2022年12月18日

【HOC誌】2022年4Q号 ニューワン製蒸機、SD40-2の初期HOモデル、カー・ライン、アサーン200トン・クレーン

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この号の目玉の一つはニューワン製ダイキャスト蒸機12種の解説11頁。これほどカラフルだとは知らなかった。パッケージも素晴らしい。松本謙一氏の名が出てきて日本側の情報が網羅されているのは驚き。さらに輸入したAristo-Craft側についても初耳の知見が満載。我が国にもコレクションされている方はおられるだろうか。eBayでは潤沢に流通

s-l1600 - 2022-12-18T063537.264c.jpg二つ目の目玉は、EMDのディーゼル機SD40-2。今でこそ多くのメーカーから発売されているけれど、最初に製品化したのはNorth American Dieselだという話(HOCサイト)。2番目がGSBで、これについては「GSBのSD40-2はアサーンになぜ敗れた?」と題してブログで紹介したことがあった。"Squandered Efforts"=「無駄な努力」の表題が意味深。
 右は現時点でeBayに出品中のNAD製モデル。81ドルは高すぎるかな。メーカーの名前とマークは、実際の車両リース会社(North American Car Corp.)に似せている。

カーラインKar-Lineの製品群は、あまり知られていないので、貴重。ただし、当方のブログで2年前に紹介していて、資料的にはこちらのほうが役に立つと思う。

アサーンのクレーンの記事に3ページを費やす情熱は理解できないけれど、裏表紙に広告を出してくれた同社への義理立てという解釈もできる。改良は加えられているものの、1958年発売のモデルが21世紀になっても通用するという事実は、うれしい(かもしれない)。

なお、出版社の広告で、"The Penn Line Story: A History and Collector's Guide"という冊子が注目である。まあご興味をお持ちの方がおられればなんだけれど、私は生憎、テリトリー外。
posted by ワークスK at 01:04| Comment(0) | 情報・薀蓄 2022年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする