気持ちはよく判るけれど、モノを指す名詞なんだから、座りが悪い。読む側が煩わしいだけ。機械屋の書くものには皆無だろうなあ。

■えっ! トミックスの広告が"とれいん"にある!

鉄道模型コンテスト、8/8・9ってなんだ? ああ高校生の……

ラベル:とれいん誌
posted by ワークスK at 04:04| Comment(0) | 第6次掲示板ログ 2014年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする