2004年01月28日

アメリカ型鉄道模型大辞典【ふ】

ファイン・スケール フィービー・スノー フィレット フジヤマ フレキシ・コイル台車 等々

【ひ】<<          【INDEX】          >>【ぶ】

用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
フーザック・トンネル
Hoosac tunnel
元B&Mの路線で、電化されていたことがある。現在はPan Am Railwaysとなっている。Wikipedia英語版、Trains誌2008年11月号p58-67【書き掛け】パンナム・レールウエイワークスK
フード・ディーゼル
hood diesel
ディーゼル機関車で、キャブ以外の機関部分だけをカバーで被った形態のもの。点検用の通路はその両側に設けられる。フードユニットとも言う。スイッチャーを指すことは稀で、EMD機でいえばGP7以降のロードディーゼルで専ら使われる。

"hood"は米加語で(自動車の)ボンネットのこと。発音は「フッド」が近いとされるが、カナ表記は「フード」が多い。米国英語か? weblio辞典英辞郎
ロングフード ショートフード ハイノーズワークスK
フードルバグ
hoodlebug
ローカル線用の自走式旅客車であるドゥードルバグを指す、中部大西洋および中西部諸州で用いられた方言。"doodlebug"の変形語と考えられるが由来は不明という。西部では"galloping goose"といった。Wikipedia英語版を参照ドゥードルバグワークスK
フービーズ
foobies
元来は「偽りのオッパイ」="fake boobies"の意の俗語(Urbandictionary.com)。転じてモデルでは「実際には存在しなかったものの、リアリティ十分で売り出された、偽りの製品」をいう。メーカーがその旨を表示することは(今のところ)稀有。ロー・ショートフードのSRディーゼル機や、実車がPCF製フラットルーフであるにもかかわらず、模型はUSRE製ピークドルーフのボックスカー(写真)などが該当する。AEM-7電機にGN塗装を施すといった明らかに架空のモデルは含まれない。成立の由来から専ら複数形を採るが、単数形で"fooby"とした例がある。
 ラピッドやエクザクトレールといった新興メーカーが実車に極めて忠実なマスプロ製品を多く供給するようになった2010年頃(?)に使われ始めた。Trainorders.comを参照
ワークスK
ファー・イースト・デストリビューターズ
Far East Distributors
ブラス・モデルのブランドで、存続は1971-1976年。NWSLが製造拠点を日本から韓国へ移した際に、品質を維持できなかったことからダミーに使ったとされる。自嘲的な命名の"Disaster(災害)"シリーズが知られる。ノースウエスト・ショートラインワークスK
ファースト・トラックス
Fast Tracks
official site プリント基板(PCボード)製の枕木を用いた分岐器の自作キット、ジグを発売するメーカー。O、On3、On30、On2、S、Sn3、Sn2、HO、HOn3、HOn30、HOn2、N、Nn3、Zの、#4から#12に加えてデュアル・ゲージを揃える。ただし、基本的に弾性ポイントであるため、分岐器全長が大きく、転換力の大きなポイント・マシンが必要とされる。RMC誌2005年7月号p105-107に製品紹介あり。
 なお、fast trackには「出世コース」の意味もある。
トータスワークスK
ファースト・フォーティーズ
Fast Forties
UPが1976年から1980年代初頭まで運用した高速貨物列車、またはその専用機のニックネーム。特別仕様のSD40-2とDDA40X、さらにナショナル・スイング・モーション台車(1979年以降)を履いたカブースCA-11を用い、時速80マイルを誇った。UtahRails.net、Union Pacific Modeler Vol.2 p49-60ナショナル・スイング・モーション台車 サラダ・ボール・エキスプレスワークスK
ファーストラック
FasTrack
Lionel社の3線式で初心者向けレールシステムのブランド……【委細調査中】ライオネルワークスK
ファースト・レスポンダー・ユニット
first responder unit
火災や事故の発生時に最初に駆けつける車両をいう。
 鉄道では、その訓練用の機関車をNSが2015年、仕立てたことが知られる(Trains Forum)。【要確認】
ワークスK
ファイアウッド
firewood
薪(まき、たきぎ)のこと。蒸機草創期に燃料として使われた。その蒸機をウッドバーナー"woodburner"という。煙突には火の粉止め(スパーク・アレスター)が必須スモーク・スタックワークスK
ファイアフライ
Firefly
原義はホタル。フリスコ鉄道がカンサス・シティとオクラホマ・シティの間に走らせた列車名。1939年に流線型化されたパシフィックが牽引したことで知られる。Trains誌1941年9月号p19(掲示板)、掲示板Wikipedia英語版ワークスK
同上イギリスのグレート・ウェスタン鉄道が1884年に製造した広軌機関車2-2-2。ワークスK
ファイアボックス
fire box
火室と訳す。蒸気機関車で燃料を燃焼させる部分。この部分の大きさで蒸気発生量(=機関車の出力)が決まるといってよい。ウォーターチューブ火室 スーパーパワー大塚集一
ファイアマン
fireman
世間一般ではfirefighter=消防士の意味で用いられる。蒸気機関車にあっては、動力源たる蒸気圧力を保持する仕事をなす。我が国では古くは火夫、国鉄では機関助士、俗称で缶焚きともいった。石炭専燃機では重労働であったが、ストーカーの装備により大幅に軽減された。ディーゼル機や電機においては機関士の助手としての役割を担う。近年は信号保安装置が完備し機関車の信頼性が向上したため、乗務させない鉄道が多くなってきた。エンジニアdda40x
ファイアマン・サイド
fireman side
機関車の左側を指す。アメリカの鉄道は一般的に右側通行でファイアマンは左側に座るのでそう呼ばれるが、C&NWなど、かつて左側通行の鉄道は…エンジニア・サイドdda40x
ファイアレス・エンジン
fireless engine
無火式機関車の項を見よ。dda40x
同上Trains1945-07p35.pngTrains誌1945年7月号p34-38を参照ワークスK
ファイブマン・キャブ
five-man cab
BNが増備したGP50のうち1985年製の5両に採用された8フィート長いキャブをいう。貨物列車のカブースを廃止するため、機関車のキャブに全要員を乗務させることを意図して試作されたが、法律が改正されて(または、労働組合と合意が出来て)、全米でもこの5両の他は、SCLが1978-79年に新造したBQ23-7、クォーターズ・キャブ10両のみに終わった。なお5人とは、エンジニア、ファイアマン、コンダクター、それにブレーキマン2人(岡田宏氏の「当世米国鉄道事情'90s」:リンク先消滅2016年)。"large cab"、"crew cab"、"extended cab"とも呼ばれる。FRED クォーターズ・キャブワークスK
ファイル
file
一般的には書類などを指す。工作用語ではヤスリをいい、名詞および動詞として使われる。weblio辞典Wikipedia英語版
 平ヤスリmill fileは、片面が平面で、その裏が凸面。また、先端部分は必要なとき以外は使わずに切れ味を保つのがコツ。目詰まりしたら黄銅ブラシで清掃。
サンドペーパーワークスK
ファイン・アート・モデルズ
Fine Art Models
official siteワークスK
ファイン・スケール
fine scale
スケールモデルといえどもフランジ高、車輪の幅は実物を縮小したものより大きい。それが我慢できない人たちがやや小さめのフランジ、車輪幅を持たせた模型を作り始めた。フランジが小さくなるとチェック・ゲージを保つため、バック・ゲージを調整する必要がある。
このように作られた模型をファイン(細かい)と称した。それと比較して、今までの車輪をコースcoarse(荒い)ということもある。
スケールdda40x
同上NMRAにおける車輪と線路の規格には、従来のスタンダードと、厳密なスケールダウンであるプロトに加え、中間としてファインが存在する。2013年現在、S-4.1にHO、TT、Nと、それらのn3が規定されているものの、製品や作品は確認できていない。ただしHOゲージにおいて、セミ・スケールと呼ばれる車輪がそれで、スタンダードの線路で使われているという話がある。掲示板を参照
 ここに規定されていないOゲージは、スタンダードの車輪が既にファインに置き換わっていると考えられる。On3は詳細調査中。
 一方かつては(1990年代以前?)、この語が現在のプロト・スケールと同義で、実物を忠実にスケールダウンしたものを指していた。
プロト・スケール セミ・スケール車輪 88番 145番 172番ワークスK
同上我が国では、軌間が概ね縮尺値に近いゲージ・モデルを指すことが多い。OJ、13mm(JM)、12mm、NJがそれ。アメリカのOゲージに乖離があるといっても高々6%(=31.75/29.9)であるのに対して、日本で一般的な1067o軌間との差は、Oで35%(=32/23.7)、16.5mmの1/80で24%(=16.5/13.3)、Nで27%(=9/7.1)と大きく、実物に拘りたいモデラーのジレンマとなっている。ワークスK
ファインスケール・モデラー
Finescale Modeler Magazine
official siteワークスK
ファウルハーバー
Faulhaber
ファウラー・ボックスカー
Fowler boxcar
カナディアン・パシフィック鉄道のMaster CarBuilderを務めたW.E.ファウラーが開発した鋼製フレーム(ハウ・トラス)・木板張りのボックスカーで、1909年から主にカナダ向けに製造された。アメリカでもC&NWや3フィートナローのD&RGWで採用され、コピーも数多くつくられた(サスケハナ、モノン、スー?)。多くは戦後まで営業用に使われたという。Toronto Railway Historical AssociationAlberta Railway Museum、MR誌1996年7月号p38-40(San Juan Car社製品紹介)。写真はAccurail HO製品アウトサイド・ブレースドワークスK
ファスナー
fastener
日本語のファスナーは、ジッパー(アメリカ・グッドリッチ社の呼称から)やチャック(日本の巾着から)を指し、米語ではスライド・ファスナー"slide fastener"に相当する。
 一方米語の"fastener"自体は"fasten"=「しっかり留める」という動詞の派生語で、ボルトやナット、木ネジ、釘、リベット、さらにはマジック・テープなど、留めるもの全般を指す。weblio辞典
ワークスK
ファン
fan
扇、送風機、 (映画・スポーツ・スターなどの)熱心な愛好者(weblio辞典ワークスK
ファン
fun
戯れ、楽しみ(weblio辞典ワークスK
ファンド
fund
"U.S. funds"で、「米ドル」のこと(英辞郎)。
 意味は容易に想像がつくものの、かつてMR誌において、海外からの年間予約料の記載に“in U.S. funds”とあり、悩んだ方がおられるはず。例えば2002年刊研究社英和中辞典に見当たらず、weblio辞典にも適当な訳語が無い(2016年4月現在)。比較的新しい用法かもしれない。今では、クレジットカード等、オンラインでも決済できるので、ちょっと考えられない話。
ワークスK
ファンネル
funnel
漏斗以外に、蒸機や汽船の煙突の意味がある。後者に描かれた汽船会社のマークを「ファンネル・マーク"funnel mark"」と呼ぶ(Wikipedia英語版)。ワークスK
ファンネル・フロー・タンクカー
funnel-flow tank car
文字通り訳せば漏斗funnelのように流れるタンク車ということ。
一般のタンク車は真直ぐな円筒であるが,これは真中でわずかに折れた形をしていて,全量の排出が容易である。真横から見ると「く」の字をしていて,印象的である。。
dda40x
ファン&ゲームズ
Fun & Games
official site HO、O、S、ラージ他の、スケール・フィギュア専門店。オリジナル製品もある。ワークスK
ファンクション
function
DCCのデコーダには、走行用出力の他廉価版では4つ程度、高級版では12個の出力端子を持つ。
これらの出力はファンクション出力と呼ばれ、各種灯火の点滅、ギミックの作動などに使われる。
DCC,デコーダdda40x
ファンタジー・モデル
fantasy model
フィーダー
feeder
モデル・レイアウトでは給電線を指し、引通し線(バス)から分岐して装置やレールまでの間をいう。

