用語名 | 説明文/参考/出典 | 関連項目 | 登録者 |
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レーヴァ Röwa | レヴァ、レーバ、ローワ、Rowaとも書く。1959年に西ドイツで創業したプラスチック模型メーカー。1975年に廃業し、金型をロコへ売却した。米国型では1969年にNスケールのNKPバークシャーとY6bマレーをMRC(Model Rectifier Corp)へ供給し、後にコンコーも販売した(我が国ではカトー)。欧州型はカリフォルニア州ポモナのWalter's Trains(またはWalter's Imports、Walter's Bakery)が、Brawa、HAG、Lilliput、Meccano、Sommerfeldt、Trix、Flegurex、Kibri、France Trains、M.M.M.、Faller、Vollmerなどと共に扱ったが詳細不明。ウィキペディア日本語版 | モデル・レクティファイアー リバロッシ ロコ | ワークスK |
レーザー・カット laser cut | 木材やプラスチック、時には金属の薄板を高出力レーザーで切断・模様つけをしたもの。繊細な加工ができ、金属板エッチング抜きでのサイド・エッチングや、プレス、ダイ・カットでのダレの問題をクリアできる。作品の例はこのサイトをご覧ください。Blair Line | ダイカット | dda40x |
同上 | 一般的事項はウィキペディア日本語版を参照 1970年代に実用化。工具の動きをコンピュータで制御する。切断溝の断面が末広がりの台形となるが、補正できる機種も存在する。溝の深さは設定可能だが、溝底には粗さが残る。金属は種類を選ばないものの、反射率の高いブラスと銅には厚さに限度があるという。ステンレス薄板への適用が多い。プラスチックは専らアクリル樹脂が使われる。ポリスチレンは有毒ガスが発生するものの可能で、2014年頃より出現(⇒[キャノン&カンパニー])。木板はバルサが多い。我が国では2010年?以降に厚紙への適用が増加した。小ロットの特注業者多数。TMS誌2019年9月号にアマチュアによるカッター購入事例記事あり。(とあるブログ記事) | レーザーキット | ワークスK |
レーザーキット LaserKit | American Model Builders社のブランド(official site)。レーザー・カット工法で薄木板を切り抜いたストラクチャーや客貨車のキット、それにアクリル板の窓ガラス・パーツ等をラインナップする。特に窓ガラスは、1mm厚断面の勾配がプラスチック・モールドの抜き勾配にマッチして、填め込みでの相性が良い。1993年に本ブランドを立ち上げ、2024年に廃業とともに終了した。 | アメリカン・モデル・ビルダーズ レーザーカット | ワークスK |
レーラーズ Railers | official website 韓国史上唯一と考えられる鉄道趣味誌。2010年に創刊され、2015年に19号をもって休刊中。再開の動きも伝えられる(とれいん誌2023年12月号)。掲示板を参照 レイラーズ | ワークスK | |
レール rail | 実物の詳細はWikipedia日本語版の「軌条」を参照。図は左から、Tレール(T rail)、桁レール(girder rail)、溝付きレール(groove rail)を示す。【図版出典:Electric Railway Engineering 1915】 Wikipedia英語版の「レール・プロフィール」を参照 レールの太さを示す単位は、日本では1m当たりのkg、アメリカでは1yd(=3ft)当たりの重量(質量)ポンドが用いられる。90ポンドlb・レールは44.6kg/mで、ポンド/ヤードの値のほぼ半分がkg/mとなる。1940年代、クラス1鉄道の本線で110〜140lb、PRRにおいては155lbも用いられた。1本当たりの標準長さを定尺といい、我が国では20mと25m、アメリカでは39'(11.9m)、40'(12.2m)、78'(23.8m)、80'(24.4m)がある(標準的貨車に搭載できる長さ?)。曲線にはハイカーボンや焼き入れしたものを使う。 溶接で長尺としたレールを、日本ではロングレール、北米では"ribbon rail"と呼ぶことがある。接合にはテルミット溶接やガス圧接などが用いられる。1939年当時の規格とモデル化資料(Rick Blanchard氏作成)、保線ウィキを参照 モデル用レールの太さは、高さのインチ(25.4mm)千分率で表す。小スケールでは見掛けの高さを低くしたものも採用される。スケール・モデルでは専ら引抜材が用いられ、ソリッドsolid レールと呼ばれる。材質は当初ブラスが主流であったが、アメリカでは1960年頃、我が国では1970年頃にはニッケルシルバーに置き換わった。同金属は高価で、電気抵抗がブラスの3-4倍と大きいものの、色調が実物に近い点が好まれる(電気抵抗の比較はNMRA Bulletin Feb. 1960:TMS1961-11p533ミキスト引用)。さらに、錆びにくく、強度と耐摩耗性がある上に、車輪との電気接触抵抗が低下しないとされる。ブラスの酸化物は不導体で、ニッケル・シルバーのそれは導体(MRHフォーラム、前述ミキストによれば、アメリカでは当時より集電性の良さに着目していた模様)。強度と耐摩耗性に関しては、特に分岐器のトングレールや、#70などの細いレールで有利とされる。車輪がレール継ぎ目を刻む音を再現する場合には、レールの長さや相対か相互かの継ぎ目配置を考慮しなければならない。 レールと基盤の温度収縮膨張率の差や、基盤の乾燥による収縮を考慮して、レール固定にはスパイクが一般的。絶縁継目が破壊されたり、線路が湾曲することがある。また、温度変化の少ない地下室などを除いて、一般的にレールとジョイナーとはハンダ付けをしない。防音の面ではスパイク長とロードベッド厚さの関係に注意。 レールをステンレスとした例はメルクリン3線式とトリックス2線式のH0セクション線路がある。トミックスNも1970年代後半に用い、以後はニッケルシルバーへ移行した(ウィキペディア日本語版)。軟鋼は質感と粘着力で有利だとして、Oや1番ゲージ以上で使われる。アルミはライブスチームの大スケールで採用例がある。 ハイレールに用いられるチューブラー・レールについてはGゲージ鉄道模型・風雅松本亭/アメリカ型鉄道模型用語集を参照。かつてカツミ/エンドウにより製造販売された3線式0番レールシステムについては、Oゲージの玉手箱を参照。 カナ表記に「レイル」が用いられることがあり、発音はこれが近い(weblio辞典)⇒[トレーン]。"rail"は他に、手すりや横木、鳥のクイナを表わし、動詞として「非難する」の意があるので注意。 引戸の誘導路などを我が国では「レール」と表すことが多いが、彼の国では「ガイドguide」が一般的。 | ポンド フィッシュ・プレート ロートアイアン リボンレール テルミット溶接 100 83 フレキシブル・トラック 鉄道模型社 ジョイナー レール・クリーニング オイルド・トラック | ワークスK |
レールウェイ・クラシックス Railway Classics | official site HOスケールのブラス・インポーター。編成物を得意とし、発売数限定予約完売が常なので要注意。1984年にShoreham Shopsの名で創業、2001年に改名。2010年7月、廃業のアナウンスがあった。2015年現在、Qコネクションがパーツの一部を扱っている。 | Qコネクション | ワークスK |
レールウェイ・プロトタイプ・サイクロペディア Railway Prototype Cyclopedia | official site(2018-03消滅確認) 1997年創刊で、RP CYC Publishing Co.が発行した不定期刊行の雑誌。主は実物の詳細な解説だが、ときには模型も掲載された。2017年刊の最終第34巻は補遺、訂正、写真編となっている。 | ワークスK | |
レールウェイ・マニア Railway Mania | 1840年代にイギリスで発生した鉄道への投資ブームのこと。我が国では「鉄道狂時代」と表す(ウィキペディア日本語版)。 | ワークスK | |
レールカー・プラー railcar puller | "car puller"、"winch car puller"ともいう。積み下ろしのために貨車をワイヤーロープとウインチを使って移動させるシステム。メーカーのサイト | マニュアル・カー・ムーバー トラックモービル ポーリング | ワークスK |
レールキング RailKing | official site MTH Trains社が発売するハイレール3線式Oゲージのブランド。通常のPremierシリーズに対して、概ねデフォルメされショーティとなっている。ライオネルのO-27に相当する。 蛇足ながら"king rail"はオウサマクイナのこと。ウィキペディア日本語版 | MTHトレインズ | ワークスK |
