2022年12月01日

【新聞】ケント紙は酸化してボロボロ、ペーパーモデルは?

12月1日の朝日夕刊に「越前和紙の技、原画守れ 劣化した「あしたのジョー」複製」という記事が載った(朝日新聞デジタル)。読み進むと、「この原稿は変色してボロボロ。今にも破れそう‥‥」。ちばてつや氏によると、「ケント紙に描かれた作品は年月がたつと茶色く焼けてくる。酸化が進むと、触るだけでも‥‥」だって。画材は色鉛筆だろうか。
 えええっ! ケント紙、駄目なのか? これでペーパーモデルを作った奴がいたはず。えっ! 我々は“アイボリーケント”だった。そういえば「酸性紙」という言葉が騒がれたことがあった。たしかにTMSなどの古い雑誌は黄変して脆くなりつつある。そうか。厚紙も同じなのか。あしたのジョーの連載は、1967−1973年。模型もソロソロ。こっちはコピーできないしなあ。歴史的に貴重な作品はどうなるんだろう。誰か真剣に考えた方がいいはずだが、「日本鉄道模型の会」は無理だな。
ラベル:新聞
posted by ワークスK at 17:46| Comment(0) | 情報・薀蓄 2022年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする