
この号の目玉の一つはニューワン製ダイキャスト蒸機12種の解説11頁。これほどカラフルだとは知らなかった。パッケージも素晴らしい。松本謙一氏の名が出てきて日本側の情報が網羅されているのは驚き。さらに輸入したAristo-Craft側についても初耳の知見が満載。我が国にもコレクションされている方はおられるだろうか。eBayでは潤沢に流通。

右は現時点でeBayに出品中のNAD製モデル。81ドルは高すぎるかな。メーカーの名前とマークは、実際の車両リース会社(North American Car Corp.)に似せている。
カーラインKar-Lineの製品群は、あまり知られていないので、貴重。ただし、当方のブログで2年前に紹介していて、資料的にはこちらのほうが役に立つと思う。
アサーンのクレーンの記事に3ページを費やす情熱は理解できないけれど、裏表紙に広告を出してくれた同社への義理立てという解釈もできる。改良は加えられているものの、1958年発売のモデルが21世紀になっても通用するという事実は、うれしい(かもしれない)。
なお、出版社の広告で、"The Penn Line Story: A History and Collector's Guide"という冊子が注目である。まあご興味をお持ちの方がおられればなんだけれど、私は生憎、テリトリー外。