レール・キング Rail King | 軌陸車メーカーの一つ。「トラックモービル」を見よ | ワークスK | |
レール・クラシックス Rail Classics magazine | 1972年?から1994年11/12月号?まで発行された隔月間の実物誌。2010年、サイト閉鎖を確認 | レールロード・モデラー | ワークスK |
レール・クリーニング rail cleaning | レールまたは軌道の清掃をいい、一般には集電性能を回復する目的で、レール頭頂面における酸化被膜、粘着性の汚れ、およびホコリなどを除去すること。 その方法には、手作業によるものと、車両モデルに何らかの仕掛けを施し走行させて自動的に行うものとがある。あるNゲージャーのサイト「アマチュア鉄道模型連絡会」を参照 酸化被膜については、レールの材質に注意(⇒[レール])集電性の確保が、電圧に12Vや16Vが採用された理由とされる。 | レール センターライン・プロダクツ ポリアセタール オイルド・トラック ロコ | ワークスK |
レールゴン Railgon | レールボックスと同様の趣旨で設立された共通運用ゴンドラ車の保有会社Railgon Company。1979年にトレーラー・トレイン社(TTX)の子会社として誕生し、1980-1981年に53-ft、100トン車(GONX)4,000両を Thrall、BFF、Greenville、Bethlehem、PSで製造した。2002年に会社はTTX社へ吸収された。リポーティングマークはGONXと、GNTX(65'ミル・ゴンドラ、2004年?以降)。Wikipedia英語版、MR誌の解説2021-05-20(Walthers製品:画像を引用) | TTXカンパニー レールボックス | ワークスK |
レール・ショップ Rail Shop | official site インジェクション・プラスチックのHO貨車を製造。元イール・リバー・モデルズERMのBeer Carや、グローバル・アウトレットのブラス製品も発売。 | ワークスK | |
レール・ジョイナー rail joiner | 「ジョイナー」を見よ。 | ワークスK | |
レール・スキッド rail skid | chocking skateともいう。車両の逸走を止めるためにレール踏面上に設置するチョック(手歯止め)の一種。車輪が乗り上げたスキッドがレール面を摩擦することでブレーキが掛けられる。写真は一メーカーのサイトから引用 我が国では用いられない? | チョック | ワークスK |
レールスコープ RailScope | 1988年にライオネル社が発売した車載カメラ・システム。HOはFA-2、OはGP9で、Gは0-4-0T。モノクロ画像をレールを通してレシーバー経由で受像機に送るもの。受像機は北米規格。MR誌1989年2月号p51-56、とれいん誌1989年2月号p58-59で紹介(“レール・スコープ”と表記?)。 | ライオネル | ワークスK |
レールズ・アンリミテッド Rails Unlimited | official site HOとOゲージで主にミルウォーキー鉄道のモデルを供給するメーカー。 | ワークスK | |
レールニューズ RailNews | 「パシフィック・レールニューズ」を見よ | ワークスK | |
レール・バンパー rail bumper | レールを素材に組まれた車止め? MRH誌2013年6月号p90-94を参照 | バンピング・ポスト | ワークスK |
レールパック RailPac | プルマンスタンダードが開発したオートラックのエンクローズ方式.Car & Locomotive Cyclopedia 1980 p275を参照【詳細不明】 | オートキャリアー | ワークスK |
レールパワー RailPower | official site 2001年にカナダで創業したディーゼル機メーカー。ジェンセット入換機を開発したものの需要の減退により倒産し、2009年にRJ Corman社グループへ吸収された。Wikipedia英語版 | ジェンセット | ワークスK |
レール・パワー・プロダクツ Rail Power Products | HOディーゼル機でキットバッシュ時代を担ったメーカーの一つ。1988年からGEのC32-8など、大手が手を付けない型式をいち早くボディ・キットとして発売して人気を博し、略称の"RPP"で呼ばれた。ダイキャスト・シャシーの多くは自社で供給したが、走行メカニズムは基本的にアサーン製を想定し、CF-7などOMIが供給したものもあった。窓R等に甘さがあり、またディテール・パーツを調達するには、それなりの知識と経験を要した。 2002年に金型がアサーンへ売却され、またボディ・シェルなどはProto Power West=A-Lineに引き取られた(2015年現在でも在庫)。TransPacific R.R.を参照 | アサーン キットバッシュ | ワークスK |
レール・ファン・モデルズ Rail Fan Models | official website Railfan Modelsとも書く.ウレタンレジン?によるHO客貨車メーカー.Kasgroの大物車などを2019年から供給. | スプリングクリーク | ワークスK |
レールファン&レールロード Railfan & Railroad magazine | official site 月刊実物誌で、略称はR&R。1906年まで起源を辿れる"Railroad"を1979年にCarstens Publicatins. Inc.が買収し、1974年創刊のRailfan誌と併合して改名。RMC誌2006年12月号p5、Wikipedia英語版を参照 写真はその創刊100年記念モデル 2014年9月に発行元がWhite River Productionsへ代った。 | レールロード・モデル・クラフツマン | ワークスK |
レールフォント・コム RailFont.Com | oficial site 鉄道が用いた書体=フォントをWindows用TrueTypeデータなどで供給する。 | ワークスK | |
レールフライヤー Railflyer | Railflyer Model Prototypes Inc. 2006年、カナダNew Brunswickで、Christopher J. Howard氏が創業。HOスケールのキットをはじめ、デカール、インジェクション、エッチングのパーツを手掛ける。当初はカナダ物ばかりだったが、近年はUSモノで今まで発売されなかったエンスーアジャスティックな部分に注目したパーツを発売するようになってきた。ウォルサーズ取扱 | ワークスK | |
レールヘッド railhead | Wikipedia英語版 | ワークスK | |
レールボックス Railbox | トレーラー・トレイン社(現TTX)の子会社で、ボックスカーの共同保有会社。1970年代のボックスカー不足を補うため1974年に設立された。50フィートのエクステリア・ポスト車2万5千両をACF、PS、FMC、PCF、BFF(写真 Branchline製)から調達して、各鉄道共通の運用に供した。Wikipedia英語版 社名は当初American Rail Box Car Co.、1979年からRailbox Company、2000年にはTTX Co.の一部となった。仕様は現在、4種類が存在し、リポーティング・マークで、RBOX(50' slide-door)、ABOX(50' combo-door、1978年以降)、FBOX(50' plug-door、2003年以降)、TBOX(60' double-plug-door、2003年以降)と区分され、2000年以降の塗装では"Railbox"が謳われていない。初期のプレートB車1万両分(実数9,813両)は稼働率低下により1983年に保証会社だった11の鉄道に引き取られた。Trainorders.com 発足当時のICC規則では、積み荷を降ろした貨車は直ぐに保有鉄道へ空車で回送することと決められていた。この非効率性を解消するために、貨車を共用として荷受側鉄道による次の目的使用を可能とした仕組みがレールボックスだった。同様の対策は併せてIPDプログラムが実施された(⇒[インセンティブ・パー・ディーム])。またゴンドラについてはレールゴンが設立された。そのICC規則は1995年に廃止され、またボックスカーの需要減退により、事業は縮小された。【要確認、詳細調査中】 | TTXカンパニー レールゴン フリー・ランナー ノース・アメリカン・ボックスカー・プール | ワークスK |
レールメート RailMate | 道路とレールを結ぶインターモーダル輸送を行う、American Surface Linesのブランド。ロードレーラーのMark Vと同様のシステムで、1軸式の空気バネ台車を用いる。トリプル・クラウンが試用した? K-Lineが3線式Oゲージで製品化したことがあった。Trains誌2008年4月号p16を参照【調査中】 | ロードレーラー | ワークスK |
レールモデル・ジャーナル Railmodel Journal | Railmodel Journal Magazine 1989年創刊の月刊誌。ディーゼル機や貨車の詳細な解説でモデラーに支持された。略称はRMJ。各種雑誌総目次には2008年2月号まで掲載されていて、その後廃刊。一時、過去号がTrainLifeで公開された。 | ワークスK | |
レール・ヤード・モデルズ Rail Yard Models | official site(2013年消滅を確認) ウレタン樹脂とエッチング抜きパーツによる、HOおよびNの細密貨車キットメーカー。2012年6月、コロラド州を襲った大山火事による避難で廃業を宣言。掲示板を参照 | ワークスK | |
レール・ライン Rail Line | 1954年にR.B. Lappine氏がミズーリ州Blue Springsで創業。HOゲージ用のホーンフック・カプラーと、HOn3で精密なインジェクションモールド貨車を製造販売。TMS誌2001年4月号p117を参照 Walthers社のサイト 1997年頃まで存続 | ホーンフックカプラー クリアクリーク | ワークスK |
レールランナー RailRunner | official site 道路とレールを結ぶインターモーダル輸送の一ブランド。RailRunner N.A.,Inc.が2005年?から運営。フラットカーは用いず、トレーラーとしてのシャーシにコンテナを搭載する点がユニーク【要確認】Wikipedia英語版、Trains誌2008年4月号p16を参照 | ロードレーラー | ワークスK |
同上 | ニューメキシコ州アルバカーキ都市圏で2006年から運行されるコミュター・レールサービス。BNSF線を使う。ウィキペディア日本語版 | ワークスK | |
レール・ランナー Rail Runner | 「CMショップス」をみよ | ワークスK | |
レールローディアナ railroadiana | 鉄道に関する文献、鉄道史、鉄道物語【研究社新英和大辞典】 | ワークスK | |
同上 | オークションなどの分類で、書籍、骨董品、写真、衣服、帽子、時計、食器その他ありとあらゆる鉄道関係の商品を指す言葉 | ミサレイニアス | dda40x |
レールロード railroad | "railroad"と、"railway"の使い分けについては、ウィキペディア日本語版 略字は"Railroad"が"R.R."、"Railway"が"Ry."。MRフォーラム | ワークスK | |
レールロード・イラストレーテッド Railroads Illustrated | official site 写真を主とした実物誌。1970年からCTC Boardの名でHyrail Productions、後にHundman Publishingから刊行されていたが、2006年に発行元がWhite River Productionsとなるとともに誌名が変更された。Wikipedia英語版 | ワークスK | |
レールロード・キャピタル Railroad Capital | 「鉄道の首都」の意、シカゴの別称。たくさんの鉄道が起終点とし、また本社を置いたのでこう呼ばれる。"hub airport"は、拠点となる空港を指すが、シカゴは鉄道における"hub"と呼ばれた。 一般的なニックネームはWindy Cityが、常時風の強いことから使われる。 | ワークスK | |
レールロード・ホビーズ Railroad Hobbies | コロラド州Lakewoodにあった模型店で、アサーンやウォルサーズの特注モデルを手掛けた。MR誌では1980年5月号から1994年1月号までを確認。 | アサーン | ワークスK |
レールロード・モデラー Railroad Modeler Magazine | 1971年9月号?から1980年5月号?まで発行された鉄道模型を扱う月刊誌。Vintage Ads and Stuffで入手可能。Kalmbach's HP、記念モデル 2017年頃に"Railroad-Modeler eMagazine"という隔月刊のオンライン誌が発行された? official site | レール・クラシックス | ワークスK |
