【とれいん誌】2019年12月号 カホンパスとPRR蒸気タービン
12月号は、おおっ! 久しぶりにアメリカ型の大きな記事が2つ。
1つはDiesel Power USAが天下の険、カホンパスの最新情報を紹介。"Cajon"はスペイン語で引き出しの意味だそうな。3本の線路をメイン1、メイン2、メイン3と呼ぶという。この記事で残念な点は地図が分り難いこと。線路が全く判読できない。固有名詞が多いから心して読む必要もある。(2014年4月号もカホン・パスで、両方の記事を読み合わせると理解しやすい。2019-11-23追記)
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もう一つのアメリカ型はペンシルベニア鉄道の異色試作蒸機S2、6-8-6。高橋光男さんという方のNゲージ作品で、ブラスのフルスクラッチと凄まじい。注目すべきはDCCサウンドで、デコーダーとスピーカーを2組も備えたという。蒸気タービン直接駆動って他に類を見ないシステムだから音源が問題。YouTube動画での滑らかな走行は驚異的(最下段)。
新製品で目に留まったのは日本鉄道模型ショー2019の中の勝田工房、「16番用車輪塗装治具」。16番用という点が問題で、アメリカ型向けの9.5ミリ径も出たのだろうか。日本では売れないかな。
日本型の作品では、大熊重男/大熊涼介さんの静岡鉄道23両。100周年だって。親子というところがうらやましい。うちは2人とも全く興味を示さなかった。
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