2004年01月11日

アメリカ型鉄道模型大辞典【さ】

サーカス・ボックスカー 酒井製作所 サムホンサ サンド・タワー ザマック 等々

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用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
サーカス
circus
欧米ではサーカスがモデリングの一ジャンルとして確立し様々な製品が流通する。サーカス団は移動手段として特別列車を仕立てることが多く、1970年代にMDCなどがHO製品を手掛けてブームとなった。MR誌1946年5-6月号、1972年1月号、1976年10月号、2006年6月号、RMC誌1970年9月号、MRG誌1991年1月号-1992年1月号に記事がある。また、1990年頃にウォルサーズ社が売り出したシリーズは、ウィスコンシン州Barabooの"Circus World Museum"(official website)所蔵品のモデル化とされる。Wikipedia英語版"circus train"カームバック社の索引Walthers社の商品検索を参照。2017年廃業のRingling Bros.については掲示板

自動車運搬用フラットカーを何両か連ね、車端から順次自動車を自走により積み込む方式を "circus style"と呼ぶ。
ケリー,エメット オートラックワークスK
サーカス・シティ・デカールズ
Circus City Decals & Graphics
official site 特製デカールのメーカー。ワークスK
サーカス・スキーム
Circus scheme
"Circus paint scheme"ともいう。WMが1954-1969年にディーゼル機とカブース(写真)に採用したカラーリング。The Alphabet Routeを参照ワークスK
サーカス・ボックスカー
circus boxcars
GNが1956年、新しい貨車スキームの決定に際し10両の40'ボックスカーに異なる意匠を施して披露したものをいう。その派手さゆえ従業員から"Circus Cars"と呼ばれた。GN鉄道ファンのサイトワークスK
サーキュレイション
circulation
(雑誌の)発行部数(単数形で、weblio辞典)。予約購読部数は"subscriptions"ワークスK
サージェント・エンジニアリング
Sergent Engineering
EC87s.gifofficial site(2022年8月消滅確認) 1999年創業のHO用のカプラー・メーカー。TransPacific Vol.153、MR誌2013年10月号p32-35を参照ワークスK
サーチライト・シグナル
searchlight signal
164_32.jpg鉄道信号のうち、色灯式の一種。アメリカの一般鉄道では1980年代まで主流。電球が一つで、各色のフィルターを入れ換えることにより現示を変える。日本等で一般的な複数の色灯を用いる色灯灯列式などは、電球の後部に反射材を置くと、無点灯の灯色が太陽光や前照灯により幻影現示する恐れがあるが、この方式ではそれがない。よって、省電力が求められるバッテリー電源の線区で多用された。また、フィルターはフェールセーフで停止現示となるなど、腕木式信号機semaphore signalと相通じる。Wikipedia英語版、鈴木嶺夫著1951年刊「アメリカの鉄道信号」p49、図はTrains誌1945年7月号39より引用(クリックで拡大)【書き掛け】

 この方式の信号機は、列車運行が途絶える時刻帯には消灯する(?)
セマフォーアー・シグナルワークスK
サード・レール・グラフィックス
Third Rail Graphics
アサーン等のモデルに、クラブ向けなど、顧客の注文に応じて塗装、レタリングを施して販売したメーカー。MR誌の広告は1991年5月号から1996年6月号までを確認。ワークスK
サイコウッド
cycowood
商業的に試作品や木型を作るときに用いられるブロック状の素材。"chemical wood"ともいう。アクリルやABS、木材など、様々な材質が混合されて均質で硬度があり、かつ切削しやすい。高価で入手しにくく、アマチュアにはほぼ無縁。ワークスK
サイズ
size
縮尺率のことである。
例えば実物の1フィートが1/4インチになるように作られた模型は1/48サイズである。
しかし、HOサイズという表現もよく見かけるし、1/48スケールという表現にも出会う。どちらも許される時代になったのかもしれない。
スケールdda40x
サイダム
E. Suydam & Company
「スイダム」とも書かれる。1951年から1976年頃まで存在したブラス・インポーター。Edward Suydam氏の創業で、当初はストラクチャー・キットを手がけた。1956年にHOスケールのトラクションを輸入し始め、メーカーにTsubomi、Toho、Orion、Takada、Go Model等を使った。RMC誌2004年6、7月号参照。ストラクチャー・キットはキャンベル社へ譲渡された。ツボミ キャンベルAMTK223
