用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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マーカー・ライト marker light | 夜、走行する列車の進行方向を確認する為、機関車の前後部左右についている進行方向を示すライト。前は緑色で後ろは赤色に光る。"Rails Americana 1" p37に解説 | マーズライト ヘッドライト クラシフィケーッション・ライト | nkp |
マーキット Markits Model Railway Products | official site 1993年に創業した英国の鉄道模型パーツ・メーカー。Romford Modelsの動輪車輪をはじめ、1番/10mmスケール、O/7mm、OO/4mm、TT/3mm、N/2mmの各種ディテール・パーツを扱う。"マーキッツ"とも。 | スレーターズ | ワークスK |
マーキュリィ Mercury | NYCが1936年から1959年まで、シカゴやデトロイトといった中西部で運行した昼行列車。同鉄道の看板列車トゥエンティース・センチェリーに先行して流線型化されたことで知られる。ローマ神話で神々間の使者を務める神の名に因む。Wikipedia英語版 | トゥエンティース・センチェリー | ワークスK |
マーク4デザイン Mark 4 Design | Mark 4 Design Nゲージで近代型フード・ディーゼル機のコンバージョン・キットを発売している。 | ワークスK | |
マークウェイ Marcway Scale Models | official site イングランド・シェフィールドにある鉄道模型店。独自の分岐器類を発売することで知られる。HOn3から、HO/OO、O、G、1番に及ぶ。 | ワークスK | |
マークス Marx Toys | 「マルクス」をみよ | ワークスK | |
マーズ・ライト Mars light | かつて機関車の前頭部に設置された回転警告灯のブランド名。ヘッドライトとは異なる。この種のものの中では最初とされる。Mars Signal Light Companyが1936年に製造し始め、多種多様な方式がある。線路際の旅客に警告する目的で旅客用機に装備された。一部を除きデッチ・ライトにとってかわられた。消防自動車では現在でも使われる。同社は1991年、Tri Lite, Inc.に買収された。Wikipedia英語版を参照 "Mars"は「火星」の意、ローマ神話に登場する「軍神」の名。 | ヘッドライト マーカーライト ジャイラライト ビーコン ディッチライト | nkp |
マーチャンダイズ・サービス Merchandise Service | ![]() UPでは"The Challenger"の名で旅客列車に併結されたエクスプレス・ボックスカーによるオーバーナイト・サービスとして1939年からDenver-Omaha、Salt Lake City-Los Angeles、Portland-Spokaneなどの都市間で運行された。【詳細調査中】 | LCLサービス ペンシルベニア鉄道 オーバーナイト・サービス チャレンジャー | ワークスK |
マー・トイズ Mar Toys | 「マルクス」をみよ | ワークスK | |
マイク Mike | 一般には男の子Michaelの愛称であるが、鉄道ではMikado、車輪配置2-8-2の蒸気機関車の短縮呼称として用いられる。「マッカーサー」の短縮形では無いので注意。 | ミカド マッカーサー | AMTK223 |
マイクロ・エンジニアリング Micro Engineering | ![]() | ワークスK | |
マイクロキャスト水野 Microcast Mizuno | 「水野製作所」をみよ | ワークスK | |
マイクロ・スクリュー micro screw | 普通品よりも頭部の小さい小ネジをいい、精密機器用十字穴付き小ねじ、0番(00番)ネジ、精密ねじ、カメラネジ、眼鏡ビスとも呼ばれる。"0番(00番)"は十字穴の番号を指す。日本写真機工業会団体規格で規定され、M2.6以下で、ナベ頭は00番および0番1、2、3種、皿頭は1、3種がある(宇都宮螺子(株))。ねじ山は並目なので注意。この規格が世界中に通用? | スクリュー | ワークスK |
マイクロスケール Microscale | ![]() | デカール | ワークスK |
マイクロ・トレインズ Micro-Trains Line Co. | ![]() | ケーディー | ワークスK |
マイクロ・マーク Micro-Mark | ![]() | トラックチューナー | ワークスK |
マイスト Maisto | ![]() | ワークスK | |
マイター・ジョイント miter joint | 額縁などのように角を斜め接ぎとすること。斜め接ぎ(家具デザイン)。90度の場合は各々を45度に落とす。その道具をマイター・ボックスという。 各々の部材を90度に落として接ぐ方法を突き合わせ継ぎ、バットbutt・ジョイントという。 | マイターボックス スプライス・ジョイント | ワークスK |
