用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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コーク coke | 日本語の「コークス」のこと。コークスは、ドイツ語koksから。コトバンク、Wikipedia英語版を参照 石炭とコークスは、薪(まき)と木炭の関係に似る。乾留により炭化度を高めたもので、炎や煙が出ず、酸素(空気)の供給によってコークス自体が発熱し安定的に大きな火力を生み出す。煤煙の少なさからイギリスでは草創期の蒸機で使用が義務化された? コークス製造時には有毒ガスが発生? 石油コークスを"pet coke"という。【調査研究中】 | ペット・コーク | ワークスK |
コーク・カー coke car | コークス運搬専用のゴンドラ。 コークスは見かけ上の密度が小さく、すなわちかさ高いのでゴンドラの上部に枠を延長して容量を増した。 製鉄所近辺で用いるのは当然のことだが、普通列車に併結して沿線各駅に暖房用のコークスを配送するための車輌もあった。これはゴンドラのサイドが一部開き、横付けした手押し車にコークスを落とし込む仕組みを持っていた。 | dda40x | |
同上 | ストックカーやボックスカーの屋根を取り払い、ホッパー構造の床を追加する手法で転用されることが多かった。また、専ら工業都市近傍の鉄道で運用された。MR誌1955年11月号p70 | ストックカー | ワークスK |
コーク cork | 「コルク」をみよ | ワークスK | |
コースト・トゥ・コースト coast to coast | "from coast to coast"の短縮形。「全国内津々浦々まで」という意味以外に、米国では「大西洋岸から太平洋岸まで」の意で用いられる。 | Z | |
コースティング・ギア Coasting gear | カツミ模型店製のO、OJゲージ蒸機用歯車装置の呼び名で、国内向けは1985年のC62、輸出向けは86年のUP、FEF2およびFEF3から搭載され、28:3のウォーム歯車とキャノン・コアレスモーターにより、スムーズな運転を謳った。とれいん誌85年8月号P106、P118および86年11月号p136を参照 サムホンサ社は同様の装置をコースティング・ドライブ Coasting Driveと称し、HOおよびOゲージの蒸機に搭載した。Key Imports、Fomras向けが確認されている。 "coast"は惰性走行の意(weblio辞典)。共に、大東孝司氏開発のフリー・ローリング・ドライブを商品化したもの。 | フリー・ローリング・ドライブ コアレス・モーター ブルー・ボックス カツミ サムホンサ | AMTK223 |
同上 | エフ・イー・エフ社のカタログ1990年版には、OJゲージのD51と9600が掲載されていて、「コースティング・ギア・システム」と書かれている。また、D51版では「コースティングドライブシステム」で、製造は「AJIN PRECISON」となっている。【引き続き詳細調査中!】 | ワークスK | |
コースターダイナミックス CoasterDynamix | official site バージニア州Elktonを拠点とし、実際に動作するジェットコースターのモデル・メーカー。 | ワークスK | |
コーズ Kohs & Company | official site 1997年?創業のOスケールを中心とするブラス・インポーター。George Kohsは当初Fine Art Modelsに関与。メーカーには韓国のSJモデルズ等を使う。販売は完全な直販、予約制。サイトでは製品化プロジェクトの進捗状況を詳細に伝える。 | SJモデルズ ファイン・アート | ワークスK |
コーチ coach | 客車(座席車)のこと。寝台車(Sleeper)、食堂車(Diner)、展望車(Observation)等と区別するときに言う。 | eltnjohn | |
コーチ・ヤード Coach Yard,The | official site ブラスインポーター、略称はTCY(自称)、またはCY。専らHOスケールでSP、UP、ATSF等の旅客列車編成モノを手がける。初出荷は1981年?(MR誌1981年4月号p14製品紹介)、メーカーはクマタ、サムホンサ、サムモデル。 | クマタ サムホンサ サムモデル オリジナル・ホイッスル・ストップ | ワークスK |
コーテン・スチール Cor-Ten steel | 「コルテン・スチール」をみよ | ワークスK | |
コーヒー・グラインダー coffee grinder | 一般にはコーヒー豆粉砕機。ファンのスラングでは、EMDのFユニットを指す。多重連が力行時に奏でる排気音が、当時のレストランなどで使われていた電動式コーヒーミルの音にソックリだったという。 モデルのディーゼル機における動力伝達で、タワー式のうち初段をスパーギアとしたものの騒音が大きいことを指して"coffee grinder"ドライブ、また採用したメーカーにちなみKumataドライブと呼ばれることがある。MRフォーラム | Fユニット クマタ | ワークスK |
コーリング・ステーション coaling station | 蒸機への給炭所、給炭設備の意。その規模は貯炭できる重量で表わされるのが一般的。またcoaling tower、bunkering facilities、あるいはcoal bunker、単にbunkerともいうが、後二者は蒸機自体の貯炭場所や、石炭運搬貨車を指すことも多い。 貨物としての石炭の積込設備は、coal loading facilities、あるいはbunkering facilitiesで、facilitiesと複数形を採るのが普通。 給炭所と積込設備の区分には曖昧なところもある。 蒸機自体のテンダーなどの貯炭場所から火室へ石炭をくべることはstokeという。 | コール・バンカー ストーカー | ワークスK |
コールバンカー coalbunker | 石炭庫、炭倉。"bunker"のみでも同じ意味を持つ。weblio辞典 | ワークスK | |
コール・プッシャー coal pusher | 炭水車の石炭をかき寄せるために空気または蒸気で作動させる装置。 斜面につけるタイプと底面を水平移動させるタイプがある。 | dda40x | |
コールベヤー Coalveyor | ACFが1979年に製造を始めたロータリーダンプ式の100トン積み石炭用鋼製ゴンドラ。1982年にCoalveyor IIとなった。その名は"conveyor"をもじったものか。 台車間に増量用の落とし込み、いわゆるバスタブbathtubを設けた。1960年代末にCPRが開発し、Berwick社等が製造したデザインで、中梁が無く、バスタブが大きく1本である点が特徴。Bethgon Coalporterは、中梁を設けバスタブを2本とした。 | カーダンパー ベスゴン・コールポーター | ワークスK |
コールポーター Coalporter | 「ベスゴン・コールポーター」をみよ | ワークスK | |
コーンフィールド・ミート Cornfield Meet | 正面衝突のこと。この言葉は駅から遠く離れた場所、往々にしてトウモロコシ畑の中のような田舎で起こることから来る。 トウモロコシ畑の中では見通しがきかない。適当に歩き回っていると、突然誰かに出会ってびっくりする。 列車の正面衝突は、双方が全く予期していない状態でぶつかるものである。その意味でもトウモロコシ畑という言葉を使う。 駅構内での衝突は、Headlight Meetという。 | dda40x | |
コーン・ベルト・ルート Corn Belt Route | ![]() | シカゴ・グレート・ウエスタン | ワークスK |
コーン・ポイント cone point | 円錐状の先端のこと(weblio辞典)。ピボット軸の先端形状などをいう。トウモロコシの意の"corn"ではないので注意。 | ポインテッド・アクスル | ワークスK |
コアレス・モーター coreless motor | ![]() 鉄損が無いために整流が良好で高効率、慣性モーメントが小さいために応答性がよい。磁力の吸引が無いために、電流が流れないときにはフリーに回転する。軽量でコッギングが皆無などの長所を持つとして、鉄道模型で重用される。ただし、高価格で、DCCにはサイレント・デコーダが必要、出力軸のラジアル方向強度が弱いものがある等という短所がある。とれいん誌2002年5-12月号連載を参照 MR誌での「コアレス」の呼び名の初出は、1977年11月号p19 WSM広告でキヤノン製。【書き掛け】 【疑問】コアのあるモーターの利点が不明。高トルクタイプには必須か? | キヤノン ナミキ マクソン ファウルハーバー フリーローリング・ドライブ スロットレスモーター | ワークスK |