サイディング
siding
167_5.jpg側線を指す。本線に比べやや低く敷かれているので、誤って本線に列車が流れ出しにくい構造になっている。
天賞堂で売り出されていた側線用の道床付ポイントがターンアウトとサイディングであったことから、ポイントの種類と勘違いされることが多い。(図は「模型とラジオ」誌1964年3月号増刊) 
ホールdda40x
同上線路の範疇では、走行線路に接続して、車両の留置、荷役、入換marshallingなどに用いる側線や、列車の退避線をいう。走行線路や他の側線に両端が接続しているものをループ、一端が接続してるものをシングルエンド・サイディングまたはデッドエンド・サイディング、短いものをスタブstabと呼ぶ。
 優先順位の高い列車を退避したり、反対方向から来る列車と交換するために用いるものはパッシングpassing・サイディング、なかでもループでないものをレフージrefuge・サイディングという。Wikipedia英語版
スパーワークスK
同上建物の外壁に使われる下見板を指し、clapboard、またはbevel siding、lap siding、weatherboardと呼ばれる。雨水の浸入を防ぐ目的で、専ら横張り。Wikipedia英語版コトバンクweblio辞典

車両の側面に用いられる羽目板を指す。siding boardともいう。建物用と比較して幅が狭く、表面が平面で筋だけが露出する。継目断面は凸やLの形をなし、概ね内壁が横羽目で、外壁は縦(竪)羽目。屋根や床にも使われる。コトバンク日曜大工お助けマン【探索中・書き掛け】
アウトサイド・ブレースド ダブル・シースド タングド&グルーブドワークスK
サイドウォーク
sidewalk
(米国で舗装した)歩道をいう。英国では人道(pavement)を指す。weblio辞典ペーブメントワークスK
サイド・スライダー
Side-Slider
「オールドア・ボックスカー」を見よワークスK
サイド・フィラー
side filler
"filler"は、埋めもの、充填材の意。weblio辞典 ボックスカーやリーファーのローディング・デバイスの一種で、側壁面を可動式として積荷との空間を充填する装置をいう。ローディング・デバイスワークスK
サイド・ベアラー
side bearer
ボギー台車にあっては側受のこと。ボルスタレス台車には存在しない。
 実車では一般的に、車体重量は全て心皿が負担し、側受は隙間を空けないものの荷重を受けない方式が採用され、それをノーギャップ・ノーロード"no-gap no-load"という。一部に10mm程度の隙間を空けるものがある。
 アメリカの貨車ではローリング時などにボギー回転を妨げないようローラーで支えるものも多いが、単なるスリ板としたものも存在する。
 荷重を負担するものは「蛇行動」を参照

モデルでは、【書き掛け】
センタープレート スリーポイント・マウンティング 蛇行動ワークスK
サイバー・マンデー
Cyber Monday
米国での収穫感謝祭(11月の第4木曜日)の次の月曜日をいう。オンライン・ショップでの売り上げが急増するとされる。2006年から一般に使われ始めた。サイバー・ウィークなる語もある。ウィキペディア日本語版
ホリデーシーズン ブラックフライデーワークスK
サイミントン台車
Symington Truck
ベッテンドルフ台車から進歩した鋳鋼製台車。
ローラーベアリングタイプもある。
ユニット・トラックdda40x
同上T. H. Symington Company、後にSymington-Gould Corporationが製造。初期にはWrought Steel製であった。Symington-Wayne truckがライオネル製品に多用されたことで知られる。【書き掛け】ロート・スチールワークスK
サイリスタ・コントローラー
thyristor controler
サイレント・デコーダ
silent decoder
DCCでは基本的にパルス幅でモーターに給電する電力を決めているので、モーター駆動時には音が発生する。
その音を目立たなくするために乱数を発生させたりしているが無音ではない。
そこで可聴域をはるかに越える周波数を採用すると事実上無音となり、リアクトル等で平滑すると直流駆動と言うことができる。これは完全無音となる。
しかしBack EMFを効かせると騒音が出る宿命があることを忘れてはならない。
DCC、 BEMFdda40x
サウスイースタン・プロトタイプ
Southeastern Prototype Models
Southeastern Prototype Models SD70M、Dash9などの改造パーツを発売しはじめたが…ワークスK
サウス・ショア
South Shore
Chicago South Shore & South Bend Railroad = CSS&SB Sotaro Yukawa氏のHP参照インスルワークスK
サウンダー
Sounder
サウンドトラックス
SoundTraxx
SoundTraxxブラックストーン・モデルズワークスK
酒井製作所
Sakai Seisakusho Co.
戦前に存在した関電機の関係者が戦後に起業した玩具メーカー。HOとOゲージの製品をアメリカへ輸出した。1960年代前半?に廃業。HOゲージはプラスチック製で、WG@模型倉庫Brass Model Collection of Kevin、"とれいん"誌2017年12月号p109を参照。輸出先はGHC、バーニーなどと推察されている。
 Oゲージは3線式で、国内向けとアメリカ向けにブリキ製ショーティを供給した。田口達也著「ヴィンテージ鉄道模型大全」p132-135の「阪井模型店」は錯誤。はぐるまや模型店を参照
関電機 ジェネラル・ホビーズ バーニー コダマワークスK
阪井模型店
Sakai Model shop
1950年代に大阪にあったメーカーで、関西私鉄のブラス製電車を3線式Oゲージのフルスケールで販売した。製造はカツミとの説がある。田口達也著2001年刊「ヴィンテージ鉄道模型大全」p126-129、Oゲージの玉手箱を参照カツミワークスK
酒井喜房
Sakai,Yoshifusa
1912-2001 我が国の鉄道模型業界創成期に活躍した模型デザイナーの一人。戦前は学生の身ながらカワイモデルの創業期より関わり、PR誌である「模型鉄道」の編集に携った。戦後はOゲージのクラブである機楽会を主催すると共に、TMS誌の創刊に尽力し、カツミのOゲージや、アトラス(United)のHOゲージ輸出向蒸機の設計デザインを担当した。TMS誌1953年3月号p87に人物往来、1988年10月号p89-92にOゲージ・アトランティックの思い出記事、2001年3月号p129に追悼記事がある。カツミ カワイ ユナイテッドワークスK
さかつう
Sakatsu
東京巣鴨で坂本憲二氏が経営し、アメリカ型を扱っていた鉄道模型店。"とれいん"誌への広告出稿は1978年1月号が最初で、"サカツウ"と表記し、坂本通販を名乗った。同店が25周年と銘打って発売したNゲージのビッグボーイは、MR誌2000年12月号から翌年3月号に掛けて広告され、2001年1月号には製品紹介が2頁にわたって掲載された(N-Scale Locomotive Encyclopedia)。
 2008年7月に"さかつうギャラリー"と店名を変更して鉄道模型の販売を終了するとともに、その取り扱いは"さかつう鉄道模型店"(最寄駅は京急平和島)に継承された。
ポップ・アメリカン・モデラーワークスK
相模マイクロ
Sagami Micro Corp.
official site 小型DCモーターのメーカーマンチュア マジック・カーペットワークスK
サクラ
Sakura
161_24.jpg1962年から1966年に掛けて、PFM向けにB&Oの0-4-0T、ドックサイドをダイキャスト・ボディで輸出したことで知られる。FAB模型店のサイトに拠れば、日光モデルが名乗ったブランド名という。製品は他にNYC J3a、C&NW Hがある。とれいん誌1990年7月号p102-103参照ダイキャストAMTK223
サクラメント・ノーザン
Sacramento Northern Railway
アメリカ電気鉄道史」、「Cedarの今昔写真日記」、「百年の鉄道旅行」、Wikipedia英語版a fun siteウエスタン・パシフィックワークスK
サザン鉄道
Southern Railway
略称はSR、稀にSRR。リポーティングマークに"SR"が使われたことは無く、終始"SOU"であるが、1960年代?までは"SOUTHERN"と表記された(TransPacific R.R.のコメントを参照)。1982年にN&Wと合併してNorfolk Southern(2代目)となった。Wikipedia英語版
 同名の鉄道が英国、カナダのブリティッシュ・コロンビア州およびインドにも存在。
SR SRR クレセント テネシーアンワークスK
サザン・バルブ・ギア
southern valve gear
蒸気機関車に適用された弁装置の一つ。サザン鉄道の技術者により開発された、ワルシャート式とベイカー式の折衷型。SRの他、USRA型の一部、PRRのN2sやEBTで採用された。Wikipedia英語版

出典:Steam Locomotive dot Com
ワークスK
サザン・パシフィック
Southern Pacific
前身のCentral Pacificは、アメリカ最初の大陸横断鉄道で、プロモントリーでUPの線路と結合したイベントは有名。CPは1884年に、1868年に発足していたSouthern Pacificと合併した。⇒[セントラル・パシフィック]
 主要路線は、サンフランシスコ・オグデン間のオーバーランド・ルート、サンフランシスコ・ロサンゼルス間のコースト・ルートとサンホアキン・バレー・ルート、サンフランシスコ・ポートランド間のシャスタ・ルート、ロサンゼルス・ニューオーリンズ間のサンセット・ルート。またコットン・ベルトSSW(1992年にSPへ併合)を子会社とし、さらに3フィート・ナローゲージ線(1959年廃線)や、インタアーバン(East Bay Electric Lines)を保有した。