電気鉄道では、変電所から電車線の区分毎への饋(き)電線を指す。各饋電線の変電所出口には遮断器を設けて、個別の停電操作を行う。ちなみに、饋電線と電車線"trolley wire"を結ぶ枝線を饋電分岐線"feed branch"という(weblio辞典)。
 フィーダーには他に供給機、送り装置などの意味がある(weblio辞典)。
バスワークスK
フィート
foot
長さの単位、1ft.は12in. 304.8mm。原義は、かかとから爪先までの長さ。カナでは複数形の「フィートfeet」で表記するが、実際にアメリカで長さの単位として使われているのは単数形のfootで、"ft."と略記される。なお、車両の寸法はフィートとインチで表わし、ヤード以上の単位を使わない。マイル ヤード インチワークスK
フィードウォーター・システム
feedwater system
草創期蒸機のボイラーへの給水は、クロスヘッドや車軸で駆動するポンプに依った。予熱は、トレビシック等が試みたものの実用には至らなかった。
 インジェクターは1858年に発明され、可動部分が無く予熱と共に停車時の給水が可能として、1900年頃までに一般化した。⇒[インジェクター]

蒸気で駆動する給水ポンプ式は、走行用シリンダーの排気による予熱で8-16%の燃料を節約でき、給水温度も高くできるフィードウォーター・ヒーターfeedwater heaterとして1920年代に登場し、1930年代中頃までに定着した。我が国では熱交換器を「給水温め器」または「給水加熱器」といった。給水システムは安全上から2系統が設けられ、アメリカでは左サイドがフィードウォーター・ヒーターで、右サイドがインジェクターとされた。我が国は左右が逆。ただし、装置の新製費と修繕費が嵩み、左右2基ともインジェクターの機関車も多かった。
 種類には、予熱された温水を加圧する開放openタイプのウォーシントンWorthington式、ウィルソンWilson式、本省細管式、住山式と、冷水を加圧後に予熱する密閉closedタイプのエレスコElesco式、コフィンCoffin式、クノール式、ウエヤー式、本省式(国鉄本庁式)とがあった。さらに、使った蒸気を給水に加える直接(混和)式と、そうでない間接(細管)式とに分類され、前者は効率が高いものの油分離器を要した。ブログ".Armchair engineering"、Kalmbach社刊"Guide to North American Steam Locomotives" p181-182、国鉄編纂「鉄道辞典」上巻p365-366、下巻p1597-1599を参照【書き掛け】

モデルにおいては装置や配管が外部に露出しているため、ロストワックス・パーツがHOスケールで各種、発売され、また解説記事も多い。

これとは別に、乾燥地帯で水を回収したり、市街地や隧道内で高温水蒸気を封じ込める(?)復水式蒸気機関車が存在した(ウィキペディア日本語版)。
インジェクター エレスコ ウォーシントン コフィン スーパーパワーワークスK
フィードミル
feedmill
"feed mill"とも綴る。飼料工場、飼料粉砕機の意(weblio辞典)。ワークスK
フィービー・スノー
Phoebe Snow
167_13.jpg「フィービ・スノウ」とも書く。DL&W(通称ラカワナ鉄道)が無煙炭での運行をアピールするために1900年から第1次世界大戦期(1914-1918)まで用いたキャラクター。白いドレスを着た女性が煤煙で服を汚さずに旅行できると宣伝した。Wikipedia英語版(画像を引用)、TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐり これにあやかり芸名としたシンガーソング・ライター(1950-2011 ウィキぺディア日本語版)が存在した。"Phoebe"は、ギリシャ神話で月の女神アルテミスの名フォイベー。また女性の名前「フィービ−」(weblio辞典
 同鉄道および後継のELは1949年から1966年まで同名の旅客列車を走らせた。Wikipedia英語版 それを宣伝するボックスカーのモデル例
アンスラサイト ラカワナ鉄道ワークスK
フィーベイ
Feebay
オークションサイトのイーベイのこと。手数料"fee"と"eBay"を合わせた造語で、その高さを揶揄する呼称。Urban Dictionary 頭文字を小文字とすることが多い。ワークスK
フィッシャー,ジョセフJ
Joseph J. Fischer
Joe Fischer ?-1996、1940年代後半からOスケールで客車を手掛けたカスタム・ビルダー。O Scale Resource 2013年9-10月号p6-11、MR誌1949年9月号p14-17、10月号p26-29 OGR ForumワークスK
フィッシュ・プレート
fish plate
"fishplate"とも綴り、"splice bar"または"joint bar"ともいう。(レールなどの)継ぎ目板。weblio辞典Wikipedia英語版レール・ジョイナー スプライス・ジョイントワークスK
フィッシュベリー・アンダーフレーム
fishbelly underframe
魚腹(ぎょふく)台枠のこと(weblio辞典)。木造車の台枠を鋼製とする手法の一つ。客車やボックスカー等でトラスロッド構造に置き換わり、1910-1920年代に用いられ、上部構造の鋼製化に連れて廃れた。概ね中梁に適用され、初期にはトラス組の魚腹台枠があった。また一部に側梁としたもの、また車体を鋼製骨トラス(写真)としたものが存在した。
 上部構造の無いフラットカーでは現在でも採用され、我が国のコンテナ貨車は専らこれ。
 台枠に加わる曲げモーメントに合わせて、断面係数を変化させた形態といえる。

