2004年01月02日

アメリカ型鉄道模型大辞典【い】

イエロードット イコライザー イソプロピル・アルコール インシュレーテッド・ボックスカー 等々
 
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用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
イージーライン
EZ Line
images44X77CIM.jpgBerkshire Junctionというモデル・ショップが販売する、ゴムの様に伸びる素材で、レイアウトの電線に最適と謳う。0.003"と0.006"径があり、瞬間接着剤で固定する。MR誌1999年8月号p24および2011年10月号p47を参照。
 手芸店で入手できるオペロンゴム糸だという説がある(ブログ「マイルトレイン」)。この材質はポリウレタン弾性繊維で、デュポンが開発したライクラLycra、我が国では東レ・オペロンテックス社が製造する。Wikipedia英語版"spandex"
ワークスK
イースタン・カー・ワークス
Eastern Car Works Inc. Inc.
略称はECW。インジェクション・プラスチックの板キットで客貨車や台車を販売。1984年にGerard A. Ehrlen氏がペンシルベニア州Langhorneで設立。E&Bバレイより一部製品を引き継ぎ、2009年頃に廃業。スムーズサイド客車など他社が手掛けない車種が多く、工作派ファンに親しまれた。E&BバレイワークスK
イーストマン・ヒーターカー
Eastman heater car
1880年にWilliam E. Eastmanが開発した暖気装置付のダブルシースド・ボックスカー。ニューイングランドやカナダ東部のポテトを凍結することなく運搬するために、35ガロンの灯油keroseneを10日間、燃焼させるバーナーを床下に装備し、車体側面にはその名が表記された。1600両が1899年前後から1930年代まで使用されたという。RMC誌2013年4月号p85、NESL製HOキットの製品紹介、およびPRR車の形式図を参照ヒーターカーワークスK
イーズメント・カーブ
easement curve
トランジション・カーブと同義、緩和(かんわ)曲線。単に"easement"ともいう。緩和曲線ワークスK
イール・リバー・モデルズ
Eel River Models
1992-1998年に、HOスケールのプラスチック製、ビール運搬用インシュレーテッド・ボックスカーをキットおよび完成品で販売。"Eel River"はカリフォルニア州の河川(Wikipedia英語版)で、"eel"はウナギ(weblio辞典
 Rail Shop Inc.が製品を引き継ぎ。
レール・ショップワークスK
イエスタイヤー・モデルズ
YesterYear Models
HOとNで、インターマウンテンなどのモデルに独自の塗装とレタリングを施して販売したメーカー。MR誌では2002年7月から2005年2月号までの存在を確認。InterMoutainのHOおよびNのラインナップ。インターマウンテンワークスK
イエロー・カー
Yellow Cars
ロサンゼルス鉄道LARyのニックネーム。PEのレッド・カーに対して呼ばれる。ロサンゼルス鉄道 レッド・カーワークスK
イエロー・ジャケット
Yellow Jacket
1942年に流線型へ改造されたC&NWのパシフィック機4-6-2、2両の愛称。牽引したスムーズサイド客車に合わせて塗られたイエローとグリーンに因む。とれいん誌2013年5月号p99、PSC製品解説を参照。このカラーリングはディーゼル機やギャラリーカー、カブース等にも使われた。ただし、手持ちの蔵書に当該蒸機をこう呼ぶ記述を発見できず詳細不明。
 一方、Nashville Chattanooga & St. Louis鉄道のJ3-57クラス4-8-4(保存機あり)もイエローのラインで飾られ、このニックネームを持つ。Steam Locomotive dot Comを参照
 原義は、同様の体色を持つスズメバチ(weblio辞典)と考えられる。ちなみに"hornet"も同義
グリーン・ホーネットワークスK
イエローストーン
Yellowstone
1.米国ワイオミング州北西部にある国立公園の名称。間欠泉で有名。
2.車輪配置2-8-8-4の機関車の呼び名。ワイオミング州北部に路線を持つNP(Northern Pacipic鉄道)が自社のZ-5形にこの軸配置を採用した事にちなんで名づけた。
ローズバッド・コールyardbird
同上Wikipedia英語版Steam Locomotive dot comを参照ワークスK
イエロー・ドット
Yellow Dots
正しくはWheel Inspection Symbols(車輪検査標識)またはU-1 Inspection Stencilsという。
 FRA(連邦鉄道管理局)により1978年3月31日付で発令された規則で、Southern Wheel Company製の33"車輪使用車両について、危険品輸送を即時禁止するとともに、同年12月31日以降の全ての運行を禁止した。その確認のため、黒の12"角の中に白の6"丸という印を該当車両に、非該当の33"車両には白を黄とした印を各々表示することを義務付けた。この黄印は撤去を求められなかったため、以後数年の間、貼り付けられたままの車両が存在した。S.A. McCall氏の解説
ワークスK
イエロー・ボンネット
Yellow Bonnet
イクイップメント
equipment
鉄道車両のうち(機関車以外の)客貨車を指す。
戦前には機関車を含むと解釈される文書があるが、戦後発行された書籍では機関車が含まれていないように見受けられる。
鉄道会社によって解釈が異なる可能性もあり。
ローリング・ストックdda40x
イクストルーデッド・アルミニウム
extruded aluminum
アルミニウム押出し型材のこと。
1950年代以降、Oゲージのステンレス・コルゲート客車でこの製法が用いられることがある。
ワークスK
イクストルーデッド・フォーム
extruded foam
専ら押出発泡ポリスチレン(スチロール)を指す。堅く難燃性があるとして建材に使われ、他の製法によるものと区別するために淡い空色やピンク色に着色されている。スタイロフォームはダウケミカル社のブランド名。あるモデラーの測定によれば、ダウ製品の4'×8'×2"(1219×2438×51mm)で8.4ポンド(3.81kg)とのこと。Wikipedia日本語版を参照
 モデルではレイアウトの基盤として利用されることがある。MR誌1994年6月号p82、2012年7月号p56に事例。我が国ではジオラマのベース用などに各種寸法が市販されている。経年変化は無いとされるが、体重等を掛けることにより当然、凹む。
ポリスチレンワークスK
イグナイトロン
ignitrn
単極水銀整流器の一つ Wikipedia英語版を参照
 日本国鉄ED45 1(1955)、ED45 11(1956)、ED70(1957)など。NH EP-5(1955)、PRR E44(1960)【詳細調査中】
ワークスK
イコライザー
equalizer
鉄道車両の懸架装置において、車体荷重を各軸受へ均等に伝達する機構。日本語では、「釣合梁」あるいは「平均棹」の語が当てられる。主に固定軸間距離の大きな蒸機や電機において、レールの不整による軸バネ(板バネ)の損傷を防止する目的で用いられた。すなわち、板バネ自体の許容たわみ量が小さい点と、時代的にバネの耐久性が劣悪だったことによると考えられる。許容たわみ量の大きなコイルバネでは一般にイコライザーは用いられない。
 4-4-0の導入と共に普及した。ただし、路盤の強固なイギリスにあっては採用例が少なかった(かつ、バネの品質が高かった?)。TransPacific R.R.を参照

モデルでは、軌道の精度が実物よりも遥かに劣り、かつバネ系を十分に作用させられないため、車輪の追随性(集電性を含む)を向上させる目的で、その構造的な面白さもあってHO、Oゲージを中心に製品を含めて採用される。なお、Nゲージではフランジが高いために必要性が低いといわれる。またOゲージ以上での高速走行では衝撃を吸収しきれないことから、実物と同様にバネを主体とすることが推奨される。
リーフ・スプリング アメリカン ロンビック・イコライザー 3点支持 クロスイコライザー トランスバース・イコライザー ラジアル台車 エリプティック・スプリングワークスK
同上旅客車用ボギー台車では、トップ(・ストレート)・イコライザーと、ドロップ(・アーチ)・イコライザーとがあった。
 前者はCommonwealth Steel社が、1910年代に重ね板を軸箱上に設ける構造で採用し、また1920年代前半には、コイルバネを支持部分に設ける方式を製造した。【詳細確認中】
 後者は軸箱を結んだ弓形梁の中間をコイルバネで支える方式で、ダブルとシングルがあり、コイルバネの容量を増大させられるとして、アメリカのみならず日本でも多用された。軸箱上にコイルバネを置く方式(一名「タコ坊主式」)ではその高さに制約があるためである。2枚のイコライザーを用いるダブル・タイプ(写真)は厚鋼板からの切抜きが多く用いられ、1枚のシングル・タイプは木造車時代が厚鋼板切抜きで、鍛造品?は戦後に普及した。
 このイコライザーは副次的に、軸箱の前後動を拘束して1軸蛇行動を抑制する効果があるため、バネ下重量増大の弱点があるものの、アメリカでは1990年代までアムトラックの高速車両などで採用された。

米国の古い客車でイコライザーを排した例が2つあり、1つはPRRが1907年以降に採用したP70用(タコ坊主式)で、1920年代にはイコライザー式に置き換えられた。ボルスターの左右動緩衝をコイルバネに依るとも見て取れ、日本国鉄のTR23等のモデルとされるものの根拠未確認【調査継続中】。
 もう1つは1930年代半ばに出現のトリプル・ボルスター式(ウィング・コイルバネ)で、数年で消滅した。⇒[トリプル・ボルスター]

カトー製Nゲージのアメリカ型客車用の判別方法は掲示板を参照
トリプルボルスター台車 ナイストラム台車 スイング・モーション台車 蛇行動ワークスK
同上パンタグラフの2本の主軸を等角度で逆回転させるために設けられるリンク。
 菱形では、一般に反転させた2本1組で構成される。モデルで集電させる場合には設けることが推奨される。4節回転連鎖による近似的な等角速度運動であり、2本式とした場合には、それらの誤差を吸収する手立てを採る必要がある。実物ではチェーン等により厳密な機構となっている。
 下枠交差型パンタグラフでは、2本のイコライザーを交差させず、同方向に架ける場合が多い。主軸の回転角度が小さいために誤差が少ないためと考えられる。
クワドリック・クランク・チェーンワークスK
イシュー
issue
weblio辞典 雑誌の旧号を我が国で「バック・ナンバー」と呼ぶのは和製英語。彼の国では"back issue"という。ワークスK
イソプロピルアルコール
isopropyl alcohol
俗称をイソプロパノールといい、50〜70%水溶液が殺菌消毒に使われ、IPAと略記される。安全性情報(pdfファイル)
 モデラーには塗装剥離剤として利用される。カトー等が多用するABS樹脂において、プラスチック用ラッカーシンナーが樹脂の脆化を引き起こすのに対し、本品は塗料のみに作用して有効とされる。塗料は溶解ではなく遊離の形態をとるので極めて扱い易い。液温は高めが良いというものの引火に注意。長期の浸漬では樹脂が膨潤するという。
 最初にRMJ誌2001年10月号で91%を使う方法が紹介され、我が国の薬局で入手の100%近いもので再現できた(TransPacific R.R.「カトーの剥離」)。2004年頃からは日本のNゲージャーの間で、自動車のガソリン水抜き剤の一種に99%が含有として利用されるようになった。橋本孔明氏のサイトを参照。
 アメリカの家庭用洗剤"Pine-Sol"にIPAが含有され、剥離剤に使えるという話がある。【日本のマイペットでの調査が期待される‥‥】

小林製薬の「メガネクリーナーふきふき」は、和紙にIPAが含浸された商品で、モデルの窓ガラス拭きに最適。特にガラスの固定に用いてハみ出た木工ボンドを溶解除去できる。ただし、塗膜も若干溶けるので注意。TransPacific R.R.を参照
リムーバー ABS樹脂 ホワイト・グルーワークスK
いたずら機関車ちゅうちゅう
Choo Choo: The Story of a Little Engine Who Ran Away
4-8340-0004-4.jpgバージニア・リー・バートン(Wikipedia英語版)が1937年に自分の息子のために書いた(描いた)有名な童話(出版社サイト)。
 閑散路線で、各駅停車を牽引するのに飽きたアトランチック4-4-2のChoo Chooが逃げ出すが、跳ね橋を飛び越えるときにテンダーを落とし、あげくは廃線跡に迷い込んで最後はCity of Salinas(?)に助け出される、と言うストーリー。挿絵が正確なのには驚き(描いたのは、女性である著者ですゾ!)福音館書店刊の訳書題名は「いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう」
シティ・オブ・サライナeltnjohn
イダヴィル鉄道
Edaville Railroad
official site マサチューセッツ州ボストン近郊にある2フィート・ゲージの保存鉄道。TMS誌1997年3月号p91-94に訪問記 Wikipedia英語版ワークスK
イチフジ・モデル・ショップ
Ichifuji Model Shop
official site 1976年開業の大阪府豊中市にある模型店。阪急宝塚線豊中が最寄駅。アメリカ型に力を入れている。ワークスK
イックン,フレッド
Fred Icken
HOおよびOスケールで活躍したカスタム・ビルダー。イックン・ドライブの名で知られ、日本から輸入された初期のブラス製品の動力ユニット換装に腕を振るったという。RMC誌2006年6月号p106参照カスタム・ビルダーワークスK
伊藤剛
Ito,Go
1921-2014 TMS誌創刊当時からの常連寄稿者。専らOゲージを手掛け、独創的なギミックを盛り込んだ作品が多く、「アイデアのゴーさん」と呼ばれた。日本車輌製造に勤務したことから実車知識の解説もあった。アメリカ型では、KTM製品を利用した4-6-2や、置物転用の1番ゲージ4-4-0がある。名古屋模型鉄道クラブNMRCの創設メンバー。TMS誌2014年8月号p106に追悼文。雑誌掲載記事などの詳細はTransPacific R.R.を参照NMRCワークスK
イナーシャ
inertia
慣性、惰性のこと(weblio辞典)。

【評論】鉄道模型車両の速度制御においては、実感的な走行を目指して集電や駆動系の安定を図る工夫が重ねられてきている。その“実感的”こそが、“慣性を感じさせる”ことにほかならない。小さくて軽い模型が、実車の様な重量を感じる走行をなすことは、まさに醍醐味といえる。特に短編成、小型車では実現が難しく、これが可能となることは、小さな固定レイアウトでの運転が趣味の分野として確立する大きな要因になると考えられる。
DCC ジャックラビット・スタート スキュー・ワインディング フライホィール フリー・ローリング・ドライブ モメンタムAMTK223
イナーシャル・フィルター
inertial filter
気流中の浮遊粒子を比質量差を利用して除去する集塵機の一種で、その経路を急激に変化させて分離するもの。"inertial separator"、慣性フィルター、慣性力集塵装置などと呼ばれる。膜式の様な目詰まりが無く大風量の濾過に適する(ウィキペディア日本語版)。
 ディーゼル機等の主電動機冷却空気に用いられる強制通風式は、空気取り入れ口を車側上部に設け、フィルター、ブロアーおよびダクトを経て各主電動機へ供給する。EMD機では、ダクトがファイアマン・サイドのウォークウエイ下に設けられる。自然通風式でも主電動機に設けたファンにより通風し、その入り口にこのフィルターを置く。除去し切れなかった塵埃が主電動機内部に付着し、放熱性や回転子のダイナミックバランスを悪化させるので、定期的に気吹き作業が行われる。一方、高効率の同期電動機などでは冷却の必要が無く密閉される。
 エンジンへの給気はさらに微細粒子が膜式フィルターで除去される。ラジエターや発電抵抗器の冷却風経路との違いに注意。GP50機器配置図
ジェットワークスK
イナーシャル・フィルター・ハッチ
inertial filter hatch
内燃機関の吸気はフィルターで清浄化されるが、砂漠地帯など粉塵の多い地域を走る機関車の場合、短時間でフィルターが目詰まりする可能性があるので、一次ろ過として用いられているのがこのイナーシャー(慣性)方式。吸入された埃を含んだ空気が高速で180度ターンさせられると、重い埃は遠心力で大きな半径で回るため、その途中にある排気口から捨てられる。清浄な空気は中心付近から吸入される。軽い空気は半径の小さな回転が可能であるからである。EMDのSD40-2ではその排気口がキャブの後方の天井にあるのが見える。前方から見ると薄い台形に見える部分がそのハッチである。dust bin ともいう。dda40x
井上豊
Inoue,Yutaka
1913-1993 アメリカ型HO蒸機のスクラッチ・ビルダーとして知られる。TMS誌1967年11月号に発表されたC&OのH8は衝撃を与えた。TMS 78.6、78.8、79.7、92.11、別冊98.6、とれいん75.8などを参照。元名古屋模型鉄道クラブNMRC所属NMRCワークスK
イリー鉄道
Erie Railroad
一般には「エリー」と表記されることが多いが、鉄道模型ファンの間では現地音に倣って「イリー」とされる。weblio辞典を参照 アメリカ型を熱心に取り上げた"とれいん"誌が多用したためと考えられる。同社社名エリエイErieiに拘ったものか。
 19世紀半ばにニューヨークとイリー湖、後にシカゴを結んだ。成立や経緯は紆余曲折に富む。リポーティング・マークはERIE。1960年にDL&W(通称ラカワナ)と合併してELとなった。ウィキペディア日本版「エリー鉄道」を参照
スタルッカ高架橋 トリプレックス グールド ラカワナワークスK
イリー・ビルト
Erie-built
エリービルトとも表記する。Fairbanks-Morse社の製造したディーゼル機関車の系列。車体の製作と組立をGEのイリー工場(ペンシルベニア州)に委託したのでこう呼ばれる。A1A、3軸台車による2000HPで、1945-1949年にAユニット83両、Bユニット28両が製造された。Wikipedia英語版フェアバンクス・モース大塚集一
イリノイ・ターミナル
Illinois Terminal Railroad
ITRと略称。リポーティング・マークはITC。1937年にIllinois Traction Systemから改称された。1956年にクラス1の9鉄道が出資する共同体の支配下となって旅客営業を終了し、電化設備を撤去してディーゼル化の上、入換鉄道に特化した。1982年にN&Wへ併合された。参考書:Dale Jenkins著2005年刊"The Illinois Terminal Railroad,the Road of Personalized Servies"。American Rails.comWikipedia仏語版を参照
 一方、Illinois Terminal駅は1999年、イリノイ州Champaign市に開業した鉄道バス総合駅。
イリノイ・トラクション・システムワークスK
イリノイ鉄道博物館
Illinois Railway Museum
official site シカゴの北西89kmに位置する米国最大の鉄道博物館。"Rails Americana 1"p24-29 Wikipedia英語版ワークスK
イリノイ・トラクション・システム
Illinois Traction System
イリノイ州一帯のインタアーバンやストリートカーを統合して1904年に発足。クラス1相互間の入換鉄道の要素が大きかったため、1937年(1927年?)にIllinois Terminal Railroad(IT、ITR)へ改組された。独特のスタイルのB-B、B+B-B+B電機で知られる。マッキンレィ イリノイ・ターミナルワークスK
インガソール・ランド
Ingersoll-Rand
official site ディーゼル機の創成期に参入した鉱山用機器メーカー。1924年にGEと組んで60ton、300hp機を試作したのに続いて、Alco/GE/IRで1928年までに33両を製造した。Kalmbach社刊The Second Diesel Spotter's Guide、Wikipedia英語版を参照
 綴りからは「インガーソル」となりそうだが日本法人で「インガソール・ランド株式会社」が存在する。
ワークスK
インガルス
Ingalls
軍艦を中心とした造船会社Ingalls Shipbuilding Co. 第二次世界大戦後にディーゼル機製造を画策したが、1946年の1500hp機試作1両に終わる。試作機はGM&O鉄道に引き取られ、日本のファンには機芸出版社刊「鉄道車輛401集」に図面が掲載されたことで知られる。同社はNorthrop Grumman社の造船部門を経て現在はHuntington Ingalls Industries.として存続する。なお、1979年から82年にかけてカバードホッパー(4750 cu.ft.)を5千両製造してNorth American Car社を通じてリース会社に販売されたが、この部門はトリニティ・インダストリー社に売却された(らしい)。Wikipedia英語版などを参照ワークスK
インシュレーテッド・ホイール
insulated wheel
2線式の鉄道模型で用いられる絶縁車輪のこと。一般的には車軸近傍でのボス絶縁が採用される。絶縁を車軸で行なうものをスプリット・アクスルという。タイヤ絶縁は、金属製ロッドに対する絶縁処理が容易で、高トルクに耐えるという理由から、蒸機などの動力車で用いられる。スポーク車輪は、少量生産品では輪心部がロストワックスやダイキャストのタイヤ絶縁とし、量産品では輪心自体を絶縁性の射出成型プラスチックとされることがある。
 アメリカでは2線式の導入期から、普及品のトレーラーに車輪自体を絶縁性のプラスチックとすることが行われた。1937年にはベークライト(フェノール樹脂)、1940年頃にはテナイト(セルロール系熱可塑性樹脂)、1950年代前半にポリスチレン、1960年頃からポリアセタールが広く使われ、2000年頃に金属製へ移行した。トレーラー車両の在線を検知する目的で、絶縁部を特定抵抗値で短絡した輪軸がJay Bee社などから販売される。

我が国では終始、金属車輪だった。ボス絶縁のボスの材質はフェノール樹脂と考えられる。タイヤ絶縁には? 絶縁は片側だけ、いわゆる「片絶single insulated」で良いが、車体とカプラーが金属製のトレーラーではかつて、両側共に絶縁車輪、すなわち「両絶double insulated」とされた。
 先台車等の車輪が台枠に触れることによって起こるショートを防止するため、アマチュアの作品などにプラスチック一体車輪が稀に採用される。

絶縁車輪から集電する場合は、接触ブラシが設けられる。回転抵抗を少なくするためには車軸中心に近い部分を擦る方が良い。摩擦振動に注意。⇒[フリクショナル・バイブレーション]
 アメリカのOゲージ・トロリー・モデルでは架線集電として2線式を採用しないことが多い。⇒[トロリー・モデル]

実物では、都市近郊電車区間を走行する保線機械に適用例があり、終電から始発までの間の踏切作動の抑止目的で使用される。すなわち自動信号区間等では、2本のレールに電位差(多くの場合、交流)を設け、それを輪軸で短絡することにより車両の在線を検知をする仕組みとなっている。ウィキペディア日本語版「軌道回路」を参照
トラック ホイール フェノール樹脂、テナイト、ポリスチレン、ポリアセタール スプリット・アクスル コレクター・ブラシ トラック・サーキットワークスK
インシュレーテッド・ボックスカー
insulated boxcar
6面に断熱材を施工したボックスカーで、ドアをヒンジ式やプラグ式とし、ドア付近に“INSULATED”と表記されていることで見分けられる。我が国の保冷車に相当し、積み荷は野菜や果実、ビールなど。木材、ベニヤ合板は反り防止の目的。AAR分類ではボックスカー"XI"およびリーファー"RB" & "RBL"が相当する。前者にはスライディング・ドア付が存在し、後者は保冷能力が規定されている。1950年代初頭に、断熱材の進歩に伴い普及した。
 "insulate"は、「熱や音、振動、電気を遮断する」の意 weblio辞典
プラグドア リーファー ダブルシースド ビアーカー クッキー・ボックスカーワークスK
インジェクション・モールド
injection molding
プラスチックの射出成型のこと(図を含めてWikipedia英語版を参照)イギリスでは専ら"mould"と綴る(weblio辞典)。フラット・キャビティ・モールドワークスK
インジェクター
injector
蒸気機関車のボイラーに給水するのに、そのボイラー自身の圧力を用いてそれより大きな圧力を作り給水する装置。
水蒸気を噴射し、水を吸い込ませて混合すると、水蒸気は凝縮し熱水となり、高速で移動する。それをラッパ状のパイプ(ディフューザ)に通すと減速され、大きな圧力を生じるからボイラー内に押し込むことができる。缶圧そのものを用いるタイプと低圧のシリンダー排気を用いるタイプとがある。後者は水の移動距離が大きいことが必要なので大型である。インジェクタで給水するときは、水が加熱されるので、給水温め器が不要である。 
dda40x
同上「インゼクター」、「注水器」、"inspirator"ともいう。「排出器"ejector"(weblio辞典)」と混同しないよう注意。
 1858年にフランス人アンリ・ジファールによって発明され、可動部分が無く予熱が出来て停車中も給水可能などのメリットにより1900年までに普遍化。1920年代?にはシリンダーの排蒸気を利用するexhaust steam injectorが開発され、さらに生蒸気live steamと混合する方式が登場した。
 ボイラーの給水システムは安全上から独立した2系統が設備されるのが常で、1930年以降にポンプ式のフィードウォーター・ヒーターが普及した後もインジェクターが1基、併設された。

日本国鉄で制式化されたグレシャムGresham(英 1873年)以外に、セラーズWilliam Sellers(米 1860年)、モニターMonitor(?)、ハンコックHancock(?)、フリードマン(独)、Davie & Metcalfe(?pdf説明書)、エレスコElesco exhaust steam injector(米 Superheater Company)などがある。
 水槽水面よりも上に取り付けるリフティングlifting・タイプは寒冷地で採用され、水槽よりも下位のキャブ下に設けるノンリフティングnon-lifting・タイプは炎熱地と使い分けられた。
 国鉄C10に採用された重見式(長野工場長考案)は、右サイドのインジェクターを通った温水を加熱するもの。国鉄ではexhaust steam式は採用されなかった(?)"Guide to North American Steam Locomotives" p181、Kalmbach社刊"Cyclopedia Vol.1 Steam Locomotives" p14、国鉄編纂「鉄道辞典」p1597-1599、Wikipedia英語版(図版引用)など【調査継続中】
フィードウォーター・システムワークスK
インスペクション・カー
inspection car
巡察車と訳される。
古くは蒸気機関車のボイラー上に小屋をつくったりしたが、後に自動車を改造したものやガソリンカーを改造して視界をよくしたものが作られた。これらはレイアウト上のアクセントとなる小車両である。
現在のインスペクション・カーには客車を改造し妻板を一枚ガラスにして、その後ろに座席を少しずつ高くなるよう配置したものがある。これをstadium-style seatingという。
dda40x
同上inspection locomotiveの写真コレクションワークスK
インスル,サミュエル
Samuel Insull
1859-1938 シカゴを中心に32の州で電力、ガス、交通網を経営した大事業家。ロンドンに生まれ、1881年に渡米、トーマス・エジソンの秘書を務めた。鉄道ではシカゴおよびその近郊のノース・ショア、サウス・ショア、シカゴ・オーロラ&エルジン、それにシカゴ高架鉄道を傘下に置いた。これをインスル帝国と表す。1929年に始まった大恐慌で失脚した。Vintage Rails,Spring/1997、Wikipedia英語版を参照ノース・ショア サウス・ショアワークスK
インスルフログ
lnsulfrog
「エレクトロフログ」をみよワークスK
インセンティブ・パー・ディーム
incentive per diem
奨励日当の意。ボックスカー不足が深刻化した1970年代にICCが実施した政策で、相互直通貨車の保有経験が無い小鉄道(150マイル未満)の新造したXM車に限り、繁忙期である9-2月の6か月間の貨車使用料(運賃ではない)を増額するとともに、フリー運用を許可するもの(⇒[フリー・ランナー])。IPDプログラムという。1974-1981年に25,000両?がACF、PS、Berwick、Golden Tye、Paccar、Thrallなどで新造され、IPDボックスカーと呼ばれる。概ね70トン積み50フィートのプレートC、10'スライドドア、エクステリアポスト、ロールエンド構造で、他に40'車や60'車、16'ダブルドアもあった。高収益を謳うファンドに個人投資家が殺到し一大ブームとなったものの、不利益を被った大鉄道の圧力や需要の減退で1980年にICCは政策撤回を決定、車両は転売されて消滅した。ボックスカー不足対策では他にレールボックスが設立された。
 各車は荷主へのアピールで華やかなスキームに彩られ、モデラーには人気が高い。MR誌1987年11月号p111、Trains誌1978年9月号p22-26、1980年12月号p17 Trackside TreasureLionel社の解説、モデル・コレクション【要確認、詳細調査中】
レールボックス エクステリア・ポスト ノース・アメリカン・ボックスカー・プール ボックスカー スタガーズ法ワークスK
インゼクター
injector
「インジェクター」をみよワークスK
インターアーバン
interurban
米国で都市間を高速で結んだ電気鉄道のこと。通常電車が使用され1950年代まで各地に存在したが、モータリゼーションに押され現在は殆ど残っていない。「モータリゼーションに押され」の内容であるが、乗客数が減ったこともあるが「GMに買収されて即廃止」の憂き目に遭った鉄道も多い。ナショナル・シティ・ラインズ大塚集一
同上weblio辞典 "inter"は“間”の意の接頭辞、"urban"は“都市”で、併せて“都市間”の意であるが、専ら大都市とその衛星都市や郊外を結ぶものを指して“都市圏内連絡鉄道”の意味合いで用いられる。併用軌道への乗り入れの有無を問わず、低床式路面電車は除外される。“インタアーバン”とも表記し、1950年代に頻用された“インターバン”は誤りとされる。旅客輸送を電車のみによって運行し、貨物輸送が片手間だった鉄道について呼称され、PRRやLI、RDG等は該当しない。"intercity(weblio辞典)"は独立した都市圏を繋いでいく幹線鉄道や超高速鉄道の意味合いが強く、ニュアンスが異なる。無煙で高密度高速運転を都市部で行ったことに留意。アメリカでの最盛期は1910年頃とされる。Sotaro Yukawa氏による「アメリカ電気鉄道史 −インターアーバンの発展と衰亡−」を参照。Wikipedia日本語版は概念を勘違いしている(2015-07-18現在)ので英語版を参照。ラジアルカーワークスK
インター・アカネ
Inter-Akane
「アカネ」をみよワークスK
インターセプティング・バルブ
intercepting valve
"interceptor valve"、"intercept valve"ともいう。マレーなどの複式蒸機において、低速時に低圧シリンダーにも高圧蒸気を直接、送り込み、牽引力を倍加させるデバイス。一般に自動的に切り換わり、減圧作用をなす。2気筒複式では、高圧側死点位置での起動に必須。Catskill ArchiveSteamers【要確認】
 N&Wにおいては、本バルブの切替機構を改良してマレー機を1960年まで愛用した。Classic Power 3:USRA 2-8-8-2 Series
マレー トリプレックスワークスK
インターチェンジ・サービス
interchange service
鉄道にあっては、鉄道間を跨ぐ貨車の相互直通運行のこと。プール・サービスワークスK
インターナショナル・カブース
International caboose
International Car Co.(ICC)が製造したカブースを指す。スチール製のスタンダード・キューポラやワイド・ビジョン・タイプなどを製造した。MR誌1974年6月号p35-41を参照
ICCは1952年の創業で、オハイオ州Kentonに工場を構え、1975年にPACCAR社に吸収された。【要確認】
ワイド・ビジョン・カブース パッカーワークスK
インターナショナル・ホビー・コーポレーション
International Hobby Corporation
プラスチック製品の輸入業者。略称はIHC。MR誌への広告は1982年10月号から2009年2月号まで。Bernard (Bernie) Paul氏が1982年、AHM(アソシエーテッド・ホビー)の倒産後に立ち上げ、リバロッシやメハノ製品などを扱った。2010年、同氏の死去により廃業。HOC誌2017年第4号p32-38を参照
 MR誌2011年10月号よりIHC Hobby Texasが広告を出稿していて詳細調査中
アソシエーテッド・ホビー リバロッシ メハノ タイコワークスK
インターナショナル・ホビーズ
International Hobbies
official site カリフォルニア州Auburnのブラス・インポーター? 英国モノ、豪州モノも取り揃え【書き掛け】ワークスK
インターナショナル・モデル・プロダクツ
International Model Products
第1世代のブラス・インポーターであるInternational Models Inc.のブランド名。IMPと略称される。Louis Barnerr氏は、戦前に日本からの玩具や模型を扱っていた縁(MR誌1939年3月号p151広告?)で、終戦直後(1949年?)よりOとHOのブラスモデルを三成善次郎(Zenjiro Minari)氏を通じて輸入し始めた。当初は粗悪品の類で順次改良された。Oゲージはカツミで、ED16など日本型も多かった。HOのFTユニットは1954年、PFMと関係する以前の天賞堂が手掛けたという。MR誌の広告は1950年4月号から1958年3月号まで。氏の死後、2人の子息が跡を継いだが、数年後(1962年?)に廃業した。なお"Products"の綴りは、輸出用ボックスで単数形となっている場合が多い。RMC誌2008年1,2月号参照、オランダ・ファンのコレクションインポーター ニューワン カツミ 天賞堂 タカラ オキュパイド・ジャパン アトラス工業ワークスK
インターマウンテン
Intermountain Railway Company
official site Z、N、HO、Oスケールのプラスチック製品メーカー。Red Caboose等の製造を請け負っていたとか、アトラス社と関係があるとの噂があった。1988年に創業し、HOとOの貨車細密キットで評判をとった。2004年、Oゲージの金型はアトラスに売却された。製造あるいは扱うブランドは、Red Caboose、Centralia Car Shops、Tichy Train Group、YesterYear Models、Deluxe Innovations、Rokuhanなど。Walthers site "IM"または"IMRC"と略称される。"Inter Mountain"と空白を挿入しないことに注意。アトラス レッド・カブースワークスK
インターロッキング
interlocking
鉄軌道にあっては、1つの経路に1列車のみを通すために分岐器や信号機を機械的または電気的に鎖錠すること。
 インターロッキング・タワーは‥‥‥【書き掛け】
ワークスK
インターロッキング・カプラー
interlocking coupler
鎖錠連結器、あるいは組み合い連結器とも訳すべき自動連結器の一種で、貨車用。日本では使われていない。形は密着自動連結器(タイトロック式)に似ているが、密着作用を持たず、過大な連結器力によって起こる上下方向の抜け外れを防止したもので、タイトロック式のH型に倣い、連結部の左右に角(つの)、さらに下部にシェルフ(庇、棚)を有す。1947年にF型が開発され、1970年に危険物積載のタンカーで義務化された。さらに安全性を高めたものが、上部に庇を設けたシェルフ・カプラーSF型である。図は、The Car and Locomotive Cyclepedia 1984年版、ASF社の広告【クリックで拡大】。
オートマティック・カプラー シェルフ・カプラー タイトロック・カプラー ロータリー・カプラーワークスK
インダストリアル・モデルズ
Industrial Models
official site Oスケールのウェザリングされた車両をeBay経由で供給する。また精細なデカールを製造し、販売をハイボール・グラフィックスに委託している。ハイボール・グラフィックスワークスK
インチ
inch
長さの単位、1 inch=25.40mm、"in."と略記される。インチ以下の長さは、一般に5/8in.や17/32in.などと2の累乗を分母とする分数で表すが、0.450in.などと千分率とすることも多い。インペリアル・システム マイル ヤード フィート 100番ワークスK
インチ・ねじ
inch screw thread
「ユニファイ・ネジ」をみよワークスK
インディアン・レッド
Indian red
AT&SFが1958年からクッション・アンダーフレーム装備のボックスカーに用いた赤茶色。1986年以降は非装備車と同一のミネラルmineral・ブラウンに統一された。Wikipedia英語版【詳細調査中】ショック・コントロールワークスK
インパクト・カー
impact car
衝撃試験車の意。"impact test car"ともいう。片側全面を透明板としたボックスカーで、入換作業等での荷崩れについて研究、あるいは教育するための車両。透明の意から"transparent car"、使われるアクリル樹脂から"plexiglas car"ともいう。1952年にUPが導入したものが最初(写真はCar Builders' Cyclopedia 1953年版p443から引用)。ATSF、SP、Frisco、CNや日本国鉄(積付試験車ヤ90 1961年)でも建造された(UtahRails.netを参照)。
 モデルでは鋼球を用いたものを1962年にジョン・アレンが考案し、1979年にウォルサーズ社が製品化した(TransPacific R.R.を参照)。
アクリル樹脂 プレキシグラスワークスK
インパック・ピギィバック
Impack Piggyback
インパック・カー
Impack car
ITEL Co.の企画により、FMC-Gundersonで製造された軽量・連接構造のTOFC/COFC用フラットカー。
 サンタフェの"10-Pack Fuel Foiler"の設計・販売権をITELが取得し、1982年よりこの商品名で販売開始した。名称は"InterModal PACKage car"に由来する。
 中梁とタイヤ台のみの超軽量構造で、この構成は後年のSpine Carに引き継がれている。 
ユーザーにより4〜5連接で組成され、45ftまでのトレーラーが積載可能(後年48ftに改造したものもある)。少数であるが、コンテナ用が存在する。
 HOでは、Athearnから製品が発売されている。
スケルトンカー スパインカー フューエルフォイラーT.Shingu@D&GWP
同上Gunderson Book (pdf file 5.71M)p59、TransPacific R.R.(連接構造)を参照ガンダーソンワークスK
インペリアル・システム
imperial system
"imperial unit"ともいう。我が国では「ヤード・ポンド法」と呼び習わす(ウィキペディア日本語版)。英国と米国の差異に注意。ヤード ポンド トンワークスK
インペリアル・ホビー・プロダクションズ
Imperial Hobby Productions
official site N、HOとOでコミューターカーやストリートカー等のレジン・キットを発売ワークスK
インペリアル・モデルズ
Imperial Models
「アカネ」を見よワークスK
インポーター
importer
輸入業者、輸入元の意。専らブラス・モデルについて用いられる言葉。一般にdistributor(配給業者、卸売元)を兼ねる。MG、PFM、OMIなど。日本や韓国から見ると“輸出”となるが、我が国のモデラーもこう呼び習わす。
 Uncle Dave's模型店のサイトに同店が使う略称と存続年の一覧がある。
eltnjohn
同上【見解】ブラス・インポーターを4期に分けると、第1世代は1940年代後半から1950年代に手探りで日本のメーカーを育成しアメリカにプロトタイプ・モデルという概念をもたらしたIMPやMG。第2世代は、1950-1960年代に高度成長期を迎えた日本の中小企業の技術力を使い多品種を続々と供給してコレクションというジャンルを創り出したPFMやWSMで、1970年代以降は賃金上昇と円高によりメーカーを韓国に求めた。第3世代は、1970年代中頃以降に最初から製造拠点を韓国に求め、蒸機以外にも対象を大きく広げるとともに大量に供給したOMIやSSとすることができる。
 第4世代は1990年代後半以降のコーズなどで、韓国のコストアップとウォン高、それに中国でのマス・プロダクション製品の低価格化および高性能化により、ブラス・モデルは大幅な退潮を来し、マスプロ製品の対象とならないOゲージや1番ゲージ、さらに超ハイレベルな高級品を限定的に供給するようになっている。
 なお、第2世代を第1世代に含める見解が存在する。
ブラスモデル プロトタイプ ビフォーチャイナ サムホンサ コーズワークスK

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posted by ワークスK at 02:55| Comment(0) | 大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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