 1984年にAT&SFとの合併を前提として機関車とカブースの一部がコダクローム・スキームに塗装されたものの、合併が却下されている。1988年にD&RGWがSPを買収したときは、SPの名称および塗色はそのままとされた。さらに1996年にSPを含むD&RGWが、UPに買収され、塗装も次第に変更された。⇒[コダクローム・スキーム]
 GS4やCab Forwardなど有名な車両を輩出している。⇒[デイライト]
 Wikipedia英語版を参照
エスピー オーバーランド シャスタ ビッグ・フォー コットン・ベルト ブラック・ウィドウ ブラッディ・ノーズ ハロウィーン スリム・プリンセス エバーグリーン ゴールデン・ウエスト・サービスeltnjohn
同上蒸気機関車において車輪配置4-10-2の呼称。アルコが開発した重貨物用3シリンダー機で1925年から、SP向けに49両、UP向けに11両を製造した。完成は前者が4月で、後者が5月とされる。
 UPはこの車輪配置をOverlandと呼び、さらに動軸を増やした4-12-2を88両、1926年から製造した。この車輪配置をUnion Pacificとよぶ。
 また4-10-2は、ボールドウィンが1926年に3シリンダーとウォーターチューブ火室を組み合わせた実験機60000を製造している。
SP オーバーランド ユニオン・パシフィック ウォーターチューブ火室ワークスK
サテン・ブラス
satin brass
"satin finish"ともいう。「キリンス処理」をみよワークスK
サト・モデルズ
Sato Models
1980年にNKP向けとしてC&NW 2-8-4を供給した日本のブラス・メーカー。詳細不明ニッケル・プレートワークスK
サニーサイド
Sunnyside
1983-85年にOゲージでペンシィ物を手掛けたブラス・インポーターで、メーカーにコダマとエンドウを使った。ちなみにSunnyside yardはニューヨーク、クィーンズ区にペンシルベニア鉄道が建設した車両基地で、現在はアムトラックとなっている。Wikipedia英語版エンドウ コダマワークスK
サバーバン
suburban
郊外。町の中心部から少し(といってもアメリカの場合、車で数時間くらいのこともあるが)出たところで、住宅地になっている所の事。eltnjohn
サフェーサー
surfacer
塗装において、上塗りの下地を均一化するために用いる塗料。一般にライトグレーまたはホワイトで、素地に異なる材質を含む場合や、上塗り塗料の隠蔽性が劣る場合に特に有効とされる。塗装しようとする面の仕上がり度や傷を確認するためにも使われる。とあるモデラーの解説【書き掛け】プライマーワークスK
サブテレイン
SubTerrain
167_11.jpgウッドランド・シーニックス社が1998年から販売する軽量レイアウト・システム(SubTerrain Lightweight Layout System)。発泡スチロール製の平坦部ライザーRiserと、勾配部インクラインInclineからなり、自由な曲線を生成できる。後者は"Incline/Decline"ともいい、2、3、4%がある。幅は2.5インチ(63.5mm)で、N、HOゲージ共用。この上にユニトラックを載せるか、フレキシブル線路などの場合はスポンジ製の道床(商品名Track-Bed)を貼った上にフレキシブル線路などを敷設する。各接着には作業効率を上げるためにホット・メルト接着剤を使う。
 MR誌1999年7月号p20-23に解説がある。日本ではカトーが2001年に扱いを開始(同社サイト)。RMM誌同年11月号で紹介された。"terrain"は「地形」で、"sub"を冠して「路盤下地」の意とされる。
 なお、勾配の始終端には各々その急激な変化を緩和する目的で縦曲線(バーチカル・カーブ)が必要とされるが、本システムでは考慮されていないので注意。

同種の製品を2015年、我が国のモーリン(official site)が「フレキ勾配セット」の名で新発売。材質はスタイロフォームという。⇒[イクストルーデッド・フォーム(難燃性発泡スチレン)]
ウッドランド・シーニックス ホット・メルト接着剤 バーチカル・カーブワークスK
サムホンサ
Samhongsa
official site 韓国のブラス・モデル製造で先駆的役割を果たし、1990年代前半には世界一の規模を誇ったメーカー。Samhongsa & Co.,Ltd。韓国語で"Sam"はラッキーナンバーである「3」、創業に関わった3人を意味し、"Hong"は「広い心」、"Sa"は会社の意という。三弘社。1970年にSang Man Lee氏が父Byung Sung Min氏の助力を受けて創業し、子息のSe Yong氏が継承、次第に自動車部品などへの転換を図り、モデル製造からは2004年に撤退した。また、同社から多くのモデルメーカーが派生とされる。
 1970年に日本のOlympiaから部品の供給を受けて組立を担当したGem向け客車が韓国製初のブラスモデル。翌1971年には協力工場としてGem、PRR N1s 2-10-2を組立。1972-1973年には名実ともにメーカーと名乗れるモデルGem、B&O Docksiderを手掛けた。さらに1974年のPFM/VH向けCNR 2-6-0、2-8-0で、事業が軌道に乗ったという。
 インポーターは主力のKey Importsに加えて、Alco、Alpha、Beaver Creek、Challenger、Coach Yard、Gem、Hallmark、MTS imports、New England、Oriental、PFM、PSC、Sunset、VH、W&R、WSM、Weaverなどを数え、HO、HOn3、O、N、Sn3を手掛けた。日本へはトレインショップ(N)?など。
 とれいん誌の1977年7月号p27や、1980年11月号p86、1998年11月号p26-39が当時の韓国メーカーの状況を伝える。またMR誌1991年10月号p104-110の工場訪問記は同社を"the world's largest brass locomotive manufacturer"と評し、従業員550名と記す。Wikipedia日本語版
ブラス・モデル パワーハウス コースティング・ドライブAMTK223
サム・モデル
Sam Model
Sam Model Tech Co.,Ltd. Samhongsaを退社したChan Hur氏により2002年に創業した韓国のブラスモデル・メーカー。インポーターはThe Coach Yard、Global Outlet、……コーチヤード グローバルアウトレットワークスK
サラダ・ボール・エクスプレス
Salad Bowl Express
カリフォルニアの生鮮野菜をシカゴや東部へ輸送するリーファー専用列車の俗称で、1981-82年のTV番組National Geographicで使われたのが切っ掛け(YouTube動画)? 特にSP-UP/PFEによって1976年から1982年まで運行されたものを指す。鉄道自体は"Fresh From the West"と宣伝した(SP Modelers Society forum)。その後の生鮮野菜輸送についてはTrains誌2001年11月号p78-85、2004年12月号p32-43【詳細不明・調査中】サラダ・ボール・エキスプレスファースト・フォーティワークスK
サラン
Saran
「ポリ塩化ビニリデン」をみよワークスK
サルーン
saloon
サンキョー
Sankyo
Sankyo_logo.png日本のブラス・ビルダー。Gem Modelsへ1966-1970年にHO、HOn3、O、On3製品を供給した。"Sanko"とミススペルされることがある。Akane-Japanのカモフラージュ? あるいは別働隊か?【詳細探究中】ジェム セイコーワークスK
珊瑚模型店
Sango Model Shop
Minilandランバート・アソシエーツワークスK
サンシャイン・モデルズ
Sunshine Models
official site HOゲージで古めの貨車のレジン・キットを販売する。MR誌での名前の初出は1972年11月号p8。タホー・モデルワークスK
サンセット・モデルズ
Sunset Models
official site 1975年、Mort Mann氏により創業されたブラスモデルのインポーター。略称は、SS、Sunなど。一時は3rd Railのブランドで、Oスケール・オンリーとなったが、2006年からHOにも再進出した。メーカーは、Samhongsa、Dong Jin、Lhee Doを確認。ワークスK
サンセット・リミテッド
Sunset Limited
SPがロサンゼルス・ニューオリンズ間に1950年から運行した旅客列車。アムトラックではロサンゼルス・オーランド(フロリダ州)間となった。Wikipedia英語版を参照ワークスK
サンタフェ
Santa Fe
車輪配置2-10-2の蒸気機関車。重量貨物牽引用として考案された。1903年、ATSFがRaton Passの補機2-10-0を逆行回送する目的で採用したものが最初。広火室は1912年のCB&Qに始まる。北米では1931年までに約2200両が製造された。Wikipedia英語版を参照ラトゥーン・パス大塚集一
サンダー
sander
砂撒き装置のこと。
アメリカの機関車は日本の機関車に比べてスリップしやすい設計になっていて、砂を撒いてスリップを押えるという前提になっている。
したがって砂箱容量は日本に比べて格段に大きく、その上さらに砂箱を増設する場合が多い。
dda40x
サンダカン
Sanda Kan Industrial Ltd.
