用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
---|---|---|---|
ルーサイト Lucite | 透明なアクリル樹脂の商品名。 電球、LEDが入らない場所に光を導くのに用いられる。 | dda40x | |
ルーシン・カットオフ Lucin cutoff | ![]() "Lucin"は地名(ルシン、ルキン?)。"cutoff"は短絡線の意(weblio辞典)。 | オーバーランド・ルート プロモントリー モリソン・クヌーセン フェザーリバールート | ワークスK |
ルース・カー loose car | 「束ねられていない(weblio辞典)」車両の意。石炭車などのように通常は多数連結のブロックで運用される貨車が、1両ないし2、3両の少数で列車に挿入されているものを指す。故障で切り離されたり、その修理後に目的地に向けて送付される場合に発生するという。 | ワークスK | |
ルースター rooster | 一般には「雄鶏」の意(weblio辞典)。 ロギングにあっては、ディスコネクト台車(運材台車)同士を繋ぐ連結棒や、クレーン作業に用いる横木を指す。"roost"=「(鳥、特にニワトリの)止まり木(weblio辞典)」からの転用と考えられる。ディスコネクト台車では分離予防の目的で、軸重の軽い空車時は却って危険なため取り外された。編成長の短縮は結果。掲示板を参照 | ディスコネクト台車 | ワークスK |
ルート・ボード route board | 「タック・ボード」をみよ | ワークスK | |
ルーフ・ウォーク roof walk | ![]() 歩み板自体は初期には木板で、1枚が6” × 1+1/16"(152×27ミリ)の板3枚を、1"(25ミリ)の隙間を空けて幅20"(508ミリ)に並べた(Car Builders Cyclopedia 1922 p107)。1930年代後半以後は滑り難く強度と耐久性に優れた鋼製へ移行し、その踏面形状にスロット(Apex社)、ラウンド(Morton社)、ダイヤモンド(US Gypsum社)のパターンがある。 写真はCar Builders' Cyclopedia 1940年版のApex社広告に見えるスロットの例(クリックで拡大) 1966年以降の新製車では法令およびAAR規則の改正により設置されなくなり、既存車も1983年までに撤去された(当初の期限は1974年)。ハイキューブ車は1964年から不要とされた(Jeff Wilson著"Modern Freight Cars" p45)。もちろん運用上必要なカバードホッパー等ではハッチ操作用に設置され続け、1990年代以降(?)にステンレス無塗装が主流となった。 なお、手ブレーキ・ハンドルは、新造車では下部(low-mount)とされたが、撤去車では上部のまま(high-mount)が大半だった(MRHフォーラム、撤去後の構造と表記についてはTransPacific R.R.を参照) 【考察】 昔からファンに信じられてきた屋根歩み板の用途は手ブレーキの操作用である。汽笛の合図を受けたブレーキマンがこれを伝って各車を回る‥‥というもの。彼の地のほとんどの人間もそう信じている。そんな古い写真が残り、映画「北国の帝王」などでは走行中に歩く姿が描かれた。しかし、考えてみれば“おかしい”。列車は晴れの日だけ走るわけではない。雨や雪、暴風の日だってある.走る電車内を歩いた経験があれば、こんな50センチほどの狭い通路上を、手すりも無しに歩むなんて至難の業(わざ)だと容易に想像できる。第一、他国の鉄道では採用されていない。 では北米の鉄道独特の事情は何かと言えば、長い勾配である。勾配を登るには機関車の馬力が頼りだ。反対に降りるときはどうするか。何もしなければ速度がどんどん上がり暴走となる。その対策に、止まってしまわないくらいのブレーキを掛ける。一定速度で降りるためだ。その手段が.鉄道初期には手ブレーキだった。勾配の頂上で一旦止まって、ブレーキマンが編成の一部車両に手ブレーキを効かせる。その際、左右に分散している手ブレーキを効率よく掛けて回るために屋根上を移動することとし、歩み板を設けた。そして、半ブレーキの状態のまま、出発した。 20世紀初頭に空気ブレーキが導入されると、それが手ブレーキに取って代わった。しかし、列車全体に長時間空気ブレーキを掛け続けると、空気漏れを起こしてブレーキは緩むし、空気ブレーキをリチャージすることもできない。そこで1両毎にリテーナーバルブを設けた。歩み板はこのリテーナーバルブを操作して回るにも便利だった。 