用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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スージーQ Susie-Q | サスケハナ鉄道NYS&Wの別称、愛称。また、同鉄道が1964年にボックスカー24両の側面に描いた、ミニスカート女性のマスコット・キャラクター。Sasquehanna.Railfan.net【詳細調査中】 | マニュアル・シグナル | ワークスK |
スーダニム pseudonym | 「スードニム」とも書く。ペンネーム、筆名、仮名、偽名の意(weblio辞典) | ワークスK | |
スーパー7 Super 7 | GEのUボートおよびダッシュ7の電気品を、ダッシュ7の後期型、あるいはダッシュ8並みとしたディーゼル機で、1989年から1994年の間にリビルトされた。Locomotive Wiki、America Rails.com | ダッシュ7 Uボート | ワークスK |
ス−パーエレベーション superelevation | 「カントcant」をみよ | ワークスK | |
スーパーキャパシタ supercapacitor | Wikipedia日本語版「電気二重層コンデンサ」を参照 | フライホイール | ワークスK |
スーパー・グルー Super Glue | Loctiteのブランドで販売される瞬間接着剤。superglueとも綴り、普通名詞としても用いられる。 | シアノアクリレート | ワークスK |
スーパー・ショック・コントロール Super Shock Control | 「ショック・コントロール」を見よ | ワークスK | |
スーパーストラクチャー superstructure | 原義は艦船の上部構造物すなわち甲板以上の部位を指す。 鉄道車輌ではいわゆる上廻りを指す。ディーゼル機関車で云えばランボード以上のこと。 | dda40x | |
スーパー・チーフ Super Chief | Wikipedia英語版を参照 | ワークスK | |
スーパーツリー SuperTree | Scenic Express社(official site)が1997年に売り出したレイアウト用樹木。我が国ではオランダ・ドライフラワーとも呼ばれる。スカンジナビアで採れるsagebrush(雑草のヨモギの一種?)を乾燥したもの。【要確認】MRH誌2016年7月号p33-42 | シーニック・エキスプレス | ワークスK |
スーパー・ドーム Super Dome | MILWが1952年にPS社で10両を新造したフル・ドーム客車の愛称。4両がツインシティーズ・ハイアワサに、6両がオリンピアン・ハイアワサに充当された。Wikipedia英語版、Lurker's DOME | スカイトップ・オブザベーションカー ドーム・カー | ワークスK |
スーパーパワー Super-Power | ライマ社が1925-1949年に製造した高速貨物用蒸機で、蒸気発生量を最大とするため過熱器と給水温め器に加えて巨大な火床を採用し、その結果として2軸および3軸従台車を履いた一群を指す。またその設計方針をSuper-Power conceptという。1927年登場の旅客用機ハドソン4-6-4やノーザン4-8-4より2年、先行し、蒸機の高出力化の手法としての有用性を実証した。 多くはボイラーの余力を利して従台車にブースターを備えた。また初期には、台枠後部でのオーバーハングの過大を危惧して、従台車にアーティキュレーテッド構造を採用した。画像は"Lima,The History" p129より引用 Wikipedia英語版 | ライマ ウッダード バークシャー テキサス アラゲニー スーパーヒーター フィードウォーター・ヒーター トレーリング・トラック ブースター アーティキュレーテッド | AMTK223 |
スーパーヒーター superheater | ボイラーにおける蒸気過熱器。Wikipedia英語版を参照。蒸機では、煙管、煙室、火室などに設置され、採用された方式にシュミット式(独 1898年 Wilhelm Schmidt、煙管)、コールCole式(Schenectady式? 米 Alco)、ボーガン式(加?1905年 Horsey H. Vaughan)、 ピーロックPielock式?、シュミット・ロビンソン式(John G. Robinson)?、ワグナー式?などがある。 過熱蒸気は、superheated steamまたはdry steam、飽和蒸気はsaturated steamまたはwet steamという。25-30%の燃料節約をなすとして、1912年以降のほぼ全ての新製機で採用され、飽和式から改造されたものがあった。耐熱性潤滑油(スライドバルブ不可?)や煙管内のシンダー対策?を要し、一部の鉄道では入換機が1920年代まで飽和式で新製された。PRRのK4sやSRのPs-4など、型式名に装備を表示した例がある。Guide to North American Steam Locomotives p380-382、San Diego Railroad Museum 日本国鉄では1913年以降の新製機で、B20を除きすべてにシュミット煙管式が装備された。鉄道辞典上巻p235-236 | スーパーパワー | ワークスK |
スーパー・ホッパー Super Hopper | 1991年にATSFがThrall社で3セットを試作したアルミ製5車体連接式グレイン・ホッパー。166' 7"で、16,200 cuft.。1セットで1つの車番が与えられ、2007年まで運用された。The BN Expediter 2015年7月号p18 Oklahoma Railway Museum(画像引用) | 連接台車 | ワークスK |
スーパーライナー Superliner | アムトラックが導入した長距離列車用のステンレス製2階建客車で、1979-81年製造のプルマン製スーパーライナーTと、1993-94年製のボンバルデア製スーパーライナーUがあり、前者はミンデンドイツ型金属コイルバネ台車(当初は空気バネ)、後者はイコライザー型空気バネ台車を履く。Wikipedia英語版を参照 | ハイレベル・カー | ワークスK |
スー・ライン Soo Line | かつては"Minneapolis,St. Paul and Sault Ste. Marie Railway"の愛称。それを1961年に正式名称とした。"Soo"は"Sault"の発音による。1992年にCPの完全子会社となり、スキームなどが統一されつつある。Wikipedia英語版を参照 | カナディアン・パシフィック | ワークスK |
スイッチ switch | 分岐器。我が国で言う「ポイント」のこと。ところで、何故日本では「ポイント」と言うのだろう? | ターンアウト ポイント ブリーザースイッチ | eltnjohn |
スイッチャー switcher | 入換用機関車のこと、であるが、フード型のディーゼル機関車は一律にスイッチャーと呼ばれる。但し、本線運用に就くような機関車は「ロード・スイッチャー」と呼ばれ、ヤードで黙々と働くような純粋な入換用機関車とは区別される。ロード「スイッチャー」だからと言って、終着駅でも自分で入換までします、と言う意味ではない。 | シロ/松本浩一 | |
スイッチ・マシン switch machine | 「ターンアウト・マシン」を見よ | ワークスK | |
スイッチマスター SwitchMaster | Builders In Scale社が販売するターンアウト・マシンの制御システム。モーターは、DC12Vのストール型を用い、消費電流は5-10mA、動作時間は4秒と謳う。MR誌1978年6月号p50-51、1987年2月号p61、1991年2月号p105-107。(official site)。 | ターンアウト・マシン | ワークスK |
スイッチマン Switchman | アキュレール社が1997年に発売した手動式のケーディー型カプラー解放器でHOゲージ用。 MR誌では1997年5月号p42-44や2000年7月号p59、2003年7月号p48に解説がある。TransPacific R.R.を参照。 同様のものは古くから各ゲージで自作されていたようだ。 | アキュレール リックス・スティッカー | ワークスK |
スイベル swivel | 旋回する、回転するほどの意(weblio辞典) 車両の台車にあっては、アーティキュレーテッドの対語として用いられる。【書き掛け】 | アーティキュレーテッド 連接台車 | ワークスK |
スイベル・ドローバー swivel drawbar | 「ロータリー・カプラー」をみよ | ワークスK | |
スイング・モーション台車 swing motion truck | 「揺れ枕式台車」をみよ | ワークスK | |
スイング・ドア swing door | 「ヒンジド・ドア」をみよ | ワークスK | |
スウェイバック swayback | 一般には馬の病的な脊柱湾曲のこと(weblio辞典)。 斯界では木造ボギー車輌が経年により次第に中央部分が、やや垂れ下がった様子(sag)を指す。フレーム下部に付けられたトラス棒中央のターンバックルによって修整する。ジョン・アレンによるレイアウトG&D鉄道の雑誌記事中に登場した模型貨車によって、一時期注目を集めた。写真はCentral Valley Modelのサイトから引用。 ゴンドラとホッパーで"sway belly"と表現された例がある(MR誌1948年5月号p366) | アレン,ジョン キャンバー | ku-craft |
同上 | 「スエイバック」とも表記される。実際には、ロッドのターンバックルを締め上げて山なりの状態hump buckedとなっていることが多ったという。MR誌1975年6月号p84-85(TMS誌1975年7月号p78) | トラス・ロッド | ワークスK |
スウッシュ Swoosh | BNSFのディーゼル機スキームで、2005年の社名変更と共に採用された、ヘリテージ3スキーム(H3)に相当するもの。描かれた新ロゴのアンダーライン模様が、その名で呼ばれるスポーツ関連企業ナイキのロゴマークに似ることに因む。ウィキペディア日本語版 "swoosh"の語自体については、weblio辞典 | ワークスK | |
スカイコミッシュ Skykomish | |||
スカイトップ・オブザベーションカー Skytop observation car | MILW が1948年に採用した屋根までガラス張りとした後部をもつ展望車。ツインシティーズ・ハイアワサ用の自社工場製4両がparlor-loungeで、オリンピアン・ハイアワサ用のプルマン・スタンダード製6両がsleeper-loungeだった。Wikipedia英語版、Lurker's DOME | スーパードーム | ワークスK |
スカリン・ディスク Scullin disc | Scullin Steel社による蒸気機関車用動輪。 NYCハドソンに使用されたものが有名。 | ボックスポック | dda40x |
スカリン台車 Scullin truck | Scullin Steel社が開発した鋳鋼製の1重バネ菱枠台車の1種。当初、側梁と軸箱が別体であったが、1926年に一体のものが開発された。【書き掛け】 | トラック | ワークスK |
スカルピー Sculpey | official site 米国ポリフォーム社のブランド名でフィギュアやアクセサリ用の塑造粘土。国内でも流通する。材質はポリ塩化ビニル(PVC)で、用途により各種があり、オーブンで焼くことで硬化する(Hatena Keyword) "sculp"は彫刻の意(weblio辞典)。一方"scalp"は頭皮(weblio辞典)。 | ポリ塩化ビニル | ワークスK |
スキー・スロープ ski slope | 元来はスキーゲレンデの意? Portec製オートラックにおける車端ドアRAVE1のスキー板に似た形状をいう。【詳細不明】 | RAVEドア | ワークスK |
スキー・トレイン Ski Train | 斯界ではD&RGWが1940年から運行したデンバー発の列車を指す。Wikipedia英語版、さかつう鉄道模型店HP | ワークスK | |
スキーム scheme | 一般的には、(注意深く練られ組織だった)計画,案などの意(weblio辞典)。「配色」を"color scheme"という(Wikipedia英語版)。鉄道車両では、"paint scheme"などと、車両の外部意匠を指す。 同様の用語で、リバリーlivery(weblio辞典)も使われる。 | リバリー | ワークスK |
スキッダー skidder | 切り出した材木を集積場まで運ぶトラクター(英辞郎)。"yarder"は集材機。 | ログ | ワークスK |
スキュー・ワインディング skew winding | DCモーターの回転子巻線が斜めに巻いてあるものをいう。スロット毎に生じる回転トルクの脈動を防ぐために採用される。この脈動をcoggingコギング、あるいはコッギングといい、「コッキング」は誤読。skewは「斜めの」の意。weblio辞典 アサーン製では1990年代中頃に採用か? | コッキング マシマ電子 | ワークスK |
椙山満 Sugiyama,Mitsuru | 三重県四日市在住で知られたモデラー(1927-2008)医院を開業する傍ら、自宅にブルースター・パシフィック鉄道(Blue Star Pacific RR)と名付けたHOレイアウト(MR誌1974年11月号およびTMS誌1992年9月号)を建設した。また、タルゴ列車をOゲージで自作(左写真:TMS誌1955年3月号)し、天賞堂製パワートラック(SPUD)を米国に喧伝した(MR誌1981年4月号p57および6月号p69)ことでも知られる。Giants of the West、TMS誌1954年8月号p340、1955年4月号p156、とれいん誌1976年1月号,1980年10月号p36を参照 2009年12月にHOレイアウトとコレクションが四日市市の小山田美術館に寄贈された(TransPacificを参照) | スパッド | ワークスK |
杉山模型 Sugiyama Models | official site | フライイング・ズー | ワークスK |
スクール・バス school bus | アメリカにおいては1939年以降、安全性の観点から専用の規格が設けられ、外部色はイエローが標準となっている。また、踏切ではスクールバスのみ一旦停止が義務付けられている(例外あり)。Wikipedia英語版 | バス クロッシング | ワークスK |
スクライブ scribe | 素材を加工するための線を引いたり、筋を付けること。罫書(ケガキ)や罫引き(weblio辞典)。そのための道具を罫書針"scriber"という。 | ワークスK | |
