この4月号もペーパー電車が美しい.105系は単純な平面構成と,一色塗装とはいうものの,シャープだ.真四角な窓の切り抜きで抜き残しに言及しているところは気が利いている.ただ,これ,西尾博保氏流のノミを自作したら簡単なんだけどなあ.こういうあたり,技術の伝承が疎かになっていると思う(>>
当方の作例).

正面妻の両側小Rを紙の曲げで表現というところにビックリ.ただし,巻末の付録型紙では,目の向きが曲げ難い方向となっている.
記事全体としては,細部まで読者の判りやすさに気を配っていると感じた.車体断面図を載せて紙の張り合わせ関係が理解しやすくなっている.記事を提供するのに手間を惜しんでいないといえる.

UPのベイウインドウカブースは,CA-35(ex-MoPac)が写真で紹介されている.それを基に開発されたCA-11が,この6月にアサーン・ジェネシスから発売予定だから,まさに旬である(>>
過去記事).カブースの最後についても事細かに説明されている.ただ,ここまで書くなら,ディフェクト・ディテクターdefect detectorについて触れた方が良かったと思う(>>
アメリカ型鉄道模型大辞典).それに当方の6年前の記事についても一言書いて欲しかった.これは愚痴(
TransPacific R.R.).
嫌気性接着剤ロックタイトの使い方は,目からウロコ.切り抜き文字の貼付けに使えるという.ペーパー車体でも可能だろうか.
【追記】おっ! 表紙の上毛800の連結器,ナックルがカサ上げされている! えっ! 東京メトロ時代からなのか! 大津線での思い出はTransPacific R.R.「
オートキャリアーにはシェルフ・カプラー?」に.
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posted by ワークスK at 01:56|
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