用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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オーシジョン・モデルズ Auscision Models | ![]() | ワークスK | |
オースティン,MB M. B. Austin | "オースチン"とも書く。第1世代のHOブラス・インポーター。MR誌での最初の登場は1937年11月号p432、ブラスの輸入期間は1956-1966年(Uncle Dave's模型店 1957-1961年との説あり)。メーカーに鉄道模型社、ミズノ等を使い、鉄道模型社製はシングルドライバーCPハンディントンが知られる(E.Nukina氏のコレクション)。UPの4-12-2、4-6-6-4、4-8-8-4や、PRRの4-4-6-2などの製作難度の高い大型機は12〜30台ほどの製造で、希少品とされる。HOseekerカタログ・コレクション | 鉄道模型社 水野製作所 | ワークスK |
オート・カー auto car | 「オートボックスカー」をみよ | ワークスK | |
オートガード Autoguard | ![]() なおSRは、同一構造の2軸4車体永久連結の石炭ホッパーも1965年に試作している。(Southern Railfan.net)⇒[トラフ・トレイン] | オートキャリアー | ワークスK |
オート・キャリアー auto carrier | 自動車を運搬する貨車やトラック、船舶、あるいはそのシステムを指す。 貨車は一般的に"Autorack"と呼ぶ。RMC誌1993年5月号p87-94によれば、1890年代末から1960年代がボックスカー時代。1950、1960年代がピギーバック時代。1959年から1970年代初期まではオープン・オートラック時代。1970年代から1980年代がスクリーン・ラック時代。1969年以降がエンクローズド・ラック時代と区分される。Walthers社1998年刊"America's Driving Force"、Wikipedia英語版(日本語版あり)、NSC社の解説(pdf)を参照 1970年前後に開発、試作された方式に、1968年Vart-A-Pac、1972年Stac-PacおよびAutostack、1973年Snap-Pac、Autoguard、1974年Safe-Pak(Safe-T-Pack?)およびRailPacなどを数える。Atlas Forum、Railwire forum、ファンサイト(pdf)等を参照 1990年代後半からミニバンやSUVの需要が増大し、3段積みを2段に改造したり、従来の車高19’を20’2”へ嵩上したものが出現した。 2車体連接式には、1990年代後半に登場したABLカーとオートマックスがあり、後者の車高は20’2”。3車体連接式にはスロール社がATSF向けに製造したものが存在する。2013年新造のマルチ・マックスとオートフレックスは2段と3段の切換機構を持つ。【詳細調査中】 HOゲージのモデル製品についてはTransPacific R.R.を参照 | オート・ボックスカー オートラック バート・ア・パック スタック・パック スナップ・パック セーフ・パック オートガード オートスタック レールパック ローデッキ ABLカー オートマックス マルチ・マックス オートフレックス 20-2ラック Q2 ユニレベル | ワークスK |
オートスタック AutoStack | 自動車を48'コンテナで運送する方式。1992年からTTXがグリーンブライアーで新造した。2005年、特許が更新されずに失効? RMC誌1993年5月号p94、ファンサイトpdf【詳細不明調査中】 | オートキャリアー | ワークスK |
オート・トレイン Auto-Train | MR誌1974年12月号p46-53に図面と記事。Wikipedia英語版を参照 | ワークスK | |
オートナー Ortner | 「オルトナー」をみよ | ワークスK | |
オート・パーツ・カー auto parts car | 自動車用の部品を組立工場へ運搬するボックスカーをいう。1960-1980?年代に運用され、60'(plate E)と86'(hi-cube)があった。固定された運行経路をmilk runと称した。 | ハイキューブ ミルクトレイン | ワークスK |
オートフラッド AutoFlood | Johnstown America社が開発したアルミ製の石炭運搬用オープントップ・ホッパー。FreightCar Amecica社時代になって"III"に改良された。鉄道ではCSX、BNSFが保有する。自動急速排出機構を備えると共に、ロータリーカプラーとした例がある。 "flood"は洪水、大水の意で、ジョンズタウン市の愛称の"Flood City"に由来?(weblio辞典、Wikipedia英語版) "II"のHOモデルをExactRail社(同社ページ)が発売する。 | フレイトカー・アメリカ ロータリーカプラー エグザクトレール ホッパーカー | ワークスK |
オートフレックス AutoFlex | UPが2013年に開発したスタンド・アローン式の自動車運搬車で、2段または3段に切換え可能。Railpictures.netを参照 | オート・キャリアー | ワークスK |
オート・ベヤー Auto-Veyor | ATSFがオートラックに付けたブランド名。情報室を参照【詳細調査中】 | オート・キャリアー | ワークスK |
オート・ボックスカー auto boxcar | ![]() 後年は一部が製材済木材運搬に転用された。 | オートキャリアー ボックスカー ダブルドア・ボックスカー エバンス ラウンド・ルーフ タートルバック・ルーフ マンサード・ルーフ | ワークスK |
オート・マックス Auto-Max | ![]() | オートキャリアー ガンダーソン グリーンブライアー ABLカー | ワークスK |
オートマティック・エアー・ブレーキ automatic air brake | 「オートマチック」とも書く。「エアー・ブレーキ」を見よ | ワークスK | |
オートマティック・カプラー automatic coupler | 「オートマチック」とも書く。「自動連結器」をみよ。 | ワークスK | |
オートモビル・カー automobile car | 「オートボックスカー」をみよ | ワークスK | |
オートラック autorack | ![]() 初期にはフラットカーとラックの所有を、TTXと鉄道会社に分ける事例が多かった。登場当時はオープン構造であったが、1970年代に始った搭載自動車の破壊や落書、部品盗難(バンダリズムvandalism)を防止するため、側面や妻面、屋根に、順次防護板が設けられるようになった。この形態をエンクローズドenclosedと呼ぶ。また、一般にはフラットカーとラックを併せて、オートラックと呼ばれる。とれいん誌1997年7月号p88-99(新宮琢哉氏)、MR誌1998年11月号p96-100、2007年7月号p24-26を参照 車輪径は一般に、2段式が33"で、3段式が28"。TTX所属車のリポーティングマークが、両者で区別されることに注意。ダブル・デッキ構造の最初の事例は1954年、Evans社が試作したオート・ローダー。 | オートキャリアー トレーラー・トレイン RAVEドア クラムシェルドア バンダリズム グラフィティ ナショナル・スイング・モーション台車 オートベヤー オートローダー | ワークスK |
オート・ローダー Auto-Loader | ![]() | オートキャリアー オートラック | ワークスK |
オーバーコート overcoat | 一般には衣服のコートや、保護膜のことweblio辞典 モデルでは、塗装やデカール貼り、さらにはウエザリングを行った後に、その上に塗布するクリア被膜をいう。グロスgloss、セミグロスmedium-gloss、マットmatteなどがある。アマチュアによるモデルの中には再溶解する水溶性塗料を使った場合があり、手に取るとベタベタするので注意。 | デカール マット ダルコート | ワークスK |
オーバートン Overton | ![]() また、GゲージではUSA Trains、OゲージではMTH、NゲージではArnold Rapidoが短い木造客車をこの名で販売した。 「オーバートン」は単に古風な言葉ということで選ばれたという説がある。 | ラウンドハウス オーバーランド | ワークスK |
オーバーナイト・サービス Overnight Service | ![]() とれいん誌1996年8月号p126にBeaver Creek製品のMount Vernon製B-50-24が紹介されている("50"は50トン積の意で、50'車は40'車の錯誤)。 この種の都市間輸送サービスは東部で盛んで、NYCのペースメーカー、PRRのマーチャンダイズ・サービス、B&Oのタイムセーバーなどがあった。西部では他にUPのチャレンジャー・マーチャンダイズ・サービス? | サザン・パシフィック LCLサービス ペースメーカー マーチャンダイズ タイムセーバー | ワークスK |
オーバーファイヤー・ジェット overfire jet | "over-fire air jets"ともいう。蒸機の火床上部にサイドから空気を吹き込む構造で、煤煙を減少させる効果があった。1940年代後半以降のC&O機やD&RGW機に装備された。 | AMTK223 | |
オーバーランド Overland | ユニオン・パシフィック鉄道が蒸機の車輪配置4-10-2に付けた呼称。一般にはサザン・パシフィックと呼ぶ。 | サザン・パシフィック | ワークスK |
同上 | モデル製品における50'木造客車のシリーズ名で、実車よりも短いショーティ。HOでラウンドハウス、Nではアサーンのブランドで、座席車、合造車、荷物車、展望車の4種類が販売されている。1880-1940年代に適合と謳う。 元来は、MDC=ラウンドハウス社が1971年に発売したHOゲージの"50' Pullman Car"シリーズ。1980年代後半(?)以降に、屋根終端を“カモノハシduckbill”形から丸形(bullnose end)へ変更した"50' Clerestory Overland Car"シリーズが併売されて、アサーン傘下となった後はこちらだけが残存し、呼び名は単に"Overland Car"となった。 またMDC時代には丸屋根がパーツとして別売されていた。カモノハシ形はサーカス・シリーズも存在した。掲示板を参照 | ショーティ オーバートン ラウンドハウス ダックビル・ルーフ | ワークスK |
オーバーランド・モデルズ Overland Models | ![]() メーカーには主力となったAjin(後にATM)の外、Dong Jin、JP Models、K&K Models、Kook Jea、MS Models、Rok Amなどを使った。ボックスカラーは当初、ライトグリーンだったが、2010年前後にブルーへ変更。2011年にはOverland Hobbiesの名で他社プラスチック製品を含めた通信販売部門を開設した。MR誌1992年1月号p119-123にアジンを含めた訪問記、とれいん誌1992年2月号に全14頁の特集がある。 | タワー55 アジン ムラマツ インポーター | ワークスK |
オーバーランド・リミテッド Overland Limited | ウィキペディア日本語版参照 | オーバーランド・ルート | ワークスK |
オーバーランド・ルート Overland route | ネブラスカ州オマハを起点としてシャイアン、オグデンを経てドナー・パスによりサンフランシスコに至る大陸横断経路を指す。 馬車による経路(トレイルという)は他にオレゴン・トレイル、サンタフェ・トレイルなどがあったが鉄道は勾配と曲線の点で制約が厳しくオーバーランド・ルートが最初となった。難所はララミー・シャイアン間の高地、グレート・ソルト・レーク付近のぬかるみ、そしてドナー・パスである。 このルートを走る特急はオーバ−ランドを標榜していた。 | ユニオン・パシフィック | dda40x |
同上 | シカゴ・オークランド(サンフランシスコ)間の直通旅客列車は、1869年全通時には運転されず【要確認】、1887年のオーバーランド・リミテッドが最初でMilw-UP-SP、1889年から66年間はCNW-UP-SP、1955年以降は再びMilw-UP-SPとなった。Wikipedia英語版を参照 貨物列車は、1983年のUPによるWP買収後、主にそのフェザーリバールートを使っていたが‥‥。【調査中】 [サクラメント] [ドナー・パス] [ルーシン・カットオフ]([プロモントリー]) [オグデン] [エコー・キャニオン] [ワサッチ] [アスペン・トンネル] [グリーン・リバー] [ララミー] [シャーマンヒル(ハーモサ・トンネル)] [シャイアン] [オマハ] [カウンシル・ブラフス] | フェザーリバールート | ワークスK |
オーバシーセールズ商会 Oversea Sales Trading Co. | 東京都世田谷区等々力、後に神奈川県川崎市で1960-2000年代初頭?に営業したアメリカ型鉄道模型専門店。英語名は推定。「オーバーシー・セールズ」ではないので注意。【詳細調査中】 | ワークスK | |
オーバル・オブ・トラック oval of track | レイアウト用語では、長円形のエンドレス線路を指す。ループ"loop of track"ともいう。一般に単円円弧と直線の組み合わせで、初心者向けトレイン・セットに添付されている。"endless"には“環状の”の意味があるものの、我が国で多用される起源は? | エンドレス | ワークスK |
オープン・カー open car | |||
オープン・トップ・ホッパー open-topped hopper | ごく普通のホッパー車。カバードホッパー車に対比させた呼称。 | ホッパーカー | dda40x |
オープン・フレーム・モーター open frame motor | ![]() サイコロ形をした磁石1個の磁力を軟鋼板を介して2極の界磁とし、その構造=フレームが開放しているのでこの名がある。界磁を電磁石としたユニバーサル・モーターも同一の構造を採り、同様に呼ばれることがある。 電機子は普及品が3極で、高級品は5極、中には7極(W-7s)もあった。その低い性能は、磁石やその成型技術が未発達だったことによるとされる。 TMS誌上では、電車や電機用のDV18Cなどをタテ型(一般に軸を立てて使うから)、蒸機用のDH13などを棒型と呼んだ。TMS誌1963年8月号p451、同年12月号p693を参照。後者をヨコ型、ピットマン型ともいう(アメリカ型鉄道模型用語集/Gゲージ鉄道模型・風雅松本亭)。図は「模型とラジオ」誌1964年3月臨時増刊号から引用。ここに当時発売品の寸法が示されている。 なお、このモーターの永久磁石を最新の強力なネオジムNeodymium磁石などに交換して性能を向上させる手法が存在する。Micro Markで販売するものはアルニコAlnico磁石に較べて10倍と謳う。 鉄道模型では車輪の転動による集電から12Vという電圧が採用されたが、スロットカーは摺動で6Vとできたとされる。そのスロットカーには、鉄道模型用の電機子巻線を変更して転用されたものがあった。また、カンモーターと同様に成型された2個の永久磁石を使うにもかからわず、通風冷却のためにアマチュアが露出しているものが存在し、同じくオープン・フレーム・モーターと呼ばれる。Wikipedia英語版"slot car" | ピットマン カンモーター ユニバーサル・モーター コアレス・モーター キドマイティ 永久磁石 スキューワインディング セレン整流器 | ワークスK |
オール awl | 千枚通し、突きキリ(錐)のこと(weblio辞典)。 | ワークスK | |
オール・アメリカン・トレインズ All American Trains | official site(海外からのアクセスをブロック?) ドイツのアメリカ型専門模型店,eBay store | ワークスK | |
オールディ・ハフ・ン・パフ Ye Olde Huff-N-Puff | official site 木製キットでHO、HOn3、S、O、On30ゲージの製品を製造販売する。過去のSilver Streak、Main Line、Sugar Pine、AC Modelsの各ブランドを継承している。雑誌初登場はNMRA Bulletin 1969年6月号p20。Walthers HOカタログへの掲載は1999年版まで。2003年に経営者が交代した(RMC誌2003年4月号p8)。 名称は、先頭の"Ye"は冠詞で"ジ"(weblio辞典)、"Olde"はオールディで"Old"(weblio辞典)、"Huff N Puff"は"Huff and Puff"で「空威張り」か擬音?。すなわち「古い汽車ポッポ」?‥‥【書き掛け】 | シルバー・ストリーク メイン・ライン・モデルズ | ワークスK |
オール・ドア・ボックスカー all-door boxcar |
製材済木材(lumber)などの運搬用として側面をすべてドアとしたボックスカー。"full-door boxcar"ともいう。 1960年代前半にSRがプルマン・スタンダード社に造らせたものは、ドアをシャッターとして全側面を一度に開放できる構造であった。HOモデルはAHM(後にバックマン)やAmbroidから発売。"ファンタジーボックス"を参照。 ![]() いずれも妻構造を強固なバルクヘッドとし、フラットカーと較べて、積み荷を梱包しなくても良いものの、自重は重い。1970年代末には製材品の運搬は、梱包フィルムの普及によりセンタービーム・フラットカーへ移行した。 他に1969年頃に試作された2軸車の"Mini-Max Railcar"がある。 | ランバー センタービーム・フラットカー ミニ・マックス・レールカー | ワークスK |
オールド・アンド・ウェアリィ・カー・ショップ Old and Weary Car Shop | 東部中小鉄道専門のHO木製キット・メーカー。2012年5月、official site消滅を確認。 | ワークスK | |
オールド・スクール old school | 「古いけれどまだ魅力的な」という意味の俗語。Eigo with Luke もちろん、モデルでも多用される単語。 | ワークスK | |
オールド・プルマン Old Pullman | official site(2016年1月消滅確認) O、On3、On30、G、#1のフレキシブル・レールや分岐器などを製造販売 | ワークスK | |
オールド・リベッツ Old Rivets | PRRのGG-1、139両のうち、最初に造られた4899号機、後の4800号機のニックネーム。ペンシルベニア鉄道博物館に保存。Wikipedia英語版 | GG-1 ペンシルベニア鉄道博物館 | ワークスK |
オール・ネイション All-Nation Line | シカゴで1940年代から続くOゲージの老舗。ラ・サール駅の近くにあった。現在は経営者が代っている。 アルミ製の貨車、客車も出していたが1952年に超精密ダイキャストのF-3ABを発売、これは今日でも十分な最密度を持つと評価できる稀有なキットである。 左右2分割のボディ・シェルを、片方逆ねじを切った連結ねじで締め付けることにより組み立てる。伝動装置はヘリカル・ギヤで一段落としたウォーム軸が軸距離可変になっており多機種に応用できるようになっていた。Bユニットは型が破損したので入手が困難になった。 | dda40x | |
同上 | 存続は1934−1982年。F-3は1947年にAtwater Models/GMCが発売し、1950年に金型をAll-Nationが買い取ったもの。アメリカ型資料室、Binns Road site、O Scale Resource2013年11-12月号p9-17を参照 2024年末に再開したウエブサイト | ジェネラル・モデルズ | ワークスK |
オール・パーパス・フラットカー all purpose flat car | コンテナまたはトレーラーを運搬できる設備を備えたフラットカーで、概ね89フィートとされる。1960年代末期に登場した。【要確認調査中】 | ワークスK | |
オールレーラー AllRailer | Wabash National社がATSF向けに製造した3段式自動車運搬車。【詳細調査中】 | ワークスK | |
オールレール・スイッチ all-rail switch | ポイントのフログ部では極性の異なるレイルが交差するので、絶縁物を介して成形したフログが市販のポイントには多く使われている。手製のポイントを作るなら、金属レイルで出来たフログをギャップで絶縁して、ポイントの開通方向に応じて極性を切り替えることができる。 このように全てのレイルが金属で出来ていて無電区間が全くないポイントを表題の様に呼ぶ。 | DCC フレンドリィ フログ・ジューサー | dda40x |
オア・カー ore car | 鉱石運搬用の小型ホッパ車の事。積荷の比重が大きいことや、既存の積み下ろし施設の寸法に合致させる、などの理由により、新しい車輌でも長さは26ft程度である。 | シロ/松本浩一 | |
同上 | ![]() 代表的な鉄鉱石用70-77トン積みオアカーの連結面間距離は24'で、幅と高さにより、"upper Michigan"タイプ(Milw、C&NW、LS&I)と、"Minnesota-Ontario"タイプ(DM&IR、GN、NP、Soo、CNR)とに区分され、これは取り降ろし設備のオア・ドックによるという。MM誌1994年9月号p63、Iron Ore Railroad、Industries along the Tracks 2 1980年頃?より100トン積みへ移行した。AARの型式ではホッパーカーに分類される。American-Rails.com "ore jenny"とも呼ばれる。"jenny"はメスのロバ、自動起重機、紡績機……(weblio辞典)。【理由不詳】 | タコナイト ホッパーカー | ワークスK |
オイル oil | 模型では「油」をいい、おおむね潤滑に用いる。 | グリース | ワークスK |
オイル・エレクトリック oil-electric | ディーゼル機関・電気駆動方式を指す。第1次、第2次世界大戦間に「ディーゼル」というドイツ語を忌避する風潮から呼ばれたという。ボックスキャブの機関車やドゥードルバグの自走車に採用された。ガソリン機関のものは、ガス・エレクトリックという。Wikipedia英語版 | ボックスキャブ ドゥードルバグ ガスエレクトリック プロヒビション(禁酒法時代) | ワークスK |
オイル・トラック oil track | 石油などの荷役に使う側線をいう。 | ワークスK | |
オイルド・トラック oiled track | レイアウトにおけるレールの集電性能を維持するため、レール頭頂面にオイルを塗る手法。スパーク等によるレールの酸化を防止し、牽引力の低下は寡少と喧伝された。MR誌1953年11月号p27、1955年1月号p27等で発表され、TMS誌1954年2月号p81ミキストで紹介された。掲示板を参照 レールの材質がブラスであるが故と解釈できる。 現在では輪重の軽いNゲージなどで接点復活剤を塗布することがあり、鉄道模型用として市販もされている。【書き掛け 調査中】 | レール レール・クリーニング ロコ | ワークスK |
オイル・バーナー oil burner | 石炭焚の機関車に対する用語。重油を燃料とする機関車を指す。重油の中でもグレードの低い物は常温では流動しないので、蒸気を通じて保温しテンダーの油槽に圧力をかけて噴射口まで運ぶ。 キャブ・フォワードではその輸送距離が長いため、圧力が高く油槽の補強リブが多い。 種々の理由により石炭焚を重油焚に改造することは多々あったが、BigBoyだけはその火室の巨大さゆえに断念された。炎の大きさには限りがあり、火室の一部だけが過熱されて故障が起きたためと言う。 | スモーク・デンシティ・ライト バンカーC重油 | dda40x |
オイルレス軸受 oilless bearing | 無給油式軸受の意。その材料をオイルレスメタルという。 模型のモーターなどに用いられるものは、銅合金系の焼結金属中にオイルを浸み込ませてあり、長時間給油せずに使用可能と謳う。かつてのKTM製DV18系はパッド付なので、時々の給油が必要と考えられる。現行のカンモーターやコアレスモーターは? なお、オイルレスメタルには、ステンレスやアルミ合金を用いるものや、固体潤滑剤を埋め込んだものがあり、複雑な形状を成型できるとして産業界では多用される。 | シンター | ワークスK |
黄銅メッキ brass-plate | 主に装飾に用いられ、電気メッキによる。防食の必要がある。ある個人のサイトを参照 | ワークスK | |
大滝製作所 Otaki Plastic Model | 1960年創業の日本のプラスチックキット・メーカー。1969年から1/50の国鉄蒸機や貨車を手掛けた。初期の一部はアメリカのAHMへ輸出された。1980年代の廃業後は金型がアリイ(マイクロエース)へ引き継がれた。RMM誌1996年8月号p52-55を参照。【詳細調査中】 | アソシエーテッド・ホビー | ワークスK |
オキュパイド・ジャパン occupied Japan | 日本が連合軍の占領下にあった1945年から1952年まで、GHQ(ウィキペディア日本語版)により、輸出製品に「Made in occupied Japan」と表示することが義務付けられた。ブラス製品ではIMPなどが該当し、品質的には廉価粗悪品の時代といえる(?) | インターナショナル・モデル・プロダクツ | ワークスK |
オキュパンシー・ディテクション occupancy detection | 線路上のある区間に列車が存在することを知る装置。CTCに必要な要素である。実物では2本の線路をまたぐ車輪が短絡することにより検出する。 二線式模型では実物どおりにすると、絶縁車輪に導電性塗料を塗る必要があって、面倒であるから、光による検出が多い。DCCでは、動力車、客車、カブースなどの通電を検知する。 | CTC | dda40x |
同上 | 実物における在線検知方式は、「トラックサーキット(軌道回路)」と「アクスルカウンター」をみよ。モデルのDCCについてはDCCWikiを参照 | DCC | ワークスK |
オグデン Ogden | UPオーバーランド・ルート上の要衝。ユタ州(Wikipedia英語版) | ワークスK | |
オスカー Oscar | ![]() | ワークスK | |
オズグッド・ブラッドレイ Osgood Bradley | Osgood Bradley Car Company マサチューセッツ州Worcesterに工場をおいた客車や路面電車のメーカー。1930年にプルマン・スタンダード社に買収された。PS時代に製造したアメリカン・フライヤーと呼ばれる軽量客車で有名。Wikipedia英語版、Builders of Wooden Railway Cars | アメリカン・フライヤー プルマン・スタンダード | ワークスK |
オックスフォード・ダイキャスト Oxford Diecast | ![]() | ワークスK | |
オドバルズ・デカールズ Oddballs Decals | official site MoPac辺りが得意なデカール・メーカー。1992年創業という。 | ワークスK | |
オハイオ・ゲージ Ohio gauge | |||
オハイオ・ブラス Ohio Brass Company | 送電線、集電装置、トムリンソン連結器、エマージェンシー・ホース・ブリッジ【詳細調査中】 | ワークスK | |
オハイオ・ロコモーティブ・クレーン Ohio Locomotive Crane | Trains誌1982年7月号p36-41【詳細調査中】 | ワークスK | |
オフィシャル・レールウエイ・イクイップメント・レジスター Official Railway Equipment Register | ![]() ファンには、その時点に存在した車両を知れると重宝され、復刻本、CD-ROM本が流通する。NMRA、およびWesterfieldの案内を参照 | リポーティング・マーク | ワークスK |
オフセット・サイド・ホッパー offset-side hopper | ![]() | ホッパーカー | dda40x |
同上 | 1936年に制定されたAARの標準設計車は、2ベイが50トン積、3ベイが70トン積で、50年代まで製造された。他に独自設計車やバラスト・ホッパーでも同種の構造が採用された。 上縁のトップコード部だけ内側とする理由は? | バトルシップ・ゴンドラ | ワークスK |
オブザベーション observation | 列車の最後尾につくいわゆる展望車のこと。 PullmanのHeavy weightでは、ラウンジになっていたり、ソラリウムになっていたりする。 Streamlineでは最後尾は丸くなっているもの、天井までガラス張りドームになっているもの、角だけ丸くしたものなどがあり意匠を凝らしている。 列車名を示す行燈(ドラムヘッド)をつけたり、ネオンサインが付いたものもある。 | ソラリウム、ドラムヘッド、ポダンク・スリーパー | dda40x |
オプティカル・センター・ポンチ optical center punch | ケガキ線の交点に穴開けのためのポンチ穴を打つのは、側面から見て行うのは困難である。 透明な軸の先端にある印を上から覗いて目的の位置に合わせ、台座を固定して透明軸をポンチに置換える。軽く打てば、狙った位置に正確なポンチ穴が打てる。 既製品は、ポンチ先端の角度が118°に仕上げてあり、ドリルの先端の角度と同じなので、ドリルが踊らず正確な穴開けが可能である。紹介記事あり | センターポンチ ドリルビット | dda40x |
オペラ・ウィンドウ opera window | ![]() | センタービーム・フラットカー | ワークスK |
オペレーション・ライフセーバー Operation Lifesaver | ![]() カナダ(official site)でも81年に取り組みが開始され88年には全加的に拡大された。 鉄道会社では、その標語やロゴを一部の機関車などに掲げる。【解釈:列車長が1マイルを越え、一旦踏切で停められると長時間待たなければならないので、無理をしてでも直前を渡ろうとする。また、貨車の側面には灯火が無く、夜間に踏切を列車が通り過ぎているのが判り難いので、側面へ突っ込む事故がある。そのために車体スソに反射板を設ける】 | リフレクター・テープ | ワークスK |
オマハ・オレンジ Omaha orenge | |||
オリエンタル・リミテッド Oriental Limited | ブラス・インポーターでサムホンサ、アジン、Dai Young、城南、花園を使って、HOとOゲージを供給。雑誌への広告掲載はMR誌1979年1月号を確認。2007年頃HP消滅【詳細調査中】 | サムホンサ アジン 城南 パワーハウス | AMTK223 |
オリオン・モデルズ Orion Models Co. | 籠谷文男(1932-1988)氏によるブラス・モデル・メーカー(漢字表記は kiy*****氏による)。東京昭島と八王子に工場を構えた。1969-86年にHO、HOn3ゲージ製品をNWSL、サイダム、CB、GHB、Hi-Coutry Brass、Fulgrex、フォムラス向けに製造した。Brass Modeler & Collector Jan.-March 1991を参照 籠谷氏はオリンピアから分離独立したとの説がある。 | カスタム・ブラス | AMTK223 |
オリジナル・ホイッスル・ストップ Original Whistle Stop,the | ![]() | コーチ・ヤード | ワークスK |
オリンピア Olympia Precision Models | 1960-1975年に存在した日本のブラスメーカー。Gem向けにその高級品路線であるルビーシグネーチャー・シリーズを供給したことで知られる。LMBへも輸出した。 | ジェム・モデルズ ルビー・シグネーチャー LMB サムホンサ | nkp |
同上 | 1964年に5種類のブラス・モデルを輸入したとされるメリーランド州ボルチモアの業者。Gemと同一視される。Brass Locomotive Checklist 1949 to 1969 p49 | ジェム | ワークスK |
オリンピアン・ハイアワッサ Olympian Hiawatha | Wikipedia日本語版を参照 | ワークスK | |
オルタネータ alternator | 交流発電機のこと。もちろん三相交流である。1960年代の後半から実用化された。 直流発電機に比べ構造が簡単でブラシを通る電流が少なく故障が少ない。また、回転数の変動による発電量の変化が少ない。トラクション・モーターは直巻電動機を用いているので直流のほうが効率がよく、電力用シリコン・ダイオードの実用化によりはじめて採用が可能になった。EMDで云えば、SD40-2などdash 2 とよばれる第二世代の機関車にこの交流発電機が搭載されるようになった。ちなみにDDA40XのAは、alternatorの頭文字。 | ジェネレイター,センティニアル | dda40x |