コイニング coining | 硬貨を作るがごとく、被工作物を焼きなました上で硬い型を高圧で押し付け、凹凸をつくる技法。台車、煙室戸などを作るのに用いられた。 一回の操作ではあまり深く凹凸をつけることはできないので、焼きなましては押し付けるという操作を複数回行うと台車のリーフ・スプリングが大きく飛び出しているのを再現することができる。関水金属(現KATO)はこの技法で世界的に認知された。 日本ではドロップ・フォージングあるいは略してドロップとも言うが、アメリカではコイニングと言うのが普通。 | ドロップ・フォージング | dda40x |
同上 | ドロップフォージングの内、冷間鍛造の一種をいう。Wikipedia英語版 | ワークスK | |
コイル・カー coil car | 製鋼所から出荷される薄板を巻いたもの(コイル)を運ぶ車輌で、コイルの外形に合わせた受けを持つ。 積み下ろしのときは慎重に行わないと積み荷に傷が付き、外側の部分を捨てなければならない。1960年代から、その受けを廃して軟らかい材質に切り替えた。 | クッション・コイル・カー キャン・ストック・カー | dda40x |
コイル・スプリング coil spring | "helical spring"ともいう。一般的事項はウィキペディア日本語版を参照。コンパクトにもかかわらず、単位質量当たりの弾性エネルギー蓄積量を大として軽量化が可能。また重ね板バネや空気バネのような動バネ定数の上昇が少ない。横方向の弾性も利用可能で台車では揺れ枕装置を省略できる。なぜか我が国では右巻、アメリカでは左巻が多い。2重、3重とする場合は交互とされる。 モデルでは、所定の特性を持つものの設計と製作が難しく、自作されることは稀(終端成形ができない。加工硬化が起こる)。標準規格品や、特注品が用いられることがある。 シリコン・チューブが入手できなかった頃には、可撓継手としての市販品があった。また日米共に、2軸を連動させるスプリング・ベルトが存在した。 | ヤング率 リーフ・スプリング アーチバー台車 ナショナル・スイングモーション台車 フレキシコイル台車 フローティング・ボルスター | ワークスK |
コキング cogging | 「コギング」の誤読。内容については「スキュー・ワインディング」、誤読については「コッキング」をみよ | ワークスK | |
コギング cogging | 「スキュー・ワインディング」を見よ。誤読については「コッキング」で解説 | ワークスK | |
コダクローム・スキーム Kodachrome scheme | ![]() 結局、合併は承認されず、この塗装は一部の車両のみに終わった。Wikipedia英語版を参照。写真のモデルは架空。 | エクタクローム・スキーム | ワークスK |
コダマ Kodama | 日本のブラス・メーカーで、同一名で2社が存在した。Art of Brass Vol.1 p6-7を参照 古い方のコダマは、1951-53年に東京新宿に"New Rail"という名の店舗を共同で構えた児玉茂氏が創業し、メイソン・ボギー(1967、1969年)をクマタ向けに製造したという。なお同店は"Pacific & Hudson"という蒸機のOゲージモデルを販売した(酒井製作所と関連?)。 新しいコダマは、トビーとミズノの協力工場であった児玉隆重氏が創業し、TamalcoにHOn3蒸機、PFMにOn3のK-27を供給し、Fulgurex製品も手掛けた。 Kodamaの名は1973-1983年製を確認しているものの、両者の振り分けは出来ていない。全て後者の可能性が高い。(O:PRR T-1、P85BR(以上サニーサイド)、Ma&Pa 2-8-0、Little River 2-4-4-2、On3:SP/DRGW 4-4-0、RGS K-27、HOn3:WSM D&RGW C16、K27、C&S 4-wheel caboose等々)。WSM製品のラベルには"KODAMA SHISAKUSHO"。とれいん誌1977年7月号p12に「KODAMA CO. LTD」、1983年12月号p78に「コダマ模型」の広告あり。児玉茂、児玉隆重両氏の漢字表記はkiy*****氏による。 | サニーサイド PFM ランバート クマタ サカイ | ワークスK |
コッカーハム Douglas Cockerham | 「カッカーハム」をみよ | ワークスK | |
コッキング cogging | コッギング、あるいはコギングの誤読。促音「っ」の次の語は濁音とならない日本語の性質により、誤解が生じたという。内容については「スキュー・ワインデング」を見よ | スキューワインディング ビッグボーイ | ワークスK |
コックス Cox Trains | ![]() | アサーン | ワークスK |
コットン・ベルト Cotton Belt | ![]() | サザン・パシフィック | ワークスK |
