2004年02月01日

アメリカ型鉄道模型大辞典【ま】

マーカー・ライト マイクロスケール マウンテン マレー マンチュア 等々

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用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
マーカー・ライト
marker light
夜、走行する列車の進行方向を確認する為、機関車の前後部左右についている進行方向を示すライト。前は緑色で後ろは赤色に光る。"Rails Americana 1" p37に解説マーズライト ヘッドライト クラシフィケーッション・ライトnkp
マーキット
Markits Model Railway Products
official site 1993年に創業した英国の鉄道模型パーツ・メーカー。Romford Modelsの動輪車輪をはじめ、1番/10mmスケール、O/7mm、OO/4mm、TT/3mm、N/2mmの各種ディテール・パーツを扱う。"マーキッツ"とも。スレーターズワークスK
マーキュリィ
Mercury
NYCが1936年から1959年まで、シカゴやデトロイトといった中西部で運行した昼行列車。同鉄道の看板列車トゥエンティース・センチェリーに先行して流線型化されたことで知られる。ローマ神話で神々間の使者を務める神の名に因む。Wikipedia英語版トゥエンティース・センチェリーワークスK
マーク4デザイン
Mark 4 Design
Mark 4 Design Nゲージで近代型フード・ディーゼル機のコンバージョン・キットを発売している。ワークスK
マークウェイ
Marcway Scale Models
official site イングランド・シェフィールドにある鉄道模型店。独自の分岐器類を発売することで知られる。HOn3から、HO/OO、O、G、1番に及ぶ。ワークスK
マークス
Louis Marx and Company
「マルクス」をみよワークスK
マーズ・ライト
Mars light
かつて機関車の前頭部に設置された回転警告灯のブランド名。ヘッドライトとは異なる。この種のものの中では最初とされる。Mars Signal Light Companyが1936年に製造し始め、多種多様な方式がある。線路際の旅客に警告する目的で旅客用機に装備された。一部を除きデッチ・ライトにとってかわられた。消防自動車では現在でも使われる。同社は1991年、Tri Lite, Inc.に買収された。Wikipedia英語版を参照
 "Mars"は「火星」の意、ローマ神話に登場する「軍神」の名。
ヘッドライト マーカーライト ジャイラライト ビーコン ディッチライトnkp
マーチャンダイズ・サービス
Merchandise Service
PRRの‥‥【詳細調査中】

UPでは"The Challenger"の名で旅客列車に併結されたエクスプレス・ボックスカーによるオーバーナイト・サービスとして1939年からDenver-Omaha、Salt Lake City-Los Angeles、Portland-Spokaneなどの都市間で運行された。【詳細調査中】
ペンシルベニア鉄道 オーバーナイト・サービス チャレンジャーワークスK
マイク
Mike
一般には男の子Michaelの愛称であるが、鉄道ではMikado、車輪配置2-8-2の蒸気機関車の短縮呼称として用いられる。「マッカーサー」の短縮形では無いので注意。ミカド マッカーサーAMTK223
マイクロ・エンジニアリング
Micro Engineering
official site 1964にRobert D. Randsが創立。コード40〜205のレールのほか、N、HO、O、Gスケール用のフレキシブル線路やストラクチャーを販売。製品の形態はWalthers siteの方が判り易い。ワークスK
マイクロキャスト水野
Microcast Mizuno
「水野製作所」をみよワークスK
マイクロスケール
Microscale
Microscale Industries デカール製造販売の大手。他社製品と異なり、インクの載る透明膜が印刷で形成されているので、台紙ごとの切り出しは、この透明膜の縁を残すことにより、貼り付けた後の縁が目立たなくなると宣伝されている。デカールワークスK
マイクロ・トレインズ
Micro-Trains Line Co.