スクラッチ・ビルト scratch-built | アマチュアによる作品において、完成品やキットなどの製品を利用せずに主構造が作られていることを指す。我が国の鉄道模型分野では、特にブラスモデルに対して用いられ、賞賛の意味が込められる場合が多い。単に「スクラッチ」ともいい、パーツを作り出すことを含む。材質にかかわらず「フルスクラッチ」などと使われる。鉄道以外の模型では多用される。 アメリカでは"scratch"が、1934年のMR誌創刊当時から日本とほぼ同義で使われていた模様。同誌で"scratch build(er)"の初出は1950年4月号p11。1952年2月号p43には、ロストワックス部品の紹介として「スクラッチ・ビルダーとスーパーディテーラーの要望に応え」と書かれている。木製ストラクチャーやプラスチックについても古くから使われる。なおその範疇がコンクールでは詳細に定義されるものの、開催年代や分野により変化するとされる。Wikipedia英語版、American Eagle Rail Groupのサイトを参照。"scratch"は元来「引っ掻く」の意(weblio辞典) | キットバッシュ ハンドメイド | ワークスK |
スクリブリング scribbling | 走り書き、落書き、悪戯書きの意(weblio辞典)。「グラフィティ」をみよ | ワークスK | |
スクリュー screw | 「ネジ」をみよ | ワークスK | |
スクリュードライバー screwdriver | ねじ回しのこと。weblio辞典、ウィキペディア日本語版。日本語では単に「ドライバー」というが、米語での使用は稀れ。 規格は‥‥【詳細調査中】 | フィリップス・ヘッド | ワークスK |
スケール scale | @例えば実物の1フィートを1/4インチにした物差しを用いて1/48縮尺のの図面に当てれば、実物の寸法が即座に分かる。 アメリカでは製図に用いるいわゆる三角スケールには、1、1/2、3/8、1/4、3/16、及び1/8インチスケールが刻まれたものが市販されている。さらに細かい組合せもあり、計算すること無く換算することができるようになっている。 このように、本来はものさしの意味であったが、模型界では縮尺の意味で用いることが多くなってしまった。車輌のみならず、レイアウトも〜スケールという。 Aスケールモデルを略して用いられる。 ある模型の縮尺率が全体を通じて一定である時、その模型をスケールモデルと言う。ライオネルなどのトイ・トレインとは一線を画す。 | dda40x | |
同上 | アメリカでは、実物に忠実を旨として作られたモデル製品に対して、1950年代までは専ら"HO gauge(gage)"や、"O gauge(gage)"が用いられた。それが1960年代に入り、標準軌間モデルを指すにもかかわらず"HO scale"、"O scale"へ一変した事実がある。日本製のブラスモデルを輸入販売したMax Grayの販促用冊子を例にとれば、1960年から1962年の間は両者が混用され、その前後では明確に変わっている。MG supplement sheet 1959 UP Bigboy、1963 SP AC-9 Wikipedia英語版で、両語が使い分けられている理由がこれ。"HO scale"、"HOn3 scale"という。カトーもアメリカ向けを"HO scale"、国内向けを"HO"と称す。言葉が有する語義ではない。名称は販売する側の論理で決まると解せられる。NMRA規格S-1.2の"Name of Scale"をみよ。 Wikipedia英語版のプラモデル縮尺一覧を参照 モデルの車輪やカプラーなどが、機能上から大きめの寸法となっていることに対し、実物に則った寸法、あるいはそれに近い寸法としたものを形容する語。"scale wheel"、"scale coupler head"などと使う。また、車体長を短縮したショーティに対して、長いまま作られたモデル、さらにはフリーランス・モデルに対して、プロトタイプが存在するモデルを指すことがある。 | ゲージ グレイ,マックス セミ・スケール フリーランス | ワークスK |
同上 | 重量計,貨車の計量はトラックスケールtrackscale。貨物自動車用はtruck scale 物差し(目盛りのついた定規)のことを指す場合がある(weblio辞典、goo辞書)。⇒[ルーラー] | トラックスケール ウエイステーション スケール・テストカー | ワークスK |
同上 | 原義は魚などの鱗,転じてボイラー内面に出来る“湯あか”、金属表面に出来る酸化膜 wiblio辞典 | ワークスK | |
スケール55n3 Scale 55n3 | 3フィートナローを5.5mmスケールで作り、HOゲージ用の16.5mm軌間に走らすモデル。55の数字はこの縮尺が1/55となることにもより、ミリタリーモデルの1/56が近い。バックマン社のOn30が2フィート6インチ・ナローを1/48で16.5mmを使うことに倣い、またその製品を流用することが多いという。一ファンのサイト 【2013年に存在を認識】 | 5.5mmスケール On30 | ワークスK |
スケール7 Scale 7 | "ScaleSeven"とも綴る.イギリスのOゲージは,縮尺1/43.5(7mmスケール)で,標準軌を33mmとする.Wikipedia-English,Scake Seven Group | プロトフォー Oスケール Oゲージ プロト48 | ワークスK |
スケール・カプラー Scale Coupler | 1987-1989年に存在した不定期刊誌。"The Scale Coupler,an HO Scale Model Railroad Journal"と謳った。Green Lantern Pressが発行。プロトタイプ・モデラー誌との関係が不明。画像はそのプロモーション・モデル | プロトタイプ・モデラー | ワークスK |
スケール・クラフト Scale Craft | 1930年代からOゲージのキットや部品を供給したメーカー(American Model Engineersのブランド名?)。1930年代末にOOゲージのC&NW H 4-8-4を売り出し、1950年代にはGP7など、バリエーションを広げた(Scale-Models)。その直後にKemtron社に買収された。OSR誌2014年1-2月号p17-25【要確認】 | ケムトロン OO | ワークスK |
スケールコート Scalecoat | ウィーバー社が売り出したエナメル系塗料のブランド。金属他用Scalecoat Iと、プラスチック用Scalecoat IIをラインナップした。男の模型しゅみを参照。Walthers siteにはRobert Weaverが1970年創業とあるが、MR誌広告は1967年11月号p8が初出。2015年にミニットマン・スケール・モデルズが継承。 | ソルベント ウィーバー ミニットマン・スケール・モデルズ | ワークスK |
スケール・テスト・カー scale test car | 貨車計量器(トラックスケール)の較正用重りとなる車両で、我が国の検重車に相当。初期車(写真)は、80000ポンド=40米トンの2軸車で、重量の変化を嫌ってブレーキを持たず、100年を超える長寿を保ったものも存在した。戦後?には4軸車も造られ、回送時は概ね最後尾のカブースの直前、またはその1両前に連結された。ボールドウィン社が製造したことが知られている。Wikipedia英語版および日本語版「検重車」の項、Lionel社のブログ、RMC誌2005年7月号p70-74を参照 | トラックスケール 4ホイール・カー | ワークスK |
スケールトレインズ ScaleTrains | official site 社名は"Scale Trains"も使われる.アサーン出身のShane Wilson氏が2015年に創業。直販が主。製品のグレードとして普及版のオペレーターと、高級版のリベット・カウンターを併売する。2021年にMTHのHO,2022年にFox ValleyとExactRailを引き継いだ. | リベット・カウンター エグザクトレール MTH フォックスバレー | ワークスK |
スケール・レールズ Scale Rails | NMRA(全米鉄道模型協会)が発行する会報(月刊)。2003年8月号より""NMRA Bulletin"から改名した。 | ナショナルモデルレイルロードアソシエーション | ワークスK |
スケマティック schematic | 図式の、図式的な、概要の、図解、の意 。形容詞、名詞 Weblio辞典 | ワークスK | |
スケルトン・カー skeleton car | "skeleton"は骨格の意weblio辞典。あたかも背骨と肋骨だけで構成された貨車を指し、丸太logやトレーラーtrailerの運搬に採用される。Dictionary.com AARでの分類はフラットカーで"FL"。 セミトレーラーやコンテナ運搬用としてのインターモーダル・スケルトンカーの起源は、1978年に登場したAT&SFのフューエル・フォイラーとされる。それまでは連結したフラットカーの最終端からサーカス方式でトレーラーを積み込んでいたが、大きな貨物ヤードではサイドからのクレーン荷役に変わりつつあったことで、走行用の床面を削減して、ゴムタイヤを支えるだけの平面とし、骨格としてのスケルトンを残した形で連接車としたもの。その後、1982年のインパック・カー、2軸車の4-ランナーとフロント・ランナー、さらに1987年にはスパインカーへと進化した。 | ロギング・カー ピギーバック フューエル・フォイラー インパックカー フロント・ランナー スパイン・カー | ワークスK |
スコッチ scotch | 車輪止め、scotch blockともいう(英辞郎)チョックchockと同義 | チョック | ワークスK |
スコッチ・ヨーク scotch yoke | 鉄道では国鉄ED41とED42に採用例がある。海上技術安全研究所のサイト、Wikipedia Englishを参照 | ヨーク | ワークスK |
スズキ&エドワーズ Suzuki & Edwards Craft Supplies | 1950−1960年代に存在したブリキ玩具メーカー.東京都中央区日本橋に本拠を置き,HOゲージでは,木材と紙を用いたタンク車や.いくばくかのブラス製蒸機等を供給したことが知られる.【詳細不明】 | ワークスK | |
スターリング・ストリームライナー・ダイナー Sterling Streamliner diners | ロードサイド軽食チェーンの一つで、パイオニアゼファーに触発された意匠の建物を使い、1939年から1942年まで営業したという。Wikipedia英語版 | ストリームライン ダイナー | ワークスK |
スタイレン styrene | スチレン、ポリスチレン、スチレン樹脂を指す。「ポリスチレン」を参照 | ワークスK | |
スタイロフォーム Styrofoam | 「イクストルーデッド・フォーム」を見よ | ワークスK | |
スタガーズ法 Staggers Act | スタガーズ鉄道法"Staggers Rail Act"ともいう。貨物鉄道の規制緩和政策としてカーター政権下の1980年に成立した法律。これにより鉄道は大型合併や料金設定などで効率化を推し進め、他の輸送機関に対する競争力を高め息を吹き返したとされる。 一方、同時に車両新造に対する優遇税制が廃止されて各鉄道が発注を控えたため、車両製造業界は再編を余儀なくされ、プルマン・スタンダード社の撤退などを招いた。ウィキペディア日本語版、TransPacific R.R.を参照 | ICC グレインホッパー インセンティブ・パー・ディーム | ワークスK |
スタック stack | 「スモークスタック」をみよ | ワークスK | |
スタック・カー stack car | 「ダブル・スタック・カー」をみよ | ワークスK | |
スタック・パック Stac-Pac | 1972年にSPとGMが共同開発した自動車輸送方式。乗用車をコンテナに3段に積み込み、それをさらにフラットカーに積むもの。コンテナは5個積みと4個積みがあった。"高級"乗用車の運搬に用いられたという。1976年から消滅し始めた。Atlas forum、Lee A. Gautreaux氏のサイトを参照。フラットカーはP-S社製でSP、SSWの他にAT&SFとTTXも保有。コンテナは、SP、SSWの他、D&RGW、Milw、RI、BN、ATSF等。写真はロシア語のサイト。 Car and Locomotive Cyclopedia 1974年版のpS3-175(JPEGファイル231KB)に形式図や積込風景が掲載されている。オープン寄には扉が見えないので、フラットカーへはこちらを内向きとして積載されたと考えられる。YouTube動画に荷役風景あり。関係特許? "stac"は、「"stack"=積み重ね」の意か(weblio辞典) | オートキャリアー バートアパック | ワークスK |
スタッド stud | 原義は植込ボルト。転じて一つの機関区に属する機関車群。広義には一つの鉄道に属する機関車群。 | dda40x | |
スタティック・グラス・アプリケーター static grass applicator | いうなれば、静電気式植草器。レイアウトの造成において、静電気の作用で針状の草の材料を直立させ、地面に塗った接着剤の上に散布して固着する。2012年頃より市販(写真はGrass Tech社)され、またハエ取り用の“電撃ラケット”から自作するファンも多い。掲示板を参照 MR誌1980年9月号に"Zap-texturing for foligae"という記事がある。 | ワークスK | |
スタビライズド台車 Stabilized truck | 「バーバー台車」を見よ | ワークスK | |
スタブ・エンド・ステーション stub-end station | "stub"が「切り株」の意から、「行き止まり駅」、「頭端式ターミナル」を指す。"head station"ともいう。「通り抜け駅」は"through station"という。MR誌2005年9月号p65参照 | LAUPT | ワークスK |
スタブ・ターンアウト stub turnout | 鈍端分岐器のこと。かつて、アメリカの一部で採用された。分岐器の用語の説明「鈍端ポイント」を参照 | ワークスK | |
スタラッカ高架橋 Starrucca viaduct | ペンシルベニア州Lanesboroにある、石積みのアーチが17連も続く延長317m複線の橋梁。1848年にイリー鉄道により開通し、ELを経て現在はNS鉄道が使用する。紅葉シーンで知られる。Wikipedia英語版、TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐりを参照 この下をかつて、D&Hの路線が通っていた。 写真はEL時代で、一条幸夫氏撮影【書き掛け】 | イリー鉄道 | ワークスK |
スタラップ stirrup | “スターラップ”、“スティラップ”とも表記される。乗馬に用いる足掛け金具、あぶみ(weblio辞典)鉄道車両では足掛け金具を指し、"stirrup step"ともいう。多種多様な形態を採り、写真のように車体中央寄の縦部分が斜めとなっているものは、台車枠の回転を避けていると考えられる。 モデルでは破損し易く、各種がパーツとして市販されている。(ウォルサーズ社のパーツ一覧を参照) | ワークスK | |
