用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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ホーカー・シドレー Hawker-Siddeley Canada | 1962年から1980年代まで客貨車や航空機、船舶を製造した。英国企業グループのカナダ法人。GOトランジットの2階建て客車やカバードホッパーが知られる。撤退後はボンバルディアやグリーンブライアーに引き継がれた? Wikipedia英語版 | ワークスK | |
ホースカー horse car | 馬車鉄道。1930年代に普及していた乗合馬車(オムニバス)が都市内では轍(わだち)を穿ってしまうことから鉄軌道に載せる形で発展した。1870年代以降はケーブルカーや蒸気高架鉄道に移行した。Sotaro Yukawa氏のHP、Wikipedia英語版を参照。 馬を運搬するための車両。専ら客車列車に連結されて荷物客車の形態を採り、馬車時代は馬と馬車を一緒に運んだ。後年はレース用の競走馬を運んだ。"horse express car"とも言う。日本国鉄では有蓋車ワムで運搬した(TransPacific R.R.)。 | ケーブルカー L | ワークスK |
ホースシュー・カーブ Horseshoe Curve | 【h- c-】馬の蹄鉄(ホースシュー)よろしく、いっきに180度以上を転向する曲線区間の事。別名オメガ(Ω)カーブとも言う。列車ウォッチ&撮影ポイントとして有名な所が多い。 | ポーラ | |
同上 | ![]() 土木技術者Herman Haupt(1817-1905)により1854年に開通した。半径609〜637フィート(=186〜194m)220度を4線(現在は3線)で一気に曲がり、前後併せて11マイル(17.7km)の区間で1015フィート(310m)、すなわち1.8%勾配を登る。1966年にNational Historic Landmarkに指定された。Wikipedia英語版を参照。蒸機時代は火災を恐れて線路沿いの樹木が伐採されていたものが、ディーゼル機時代になって生い茂り、見晴らしが悪くなったという。 | J.E.トムソン | ワークスK |
ホース・パワー horse power | 仕事率(工率ともいう)の単位で「馬力」と訳される。英馬力HPと仏馬力PSの2種類がある内、アメリカでは前者が使われ、1 HP=0.746 kWである。550 lb.の物体を1秒間に1 ft.(重力に抗する方向へ)動かすことの出来る力(550 ft-lbf/s)と定義される。実用蒸気機関を発明したジェームス・ワットが当時の一般的な馬1頭の50%増しを1馬力(すなわち馬は0.67馬力)と決めたというが、現在のサラブレットは4馬力相当とのこと。(ここで、馬がその馬力を出せる時間に注意が必要。連続定格、1時間定格、1分間定格など、短時間に出せる馬力は大きくなる) 一方、日本などで使われる仏馬力は、1 PS(独語pferde-strakeの略)=0.735.5 kW=75 kgf-m/sで、75kgの物体を1秒間に1メートル動かすことの出来る力。1 HP=1.01387 PSとなり、機関車の出力表示として両者の差は誤差の内といえる。ウィキペディア日本語版を参照 | ワークスK | |
ホーボー hobo | 浮浪者、渡り労働者と訳される。1837、1873、1929年などの恐慌期に大発生し、貨物列車への無賃乗車を常とした。Wikipedia日本語版を参照 | 北国の帝王 | ワークスK |
ホーボーケン Hoboken | 「ホボケン」とも書く。ニュージャージー州東部の町(Wikipedia英語版)で、ハドソン川を挟んだ東の対岸はニューヨーク。古くはDL&W(通称ラカワンナ鉄道)がターミナルを構え、ニューヨークとはフェリーで結んだことで知られる。TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐり | ジャージー・シティ ラカワナ鉄道 | ワークスK |
ホーマソート Homasote | 「ホマソート」を見よ | ワークスK | |
ホーム platform | 駅のホームは、「プラットフォーム」というweblio辞典 | プラットフォーム | ワークスK |
ホール hole | 側線のこと。 側線は転動防止のため本線よりやや低く作られている。そのため、Hole(穴)というスラングが生まれた。側線に止まっている時は”in the hole”という。 | サイディング | dda40x |
ホールドアウト foldout | 「フォールドアウト」を見よ | ワークスK | |
ホールマーク・モデルズ Hallmark Models | ![]() "hallmark"は「品質保証書、太鼓判」の意。weblio辞典 女性経営者Bobbye Autrey Hall(1909-2007)は、テキサス州ダラスの"Bobbye Hall's Hobby House"という模型店店主としても知られる。Hal Carstens著"150 Years of Train Models"p22 79 128に“若い頃”の写真、MR誌2007年4月号p9に追悼文、自叙伝に"Tracks from Texas to Tokyo" 2006年刊(資料室)がある。業界団体のHMA(Hobby Manufacturers Association)がボビーホール功労賞を設ける。開店50周年記念貨車をガラクタボックスに展示。 | クマタ フジヤマ サムホンサ アジン ホビー・マニュファクチャラーズ・アソシエーション | AMTK223 |
ホーロー enamel | 日本語で、琺瑯(ほうろう)の転化。「エナメル」をみよ | グラス・ライニング | ワークスK |
ホーンビィ Hornby Railways | ![]() アメリカでは1999年に設立したHornby America(official site)として模型全般を扱う。鉄道模型は2005年よりリバロッシ・ブランドを供給。 | リバロッシ エアーフィックス ハマント&モーガン | ワークスK |
ホーン・フック・カプラー horn-hook coupler | ![]() 委員会ではナックルが非可動の方式をX2と名付けて開発が絞り込まれ、X2Aにはじまって最終的にはDU機能を付与できるX2Fが答申され、当時、HOゲージ用として十分な機能を持っていると評価された【出典:MR誌1955年5月号p10】。ただし、会員投票で標準となることは否決され、規格に制定されることはなかった。 一方、設計は公開され、1954年からRail Line社、さらにMDCやケムトロンが参入し、1950年代後半には安価なダイキャストやプラスチック製がアサーンやマンチュアなど全ての量販製品に採用された。中でもRail Line社はドラフト・ギア(ポケット)の有無やマグネット式のカプラー、さらに解放ランプ(固定および可動retract式)をラインナップした。 1960年代に入ると機能と形態に優れたケーディー社製がファンの間で普及して、製品購入後に取り替えられるのが常となった。1996年にケーディーの特許が切れた後は、そのクローン製品に置き換わり、2000年頃にはホーンフック型の命脈が尽きたと言える。しばらくはホーンフック型を添付したメーカーもあった。 日本では1955年に篠原模型店がカプラー本体を、また1957年に解放ランプを共にナイロン製で売り出し、一部で愛用された。一般にはべーカー型が使われ続けた。Oゲージでも板金プレス製品をカツミが販売したことがあった。(ブログ"Giants of the West"を参照)輸出向けブラス製品は殆どカプラー無しで出荷された。 取付高さは、NMRA規格案で、カプラー中心がレール面上25/64"≒10mmであった。日本の16番規格では本来10.5mmとなるところを解放ランプの関係から10mmとされた。【出典:TMS誌1957年10月号ミキスト 実物の連結器高さは、アメリカの標準軌でも日本の1067mmでも約880mmが標準であり、1/87で10mm、1/80で11mmとなるが、16番規格では間を取って10.5mmとしたものか?】 ![]() ホーンフックからケーディーへの取り替えは、カプラーポケットをそのまま使って置き換えられるが、標準型では0.3〜0.5mmほど低めになるので、下シャンク型を使うか、台車中心ピン部にワッシャを挟んで調整する必要がある。 ![]() なお、ケーディーが上下の食い違いによって自然解放を起こし易いことから、オーバーハングの大きな車両で2005年頃でもアマチュアが用いることがあった。 | ケーディー べーカー レール・ライン 篠原模型店 | ワークスK |
