2006年10月14日

第4次掲示板 284-3 鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子

●No.284 鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子 dda40x 2012/12/24(月)
  No.287 Re:鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子 ワークスK 2012/12/25(火) 21:36:29
    No.292 Re*2:鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子 railtruck 2012/12/26(水) 02:53:25
      No.293 ノロの融点は約700℃ dda40x 2012/12/26(水) 11:48:10



No.284 2012/12/24(月) 11:16:38
dda40x
鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子
もう今は廃止されたベスレヘム・スティールでのノロ捨ての様子の動画です。
こんな悠長なことをしていたのでしょうかね。
http://www.youtube.com/watch?v=zhJF_hTJ2Rw



No.287 2012/12/25(火) 21:36:29
ワークスK
Re:鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子
見るからに危険な作業ですね。
作業員が装置を操作してから、実際の転倒が起こるまでに時間差があるのは、どういう仕組みなんでしょうね。
それと、最後にボコッと、固まったものが飛び出してくるのも、何か仕掛けがあるのでしょうか。
かつてウォルサーズ社が発売した3両セットが‥‥

No.292 2012/12/26(水) 02:53:25
railtruck
Re*2:鉱滓車(スラグカー)のノロ捨ての様子
> 何か仕掛けがあるのでしょうか。

クレーンから吊り下げた鉄の玉を、なべの底にぶつけているようです。

No.293 2012/12/26(水) 11:48:10
dda40x
ノロの融点は約700℃
鉄鉱石の中のケイ酸分(岩石成分)を石灰石から出来た生石灰と反応させてスラグ(大和言葉でノロ)を作ります。熔鉱炉の中で銑鉄は約1400℃で融けていてその上に浮かんでいます。銑鉄の融解温度は1200℃です。
ノロを出してこのような鉱滓車に積みます。融点が低いので保温もしていない開放型の車で十分です。密度も小さく水の2.5倍位です。この捨てている時の温度は、色から言うと800℃くらいでしょう。もうすでに容器の底は固まり始めています。ショックを与えて落としていますね。
アメリカではこのようなノロ捨ての場面は外から見えるところが多いのです。アイダホ州にあるモンサントのリン鉱山を見学に行った時も同じような場面を見ました。しかし、これは世界に名だたるベスレヘム・スティールですから、生産されるノロの量は莫大でしょう。こんなことをしていて追いつくのでしょうかねと言うのが私の疑問でした。だから閉鎖になったのかもしれません。





posted by ワークスK at 03:10| Comment(0) | 第4次掲示板ログ 2012年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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