2004年01月30日

アメリカ型鉄道模型大事典【ほ】

ホースシュー・カーブ ホーンフック・カプラー ホイール ボールドウィン ポジティブ・トレイン・コントロール(PTC) ポリスチレン 等々

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用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
ホーカー・シドレー
Hawker-Siddeley Canada
1962年から1980年代まで客貨車や航空機、船舶を製造した。英国企業グループのカナダ法人。GOトランジットの2階建て客車やカバードホッパーが知られる。撤退後はボンバルディアやグリーンブライアーに引き継がれた? Wikipedia英語版ワークスK
ホースカー
horse car
馬車鉄道。1930年代に普及していた乗合馬車(オムニバス)が都市内では石畳に轍(わだち)を穿ってしまうことから鉄軌道に載せる形で発展した。1870年代以降はケーブルカーや蒸気高架鉄道に移行した。Sotaro Yukawa氏のHPWikipedia英語版を参照。ケーブルカー L(エル)ワークスK
ホースカー
horse car
馬を運搬するための車両。馬運車、馬匹車(ばひつしゃ)。アメリカでは専ら客車列車に連結されて荷物客車の形態を採り、馬車時代は馬と馬車を一緒に運んだ。後年はレース用の競走馬を運んだ。"horse express car"とも言う。
 日本国鉄では有蓋車ワムで運搬した(TransPacific R.R.)。
ワークスK
ホースシュー・カーブ
horseshoe curve
馬の蹄鉄(ホースシュー)よろしく、いっきに180度以上を転向する曲線区間の事。我が国ではオメガ(Ω)カーブとも言う。列車ウォッチ&撮影ポイントとして有名な所が多い。サンドパッチ・グレードポーラ
ホースシュー・カーブ
Horseshoe Curve
この語で特に断りのない場合は、アルトゥーナ近郊の元PRR線(→Conrail→現NS)を指す。とれいん誌2001年10月号(佐々木也寸志氏)、Trains誌2004年8月号p38-49 建設150周年記事。
 土木技術者Herman Haupt(1817-1905)により1854年に開通した。半径609〜637フィート(=186〜194m)220度を4線(現在は3線)で一気に曲がり、前後併せて11マイル(17.7km)の区間で1015フィート(310m)、すなわち1.8%勾配を登る。1966年にNational Historic Landmarkに指定された。Wikipedia英語版を参照。蒸機時代は火災を恐れて線路沿いの樹木が伐採されていたものが、ディーゼル機時代になって生い茂り、見晴らしが悪くなったという。
J.E.トムソンワークスK
ホース・パワー
horse power
仕事率(工率ともいう)の単位で「馬力」と訳される。英馬力HPと仏馬力PSの2種類がある内、アメリカでは前者が使われ、1 HP=0.746 kWである。550 lb.の物体を1秒間に1 ft.(重力に抗する方向へ)動かすことの出来る力(550 ft-lbf/s)と定義される。実用蒸気機関を発明したジェームス・ワットが当時の一般的な馬1頭の50%増しを1馬力(すなわち馬は0.67馬力)と決めたというが、現在のサラブレットは4馬力相当とのこと。(ここで、馬がその馬力を出せる時間に注意が必要。連続定格、1時間定格、1分間定格など、短時間に出せる馬力は大きくなる)
 一方、日本などで使われる仏馬力は、1 PS(独語pferde-strakeの略)=0.735.5 kW=75 kgf-m/sで、75kgの物体を1秒間に1メートル動かすことの出来る力。1 HP=1.01387 PSとなり、機関車の出力表示として両者の差は誤差の内といえる。ウィキペディア日本語版を参照
ワークスK
ホーボー
hobo
Knuckeduster.png浮浪者、渡り労働者と訳される。1837、1873、1929年などの恐慌期に大発生し、貨物列車への無賃乗車を常とした。Wikipedia日本語版を参照
 画像はKnuckledusterMiniature社のOスケール・フィギュア 肩に担ぐバッグをbindle、棒をbindle stickというらしい。
北国の帝王 ホッピング テルテール グラフィティ タギングワークスK
ホーボーケン
Hoboken
「ホボケン」とも書く。ニュージャージー州東部の町(Wikipedia英語版)で、ハドソン川を挟んだ東の対岸はニューヨーク。古くはDL&W(通称ラカワンナ鉄道)がターミナルを構え、ニューヨークとはフェリーで結んだことで知られる。TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐりジャージー・シティ ラカワナ鉄道ワークスK
ホーマソート
Homasote
「ホマソート」を見よワークスK
ホーム
platform
駅のホームは、「プラットフォーム」というweblio辞典プラットフォームワークスK
ホーム・ショップス
Home Shops
official site 2022年にChris Palmieri氏が創業したモデルメーカー.機関車や貨車にフリーランスの装飾を施して販売する.情報室を参照ワークスK
ホール
hole
側線のこと。
側線は転動防止のため本線よりやや低く作られている。そのため、Hole(穴)というスラングが生まれた。側線に止まっている時は”in the hole”という。
サイディングdda40x
ホールドアウト
foldout
「フォールドアウト」を見よワークスK
ホールマーク・モデルズ
Hallmark Models
“ホルマーク”とも表記。ブラス・インポーターとして、1967年から1989年(?)まで、クマタ、ミズノ、フジヤマ、ゴー、サムホンサ、アジン、Dong Jin、Kyong Dong、Rok Am等を使い、HO、HOn3、N、O、On3ゲージ・モデルを供給した。高級品路線のブランドは"Super Crown"。
 "hallmark"は「品質保証書、太鼓判」の意。weblio辞典

女性経営者Bobbye Autrey Hall(1909-2007)は、テキサス州ダラスの"Bobbye Hall's Hobby House"という模型店店主としても知られる。Hal Carstens著"150 Years of Train Models"p22 79 128に“若い頃”の写真、MR誌2007年4月号p9に追悼文、自叙伝に"Tracks from Texas to Tokyo" 2006年刊(資料室)がある。業界団体のHMA(Hobby Manufacturers Association)がボビーホール功労賞を設ける。開店50周年記念貨車をファンタジーボックスに展示。
クマタ フジヤマ サムホンサ アジン ホビー・マニュファクチャラーズ・アソシエーションAMTK223
ホーロー看板
enamel sign
"porcelain enamel sign"、"porcelain sign"ともいう。日本語は琺瑯(ほうろう)の転化。ウィキペディア日本語版、およびWikipedia Englishを参照

鉄道車両ではWP(画像)や、Milwのヘラルドに使われた。我が国では行先表示板や標識に多用された。印刷によるティン・サインとの違いに注意。
エナメル グラス・ライニング ティン・サインワークスK
ホーンビィ
Hornby Railways
イギリスの老舗模型ブランド。Wikipedia英語版を参照 アメリカでは1999年に設立したHornby America (official site)として模型全般を扱う。鉄道模型は2005年よりリバロッシ・ブランドを供給。トライアング リバロッシ エアフィックス ハマント&モーガンワークスK
ホーン・フック・カプラー
horn-hook coupler
1952年からの2年間でPaul Mallery氏を中心とするNMRAのカプラー委員会がHOゲージ用として開発したので、NMRA型カプラーとも呼ばれる。(形状と機能についてはNMRA Data Sheet D1iを参照) 「ホーンフック」の呼び名は、左図の「Gathering horn」と「Hook」からと考えられる(Kalmbach出版刊"Freight Car Projects and Ideas"から引用)。NMRAが雑誌社やメーカーに「ホーン・タイプ」と呼ぶように求めたことがあるという(TMS誌1967年8月号p529)。

委員会ではナックルが非可動の方式をX2と名付けて開発が絞り込まれ、X2Aにはじまって最終的にはDU機能を付与できるX2Fが答申され、当時、HOゲージ用として十分な機能を持っていると評価された【出典:MR誌1955年5月号p10】。ただし、会員投票で標準となることは否決され、規格に制定されることはなかった。
 一方、設計は公開され、1954年からRail Line社、さらにMDCやケムトロンが参入し、1950年代後半には安価なダイキャストやプラスチック製がアサーンやマンチュアなど全ての量販製品に採用された。中でもRail Line社はドラフト・ギア(ポケット)の有無やマグネット式のカプラー、さらに解放ランプ(固定および可動retract式)をラインナップした。
 1960年代に入ると機能と形態に優れたケーディー社製がファンの間で普及して、製品購入後に取り替えられるのが常となった。1996年にケーディーの特許が切れた後は、そのクローン製品に置き換わり、2000年頃にはホーンフック型の命脈が尽きたと言える。しばらくはWalthersやAtlasなどがホーンフック型を別添した。

日本では1955年にX2Fとして紹介され(TMS誌同年1月号P34-37)、篠原模型店がナイロン製ポケット付で売り出し(同誌1955年11月号p434広告)、一部で愛用された。一般にはべーカー型が使われ続けた。Oゲージでも板金プレス製品をカツミが販売したことがあった。(ブログ"Giants of the West"を参照)
 輸出向けブラス製品は殆どがカプラー無しで出荷された。