145_24.jpgofficial site ケーディー社がマグネマティック・カプラーのNゲージ版を1960年頃に売り出し、1972年に別会社として発足させたもの。1990年には完全に分離された。NとZを主体とし、HOn3、Nn3ゲージを含めた車両および線路を発売する。ケーディーワークスK
マイクロ・マーク
Micro-Mark
official site モデラー用の工具や加工機械を手広く扱う通信販売店。トラックチューナーワークスK
マイター・ジョイント
miter joint
額縁などのように角を斜め接ぎとすること。斜め接ぎ(家具デザイン)。90度の場合は各々を45度に落とす。その道具をマイター・ボックスという。
 各々の部材を90度に落として接ぐ方法を突き合わせ継ぎ、バットbutt・ジョイントという。
マイターボックス スプライス・ジョイントワークスK
マイター・ボックス
miter box
もともとは木材を留め接ぎするために45度に切る治具であったが、現在では直角に切るにも用いる。
Xacto社の製品は各種の角材寸法の溝があるアルミ製のチャンネルで、指定のレイザー・ソーで切るとバス・ウッドのような軟らかな木材も、難なく所定の寸法角度に切れる。
レイザー・ソーdda40x
マイル
mile
陸上距離の単位、略はmi. 1マイルは1609m、80チェーンchain。1チェーンは22ヤード。ちなみに競馬で使われるハロン(furlong)は220ヤード=1/8 マイル=201.168m。
 海里(sea mile、nautical mile)についてはウィキペディア日本語版
ヤード フィート インチワークスK
マイル・ハイ・シティ
Mile High City
コロラド州デンバーDenverの愛称。海抜が1マイル≒1600mであるところから(weblio辞典)。ワークスK
マウンテン
Mountain
車輪配置4-8-2の蒸機。山岳地帯の旅客列車牽引用として考案された。
 1911年、アルコ製のC&O向けが最初。有名な型式はUSRA LightおよびHeavy、SPのMT3、MT4、NYCのMohawk、PRRのM1、UPの7000など。勾配線区の旅客用のみならず、急行貨物用としても重用され、1930年までに米国内で2000両余りが製造された。Kalmback社刊"Cyclopedia Vol.1 Steam Locomotives" p96、Wes Barris氏のHPWikipedia英語版を参照
大塚集一
マウンテン・ギブソン
Mountain & Gibson
英国の路面電車メーカー。日本では明治末期に函館市電、神戸市電、京浜電気鉄道が台車を輸入したことで知られる。
 1903年に設立、翌1904年M. and G. Truck and Engineering Co。路面電車や軽車両、部品などを製造した。British Industrial Historyを参照
ラジアル台車ワークスK
マウンテン・モデル・インポーツ
Mountain Model Imports
official site プレシジョン・スケール社の一部門で、On3、On30とHOn3モデルをダイキャスト製で手掛ける。プレシジョン・スケールワークスK
マキシ・スタック
Maxi-Stack
マキシマム・トラクション台車
Maximum-Traction truck
MR誌1970年3月号p65-69、TransPacific No.147を参照。ユリーカワークスK
マクギニス・スキーム
McGinnis scheme
「マクニス」とも表記。ニューヘイブン鉄道がPatrick B. McGinisによって経営されていた時代(1954-1956)に採用された車両スキームをいう。オレンジ、ブラックとホワイトに塗り分け、同時にNとHを上下に重ねたロゴも制定された。デザイナーはHerbert Matter。ウィキペディア日本語版ニューヘイブンワークスK
マクギファート・ログローダー
McGiffert log loader
「マギファート」とも書く。ミネソタ州ダルースClyde Iron WorksのJohn R. McGiffertにより考案され、1902年から約1,000台が製造された丸太積込用クレーン車。自走可能で、自車の車輪を引き上げて下にフラットカーを通過させる機構を備えた。駆動動力は蒸気機関からディーゼル電気式へ変遷し、1960年初頭まで使われた。1985年にOMIが発売したモデルを、とれいん誌1992年2月号p55は“マッギッファート”と紹介している。一ファンのサイト、MR誌1982年2月号p98-101ログローダーワークスK