コッフィン・フィードウォーター・ヒーター Coffin feedwater heater | [コフィン・−]をみよ | ワークスK | |
コテージ・インダストリー cottage industry | 家内工業。家族を構成員として自家の設備を使用し、家で営む小規模産業。Weblio辞典 「ガレージ・キット」は元来、和製英語。ウィキペディア日本語版「ガレージキット」 英語に"cottage manufacturer"および"backyard manufacturer"(裏庭製造業者)の語がある。 | ワークスK | |
コネクティング・ロッド connecting rod | |||
コフィン・フィードウォーター・ヒーター Coffin feedwater heater | Kalmbach社刊"Cyclopedia Vol.1 Steam Locomotives" p15-16 | フィードウォーター・ヒーター | ワークスK |
コミッティー・デザイン committee design | 1950年代後期にPRR、N&W、C&Oの3鉄道がcommitteeを編成して設計された貨車をいう。70トン3ベイ・ホッパーが知られる。 | アローヘッド・モデルズ | ワークスK |
コメット Comet | ![]() | ワークスK | |
コモドア・バンダービルト Commodore Vanderbilt | ![]() | ニューヨーク・セントラル、バンダービルト・テンダー | ワークスK |
同上 | ![]() | ワークスK | |
コモンウェルス・スチール Commonwealth Steel Company | 1901年創業の鋳鋼品メーカー。蒸気機関車の一体鋳造台枠などの大物を得意とした。1928年にGSCに吸収され、同社のコモンウェルス・ディビジョンとなり、またブランドとしてその名が使われた。(Wikipedia英語版)。GSCはボールドウィンとアルコという2大蒸機メーカーを親会社とした関係もあって機関車関係の製品は数知れず、客車用台車でも1930-1950年代にトップシェアを握った。【書き掛け】 | イコライザー ジェネラル・スチール・キャスティングス | ワークスK |
コモン・キャリアー common carrier | 公共交通機関である、鉄道、トラック・バス、船舶、航空機の事業者。weblio辞典 | ワークスK | |
コモン・スタンダード common standard | 各鉄道会社により決められた共通規格。Pennsylvania Railroad Common Standard、Union Pacific Common Standardなどは編集して出版されている。 それを見ると保線用のハンマーからポイントの構造、標識の字体、橋の規格、トンネルの寸法、砂利の敷きかたまで、微に入り細に亘って決められている。 ちなみに旧国鉄の規格はPennsylvania鉄道のCommon Standardのコピーおよび修整版であるという説がある。 | dda40x | |
コリア・ブラス Korea Brass Co.,LTD | ![]() ブラスは自社ブランドで供給か。プラレールも製造? "Model Korea Trading"?【詳細不明】 "Korea Brass USA" は2015年に設立された(?)コリア・ブラス製品を米国他で取り扱う販売拠点(official site) | ライオネル ブロードウェイ・リミテッド | ワークスK |
コルク cork | 発音は「コーク」(weblio辞典)。一般的知見はウィキペディア日本語版 粉砕コルクを板状に成形加工したものがシートやロールの形で供給され、鉄道模型ではレイアウトの防音目的で線路と基盤の間に敷かれることが多い。厚さと密度を適切に選ぶことが重要。ロール状のものは平らに貼ることが難しいともいう。「コルク道床cork roadbed」の名で肩部分を斜めに落とした断面形状の市販品は概ねNゲージ用が3-3.5mm、HOゲージ用は5mm。中央に切れ目を入れて曲線に対応する構造とされる。また、分岐器の形のものもある。 コルク道床の基盤への固定は接着剤による。線路のコルク道床への固定方法は釘やスパイク止めが一般的だが、長過ぎてコルク層を突き破り基盤に達すると効能が霧散するので注意。またフレキシブル線路では接着剤(床材用)も用いられる。 そのバラストに砕石などを固着すると防音効果が減じるとして、コルクの細粒が用いられることがある。 樹木としてのコルクの表皮そのものがコルク・ロックcork rockの名で市販され、レイアウトの岩肌表現に用いられる。 | ホマソート ロードベッド | ワークスK |
コルテン・スチール Cor-Ten steel | USスチール社が開発した対候性鋼の登録商標,後に普通名詞化. 耐食性corrosion resistanceと引張強度tensile strengthを兼ね備えていることを表す造語.Wikipedia-English 鉄道車両では客車やハウスカーの軽量化の他,塗料の剥がれやすいオープンホッパーに用いられた.溶接が可能であるが,初期にはリベット止めとされることが多かった.耐食性により腐食代を必要とせず高強度と共に薄肉化設計が可能となり,軽量化に結び付いた. | ボックスカー アメリカンフライヤー | ワークスK |
コレクター collector | ![]() 外側3線式は‥‥‥ メルクリンは‥‥‥ | ワークスK | |
コレクター・ブラシ collector brush | 集電ブラシのこと。"collectiong brush"、単に"collector"ともいう。weblio辞典 | インシュレーテッド・ホィール | ワークスK |
コロラド鉄道博物館 Colorado Railroad Museum | official site コロラド州デンバー郊外のゴールデンGoldenにあり、3フィートナローのコレクションで有名。Wikipedia英語版 20周年記念モデル | ワークスK | |
コロラド模型鉄道博物館 Colorado Model Railroad Museum | official site Greeley Freight Station Museumともいう。コロラド州はデンバーの北北東、50マイルのGreeleyにある。2009年に開館。レイアウトはHOスケールで、"Oregon,California and Eastern Railway"を名乗るが、同名の鉄道は1915-1990年に実在し、遠く離れたコロラドと何が関係するのか不明。設定は1975年秋、広さは60×96フィート(18×29m)。MR誌2008年12月号p62-70に紹介記事 | ワークスK | |
コロラド・レールカー Colorado Railcar | ![]() 2009年、事業はUS Railcar社に引き継がれたというものの詳細不詳。Wikipedia英語版 | ワークスK | |
コロンビア Columbia | 蒸機の車輪配置2-4-2の呼称。コロンブスのアメリカ大陸発見400年記念して1893年に開催されたシカゴ万博をWorld's Columbian Exhibitionと呼び、ここでこの名を付けた機関車がボールドウィンにより熱心に売り込まれたことに因む。ほとんどはタンク機。MR Cyclopedia Vol.1 p63,fan site、Wikipedia英語版を参照 | ワークスK | |
コンカリル Concarril | "CNCF"をみよ | ワークスK | |
コングレッショナル Congressional | |||
コンコー Con-Cor International LTD | ![]() 1980年代からHOでMP15やスーパーライナー客車などを製造したものの、誉められた出来映えでは無かった。1992年には製造を中国とし、さらに2006年からはエアロ・トレインやパイオニアゼファー、ハヤワッサなどの流線型を製造するようになり、出来映えが一新された。また、2012年?から、自社製品を含めてアサーンやBLI、Rapido、インターマウンテンなどを通販で扱うようになった。すなわち、JMCの事業を吸収したと推察される。 2011年等にブラジル・フラテスチ社の木造古典客車を販売しているが、パッケージでは中国製となっているらしい。Walthers site | JMCインターナショナル リマ ヘルヤン GHB カトー 篠原模型店 アソシエーテッドホビー(AHM) リリプット フラテスチ | ワークスK |
コンセプト・モデルズ Concept Models | ![]() | シュナーベルカー | ワークスK |
コンソリデーション Consolidation | 蒸気機関車の車輪配置2-8-0のこと。1866年に始めて製造された。命名は、当時Lehigh Valleyがいくつかの会社を統合(=consolidate)して発足したことを受けてのもの。米国では約23000両と、最も多く製造された形式である。Wikipedia英語版 | 大塚集一 | |
