170 2019/08/25 22:32:43 ワークスK
【とれいん誌】2019年9月号 天賞堂の先進性に脱帽
この号での最注目は裏表紙の天賞堂広告。"T-Evolution"第1弾とうたうクモヤ145、1/80。なんと「プラスチック製ディスプレイモデル」だといい、コアレスパワートラックなどを別売するという。塗装済みの完成品で、キットではないのだろう。Nゲージの鉄コレのような商売か。価格を低く抑える良いアイデアだ。題材がうまく合致すれば13ミリゲージ再興の切っ掛けとなるかもしれない。(
同社特設サイト)6326
驚天動地はB級コレクター道の天賞堂1952年製オープン古典客車。なんと材質がセルロイド。むかし透明フィルムが窓ガラスに使われたと聞いたが、まさか主構造に使ったモデルが発売されていたとは驚いた。しかも薄板を熱プレスしたものと思っていたら、筆者に直接伺うとキャストだというので二度ビックリ。こりゃあコストがバカにならなかったはず。MR誌のバックナンバー75年分を検索しても見つけられない。ことによると世界で唯一の例かも。
>>続報アメリカ型は、製品紹介でウォルサーズ製の「60'ハイキューブボックスカー」だけ。近代型に興味をお持ちの方にはTTX社のTBOXといえば通じる。説明の「車輛限界ぎりぎりまで拡大された四角い車体」という記述は、完全にアウト(拙文「
100トン・ハイキューブボックスカーの掟」を参照)。
COFEE CUPは東京汐留の旧新橋停車場で開催されている企画展「流線形の鉄道」の案内。実はこの催しのパンフレットを頂戴した(
鉄道模型資料室)。Oスケールのモデルなども展示といい、会期は10月14日までだというから、行きたいのだけれど。
表紙は箱根登山。Nゲージのグリーンマックス製を組む話が載っている。1984年発売っていうんだから35年前! えっ! じゃあ、我々の世代が連想するピノチオのキットは何年前?
さて、この写真が面白い。例によってパンタを題字に引掛けてまで、なんで手前のレールを大きく入れたんだ? うぅぅむ、前照灯のレール踏面への反射を誰が気が付くんだ(笑) こんな天気じゃなければ撮れないか。普通だったら、右に見えるアジサイを大きく入れるよなあ。
なお、直線部分がコンクリート枕木で、曲線になった途端に木。またカントと緩和曲線が無くて、外軌側レールの肩が錆びている点に注意。
【追記】木枕木に劣化が見られないから新品? いや、合成枕木かもしれない。レールの曲がり具合が護輪軌条を含めて本当に美しい。レール踏面に波状摩耗が無いということは、通過車両は全部M車?(この鉄道なら当たり前か) 2019-08-26
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posted by ワークスK at 00:53|
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