マイター・ボックス miter box | もともとは木材を留め接ぎするために45度に切る治具であったが、現在では直角に切るにも用いる。 Xacto社の製品は各種の角材寸法の溝があるアルミ製のチャンネルで、指定のレイザー・ソーで切るとバス・ウッドのような軟らかな木材も、難なく所定の寸法角度に切れる。 | レイザー・ソー | dda40x |
マイル mile | 陸上距離の単位、略はmi. 1マイルは1609m、80チェーンchain。1チェーンは22ヤード。ちなみに競馬で使われるハロン(furlong)は220ヤード=1/8 マイル=201.168m。 海里(sea mile、nautical mile)についてはウィキペディア日本語版 | ヤード フィート インチ | ワークスK |
マイル・ハイ・シティ Mile High City | コロラド州デンバーDenverの愛称。海抜が1マイル≒1600mであるところから(weblio辞典)。 | ワークスK | |
マウンテン Mountain | ![]() 1911年、アルコ製のC&O向けが最初。有名な型式はUSRA LightおよびHeavy、SPのMT3、MT4、NYCのMohawk、PRRのM1、UPの7000など。勾配線区の旅客用のみならず、急行貨物用としても重用され、1930年までに米国内で2000両余りが製造された。Kalmback社刊"Cyclopedia Vol.1 Steam Locomotives" p96、Wes Barris氏のHP、Wikipedia英語版を参照 | 大塚集一 | |
マウンテン・ギブソン Mountain & Gibson | 英国の路面電車メーカー。日本では明治末期に函館市電、神戸市電、京浜電気鉄道が台車を輸入したことで知られる。 1903年に設立、翌1904年M. and G. Truck and Engineering Co。路面電車や軽車両、部品などを製造した。British Industrial Historyを参照 | ラジアル台車 | ワークスK |
マウンテン・モデル・インポーツ Mountain Model Imports | official site プレシジョン・スケール社の一部門で、On3、On30とHOn3モデルをダイキャスト製で手掛ける。 | プレシジョン・スケール | ワークスK |
マキシ・スタック Maxi-Stack | |||
マキシマム・トラクション台車 Maximum-Traction truck | MR誌1970年3月号p65-69、TransPacific No.147を参照。 | ユリーカ | ワークスK |
マクギニス・スキーム McGinnis scheme | ![]() | ニューヘイブン | ワークスK |
マクギファート・ログローダー McGiffert log loader | 「マギファート」とも書く。ミネソタ州ダルースClyde Iron WorksのJohn R. McGiffertにより考案され、1902年から約1,000台が製造された丸太積込用クレーン車。自走可能で、自車の車輪を引き上げて下にフラットカーを通過させる機構を備えた。駆動動力は蒸気機関からディーゼル電気式へ変遷し、1960年代初頭まで使われた。1985年にOMIが発売したモデルを、とれいん誌1992年2月号p55は“マッギッファート”と紹介している。一ファンのサイト、MR誌1982年2月号p98-101 | ログローダー | ワークスK |
マクソン Maxon | official site | コアレスモーター | ワークスK |
マクマイラー・ダンパー McMyler dumper | 貨車から船へ石炭を積み替える設備。CNJのJersey Cityが有名。一ファンのサイト、McMyler Interstate Co.はクレーン・メーカーとしても知られ、歴史はBedford Historical SocietyのHPを参照【詳細調査中】 | カーダンパー | ワークスK |
マグヌソン・モデルズ Magnuson Models | 1976年?頃に創業したNとHOのストラクチャーキットメーカー。材質はウレタンまたはポリスチレン(?)。1986年?にウォルサーズ社傘下となる。創業者の1人がDPM(Design Preservation Models)を起こした。MR forumなどを参照【詳細不明】 | DPM | ワークスK |
マゴー・カー社 Magor Car Company | 「メイゴー・カー社」を見よ。 | ワークスK | |
摩擦振動 frictional oscillation | 「フリクショナル・バイブレーション」をみよ | ワークスK | |
マザー Mather Stock Car Company | 「メイザー」をみよ | ワークスK | |
マザーハバード Mother Hubbard | 童謡の主人公で「ハバードおばさん」。転じて、蒸機でCamelbackの異称として使われる。ウーテン・ファイヤーボックスの太り具合からの連想か。 | キャメルバック ウーテンファイヤーボックス | ワークスK |
マシソン・ドライアイス・リーファー Mathieson dry ice reefer | ![]() 側面上部を若干傾けて、ここに設けられたハッチから、袋に入れたドライアイスのブロックを下段の収納庫に投入する。上段は作業スペース。1950年代?まで運用された。MM誌1993年2月号65-67に図面と解説。RY ModeslのHPを参照 | ドライアイス リーファー クライオジェニック・リーファー | ワークスK |
マシマ電子工業 Mashima Denshi Industry | official site 1974年にマシマ・カツミ氏が創業した小型DCモーター・メーカー。現在は神奈川県座間市に工場をおく。1977年にカンモーター、翌1978年には5極スキュー・アマチュアを開発した。1991年時点でブラスモデルの半数は同社製モーターを装備していたという。Brass Modeler & Collector,July-Sept. 1991 p30-35 代理店であるクマタ貿易のサイトを参照 | カンモーター スキュー・ワインディング オープン・フレーム・モーター 古市製作所 ハリウッド・ファウンドリィ | ワークスK |
マシン・スクリュー machine screw | 普通のネジ、小ネジ(weblio辞典)向こうでは、「ネジscrew」といえば木ネジwood screwを指す? 我が国でいう「ビス」は仏語の"vis"からという。六角頭のものを我が国では専らボルト"bolt"というが、英語ではナットと組み合わせて使うものを指す。 | スクリュー ボルト | ワークスK |
マジック・カーペット Magic Carpet | NWSLが1980年頃売り出したOゲージ用のスパー・ギヤによる伝動機構の商標。サガミのモータに2段のギヤがついていて、価格の割によく出来た商品であるが油のまき散らしと綿埃の巻き込みが許せない人には勧められない。 | dda40x | |
同上 | NYCが豪華特急列車を宣伝したキャッチフレーズの一つ、すなわち“魔法のジュータン” | 半可通 | |
マジック・マーカー Magic Marker | 1957年にSpeedry社が発売した油性フェルトペンのブランド名。現在では普通名詞化。一般的には"permanent ink marker"という。"Sharpie"という商品もある。 我が国では内田洋行/寺内化学工業が「マジックインキ」の名称で販売する。ウィキペディア日本語版 | シャーピー | ワークスK |
マスキング・テープ masking tape | 一般的な知見はウィキペディア日本語版 我が国で塗装用として市販されているテープの基材には、黄色に着色された和紙や、白色の軟質塩化ビニールがあり、直線用と曲線用とが存在する。【事実関係確認中】 | カプトン | ワークスK |
マスク・アイランド・デカール Mask Island Decals | ![]() | ワークスK | |
マスターピース masterpiece | 傑作、名作、代表作の意(weblio辞典) | ワークスK | |
マソナイト Masonite | 「メゾナイト」を見よ | ワークスK | |
マッカーサー MacArthur | ![]() | ミカド マイク | 大塚集一 |
マッキーン・カー McKeen car | ![]() 初期のものは舶用の100馬力ガソリンエンジンを搭載し、変速機は無くクラッチのみで走り出すものであった。しかも逆転はカムの位相を変えエンジンそのものを逆回転させるものであった。起動は圧縮空気による回転とマグネト点火である。暖房はエンジン冷却水を用い、床下のアセチレン・タンクを利用した照明など、当時としてはハイテク車両であった。 弱点は変速機のないエンジンで、クラッチがすぐ磨耗して保守が大変であった。また空気漏れが起きるとエンジンが起動できなくなる致命的な欠点があった。 のちにガスエンジン・電気式が開発されるとかえりみられなくなった。 McKeen Motor CarのHP、とれいん誌1986年10月号p54、Wikipedia英語版を参照 | ガスエレクトリックカー | dda40x |
マッキーン・モデルズ McKean Models | ![]() | フロント・レンジ ラマックス | ワークスK |
マッキンレィ,ウィリアムB. William B. McKinley | William Brown McKinley 1856-1926(ウィキペデア英語版)の記述には上院議員の経歴しかないが,この人物こそがIllinois Traction Systemの創業者 | イリノイ・トラクション・システム | ワークスK |
マック・ショップ Mac Shop | 1983年ごろにOスケールでアルミ押出型材製のステンレス客車キットを発売したメーカー。O Gauge RR forum【詳細調査中】 | ワークスK | |