取付高さは、NMRA規格案で、カプラー中心がレール面上25/64"≒10mmであった。日本の16番規格では本来10.5mmとなるところを解放ランプの関係から10mmとされた。【出典:TMS誌1957年10月号ミキスト 実物の連結器高さは、アメリカの標準軌でも日本の1067mmでも約880mmが標準であり、1/87で10mm、1/80で11mmとなるが、16番規格では間を取って10.5mmとしたものか?】
154_2.jpg 車体への取付はケーディー型と全く同様に、カプラーポケットを固定し、曲線通過に対しては、シャンクの首振りでの対処を基本とした。ただし急曲線を想定する場合や長大車体の場合に、台車マウントが提案され、トレインセット・クラスでは標準とされた("talgo truck"という)。写真は代表的なアサーン社ボックスカーの例を示す。手前は薄鋼板製のフタ。
 ホーンフックからケーディーへの取り替えは、カプラーポケットをそのまま使って置き換えられるが、標準型では0.3〜0.5mmほど低めになるので、下シャンク型を使うか、台車中心ピン部にワッシャを挟んで調整する必要がある。

アンカプラーはカプラーの解放ピンを軌道中心に寄せる構造で、通過するだけではフックが外れず、一旦停止後、わずかに後退し、次に前進して解放する。またレール面上に3mm突出しているため、カウキャッチャーなどを通過させられない不都合があり、ほとんど普及しなかった。写真は固定式ナイロン製の篠原製品(TMS誌1957年10月号p412から引用)。MR誌1955年5月号p12に針金で自作する方法が掲載された。

なお、ケーディーが上下の食い違いによって自然解放を起こし易いことから、オーバーハングの大きな車両で2005年頃でもアマチュアが用いることがあった。それもケーディーにシェルフ型がラインナップされて廃れた。
ケーディー べーカー レール・ライン 篠原模型店 マジック・メート・カプラー タルゴ台車

アンカプラー

シェルフ・カプラー
ワークスK
ホイール
wheel
車輪単体を指す。車軸との組み合わせはホイールセットwheelset(輪軸)という。
 アメリカにおける実物の貨車では一貫して一体車輪が用いられてきた。その理由は数十マイルも続く下り勾配でのタイヤ弛緩を避けるためと考えられる。1950年代後半まではチルド車輪で、その後は鋳鋼または圧延車輪となった。摩耗による削正を行わず、タイヤが薄く、フランジが厚い。
 客車や機関車、電車(?)では、輪芯とタイヤを別体して、摩耗したタイヤのみを取り換える焼嵌め車輪が主流でスポーク輪芯も用いられたが、近年は専ら一体ディスク型とされる。【要確認】AAR規格を参照。客貨車の車輪径については「台車」と「トン」の項を参照。
 プルマン寝台客車が木造時代、輪心を圧縮紙としたペーパーホイール"paper wheels"を用いた。滑らかな乗り心地だったという。

モデルでは、実物に倣って輪芯とタイヤを別体とすることも行われ、そのタイヤには軟鋼やステンレス、ニッケルシルバーが使われる。
 一体のものには、黄銅、ニッケルシルバー、ステンレス、ダイキャスト、焼結合金、ポリアセタールPOMが使われる。黄銅の表面にクロームメッキ(摩耗防止と外観向上目的)を施したものは、メッキムラに留意。快削黄銅は、1970年代までに製品例があり、フランジ摩耗を起こし易かった。ポリアセタールは、かつて(2000年以前?)プラスチック製品で多用されたが、近年は金属が一般的。→[ポリアセタール]
 金属製は表面が黒色処理されるようになった。また、総形バイト削正だったものが、2010年頃からHOクラスでもCNCによる精密で均一な加工品が出回り始めている。
 駆動車輪では牽引力を求めてゴムタイヤ付きとすることがある。
 NMRAが標準規格および推奨仕様を定める。アメリカ型車輪を日本型へ流用する場合は、タイヤ厚さと車軸長さに注意。
チルド車輪 ペーパー車輪 シングル・ウエア・ホイール 110 フィレット インシュレーテッド・ホイール シンター(焼結)ワークスK
ホイール・アレンジメント
wheel arrangement
車輪配置のこと。我が国では専ら車""配置と呼ばれる。Wikipedia英語版
 アメリカ型の蒸機ではホワイト式White system(またはWhite notation)が一般的に用いられる。ディーゼル機および電機でも使われることがある。先頭に先輪数、末尾に従輪数、その間に動輪数をハイフン(-)を用いて並べる。例えばPRRのK4sは“4-6-2”、C&Oのアラゲニィは“2-6-6-6”と表す。タンク機の場合は最後尾に“T”を付し、B&OのC16を“0-4-0T”とする。従台車やテンダーに装備のブースターは、表現されない。
 本方式は1900年以後に普及したとされる。我が国のファンの間でも十分に通じる。なお、連節機とデュプレックスの相違やギアード機、さらに2組の動輪群の間に付随輪が入る場合などを記述することが出来ないものの、限定されたジャンルの中では十分に通じる表現方法と認識される。

また特に蒸機においては、4-6-4に“ハドソン”などと、その車輪配置を最初に採用した鉄道などに因んだ固有名詞を当てることが多い。Wikipedia英語版、またはWes Barris氏およびGゲージ鉄道模型・風雅松本亭の蒸気機関車車輪配置一覧を参照

ディーゼル機と電機に対して、北米ではAAR方式を使う。Wikipedia英語版

“2C1”等と動軸をローマ字、先従軸を数字で表す方法はドイツ式(またはUIC式)と呼ばれ、ヨーロッパや我が国で用いられる。Wikipedia英語版
ホワイト式 タンク・ロコモーティブ クーパー荷重ワークスK
ホイール・インスペクション・シンボル
Wheel Inspection Symbols
「イエロー・ドット」を見よワークスK
ホイールズ・オブ・タイム
Wheels of Time
Wheels-of-Time.jpgofficial site Nスケールで客貨車や自動車類を供給するメーカー。近年はHOにも進出。1995年にMatthew Young氏がカリフォルニア州Mountain Viewで創業。Walthers siteワークスK
ホイール・ジャッキ
wheel jack
「マニュアル・カー・ムーバー」をみよワークスK
ホイールセット
wheelset
輪軸の意。すなわち、車軸1本に2枚の車輪を組み込んだもの。この語は、実物、模型共に用いられる。現代の実車では圧入により組み立てられる。製造工程動画紹介:掲示板4
 モデルでは、動軸を中心にネジ止め(かつてはナット止めもあった)とされることが多いが、近年はもっぱら圧入とされる。イギリスの蒸機動軸には位相合わせのために工夫されたネジ止め式もある。また、ケーディー型カプラーの解放器に吸引させないために、トレーラーの輪軸は非磁性体であることが求められる。
車軸 ホイール ピボット軸 ピボット軸受 ポリアセタールワークスK
ホイールベース
wheelbase
"wheel base"とも綴り、「ホイルベース」とも書く。車輪中心間距離=軸間距離のこと。固定軸間距離"rigid wheelbase"は、台車軸間距離"truck wheelbase"と共に曲線通過性能に影響する。
 全軸間距離"total wheelbase"は、車体全長、しいては列車全長に影響し、駅や車庫構内での信号回路と密接な関係がある。また、車両を転向させるためのターンテーブル桁長を考慮して、車体全長よりも極端に短い全軸間距離とされることがある。
スラック ターンテーブルワークスK
ホイスト
hoist
巻上げ機、荷揚げ機(Weblio辞典) クレーンとの違いに注意クレーンワークスK
ホイッスル
whistle
一般には蒸気で吹鳴する汽笛のこと。ほとんどの蒸気機関車で採用された。ホイッスルの排気が前方視界を妨げるとしてファイアマンサイドに設けられた。初期には単音、後に3音、5音となった。高価なため古いものが新製機に転用されることがあった。メーカーには、Crosby (a collector's site)、Lunkenheimer、Star Brass、Hancock Inspirator Co.、LFMが知られる【要確認】。
 1920年代末以降、蒸機でもエアホーンを蒸気消費量(直接的には圧縮空気量)と音量、信頼性の面で採用した例があった(PRR、Milw等)。またホイッスルが予備とされた(MR forum)。鳴らし方に規則があり、whistle signal、またはwhistle codeと呼ばれる。AARレールファンクラブのサイトWikipedia英語版を参照
 エアホーンとなった後も習慣的に警報音が"whistle"と呼ばれる。

"whistle"の名称は、1836年に初めて機関車に取り付けた蒸機技術者George Washington Whistlerに因むという。Wikipedia English
ホイッスル・ポスト エアホーン ベル ゴング クロスビーワークスK
ホイッスル・ストップ
whistle stop
信号の現示があったときのみ停車する小さな駅、停留所。
 選挙候補者が小さな町々でおこなう遊説。歴史的には列車後部の展望台が使われた。The Free Dictionary
フラッグ・ストップワークスK
ホイッスル・ポスト
whistle post
エンジニア・サイドの線路際に建てられた、汽笛吹鳴標識。もちろん、空気笛にも適用される。踏切手前には必須? 鉄道会社により各種の様式があるが、一般に"W"の1文字を標示する。"whistling sign"ともいう。グレードクロッシング ホイッスル エアホーンワークスK
ホイットコム
Whitcomb
Whitcomb Locomotive Works小型内燃機関車メーカー。1878年から鉱山用機械を製造していたGeorge D. Whitcombは、開発したガソリン機関を用いて1906年に機関車を製造し始めた。1931年にボールドウィン社の傘下に入り、1952年に同社に合併された。1956年まで稼動したWhitcombの製造ラインは合計5千両を世に送り出したという。ボールドウィンワークスK
ホイペット
Whippet service
「ウィペット・−」をみよワークスK
ホエール・バック・テンダー
whale back tender
北北西に進路を取れ
North by Northwest
1959年にアルフレッド・ヒッチコックが制作した、NYCの20世紀特急とラシュモア山を舞台とするサスペンス映画。詳細はgoo映画Wikipedia英語版を参照。客車は1948年編成に牽引機はE7か?トゥエンティース・センチェリー ラシュモア山ワークスK
ホグスヘッド・タバコ・カー
hogshead tobacco car
"tobacco hogshead car"ともいう。SRが1961年にタバコ葉の運搬用として100両を新造した全長が90フィートを超す巨大ボックスカー。“ホグスヘッド”は容積の単位で、63米ガロン。weblio辞典 "ホグズヘッド"、"ホグシェッド"とも書く。この貨車は94ホグスヘッドのタバコ葉を積載できることから、こう呼ばれる。 1965年にAmbroidがHOモデル・キットを発売している。 southern.railfan.netの該当ページと、ここ。およびMRG誌2003年2月号p26-32、MR誌1966年4月号p12、Trains誌1962年3月号p48を参照アンブロイド タバコワークスK
ホストラー
hostler
「ホスラー」をみよ.ワークスK
ホスピタル・カー
Hospital Car
第二次大戦中、米本土内での傷病兵搬送用に使用された客車群の中で、陸軍のオーダーにより新製されたグループ(#89300〜89499)の呼称。 一般客車より改造されたグループは“ウォード・カー(Ward Car)”と呼ばれる。 大戦末期から朝鮮戦争にかけて活躍し、一部は朝鮮半島に派遣された。 患者輸送機の活躍により順次除籍が進み、70年代までに全廃された。 大部分は民間鉄道会社に払下げられ、様々な用途に改造された。ウォード・カー トループ・カーポーラ
ホスラー
hostler
発音は「ほすとらー」ではないので注意。鉄道にあっては、車両整備員。weblio辞典 ターミナルで機関車などの整備や入換を行う。GE P40DCなどの入換用運転台を"hostler stand"と呼ぶ。ワークスK
ホッグ
hog
蒸気機関車のこと。原義はブタ。機関士達が使う隠語。
機関士はホッガーhoggerである。(weblio辞典
テンダーdda40x
ホット・ホイールズ
Hot Wheels
ダイキャスト製ミニカーのブランド。マテルMattel社が1968年に売り出した。3インチ(76ミリ)の大きさで、縮尺は概ね1/64とされる。日本へも輸入され、「ホットホイール」、「ホットホィール」などの名前で売られた。ウィキペディア日本語版フィット・ザ・ボックス・スケール マッチボックス トミカ SスケールワークスK
ホットボックス
hotbox
"hot box"とも書く。軸焼けのこと。車軸軸受がスベリ軸受の時代に潤滑不良により間々発生し、発煙や焦臭でそれを発見することがカブースの重要な任務だった。コロガリ軸受でも希に発現し、ディフェクト・ディテクターが設置される。Wikipedia英語版カブース ディフェクト・ディテクターワークスK
ホット・メルト接着剤
hot-melt adhesive
Wikipedia英語版ワークスK
ホッパー・カー
hopper car
排出部分がホッパー(漏斗)状となっている貨車で屋根部分の無いものをいう。専ら水濡れを厭わない石炭やコークス、鉄鉱石、砕石を積み荷となす。オープントップopen top(またはopen topped)・ホッパーカーとも称す。ドロップ・ボトム・ゴンドラは、底が可動扉となっていても含まない。AARの分類(Ian Cranstone氏の解説)ではオアカーを含み、カバード・ホッパーカーの方はスペシャル・カーに定義される。ベイ ピークドエンド オフセットサイド オートフラッド アグリゲート バラストカー オアカー USRAスタンダード

カバードホッパー スペシャルカー・タイプ
ワークスK
ホッパー・トッパー
Hopper Topper
CLC1974pS3-111b.jpg穀物輸送用のカバードホッパー不足を補うためオープントップ・ホッパーカーに臨時カバーを被せることとし、1973年にProform Co.がIC&G向けに製造したもの。ガラス繊維強化プラスチック製FRPだったという。ChessieやConrailでも使われた。HOモデルでは1981年にMckeanが、2007年にModel Railroad Warehouse、2018年にSteel Valley Models(Bowser 100-ton hopper用)が発売した(Casecade Green Forever!)。TrainWeb MRH forum,RMJ誌1996年7月号p7 Car & Locomotive Cyclopedia 1974年版pS3-111(写真引用)を参照ワークスK
ホッピング
hopping
train-hopping、freight-hoppingともいう。貨物列車等の非客室部に無賃乗車すること(Wikipedia English)。する者はhopper。hoppingは元来、「あちこち渡り歩く(研究社 新英和大辞典)」の意か。近年の屋根上に乗車する行為をtrain surfingと呼ぶ(Wikipedia日本語版)。ホーボー テルテールワークスK
ホビータウンUSA
hobbyTown USA
official site全米で160店舗以上を展開する玩具模型のフランチャイズ・チェーン。近年は単に"HobbyTown"と称す。プロモーション・モデルを参照ワークスK
ホビータウン・オブ・ボストン
hobbytown of Boston
HOゲージのディーゼル機をダイキャストで製造したメーカー。その強固な動力ユニットはモデラーの垂涎の的だったという。MR誌への出稿は1952年9月号から。TransPacific R.R.Brass_solder的鉄道模型を参照 一時はBear Locomotiveがパーツを扱い、2017年末に名前の主要製品の供給が復活した? 新official siteダイキャストワークスK
ホビー・マニュファクチャラーズ・アソシエーション
Hobby Manufacturers Association
official site 略称は"HMA"。アメリカにおける模型製造業者団体。製造、輸入、出版、流通の各分野を含む。2005年にModel Railroad Industry Association等の3団体が合併して発足。毎年秋に見本市iHobby Expoを開催する。ワールド・グレーテスト・ホビー ホールマーク・モデルワークスK
ホビーライン
Hobbyline
Hobbyline_logo.jpg1948年にダイキャスト製HOキットを売り出したJohn A. English社が、1952年のプラスチックへの移行と共に名乗ったブランド名。パッケージに、最初の2文字「HO」を大きくうたった。1957年にはプラスチック・ディスプレーキットとしてNKPバークシャー(TransPacific R.R.)や0-4-0を発売し、"HObbykits"と称した。1958年に廃業し、金型がライオネルやペンラインに引き取られた。【要確認】 HOseeker.NETのカタログ・コレクションMRHフォーラム、HOC誌2022年2ndQ号p16-28ライオネル ペンラインワークスK
ホマソート
Homasote
「ホーマソート」とも表記する。建材ボードの一種で、ホマソート社のブランド名。フレキシブルレールの下に敷くと消音効果があり、スパイクも可能で、1/2インチ(約12.7o)厚のものがN、HO、Oゲージ向けにMR誌などで推奨される。ただし、コルク板を併用する事例も多い。製品の灰色は、原材料の古新聞等のインクによるという。切断にはカッターや細目ノコが使われるが、力が必要であったりホコリが出るとして、あらかじめ切断したものが販売される。California Roadbed社が"Homabed"と名付けて売り出し、Cascade Rail Supplyに引き継がれたが2020年初頭に廃業。厚さが不均一な点に注意(MRH誌2012年3月号p15)。湿度で変形するので6面を塗装によって覆うとの情報(Trainorders.com)もある。
 我が国で入手できる相当品として、大建工業の「シージングボード12o厚」を使用した例(TMS誌1990年2月号p54斉藤幹夫氏)。
メゾナイト コルク ロードベッドワークスK
ホライゾン
Horizon Hobby
official site イリノイ州Champaignに本社を置き、ラジコンカー、航空機、ボートやプラスチックモデルを供給する卸売業者。1996年には鉄道模型も扱い始めて、全米でトップクラスとなった(記念品モデル)。2004年にはアサーンとラウンドハウスを傘下に収めた(画像はその記念モデル)。Wikipedia英語版アサーン ラウンドハウスワークスK
ホライゾン・フリート
horizon fleet
ホワイト・グルー
white glue
white pasteともいう? 日本でいう木工用ホワイト・ボンド、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤Polyvinyl acetate emulsion adhesives。ウィキペディア日本語版。日本ではコニシ(家庭用発売1957年)やセメダイン等から販売される。アメリカではMR誌初出?が1956年11月号p32(Kwik-Stik)。市販品に、Premium Wood Glue、Elmer's White Glue、Carpenter's Wood Glueなどがある。一般に白色、乾燥して透明となる。Premiumは乳白色で耐水性を謳う。速乾性のものがある。一部を除きサンドペーパーは掛けられない。
 かつては夏冬で使い分けていた。凍結すると変質劣化? 寿命がある? 水溶性ゆえ、固着しても水には弱い。イエローグルーに比べて作業性が良い?
 発泡スチロールの接着にも使われる。乾くと半透明になるので、接着力は微力ながら填め込み式窓ガラスの固定に使われることがある。IPA(またはアルコール)で溶ける?ので、窓ガラス取付時のはみ出しを拭える? また水溶液として道床バラストの固定に用いられる。広い面積の厚紙同士を接着する場合も、水で希釈して乾燥を遅らせる。マスキング・ゾルの素材? 鉛細粒の固定に用いて錆により体積膨張を起こした事例(TMS誌1989年10月号p88 ミキスト)。【書き掛け:詳細調査中】
バラスト イソプロピルアルコール タイトボンド(イエローグルー) キャノピー接着剤 モッド・ポッジ 鉛ワークスK
ホワイト式
White system
NYCの技師であったオランダ系アメリカ人Frederick Methvan Whyteが1900年頃に考案した蒸気機関車の車輪配置表現方法。"White notation"ともいう。"White"はWhyteの英語表記。ホィール・アレンジメントAMTK223
ホワイト,ジェリィ
Jerry White
Oスケールを中心に活躍したカスタム・ビルダー。戦前は初期のロボー製品を手掛けた。Kurtz KraftのHOスケールPS-1を設計した。1995年に引退し、2007年に死去。MR誌1954年9月号p20-23、1963年2月号p52-57、O scale Kings Hall-of-Fameの1997年表彰者、Rod Millerのサイトを参照。カスタム・ビルダー ロボー カーツクラフトワークスK
ホワイト・トレイン
White Train
限定的には1951年から1987年まで運行された核兵器運搬用の列車をいう。テキサス州パンハンドル地方のPantex工場から全米各地へ送られた。当初は白色に塗られていたため、塗り替えられた後もこう呼ばれる。工場近くのアマリロ鉄道博物館に60両のうちの11両が保存される。以後はトラック輸送となった。MM誌2001年8月号p69-72、CPファンのブログMRHフォーラムWikipedia英語版パンハンドルワークスK
ホワイト・メタル
white metal
一般に、表面が銀白色の金属の呼称として、ザマック合金やバビット・メタル、活字合金、可溶栓メタル、ピューター等を指す。
 モデルの床下機器や台車などの造形に用いられる宝飾用は軸受用合金と共用で、スズ、アンチモン、鉛、銅を成分とし、融点が230〜300℃と低く、ソフト・メタルとも呼ばれる。鋳造性が良好で、専らゴム型で遠心鋳造される。メッキおよびハンダ付けも可能。ティンアロイ/佐々木半田工業Wikipedia英語版を参照 1960年代にはカワイモデルが1/80でEH10やED91の車体を一体鋳造で製造し、現在でも広く用いられる。特にイギリスでは多用され、Oゲージ機関車の車体に適用例がある。離型剤などを除去する白酢white vinegarによる洗浄を推奨(MR誌2018年8月号p25)。
 ピューターはスズを90%含み鋳造性が劣り(?)、通常模型には用いられない。
ザマック バビット・メタル ピューター アンチモン ポット・メタル DJHワークスK
ボークレン,サミュエル M.
Vauclain,Samuel M.
1856-1940 ペンシルベニア鉄道の機械工場に見習いとして勤務し、24歳でボールドウィンに機関車の検査のために送られた。彼は1883年にボールドウィンの17ストリート工場の総監督に就任して1886年には工場長になった。1896年には取締役に就任、1911年には副社長、1917年には上級副社長、1919年から1929年まで社長を務め、亡くなるまで取締役会の議長を務めた。1891年にはElliott Cressonメダルを授与された。ボークレイン複式機関の考案者でもある。Wikipedia英語版のS. M. Vauclain、およびVauclain compoundを参照コンパウンドttr
ボー・コレクター
bow collector
いわゆるビューゲル【独語Bügel】。bowは弦楽器の弓の意か。Wikipediaを参照ワークスK
ボーデンズ・ミルク・タンクカー
Borden's milk tank car
ボーデン社は1857年創業の乳製品メーカー(Wikipedia英語版)。
 鉄道輸送用に多種多様なミルク・タンク車やコンテナを保有した中で、1936年から35両を投入した写真の車両が有名。3000ガロンのグラスライニングされた鋼製タンクを2つ、バター皿"butter dish"様の鋼製カバーで覆い、その中心線上に流麗な飾りヒレを設けた。ヒレはアルミ製で、第2次世界大戦の勃発に伴って供出された。貨車はシカゴとニューヨーク近郊において1960年代まで使われ、ボーデン社の化学・接着剤部門用に転用された。2013年現在、1両がIllinois Railway Museumに復元展示される。River Raisin Models Libraryを参照、RMC誌1986年3月号に図面。
 HOモデルは、Funaro & Camerlengoが1980年代?からレジンキットを発売している。
ミルク・トレイン グラスライニング ストリーム・ラインワークスK
ボート・テール
boat tail
流線型展望車の後部形状のうち、ラウンド形のものをいう。ボートの船尾(stern)を逆さにした形をしているので、そう呼ばれる。「ラウンド・エンド」をみよ.

1920-1930年代のアメリカ車のロードスター(2人乗りオープンカー)に見られたデザイン手法で、船の船尾を引っ繰り返したような形状をいう。流線型時代の象徴ともされる。
ラウンド・エンド オブザベーション ストリームラインワークスK
ボード&バテン
board-and-batten
木造建造物における外壁sidingの構成手法の一つ。建築会社のサイト(画像を引用)
 鉄道車両ではキャブユニットやカウルユニットの側面で、外板を帯材で縁取りした様子を表現する言葉として使われる。
サイディング バテン キャブユニット カウルユニットワークスK
ボール,ウェブ
Webb C. Ball
1847–1922 鉄道時計システムの創始者、ボール・ウォッチ社を創業。Wikipedia英語版 Trains誌2000年2月号p48-49 ブログ"TransPacific R.R."を参照クロノメーター ウォルサム時計会社 タイム・ゾーンワークスK
ボールドウィン
Baldwin
Matthias W.Baldwinが1831年に創始した機関車メーカーBaldwin Locomotive Works(BLW)のこと。蒸機製造の最盛期にはアルコ、ライマと共に3大メーカーの一つに数えられた。ディーゼル機時代にはWestinghouseと組んで色々な製品系列を投入したが、1951年にLima-Hamilton社と合併してBaldwin-Lima-Hamilton Corporationとなり、1956年に鉄道車両製造から撤退した。ウェスティングハウス ジェネラル・スチール ボールドウィン・ライマ・ハミルトン大塚集一
同上我が国においては、蒸機で軽便からマレーまでの多種多様な種類を供給したこと、電機は電化初期に重電メーカーのWestinghouse社と組んだこと、またインタアーバン用の台車が日車等にコピーされたことで知られる。ウィキペディア日本語版ワークスK
ボールドウィン,マティアス
Matthias William Baldwin
Matthias William Baldwin(1795-1866) "Matthias"は「マサィアス」、「マッテヤ」とも表記される。奴隷制度廃止主義者だったために、南部の鉄道にはその蒸気機関車が採用されなかったという話がある。加山昭著「アメリカ鉄道創世記」参照ワークスK
ボールドウィン・ライマ・ハミルトン
Baldwin-Lima-Hamilton
1951年にBaldwinとLima-Hamilton社が合併してBaldwin-Lima-Hamilton Corporationが発足した。1956年に鉄道車両製造から撤退し、クレーンなどの分野に特化した。Wikipedia英語版"Baldwin Locomotive Works"ボールドウィン ライマ・ハミルトン ライマワークスK
ボール・ベアリング
ball bearing
コロガリ軸受の一種で、転動体にボール(玉)を用いたもの。実車の車軸々受では、かつてスラスト荷重を受ける軸受として使われたことがあった。
 モデルで用いられるミニチュア・ベアリングは、専らこれ。コロガリ軸受一般については「コロガリ軸受」を参照
コロガリ軸受 パブローラーワークスK
暴走機関車
Runaway Train
1985年に公開されたアメリカ映画。goo映画allcinemaの解説を参照。Wikipediaに拠れば、機関車はアラスカ鉄道のGP40、F7、GP7×2。ワークスK
暴走特急
Under Siege 2: Dark Territory
Wikipedia日本語版ワークスK
ボギー台車
bogie truck
ボギー回転に拘束力が働かない台車についての世間一般の認識はウィキペディア日本語版の「鉄道車両の台車」および「ボギー台車」を参照

【考察】この方式の最大の利点は、車輪が連結器力の作用を受けないためレールを枕木方向へ押す力=横圧が比較的小さいこと。よって脱線係数が極めて低くなる。ただし、側受に抵抗を持たせたものやボルスタレス台車ではボギー回転反力が若干生じ、特に後者ではフランジ角度を少し高い70度に採る傾向がある。
 さらに、高速走行に適した点として、台車枠のピッチングやヨーイングといった搖動が車体へ伝わり難いことが挙げられる。心皿位置がそれらの回転中心となり相殺されるため。金属バネ台車では軸バネが柔らかくピッチングが生じやすかった。1軸蛇行動はペデスタル式軸箱支持方式などで防ぎきれなかった。後者は蒸機の2軸先台車採用に同じ(⇒[先台車])。ピッチングの動きを殺して軸重移動を抑えたトライマウント台車がある。【書き掛け】

台車枠に連結器を備えるものにあっては、「アーティキュレーテッド」および「2軸車」を参照。液体式ディーゼル動車などのように、車体から台車装荷の歯車装置に回転力を伝えるものにあっては、その反力(とネジレ振動)が発生する(模型も自動車も同じ)。
台車 蛇行動 トライマウント台車ワークスK
ボス
boss
機械用語では突起様の部分をいう(Weblio辞典
車輪の中心部、スポークの集まる轂(こしき)は、英語で「ハブhub」という。
ハブワークスK
ボックスカー
boxcar
"box car"とも綴る。
 Wikipedia英語版NEB&WIan Cranstone氏のAAR分類、とれいん誌1976年8月号p62(1890-1950年代)、93年10月号p63-69(1910-1940年代:糟谷卓正氏)、MR誌1986年3月号p72-75、1987年11月号p114-115、2006年5月号p58-66(鋼製車)、MRH誌2014年10月号p182-209(妻板)およびRMC誌2003年4月号からの連載"Essential Freight Cars"を参照。

代表的な型式は、1920年代前期のUSRA規格ダブル・シース40トン車(魚腹台枠)とシングル・シース50トン車、1924年ARA推奨シングル・シース車、1924年PRR鋼製車X-29(⇒[スチール・シースド])、1925年ARA推奨ダブル・シース車、1932年ARA規格車(⇒[ストレスト・スキン])、1937年AAR規格車(写真)、1944年AAR規格車、1947年PS-1など。第二次世界大戦直後から1950年代にかけて、車体軽量化のためにコルテン鋼やアルミ合金が用いられることがあった。蒸機時代は需要が大きく、鉄道自体の工場が主要部材を調達して内製する事例が多かった。
 1950年頃に積み荷固定装置であるローディングデバイス、1960年前後にクッションアンダーフレームが導入され始めた。
 1960年代後半以降は、側構造の木板内張と骨組みを省いて縦リブを外部に露出させたエクステリア・ポストへ移行した。また妻構造はターミナルエンドが廃れてロールドエンドが普及した。これらはダンネージ(緩衝材)の普及によると考えられる。
 1970年代中頃にはボックスカーが不足したため、レールボックス社が設立されると共に、IPDプログラムによってショートラインが大量に新造したことから"boxcar boom"という語がある。

一般にいう50トン車、70トン車は積載重量を表わす。⇒[トン] 40フィート車、50フィート車は、概ね車内長手寸法が40'6"、50'6"となるものをいう。
シースド シングルシースド ダブルシースド ストレストスキン ミニボックス エクステリアポスト

オートボックスカー インシュレーテッドボックスカー ハイキューブ プレート

ピークドルーフ ガルバナイズドアイアンシート コルテンスチール アルミニウム ダイアゴナルパネルルーフ ルーフウォーク ローディングデバイス ワッフルサイド グレインドア ランバードア オールドア コンビネーションドア マーフィーエンド ドレッドノートエンド ロールドエンド Wコーナーポスト ネイラブルフロア クッションアンダーフレーム

レールボックス インセンティブパーディーム(IPD) ノースアメリカンボックスカープール(NABP)
ワークスK
ボックスカー・ケン
Boxcar Ken
1953年から1972年まで、Oゲージを専門に扱った通信販売店。経営者はKen Casford(?-2017)で、ロサンゼルスに本拠を置いた。カタログ・コレクションワークスK
ボックスカーロゴ
boxcar logo
CSXの機関車や貨車に2011年から描かれている鉄道ロゴ。Locomotive WikiCSXワークスK
ボックスキャブ
boxcab
車体形状が立方体の箱形をした電機およびディーゼル機の呼び名。WikipediaワークスK
ボックスト・ジョイント
boxed joint
ボックス・トラス
box truss
4面筒状構成の構造物で、各面がトラスを成しているものをいう。曲げと捩じりに強く、軸力に対しては座屈し難くい上に、軽量なことから多用される。橋梁ではスルートラスが該当する。また各メンバー自体の構造にも採用される。Wikipedia English 画像はAmazonより引用ワークスK
ボックスポック動輪
Boxpok
ジェネラル・スティール・キャスティング(GSC)社の鋳鋼製箱型輪心の商品名。機関車の大型化によりスポーク・タイプ輪心では強度が不足するようになったのと、高速時のメイン・ロッドの前後動を釣り合わせるクロス・カウンター・バランスを収める場所を設けるために開発された。
旧型機関車の動輪も更新時に置き換えられるようになった。また、損傷の多い主動輪のみボックスポックに換装されたのをよく見かける。
GSCdda40x
同上boxとspokeを合わせた造語で、発音は「ボックスポーク」との説がある。Boxpok Driving Wheel centerという。従輪にも適用された(Locomotive Cyclopedia 1941年版p682-686)。Wikipedia英語版を参照 1930年代中頃?に開発された。同様の趣旨の動輪には、ボールドウィン社、スカリン社のタイプがある。また英国でも1930年代後半にBulleid Firth Brown車輪が開発された(Wikipedia英語版)。【書き掛け】

我が国では1936年にD51で採用されたものが箱型輪心(ボックス型動輪)と呼ばれる。特許関係は不明。
スカリン・ディスクワークスK
ボックス・モーター
box motor
ボッパー
Bopper
BNが1987年に試作したボックスカーとグレインホッパーを兼ねるアルミ製の貨車10両。RMJ誌1990年6月号p64ワークスK
ボディ・マウント
body mount
「台車マウント」を見よワークスK
ボバー・カブース
bobber caboose
2軸のカブースをいう。本来はスラング、現在は普通名詞化。
 "bobber"は魚釣りで用いる小さな「浮き」のこと(weblio辞典:「ババー」と発音)で、それが上下する様を、線路の凸凹によって発生する2軸車特有のピッチングの激しさに例えて呼ばれた。Wikipedia英語版「カブースのスラング」を参照
 NMRA 1995年刊"Caboose Country!"p4によれば、鉄道経営者は安価かつ軽量で牽引力に影響を及ぼさない2軸カブースを好んだものの、乗務員はその乗り心地を嫌い、クラス1鉄道では夜行列車に用いられることは稀れで、専ら短い線区やトランスファーなどに使われた。それでも、鉄塊を積み込んで揺れの改善に努めたという。そのため、固定軸間距離は比較的長いものが多い(日本も同様)。新製の最後は1905年前後?、戦後まで生き延びたものもある。
 また、"bob"は「急に上下に動く[揺れる、はねる]、(頭・体などを)急に動かす」の意。"bobbed hair"の"bob"とは語源が別?weblio辞典
カブース ボブ・テール ノースイースタン・カブース ピッチング 2軸車ワークスK
ボブ・テール
bob-tail
"bob tail"や"bob-tailed"などとも書く。「短い」という意味で、車両単体や列車長に対し1950年前後のMR誌において使われた。"a crummy little bob-tailed four-wheel caboose"との表現が同誌1950年3月号p29に見える。weblio辞典MR Forumボバー・カブースワークスK
ボルスター
bolster
日本語では「枕梁(まくらばり)」の語を当てる。車体ボルスターbody bolsterと台車ボルスターtruck bolsterとがある。weblio辞典 一般に、単台車の車両には無い。
 センターシルを省略した車両では、車体ボルスターで連結器力を両側面の側梁へ分割する機能を付与するので、水平面内での曲げ荷重を負担する強固な構造とされる。

モデルでは概ね、台車枠における左右の側梁を繋ぐ横梁(トランサム)の意味で使われることが多い。一般的に、真の意味での揺れ枕を再現しないので、揺れ枕と横梁を含む部位を一体と看做すものと考えられる。

ケーディー社は、台車マウント用カプラーの延長棒を呼ぶ(同社サイト)。
スイングモーション台車 ボルスタレス台車 心皿 トランサム トリプルボルスター フローティングボルスター センター・シル(中梁) センターベアラー クロスベアラー(横梁) ベアラーワークスK
ボルスタ・アンカー
bolster anchor
台車において、枕バネの上下間で牽引・ブレーキ力、およびボギー回転を左右2本のロッドで伝える機構のこと。摺板式における摩擦振動発生と遊間衝動を防止する。インダイレクトマウント台車では枕梁(上揺れ枕)と台車枠との間、ダイレクトマウント台車では車体と揺れ枕の間を繋ぐ。第2次世界大戦後に普及した。ボルスタレス台車ではZリンクなどの牽引装置が設けられる。
 旅客車では概ね車軸の高さに水平に設置される。軸重移動の発生抑制にはレール面に近い方が有利であるが、その場合は台車枠のピッチングを前後動として伝えてしまうためとされる。
 なお金属バネのDT21系がボルスタアンカーを採用しなかった理由は、摺板材料の性能向上ゆえと考えられる(ペデスタル式軸箱支持に同じ)。JGブリル社が20世紀初頭に同一主旨の「トラニオン」機構を開発したが同社以外では普及しなかった。ウィキペディア日本語版は、擦り板式の欠点について認識が不足(2025-10現在)
ボルスター トラニオン 揺れ枕式台車 軸重移動 ZリンクワークスK
ボルスタレス台車
bolsterless truck
(台車)ボルスター=枕梁の無い構造の台車をいうが、車体ボルスターは必要。構造の簡素化と軽量化を目的として採用される。機関車(EF62以降)では金属コイルバネ、旅客車では空気バネの横剛性を利用し、牽引機構に各社が工夫を凝らす。急曲線では空気バネ反力による車輪横圧上昇に注意。高速車両では蛇行動抑制にヨーダンパーを備える。横剛性(よこごうせい) ボルスター Zリンク 蛇行動ワークスK
ボルダー・バレィ・モデルズ
Boulder Valley Models
official site On30のコンバージョン・キット・メーカーワークスK
ボルティモア&オハイオ鉄道博物館
B&O Railroad Museum
official siteWikipedia英語版ワークスK
ボルト
bolt
我が国では専ら六角頭のオネジ部品を指すが、英語ではナットと共に使うもののみをいう(Wikipedia英語版)。では単体では……?
 ナット、ボルトおよびワッシャの組み合わせをNBWまたはBNWという。
マシンスクリュー NBWワークスK
ボンデッド・バラスト
bonded ballast
英文では「固着されたバラスト」の意。わが国では木工用ボンドを用いたバラスト固着の手法を指してこう呼ばれるが、"bond"が「木工ボンド」の意と取り違えた誤用と考えられる。「バラスト」を参照ワークスK
ボンド
bond
アメリカ国債を鉄道車両側面で広告した例は、両世界大戦の戦時国債"war bonds"や、1960年代以降の貯蓄国債"savings bonds"が知られる。写真モデルは後者の例ワークスK
ボンバディア
Bombardier
ウィキペディア日本語版を参照 日本の航空関係者は“ボンバル”と呼ぶ。モントリオール・ロコモーティブ・ワークス バッド・カンパニー ホーカーシドレー CNCFワークスK
ボンバー・ボックスカー
bomber boxcar
爆撃機のB26やB29の翼部分を運搬するために、既存の50'オートボックスカーの屋根を26インチ、嵩上げすると共に、妻面の観音開きドアも背高としたもの。CB&Qが1937年に60両を改造し、1946年に旧に復された。Sunshine ModelsがHOモデルを販売したことがある。RPC CYC12p82-86、Sunshine ModelsのサイトワークスK
ポークス
Polk's GeneratioNext
official site Scott Polk氏が起業したGゲージの量産品メーカーワークスK
ポークス・ホビーズ
Polk's Hobbies
「アリスト・クラフト」をみよワークスK
ポーセライン・エナメル・サイン
porcelain enamel sign
単に「エナメル・サイン」ともいい、我が国のホーロー看板のこと。「ホーロー看板」を見よ。ワークスK
ポーター
Porter
H.K. Porter Inc. 1866年、Henry Kirke Porter(Wikipedia英語版)が創業した蒸気機関車メーカーで、1950年のブラジル向けが最終。内燃機を含めた総製造数8千両は、ボールドウィン、アルコに次ぐが、ほとんどはナローや産業用の小型機で、日本では官営幌内鉄道が輸入した7100型(弁慶号)で知られる。Wikipedia英語版や、ファン・サイトを参照ワークスK
ポータル
portal
レイアウト用語では主にトンネル入り口の構えを指す。"tunnel portal"。一般には、(宮殿などの大きな建物の)正門、表玄関、坑門、坑口、インターネット・ブラウザー起動時等に表示されるページ (=portal site)weblio辞典ワークスK
ポーテック
Portec, Inc.
ポルテック? 1970年代に起業した貨車メーカー.カバードホッパー3000,4000cu.ft.,オートラック,コイルカー,コールゴンドラが知られる.1985年にThrall社へ吸収された?【詳細不明】スロール RAVEドア コイルカーワークスK
ポートランド・カー&ファウンドリー
Portland Car & Foundry
official site GN、NP、SP&Sなど北西部の鉄道を中心にトランジション・エラ以前の貨車のRTRやキット、デカールを発売
 略称のPC&Fは、実車メーカーであるPacific Car & Foundry(現Paccar)を踏まえている模様。
ワークスK
ポートレート
portrait
「ランドスケープ」を見よワークスK
ポーラー・エクスプレス
The Polar Express
Chris Van Allsburg作・画による1985年のコールデコット金賞を受賞した絵本。2004年にCGアニメーション映画化された。主役の蒸機はPMの1225号機、2-8-4。TransPacific R.R.参照。ペア・マーケットワークスK
ポーリング
poling
poling隣接する線路上の貨車を短い距離、移動させるため、入換機関車によって丸棒で押す手法。作業の危険性から1960年前後に終了した。
 丸棒は"poling bar"、または"push pole"と呼ばれ、長さ8フィート程度の丸太、または鉄パイプが用いられた。当て金を"poling pocket"または"push pole pocket"といった。同様の目的でロープやケーブルで牽引することもあった。図版はNY港湾エリアの荷役用語解説のHPから引用

ポーリング作業の廃止が法律に拠るとの説もあるが、その具体的なものは確認できていない。Yahoo Groupの一フォーラムに拠れば、一般的には1950年代末期乃至1960年初頭までに製造された機関車にポーリング・ポケットが装備されたとはいうものの、GM&Oの1971年製GP38ACには付属している。サンタフェは1944年に貨車のポーリング・ポケットを撤去しはじめたとある一方で、1992年10月にGTWのデトロイト・ルージュ・ヤードではこれによる作業員の死亡事故があったという。ポケットの設置は、相互直通規則(AAR interchange rules)で定められて然るべきと考えられるものの詳細不明。
ポール・ヤード ポーリング・カー キッキング EBTワークスK
ポーリング・カー
poling car
poling carポーリングヤードで用いられた控車の一つ。両車側に常設の可動ポールを備え、機関車に連結されて隣接線路上の貨車のポーリングを行った。ポーリング作業の危険を回避する目的で、PRRやMa&Paなど一部の鉄道で採用された。図はMR誌1988年11月号p168から引用。他に同誌1955-06p47-59、1974-02p84、1975-02p87、Trains誌のフォーラムを参照ポーリングワークスK
ポーリング・ヤード
poling yard
pole yardともいう。ポーリングによる貨車の入換作業を前提に設けられたヤード。一日当たり500-1000両の仕分けを行う中規模の操車場に適すとされ、専用の線路配置が採られた。ポーリングによる突放の後は係員の手によりハンドブレーキを操作して減速、停止せられた。すなわち、ポーリングによる推進時間は短い点に留意。【書き掛け】
 CSXなどは現在でも同様の目的でチェーンによる牽引を行っている?
ポーリング クラシフィケーションヤード キッキング EBTワークスK
ポールトリー・カー
poultry car
家禽車(Wikipedia英語版) 画像はCar Builders' Cyclopedia 1937 p166より引用
 鳥類は28時間法の適用を受けないという(TransPacific R.R.のコメント
 積込はCoops(カゴ:weblio辞典)が用いられ、その軽量ゆえに車高を最大限に採るのが常で、6-8段積みがあった。
 Bachmann社の解説によれば、1885年に開発され、1950年代まで運用、1956年が最後だった。その後はトラック輸送となったという。

【疑問】 カゴには標準規格があった?車体中央に通路が設けられ、カゴはそこから着脱された? 妻面の貫通口で複数のポールトリー・カーを行き来した? 給水給餌は中央通路から行った? 手ブレーキ・プラットフォーム用とは別に設置された昇降ハシゴの目的は? また排泄物の蓄積槽が床下に設けられた?
ストック・カーワークスK
ポインテッド・アクスル
pointed axle
我が国では「ピボット軸」という。「ピボット軸」を見よ。ワークスK
ポイント
point
アメリカにあっては、分岐器において方向を振り分ける部分をいう。分岐器全体ではない。分岐器は"switch"、あるいは"turnout"という。
 ただし、イギリスにあっては"pointwork"が分岐器の構成全体を指す(Wiktionary)。

TMS誌で「スイッチ」の語を使わずに「ポイント」とし続けた理由は、電気のそれとの誤認を避けるためという(同誌1960年4月号p167、1967年8月号p529、共に山崎喜陽氏のミキスト)。事実、同誌創刊間もない1949年5月号には「ポイントを作る」という記事が組まれている。当時は実物誌が発刊前で、案外、このあたりが犯人かもしれない。
分岐器 ターンアウトワークスK
ポイント・アンド・シュート・カメラ
point-and-shoot camera
P&S cameraともいい,コンパクト・カメラのこと(ウィキペディア英語版).point-and-shootは元来,自動露出(または自動焦点)を意味するらしい(Weblio辞典).ワークスK
ポウリンズキル高架橋
Paulinskill viaduct
"Hainesburg viaduct"とも呼ばれる。1910年、DL&W(通称ラカワナ鉄道)が開通させた短絡線上の7連のコンクリートアーチ橋。1979年に廃線。Wikipedia英語版、TTS氏のアメリカ東部の鉄道名所めぐりラカワナ鉄道ワークスK
ポカホンタス・モデルズ
Pocahontas Models
Pocahontas Models N&W専門のHOレジン・キット・メーカー。2008年には廃業?ワークスK
ポケール
Pocher
official site 伊語読み?で「ポッチャー」ともいう。1952年創業のイタリアの模型メーカー。主力は1/8のクラシックカー。鉄道模型では、1954年からイタリア型のダイキャスト製3線式および2線式HOゲージの貨車やアクセサリーを製造し、1955年からアメリカのNational Products Corp向けに輸出。1963年にリバロッシ傘下となり、1964年には4-4-0 (V&T Genoa, Reno)と客車をプラスチックで製造しAHMへ輸出(MR誌1965年2月号)、1967年に2-4-0 (V&T Bowker 同誌1967年6月号)と貨車、1967年に4-6-0 (IC Casey Jones)が続いた。ウィキペディア日本語版Rivarossi MemoryTrain Passion Pocher.comHO scale Trains Resource
 2004年にリバロッシ・グループはホーンビー傘下となった。
リバロッシ アソシエーテッド・ホビー(AHM)ワークスK
ポジティブ・トレイン・コントロール
positive train control
"PTC"と略称される。GPSや無線インターネットを利用して列車の位置や速度、さらに地上作業などを一元的に管理し、総合的で高度な安全性を確保するシステム。従来のATSなどは危険なときに停止させるというネガティブな制御であるのに対して、安全な場合にのみ走行を許可するいうポジティブな点が大きく異なる。2008年の米国鉄道安全性改善法(U.S. Rail Safety Improvement Act of 2008)により2015年までの設置が義務化されたものの、設置費用が膨大なため2020年に完成した。Wikipedia英語版FRAによる説明
 機関車は外部に装置箱やアンテナを装備する。写真はAthearn Genesis SD70Mに追加されたMacRailのUP "full-top" type #3 kit
PTC-antenna.jpg
ディフェクト・ディテクターワークスK
ポスタル・カー
postal car
鉄道では郵便車のこと。mail car、RPO car、単にRPOともともいう。RPOワークスK
ポタッシュ
potash
炭酸カリウムのこと。pot-ash=「壺の灰」の意で、草木灰を水に入れてアルカリ液とし油汚れ落としに用いたことに因む。石鹸や肥料、ガラスの原料。北米ではカナダ、サスカチュワン州に産し、水溶性のため3000-3850cu.ft.程度のカバードホッパーで運ばれる。Wikipedia英語版カバードホッパーワークスK
ポダンク・スリーパー
Podunk sleeper
午後にターミナルを出発する列車は展望車の後ろに何台かの寝台車を連結し、夜中に通過する主要駅で順次切り離していく。すなわち、明け方までは無料のホテルとなる。
夜が明ければ、展望車からは自由な展望が得られる。
ポダンクとは田舎町という意味。
dda40x
同上PodunkMR誌1940年10月号p36、MR forumを参照 "Podunk"の"P"は、なぜか大文字(研究社 新英和大辞典p1902:画像)ワークスK
ポッチャー
Pocher
イタリア発祥の模型ブランド。我が国では「ポケール」と呼び習わす。ポケールワークスK
ポット・メタル
pot metal
現場でありあわせの金属を鍋(ポット)に溶かして作られる低品質の鋳物をいう。主に亜鉛や鉛、スズ、アルミなどの非鉄金属で、"monkey metal"ともいう。1960年代?まで玩具や模型にも用いられた。Wikipedia英語版 ホワイト・メタルを呼ぶことがある。ホワイトメタルワークスK
ポップ・アメリカン・モデラー
Pop American Modeler
PopAmericanModeler模型店の"さかつう"が2001年8月から2009年4月まで、12冊を発行した小冊子。表紙を含めて16頁に池田邦彦氏による美麗なイラストと写真、テキストが満載された。鉄道模型情報室を参照さかつうワークスK
ポップ・バルブ
pop valve
一般に安全弁"safety valve"と同義。同弁の機能として、設定値でポンと作用することから。Goong.com "pop-off valve"ともいう。ワークスK
ポテト
potato
ジャガイモの輸送には,産地と収穫時期の関係から保温を要し、いくつかの鉄道がヒーター付車両を保有した。カナダや米国北東部、NP、ATSFが知られる。

料理としては、NPが"Route of the Great Big Baked Potato"を謳い、食堂車で供した。掲示板8

趣味の範疇では、直流電気の極性を簡易的に調べる方法として利用されることがある。掲示板2
ヒーターカー イーストマン・ヒーターカー ステート・オブ・メイン・カラー・ボックスカー コンデショネイアー スパッドワークスK
ポニー台車
pony truck
ビッセル台車のうち、特に2軸先台車をいう。Wikipedia英語版 【確認中】ビッセル台車ワークスK
ポプシクル・スティック
Popsicle stick
一般にアイスキャンディーやアイスクリームに用いられる、平べったくて両端が丸い棒をいう。ただし"Popsicle"は米国で販売されるアイスキャンディのブランド。クラフト・スティックcraft sticks"は、欧米で販売される工作用?  医者が患者の喉の奥を見る下圧子Tongue depressorと同じもの?
 多くは白樺で、割れにくく曲げやすいことから、様々な工作に用いられ、市販品が存在する。アイスクリーム棒をリユース

sp654695_john_mosbarger2.jpg"Popsicle panel side"は、PC&F社が1976-77年にSP向けに製造したボックスカーのサイドをいう。ワッフルサイドの変形?Railfan.net(画像を引用)【調査中】
ワッフルサイドワークスK
ポペット・バルブ
poppet valve
Wikipedia英語版の最後尾に蒸機についてのわずかな記述があります。これからの書き込みに期待しましょう。poppetはキノコの意。ワークスK
ポリー・スケール
Polly Scale
Testors社が発売するポリスチレン用の水性アクリル系塗料で、鉄道用各色が揃えられていたが、2013年製造中止。掲示板を参照
 MR誌での初出は1995年9月号p12の業界短信、また詳細な製品紹介は1996年2月号p41で、"Floquil-Polly S Color Corp."からの発売となっている。

一方、Polly Sというプラスチック用の水性塗料が1970年4月号p77のPolly S Corp.広告に見え、同社はFloquilの発売元である旨の記述が71年6月号p21、Polly Sの製品紹介記事にある。また、上述の1996年2月号の記事には、Polly SとPolly Scaleは混色できると述べられている。【調査継続中】
フロッキルワークスK
ポリアセタール
polyacetal
一般的知見はtoishi.infoを参照。POM(ポリオキシメチレンpolyoxymethylene)とも呼ばれる。デルリンDelrin(デュポン社)、ジュラコンDuracon(ポリプラスチックス社)、セルコンCelcon(セラニーズ社/Ticona)等の商品名がある。
 強度と、金属との自己潤滑性に優れ、射出成型が可能で電気絶縁性があるとして、1960年代初頭から模型の台車、車輪、ギア、カプラーやハンドレールの素材として多用される。特に台車はコロガリの良さで1960年代初頭から標準的に用いられる(⇒[リンドバーグ・ライン])。我が国では1965年のカトー製Nゲージ製品が最初? 1970年にMicro Cast(水野製作所)がTM向け各種HO台車を輸出している(Cascade Green Forever!)。"slippery"と形容されることが多い。
 接着と塗装は困難で、接着についてはシアノアクリレート系瞬間接着剤セメダインPPXがお薦め(アメリカではDr. Mike's Model-n' Crafters Glue)。塗装は特にディーゼル機の手すりが悩みで、Mr.メタルプライマーが有効との情報(とれいん誌1997年12月号p119)、消毒用アルコールに一晩漬ける(RMC誌2012年2月号)。ポリカーボネート用塗料で包み込むように塗る。タミヤのスーパーサーフェーサー塗装後加熱(TMS誌1997年12月号p111 Dr.henkenのお部屋に引用)等の方法が紹介されている。
 軸に嵌合した歯車が割れることがあり、結晶化による体積縮小や、軸材料との熱膨張率の差が疑われる(すなわち、対策は極端な低温環境に置かないこと。割れの原因は、軸・歯車間の摩擦係数が低いために無理な圧入を設定することや、歯車谷底の厚さが薄いことも一因)。一説に、金型不適切による融合不良(コンクリートでいうコールドジョイント?)ではないかという(MRHフォーラム2013年10月23日のコメント)。切欠感受性が高いことと耐衝撃性が低い点に注意。直射日光下の耐候性に劣るので屋外使用は避ける。塩素残存水道水の付着で環境応力割れを起こす。

車輪では普及クラスの製品で広く使われていたが、2000年頃より金属製が使われ始め、2005年前後には完全に移行した。理由は、樹脂の離型剤や着色剤等がレール踏面に転写されて汚損が発生、あるいは静電気により車輪踏面に固着した汚れがレール踏面に落下し、確実な集電の求められるDCCにおいてトラブルの原因となったこととされる。DC集電でもレール・クリーニングで格段の差があるという。TransPacific R.R.Tony's Train Exchange模型店の記事NMRAの実験報告を参照 金属製のコスト・ダウンにもよる。一部の射出成型車輪は金型精度の問題で形状が不適切だったとの説がある。
セルコン エージングクラック ピボット軸受 ホイール レール・クリーニング リンドバーグライン 水野製作所ワークスK
ポリアミド
polyamide
「ナイロン」を見よワークスK
ポリウレタン
polyurethane
一般的知見はWikipedia日本語版を参照。モデルにおいては、その発泡品(ウレタンフォーム、スポンジ)が1960-70年代にブラス製品の緩衝材として多用されたが、加水分解により製品表面に付着し問題となった。以後は劣化しにくいポリエチレン・スポンジへ移行した?
 また、少量生産のレジンキャスト・キットに用いられ、接着には瞬間接着剤、塗装には専用サフェーサーが必要とされる。Wikipedia日本語版
 鉄道における特異な用途ではウレタンゴムとして、高い摩擦係数を得るために貨車牽引車(トラックモービル、アント等)の車輪踏面に用いられる。
レジン・モデル フォーム トラックモービルワークスK
ポリウッド
plywood
「プライウッド」の誤読プライウッドワークスK
ポリエチレン
polycarbonate
一般的知見はWikipedia日本語版i-maker.newsを参照。モデルではフィルムが商品包装に使われる程度……発泡品が梱包材として使われる?(三和化工(株)ワークスK
ポリ塩化ビニリデン
polyvinylidene chloride
一般的事項はウィキペディア日本語版を参照。フィルムがクレラップやサランラップSaran Wrapの商品名で家庭用に販売される。耐熱性や対溶剤性、耐湿性に優れ、模型では接着剤との隔離などに用いられる。
 サラン繊維の名で実車の荷棚網に使われた。
ワークスK
ポリ塩化ビニル
polyvinyl chloride
略号はPVC、一般的性質はWikipedia日本語版を参照。軟質と硬質があり、モデルでは後者の透明薄板が旅客車などの窓ガラスとして用いられる。大きな曲率で曲げると白化するが、ヘアドライヤーなどで温めると透明性が回復する。その接着には合成ゴム系、あるいはセメダイン製スーパーX、近年はホワイト・ボンドが推奨される。
 1970年代に大阪府高槻市のミカド模型が車体キットを専用塗料と共に発売し、サンロイド製(住友ベークライトのブランドSunloid)と称した(TMS1971年12月号に作例記事)。
 米国でストラクチャーの素材として多用される。レンガなどの模様をエンボス加工した板材も流通する。接着時の直角を保持するための治具が市販される。【詳細不明調査中】

発泡材は‥‥。

スカルピーの名で販売される手芸用粘土の材質だという。
スカルピー プラスティカードワークスK
ポリカーボネート
polycarbonate
一般的知見はWikipedia日本語版を参照。「ポリカ」と略称され、主にシート状で供給される。レキサンLexan(Sabic:米)、マクロロンMakrolon(Bayer:独)等の商品名がある。耐衝撃強度と透明性を利して、実車の窓ガラスに安全ガラスとして採用される。ラジコンカー等では車体構造に用いられ、専用塗料が発売される。この塗料が鉄道模型のポリアセタール製手摺に使われることがある。小ネジやボルトは絶縁箇所に適用される。
 繰り返し応力や溶剤の付着で割れが発生するという。
ポリアセタール レキサンワークスK
ポリスチレン
polystyrene
アメリカの発音(weblio辞典)に倣い「スタイレン」とも表記。"PS"と略称され、独語由来でスチロール樹脂ともいう。一般的知見は、日本スチレン工業会ウィキペディア日本語版などを参照。
 模型においては、射出成型等によるプラスチック・モデルやプラ板、型材、また発泡スチロールとして用いられる。単に「スチレンペーパー」といえば目の細かい発泡スチロール板で、「スチレンボード」は、それに白色上質紙を両面に貼ったものなので注意。
 硬質の板材や型材は、タミヤ(板材1972年)、タケダ、JMD、エバーグリーン(板材1976年)、プラストラクト(ABS型材1969年)から市販され、後2者も国内で流通している。

アメリカの鉄道模型では1950年のシルバー・ストリーク製Oスケール蒸機キット(平金型:Oスケールの玉手箱)やGMC製3線式Oスケール2軸トロリー(一体成型?)等が最初。当初は従前のベークライトやテナイトTeniteに対して耐衝撃性が謳われ、1952年にはHObbyline/EnglishがFMスイッチャー(一体成型)、1954年にアサーン(グローブ)のF7A(一体成型)、1957年にカーツクラフトのPS-1(平金型)と続いた。
 我が国の鉄道模型業界では遥かに遅れ、HOスケールでは1963年にカツミがトム50000、1968年に同じくカツミでワム90000、1970年に水野製作所が輸出向FA1-FB1ディーゼル機、1971年に中村精密がカ3000、エーダイがその板キットを発売した。……近年は次第にABS樹脂が増加している。【要確認】

接着剤は、プラモデル、プラ板等ではアセトン系?(タミヤ)、メチルエチルケトンMEK系(Mrカラー)、dリモネンや瞬間接着剤が推奨されるが、前2者では接着後の変形に注意(TransPacific R.R.を参照)。アクリル板用接着剤が変形を起こさないという話があるが詳細不明。アセトン系とMEK系、リモネンには、塗り付けタイプと流し込みタイプが存在し、塗り付けタイプにはポリスチレンが溶解されているという。1970年代にはラッカーシンナーが用いられることがあったが、現在は成分が異なるので不可(?)。合成ゴム系、特にウォルサーズ製Gooはプラスチックを侵食して危険。
 とれいん誌2026年1月号p64-65で紹介されたタミヤの低臭タイプは今までになかった成分で、詳細不明なものの大いに期待が持てる(掲示板8)。
 発泡スチロールでは木工用ボンド等が使われる。

塗料は、ラッカー系、水溶性アクリル系、エナメル系が各社から発売される。一般に市販の缶スプレーにも使えるものが多く、スチレン用と無くても「ABS可」のものがOKという。Wikipedia日本語版「プラモデル」の項を参照。

機械油やグリス、溶剤の付着によっては環境応力割れを起こす。軸受として使わざるを得ない場合は、影響を与えないグリスを用いる必要がある。材料的には非晶性ゆえ、ポリアセタールの様な自己潤滑性は無い。
 紫外線により劣化し、事実、40年が経過した1972年購入の白色プラ板に黄変が見える。有色モールドは比較的強いとされる(Evergreen製ブラックに"UV Resistant"と表記)。遮光保管では材質や接着部に劣化は認められない。1951年製プラモデルの例1959年製プラ貨車の例。レーザーカットが可能であるものの有毒ガスが発生という。【要確認】
イクストルーデッド・フォーム スチレンボード スチレン・フォーム テナイト メチルエチルケトン リモネン シアノアクリレート グー エージングクラック タミヤ タケダ JMD プラストラクト エバーグリーン シルバーストリーク ホビーライン アサーン カーツクラフトワークスK
ポワタン・アロー
Powhattan Arrow
Wikipedia日本語版を参照ワークスK
ポンチ
punch
センターポンチcenter punchと、穴あけポンチhole punchがある。前者は金属などに穴あけをする場合にドリル刃の先端チゼルを誘導するスリ鉢状の圧痕を生成するために用いられる。Wikipedia English ウィキペディア日本語版の記述(2025-11現在)は稚拙
 後者は皮革の穴あけ用として3〜12ミリ径が市販され、ドリル刃では綺麗にあけることが難しい紙やプラスチック板、薄い金属板に適用される。「孔あけ−」の表記は稀れ。

"punch"の本来の発音は「パンチ」。握りコブシで殴打することや、切符を切ること、打印器を指す。Weblio辞典
ドリル・ビット ピンバイスワークスK
ポンチ絵
sketch illustration
我が国の昭和的ビジネスシーンで頻繁に使われる用語で、理解の助けとなる簡略な説明図の意。由来は江戸末期に創刊された「ジャパン・パンチ」という雑誌にさかのぼり、明治期に風刺画の意味に転化したものという。現在でも漫画的なイラストを指すことがある。東京都立図書館言葉の意味・言い換え図書館ワークスK
ポンド
pound
重さの単位、パウンドとも表記し、lbまたはlbs(古代ローマの単位libra poundから)と略す。1 lb.は16 oz.(オンス:ounce)、453.592 g。2000 lb.が、1米トン ウィキペディア日本語版パウンド トン オンス レール ユナイテッド・ステーツ・カスタマリイ・システム(USCS)ワークスK

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ラベル:Hornby
posted by ワークスK at 05:46| Comment(0) | アメリカ型鉄道模型大事典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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