コンソリデーテッド・ステンシル consolidated stencil | ![]() 1966年にAARがCOT&S(Clean, Oil, Test & Stencil))という名のエアーブレーキ検査日の標記をInterchange rule 60で求めたものが最初。これは2室空気ダメ表面等に表示された。1972年以降の新造および改修車では、COT&Sなどの各種データを統合したコンソリデーテッド・ステンシルを車体両側面右下に求めた(縦21"×横19")。1974年からは様式が改められて全貨車に貼付を義務化(写真)。1983年以降は長方形を逆T字形に区切ったもので、COTSとIDT&S(In-Date, Test & Stencil)のみの記載となった。2016年に規則が終了した(落書き対策? ネット経由で情報を取得?)。MR誌2020年8月号p34、一カナダファンのサイト、hosam.com、Micro-Scale社のデカール一覧、Trains.com、TransPacific RR | AEIタグ グラフィティ | ワークスK |
コンダクター conductor | 日本語では車掌に相当。Wikipedia英語版 | カブース | ワークスK |
コンテナ container | 「コンテナー」の表記も多く用いられる。北米の鉄道で用いられるintermodal containerには、ISOコンテナとドメスティックdomestic・コンテナとがある。 ISOは、塗装されたスチール製で、20、40、45フィートがあり、世界中で流通する。海上コンテナともいう。1963年以降に規格化された。 ドメスティックは、アメリカとカナダ(メキシコは?)国内で流通し、アルミ製で28、48、53フィートがある。コンテナ・ファンのHP、Wikipedia英語版【書き掛け】 コンテナを荷台に搭載するとき、また2段に積載するときは、ツイストロック・コネクターtwistlock connectorと呼ばれる金具で固定する。 タンク・コンテナがダブルスタックやコンテナ船の下段に積載される理由は、サージsurge(or "sloshing"?)を避けるためという(MRフォーラム)。 | リフューズ・コンテナ パップ・コンテナ ツイストロック・コネクター シャシー リポーティング・マーク TOFC | ワークスK |
コンデショネイアー Conditionaire | ACFが1968年に製造したセンターフロー・カバードホッパーで、空調機を備え、外面には断熱材を吹き付けていた。NP(後にBN)とATSFが導入し、ジャガイモ等のバラ積み輸送に使われた。図面資料がNMRA Bulletin 1972年6月号、HOの作例がMR誌1988年10月号p74-79 | センターフロー | ワークスK |
コンバーチブル・カー convertible car | |||
コンバイン combine | 「合造車」と訳す。通常、旅客用の車両で半分が旅客搭乗用、残りが荷物用となった物を言う。 Gas-Electricを始めとする所謂Doodlebugは、殆どがこのタイプであるがあまりCombineとは呼ばれていないのは何故であろうか? | eltnjohn | |
コンパートメンタイザー Compartmentizer | ![]() | ローディング・デバイス | ワークスK |
コンパートメント compartment | Pullman の個室のうち洗面台、トイレット付きの個人用寝室を指す。トイレットは車内にむき出しで設置され、その上にクッションが被せてあるものが多い。 | dda40x | |
コンパウンド compound | 一般には混合、調合、複合の意(weblio辞典)。 我が国の塗装の分野に限っては、ペースト状の研磨剤(磨き用練り剤?)を指す。配合粒子の大きさにより仕上がりが異なる。英語では"polishing compound"という。 | ワークスK | |
同上 | 複式の意。蒸気機関compound engineでは多段膨張式をいう。蒸機では2段で、高圧シリンダから排出された蒸気をさらに低圧シリンダに送る。 | nkp | |
同上 | 複式蒸気機関では、始動時に装置全体に回転運動を与える必要から単式としての給気が行われた。単式と複式の切換にはスターティング・バルブ、またはインターセプティング・バルブを用い、保守作業のあい路となった。 給気と排気の圧力差が小さいほど蒸気機関としての効率は上昇するので、レシプロ式とタービン式の如何を問わず、スペース的に余裕のある船舶用や定置式では専ら3段が用いられる。ウィキペディア日本語版 | マレー ボークレン インターセプティング・バルブ | AMTK223 |