香港山打根實業有限公司 1973年創業のプラスチックモデル・メーカー。本社は香港。2008年にケーダー社傘下となった(ウィキペディア日本語版)。 Proto2000をLifeLikeへ供給? サンダカンはマレーシア・ボルネオ島の都市名に因むか(ウィキペディア日本語版)。ケーダー ライフライクワークスK
サンド・タワー
sand tower
mg_sanding_tower1a.jpg機関車に撒砂用の砂を供給する貯蔵タンク。蒸機にあってはコーリング・ステーションに付属する場合が多い。ディーゼル機用では概ね縦長の円筒状をなす。共にドライハウスから圧縮空気で砂が搬送される。前者についての議論がTP掲示板ログにある。写真は後者のモデル例。ドライハウスワークスK
サンド・ブラスト
sand blast
産業界では、サビ落としや塗装剥離、電子基板の加工などに用いられ、趣味の分野でもガラス工芸などに装置が市販されている。ウィキペディア日本語版
 鉄道模型では、比較的柔らかな研磨剤を用い、ブラス・モデルの塗装前処理に使われる。また、ABS樹脂の塗装剥離に用いられたことがある。アマチュアでも保有する例がある。
 装置を"media blaster"、"abrasive sand cabinet"ともいい、投射材、研削材をメディアmediaとも呼ぶ。エアーイレーサーair eraserといってbaking sodaを吹き付けて、レタリングのみを消去する手法がある? 【仔細検索中】
ブラス ABSワークスK
サンドペーパー
sandpaper
研磨紙abrasive paper、エメリ紙emery paperともいう。モデラーが使うシート状のものに、紙ペーパー、耐水ペーパーwaterproof paper、布ペーパーがある。この場合の「ペーパー」は「サンドペーパー」の意。布ペーパーは厚く、曲面研磨に向くが、水研ぎは不可。【詳細調査中】ファイルワークスK
サンド・ボックス
sand box
蒸気機関車の場合ボイラー上に設けられた砂入れ。
サンド・ドームと呼ぶのは誤りとMR誌72年3月号p83の質問欄にあり。
ドームdda40x
同上ディーゼル機では長短のフード先端に設置されることが多い。DDA40Xではウォークウェイの手すりと一体で設けられた。サンド・タワーワークスK
サンファン
San Juan
SJCCLOGOb.pngSan Juan Car Company O,On3,Proto48の細密プラスチック貨車を製造。2018年に事業売却を表明。ワークスK
サンボーン地図
Sanborn map
19世紀後半から1970年代にかけてSanborn Map Companyが火災保険料の算定用に独占的に販売した全米各地の市街地図帳。改訂を重ねたので、現在では都市研究の貴重な資料となっている。関西大学図書館HP(pdf)Wikipedia英語版 我が国でも同様のものが一部都市で市販されたという。国立国会図書館HP
 縮尺は1/600と1/1200で線路配置も判別でき、鉄道史家やレイアウト・ビルダーに重宝される。MRH誌2019年3月号Running Extra版The Limited Modeler
ワークスK
サンライズ・エンタープライゼス
Sunrise Enterprises
official site HO、NおよびOスケールのパーツメーカー。SPやATSF関連のソフトメタル、エッチング、デカールを供給。1994年創業?、本拠はカリフォルニア州Doyle。Walthers siteワークスK
ザ400
the 400
1935-63年にC&NWのシカゴとツイン・シティーズ(セントポール、ミネアポリス)を結んだネームド・トレインで、400マイルを400分で走破することから名づけられた。後年は"Twin Cities 400"と改名した。同じ区間を走行するCB&Qのツイン・シティ・ゼファーやMilwのハイアワサとサービス競争を展開した。のちには、他の区間の列車も"400"を謳った。ウィキペディア日本語版American-Rails.comを参照ワークスK
ザマック
Zamak
New Jersey Zinc社が1920年代、亜鉛系のダイキャスト合金に使い始めた登録商標。ドイツ語の亜鉛Zinc、アルミAlminium、マグネシウムMAgnesium、銅Kupferを合わせた造語で、本来はZAMAKと綴る。ホワイト・メタルとも呼ばれる。Mazakは英国で開発。Wikipedia英語版を参照
 "Zamak rot"は「ジンク・ペスト」をみよ。
ダイキャスト ホワイト・メタルワークスK

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