この動画を観て,カラーの変遷がややこしいなあと,疑問を抱かれた貴方は正常です.こういう時こそ.アメリカ型鉄道模型大辞典をごらんいただきたい.「ゴールデン・ウエスト・サービス」を読まれると理解できるのであります.
このボックスカーが新造されたのは1970年,そしてSPやSSW、D&RGWの経営が行き詰って,1990年頃にGolden West Serviceが貨車を買い取り,リースバックする資金援助を行った.その際,車体色をブルーとし,リポーティングマークに小鉄道のものを騙らせた.
そして1996年にSPやSSW、D&RGWをUPが併合すると同時に車両を買い戻し,リポーティングマークを旧に復した‥‥という経緯を念頭に置くと,次の表が理解できま〜す.

もちろん,Cのまま2000年以降も存在したものがあったわけ.そして,1974年以前の新造車に適用された40年ルールを加味すると,どれを買うかは,購入者の時代設定によるということ.結構,難しいんだよね.「イエロードット」は1978年で,「リフレクターテープ」は2006年以降だし‥‥.
GVSR: Galveston Ry., Inc. or Galveston R.R., L.P.
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