No.136 【KATO】のジェットはこちら ワークスK 2012/06/25(月) 02:40:08
No.137 Re:GEのサイトにNYC Jet Car の話が掲載されています dda40x 2012/06/26(火) 23:17:19
No.138 【NYC Jet】誰がデザインしたのかは大問題! ワークスK 2012/06/27(水) 09:15:13
No.135 (修正済) 2012/06/24(日) 22:15:17
northerns484
GEのサイトにNYC Jet Car の話が掲載されています
以前この掲示板で話題になったと思うのですが、NYCのJet Carに関する記述が、このジェットエンジンを製造したGE(General Electric)のサイトに掲載されています。
Leaving on a Jet Train: How Don Wetzel Brought Train Travel into the Jet Age
NYCで開発に携わったDon Wetzel氏の記憶によった構成となっています。私が面白いと思ったエピソードだけかいつまんで紹介すると、
1) 183mphという記録は計測区間での速度で、実はその前に196mphが出ていた。
2) ジェットエンジンを使ったのは手段でしかない。もとの目的は高速列車を実現することで、5000馬力が出せ、安価で信頼性のあるエンジンとしてジェットエンジンを選択した。
3) 2台のエンジンの値段はあわせて5000ドルだった。
4) Jet Trainを作るのには30日しかなかった。
5) 商業デザインの仕事をしていた奥さんの助言により、エンジンの位置は当初の位置から前方に移された。前面のカウルもこの奥さんのデザインによるもの。
最後にDon Wetzel氏撮影(?)による、Youtubeのビデオが紹介されています。音がないのが残念ですが、ネタとなったBudd Carの車内がどうなっていたかななどがわかる、貴重な資料だと思います。
ちなみに、"Leaving on a Jet Train"というタイトルが何を意図しているのかよくわからず、ちょっと調べたのですが、これはJohn Denverの"Leaving on a Jet Plane"という有名な歌のタイトルをもじったものだろうと思われます。
No.136 2012/06/25(月) 02:40:08
ワークスK
【KATO】のジェットはこちら
本当に走ったんですね。
搭乗員が皆、ヘルメットを締めて、決死の覚悟?を感じさせます(笑)
カトーのNゲージ製品を取り上げたのは、ここでした。
No.137 2012/06/26(火) 23:17:19
dda40x
Re:GEのサイトにNYC Jet Car の話が掲載されています
興味深い話です。
ずいぶん昔のTMSに、アメリカ人の奥さんを連れた日本人のデザイナーがTMS編集部を訪ねたという話がミキストだったかに載っていたように記憶しています。それによるとこの車輌のデザインはその日本人による、という話でしたが…。
No.138 2012/06/27(水) 09:15:13
ワークスK
【NYC Jet】誰がデザインしたのかは大問題!

速度域にもよりますが、一般的には意外や意外、「B」ということになっています。
「A」だと、直後に渦が出来て、負圧になり、後ろに引っ張られる現象が起きるんですね。
「B」では、上手い具合に解消されます。
この時代の飛行機、例えばDC-3なんかを想像していただくと、先頭が丸くて、後部が先細りになっていますよね。これです。
初期に実用化されたマッキーンカーなんかは、実を言えば、後ろ向きに走るのに向いていたりします(笑)
で、NYCのジェットカーも、私は長い間、尖がった方が後ろだとばかり思っていました。それが、KATOの動画で反対向きだったので驚いたのですが、northerns484さんのコメントに、奥さんのアイデアとあって、納得していたのでした。
dda40xさんのお話の日本人デザイナーというのも、「デザイン」自体にいくつかの段階があるので、複数の人間が関与していることは十分に考えられます。
で、好奇心は、その人物がどの様な知識の持ち主か、という点ですね。ぜひ、TMSを読んでみたいものです。
【追記】次はカトー発売のNゲージ製品(第3次掲示板)。