マクソン
Maxon
official siteコアレスモーターワークスK
マクマイラー・ダンパー
McMyler dumper
貨車から船へ石炭を積み替える設備。一ファンのサイト、McMyler Interstate Co.はクレーン・メーカーとしても知られ、歴史はBedford Historical SocietyのHPを参照【詳細調査中】カーダンパーワークスK
マゴー・カー社
Magor Car Company
「メイゴー・カー社」を見よ。ワークスK
摩擦振動
frictional oscillation
「フリクショナル・バイブレーション」をみよワークスK
マザー
Mather Stock Car Company
「メイザー」をみよワークスK
マザーハバード
Mother Hubbard
童謡の主人公で「ハバードおばさん」。転じて、蒸機でCamelbackの異称として使われる。ウーテン・ファイヤーボックスの太り具合からの連想か。キャメルバックワークスK
マシソン・ドライアイス・リーファー
Mathieson dry ice reefer
Mathieson Chemical社はドライアイスの製造を手掛け、その運搬用として各種リーファーを運用した。その中で写真の鋼製車を1933年から1946年まで総数37両?をACF社に製造させた。
 側面上部を若干傾けて、ここに設けられたハッチから、袋に入れたドライアイスのブロックを下段の収納庫に投入する。上段は作業スペース。1950年代?まで運用された。MM誌1993年2月号65-67に図面と解説。RY ModeslのHPを参照
ドライアイス リーファー クライオジェニック・リーファーワークスK
マシマ電子工業
Mashima Denshi Industry
official site 1974年にマシマ・カツミ氏が創業した小型DCモーター・メーカー。現在は神奈川県座間市に工場をおく。1977年にカンモーター、翌1978年には5極スキュー・アマチュアを開発した。1991年時点でブラスモデルの半数は同社製モーターを装備していたという。Brass Modeler & Collector,July-Sept. 1991 p30-35 代理店であるクマタ貿易のサイトを参照カンモーター スキュー・ワインディング オープン・フレーム・モーター 古市製作所 ハリウッド・ファウンドリィワークスK
マシン・スクリュー
machine screw
普通のネジ、小ネジ(weblio辞典)向こうでは、「ネジscrew」といえば木ネジwood screwを指す? 我が国でいう「ビス」は仏語の"vis"からという。六角頭のものを我が国では専らボルト"bolt"というが、英語ではナットと組み合わせて使うものを指す。スクリュー ボルトワークスK
マジック・カーペット
Magic Carpet
NWSLが1980年頃売り出したOゲージ用のスパー・ギヤによる伝動機構の商標。サガミのモータに2段のギヤがついていて、価格の割によく出来た商品であるが油のまき散らしと綿埃の巻き込みが許せない人には勧められない。dda40x
同上NYCが豪華特急列車を宣伝したキャッチフレーズの一つ、すなわち“魔法のジュータン”半可通
マジック・マーカー
Magic Marker
1957年にSpeedry社が発売した油性フェルトペンのブランド名。現在では普通名詞化。一般的には"permanent ink marker"という。"Sharpie"という商品もある。
 我が国では内田洋行/寺内化学工業が「マジックインキ」の名称で販売する。ウィキペディア日本語版
シャーピーワークスK
マスキング・テープ
masking tape
一般的な知見はウィキペディア日本語版

我が国で塗装用として市販されているテープの基材には、黄色に着色された和紙や、白色の軟質塩化ビニールがあり、直線用と曲線用とが存在する。【事実関係確認中】
カプトンワークスK
マスク・アイランド・デカール
Mask Island Decals
official site 中西部および南部辺りのディーゼル機や貨車に強い。ワークスK
マスターピース
masterpiece
傑作、名作、代表作の意(weblio辞典ワークスK