オルタネーティング・センター・リベット alternating center rivet | ![]() 【仮説】40'車で2−2.5米トンの軽量化は、外板のほか台枠や骨組みにもコルテン鋼を用いて成し遂げられたものか。中間リベット列は穀物バラ積み時の側構膨らめ圧力対策として間柱を増やしたのではないか。GN等の12パネル・ボックスカーと同じ目的ではないか。>>Rapido製品に関するコメント | コルテンスチール 12パネル・ボックスカー グレインドア | ワークスK |
オルタネーティング・リベット・パターン alternating rivet pattern | ![]() | ワークスK | |
オルダム継手 Oldham coupling | ![]() モデルでは、TMS誌1980年6月号p80-87に発表されたブフリ式(ED54)を模した機構が、この継手の変形と解せられる。 | ワークスK | |
オルトナー Ortner Freight Car Company | ![]() Rapid Discharge Aggregate Carという、100トンのコンクリート骨材を瞬時に排出するホッパー車を1970-80年代に製造したことで知られる。写真は、1972年製のFEC向け(The Car and Locomotive Cyclopedia 1984年版より引用)RMC誌2005年7月号p104にMicro-Trains製Nゲージ3-bayモデルの説明あり。 カナ表記はweblio辞典による。 | トリニティ アグリゲート | ワークスK |
オレゴン・エレクトリック・レールウエイ Oregon Electric Railway | オレゴン・エレクトリック歴史協会、American-Rails.com、ポートランド案内HP、Wikipedia英語版 | ワークスK | |
オレゴン・エレクトリック・レールウエイ博物館 Oregon Electric Railway Museum | official site 所在地はオレゴン州セイラム近郊のBrooks。私鉄屋雑記帳 Wikipedia英語版 | ワークスK | |
オレゴン・トレイル Oregon trail | ウィキペディア日本語版 | カリフォルニア・トレイル | ワークスK |
オレゴン・レール・ヘリテージ・センター Oregon Rail Heritage Center | official site 2012年にオレゴン州ポートランド市に創設された鉄道博物館。同市が所有する元SPのGS-4、4449号機や、元SP&SのE-1、700号機などを収蔵する。Wikipedia英語版 | ワークスK | |
オレンジ・エンパイア鉄道博物館 Orange Empire Railway Museum |
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オレンジ・ブロッサム・スペシャル Orange Blossom Special | SALが1926-1953年、NY−マイアミ間に運行した避寒列車。1938年に流線型化された列車を観たカントリーミュージシャンにより同名の楽曲が作られたことでも知られる(YouTube by Johnny Cash)。Wikipedia英語版 定期列車は"Silver Meteor"。オレンジの花は1909年以降、フロリダ州の州花。 競合するACLは"Florida Special"を走らせた。 | ワークスK | |
オレンジ・ブロッサム・ホビーズ Orange Blossom Hobbies | フロリダ州マイアミに1947年から2001年まで存在した模型店。ブラス・モデルの流通で知られた。スーベニア・モデルを参照 | ブラス・モデル | ワークスK |
オンス ounce | 重さの単位、oz.(ラテン語?のonzaから)と略す。1 oz.= 16 dr.(dram= 1.17718437 g) = 28.3495 g、16 oz.=1 lb. | ポンド,トン | ワークスK |
同上 | 液体容積の単位。米液用オンス U.S.floz 1 U.S.floz ≒ 29.5735 cm3。英液用オンス U.K.floz 1 U.K.floz ≒ 28.4134 cm3 | ガロン | ワークスK |
あ | か | さ | た | な | は ば | ま | や | ら | わ |
い | き | し | ち | に | ひ | み | り | 0−9 | |
う | く | す すな | つ | ぬ | ふ ぶ | む | ゆ | る | A−F |
え | け | せ | て | ね | へ | め | れ | G−O | |
お | こ | そ | と ど | の | ほ | も | よ | ろ | P−Z |
・用語名の並びは五十音順で、濁音、半濁音は後送りです。 ・用語の検索には左欄の「検索」機能が便利です。 ・ご意見や追加されたい項目がありましたら、コメント欄にお願いします。 ・当辞典に無い項目は、「ぬ」に列挙した他の辞典類を御参照ください。 |