1960年代になりディーゼル機関車に発電ブレーキが普及すると、それだけでブレーキ力が足りるようになった。空気ブレーキに頼ることが無くなったのだ。そこで労働安全の意味を含めて屋根上歩み板を廃止した。まさかのためにリテーナーバルブは残し、床下へ移設した。そのとき、側から側へ容易に移動できるように、車端にはクロスオーバープラットフォームと手スリを設けた.手ブレーキハンドルは滅多に使わないので従来の高い位置のままとした.車体側面下部のリテーナーバルブ表示は,しばらくして撤廃された‥‥というような筋書きではなかろうか。MR General Discation Forum | ランボード ウォークウエイ キャットウォーク テルテール ドッグハウス カブース エイベックス モートン USジプサム サルーダ ハンドブレーキ リテーナーバルブ ダイナミックブレーキ プラットフォーム クロスオーバープラットフォーム | ワークスK |
ループ loop | 固有名詞としての"the Loop"は、イリノイ州シカゴの中心街に建設された環状の高架鉄道(elevated railway)をいう。またそれが囲む商業地域の呼び名(Wikipedia英語版)。高架線の俗称エル(El)の語源に注意。 勾配を稼ぐために螺旋状に敷設された線路(ウィキペディア日本語版)。「スパイラル」と呼ばれることも多い。 列車が進行方向をそのままに折り返すための環状線路をいう。「リバース・ループ」を見よ。 | エル テハチャピ ウイリアムズ スパイラル ヘリックス リバース・ループ ワイ | ワークスK |
ルーメット roomette | 1937年プルマンによって導入された一人用個室のこと。 シングルベッドとトイレットを持ち、照明、空調は完備されている。 | dda40x | |
ルーラー ruler | 定規、物差し。"measure"ともいう(weblio辞典、Wikipedia英語版)。ある光学機器技術屋の随筆を参照 | キャリパー マイクロメーター | ワークスK |
ルックアウト lookout | カブースにおけるキューポラの古称 | キューポラ | ワークスK |
ルノアー,ウィリアム William J. Lenoir | 1910-1995 Bill Lenoir、レノアーとも。ルノアール、ルノワールは仏語読み。 1930年代から1987年の引退までOスケールを手掛けたカスタム・ビルダー。蒸機が主で、ディーゼル機や客貨車も。MR誌1942年1月号p15-16、1955年9月号p22-27、2020年12月号p22、O scale Kings、Cedar Falls Historical Society、200 & 1 Model Locomotivesを参照 | ワークスK | |
ルビー・シグネーチャー Ruby Signature | ブラス・インポーターのGem Modelsが1963-68年、Olympiaに作らせたハイ・エンドのHOスケール・ブラスモデル。各ロット50台限定でHiroshi Tagaya(多賀谷宏)のサイン入り保証書を添付した。品番はRS101からRS121まで8型式。PRR S2、PRR H10s、UP Bigboy(とれいん誌2011年9月号p24)、Reading T-1、C&O J2、GN R-2、NP A-5およびBaldwin 4-10-2。Brass Modeler & Collector1991年7-9月号などを参照 | ジェム・モデルズ オリンピア シグネーチャーモデル | AMTK223 |
ルミネ街の汽車 Trains On Avenue De Rumine,The | TransPacific R.R.「伯爵のブラスコレクション」を参照 | ワークスK |
あ | か | さ | た | な | は ば | ま | や | ら | わ |
い | き | し | ち | に | ひ | み | り | 0−9 | |
う | く | す すな | つ | ぬ | ふ ぶ | む | ゆ | る | A−F |
え | け | せ | て | ね | へ | め | れ | G−O | |
お | こ | そ | と ど | の | ほ | も | よ | ろ | P−Z |
・用語名の並びは五十音順で、濁音、半濁音は後送りです。 ・用語の検索には左欄の「検索」機能が便利です。 ・ご意見や追加されたい項目がありましたら、コメント欄にお願いします。 ・当辞典に無い項目は、「ぬ」に列挙した他の辞典類を御参照ください。 |