コンビネーション・カブース combination caboose | 「ドローバー・カブース」を見よ | ワークスK | |
コンビネーション・ドア・ボックスカー combination door boxcar | ![]() ランバー(製材済木材)等のフォークリフト荷役の便からダブルドアとなっているが、プラグドアを閉め切ると、残りのスライディングドアにより普通のボックスカーとして利用できる。TransPacific R.R.を参照 | ランバー ダブルドア・ボックスカー ヤングスタウン | ワークスK |
コンフォート・キャブ comfort cab | ワイド・キャブともいう。EMDがDDA40X、F45、FP45から発展させたスタイルで、専らCNRが採用したので、カナディアン・コンフォート・キャブとも呼ばれる。Wikipedia英語版を参照。 | ウィスパー・キャブ | ワークスK |
コンプロマイズ・カプラー compromise coupler | 「折衷連結器」の意。異なる方式のカプラー同士を連結するために装着するアダプターをいう。我が国では「中間連結器」と呼ばれる。NY港湾荷役用語集 日本の実例は風雅松本亭 雑誌を検索するとTrains誌1965年10月号p20をヒットするくらいなので、人口に膾炙した言葉ではないかもしれない。 | トランジション・カー カプラー・メート | ワークスK |
コンプロマイズ・ジョイント compromise joint | ![]() モデルでも製品化されたことがある。 | レール フィッシュ・プレート | ワークスK |
コンボ・カブース combo caboose | 「ドローバー・カブース」を見よ | ワークスK | |
コンポジット・シュー composite shoe | 「ブレーキ・シュー」を見よ | ワークスK | |
コンポジット・ホッパーカー composite hopper car | 戦時に材料が不足したので骨組みだけを鋼材で作り、木材を使用したホッパー車のこと。 ほかにゴンドラもこの方式で作られたものがある。 いずれも戦後、鋼板を使用して改装された。 写真のモデルは、Car Builders' Cyclopedia 1922年版p173に掲載されているStandard Steel Car社製を模していて、第1次世界大戦下に製造されたUSRA規格車。 | USRA | dda40x |
コンレール Conrail | ![]() | USRA ペンセントラル キャンオープナー ノーフォークサザン CSXトランスポーテーション OCS | ワークスK |
ゴースト・サイン ghost sign | 建物、特にレンガ造りの外壁面に直接、ペンキ描きされた広告。経年で薄れて見え難くなっていくことから、こう呼ばれる。"fading ad"、"brickads"ともいい、近年は歴史的な価値を見出されて保存の動きがある。Wikipedia英語版 モデル用にシール、デカールが販売される。T2 Decals | バーン・アド | ワークスK |
ゴート Goat | ヤギのことであるが、入換用機関車を指すスラング。のろのろと走るのでこの名が付いた。 | クリッター | dda40x |
ゴー・モデル・ワークス G.O. Model Works | ゴトウ・ハルゾウ(1920-87)氏が運営し、1962-84年に存在したブラス・メーカー。当初は千葉、後に秋田県羽後町に工場を構えた。略称はGOM。HO、HOn3、On3ゲージ製品をCB、Hallmark、WSM、PFM、サイダム、KK、Fulgrexに供給した。ツイン・コイル式のポイントマシンを手がけた。Brass Modeler & Collector April-June 1991を参照 | カスタム・ブラス | AMTK223 |
ゴーリィ&デフィーテッド Gorre and Daphetid | ![]() なおナローラインは、Devil's Gulch & Helengon R.R.(DG&H)と称した。Model Railroading with John Allen、MR誌1981年12月号p66-75など | アレン バーニー | ワークスK |
ゴールデン・ウエスト・サービス Golden West Service | ![]() | グリーンブライアー ガンダーソン | ワークスK |