マソナイト
Masonite
「メゾナイト」を見よワークスK
マッカーサー
MacArthur
車輪配置2-8-2の愛称の一つ。第2次大戦中の米国で、「敵国である日本の言葉『ミカド=帝』を使用したくない」ということで、こう呼ぼうとする(馬鹿げた)動きがあった。結局根付かなかったが、日本も第2次大戦中は「敵性語は良くない」ということで英語教育を廃止したりカタカナ語を全廃して漢語に言換えさせたり、はたまた友好のシンボルとして贈られた米国製の人形を竹やりで突いた、というから他人のことは笑えない。ミカド マイク大塚集一
マッキーン・カー
McKeen car
1905〜17年にネブラスカ州オマハにおいて鉄道王ハリマンの助言を受け、William McKeenにより作られた流線型ガソリンカーの一群。
 初期のものは舶用の100馬力ガソリンエンジンを搭載し、変速機は無くクラッチのみで走り出すものであった。しかも逆転はカムの位相を変えエンジンそのものを逆回転させるものであった。起動は圧縮空気による回転とマグネト点火である。暖房はエンジン冷却水を用い、床下のアセチレン・タンクを利用した照明など、当時としてはハイテク車両であった。
 弱点は変速機のないエンジンで、クラッチがすぐ磨耗して保守が大変であった。また空気漏れが起きるとエンジンが起動できなくなる致命的な欠点があった。
のちにガスエンジン・電気式が開発されるとかえりみられなくなった。
McKeen Motor CarのHP、とれいん誌1986年10月号p54、Wikipedia英語版を参照
ガスエレクトリックカーdda40x
マッキーン・モデルズ
McKean Models
154_21.jpgFred Becker氏とBill McKean氏が運営したHOのプラスチック製品メーカー。1978年からボックスカーやホッパーカーなどマニアックな車種を製品化したことで知られる。フロント・レンジ製品を引き継いだものの1993年頃に廃業した。LBFカンパニィに両氏が関与しているという話もある。 カナ表記はweblio辞典による。フロント・レンジ ラマックスワークスK
マッキンレィ,ウィリアムB.
William B. McKinley
William Brown McKinley 1856-1926(ウィキペデア英語版)の記述には上院議員の経歴しかないが,この人物こそがIllinois Traction Systemの創業者イリノイ・トラクション・システムワークスK
マックス・グレイ
Max Gray
「グレイ,マックス」を見よワークスK
マックヘンリー・カプラーズ
McHenry Couplers
ケーディー社のマグネット・カプラーに関する特許が切れた1996年に、最初にコンパチブル製品を売り出したメーカー。2006年にホライズン・ホビー社傘下となり、アサーン、ラウンドハウス製品に取り付けられる様になった。メーカー・サイト バックマンのEZメートも当初はマックヘンリーを踏襲していた。ワークスK
マック・レールバス
Mack Railbus
マッシュルーム・デザイン
mushroom designs
複数のレベルを設定した固定レイアウトで、バックドロップの裏表で多層構造としたものをいう。複数の人員で作業するときに、それぞれが独立してアクセスできるメリットがある。MR誌1987年10月号p80-89でJohn H. Armstrongが提唱した(?)マルチ・デッキ・レイアウトワークスK
マッチボックス
Matchbox
イギリス由来のダイキャスト製ミニカーブランド。1953年の登場当時は、マッチ箱を模した紙製パッケージを使ったという。モデルの大きさをこの入れ物に合わせる所謂「箱スケール」で、一部の1/43が鉄道模型と共存できる程度とされる。Wikipedia英語版ダイキャストワークスK
マット
matte
"mat"とも綴る。ツヤの無い様、"dull finish"【形容詞】weblio辞典 "flat"と同義。
 塗料自体にフラットベースやタルクなどを混入する方法と、ツヤ消しクリア色のオーバーコートを用いる方法とがある。デカールを貼る場合は後者。スプレーによる場合は、少し遠めからサッと一吹きるのがコツ。撹拌を怠ったり、厚塗りではツヤが出てしまいがち。
ダルコート ウエザリング デカールワークスK
マッド・フラップ
mud flap
(車輪の後ろの)泥除け。ゴムなどの垂れ板。"mudguard"ともいう。weblio辞典スプラッシャーワークスK