スタンション stanchion | “ハンドレール・スタンション”を見よ | ワークスK | |
スタンダード standard | 標準、基準、規格(weblio辞典)。NMRAにあっては、縮尺、軌間、車輪とてっさの関係、建築限界、電気関係などがある(同サイト)。RP=recommended practiceと異なり、基本的な互換性を維持するための条件が定められている。 もちろん、これらを外れても支障の無い場合が多いが、存在を知っていると何かと便利。 | リコメンデッド・プラクティス | ワークスK |
スタンダード・カー・トラック standard Car Truck Company | バーバー台車で知られた台車メーカー。Wabtecに吸収された? | ワブテック | ワークスK |
スタンダード・ゲージ standard gauge | 標準軌間のこと。鉄道システムにおいては、車両が相互に直通できることが旅客や貨物の円滑な移動に欠かせないとされ、中でも軌間が重要視されてきた。 一般的には現在世界的に大勢を占める4'8.5"=1435mmをいう。米加では南北戦争を期に統一された。また、その国または地域で共通して使われる軌間を指し、我が国では1067oが相当した。Trains誌の解説、Wikipedia英語版、San Diego Railroad Museumおよび掲示板を参照 トイ・トレインにあっては、ライオネル社が1906年に立ち上げたブランド名で3線式の2・1⁄8インチ(53.975 mm)軌間。他のメーカーは"wide gauge"の名で販売した。1930年代半ばには終了した。ヨーロッパの3番ゲージ(64 mm)や2番ゲージ(50.8mm)とは異なる。Wikipedia英語版 | シビル・ウォー ライオネル | ワークスK |
スタンダード・スチール Standard Steel | |||
スタンダード・ホビー・サプライ Standard Hobby Supply | 通信販売専門のディスカウント・ショップで、MR誌に1974年から2010年まで広告を出稿。"SHS"と略称された。ニュージャージー州RamseyのHi-Way Hobby Houseが経営。同店25周年記念モデルを参照 | ワークスK | |
スタンダード・レールウェイ・キャスティングズ Standard Railway Castings | official site Sゲージを専門に客貨車のプラスチック・キットおよびパーツを供給する。範疇は蒸機からトランジション・エラ。材質にスチレンの他、ABSやウレタンが混じるので注意。 | ワークスK | |
スタントン・ドライブ Stanton Drive | NWSLが発売するパワートラック。命名は設計者Neil Stantonによる。モーターや、車輪径、軸間距離、タイヤ幅に多様なバリエーションがあり、DCCに対応する。NSWLのサイト参照 | ノースウエスト・ショートライン | ワークスK |
スタンド・アローン・カー stand alone car | |||
スタンドパイプ standpipe | 機関区などにある蒸気機関車のための給水装置。日本語ではスポ−トと呼ぶ例が多いが、この綴りはspoutであるから発音はスパウトが正しい。また、これはジョウゴのことでありスタンドパイプの先の上下する部分のみを指す言葉であるからうかつに使うと誤解を招きかねない。water column,water spoutという表現もある。 | ウォーター・コラム | dda40x |
スタンピード・パス Stampede Pass | Wikipedia英語版を参照 | ワークスK | |
スタンフォード,リーランド Leland Stanford | 1824-1893 アメリカ最初の横断鉄道の西方、セントラル・パシフィック鉄道CPを主導したビッグ・フォーの一人。初代社長としてゴールデンスパイクを打った人物。スタンフォード大学を創設した。CPの1号機"Gov.スタンフォード"4-4-0はカリフォルニア州知事を務めたことによる命名。またCPが合併して成立したSPは“スタンフォード”という名のビジネスカーを保有した。 | ビッグ・フォー エル・ゴベルナドル | ワークスK |
スチーム・エラ・モデルズ Steam Era Models | official site オーストラリアのメーカー。Black Beetleと名付けられたパワートラックと、HOやHOn3-1/2用のスポーク車輪に注目。スティーム・イラ‥‥ | ワークスK | |
スチーム・ジェネレーター steam generator | 蒸気発生装置。"SG"と略称する。ディーゼル機および電機、またはそれらに連結する専用車両(ヒーターカー)に設置され、旅客車に蒸気を供給し、暖房および冷房に用いる。ボイラー、燃料、水タンクなどから構成される。 | ヒーター・カー ヘッド・エンド・パワー エアーコンデショニング | ワークスK |
スチームタウン Steamtown National Historic Site | official site ペンシルベニア州スクラントンにある鉄道博物館。Wikipedia英語版、TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐり | ワークスK | |
スチームテンダー steam tender | |||
スチーム・トラップ steam trap | プルマンなどの床下にレール面近くまで突き出したパイプ。暖房用蒸気の凝縮水を分離放出する装置。 | dda40x | |
スチーム・トラム steam tram | 路面を走らせるために、蒸気機関車の全体を客車風に覆ったもの。 アメリカでは"steam dummy"と呼ばれる。 | ダミー | dda40x |
スチームライナーズ Steamliners | C&NWが1938年にアルコで9両を製造したハドソン4-6-4、E-4の呼び名。オーバーランド・ルートでヘビーウエイト客車などの牽引に1956年まで活躍した。 なお、"steam liner"が流線型蒸機一般を指す言葉として使われることがある。 | ワークスK | |
スチール steel | 鋼のこと。ウィキペディア日本語版 | ロート・アイアン | ワークスK |
スチール・シースド steel sheathed | 概ね1920−1930年代前半に製造された、鋼板張りボックスカーをいう。木製ダブル・ブレースドの外板と骨組みを鋼板とした構造を採る。内張りの木板は積み荷固定用。1924年にPRRが採用したX29が有名。当初,外板に荷重を受け持たせない設計であったが,1930年頃よりストレスト・スキンへ発展した。ただし,ストレストスキンも構成的にはスチールシースドである. | ダブル・シースド ストレスト・スキン | ワークスK |
スチュワート・ホビーズ Stewart Hobbies | Stewart Hobbies,Inc.。1984年にSteve Stewartによって創業した、シャープなモールドが売りのプラスチック製品メーカー。1990年代初頭まではカトーが製造を担当し、特にFユニットとアルコ系ディーゼル機に強かった。2004年にBowser社傘下となった。 | バウザー | ワークスK |
スチュワート,ロッド Rod Stewart | 1945- イギリスのロック・ミュージシャン。アメリカ型鉄道模型ファンで知られる。2019年11月に彼のレイアウトの完成がマスコミで大きく報じられた(画像はRailway Modeller誌2019年12月号記事を引用)。レイアウトはビバリーヒルズからイギリスへ移設されたという(2024-12現在)。MR誌2010年12月号,情報室を参照 | ワークスK | |
スチレン・フォーム styrene foam | 発泡スチレン、発泡スチロール、"expanded polystyrene"ともいう。一般に白色。模型製品にあっては射出成型さらたものが製品販売時の緩衝材に使われている。レイアウトでは、軽量と加工性を利して地形造形に用いられる。切削にはカッターナイフ、ノコギリ、抵抗線カッター、成型には半田コテが有効。接着には専用のほか、ホット・メルト接着剤、木工用ボンドが用いられる。塗装にはプラモデル用の各種が使用可能。石膏(プラスター)との相性は… イクスルーデッド・フォーム(スタイロフォーム)との違いは…。火気に注意。 実物ではリーファーやインシュレーテッド・ボックスカーの断熱材。吹付が可能。【書き掛け調査中】 | ポリスチレン サブテレイン | ワークスK |
スチレンボード styrene board | 目の細かい発泡スチロール板に白色上質紙が両面貼ってある素材で1〜10mm厚が我が国で市販され、POPなどに利用される。スチレン・ペーパーは、スチレン・ボードから紙貼りを除いた素材で1〜7o厚が市販されている。共に白が基本だが、後者はカラーもある。アメリカでは"foam core board"という。 | フォーム・コア・ボード ポリスチレン | ワークスK |
スチロール樹脂 poly-styrene | アメリカでは「ポリスタイリン」と発音する。日本でよく用いられるスチロールはドイツ語のstyrolから来ている。 | ポリスチレン | dda40x |
ステージ・アイシング stage icing | 氷槽式冷蔵車においては、両車端のアイスバンカー内に格子状の棚を設け、積荷の要求する庫内温度や外気温に合わせて氷塊量が調節された。Polytechforum.com | アイス・リーファー リーファー | ワークスK |
ステージ・ローディング Stage Loading | ボックスカー等に装備されたローティング・デバイスのうち、着脱式ツッカイ棒removable cross membersの一ブランド。Transco (Transportation Specialties Co.)が1960年?頃に開発した。側面に"SL"と表記された。エバンス製DFなどとの競合製品(Car Builders' Cyclopedia 1961年版p418)【委細調査中】 | ローディング・デバイス ダメージ・フリー | ワークスK |
ステート・オブ・メイン・カラー・ボックスカー "State of Maine" color boxcar | Bangor & AroostookとNew Hevenが導入した40’ボックスカーで、ジャガイモの冬季輸送のため床下に木炭charcoalヒーターを備えたもの。青、白、赤の3色に塗られ、"State of Maine, Products"の文字を配した。MR誌1989年12月号p146-150 画像はEastern Seaboard Models製のNゲージ製品【委細調査中】 | ヒーターカー | ワークスK |
ステアリング台車 steering truck | 「操舵台車」をみよ | ワークスK | |
スティーヴンス・インターナショナル Stevens International | official site 1976年創業の模型商品卸売業者(distributor)。鉄道模型も扱う。フィラデルフィア近郊のニュージャージー州Magnoliaに本拠を置き、全米で600の模型店と取引があるという。 | ワークスK | |
スティーヴンズ,ジョン John F. Stevens | John Frank Stevens(1853-1943) GNで1889年から1903年にかけて、マリアス・パスやスティーヴンズ・パスの初代カスケード・トンネル等を建設した後、1905年から1907年まで、ジェームズ・J.ヒルのセオドア・ルーズベルト大統領への推薦でパナマ運河建設2代目のチーフ・エンジニアを務めパナマ鉄道を完成させる。1917年より5年間はシベリア鉄道建設にも係わった。 | ワークスK | |
スティーヴンズ,ロバート L. Robert L. Stevens | Robert Livingston Stevens 1787-1856、Camden & Amboy鉄道(後のPRR)の社長兼技師長で、今日一般に普及しているT型レールとスパイクを1832年に開発した。レールは当初、鉄製であったが、1863年以降は鋼製となった。加山昭著「アメリカ鉄道創世記」参照 | ワークスK | |
スティーブンソン・バルブ・ギア Stephenson Valve Gear | 「【スチブンソン式弁装置】蒸気機関に使用さるる弁装置の一種で、西暦1842年英国人ジョージ・スチブンソンの使用せる一職工が考案しスチブンソンがこれを完成したものと言われている。その構造は機関の主動輪軸または「はずみ」車軸に、これと中心線を異にし、かつクランクよりある角度を進めてエキセン板を取り付け、エキセン帯を持って抱合さしめ、車軸の回転によって起こる前後運動をエキセン棒、加減リンク、滑り子、弁棒等を経て滑弁に伝達し、気筒に対する蒸気の給排を司るものである。併しこの弁装置を機関車に取り付くる時は、その全部が台枠の内部に装置せらるる故、点検、修理等に不便なる欠点があるので、現今の新式機関車には用いられていない」昭和10年大阪鉄道局編纂「鉄道用語辞典」参照 Wikipedia英語版 | ワークスK | |
スティープ steep | 形容詞及び名詞で、急勾配。weblio辞典 | ワークスK | |
スティープル・キャブ steeple cab | 特に電気機関車において、キャブが中央にあり、前後に天板が斜面となった機械室(フード)を持った形態のもの。スティープルは教会の尖塔のことで、その姿に擬している。ディーゼル機ではキャブが中央でもフードがスロープ型となることはなく、単にセンター・キャブと呼ばれる。Wikipedia英語版 フードを傾ける目的はキャブからの視界の確保と考えられるが、専ら電機で使われる理由は? 写真モデルのプロトタイプはGE製で、一応アメリカ型ということで‥‥ | ターレット・キャブ | ワークスK |
スティック・スリップ stick-slip | 「フリクショナル・バイブレーション」をみよ | ワークスK | |
スティルウェル・オイスター・カー Stilwell oyster car | 情報室を参照 | ワークスK | |
スティルウェル・パッセンジャー・カー Stillwell passenger cars | 1924年、イリー鉄道が電化を見据えて建造した鋼製客車の一群。設計者のLewis Buckley Stillwellに因み呼ばれる。Stilwellとも綴られる。EL modelers site【詳細調査中】 | イリー鉄道 | ワークスK |
ステップ・ライト step light | ディーゼル機のステップに設けられたライト? 【詳細調査中】 | グラウンド・ライト | ワークスK |
ステンシル stencil | 型板のこと。金属板や紙などに図柄・文字を切り抜き、その上からインクを塗って印刷をする(weblio辞典)、Wikipedia英語版(画像を引用)各種フォント(書体)が公開されていて、自作デカールに利用可能。 アメリカにおける実車の表記は、ほとんどがこれ(CNWの作業例)。表記自体を指すことも多い。 製図において、記号や円を鉛筆や製図ペンで描くために用いる孔開きの板を"stencil plate"と呼ぶ。字消し板は"erasing shield"。 | デカール | ワークスK |
ステンマン・パンタグラフ Stemmann pantograph | 「ステインマン・−」ともいう。「く」の字パンタの一種。Stemmann-Technik ドイツのメーカー?【詳細不明】 | ワークスK | |
ステンレス鋼 stainless steel | SUS専門情報サイト ハンダ付けは専用フラックスを用いて可能。加工はエッチング、レーザーカット。残留応力によって歪みが出ることがある。ネバリがあり切削加工の糸ノコやドリル、特にタップでは折損に注意。購入時は表面仕上げを指定。 オーステナイト系は18-8ステンレスともいい、SUS304が該当する。熱膨張率が大きく(プラスチックとの相性?)、熱伝導率は低い(ハンダ付けがやり易い)。非磁性の薄板はこれ。SUS303は硫黄、リンを添加して切削性を改善、モデルの車輪に最適であるものの、摩擦係数が低く動力車には不向きという。 マルテンサイト系は13クロムステンレスともいい、ノギスや定規に使われる。磁性あり。熱膨張率は普通鋼並み。 フェライト系は、18クロムステンレスともいい、SUS430等。磁性のある薄板はこれ。熱膨張率は普通鋼並み? 小ネジについてはここを参照。鋼種は様々。オーステナイト系(非磁性)が多い? ボルトは焼き付きに注意。【詳細調査中】 | エッチング ハイブリッド・モデル | ワークスK |
ストーカー stoker | 「メカニカル・ストーカー」をみよ 「つきまという者」の意の綴りは"stalker" | ワークスK | |
ストック stock | モデルにおいては、買ってきたままで、手を加えていないことを指す(weblio辞典)。 | ワークスK | |
ストック・カー stock car | "stockcar"とも綴る。鉄道ではライブストック・カー、家畜車のこと。鉄道創成期にはゴンドラ、その後はボックスカーを用い、家畜専用車は1870年代に登場し、1880年代に普及したとされる。トラック輸送とメカニカルリーファーの発達により、1970年代前半でほぼ消滅したが、一部は1990年代半ばまで使われた(豚用?)。 車体構造の鋼製化は、ボックスカーに較べて遅延し、1920年?頃までが全木製、その後はトラス・フレームが鋼製になったものの、屋根、妻板と柵板slatは木製。AARの1951年仕様(写真)で屋根と妻板がプレス鋼板製となり、この前後には古いボックスカーからの改造が多かった。1950年代末には全鋼製へ移行した。 柵板はトラス構造の内側とされることが常で、トラスにはハウ(写真)とプラットが共に用いられた。【書き掛け・詳細確認中】 我が国と同様、シングルデッキ車は牛cattleやミュールmule、馬、ダブルデッキ(稀にトリプル・デッキ)車は豚hogや羊sheep、仔牛calfを運搬した。またマルチデッキ車は家禽用でポールトリィ・カーpoultry carと呼ばれた。馬車や騎乗に用いられる馬は、仕切りと妻面ドアを備えたbaggage carで輸送された。 本車種は積荷の性質上、輸送の優先性が高く、厳密なスケジュールで運行されるのが常で、旅客列車に併結するために、台車や蒸気管、ブレーキ装置等を対応させていた車両もあった。その場合は高速走行になるとして積載重量を制限し、星印(★)を"LDLMT"の前に付与して表示された。また、編成の先頭、あるいは後尾にまとめて連結され、給餌や入換の便が図られた。添乗員用にドローバーカブースやコーチを連結することがあった。1877年成立の通称「28時間法"Twenty Eight Hour Law"」によって、家畜は28時間以内に貨車から降ろして、5時間以上の給餌、給水および休息を与えることと定められた(TransPacific R.R.のコメント、動物法律歴史センターのHP) ストックカーの需要は季節的で稼働率が低く、比較的長寿命とされる。初期車の一部に設けられた床のドロップドアは、オフ・シーズンに運搬するコークス、石炭の排出用。他にレンガやタイルといった風雨を厭わない物資の運搬、時として通風車、または内側に目張りをしてグレイン・ボックスカーの代用としても使われた。MR誌1955年11月号p70、Ian Cranstone氏のAAR分類解説、Wikipedia英語版を参照。推奨図書Robert L. Hundman著"Stock Car Cyclopedia"2007年刊 CNは1959年、自動車運搬車に転用可能な家畜車を75両、建造した。RMC誌1979年5月号p81、10月号p74-75(図面) "stock"の意味には、家畜livestockの他に、株式、貯蔵、鉄道車両rolling stockなどがある。現代の"stock car"は、量産市販自動車から改造されたレースカーを指す。weblio辞典 | ポールトリィ・カー ストックヤード トラス ローリングストック ラテラルモーション台車 ドローバーカブース グレインドア メイザー | ワークスK |
ストックヤード stockyard | 家畜一時置き場≪鉄道によって輸送されてきた家畜を畜殺場・市場に送るまで一時的にためておく広大な囲い場≫研究社新英和大辞典 ストックカーが使われていた時代は大都会に置かれ、中でもシカゴが有名だった(TransPacific R.R.、多佳子さんのイリノイこぼれ話)。 | ストックカー | ワークスK |
ストック・レール stock rail | 分岐器の基準、基本となるレール、片分岐では両外側のレール(weblio辞典)。 | ワークスK | |
ストラクチャー structure | レイアウト用語で、建造物、建物などを指す。weblio辞典 Walthersカタログでのストラクチャーのカテゴリー商品 | ワークスK | |
ストラタ・ドーム Strata-Dome | 「ストレイタ・−」ともいう。1949年にB&Oが導入した5両の部分ドーム客車によるサービスを指す。車両限界の低いシカゴ以東では最初のドームカーで、アムトラックとなった後の1981年まで定期列車に使われた(Wikipedia英語版)。"strata"は複層の意(weblio辞典)? | ドーム・カー | ワークスK |
ストラップ・アンカー strap anchor | 「レイディング・ストラップ・アンカー」をみよ | ローディングデバイス ワッフルサイド | ワークスK |
ストリームスタイル・グラフィックス Streamstyle Graphics | official site ミルウォーキー鉄道を中心にNとHOスケールで、デカールやパーツ、客車キットなどを販売。 | ワークスK | |
ストリームライナー Streamliner | |||