ゴールデン・グロー golden glow | ヘッドライトに黄色の保護ガラス、または反射板を用いたヘッドライトの通称。戦前?の鉄道車両や自動車に使われた。当初はH. C. Fry Glass Companyの登録商標だった。主にウランガラスを用い、短波長光線をカットして視認性を高めたものという。「ウランガラス同好会HP」 | MVレンズ パイルナショナル | ワークスK |
ゴールデン・ゲート・デポ Golden Gate Depot | official site | ワークスK | |
ゴールデン・ステート・モデル・レールロード・ミュージアム Golden State Model Railroad Museum | official site カリフォルニア州Point Richmondで1万平方フィート(280坪)の中にO、HOおよびNスケール・レイアウトを展開。1933年発足のEast Bay Model Engineers Societyが建設、運営。2009年4月に公開された。"Golden State"はカリフォルニア州の愛称。 | ワークスK | |
ゴールデン・スパイク・センテニアル・リミテッド Golden Spike Centennial Limited | ![]() | ワークスK | |
ゴールデン・スパイク・タワー Golden Spike Tower | ![]() 同ヤードについては、トレインズ誌1995年11月号p88-95の解説に、"the world's largest railroad yard"とある。 | ユニオン・パシフィック | ワークスK |
ゴールデン・タイ Golden Tye Corp. | サウスカロライナ州ピケンズにあった貨車メーカー? USRM(エバンス)やBFF、PSの協力工場として1974-1979年にレールボックスやIPDボックスカーの製造(組立?)を行った。Railway Car Builders of North America | エバンス バーウィック・フォージ | ワークスK |
ゴールド・ボンネット Gold Bonnet | 1960年2月にATSFがPA-1 53L号機に施したスキーム。客車4両と共にGEの"Golden Values"キャンペーンという宣伝の為にカリフォルニア州南部を数週間にわたり巡回したという。 | ウォーボンネット | ワークスK |
合成ゴム系接着剤 synthetic rubber adhesive | 単に「ゴム系接着剤」、"rubber cement"ともいう。クロロプレン系、ニトリル系、スチレン・ブタジエン系などがある。モデルでは専ら家庭用のクロロプレン系が使われる。アメリカではウォルサーズ社の"Goo"等が該当する。初期接着力が強く、塩化ビニル製の窓ガラスや切抜きナンバーなどの貼付けに希釈して用いられる。ポリスチレンに対しては,母材を侵す溶剤を貼付前に充分に揮発させる必要がある。(空気に触れると?)経年で柔軟性を失うので注意。【書き掛け】セメダイン社のサイトを参照 ペーパー車体での貼り合せに3Mスプレーのり77の使用事例がある(ヒノデ・モデル)。 | グー | ワークスK |
ゴベルナドル Gobernador | 「エルゴベルナドルEl Gobernador」を見よ | スタンフォード | ワークスK |
ゴライアス・クレーン goliath crane | 門型移動クレーン(weblio辞典) 鉄道にあっては橋梁の組立、架橋に用いられる。「ゴライアス」は旧約聖書に登場するゴリアテに由来。国鉄編纂「鉄道辞典」のゴライアス起重機の項 | ワークスK | |
ゴン gon | "gondola"の短縮形 | ワークスK | |
ゴンドラ gondola | 無蓋車のこと。いわゆる「トキ」などに相当する車種である。 | シロ/松本浩一 | |
同上 | Ian Cranstone氏のAAR分類解説参照。我が国では底部と妻部が一体でサイドがアオリ戸となっているが、アメリカではサイドが底部と一体の構造部材となっているものがほとんど。また、妻板を内側に倒して長尺物を積載するドロップ・エンドや、これを外側に倒しダンプカーのように車体を傾けて排出するウッドチップ・ゴンドラ、底がヒンジで開くドロップ・ボトムもある(MR誌2009年12月号p52-57にモデルを含めた解説)。近年の石炭輸送では、アルミ製のゴンドラをロータリー・カーダンパーで車体ごと引っくり返して積荷を降ろす方式が採用される。 なお"gondola car"とも記されるが、一般的に「ゴンドラ」だけで無蓋貨車を意味する。weblio辞典 | ドロップ・エンド ドロップ・ボトム・ゴンドラ バトルシップ・ゴンドラ ミル・ゴンドラ ウッドチップ カーダンパー ロータリーカプラー | ワークスK |
ラベル:コンテナ