マックス・グレイ Max Gray | 「グレイ,マックス」を見よ | ワークスK | |
マックヘンリー・カプラーズ McHenry Couplers | ケーディー社のマグネット・カプラーに関する特許が切れた1996年に、最初にコンパチブル製品を売り出したメーカー。2006年にホライズン・ホビー社傘下となり、アサーン、ラウンドハウス製品に取り付けられる様になった。メーカー・サイト バックマンのEZメートも当初はマックヘンリーを踏襲していた。 | ワークスK | |
マックマスター・カー McMaster Carr | official site アメリカの通販会社で、素材やネジ関係、工具を扱う。 | ワークスK | |
マック・レールバス Mack Railbus | |||
マッシュルーム・デザイン mushroom designs | 複数のレベルを設定した固定レイアウトで、バックドロップの裏表で多層構造としたものをいう。複数の人員で作業するときに、それぞれが独立してアクセスできるメリットがある。MR誌1987年10月号p80-89でJohn H. Armstrongが提唱した(?) | マルチ・デッキ・レイアウト | ワークスK |
マッチボックス Matchbox | イギリス由来のダイキャスト製ミニカーブランド。1953年の登場当時は、マッチ箱を模した紙製パッケージを使ったという。モデルの大きさをこの入れ物に合わせる所謂「箱スケール」で、一部の1/43が鉄道模型と共存できる程度とされる。Wikipedia英語版 | ダイキャスト | ワークスK |
マット matte | "mat"とも綴る。ツヤの無い様、"dull finish"【形容詞】weblio辞典 "flat"と同義。 塗料自体にフラットベースやタルクなどを混入する方法と、ツヤ消しクリア色のオーバーコートを用いる方法とがある。デカールを貼る場合は後者。スプレーによる場合は、少し遠めからサッと一吹きるのがコツ。撹拌を怠ったり、厚塗りではツヤが出てしまいがち。 | ダルコート ウエザリング デカール | ワークスK |
マッド・フラップ mud flap | (車輪の後ろの)泥除け。ゴムなどの垂れ板。"mudguard"ともいう。weblio辞典 | スプラッシャー | ワークスK |
マッドヘン Mudhen | D&RGWの3フィート・ナロー、2-8-2蒸機K-27のニックネーム(Wikipedia英語版)。原意は「泥池にすむ(メス)鳥」、アメリカオオバンの異名。 | スプラッシャー | ワークスK |
マテーリアル・ハンドリング・カー material handling car | アムトラックが運行する旅客列車に連結された小荷物輸送用?の高速ボックスカー。MHCと略称される。【詳細調査中】 | ワークスK | |
マニュアル・カー・ムーバー manual car mover | ![]() | ワークスK | |
マニュアル・シグナル manual signal | 手信号のこと。旗flag、または手提げランプを用いる。【書き掛け】 | ワークスK | |
マニフェスト・トレイン manifest train | 発着地を異にする貨車を混結した貨物列車のこと。途中の解結を必要とし運行の優先順位が低い(Refinerlink.com CrudeRail_Economics Depicted)。"manifest"は、積荷リストの意(weblio辞典) | ユニット・トレイン | ワークスK |
マリアス・パス Marias Pass | ロッキー山脈北部のモンタナ州内、グレーシャー国立公園近くにある大陸分水嶺中の峠。GNのJohn Frank Stevensが開通させ、現在はBNSF線でアムトラックのエンパイア・ビルダーが通過する。Wikipedia英語版 | スティーヴンズ,ジョン | ワークスK |
マリオン Marion Steam Shovel | 1884年創業の建設機械メーカー。1997年にビサイラス社に吸収された。Wikipedia英語版 | ビサイラス バーンハート・ログローダー | ワークスK |
マルクス Marx Toys | ![]() | Kライン モデル・パワー | ワークスK |
マルチ・デッキ・レイアウト multi-deck layout | 固定レイアウトで多重の構造を指す。2層あるいは3層が一般的で、層間はヘリックスで結ぶ。線路延長を長く採れるが、奥行きが狭くなり、照明に工夫が必要とされる。また、それぞれの高さは、建設または操縦する者の背丈に大きく依存する。 | ヘリックス マッシュルーム・デザイン | ワークスK |
マルチマーク Multimark | [パックマン]をみよ | ワークスK | |
マルチ・マックス Multi-Max | Greenbrier/Gunderson社が2013年に開発したスタンドアローンの自動車運搬車で、2段と3段を随時切り換え。車側に"BI"か"TRI"を表記。プレートJ断面で従来の89'車と互換性。妻扉にオート・マックスと同等の保安度を備える。概ねフラットカーがTTX所属で、ラックがBNSF、NS、CSX、CP、CN、KCS、UCRYなどの所有。Railpictures.net、メーカー・サイト、とれいん誌2020年10月号p44-47 | オート・キャリアー オート・マックス ガンダーソン | ワークスK |
マルチメディア・モデル multimedia model | 模型界にあっては「バイブリッド・モデル」と同義で、レジン・モデルを指す場合が多い。"media"は"medium"の複数形、材料の意(weblio辞典)。我が国ではいわない。 | ハイブリッド・モデル レジン・モデル | ワークスK |
マレー式機関車 Mallet locomotive | 一般的事項はWikipedia英語版を参照(日本語版は理解不足の妄想 2020.7現在)。 本来は、連接式走り装置と複式シリンダーの組み合わせによって脆弱で急曲線を有する狭軌上で効率的に牽引力を発揮する目途で開発された。 一方、米国では超大型化の手法として主に東部や西部の山岳地帯で普及した。1904年のAlco製B&O機(0-6-6-0)に始まり1920年代にかけて、2-6-6-0、2-6-6-2、0-8-8-0、2-8-8-2、2-10-10-2などが製造された。一般に、起動時には前部の低圧シリンダーへも高圧蒸気を減圧して直接送気する切換弁(intercepting valve、すなわち単式となる)を備えていた。the Home Machinist!、および「ブースター」の項を参照 1920年代中頃以降は耐高圧ジョイントの開発により複式の複雑な機構を嫌い、連接構造だけを残して単式シリンダーへ移行した。低圧シリンダーの径が車両定規をオーバーするほどに巨大になり過ぎたためともいう。トリプレックスは、シリンダー径増大の解決策ともされる。一部は複式から単式に改造されたが、複式のまま1950年代初頭まで残存したものもあった。N&Wに限っては、低速重牽引の要求から複式機構を改良の上1952年まで新造し、1960年まで使い続けた。 なお、単式シリンダー機をシンプル・マレーsimple malletと呼ぶことがある。 我が国での事例は、4500型1両0-4-4-0T(1902年マッファイ)、4510型1両0-4-4-0T(1905年マッファイ)、9020型6両0-4-4-0(→2-4-4-0、1911年アルコ)、9750型24両0-6-6-0(1912年アルコ)、9800型0-6-6-0型18両(1912年ボールドウィン)、9850型12両0-6-6-0(1912年ヘンシェル)を数えた。 | シンプル・アーティキュレーテッド トリプレックス ビッセル台車 インターセプティング・バルブ コンパウンド | AMTK223 |
マンウェイ manway | "manhole"ともいう。タンク車のドームにおいて、清掃や点検、修理の目的で内部へ入るために開けられた穴。 | ワークスK | |
マンダリン・オレンジ Mandarin orange | 原義は温州ミカン(weblio辞典)フリスコにおいて1965年製のGP35に始まり1980年のBNへの合併まで、ディーゼル機やカブースに塗られた橙色。EMDのデモンストレーターGP35/DD35に触発されたものという。 | フリスコ | ワークスK |
マンチュア Mantua | ![]() 同社は1970年にコングロマリットConsolidated Foods社の傘下となり、スロットカーなどの玩具へ大々的に進出した。 一方、1977年には創業家が"Mantua"の製品群とブランドを買い戻してMantua Metal Productsの名で、ダイキャスト製の蒸機など再び鉄道模型を手掛け始めた。1992年に大型蒸機でサガミ製モーターを装備するなどの改良もなされた。2001年にModel Power社に売却されて"Mantua Classics"のブランドで販売、さらに2014年にMRC社が引き継いだ。MR誌1984年11月号に同社を紹介する7頁の記事がある。Wikipedia英語版"Tyco"、Tony Cook氏のサイト、HOseeker.netのカタログ・コレクション | タイコ ラナル フレキシブル・トラック クラウン サガミ電子 モデル・パワー モデル・レクティファイアー | ワークスK |
マンティン muntin | 建築用語で組子。窓・障子・格子などで組合せになった細い桟。研究社 新英和大辞典 | ワークスK | |
マントルピース・モデル mantelpiece model | マントルピースは「(暖炉の前面周囲の飾り枠・飾り棚(weblio辞典)」。そこに展示しても鑑賞に堪えるレベルだと賞賛、または自賛されたモデルをいう。 | ワークスK | |
マンネスマン鋼管柱 Mnnesman pole | 電車柱、架空電車線の支持柱として用いられた引抜鋼管で、長さの途中で太さが異なる‥‥【詳細調査中】 | ワークスK |
ラベル:Micro-Mark