マッドヘン
Mudhen
D&RGWの3フィート・ナロー、2-8-2蒸機K-27のニックネーム(Wikipedia英語版)。原意は「泥池にすむ(メス)鳥」、アメリカオオバンの異名。スプラッシャーワークスK
マテーリアル・ハンドリング・カー
material handling car
アムトラックが運行する旅客列車に連結された小荷物輸送用?の高速ボックスカー。MHCと略称される。【詳細調査中】ワークスK
マニュアル・カー・ムーバー
manual car mover
貨車を人力で動かすテコ。製造メーカーのサイト(写真を引用)ワークスK
マニュアル・シグナル
manual signal
手信号のこと。旗flag、または手提げランプを用いる。【書き掛け】ワークスK
マニフェスト・トレイン
manifest train
発着地を異にする貨車を混結した貨物列車のこと。途中の解結を必要とし運行の優先順位が低い(Refinerlink.com CrudeRail_Economics Depicted)。"manifest"は、積荷リストの意(weblio辞典ユニット・トレインワークスK
マリアス・パス
Marias Pass
ロッキー山脈北部のモンタナ州内、グレーシャー国立公園近くにある大陸分水嶺中の峠。GNのJohn Frank Stevensが開通させ、現在はBNSF線でアムトラックのエンパイア・ビルダーが通過する。Wikipedia英語版スティーヴンズ,ジョンワークスK
マリオン
Marion Steam Shovel
1884年創業の建設機械メーカー。1997年にビサイラス社に吸収された。Wikipedia英語版ビサイラス バーンハート・ログローダーワークスK
マルクス
Louis Marx and Company
「マークス」とも表記される。1919年から1978年まで存在した玩具メーカーで、1950年代には世界最大と評された。鉄道模型ではOとHOを供給し、前者はK-Lineに、後者はModel Powerに継承された。日本からも輸入したものの、鉄道模型に関しては不明。Wikipedia英語版Kライン モデル・パワーワークスK
マルチ・デッキ・レイアウト
multi-deck layout
固定レイアウトで多重の構造を指す。2層あるいは3層が一般的で、層間はヘリックスで結ぶ。線路延長を長く採れるが、奥行きが狭くなり、照明に工夫が必要とされる。また、それぞれの高さは、建設または操縦する者の背丈に大きく依存する。ヘリックス マッシュルーム・デザインワークスK
マルチマーク
Multimark
[パックマン]をみよワークスK
マルチ・マックス
Malti-Max
Greenbrier/Gunderson社が2013年に開発したスタンドアローンの自動車運搬車で、2、3段を随時切り換え。プレートJ断面で従来の89'車と互換性。妻扉はオート・マックスと同等の保安度を備える。BNSF、NS、CSXに納入された。Railpictures.netメーカー・サイトオート・キャリアー オート・マックス ガンダーソンワークスK
マルチメディア・モデル
multimedia model
模型界にあっては「バイブリッド・モデル」と同義で、レジン・モデルを指す場合が多い。"media"は"medium"の複数形、材料の意(weblio辞典)。我が国ではいわない。ハイブリッド・モデル レジン・モデルワークスK
マレー式機関車
Mallet locomotive
一般的事項はWikipedia英語版を参照(日本語版は理解不足 2016.4現在)。
 本来は、連接式走り装置と複式シリンダーの組み合わせによって脆弱で急曲線を有する狭軌上で効率的に牽引力を発揮する目途で開発された。
 一方、米国では超大型化の手法として主に東部や西部の山岳地帯で普及した。1904年のAlco製B&O機(0-6-6-0)に始まり1920年代にかけて、2-6-6-0、2-6-6-2、0-8-8-0、2-8-8-2、2-10-10-2などが製造された。一般に、起動時には前部の低圧シリンダーへも高圧蒸気を減圧して直接送気する切換弁(intercepting valve、すなわち単式となる)を備えていた。the Home Machinist!、および「ブースター」の項を参照
 1920年代中頃以降は耐高圧ジョイントの開発により複式の複雑な機構を嫌い、連接構造だけを残して単式シリンダーへ移行した。低圧シリンダーの径が車両定規をオーバーするほどに巨大になり過ぎたためともいう。トリプレックスは、シリンダー径増大の解決策ともされる。一部は複式から単式に改造されたが、複式のまま1950年代初頭まで残存したものもあった。N&Wに限っては、低速重牽引の要求から複式機構を改良の上1952年まで新造し、1960年まで使い続けた。
 なお、単式シリンダー機をシンプル・マレーsimple malletと呼ぶことがある。

我が国での事例は、4500型1両0-4-4-0T(1902年マッファイ)、4510型1両0-4-4-0T(1905年マッファイ)、9020型6両0-4-4-0(→2-4-4-0、1911年アルコ)、9750型24両0-6-6-0(1912年アルコ)、9800型0-6-6-0型18両(1912年ボールドウィン)、9850型12両0-6-6-0(1912年ヘンシェル)を数えた。
シンプル・アーティキュレーテッド トリプレックス ビッセル台車 インターセプティング・バルブAMTK223
マンウェイ
manway
"manhole"ともいう。タンク車のドームにおいて、清掃や点検、修理の目的で内部へ入るために開けられた穴。ワークスK
マンダリン・オレンジ
Mandarin orange
原義は温州ミカン(weblio辞典)フリスコにおいて1965年製のGP35に始まり1980年のBNへの合併まで、ディーゼル機やカブースに塗られた橙色。EMDのデモンストレーターGP35/DD35に触発されたものという。フリスコワークスK
マンチュア
Mantua
145_12.jpgMantua Metal Products、またはMantua Toy & Metal Products 1926年にJohn TylerがJames Thomasと共にニュージャージー州Mantua(Man-chew-ahと発音)で創業、1930年代からHOゲージを手掛け、同ゲージのパイオニアの一社と目される。1930-1940年代を通して普及したカプラーで知られる。1955年に組立済製品やトレインセットのブランドとして"Tyco"を立ち上げ、1957年に別会社のTyler Manufactureing Co.として分離、2つのラインで販売した。1967年には2つの会社をTyco Industriesに統合し、Mantuaの名は使われなくなったが、機関車キットはTycoブランドで発売され続けた。
 同社は1970年にコングロマリットConsolidated Foods社の傘下となり、スロットカーなどの玩具へ大々的に進出した。
 一方、1977年には創業家が"Mantua"の製品群とブランドを買い戻してMantua Metal Productsの名で、ダイキャスト製の蒸機など再び鉄道模型を手掛け始めた。1992年に大型蒸機でサガミ製モーターを装備するなどの改良もなされた。2001年にModel Power社に売却されて"Mantua Classics"のブランドで販売、さらに2014年にMRC社が引き継いだ。MR誌1984年11月号に同社を紹介する7頁の記事がある。Wikipedia英語版"Tyco"Tony Cook氏のサイトHOseeker.netのカタログ・コレクション
タイコ ラナル フレキシブル・トラック クラウン サガミ電子 モデル・パワー モデル・レクティファイアーワークスK
マンティン
muntin
建築用語で組子。窓・障子・格子などで組合せになった細い桟。研究社 新英和大辞典ワークスK
マントルピース・モデル
mantelpiece model
マントルピースは「(暖炉の前面周囲の飾り枠・飾り棚(weblio辞典)」。そこに展示しても鑑賞に堪えるレベルだと賞賛、または自賛されたモデルをいう。ワークスK
マンネスマン鋼管柱
Mnnesman pole
電車柱、架空電車線の支持柱として用いられた引抜鋼管で、長さの途中で太さが異なる‥‥【詳細調査中】ワークスK

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posted by ワークスK at 05:48| Comment(0) | 大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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