2007年07月22日

第5次掲示板 202-2 【京阪】びわこ号復活プロジェクト

●No.202 【京阪】びわこ号復活プロジェクト ワークスK 2013/10/09(水) 21:05:55
  No.211 Re:【京阪】びわこ号復活プロジェクト 匿名希望 2013/10/29(火) 03:30:01
    No.215 Re*2:【京阪】びわこ号復活プロジェクト ワークスK 2013/11/13(水) 22:09:21


No.202 2013/10/09(水) 21:05:55 ワークスK
【京阪】びわこ号復活プロジェクト

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 寝屋川市駅の京都寄の改札(北改札口)を出たところに、大きな掲示がしてあった。寝屋川市が進めているびわこ号復活プロジェクトだ。
 寄付を募って電車を動くように改修する取り組み。目標金額が8千万円のところ、現在1千627万円余が集まっている。確か、この話が出たのは、ブログに「京阪びわこ号が連接車となった理由」を書いた頃だから、2011年9月。もう2年が経過したというのに、なかなか進まない。東日本大震災と重なったりで、全国的には注目され難い点があるのだろう。

 1980年と1996年の両方の保存修理を担当して、後者では耐久性に重点を置いたつもりだった。現状はどうなんだろう。屋外での放置だったら、17年は長いか。車内に木材が使われていたから、座席下にタイマー付の換気扇を設置して、1日に1時間程度回すようにと頼んでおいたのだが、無理だったか。

 車庫内で動かすだけなら、電気自動車のシステムをそっくりいただいて、3千万円くらいか。問題はブレーキで、コンプレッサーを積む必要がある。周囲への警告音も大事だ。
 車体の復旧が5千万円で、ちょうど8千万円。本格的に1,500ボルトで走らそうとしているのだろうか。


No.211 2013/10/29(火) 03:30:01 匿名希望
Re:【京阪】びわこ号復活プロジェクト

銅線の絶縁耐圧が低下している可能性があるので電装品関係は大規模なオーバーホールが必要でしょうね。
機械系の部品は回転部が主なので比較的容易に修復できるかもしれませんね。


No.215 2013/11/13(水) 22:09:21 ワークスK
Re*2:【京阪】びわこ号復活プロジェクト

アメリカでもちょうど、ビッグボーイ4014号機の話が持ち上がっています。
びわこ号を自分が担当したらどうだろうと考えてみると、これは本当に大変です。
運用当時は当たり前で存在したバックアップ態勢が無いのですから、悩みに悩みます。鉄道車両を動かすための仕組みは、ファンが想像する以上に広大で複雑なんですね。

仰せのように、電線の被覆や、モーター、リレー、接触器の絶縁物は寿命が尽きています。車体周りの艤装電線は2度の復元修理で無くなっているはずです。もちろん、当時の機器は劣悪だし、第一、現在は入手できません。最新式のものに取り換えた方が安価だし、メンテナンスフリーで信頼性があります。そして、どれもこれも、将来長期にわたって維持するなんてことは不可能です。

端的な例が電球です。タングステン・フィラメントのスワン型がいずれ手に入らなくなるのでLEDにしておかなければなりません。
電気動力系は、電動カム軸式を再現しないのであれば、なんとかなるでしょう。
機械ブレーキ部分、すなわちブレーキシリンダーからブレーキシューまでは、グリースさえ入手できれば可能です。ドラム缶1本分を確保しておけば100年はもちますか。
運転台のブレーキ操作弁からブレーキシリンダーまでの空気系は、弁はもちろん金属=黄銅の摺合せですから、最新式のゴム弁式に取り換えます。そして、すべて予備品を持ちます。

車軸軸受については、バビットメタルのプレーン軸受では、維持修理ができません。これはコロガリ軸受に交換しても、外観はそのままに従前の軸箱へ納めることができます。
車体がもし屋外に放置なら、窓枠などの木製で外気に晒されている部分は、この際、アルミ枠に替えます。塗装しておけば50年間は大丈夫でしょう。屋根のコーティングは17年経ったけれど未だ使えるはずです。外板塗装は、見栄えが大事なので、こちらは再塗装しなければなりません。

まあ、車庫内でウロウロするくらいの動態復元は出来ない事ではなさそうです。

それに引き換え、ビッグボーイはどうするんでしょうか。当然、本線のフルパワー走行のはずです。
ボイラーは言うに及ばず、弁類、軸受、ジョイント類は全て新製でしょうか。
一体、どれだけあるのでしょう。補機のほとんどはニューマチックです。
復元するだけで、ものすごい費用が掛かります。
タイヤの焼嵌めとか、専用の機械は残されているのでしょうか。
加えて、それを操作する技術者は存在するのでしょうか。
FEFとチャレンジャーを動かしているから、それなりかもしれません。

大きな心配は、いつまで動かすかということです。
1回こっきりでも難しいのに、これからずっととなるとエラいことです。

つまるところアメリカは、社会全体が金持ちなんでしょう。



続きは、第6次掲示板


posted by ワークスK at 18:02| Comment(0) | 第5次掲示板ログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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