ホイール wheel | 車輪単体を指す。車軸との組み合わせはホイールセットwheelset(輪軸)という。 アメリカにおける実物の貨車では1950年代後半まではチル一体車輪が用いられ、その後は鋳鋼または圧延一体車輪となった。多くの場合、機関車や客車用とは異なり、摩耗による削正を行わず、タイヤが薄く、フランジが厚い。貨車が専ら一体車輪を用いた理由は、数十マイルも続く下り勾配でのタイヤ弛緩を避けるためと考えられる。 機関車や客車、電車では、輪芯とタイヤを別体して、摩耗したタイヤのみを取り換える焼嵌め車輪が主流で、スポーク輪芯も用いられたが、近年は専ら一体ディスク型とされる。【要確認】AAR規格を参照。客貨車の車輪径については「トラック(台車)」と「トン」の項を参照。 プルマン寝台客車が木造時代、輪心を圧縮紙としたペーパーホイール"paper wheels"を用いた。滑らかな乗り心地だったという。 モデルでは、実物に倣って輪芯とタイヤを別体とすることも行われ、そのタイヤには軟鋼やステンレス、ニッケルシルバーが使われる。 一体のものには、黄銅、ニッケルシルバー、ステンレス、ダイキャスト、焼結合金(鉄系?)、ポリアセタールPOMが使われる。黄銅の表面にクロームメッキ(摩耗防止と外観向上を目的)を施したものは、メッキムラに留意。快削黄銅は、1970年代までに製品例があり、フランジ摩耗を起こし易かった。ポリアセタールは、かつて(2000年以前?)プラスチック製品で多用されたが、近年は金属が一般的。→[ポリアセタール] 金属製は表面が黒色処理されるようになった。また、総形バイト削正だったものが、2010年頃からHOクラスでもCNCによる精密で均一な加工品が出回り始めている。 駆動車輪ではゴムタイヤ付きとすることがある。 NMRAが標準規格および推奨仕様を定めている。アメリカ型車輪を日本型へ流用する場合は、タイヤ厚さと車軸長さに注意。 | チル車輪 ペーパー車輪 シングル・ウエア・ホイール 110 フィレット インシュレーテッド・ホイール シンター(焼結) | ワークスK |
ホイール・アレンジメント wheel arrangement | 車輪配置のこと。我が国では専ら車"軸"配置と呼ばれるが、英語圏?で"axle arrangement"は未見。Wikipedia英語版 アメリカ型の蒸機ではホワイト式White system(またはWhite notation)が一般的に用いられる。ディーゼル機および電機でも使われることがある。先頭に先輪数、末尾に従輪数、その間に動輪数をハイフン(-)を用いて並べる。例えばPRRのK4sは“4-6-2”、C&Oのアラゲニィは“2-6-6-6”と表す。タンク機の場合は最後尾に“T”を付し、B&OのC16を“0-4-0T”とする。従台車やテンダーに装備のブースターは、表現されない。 本方式は1900年以後に一般的となったとされる。我が国のファンの間でも十分に通じる。なお、連節機とデュプレックスの相違やギアード機、さらに2組の動輪群の間に付随輪が入る場合などを記述することが出来ないものの、限定されたジャンルの中では十分に通じる表現方法と認識されている。 また特に蒸機においては、4-6-4に“ハドソン”などと、その車輪配置を最初に採用した鉄道などに因んだ固有名詞を当てることが多い。Wikipedia英語版、またはWes Barris氏およびGゲージ鉄道模型・風雅松本亭の蒸気機関車車輪配置一覧を参照 ディーゼル機と電機に対して、北米ではAAR方式を使う。Wikipedia英語版 “2C1”等と動軸をローマ字、先従軸を数字で表す方法はドイツ式(またはUIC式)と呼ばれ、ヨーロッパや我が国で用いられる。Wikipedia英語版 | ホワイト式 タンク・ロコモーティブ クーパー荷重 | ワークスK |
ホイール・インスペクション・シンボル Wheel Inspection Symbols | 「イエロー・ドット」を見よ | ワークスK | |
ホイールズ・オブ・タイム Wheels of Time | ![]() | ワークスK | |
ホイールセット wheelset | 輪軸の意。すなわち、車軸1本に2枚の車輪を組み込んだもの。この語は、実物、模型共に用いられる。現代の実車では圧入により組み立てられる。 モデルでは、動軸を中心にネジ止め(かつてはナット止めもあった)とされることが多いが、近年はもっぱら圧入とされる。イギリスの蒸機動軸には位相合わせのために工夫されたネジ止め式もある。また、ケーディー型カプラーの解放器に吸引させないために、トレーラーの輪軸は非磁性体であることが求められる。 | アクスル ホイール ポイント・エンド・アクスル ピボット軸受 ポリアセタール | ワークスK |
ホイールベース wheelbase | "wheel base"とも綴り、「ホイルベース」とも書く。車輪中心間距離=軸間距離のこと。固定軸間距離"rigid wheelbase"は、台車軸間距離"truck wheelbase"と共に曲線通過性能に影響する。 全軸間距離"total wheelbase"は、車体全長、しいては列車全長に影響し、駅や車庫構内での信号回路と密接な関係がある。また、車両を転向させるためのターンテーブル桁長を考慮して、車体全長よりも極端に短い全軸間距離とされることがある。 | スラック ターンテーブル | ワークスK |
ホイッスル whistle | 一般には蒸気で吹鳴する汽笛のこと。ほとんどの蒸気機関車で採用された。ホイッスルの排気が前方視界を妨げるとしてファイアマンサイドに設けられた。1929年以降、蒸気消費量(直接的には圧縮空気量)の少ないエアホーンとし、ホイッスルを予備とした蒸機(PRR T-1等)があった(MR forum)。ホイッスル・シグナル。AARレールファンクラブのサイト、Wikipedia英語版を参照 エアホーンとなった後も習慣的に警報音が"whistle"と呼ばれる。 | ホイッスル・ポスト エアーホーン | ワークスK |
ホイッスル・ストップ whistle stop | 信号の現示があったときのみ停車する小さな駅、停留所。 選挙候補者が小さな町々でおこなう遊説。歴史的には列車後部の展望台が使われた。The Free Dictionary | フラッグ・ストップ | ワークスK |
ホイッスル・ポスト whistle post | エンジニア・サイドの線路際に建てられた、汽笛吹鳴標識。もちろん、空気笛にも適用される。踏切手前には必須? 鉄道会社により各種の様式があるが、一般に"W"の1文字を標示する。"whistling sign"ともいう。 | グレードクロッシング ホイッスル エアーホーン | ワークスK |
ホイットコム Whitcomb | Whitcomb Locomotive Works小型内燃機関車メーカー。1878年から鉱山用機械を製造していたGeorge D. Whitcombは、開発したガソリン機関を用いて1906年に機関車を製造し始めた。1931年にボールドウィン社の傘下に入り、1952年に同社に合併された。1956年まで稼動したWhitcombの製造ラインは合計5千両を世に送り出したという。 | ボールドウィン | ワークスK |
ホエール・バック・テンダー whale back tender | |||
北北西に進路を取れ North by Northwest | 1959年にアルフレッド・ヒッチコックが制作した、NYCの20世紀特急を舞台とするサスペンス映画。詳細はgoo映画、Wikipedia英語版を参照。客車は1948年編成に牽引機はE7か? | ワークスK | |
ホグスヘッド・タバコ・カー hogshead tobacco car | "tobacco hogshead car"ともいう。SRが1961年にタバコ葉の運搬用として100両を新造した全長が90フィートを超す巨大ボックスカー。“ホグスヘッド”は容積の単位で、63米ガロン。weblio辞典 "ホグズヘッド"、"ホグシェッド"とも書く。この貨車は94ホグスヘッドのタバコ葉を積載できることから、こう呼ばれる。 1965年にAmbroidがHOモデル・キットを発売している。 southern.railfan.netの該当ページと、ここ。およびMRG誌2003年2月号p26-32、MR誌1966年4月号p12、Trains誌1962年3月号p48を参照 | アンブロイド タバコ | ワークスK |
ホストラー hostler | 鉄道にあっては、車両整備員。weblio辞典 ターミナルで機関車などの整備や入換を行う。 | ワークスK | |
ホスピタル・カー Hospital Car | 第二次大戦中、米本土内での傷病兵搬送用に使用された客車群の中で、陸軍のオーダーにより新製されたグループ(#89300〜89499)の呼称。 一般客車より改造されたグループは“ウォード・カー(Ward Car)”と呼ばれる。 大戦末期から朝鮮戦争にかけて活躍し、一部は朝鮮半島に派遣されている。 患者輸送機の活躍により順次除籍が進み、70年代までに全廃された。 大部分は民間鉄道会社に払下げられ、様々な用途に改造されている。 | ウォード・カー トループ・カー | ポーラ |
ホットボックス hotbox | "hot box"とも書く。軸焼けのこと。車軸軸受がプレーン軸受の時代に潤滑不良により間々発生し、発煙や焦臭でそれを発見することがカブースの重要な任務だった。コロガリ軸受でも希に発現し、ディフェクト・ディテクターが設置される。Wikipedia英語版 | カブース ディフェクト・ディテクター | ワークスK |
ホット・メルト接着剤 hot-melt adhesive | Wikipedia英語版 | ワークスK | |
ホッパー・カー hopper car | 排出部分がホッパー(漏斗)状となっている貨車。ドロップ・ボトム・ゴンドラは、底が可動扉となっていても含まない。AARの分類(Ian Cranstone氏の解説)参照のこと。ここで、カバード・ホッパーはスペシャル・カーに定義されている。 | カバード・ホッパー、スペシャル・カー・タイプ | ワークスK |
ホッパー・トッパー Hopper Topper | ![]() | ワークスK | |
ホッグ hog | 蒸気機関車のこと。原義はブタ。機関士達が使う隠語。 機関士はホッガーhoggerである。(weblio辞典) | テンダー | dda40x |
ホビータウンUSA hobbyTown USA | ![]() | ワークスK | |
ホビータウン・オブ・ボストン hobbytown of Boston | HOゲージのディーゼル機をダイキャストで製造したメーカー。その強固な動力ユニットはモデラーの垂涎の的だったという。MR誌への出稿は1952年9月号から。TransPacific R.R.、Brass_solder的鉄道模型を参照 一時はBear Locomotiveがパーツを扱い、2017年末に名前の主要製品の供給が復活した? 新official site | ダイキャスト | ワークスK |
ホビー・マニュファクチャラーズ・アソシエーション Hobby Manufacturers Association | official site 略称は"HMA"。アメリカにおける模型製造業者団体。製造、輸入、出版、流通の各分野を含む。2005年にModel Railroad Industry Association等の3団体が合併して発足。毎年秋に見本市iHobby Expoを開催する。 | ワールド・グレーテスト・ホビー ホールマーク・モデル | ワークスK |
ホビーライン Hobbyline | ![]() | ライオネル ペンライン | ワークスK |
ホマソート Homasote | 「ホーマソート」とも表記する。建材ボードの一種で、ホマソート社のブランド名。フレキシブルレールの下に敷くと消音効果があり、スパイクも可能で、1/2インチ(約12.7o)厚のものがN、HO、Oゲージ向けにMR誌などで推奨される。ただし、コルク板を併用する事例も多い。製品の灰色は、原材料の古新聞等のインクによるという。切断にはカッターや細目ノコが使われるが、力が必要であったりホコリが出るとして、あらかじめ切断したものが販売される。California Roadbed社が"Homabed"と名付けて売り出し、Cascade Rail Supplyに引き継がれたが2020年初頭に廃業。厚さが不均一な点に注意(MRH誌2012年3月号p15)。湿度で変形するので6面を塗装によって覆うとの情報(Trainorders.com)もある。 我が国で入手できる相当品として、大建工業の「シージングボード12o厚」を使用した例(TMS誌1990年2月号p54斉藤幹夫氏)。 | メゾナイト コルク ロードベッド | ワークスK |
ホライゾン Horizon Hobby | official site イリノイ州Champaignに本社を置き、ラジコンカー、航空機、ボートやプラスチックモデルを供給する卸売業者。1996年には鉄道模型も扱い始めて、全米でトップクラスとなった。2004年にはアサーンを傘下に収め、後、ラウンドハウスなども吸収した。Wikipedia英語版 | アサーン ラウンドハウス | ワークスK |
ホライゾン・フリート horizon fleet | |||
ホワイト・グルー white glue | white pasteともいう? 日本でいう木工用ホワイト・ボンド、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤Polyvinyl acetate emulsion adhesives。ウィキペディア日本語版。日本ではコニシ(家庭用発売1957年)やセメダイン等から販売される。アメリカではMR誌初出?が1956年11月号p32(Kwik-Stik)。市販品に、Premium Wood Glue、Elmer's White Glue、Carpenter's Wood Glueなどがある。一般に白色、乾燥して透明となる。Premiumは乳白色で耐水性を謳う。速乾性のものがある。一部を除きサンドペーパーは掛けられない。 かつては夏冬で使い分けていた。凍結すると変質劣化? 寿命がある? 水溶性ゆえ、固着しても水には弱い。イエローグルーに比べて作業性が良い? 発泡スチロールの接着にも使われる。乾くと半透明になるので、接着力は微力ながら填め込み式窓ガラスの固定に使われることがある。IPA(またはアルコール)で溶ける?ので、窓ガラス取付時のはみ出しを拭える? また水溶液として道床バラストの固定に用いられる。広い面積の厚紙同士を接着する場合も、水で希釈して乾燥を遅らせる。マスキング・ゾルの素材? 鉛細粒の固定に用いて錆により体積膨張を起こした事例。【書き掛け:詳細調査中】 | バラスト イソプロピルアルコール タイトボンド(イエローグルー) | ワークスK |
ホワイト式 White system | NYCの技師であったオランダ系アメリカ人Frederick Methvan Whyteが1900年頃に考案した蒸気機関車の車輪配置表現方法。"White notation"ともいう。"White"はWhyteの英語表記。 | ホィール・アレンジメント | AMTK223 |
ホワイト,ジェリィ Jerry White | Oスケールを中心に活躍したカスタム・ビルダー。戦前は初期のロボー製品を手掛けた。Kurtz KraftのHOスケールPS-1を設計した。1995年に引退し、2007年に死去。MR誌1954年9月号p20-23、1963年2月号p52-57、O scale Kings Hall-of-Fameの1997年表彰者、Rod Millerのサイトを参照。 | カスタム・ビルダー ロボー カーツクラフト | ワークスK |
ホワイト・トレイン White Train | 限定的には1951年から1987年まで運行された核兵器運搬用の列車をいう。テキサス州パンハンドル地方のPantex工場から全米各地へ送られた。当初は白色に塗られていたため、塗り替えられた後もこう呼ばれる。工場近くのアマリロ鉄道博物館に60両のうちの11両が保存される。以後はトラック輸送となった。CPファンのブログ、Wikipedia英語版 | ワークスK | |
ホワイト・メタル white metal | 一般に、表面が銀白色の金属の呼称として、ザマック合金やバビット・メタル、活字合金、可溶栓メタル、ピューター等を指す。 モデルの床下機器や台車などの造形に用いられる宝飾用は軸受用合金と共用で、スズ、アンチモン、鉛、銅を成分とし、融点が230〜300℃と低く、ソフト・メタルとも呼ばれる。鋳造性が良好で、専らゴム型で遠心鋳造される。メッキおよびハンダ付けも可能。ティンアロイ/佐々木半田工業、Wikipedia英語版を参照 1960年代にはカワイモデルが1/80でEH10やED91の車体を一体鋳造で製造し、現在でも広く用いられる。特にイギリスでは多用され、Oゲージ機関車の車体に適用例がある。離型剤などを除去する白酢white vinegarによる洗浄を推奨(MR誌2018年8月号p25)。 ピューターはスズを90%含み鋳造性が劣り(?)、通常模型には用いられない。 | ザマック バビット・メタル ピューター アンチモン ポット・メタル DJH | ワークスK |
ボークレン,サミュエル M. Vauclain,Samuel M. | コンパウンド | ttr | |
ボー・コレクター bow collector | いわゆるビューゲル【独語Bügel】。bowは弦楽器の弓の意か。Wikipediaを参照 | ワークスK | |
ボーデンズ・ミルク・タンクカー Borden's milk tank car | ![]() 鉄道輸送用に多種多様なミルク・タンク車やコンテナを保有した中で、1936年から35両を投入した写真の車両が有名。3000ガロンのグラスライニングされた鋼製タンクを2つ、バター皿"butter dish"様の鋼製カバーで覆い、その中心線上に流麗な飾りヒレを設けた。ヒレはアルミ製で、第2次世界大戦の勃発に伴って供出された。貨車はシカゴとニューヨーク近郊において1960年代まで使われ、ボーデン社の化学・接着剤部門用に転用された。2013年現在、1両がIllinois Railway Museumに復元展示されている。River Raisin Models Libraryを参照、RMC誌1986年3月号に図面。 HOモデルは、Funaro & Camerlengoが1980年代?からレジンキットを発売している。 | ミルク・トレイン グラスライニング ストリーム・ライン | ワークスK |
ボール,ウェブ Webb C. Ball | 1847–1922 鉄道時計システムの創始者、ボール・ウォッチ社を創業。Wikipedia英語版 Trains誌2000年2月号p48-49 | クロノメーター | ワークスK |
ボールドウィン Baldwin | Matthias W.Baldwinが1831年に創始した機関車メーカーBaldwin Locomotive Works(BLW)のこと。蒸機製造の最盛期にはアルコ、ライマと共に3大メーカーの一つに数えられた。ディーゼル機時代にはWestinghouseと組んで色々な製品系列を投入したが、1951年にLima-Hamilton社と合併してBaldwin-Lima-Hamilton Corporationとなり、1956年に鉄道車両製造から撤退した。 | ウェスティングハウス ジェネラル・スチール | 大塚集一 |
ボールドウィン,マッテヤ Matthias William Baldwin | Matthias William Baldwin(1795-1866) "Matthias"は「マサィアス」とも表記される。奴隷制度廃止主義者だったために、南部の鉄道にはその蒸気機関車が採用されなかったという話がある。加山昭著「アメリカ鉄道創世記」参照 | ワークスK | |
ボールドウィン・ライマ・ハミルトン Baldwin-Lima-Hamilton | 1951年にBaldwinとLima-Hamilton社が合併してBaldwin-Lima-Hamilton Corporationが発足した。1956年に鉄道車両製造から撤退し、クレーンなどの分野に特化した。 | ボールドウィン,ライマ・ハミルトン,ライマ | ワークスK |
ボール・ベアリング ball bearing | コロガリ軸受の一種で、転動体にボール(玉)を用いたもの。実車の車軸々受では、かつてスラスト荷重を受ける軸受として使われたことがあった。 モデルで用いられるミニチュア・ベアリングは、専らこれ。コロガリ軸受一般については「ローラー軸受」を参照 | ローラー軸受 | ワークスK |
暴走機関車 Runaway Train | 1985年に公開されたアメリカ映画。goo映画、allcinemaの解説を参照。Wikipediaに拠れば、機関車はアラスカ鉄道のGP40、F7、GP7×2。 | ワークスK | |
暴走特急 Under Siege 2: Dark Territory | Wikipedia日本語版 | ワークスK | |
ボギー台車 bogie truck | ボギー回転に拘束力が働かない台車についての世間一般の認識はウィキペディア日本語版の「鉄道車両の台車」および「ボギー台車」を参照 【見解】この方式の最大の利点は、車輪が連結器力の作用を受けないためレールを枕木方向へ押す力=横圧が比較的小さいこと。よって脱線係数が極めて低くなる。ただし、側受に抵抗を持たせたものやボルスタレス台車ではボギー回転反力が若干生じ、特に後者ではフランジ角度を少し高い70度に採る傾向がある。 さらに、高速走行に適した点として、台車枠のピッチングやヨーイングといった搖動が車体へ伝わり難いことが挙げられる。心皿位置がそれらの回転中心となり相殺されるため。金属バネ台車では軸バネが柔らかくピッチングが生じやすかった。1軸蛇行動はペデスタル式軸箱支持方式などで防ぎきれなかった。後者は蒸機の2軸先台車採用に同じ(⇒[リーディング台車])。ピッチングの動きを殺して軸重移動を抑えたトライマウント台車がある。【書き掛け】 台車枠に連結器を備えるものにあっては、[アーティキュレーテッド]および[4ホイールカー]を参照。液体式ディーゼル動車などのように、車体から台車装荷の歯車装置に回転力を伝えるものにあっては、その反力(とネジレ振動)が発生する(模型も自動車も同じ)。 | トラック(台車) 蛇行動 トライマウント台車 | ワークスK |
ボックスカー boxcar | ![]() Wikipedia英語版、NEB&W、Ian Cranstone氏のAAR分類、とれいん誌1976年8月号p62(1890-1950年代)、93年10月号p63-69(1910-1940年代:糟谷卓正氏)、MR誌1986年3月号p72-75、1987年11月号p114-115、2006年5月号p58-66(鋼製車)、およびRMC誌2003年4月号からの連載"Essential Freight Cars"を参照。 代表的な型式は、1920年代前期のUSRA規格ダブル・シース40トン車(魚腹台枠)とシングル・シース50トン車、1924年ARA推奨シングル・シース車、1924年PRR鋼製車X-29(⇒[スチール・シースド])、1925年ARA推奨ダブル・シース車、1932年ARA規格車(⇒[ストレスト・スキン])、1937年AAR規格車(写真)、1944年AAR規格車、1947年PS-1など。蒸機時代は需要が大きく、鉄道自体の工場が主要部材を調達して内製する事例が多かった。 ![]() 1970年代中頃にはボックスカーが不足したため、レールボックス社が設立されると共に、IPDプログラムによってショートラインが大量に新造したことから"boxcar boom"という語がある。 一般にいう50トン車、70トン車は積載重量を表わす。⇒[トン] 40フィート車、50フィート車は、概ね車内長手寸法が40'6"、50'6"となるものをいう。 | アウトサイド・ブレースド ダブル・シースド Wコーナー・ポスト ハイキューブ オートボックスカー インシュレーテッドボックスカー エクステリア・ポスト ルーフ・ウォーク クッション・アンダーフレーム ローディング・デバイス レールボックス インセンティブ・パー・ディーム(IPD) ノース・アメリカン・ボックスカー・プール(NABP) グレインドア ランバードア オールドア コンビネーションドア ピークドルーフ ガルバナイズド・アイアン・シート ドレッドノート・エンド ロールド・エンド ネイラブルフロアー | ワークスK |
ボックスカー・ケン Boxcar Ken | 1953年から1972年まで、Oゲージを専門に扱った通信販売店。経営者はKen Casford(?-2017)で、ロサンゼルスに本拠を置いた。カタログ・コレクション | ワークスK | |
ボックスカーロゴ boxcar logo | ![]() | CSX | ワークスK |
ボックスキャブ boxcab | 車体形状が立方体の箱形をした電機およびディーゼル機の呼び名。Wikipedia | ワークスK | |
ボックスポック動輪 Boxpok | ジェネラル・スティール・キャスティング(GSC)社の鋳鋼製箱型輪心の商品名。機関車の大型化によりスポーク・タイプ輪心では強度が不足するようになったのと、高速時のメイン・ロッドの前後動を釣り合わせるクロス・カウンター・バランスを収める場所を設けるために開発された。 旧型機関車の動輪も更新時に置き換えられるようになった。また、損傷の多い主動輪のみボックスポックに換装されたのをよく見かける。 | GSC | dda40x |
同上 | boxとspokeを合わせた造語で、発音は「ボックスポーク」との説がある。Boxpok Driving Wheel centerという。従輪にも適用された(Locomotive Cyclopedia 1941年版p682-686)。Wikipedia英語版を参照 1930年代中頃?に開発された。同様の趣旨の動輪には、ボールドウィン社、スカリン社のタイプがある。また英国でも1930年代後半にBulleid Firth Brown車輪が開発された(Wikipedia英語版)。【書き掛け】 我が国では1936年にD51で採用されたものが箱型輪心(ボックス型動輪)と呼ばれる。特許関係は不明。 | スカリン・ディスク | ワークスK |
ボックスト・ジョイント boxed joint | |||
ボックス・モーター box motor | |||
ボディ・マウント body mount | 「トラック(台車)マウント」を見よ | ワークスK | |
ボバー・カブース bobber caboose | ![]() "bobber"は魚釣りで用いる小さな「浮き」のこと(weblio辞典:「ババー」と発音)で、それが上下する様を、線路の凸凹によって発生する2軸車特有のピッチングの激しさに例えて呼ばれた。Wikipedia英語版「カブースのスラング」を参照 NMRA 1995年刊"Caboose Country!"p4によれば、鉄道経営者は安価かつ軽量で牽引力に影響を及ぼさない2軸カブースを好んだものの、乗務員はその乗り心地を嫌い、クラス1鉄道では夜行列車に用いられることは稀れで、専ら短い線区やトランスファーなどに使われた。それでも、鉄塊を積み込んで揺れの改善に努めたという。そのため、固定軸間距離は比較的長いものが多い(日本も同様)。新製の最後は1905年前後?、戦後まで生き延びたものもある。 また、"bob"は「急に上下に動く[揺れる、はねる]、(頭・体などを)急に動かす」の意。"bobbed hair"の"bob"とは語源が別?weblio辞典 | カブース ボブ・テール ノースイースタン・カブース ピッチング 4ホイールカー | ワークスK |
ボブ・テール bob-tail | "bob tail"や"bob-tailed"などとも書く。「短い」という意味で、車両単体や列車長に対し1950年前後のMR誌において使われた。"a crummy little bob-tailed four-wheel caboose"との表現が同誌1950年3月号p29に見える。weblio辞典、MR Forum | ボバー・カブース | ワークスK |
ボルスター bolster | 日本語では「枕梁(まくらばり)」の語を当てる。車体ボルスターbody bolsterと台車ボルスターtruck bolsterとがある。weblio辞典 一般に、ボギー台車式の車両に存在し、単台車の車両には無い。 | スイング・モーション台車 センター・プレート(心皿) | ワークスK |
ボルスターアンカー bolster anchor | 台車において、枕バネの上下間で牽引・ブレーキ力、およびボギー回転を左右2本のロッドで伝える機構。1軸蛇行動を抑制し、摺板式による上下左右方向の摩擦を防止する(すなわちダンパーが必至)。インダイレクトマウント台車では枕梁(上揺れ枕)と台車枠との間、ダイレクトマウント台車では車体と揺れ枕の間を繋ぐ(ボルスタレス台車ではボギー回転の機能を含めたZリンクなどの牽引装置が設けられる)。第2次世界大戦後に普及した。 旅客車では概ね車軸の高さに水平に設置される。軸重移動を起こさないためにはレール面に近い方が有利であるが、その場合は台車枠のピッチングを前後動として伝えてしまうためとされる。加えて、枕バネに空気バネを用いる場合は軸バネを硬くするのでピッチングを起こし難い。 摺板式では左右上下の振動を遮断しきれないが、その材質の性能向上もあって、金属バネのDT21系ではボルスタアンカーを採用しなかったと考えられる(ペデスタル式軸箱支持に同じ)。JGブリル社が20世紀初頭に同一主旨の「トラニオン」機構を開発したが同社以外では普及しなかった。ウィキペディア日本語版 | トラニオン 軸重移動 | ワークスK |
ボルスタレス台車 bolsterless truck | (台車)ボルスター=枕梁の無い構造の台車をいう。構造の簡易化と軽量化を目的として採用される。機関車(EF62以降)では金属コイルバネ、旅客車では空気バネの横剛性を利用し、牽引機構に各社が工夫を凝らす。急曲線では空気バネ反力による車輪横圧上昇に注意。高速車両では蛇行動抑制にヨーダンパーを備える。【書き掛け】 | ボルスター Zリンク ハンティング・オシレーション | ワークスK |
ボルダー・バレィ・モデルズ Boulder Valley Models | official site On30のコンバージョン・キット・メーカー | ワークスK | |
ボルティモア&オハイオ鉄道博物館 B&O Railroad Museum | official site、Wikipedia英語版 | ワークスK | |
ボルト bolt | 我が国では専ら六角頭のオネジ部品を指すが、英語ではナットと共に使うもののみをいう(Wikipedia英語版)。では単体では……? ナット、ボルトおよびワッシャの組み合わせをNBWまたはBNWという。 | マシンスクリュー NBW | ワークスK |
ボンデッド・バラスト bonded ballast | 英文では「固着されたバラスト」の意。わが国では木工用ボンドを用いたバラスト固着の手法を指してこう呼ばれるが、"bond"が「木工ボンド」の意と取り違えた誤用と考えられる。「バラスト」を参照 | ワークスK | |
ボンド bond | ![]() | ワークスK | |
ボンバディア Bombardier | ウィキペディア日本語版を参照 日本の航空関係者は“ボンバル”と呼ぶ。 | モントリオール・ロコモーティブ・ワークス バッド・カンパニー ホーカーシドレー CNCF | ワークスK |
ボンバー・ボックスカー bomber boxcar | 爆撃機のB26やB29の翼部分を運搬するために、既存の50'オートボックスカーの屋根を26インチ、嵩上げすると共に、妻面の観音開きドアも背高としたもの。CB&Qが1937年に60両を改造し、1946年に旧に復された。Sunshine ModelsがHOモデルを販売したことがある。RPC CYC12p82-86、Sunshine Modelsのサイト | ワークスK | |
ポークス Polk's GeneratioNext | official site Scott Polk氏が起業したGゲージの量産品メーカー | ワークスK | |
ポークス・ホビーズ Polk's Hobbies | 「アリスト・クラフト」をみよ | ワークスK | |
ポーター Porter | H.K. Porter Inc. 1866年、Henry Kirke Porter(Wikipedia英語版)が創業した蒸気機関車メーカーで、1950年のブラジル向けが最終。内燃機を含めた総製造数8千両は、ボールドウィン、アルコに次ぐが、ほとんどはナローや産業用の小型機で、日本では官営幌内鉄道が輸入した7100型(弁慶号)で知られる。Wikipedia英語版や、ファン・サイトを参照 | ワークスK | |
ポータル portal | レイアウト用語では主にトンネル入り口の構えを指す。"tunnel portal"。一般には、(宮殿などの大きな建物の)正門、表玄関、坑門、坑口、インターネット・ブラウザー起動時等に表示されるページ (=portal site)weblio辞典 | ワークスK | |
ポートランド・カー&ファウンドリー Portland Car & Foundry | official site GN、NP、SP&Sなど北西部の鉄道を中心にトランジション・エラ以前の貨車のRTRやキット、デカールを発売 略称のPC&Fは、実車メーカーであるPacific Car & Foundry(現Paccar)を踏まえている模様。 | ワークスK | |
ポートレート portrait | 「ランドスケープ」を見よ | ワークスK | |
ポーラー・エクスプレス The Polar Express | Chris Van Allsburg作・画による1985年のコールデコット金賞を受賞した絵本。2004年にCGアニメーション映画化された。主役の蒸機はPMの1225号機、2-8-4。TransPacific R.R.参照。 | ペア・マーケット | ワークスK |
ポーリング poling | ![]() 丸棒は"poling bar"、または"push pole"と呼ばれ、長さ8フィート程度の丸太、または鉄パイプが用いられた。当て金を"poling pocket"または"push pole pocket"といった。同様の目的でロープやケーブルで牽引することもあった。図版はNY港湾エリアの荷役用語解説のHPから引用 ポール・ヤードpole yardは、一日当たり500-1000両の仕分けを行う中規模の操車場に適すとされ、専用の線路配置が採られた。ポーリングによる突放の後は係員の手によりハンドブレーキを操作して減速、停止せられた。すなわち、ポーリングによる推進時間は短い点に留意。【書き掛け】 CSXなどは現在でも同様の目的でチェーンによる牽引を行っている? ![]() ポーリング作業の廃止が法律に拠るとの説もあるが、その具体的なものは確認できていない。Yahoo Groupの一フォーラムに拠れば、一般的には1950年代末期乃至1960年初頭までに製造された機関車にポーリング・ポケットが装備されたとはいうものの、GM&Oの1971年製GP38ACには付属している。サンタフェは1944年に貨車のポーリング・ポケットを撤去しはじめたとある一方で、1992年10月にGTWのデトロイト・ルージュ・ヤードではこれによる作業員の死亡事故があったという。ポケットの設置は、相互直通規則(AAR interchange rules)で定められて然るべきと考えられるものの詳細不明。 | ヤード | ワークスK |
ポールトリー・カー poultry car | ![]() 鳥類は28時間法の適用を受けないという(TransPacific R.R.のコメント) 積込はCoops(カゴ:weblio辞典)が用いられ、その軽量ゆえに車高を最大限に採るのが常で、6-8段積みがあった。 Bachmann社の解説によれば、1885年に開発され、1950年代まで運用、1956年が最後だった。その後はトラック輸送となったという。 【疑問】 カゴには標準規格があった?車体中央に通路が設けられ、カゴはそこから着脱された? 妻面の貫通口で複数のポールトリー・カーを行き来した? 給水給餌は中央通路から行った? 手ブレーキ・プラットフォーム用とは別に設置された昇降ハシゴの目的は? また排泄物の蓄積槽が床下に設けられた? | ストック・カー | ワークスK |
ポイント point | アメリカにあっては、分岐器において方向を振り分ける部分をいう。分岐器全体ではない。分岐器は"switch"、あるいは"turnout"という。 ただし、イギリスにあっては"pointwork"が分岐器の構成全体を指す(Wiktionary)。 TMS誌で「スイッチ」の語を使わずに「ポイント」とし続けた理由は、電気のそれとの誤認を避けるためという(同誌1960年4月号p167、1967年8月号p529、共に山崎喜陽氏のミキスト)。事実、同誌創刊間もない1949年5月号には「ポイントを作る」という記事が組まれている。当時は実物誌が発刊前で、案外、このあたりが犯人かもしれない。 | ターンアウト | ワークスK |
ポイント・エンド・アクスル point end axle | ![]() 一方プレーン軸は、ブラント・エンド・アクスルblunt end axleまたは"blunt axle"で、"blunt"は「尖っていない」という形容詞。文字通りプレーン軸受=平軸受のほか、コロガリ軸受用としても用いられる。 軸端の無い内側軸受用車軸は、フラッシュ・アクスルflush axleといい、"flush"は「同一平面の」の意。 なおショルダード・アクスルshouldered axleは「段付き軸」で、"shoulder"は「肩=角のある」という意味(らしい)。車輪のバックゲージを正確に出す等の目的で採用される。 図はNWSL社カタログのものを我々が理解し易いように加工している。車軸の推奨仕様はNMRA RP-24.3 Axles。ちなみにそのHOゲージ用の軸長は26.3mm(1.035インチ)で、我が国で一般的な24.5mmよりも長い。 | ピボット軸受 プレーン軸受 | ワークスK |
ポウリンズキル高架橋 Paulinskill viaduct | "Hainesburg viaduct"とも呼ばれる。1910年、DL&W(通称ラカワナ鉄道)が開通させた短絡線上の7連のコンクリートアーチ橋。1979年に廃線。Wikipedia英語版、TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐり | ラカワナ鉄道 | ワークスK |
ポカホンタス・モデルズ Pocahontas Models | Pocahontas Models N&W専門のHOレジン・キット・メーカー。2008年には廃業? | ワークスK | |
ポケール Pocher | official site 1951年創業のイタリアの模型メーカーで、主力は1/8のクラシックカー。鉄道模型では、1949年からイタリア型のダイキャスト製3線式および2線式HOゲージの貨車やアクセサリーを製造し、1955年からNational Products Corp.がアメリカに輸入。1963年にリバロッシ傘下となり、1964年には4-4-0 (V&T Genoa, Reno)と客車をプラスチックで製造しAHMへ輸出(MR誌1965年2月号)、1967年に2-4-0 (V&T Bowker 同誌1967年6月号)と貨車、1967年に4-6-0 (IC Casey Jones)が続いた。ウィキペディア日本語版、Rivarossi Memory、Train Passion Pocher.com、HO scale Trains Resource 2004年にリバロッシ・グループはホーンビー傘下となった。 | リバロッシ アソシエーテッド・ホビー(AHM) | ワークスK |
ポジティブ・トレイン・コントロール positive train control | "PTC"と略称される。GPSや無線インターネットを利用して列車の位置や速度、さらに地上作業などを一元的に管理し、総合的で高度な安全性を確保するシステム。従来のATSなどは危険なときに停止させるというネガティブな制御であるのに対して、安全な場合にのみ走行を許可するいうポジティブな点が大きく異なる。2008年の米国鉄道安全性改善法(U.S. Rail Safety Improvement Act of 2008)により2015年までの設置が義務化されたものの、設置費用が膨大なために期限は2018年に変更された。Wikipedia英語版、Trains Feb. 2018 機関車の外部には装置箱やアンテナが追加される。 | ディフェクト・ディテクター | ワークスK |
ポタッシュ potash | 炭酸カリウムのこと。pot-ash=「壺の灰」の意で、草木灰を水に入れてアルカリ液とし油汚れ落としに用いたことに因む。石鹸や肥料、ガラスの原料。北米ではカナダ、サスカチュワン州に産し、水溶性のため3000-3850cu.ft.程度のカバードホッパーで運ばれる。Wikipedia英語版 | カバードホッパー | ワークスK |
ポダンク・スリーパー Podunk Sleeper | 午後にターミナルを出発する列車は展望車の後ろに何台かの寝台車を連結し、夜中に通過する主要駅で順次切り離していく。すなわち、明け方までは無料のホテルとなる。 夜が明ければ、展望車からは自由な展望が得られる。 ポダンクとは田舎町という意味。 | dda40x | |
ポット・メタル pot metal | 現場でありあわせの金属を鍋(ポット)に溶かして作られる低品質の鋳物をいう。主に亜鉛や鉛、スズ、アルミなどの非鉄金属で、"monkey metal"ともいう。1960年代?まで玩具や模型にも用いられた。Wikipedia英語版 ホワイト・メタルを呼ぶことがある。 | ホワイトメタル | ワークスK |
ポップ・アメリカン・モデラー Pop American Modeler | 模型店の"さかつう"が2001年8月から09年4月まで、12冊を発行した小冊子。10数頁に池田邦彦氏による美麗なイラストとテキストが満載されていた。さかつう鉄道模型店のサイトを参照 | さかつう | ワークスK |
ポップ・バルブ pop valve | 一般に安全弁"safety valve"に同義。同弁の機能として、設定値でポンと作用することから。 | ワークスK | |
ポニー台車 pony truck | ビッセル台車のうち、特に2軸先台車をいう。Wikipedia英語版 【確認中】 | ビッセル台車 | ワークスK |
ポプシクル・スティック Popsicle stick | 一般にアイスキャンディーやアイスクリームに用いられる、平べったくて両端が丸い棒をいう。ただし"Popsicle"は米国で販売されるアイスキャンディのブランド。クラフト・スティックcraft sticks"は、欧米で販売される工作用? 医者が患者の喉の奥を見る下圧子Tongue depressorと同じもの? 多くは白樺で、割れにくく曲げやすいことから、様々な工作に用いられ、市販品が存在する。アイスクリーム棒をリユース "Popsicle panel side"は、PC&F社が1976-77年にSP向けに製造したボックスカーのサイドをいう。ワッフルサイドの変形?Railfan.net【調査中】 | ワッフルサイド | ワークスK |
ポペット・バルブ poppet valve | Wikipedia英語版の最後尾に蒸機についてのわずかな記述があります。これからの書き込みに期待しましょう。poppetはキノコの意。 | ワークスK | |
ポリー・スケール Polly Scale | Testors社が発売するポリスチレン用の水性アクリル系塗料で、鉄道用各色が揃えられていたが、2013年製造中止。掲示板を参照 MR誌での初出は1995年9月号p12の業界短信、また詳細な製品紹介は1996年2月号p41で、"Floquil-Polly S Color Corp."からの発売となっている。 一方、Polly Sというプラスチック用の水性塗料が1970年4月号p77のPolly S Corp.広告に見え、同社はFloquilの発売元である旨の記述が71年6月号p21、Polly Sの製品紹介記事にある。また、上述の1996年2月号の記事には、Polly SとPolly Scaleは混色できると述べられている。【調査継続中】 | フロッキル | ワークスK |
ポリアセタール polyacetal | 一般的知見はtoishi.infoを参照。POM(ポリオキシメチレンpolyoxymethylene)とも呼ばれる。デルリンDelrin(デュポン社)、ジュラコンDuracon(ポリプラスチックス社)、セルコンCelcon(セラニーズ社/Ticona)等の商品名がある。 強度と、金属との自己潤滑性に優れ、射出成型が可能で電気絶縁性があるとして、1960年代初頭から模型の台車、車輪、ギア、カプラーやハンドレールの素材として多用される。特に台車はコロガリの良さで1960年代初頭から標準的に用いられる(⇒[リンドバーグ・ライン])。我が国では1965年のカトー製Nゲージ製品が最初? "slippery"と表現されることが多い。 接着と塗装は困難で、接着についてはシアノアクリレート系瞬間接着剤セメダインPPXがお薦め(アメリカではDr. Mike's Model-n' Crafters Glue)。塗装は特にディーゼル機の手すりが悩みで、Mr.メタルプライマーが有効との情報(とれいん誌1997年12月号p119)、消毒用アルコールに一晩漬ける(RMC誌2012年2月号)。ポリカーボネート用塗料で包み込むように塗る。タミヤのスーパーサーフェーサー塗装後加熱(TMS誌1997年12月号p111 Dr.henkenのお部屋に引用)等の方法が紹介されている。 軸に嵌合した歯車が割れることがあり、結晶化による体積縮小や、軸材料との熱膨張率の差が疑われる(すなわち、対策は極端な低温環境に置かないこと。割れの原因は、軸・歯車間の摩擦係数が低いために無理な圧入を設定することや、歯車谷底の厚さが薄いことも一因)。一説に、金型不適切による融合不良(コンクリートでいうコールドジョイント?)ではないかという(MRHフォーラム2013年10月23日のコメント)。直射日光下の耐候性に劣るので屋外使用は避ける。塩素残存水道水の付着で環境応力割れを起こす。 車輪では普及クラスの製品で広く使われていたが、2000年頃より金属製が使われ始め、2005年前後には完全に移行した。理由は、樹脂の離型剤や着色剤等がレール踏面に転写されて汚損が発生、あるいは静電気により車輪踏面に固着した汚れがレール踏面に落下し、確実な集電の求められるDCCにおいてトラブルの原因となったこととされる。DC集電でもレール・クリーニングで格段の差があるという。TransPacific R.R.、Tony's Train Exchange模型店の記事、NMRAの実験報告を参照 金属製のコスト・ダウンにもよる。一部の射出成型車輪は金型精度の問題で形状が不適切だったとの説がある。 | セルコン エージングクラック ピボット軸受 ホイール レール・クリーニング リンドバーグライン | ワークスK |
ポリアミド polyamide | 「ナイロン」を見よ | ワークスK | |
ポリウレタン polyurethane | 一般的知見はWikipedia日本語版を参照。モデルにおいては、その発泡品(ウレタンフォーム、スポンジ)が1960-70年代にブラス製品の緩衝材として多用されたが、加水分解により製品表面に付着し問題となった。以後は劣化しにくいポリエチレン・スポンジへ移行した? また、少量生産のレジンキャスト・キットに用いられ、接着には瞬間接着剤、塗装には専用サフェーサーが必要とされる。Wikipedia日本語版 鉄道における特異な用途ではウレタンゴムとして、高い摩擦係数を得るために貨車牽引車(トラックモービル、アント等)の車輪踏面に用いられる。 | レジン・モデル フォーム トラックモービル | ワークスK |
ポリウッド plywood | 「プライウッド」の誤読 | プライウッド | ワークスK |
ポリエチレン polycarbonate | 一般的知見はWikipedia日本語版、i-maker.newsを参照。モデルではフィルムが商品包装に使われる程度……発泡品が梱包材として使われる?(三和化工(株)) | ワークスK | |
ポリ塩化ビニリデン polyvinylidene chloride | 一般的事項はウィキペディア日本語版を参照。フィルムがクレラップやサランラップSaran Wrapの商品名で家庭用に販売される。耐熱性や対溶剤性、耐湿性に優れ、模型では接着剤との隔離などに用いられる。 サラン繊維の名で実車の荷棚網に使われた。 | ワークスK | |
ポリ塩化ビニル polyvinyl chloride | 略号はPVC、一般的性質はWikipedia日本語版を参照。軟質と硬質があり、モデルでは後者の透明薄板が旅客車などの窓ガラスとして用いられる。大きな曲率で曲げると白化するが、ヘアドライヤーなどで温めると透明性が回復する。その接着には合成ゴム系、あるいはセメダイン製スーパーX、近年はホワイト・ボンドが推奨される。 1970年代に大阪府高槻市のミカド模型が車体キットを専用塗料と共に発売し、サンロイド製(住友ベークライトのブランド)と称した(TMS1971年12月号に作例記事)。 スカルピーの名で販売される手芸用粘土の材質だという。 | スカルピー | ワークスK |
ポリカーボネート polycarbonate | 一般的知見はWikipedia日本語版を参照。「ポリカ」と略称され、主にシート状で供給される。レキサンLexan(Sabic:米)、マクロロンMakrolon(Bayer:独)等の商品名がある。耐衝撃強度と透明性を利して、実車の窓ガラスに安全ガラスとして採用される。ラジコンカー等では車体構造に用いられ、専用塗料が発売される。この塗料が鉄道模型のポリアセタール製手摺に使われることがある。小ネジやボルトは絶縁箇所に適用される。 繰り返し応力や溶剤の付着で割れが発生するという。 | ポリアセタール レキサン | ワークスK |
ポリスチレン polystyrene | アメリカの発音(weblio辞典)に倣い「スタイレン」とも表記。"PS"と略称され、独語由来でスチロール樹脂ともいう。一般的知見は、日本スチレン工業会、ウィキペディア日本語版などを参照。 模型においては、射出成型等によるプラスチック・モデルやプラ板、型材、また発泡スチロールとして用いられる。単に「スチレンペーパー」といえば目の細かい発泡スチロール板で、「スチレンボード」は、それに白色上質紙を両面に貼ったものなので注意。 硬質の板材や型材は、タミヤ(板材1972年)、タケダ、JMD、エバーグリーン(板材1976年)、プラストラクト(ABS型材1969年)から市販され、後2者も国内で流通している。 アメリカの鉄道模型では1950年のシルバー・ストリーク製Oスケール蒸機キット(平金型)やGMC製3線式Oスケール2軸トロリー(一体成型?)等が最初。当初は従前のベークライトやテナイトTeniteに対して耐衝撃性が謳われ、1952年にはHObbyline/EnglishがFMスイッチャー(一体成型)、1954年にアサーン(グローブ)のF7A(一体成型)、1957年にカーツクラフトのPS-1と続いた。 我が国では遥かに遅れ、HOスケールでは1969年にカツミがワム90000とトム50000、翌1970年に水野製作所が輸出向FA1-FB1ディーゼル機を生産した。……近年は次第にABS樹脂が増加している。【要確認】 接着剤は、プラモデル、プラ板等ではアセトン系?(タミヤ)、メチルエチルケトンMEK系(Mrカラー)、dリモネンや瞬間接着剤が推奨されるが、前2者では接着後の変形に注意(TransPacific R.R.を参照)。アクリル板用接着剤が変形を起こさないという話があるが詳細不明。アセトン系とMEK系、リモネンには、塗り付けタイプと流し込みタイプが存在し、塗り付けタイプにはポリスチレンが溶解されているという。1970年代にはラッカーシンナーが用いられることがあったが、現在は成分が異なるので不可(?)。合成ゴム系、特にウォルサーズ製Gooはプラスチックを侵食して危険。 発泡スチロールでは木工用ボンド等が使われる。 塗料は、ラッカー系、水溶性アクリル系、エナメル系が各社から発売される。一般に市販の缶スプレーにも使えるものが多く、スチレン用と無くても「ABS可」のものがOKという。Wikipedia日本語版「プラモデル」の項を参照。 機械油やグリス、溶剤の付着によっては環境応力割れを起こす。軸受として使わざるを得ない場合は、影響を与えないグリスを用いる必要がある。材料的には非晶性ゆえ、ポリアセタールの様な自己潤滑性は無い。 紫外線により劣化し、事実、40年が経過した1972年購入の白色プラ板に黄変が見える。有色モールドは比較的強いとされる(Evergreen製ブラックに"UV Resistant"と表記)。遮光保管では材質や接着部に劣化は認められない。1951年製プラモデルの例、1959年製プラ貨車の例。レーザーカットが可能であるものの有毒ガスが発生という。【要確認】 | イクストルーデッド・フォーム スチレンボード スチレン・フォーム テナイト メチルエチルケトン リモネン シアノアクリレート グー エージングクラック タミヤ タケダ JMD プラストラクト エバーグリーン シルバーストリーク ホビーライン アサーン カーツクラフト | ワークスK |
ポワタン・アロー Powhattan Arrow | Wikipedia日本語版を参照 | ワークスK | |
ポンド pound | 重さの単位、パウンドとも表記し、lb.(古代ローマの単位libraから)と略す。1 lb.は16 oz.(オンス:ounce)、453.592 g。2000 lb.が、1米トン | パウンド トン オンス レール | ワークスK |
ラベル:Hornby