この号でアメリカ型ファンの注目記事は,カリフォルニア州ポートラにあるウエスタンパシフィック鉄道博物館の2回目.UPのカブースCA10の内外を写真で紹介.車内を作り込みたい向きには大歓迎だろう.ただ,微に入り細に入り過ぎているので,バクっとした情報をあらかじめ同誌2018年4月号の当方の記事を読んでおかれることをお勧めする.>>ブログ記事「UPカブース用台車の記事補遺」を乞う御参照
驚いた模型はOJの20系客車.屋根と側面を1ミリ厚の透明な硬質塩ビ板(ポリ塩化ビニル)で作り,「摂氏300度の熱風で軟化させ,木型に押し付けて成形」ということ.塩ビ板用のプライマーを知りたい.CNCフライスや3Dプリンタを駆使という点も驚愕.機道楽会恐るべし.
韓国の鉄道模型情報の連載は第4回で,二つの模型店と,汽車王国博物館カフェが紹介されている.この博物館カフェは,4年前に話題とした.また,休刊中だった鉄道専門誌"Railers"を日本で復活させると書いている.どんな形になるのかな.