
■最も驚いた記事は、Products Data FileのカトーN蒸機で、C12。
最初、1/80と思ってしまった。なんていうプロポーションなんだ。先輪スポークやロッド類の繊細さは言うに及ばず、スケール感が凄い。築堤上を行く混合列車は、3両の対比にシビレてしまう。しかも走行が滑らかで、牽引力もあるという。
値段が1万円ポッキリ。こりゃあ、1/80が廃れるわけだ。
■“林”発掘再生工場は、キハ35-900のメッキに注目。マッハのメッキ・セットがこんなに上手く行くものとは知らなんだ。
中学時代のこと。技術家庭の授業で作った鋼製の文鎮をメッキ仕上げにしようと、理科教室に持ち込んだ。ところが、ニッケルメッキ膜がペロッと剥がれてしまう。教師曰く、最初に銅メッキが必要だけれど、ここでは無理。(あれ? クローム・メッキだったかな?)
ブラスなら大丈夫なんだろうか。ハンダは?
■佐々木也寸志氏のDiesel Power in USAは、引き続きシカゴ。たった4頁だけれど、メトラのF40PH-2、アムトラックのイリノイ・ゼファー、UPのハイレーラー・トラックと、もう堪らない。クライオ・トランスのメカニカル・リーファーや、サスカチュワンのシリンドリカル・ホッパーは、モデルが欲し〜い。ただ、BN時代は不適合なんだよなぁ。
で、ショックは「ラグレンジ」。
EMD所在地で有名な"La Grange"は、今まで「ラグランジ」って読んでいた。多分フランス語で、理系人間は馴染み。現今は「ラグランジェ」らしい。
当方手持ちの1968年刊「平凡社世界地図」には、「ラグレーンジ」。なるほど英語読みか。イリノイ州の他、ジョージア州、インジアナ州、ケンタッキー州、それにオーストラリアに同一地名があるんだって。
早速、アメリカ型鉄道模型大辞典を訂正。
もう一つ、興味深かったことは、エルムハーストを通るUP線が左側通行という記述。もちろんアメリカでは右側通行が一般的。C&NW時代は左と、どこかで読んで、今は右に変わっているものとばかり思っていた。
で、昔からの疑問。ここの機関士席は右、左のどっち? そうエンジニア・サイドとファイアマン・サイドの話。
■新製品紹介でのアメリカ型は、貨車が2種に書籍が2冊。ただし、バラバラに日本型の隙間へ押し込めてある感じ。しかも、どれもマニアック過ぎて、当方でも取っつき難い。
向こうでは沢山出ているのだけれど、どうなっているのだろう。
■重箱の隅をつつきたい「日本鉄道模型の会」の告知では、「TIPS・・・軸受け考」。「軸受け」という表記は、ネットでも書物でも時々お目にかかる。モデラーでは珍しい。気持ちはよく判るけれど、モノを指す名詞なんだから、座りが悪い。読む側が煩わしいだけ。機械屋の書くものには皆無だろうなあ。
■えっ! トミックスの広告が"とれいん"にある!
■鉄道模型コンテスト、8/8・9ってなんだ? ああ高校生の……
ラベル:とれいん誌