ストリームライン streamline | 「流線型」または「流線形」のこと。1930年代に世界中で同時に出現した現象で、鉄道車両のみならず自動車、飛行機、船舶などの交通機関をはじめ、建築やファッションにも伝播した。 アメリカではヨーロッパに遅れて1934年に始り、第2次世界大戦後はエアロ・ダイナミックスとも呼ばれた。概ね1950年代半ばに用語使用が廃れたと考えられる。 流線型本来の目的は空気抵抗の低減ではあるが、鉄道車両、特にアメリカのそれは大恐慌からの脱出という工業製品に科せられた命題の下にデザイン的な意味合いが強かったといえる。多くは競合路線をはじめ、発展し始めた高速道路や航空機に対抗する事例で、東部を中心に採用された。インダストリアル・デザインの勃興期とも重なり、多数の有名デザイナーが関与した。機械技術をはじめ潤滑剤や塗料の発達が可能としたという見方も出来る。 なお商業目的のアメリカに対し、ドイツやイギリスでは純粋に空力特性を求め、日本等では国威発揚の意味が強かったという解釈もできる。Wikipedia英語版 ⇒[トランジッション・エラ] アメリカにおいては、内燃動車が先鞭をつけ、UPのM10000(シティ・オブ・サライナ)とCB&Qのバーリントン・ゼファーが火付け役となった。蒸機はそれらを導入できない鉄道の対抗処置の面が強く、NYCのコモドア・バンダービルト4-6-4が最初。パシフィックでは改造、ハドソンでは概ね新造とされた。ただし、シュラウド(カバー)が重量の増加を招き、保守点検性や前方視認性に支障するとして、ノーザン4-8-4の時代には廃れ、僅かに採用されたN&Wのclass-Jや、SPのGS-4では走行装置部分がむき出しとなった。 電機と内燃機にあってはデザインの自由度が高く、貨客用共に1950年代まで、PRRのGG-1や、EMD(EMC)のドッグノーズ、Alcoのフラットノーズ、ボールドウィンのシャークノーズなど、特徴的な形態が輩出した。 客車は、軽量構造の普及期と重なって(⇒[ストレスト・スキン])、後尾展望台が半円形の密閉構造となり、機関車と一体となった色彩豊かな塗装スキームを競った。ステンレス製のコルゲート車体や、戦後はドームカーなども出現した。電車ではエレクトロライナーやPCCカーが登場した。 貨物列車ではディーゼル機の他、カブースのキューポラをスラント化した例がPRR、GN、CB&Q等に見られた。保冷タンクカーにバターディッシュと称されるボーデンズ・ミルクカー、ストックカーでは開口部を平行四辺形としたS-1等がB&Oに存在した。貨物専用の蒸機ではPRRのQ-1の他、同機の増備であるQ-2や、SPのAC-9で若干の意匠が凝らされた。我が国でもD51初期型の例がある。 | アール・デコ クーラー,オットー クレ ドレイファス ローウィ パッテン コモドア シティ・オブ・サライナ パイオニア・ゼファー ドームカー トレイン・オブ・トゥモロー PCCカー ドッグノーズ フラットノーズ シャークノーズ 79マイル/時 ボーデンズ スピード・レタリング | ワークスK |
同上 | 公共放送網による教育プログラム参照 【流線型:りゅうせんがた】空気中を高速度で動く物体は、一般に大なる空気の抵抗を受けるものである。空気抵抗は速度の自乗に比例して増すものであるから、速度が向上すればするほど抵抗は急激に増し、これに打ち勝って運動するためには非常なる動力を要するものである。飛行機、飛行船の如き非常に高速なるものはもちろん、総ての交通機関がスピードアップを要求されるに至り、蒸気機関車、電気機関車、電車、自動車等に対しても、出来るだけ空気抵抗の少ない形状を研究し、各国共競って所謂流線型を実用化するに至った。元来流線なる語は流動している流体の、ある瞬間における運動方向を繋いで出来る曲線を意味するが、流体中に置かれた物体の受ける抵抗は、流体に混乱流動を起こさしめるときは大きく、これに反して流線運動にあるときは小さい。従って流線型とは最も空気抵抗の少ない形状に名付けたもので、これが研究はいろいろの模形を作り、これを風洞試験をして空気抵抗を機械的に決定し、最も抵抗の少ない形状を研究し、実用化する方法に依るのである。全列車(一つの列車の前頭から後尾まで)を流線型にした列車も、各国盛んに試作している。写真(C5343)は本邦最初の流線型機関車の威容である。これは現行C53型機関車を流線型に改装したものであるが、在来のC53形に比し牽引力においてボギー車1両分を余分に牽引することを得、石炭消費量においても3%の節約が出来るのである。出典:昭和10年大阪鉄道局編纂「鉄道用語辞典」 【他動詞】2.無駄をなくして合理化する、簡素化[効率化・能率化]する、能率的にする、縮小改編する、整備する(英辞郎) | ワークスK | |
ストリッパー stripper | 世間一般はいざ知らず、モデルでは塗装剥離剤を指す。 | ブレーキ・フルード・ストリッパー カメレオン・ストリッパー | ワークスK |
ストリップ strip | 「はぎ取る」などの他に、「ネジ山をすり減らす」の意味がある(weblio辞典)。 | ワークスK | |
ストリップウッド stripwood | 表皮を剥かれた丸太? 製材された木材? | ワークスK | |
ストレイン・ゲージ strain gauge | 一般に抵抗線歪ゲージのこと。1938年に市販化された。構造物の進歩に貢献し、特に鉄道車両ではストレスト・スキンやモノコック構造の解析に大いに役立った。ウィキペディア日本語版 | ストレスト・スキン | ワークスK |
ストレスト・スキン stressed skin | わが国では応力外皮、セミモノコックという。航空機や自動車、船舶の車体において、骨格構造からモノコックへの過渡期に出現した技術で、骨組と外板で荷重を受け持つ。ただし、応力外皮=モノコックとの解釈が存在する。Wikipedia英語版、教えて!goo 鉄道車両では、鋼製骨と外板とを一体として垂直荷重を担わせるラーメン構造(不静定梁)を指し、1930年代以降のほとんどの鋼製車が該当する。歴史的には、1932年のARA規格ボックスカーが知られる。それ以前のものは外板に荷重を負担させず、自重が大きかった。なお,ボックスカーの骨組みの内側には積み荷保護のための木板が張られた。1960年代にエクステリアポストへ変遷した。 日本の旅客車では1934年頃から採用された。1931年製造の江若鉄道C4形気動車が大幅な軽量化を成し遂げたとあるので、これかもしれない(ウィキペディア日本語版:極端な薄肉化の結果として外板が応力を負担したという可能性がある) | ボックスカー トラス スチールシースド エクステリアポスト ストリームライン 連接台車 ストレインゲージ | ワークスK |
ストローブ・ライト strobe light | 我が国では「ストロボ」という(weblio辞典)。"strobe"は、明滅するの意(研究社新英和大辞典第6版2002年刊)。 | ビーコン | ワークスK |
ストロボ storobe light | 1970年代後半から用いられ始めたディーゼル機関車のキャブ上の警告灯。キセノン放電管を用いている。この方式の登場以前は電球と回転する反射鏡のビーコンと呼ばれる方式を採用していた。 | dda40x | |
ストロンベッカー StromBecKer | ソリッドモデル・キットのメーカー"Strombeck-Becker Manufacturing Company"のブランド名。創業は1911年で木製玩具を製造。1933年のシカゴ万博を機にOスケールの鉄道物が増加。スケールと呼べる航空機や艦船、戦車などを供給。第2次世界大戦直前には、カラー印刷されたペーパーで飾るデイライト蒸機を発売。1948年のHOスケール貨車はペーパーサイドを採用、次第に航空機が主となる。1958年頃からプラスチックモデル、1963年からスロットカーに進出、木製モデルは1970年頃に販売を終了した?【要確認】Company-Histories.com、Old Model Kits COM | カードストック・モデル | ワークスK |
ストロンライト Stronlite | 「関電機製作所」をみよ | ワークスK |
ラベル:ScaleTrains