なお戦後のボックスカーの一部に側梁中央部を僅かに膨らませた構造が採用され、これを"fishbelly sideframe"と形容することがある。出入口開口部の補強と解せられる。1954年以降、1960年代のPS製50'車などに見られた。
USRAボックスカー トラスロッド トラス シェイワークスK
フィット・ザ・ボックス・スケール
fit-the-box scale
我が国では「箱(はこ)スケール」と呼ぶ。パッケージ(箱)の大きさに合わせてモデルの縮尺を変え、販売の便を図ったもの。プラモデルやダイキャスト・ミニカーで間々みられる。Wikipedia英語版ワークスK
フィフス・ホィール・カプリング
fifth wheel coupling
"fifth wheel"の原義は、馬が引くワゴンの前車軸が回転するのを可能にするステアリングベアリング。weblio辞典 すなわち、ワゴンの4輪はそのままでは曲がれない。祇園の曳山や曳きダンジリを曲げるときの苦労をみよ。
 転じて、セミトレーラーの連結装置をいい、我が国では「第五輪」と称す。ウィキペディア日本語版
キング・ピンワークスK
フィリップス・ヘッド
Phillips head
ビス(小ネジ)において締め付けたり緩めるための頭の溝がプラス(十字)形となっているものをいう。1936年、アメリカのPhillips Screw社(H. F. Phillips(1890-1958))が最初に製造販売したので、この名がある。一方、マイナス・ネジの呼称はスロットslot ヘッド、そのドライバーをフラットflat・ヘッドと呼ぶ。ネジについてはWikipedia英語版を参照スクリュー スクリュードライバーワークスK
フィリップス・モデルズ
Phillips' Models
official site ニュージーランド北島のAshhurstにある模型店。ワークスK
フィレット
fillet
車輪踏面treadとフランジflangeをつなぐ取り合い曲線を言う。
鉄道模型においては、この半径がある程度大きくないと急曲線でフランジがレールヘッドと接触しやすくなり、抵抗が増大する。【管理者:個人的見解に付き注意】
NMRA のRP25で初めて導入された。
dda40x
同上RMM2001-12p107.jpg"フィリット"とも表記される。ヒレ肉と同語(weblio辞典
 上述のそれは、日本の実物ではノド(喉)Rと俗称し、一般に14mmRとされる。ちなみにレールの該当部分は新品で13mmRで、実質的には摩耗に伴なって変動があるものの、ある程度の接触面積は確保されている(ヘルツ応力を参照)。
 また、両Rに大きな差が生じると、高速走行での惰行動等でフランジがレールに衝突した際、車輪に上方への速度を付与する恐れがある。アメリカのAAR規格が大きなノドRとしている理由は直立摩耗対策で、モデルのNMRA、RP25推奨規格はこれを模倣していると考えられる。TransPacific R.R.2011-07-28を参照

モデルにおいてはかつて、フィレットに脱線防止効果があるとの錯誤があり、それがMR誌67年11月号p45に掲載され、TMS誌1969年8月号p538ミキストに引用されたが、曲線通過の機能をフランジが持つこと、ナダルの式に依るフランジの乗り上がり、滑り上がり現象、さらにはレールの食い違い脱線などを避ける作用がフランジの傾斜(角度)による等々の知識が欠如していたことが原因であった。この錯誤のため、初期に製造されたスパイク・モデルの13mmゲージ用狭幅車輪が大きなRを採用し、脱線を誘発させたとされる。RMM誌2001年12月号p107(図版を引用:タイヤ・コンタはJR系ボルスタレス台車用)、02年4月号p119、03年8月号p111(またはとれいん誌2003年10月号p59)、TransPacific R.R.2013-04-17を参照
 また、大きなフィレットはフログでの落ち込みの原因となり、騒音や振動、強いては先端の損耗を招く。円弧踏面や円錐踏面を採用した場合に同じ(⇒[フログ] ⇒[トレッド])。

なお、フランジ角度(図の70度の角度)が過度に大きいと、(急曲線などで)車輪がレールに対して大きなアタック角を持ったときに、フランジ斜面頂部がレールに接触し、所謂2点接触となり、走行抵抗が増大、またはレールの食い違い箇所などで脱線し易くなる。また、車輪とレールの接触は製造上のバラつきや摩耗等により一様では無いため、トレッドとフランジ斜面底部とでの2点接触を完全には避けることができないものの、半径差が僅少なのでそれによる抵抗も小さい。(すなわち、それ以外の抵抗の方が遥かに大きい。図のレール頭頂部には新品で35mmRの丸みがあり、一般にレール全体が、軌道中心に向かって1/40の傾斜を付けて固定されているので、この図だけでは判断できない)
ナダル・フォーミュラ シングル・ウエア・ホイールワークスK
フェアバンクス・モース
Fairbanks-Morse
潜水艦で実績を上げた縦型対向ピストンエンジンを搭載した機関車を製造した。思想的には先進性がありC LinerやTrain Master等の製品系列を出したが、マーケット的には後発の悲しさで余り売れず、撤退を余儀なくされた。アメリカ国内向けの操業期間は1944年から58年までだが、メキシコ向けは1963年まで続いた。
 Wikipedia-Englishを参照。鉄道関連の扱い品にはトラックスケールもあった。FMまたはF-Mと略記される。
Cライナー、トレイン・マスター、イリー・ビルト、トラックスケール大塚集一
フェアフィールド・トラクション・モデルズ
Fairfield Traction Models
1966-82年、コネチカット州ジョージタウンに本拠を置いたHOトラクション専門のブラス・インポーター。メーカーはクマタ。創業者のGijsbert Johannes Sas(Bert Sas)はトラクション・モデルのパイオニアとされ、1952-1966年にはModel Tramway Systemを名乗った。George L. Huckaby's siteBrass Modeler & Collector, Oct.-Dic. 1991を参照クマタAMTK223
フェイシア
fascia
167_6.jpg(店頭上部に飾られ,通例店の名の書かれた横長の)看板、または鼻隠(weblio辞典英辞郎) 単に、軒端に垂直に取り付けられたボード?
 木造車にあっては、左写真の部分をいう。(A Railway Car-Builder's Dictionary
 レイアウトにあっては、台枠側面を隠すボードや垂れ幕を指す。MR誌フォーラムでのカラーリングについての相談を参照。

我が国でいう破風(はふ、搏風)は一般に、barge board、verge-board、gable board、verge board、verge-rafter等と同義(weblio辞典英辞郎)。
ワークスK
フェザー・リバー・ルート
Feather River Route
CT2000win_p86a.jpgウエスタン・パシフィック鉄道WPが建設したシエラネバダ山脈越えルートで、SPのドナーパスの北側を通る。風光明媚なことで知られ、CB&Q-D&RGW-WPが共同運行したカリフォルニア・ゼファーはここを通過した。WPが好んで用いた羽根のモチーフはこの河川名に因む。Wikipedia英語版、Trains誌1942年3月号p28-45を参照 ドナーパスとの比較はTransPacific R.R. 図版はCassic Trains誌2000年冬号p85に掲載されているカリフォルニア・ゼファー1949年版ブックレットの表紙。
 1983年、WPがUPに買収されて以降、UPに接続する貨物列車は、ドナーパスではなく、勾配が緩やかな本ルートを通過するようになった。しかし、距離が長いとして、再び……【要確認・調査中】
ウエスタン・パシフィック ドナーパス カリフォルニアゼファー ウィリアムズ・ループ ケディ・ワイワークスK
フェッターズ,アーサー
Arthur H. Fetters
1871-1945 UPのGeneral Mechanical Engineer。1918年から同鉄道の4-8-2、4-10-2、4-12-2やマッキーンカーの開発に携わり、1936年にはアルコ社と共に4-6-6-4(当初3900クラスと呼ばれた)を世に送り出した。この4-6-6-4を、後年の3950クラスと区別して、フェッターズ・チャレンジャー(またはアーリー・チャレンジャー)と呼ぶ。UtahRails.netアーリー・チャレンジャー マッキーンカーAMTK223
フェデラル・イエロー
Federal yellow
ミルウォーキー鉄道やチェシー・システムが貨車に塗った黄色をいう。連邦政府(Federal)機関の一覧を掲載(?)した"Federal Yellow Book"という冊子の表紙色に因む。両鉄道色は若干異なる気もするが・・・・【要確認】ワークスK
フェノール樹脂
phenol formaldehyde resin
一般的知見はWikipedia日本語版を参照。ベークライトBakeliteは日本ベークライト(株)他のブランド名。モデルでは絶縁基板として用いられるほか、耐熱性に優れ、熱伝導率が低く、切削加工が容易で安価なことから、ハンダ付けの治具として多用される。かつては絶縁車輪のボスや、“布入りベーク”としてウォームホイールに用いられた。
  1930年代中頃にライオネル社が3線式Oゲージの枕木に用いた? 1937年にウォルサーズ等が一体車輪を売り出した(例えばMR誌同年9月号p338広告、1938年6月号p254)。1945年、リバロッシがHO電車の車体に用いた。Trix社がHOゲージでセクション線路の道床として用いた?
 1957年以降に天賞堂から発売された日本型貨車とEB10は、エボナイト製とされることがあるものの、一般的な理解はフェノール樹脂(TransPacific RR)。硬度があるが脆く、薄肉の造形には向かない。塗装にはプライマーが必要。
エボナイト 天賞堂 リバロッシ テナイト インシュレーテッド・ホイールワークスK
フェライト
ferrite
「パーマネント・マグネット」(永久磁石)を見よワークスK
フォー・エイシズ
Four Aces
womanPullingTrain_150.jpg世界初の転がり軸受装備の4-8-4蒸気機関車。1930年、AlcoはTimkenローラー・ベアリングを全軸に装架した実験機を建造し、NYC、PRRをはじめとする15の鉄道会社で実証試験をした。その機番は1111でありFour Aces(“エース”の複数形)と呼ばれた。その摩擦は信じられないほど小さく、女性3人でも引き出せたと言う。1931年10月、NorthernPacificに引取られ型式A1となり、1933年に2626と改番された。1957年まで現役で、その後オハイオ州キャントンのTimkenの工場に展示されるはずであったが、その交渉中に解体された。Timken社のHPおよびThomas Ehrenreich氏のHPを参照dda40x
同上サンドボックスのサイドにトランプの4つのマーク(suit)が描かれた。サイド・ロッドはプレーン軸受とされた。Wikipedia英語版、Trains誌1958年11月号p16-20、とれいん誌2005年12月号p150、坂上茂樹「鉄道車輌用ころがり軸受と台車の戦前・戦後史」(pdfファイル6.40MB)p80以降を参照ローラー軸受 ティムケンワークスK
フォークリフト
forklift
Wikipedia英語版ウィキペディア日本語版「パレット (輸送)」を参照パレット パレットジャック ネイラブル・フロアー スライドウエル キャンストックカーワークスK
フォー・コーナーズ
Four Corners
アメリカの4つの州の角が1点に集まる場所をいう。全米で3つの州が集まる点は62か所が存在するが、4つは1か所のみで、ユタ、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナの4州。モニュメントが設置され観光スポットとなっている。鉄道ではBNSF(旧ATSF)線が南端を通過し、鉱物資源を求めて幾つかのナロー等が隣接していた。Wikipedia英語版トライ・ステート・エリアワークスK
フォーティ・ナイナー
Forty-Niner
1939-41年、CNW、UPとSPが共同でシカゴ・サンフランシスコ間に走らせたオール・プルマンの寝台列車名。UPはパシフィック(画像)とマウンテン各1両の専用蒸機を充当したが、これらは1937年にディーゼル機の予備として流線型改造されていたもの。月に5往復の運行だったという。American-Rails.comUtahrails.net
 「フォーティナイナー=49er」は、1849年のゴールドラッシュ時、カリフォルニア州に殺到した連中を指す。
ワークスK
フォーニー
Forney
Matthias N. Forneyにより1861-64年に開発された車輪配置0-4-4Tの蒸気機関車。初期には第2動輪をフランジレスとして急曲線通過性能を高め都市内の高架鉄道に採用され、後にはメイン州の2フィート・ゲージで愛用された。Wikipedia-Englishフォーニー,マサイアスワークスK
フォーミング
foaming
蒸気機関車の缶水が沸き立ち、泡が蒸気管に入るようになること。シリンダー抜けの原因となる他、潤滑油を洗い落とすのでピストンが焼きつく可能性が高まる。
缶水中に塩類が蓄積されると、缶水の粘性が高くなって起こる。
フォーミングを検知し、自動的に排水する装置も実用化されていた。
セントリフューガル・セパレータ、プライミング dda40x
フォーミング・ツール
forming tool
旋盤で使われる総形バイトのこと。「総形」は一般的に「そうがた」あるいは「そうけい」と読まれるが、「すがた≒姿」のことがあるので注意。近年は専らNC旋盤が使われる。ハイスピード・スチールワークスK
フォーム
foam
本来は泡のこと(weblio辞典)。我が国でいう「スポンジ」を指す場合が多い。工業的には発泡プラスチック"foamed plastics"という。ウィキペディア日本語版
 軟質のものがブラス・モデル製品の梱包緩衝材として用いられる中で、1980年頃にポリウレタン・フォームが塗面に付着、またはスラリー化して問題となった。原因は加水分解とされ、原理的にはどの発泡材でも起こりうるので、直接触れさせないことが肝心。Reboxx社が交換用スポンジを発売するも、モデルをポリエチレンやポリプロピレンのフィルムで包むことを推奨。同社サイト【調査継続中】
ポリウレタン リボックスワークスK
フォーム・コア・ボード
foam core board
"foamcore board"とも綴り、単に"foamcore"ともいう。我が国では「スチレンボード」と呼ぶ。weblio辞典スチレンボードワークスK
フォー・リンク・メカニズム
four-link mechanisms
「クワドリック・クランク・チェーン」を見よワークスK
フォールドアウト
foldout
本または雑誌に折りたたまれている特大ページ。weblio辞典
 雑誌や書籍に大きな図面や写真が掲載される場合に採用される。
ワークスK
フォールン・フラッグ
fallen flag
原義は「降ろされた旗」で、鉄道ファンの間では「廃業したり、合併や吸収で名前を失った鉄道」を指す。Wikipedia-EnglishワークスK
フォスフェア・ブロンズ
phosphor bronze
リン青銅のこと。薄板材と線材が市販される。強度が高く、曲げ絞り加工性が良好で、電気伝導率も高いことから、車輪車軸からの集電バネに多用される。またアメリカ型では、複雑な曲げを要するフード・ディーゼル機のハンドレールにお奨め。ウィキペディア日本語版 カナ表記は要一考ワークスK
フォックス・バレー
Fox Valley Models
Fox_Valley.jpgofficial site N、HO、Zのインジェクション・モデル・メーカー。Milw、Soo辺りに強い。Walthers取扱ワークスK
フォックス台車
Fox truck
145_16.jpg1889年にシカゴ近郊で設立されたFox Solid Pressed Steel company、それを1899年に引き継いだPressed Steel Car Companyが製造した台車。
 プレス加工した側梁などの部材をリベット組立した構造で、軸バネのみの1重系が貨車用(Car Builder's Dictionary 1895年版p499にNYC&HRの例)、枕バネを備えた2重系がテンダー(?)用(写真:Car Builders Cyclopedia 1922年版p606から引用)として一部の鉄道で30年代初頭にかけて導入された。例えば、1896年製の4-6-0、Casey Jonesがこれ。
 とれいん誌2010年9月号p32(松本浩一氏:pdfファイル)、Builders of Wooden Railway Carsを参照
トラックワークスK
フォトエングレービング
photoengrating
写真製版法、またはそれによる印刷物の意。weblio辞典
 MR誌では1940年代、専ら写真製版の意で用いられ、1950年代以降は、モデル技法の写真エッチングに対して用いられている。
エッチングワークスK
フォムラス
Fomras Models
official siteオリオン・モデルズワークスK
フジ・モデルズ
Fuji Models
フジヤマ
Fujiyama
埼玉県西川口にあったブラス・モデル・メーカー。輸出向けを専らとした。特に60、70年代のPFM向け製品には名作の誉れ高きクラウンモデルが多い。【管理者:MR誌1960年9月号p57のPFM広告にUnitedの工場として西川口の建物の写真がある。「ユナイテッド」の項を参照 詳細調査中】PFMgplrr
同上126_14.jpgFujiyama Kogyo Co.,Ltd. トビーの協力者だった古谷三郎氏が1962年に独立して創業したブラス・メーカー。MR誌での初出は1965年6月号裏表紙、PFMの広告。製品の最終は1989年前後と考えられる。インポーターはPFMの他、Hallmark、NWSL、Fulgurex。HO、HOn3、O、On3の蒸機、ディーゼル機および客貨車を手掛けた。アート・オブ・ブラスVal.2 p5参照。
 PFMクラウンについては、とれいん誌76年1月号にC&NWクラスHと、RF&Pガバナークラス(共に4-8-4)が山内昇氏により解説されている。
 なお1992-93年にErieiプロデュースでUPのFEF3が製造された。MR誌1992年5月号p42広告、とれいん誌1992年11月号p161、1993年9月号p111、11月号p103
クラウン トビーAMTK223
フットプリント
footprint
設置面積の意(weblio辞典) ストラクチャー製品の説明で、レイアウトに設置する場合の目安として示される。ワークスK
フューエル
fuel
燃料、weblio辞典 ガソリンやディーゼル油などの液体燃料以外に薪、炭、石炭も指す。フューエル・フィラーワークスK
フューエル・テンダー
fuel tender
ディーゼル機で、自車の燃料タンクとは別に燃料を積載するテンダーを連結する例が1990年代、BN、UP、CSXなどに見られた。軽油税の高い州で給油しないためとされる。該当するディーゼル機には特別な設備を要す。BN車の例を参照フューエル スラグワークスK
フューエル・フィラー
fuel filler
燃料給油口、専らガソリンやディーゼル油という液体燃料に対して用いられる。weblio辞典フューエルワークスK
フューエル・フォイラー
Fuel Foiler
AT&SFが開発したインターモーダル・スケルトンカーの元祖。1977年に6連節でテストされたのち、1978年に10車体の連接ユニットが量産されて、Ten-Pack Fuel Foilerともいう。"foiler"は「挫く者」で、無駄な部分を削ぎ落として燃料消費を抑える貨車の意と考えられる。引き続き、Itel社のImpackカーに移行した。
 MR誌1982年9月号p51-61に実車図面とモデル化記事。1985年にコンコー社がHOとNでプラスチック製品を販売した。
 なお、1980年代初頭に、この車両専用のコンテナが試作?され、Fuel Foiler containerと呼ばれた。【詳細調査中】
スケルトンカー インパックカーワークスK
フュースラージ
fuselage
(飛行機の)機体、胴体(weblio辞典)。
 カンザス州WichitaのSpirit AeroSystems社で部分組立されたBoeing 737の胴体等を、ワシントン州Rentonのボーイング工場までBNSFが1997年以降、定期的に運搬する。
ワークスK
フューネラル・トレイン
funeral train
葬送列車の意。特に1865年、アメリカ大統領アブラハム・リンカーンのそれを指す。ワシントンDCから埋葬地であるイリノイ州スプリングフィールドまで、途中葬儀の行われたニューヨークを含めて11都市を14日間を掛けて運行された。Abraham Lincoln's Assassinationのサイト、MR誌1995年2月号p92-97(車両図面あり)、150年目となる2015年に同じルートをたどって再現列車を運行しようという活動を参照。

インタアーバンや市街電車にも事例。ブログ「Cederの今昔写真日記」を参照
プルマン パイオニアワークスK
フュナロ&カメレンゴ
Funaro & Camerlengo
154_18.jpg official site 1982年創業。PRRなど東部の鉄道のHO、S、Oゲージ貨車・客車をレジン・キットで製造販売。直販の他、ウォルサーズなどでも扱う。略称は"F&C"
 前半の発音は、「フューナロウ」と示しているサイトがある。創業者の苗字および所在地名。後半はイタリア語で"camerlenghi"の複数形、"Chamberlain"(侍従、会計係:weblio辞典)の意。イタリア人でこの表記の人物が存在(ウィキペディア日本語版)。
ワークスK
フライイング・ズー
Flying Zoo
164_37.jpg井上生三氏 Joe Works Sango Sugiyama HOn2 HOn2・1/2 On3
MR誌では1981年8月号p12……1995年11月号p91
リオグランデ・ミニランドワークスK
フライイング・ヤンキー
Frying Yankee
Wikipedia画像1935年にボストン&メイン鉄道が導入した流線形の3車体ディーゼル連接車。バッド社のステンレス製で、先行したパイオニア・ゼファーに酷似している。Wikipedia英語版を参照
ワークスK
フライシュマン
Fleischmann
Fleischmann logo.png1887年創業のドイツ(西独)の鉄道模型メーカー。一般的事項はウィキペディア日本語版を参照
 アメリカにあっては、同社がHOゲージへ参入した1952年(MR誌同年11月号p84)にCharles C. Merzbach社が輸入を開始し、MR誌の裏表紙裏に1頁大広告を掲出し続け、ヨーロッパ型HOモデルにおけるDC 2線式システムの代名詞となった。アメリカ型モデルは1955年から、車体をダイキャストとしたボールドウィン・スイッチャーやFA、F9、プラスチックで貨車各種やサンタフェ・ハイレベル客車を供給した。フライシュマン製品のMR誌広告終焉は1966年頃?
 1957年?以降はPenn Lineへも供給?、1987年9月号から1989年6月号まで、"Daylight Distributors"名義でフライシュマンの社名が宣伝された。The Train Collectors Associationフランス・ファンのサイトドイツ・ファンのサイトドイツ通販店?のサイト、ヨーロッパ型動力車の製品改良記事(MR誌1968年1月号p55-57)【詳細調査中】
 初期にはカプラーにベーカー型によく似たものを用いた。
ベーカー・カプラー メルズバック,チャールズ ペン・ラインワークスK
フライホイール
flywheel
ハズミ車のこと。
 小さな模型車両では、実物に比較して重量が極めて小さいことや、マグネット・モーターを採用している等の理由から、ギクシャクとした走行、急激な加減速となりがちである。そのため、見かけ上の慣性質量を増加させようと、最も回転速度の高いモーター軸にハズミ車を装備することが、N、HO、Oゲージのほとんどの製品で行われている。写真は一例
 瞬間的な集電不良対策としても有効で、カトーが1989年からNゲージで採用していることが知られている。
イナーシャ トランジスタ・コントローラー スーパーキャパシタ スキューワインディングワークスK
フライヤー
flyer
チラシ(weblio辞典)……のはずが、WalthersやMicro Markでは10数頁のものを呼んでいる。
 leaflets、pamphlet、brochure、catalog(ue)と、どこが違う? 英語の解説や、日本語の説明があるけれど、時代と共に変わるということか。
ワークスK
フラグラー,ヘンリー M.
Henry M. Flagler
Henry Morrison Flagler 1830-1913FECワークスK
フラックス
flux
日本語では融剤という。ウィキペディア日本語版ソルダリングワークスK
フラッグ・ストップ
flag stop
乗客の要求によって停車する小さな駅、停留所。乗車するときには旗を掲げたり、停止信号を現示する。下車するときは予め車掌に告げる。イギリスでは"request stop"という。Wikipedia英語版ホイッスル・ストップワークスK
フラッグマン
flag stop
旗で合図する人、鉄道においては、信号手、踏切番(weblio辞典)。併用軌道で列車を先導する人(騎馬人)?ホイッスル・ストップワークスK
フラッシュ・エンド・アクスル
flush end axle
「ポイント・エンド・アクスル」を見よワークスK
フラットカー
flat car
長物車のこと。床板が一面にべたっと張ってある、いわゆる平床の「シキ」のような車輌が本来のイメージであるが、「コキ」「チキ」のような車種もフラットカーの範疇に入る。シロ/松本浩一
同上Ian Cranstone氏のAAR分類解説参照。2層、3層に棚を設けたオート・キャリアーや、車体中心に全長にわたる垂直壁を設けたセンタービーム・フラットカーなどを含む。オート・キャリアー バルクヘッド センタービーム デプレスト・センターワークスK
フラット・キャビティ・モールド
flat cavity mold
プラスチック射出成型において、スライド機構を用いず、上下2分割の金型で製造されたモールドを指す。"cavity"は、「空洞」の意(weblio辞典)。"flat mold"、"flat kit"、または"shallow cavity molding"ともいう。"shallow"は、「浅い」の意(weblio辞典)。
 我が国では「板キット」、「するめキット」と呼ばれる。
インジェクション・モールドワークスK
フラットノーズ
Flatnose
アルコ製ディーゼル機で、PAやFAの先頭形状に対する表現。GEのデザイナー、Raymond E. Pattenという人物による。パッテンワークスK
フラット・ヘッド
flat head
「フィリップス・ヘッド」を参照ワークスK
フラック・サンド
frac sand
シェールガスを掘削するために用いるフェノール樹脂でコーティングした砂。flackturing sand、proppant(Wikipedia英語版)ともいう? 鉄道では1990年代末から専用のカバードホッパー(TrinityRail 3281 Cu.Ft. 2-Bayなど)をユニット・トレインに仕立てて運用される。シェルフ・カプラー付の理由は?【書き掛け】シェルフ・カプラーワークスK
フラテスチ
Frateschi
official site ブラジルのHOスケール・モデル・メーカー。1993年からアトラス社が取扱い。我が国へ直輸入して販売する業者も存在する。コンソリ2-8-0やダブルルーフ客車には愛用者が若干。Wikipedia英語版アトラス コンコーワークスK
フランシスカン・ホビーズ
Franciscan Hobbies
official site サンフランシスコに存在した模型店。Bill Gunther氏が1946年に開店。MR誌の広告は1955年12月号から確認。2014年1月末で閉店。68年間の営業だったという。掲示板を参照ワークスK
フランジャー
flanger
アメリカの鉄道にあっては、軌道内の氷雪を掻き出す機械的な設備または車両。weblio辞典 一般的にレール踏面よりも下の枕木上に固まったものを掻き出す目的で用いられ、2つの台車の間に設けられているものを指す。【調査継続中】スノープローワークスK
フリーダム・トレイン
Freedom Train
フリーダム・トレイン(FT)には、第2次世界大戦の終結を祝して1947-49年にアルコ社PAが牽引した列車と、建国200年を祝う1975-76年の元SP、GS4他が牽引した列車があるが、一般にFTと言えば前者を指し、後者はAFTと呼ぶ。AFT博物館、および写真コレクションを参照のこと。バイセンテニアルワークスK
フリーマーケット
flea market
蚤の市。フリー"flea"はノミの意。廉価品や中古品を露天で販売するストリートマーケット(weblio辞典)をいう。"free market"は和製英語(奇妙な和製英語の世界)。 モデラー同士のものは"swap meet"と呼ばれることが多い。スワップ・ミートワークスK
フリーランス
freelance
モデルにおいては、模写(模倣)する実物が存在しないものをいい、名詞、形容詞、動詞として用いられる。アメリカでは多くの場合、実在の鉄道を想定しないレイアウトに対して呼ばれる。「自由」といえど、時代や地域性等を厳密に踏まえているものがほとんどで、例えばジョン・アレンのG&D鉄道などがある。
 逆は"prototypical"、ギャグ的には"proto-lance"等という。About.comの一文を参照。
 実車の長さを短縮したショーティshortyは、この名では呼ばれないことが多い。
スケール ファンタジー・モデルワークスK
フリー・ランナー
free runner
積み荷を降ろした貨車は、直ちに所有者の元へ空車回送するICCの規則となっていたが、それに依らず、所有者や荷受側鉄道の判断で別の輸送に充当が許されるものをいう。運用効率の向上を図る目的で採用された制度。1995年に規則は廃止された。【委細調査中】レールボックス レールゴン インセンティブ・パー・ディーム ノース・アメリカン・ボックスカー・プールワークスK
フリー・ローリング・ドライブ
Free-Rolling Drive
126_8.jpgHOおよびOゲージ・クラスの蒸機のモデルに、滑らかな走行性能を付与することを意図して開発された動力システムの呼び名。それまではスパーギアやべベルギアでしかなし得なかった高効率の伝動を、3条ウォーム・ギア、極圧グリス、スラスト・ベアリング、およびコアレス・モーターの組み合わせという小型で簡便な装置で実現したもの。車軸軸受にもベアリングを装備することにより、指で押しても動く、勾配上で通電を止めると転がり降りる、また2台を同一線路に置いて一方を手で押すと、その発電した電力で他方が動くとされる。
 とれいん誌1984年11月号およびModel Railroader誌85年11月号(参考図版、クリックで拡大)で、開発者の大東孝司氏により発表され、"Free to Roll Mechanism"と名付けられた。市販品としては、カツミ(コースティング・ギア)、サムホンサ(コースティング・ドライブ)、スパイクモデル(コースティングギヤーTMS誌1989年3月号p34)、稲見製作所製が知られる。
 なお多条ウォームは、歯車比が小さくなり、牽引力や低速性能に影響が及ぶ点に注意。

走行機構の抵抗を低減していくと、下り勾配や減速時には実車同様に歯車系に負のトルクが加わり、逆駆動の必要性が生じる。このため、カトーが16.5mmゲージで発売した2012年のJR、EF510と2013年のアムトラックp42は、2条ウォームとコアレス・モーターを採用した。ただし、さらにスパーギアで歯車比を落としている。
 一方2000年頃から、高精度の静粛性に優れたスパーギア(べベルギア、クラウンギアを含む)の多段減速が、効率や保守性の面から多用され始めている。
コースティング・ギア ウォーム・ドライブ コアレス・モーターAMTK223
フリクショナル・バイブレーション
frictional vibration
摩擦振動のこと。"frictional oscillation"、"スティック・スリップstick-slip"ともいう。【書き掛け】ロッキング・バック・アンド・フォースワークスK
フリクション・ドライブ
friction drive
フリクション・ベアリング
friction bearing
プレーン軸受(スベリ軸受、平軸受)の別称(蔑称)。アメリカのコロガリ軸受業界団体American Bearing Manufacturers Associationは、1993年までAnti-Friction Bearing Manufacturers Associationと名乗ったという。鉄道車輌用ころがり軸受と台車の戦前・戦後史−坂上茂樹pdfファイル6.40MBp5プレーン軸受 ローラー軸受ワークスK
フリスコ
Frisco
原意はサンフランシスコの別称。鉄道においては「フリスコ・ライン」を自称したSt.Louis-San Francisco Railwayを指す。同鉄道は南部一帯に路線を保有し、略称はSL-SF、またはSLSF。1980年、BNに吸収された。St. Louis-San Francisco (Frisco) Railway Historical and Modeling Society
マンダリン・オレンジ クーンスキン・ヘラルド ハンガーフォード・スキーム FFFワークスK
フリップ・ア・シーン
flip-a-scene
演劇でいう回り舞台よろしく、レイアウト上でシーナリーを転換する仕組み。MR誌1988年7月号p94-96、TMS誌1988年9月号p71ワークスK
フルーツ・サラダ・スキーム
Fruit Salad scheme
31DSC09885.jpgLAトランシット(画像)やキー・システムなどを傘下としたNational City Linesが電車やバスに用いた配色で、上半分をpale green、下半分をmustard yellowとしたもの。Trainorders.comを参照キー・システム ナショナル・シティー・ラインズワークスK
古市製作所
Furuichi Seisakusyo Co.
Tokyo Micro Motor Co. Ltdとも称した。小型DCモーター・メーカー。東京都世田谷区で起業し、長野県佐久市に移転?マシマ電子ワークスK
フルタ・チョコエッグ
Furuta Choco Eggs
フルタ製菓が展開する食玩の一種。中にダイキャスト製乗用車のシリーズがあり、幾ばくかはHOスケールに近いとして内外のモデル・ファンに愛好されている。87thScale.infoワークスK
フレア・マーケット
flea market
「フリー・マーケット」の誤読。フリー・マーケットワークスK
フレイトカー・アメリカ
FreightCar America
元Johnstown America Corporation 1995年に改名Virginia州Roanokeに製造拠点(未確認情報)メーカー自身のサイトベスレヘム・スチールワークスK
フレイト・カー・ジャーナル
Freight Car Journal
1983-1994年?にSociety of Freight Car Historiansが発行した不定期刊誌。内容はアメリカ型資料室を参照。一部はダウンロード可能ワークスK
フレイト・セーバー
Freight-Saver
ACF社が開発したクッション・アンダーフレームで、1960年代初頭に登場したエンド・オブ・カー方式と、1970年代に追加されたスライディング・シル方式がある。"American Car & Foundry Company 1899-1999"p340フレイト・セイバークッション・アンダーフレームワークスK
フレイトマスター
FreightMaster
"Freight Master"とも書く。End-of-Car cushionの嚆矢といい、Halliburton社のブランド名。1960年?頃に開発された。同社の歴史TransPacific R.R.クッション・アンダーフレームワークスK
フレキシコイル台車
Flexicoil truck
145_20.jpgEMDのSD7(1952-1953)からSD45(1965-1971)までに採用された3軸台車。コンレールにおいては総てのSD40-2と、SD50の初期まで愛用された。1970年以後はHT-C台車へ移行した。
 トラクション・モーターが3台共ホイールベースの内側に納められているにもかかわらず、軸間距離は6'-9・1/2"×2という等ピッチで、車輪径は40"。写真はCar and Locomotive Cyclopedia 1966 p850からの引用で、SD18、SD24、SD35用のクラスプ・ブレーキ・シュー式を示す。SD38、SD40、SD45はシングル式となった。詳細なバリエーションはS.A. McCall氏による解説を参照。
 FL9の後部A1A台車はこれをモデファイしたものといわれる。また同じFL9の前部2軸台車はFlexicoil B型で、RS1325他にも採用された。DD35の4軸台車も同名で呼ばれる。The Second Diesel Spotter's Guide p13 & p17参照

【仮説1】いくつかの文献から推察すると、H形の部材はflorting bolsterと呼ばれ、トランサム上の4組の金属コイルバネで支えられている。左右方向の緩衝は、このバネの横剛性によって得る。これが“フレキシコイル”の名の由来か。また、前後方向の牽引力はストッパー(摺板)による。心皿位置が高いが固定軸間距離が長いため、軸重移動はそれほど起きない。ただし、HT-CではH形floating bolsterの高さを(GEのFB-3並みに)下げた‥‥ということではないか。

【仮説2】Wikipedia英語版"Flexicoil suspension"には、1930年代初頭の機関車にスペインやソ連などで採用され始め、1950年代、1960年代に高速電気機関車用として西ドイツ等ヨーロッパで普及。枕バネとしての金属コイルバネを車体と台車枠の間に挿入して、この金属コイルバネが捻じれるとある。
 これから連想される機構は、我が国のEF62(1962-1969)に採用された仮想心皿方式で、このバネに左右動の緩衝を担わせ、ボギー回転に対して僅かだが反力が生じるもの。すなわち金属コイルバネによるボルスタレス台車となり、EMD製台車や東急5000系TS301台車(1954-1959)は相当しない。【書き掛け】
HT-C台車 フローティング・ボルスター 軸重移動 ローリング キャデラック トラクティブ・パワーワークスK
フレキシバン
Flexi-Van
nyc_flex-van_yard_tractor_rf_lg.jpg初期に実用化されたインターモーダル・システムのひとつ。スケルトン構造の専用フラットカー上のターンテーブルに、トレーラートラックに牽引されてきたコンテナを押し込んで搭載する。当時のピギーバック方式では限界を侵す区間を持つNYCが1957年に採用し、同鉄道とやり取りのあったCB&Q、IC、Milwが導入したが、ピギーバック方式の改良により1970年代初頭に消滅した。1/87 Vehicle Club(写真を引用)、Kalmbach出版The Model Railroader's Guide to Intermodal Equipment & Operations、TMS誌1960年5月号p210(汽車会社提供写真)参照
 日本でも1961年にシキ1、チキ9000、コキ9000が試作され、一部は実用に供された。
ピギーバックワークスK
フレキシ・フロー
Flexi-Flo
1964-1966年にACFがNYC向けとして220両を納入したセメント輸送用カバードホッパー。125トン積3,500cu.ft.で15-psiの差圧排出機構を備えた。NYCの命名という。"American Car & Foundry 1899-1999" p243, 270 Penn Central時代の1974年にNACCが製造したPD3000、110両も同名を騙った。ConRailファンのサイトセンターフロー プレッシャー・デファレンシャルワークスK
フレキシブル・トラック
flexible track
"curvable track"ともいう。レールとプラスチック製枕木で構成された、いわゆる軌筐(ききょう)で、枕木同士を繋ぐモールドを片方のレール下にのみとすることにより自由に曲げることができる。我が国では篠原模型店をはじめとして“フレキシブル・レール”の語を使うことが多い。同時に用いる分岐器には、レールと枕木だけからなるセクショナル・トラックを用いる。
 1938年にマンチュアが売り出したHOゲージ用が最初とされる。日本では1954年にシノハラが発売した(ただし、当初は構造が異った⇒[篠原模型店])。

「自由な曲線ができる」と謳うが、曲げRが小さいほど、本来はスラックを増やさなければならないにもかかわらず、軌間が狭くなるというジレンマがある。よって通例、製品ではゲージをプラスめの寸法とされる。もちろん、模型の軌間自体にスラックが考慮されているので、一般には意識する必要がないと考えられる。TransPacific R.R.を参照
 また、正確な曲線および直線を敷設するためには、相応の治具が必要とされる(⇒[トラック・ゲージ])。枕木にはナイロン等の軟質プラスチックが用いられているので、ウエザリング塗装は完全には固着しないとされる。レールや枕木などの熱膨張係数の差を考慮して、道床への固定には一般に釘類を用いる。レール底部をスパイクで固定する場合は、スパイクが防音層(コルク等)を突き破らないように注意。枕木部分を釘で固定すると良いともいう。防音と見映えを考慮して(床材用等の)接着剤(ラテックス・コーキングlatex caulk)による事例が増えてきた。レール同士の連結にはジョイナーが用いられ、曲線中では滑らかな接続を狙ってハンダ付けされることがある。
タイ(枕木) マンチュア 篠原模型店 レール スラック ハンド・レイイング バラスト セクショナル・トラック スナップトラック コルクワークスK
フレキシブル・ボイラー
flexible boiler
蒸機研究ファンのサイトワークスK
フレッド
FRED
"FRED"を見よ。一般的に"Fred"は、男性名のAlfred、Frederickに対する愛称。weblio辞典ワークスK
フレッド・ハービー・カンパニー
Fred Harvey Company
「ハーヴィ」、「ハーベイ」とも書く。Fred Harvey(1835-1901)が起業したレストランと食堂車の運営会社。1876年からは主にAT&SFの駅と列車で営業した。彼が死去した1901年には45のレストラン(Harvey House)と20両のダイニングカーを保有し、1960年代中頃までに多くの店を閉めたが、76両のダイニングカーと68両のラウンジカーはアムトラックの出現まで運行し続けたという。MR誌2003年8月号p112、Wikipedia英語版
 ハービー・ガールは、その従業員。
 フレッド・ハービー・スタイルは、同社が土産として取り揃えたインディアン・ジュエリー(一宝石店のHP
アチソン・トペカ&サンタフェワークスK
フレンチ・カーブ
french curve
雲形定規のこと。雲形は「くもがた」または「うんけい」と読む。ウィキペディア日本語版 単純な円弧ではなく、オイラー螺旋やクロソイド曲線を含むので、優美な曲線を描けるとしてデザイナーなどに重宝される。
 英語では、木造客車等の唐草模様的なデザインを指す例がある。モデラーには、緩和曲線を描くテンプレートとして時々利用される。
緩和曲線ワークスK
フレンドシップ・トレイン
Friendship train
第2次世界大戦直後の1947年、フランスとイタリアへの食料援助を呼び掛けてLAからNYまで運行した列車。一部車両にデコレーションが施された。いうなれば、マーシャル・プランの民間版で、両国へはソ連から大量の救援物資がもたらされ、それに対抗するためだったという。Wikipedia英語版紹介サイト Nスケール・モデルをシリーズとしてMicro-Trains社が2017年から発売した(同サイト)。メルシー・トレインワークスK
フローティング・ボルスター
floating bolster
"floating-bolster"とも書く。
 ディーゼル機では、GE製のUボート、ダッシュ7、ダッシュ8あたりの2軸および3軸台車を指して呼ばれ、型式はそれぞれFB-2とFB-3とある。ブランド扱いはされない。S.A. McCall氏のサイト 3軸台車については、Union Pacific Modeler Vol.3 p72-83に、1966年から1990年代半ばまでの外観的な詳細が解説されている。
 さらにはEMD製のフレキシコイルおよびHT-C台車での説明に登場することがある。

客車では、GSCが1942年に開発し、1960年代まで圧倒的多数に採用されたと、松本謙一氏が"とれいん"誌2011年10月号p74に書いているものの構造及び出典の記載なし。
 John H. White著"The American Railroad Passenger Cars"p509-には、Commonwealth Steel社(後にGSCに合併)が1940年頃に開発したとし、1942年にGSCがNYC向けとして製造した台車写真が掲載されている。これは、内吊リンク式揺れ枕付でオールコイルバネのドロップ・イコライザーとなっている。
 1948年出願特許のナイストラム台車では、左右動をゴムパッドで受けているように見える。⇒[ナイストラム台車]
 なお、ラピッド・トランシット向けで、吊リンクが無い内側軸受式台車を1950年代半ばにGSCが供給しているものの、名称や呼称は見当たらない。
 また、20世紀前半のBaldwinやBrillの電車用台車にも散見され、単に"swing bolster"ではないものを指すという可能性もある。【引き続き探求中】
トラック フレキシコイル HT-C スイング・モーション台車 トリプル・ボルスターワークスK
フログ
frog
分岐のレールが交差する部分。真上から見ると蛙のようにも見えることからこのように呼ばれる。
2線式フログは、絶縁材でできたもの(insulated frog)と給電されるもの(all-rail switch)とに分かれる。DCCでは後者のタイプのうちトングレールは近接するストックレールと同極性で、フログ部分には切り替えられた方向に給電されるタイプを用いる必要がある。
ターンアウトdda40x
同上フロッグとも表記する。カエルの後足に似ているところからとされる(weblio辞典)。我が国では轍叉(てっ叉、てっ又、てっさ)、または英国流にクロッシングcrossingと呼ばれる。一般の分岐器類で用いられる2本のレールのなす角度が比較的小さな「端クロッシングV-crossing」と、大きな「K字クロッシングK-crossing」とがあり、前者を単に「クロッシング」ともいう。また、可動式と固定式などにも分けられる。日本国有鉄道編纂「鉄道辞典」上巻p425を参照(図版を引用)

端クロッシングの可動化は、高速鉄道などでの振動と騒音の抑制を目的として採用される。すなわち、踏面勾配やノドRが大きい場合にフログ先端への衝突が顕著となることに注意。ノーズ可動式とウィング可動式とがあり、アメリカでは後者が一般的という。
 模型において、薄いタイヤ厚ではフログで落ち込むものの、世間に問題意識は存在しない。

161_8.jpg交差(ダイヤモンド・クロッシング)における可動式K字クロッシングの採用は無誘導長に依存し、軌間や車輪径によって決まる。JR在来線では、6番(両渡り線でいうと12番)までが固定式で、8番以上が可動式とされる(保線ウィキ、新幹線は10番以上が可動式?)。片方が固定で、もう片方が可動式の例(近鉄京都駅) アメリカでは鉄道によって異なり(?)6番で可動式の例がある(TransPacific R.R.)。車輪フランジによる誘導長の3倍までは無誘導長を許容する原則があるためという【根拠不明】。
フログ・ナンバー クロスオーバー フログジューサー エレクトロフログワークスK
フログ・ジューサー
frog juicer
DCCにおいて、レール(特にフログ)の極性を自動的に瞬時に転換する装置。ポイント・マシンの補助接点を用いる方法と比較して、その接触不良を防ぐことができ、スプリング・ポイントも可能というが、コストが問題。無電区間を皆無とできる利点がある。ただし、両側のトングレールの極性はストックレールと同一に固定する必要がある。
 Tam Valley Depot製品は、MR誌2010年2月号p87で紹介。"Hex"を冠した商品名で、両渡り線などの6個のフログを制御できる。
 "juice"は電気他の意(weblio辞典
リバース・ループ・アダプター DCCフレンドリー エレクトロフログワークスK
フログ・ナンバー
frog number
分岐器の開き角度やクロスの交差角度(緩やかなものに限る)は、フログの番数"frog number"で表わされ、概ね図のNで定義される。フログ部分は一般に基準側、分岐側共に直線とされるが、曲線分岐などで、片側または両側が曲線の場合には、交点で接線同士がなす角度を用いる。図は、TMS誌1976年1月号p94から引用。
 即ち、Nが大きいと角度は小さく、付帯曲線半径や分岐器設置面積は大となり、分岐側の制限速度を高くできる。日米の実物やモデル製品はNを整数として標準化され、分岐番数と呼ばれる。他方、欧州では角度自体で表示されることが多い。
 複数の並行直線の線路を渡る分岐器を構成する場合、片分岐、クロス、ダブルスリップ等を同じNで統一すれば破綻をきたすことが無い。加えてY分岐がNの1/2として整合する理由や、前述のNの定義が8〜14番に限る理由は、TransPacific R.R.の追記8を参照。

モデルにあっては、片分岐に限ってN=1/tanθとの誤った認識が蔓延しているが、番数が大きくなるにつれ、その差が僅かとなるので不都合を生じることは少ない。製品においても、前述の実物に即した角度となっている保証は無いので、現品を確認する必要がある。同式は計算が容易で、鉄道の現場でも「簡易式」として使われていた節がある。錯誤はNMRAの推奨規格RP10およびRP12.1〜12.7にも?
ターンアウトワークスK
フロッキル
Floquil
Floquil_logoアメリカにおいて鉄道模型用塗料として重用されるエナメル系塗料。隠蔽力が強く、非常に薄く仕上がる。"gross"と明記してあるもの以外は完全なツヤ消しで、必要により溶剤(かつてはDio-Solと呼ばれた)とツヤ出し剤Glazeを混入する。男の模型しゅみ他を参照 その比率は吹付の場合で、前者を20%、後者を5%という。(Walthers HO Catalog 1975年版p137を参照。1971年版では夫々30%と20%)

1930年代初頭に起業されたFloquil Pen & Ink Companyの創業者Harold Rosenlundが、自身が興味を持っていた鉄道モデル用に売り出したものという。(1970年代?におけるPolly S社の保有を経て)、1990年代にはTestors社が引き継ぎ、数年後に同社をRPM社が買収していたが、2013年5月にフロッキル、ポリー・スケール、パクトラという各ラインの製造中止がアナウンスされた(掲示板を参照)。MRH誌2013年6月号p127を参照。マイクロスケール社提供「代替塗料一覧表
 MR誌でその名の初出は1947年2月号p173の製品紹介。一般には「フロークイル」、鉄道模型関係では「フロクイル」とカナ表記されることがある。Walthers site
グレーズ ソルベント ディオ・ソル パクトラ ポリースケールsome members
フロッグ
FROG
1932-1977年に航空機モデルを製造したイギリスIMA社のブランド。1936年に発売したセルロースアセテート製キットが世界最初のプラモデルとされる。ウィキペディア日本語版テナイトワークスK
フロント・ランナー
Front Runner
Trailer Train社が1981年に開発したインターモーダル・スケルトンカーの一種。(TTXのサイト)"4-Runner"と呼ぶ2軸車の4両連結セット(1軸連接車?)を、1984年に1両単独としたもの。48'または40'トレーラーを1台積載する。2軸である点がアメリカの車両として極めて異例。2000年頃まで運用されたという。MM誌1987年5月号p38-40(Freight Cars Book 1に再録)スケルトンカー スパイン・カー 4ホィールカーワークスK
フロントランナー
FrontRunner
Utah Transit Authority (UTA)が2008年に運行を開始したコミュッター鉄道輸送システム。Wikipedia英語版を参照ワークスK
フロント・レンジ
Front Range Products
1980年代(1982-89年)?にプロトタイプに忠実なプロポーションでHOゲージのプラスチック・キットを発売したメーカーの一つ。Fred Becker氏の創業になり略称はFRP。フード幅が正確なGP7/9や、センタービーム・フラットカー、40ftボックスカーで知られる。それらの多くは、McKean Modelsを経てTrains Unlimitedや、Accurate Finishing Inc.(Accurail)に引き継がれた。創業者はE&C ShopsやLBFにも関与したとされる。なおGP7/9は、East Coast Models(MM誌1983年4月号から1985年3月号に広告)から引き継いだものという。

"Front Range"はロッキー山脈の南端に位置して南北に連なる大陸分水嶺で、東側にはグレートプレーンズ(大平原)が広がる。この境界上をインターステート25号線が北から南へ、ワイオミング州キャスパー、シャイアン、コロラド州デンバー、コロラドスプリングス、プエブロと結んでいる。(Wikipedia英語版)元D&RGWのモファット・トンネルは、デンバーから西進してフロント・レンジを貫く。
アキュレール マッキーン・モデルズ モファット・トンネル レンジワークスK

【ひ】<<          【INDEX】          >>【ぶ】

posted by ワークスK at 05:28| Comment(0) | 大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: