
中国からの輸入に対する10%の関税は,モデルも対象になるようだ.
Atlas Rescue Forumに発表されたJason Shronのコメントは難解だが,読み解いてみた.
カナダをベースとするRapido Trainsは,今まで米国の顧客に対してカナダを経由して商品を供給してきた.今後,顧客は受取時に宅配業者に追加で関税を払うこととなり,手数料が加わる.それはRapidoが関税を元払いすることで,通関手続きによる遅延を含めて回避できる.しかし,輸入原価ではなくて小売価格に対して課税されてしまう.
そこで,中国から直接,米国内へ輸入することとし,倉庫を手配中である.顧客への請求金額に関税分を含めたくない本心が見え隠れする.そりゃあ,手続き的には会計処理と併せて極めて煩わしい.もちろん,倉庫新設はRapido自体の運営コスト上昇に直結する.たぶん,カナダから米国への25%関税発動も睨んでいるのだろう.今までのビジネスモデルが揺らいでいる.
日本からの注文は.今まで通りカナダでいいのかな.
【追記】倉庫の場所はニューヨーク州バッファローで,4月初旬にオープン予定,責任者を募集する,とJasonが
Trainorders.comに投稿した.反応は「降雪」に関するものが多い.2025-03-04
posted by ワークスK at 17:24|
Comment(0)
|
掲示板代替 2022年−
|

|