レールロード・モデル・クラフツマン Railroad Model Craftsman | official site。RMC、クラフツマンと略称される。1933年の創刊当初はModel Craftsmanと称し、1949年4月号からModel Railroad Craftsman、さらに同年7月号から現誌名となった。2014年9月に出版元がCarstens Publications. Inc.からWhite River Productionsへ代った。Wikipedia英語版、各種雑誌総目次を参照 | レールファン&レールロード パッセンジャー・トレイン・ジャーナル | ワークスK |
レールワークス Railworks | 1989年にCharlie Lehmann氏が創業したブラス・インポーター。RutlandやNHの蒸機等をKorea Brassなどに作らせた。2004年に同氏の引退と共に、Crown Custom Importsが引き継いで直販オンリーとなった。(Rutland Modelers) | ワークスK | |
レイアウト layout | weblio辞典、英辞郎、Wikipedia英語版、ウィキペディア日本語版 | パイク | ワークスK |
レイカー Laker | 五大湖で活躍する貨物運搬船で、Lake freighterともいう。歴史的に"ship"ではなく"boat"と呼ばれる。運河通過の関係で長、幅が統一されている。鉄鉱石やタコナイトの他、石炭、セメント、岩塩を運ぶ。淡水湖のため一般に50年以上の長寿を保ち、名前の知られた船が多いという。Wikipedia英語版を参照 | タコナイト ヒューレット | ワークスK |
レイザー・ソー razor saw | 薄手の胴付き鋸で、マイター・ボックスとともに用いる。 マイタ・ボックスは直角、45度を作るジグで角材などの切断に用いる。柔らかいバス・ウッド材を切断するときに不可欠の道具である。"razor"はカミソリの意。 | バック・ソー,マイター・ボックス,バス・ウッド | dda40x |
レイディング・ストラップ・アンカー lading strap anchor | 積み荷係留金具の意。ローディング・デバイスの一種で、1950年頃に出現し、車側の記号は1954年に描画され出したと考えられる。特許出願は、1949年にAC&F、1951年にIllinois Railway Equipment Co.とYoungtown Steel Door社、1952年にプルマン・スタンダード社。 このデバイスの装着を示す記号の向きが間違っているモデル製品が多いので注意(丸に縦棒線が正解)【詳細調査中】 | ローディング・デバイス | ワークスK |
レイトン・パス Raton Pass | 「ラトゥーン・パス」を見よ | ワークスK | |
レオスタティック・ブレーキ rheostatic brake | 「ダイナミック・ブレーキ」をみよ | ワークスK | |
レオスタット rheostat | 連続的または断続的に抵抗値を変えられる抵抗器。可変抵抗器。Wikipedia英語版,Gゲージ鉄道模型・風雅松本亭を参照 鉄道模型では、直流の電圧制御用として、負荷と直列に挿入する。 | ジャックラビット・スタート パワーパック | ワークスK |
レキサン Lexan | ポリカーボネート樹脂の商品名(メーカーのサイト)。アメリカでは普通名詞的に使われる。 | ポリカーボネート | ワークスK |
レクティファイアー rectifier | 「レクチファイアー」とも書く。鉄道模型では、整流器、整流器素子のこと。weblio辞典 | セレン整流器 | ワークスK |
レジスタンス・ソルダリング resistance soldering | 抵抗ハンダ付け、または炭素棒ハンダ付け"carbon rod soldering"と呼ばれる。局所を短時間で加熱と冷却ができるとして、スクラッチビルダーに愛用されるが、装置は高価。作用的にはスポット溶接に似て、大物や長い物での歪(ひずみ)発生が少ないとされる。 電極electrodesは一般に炭素棒、タングステン合金またはステンレスで、瞬間的に大電流を通じて電極先端を高温とする原理。通電時間を短くコントロールするために足踏みスイッチを使う。すなわち、通電したまま電極を接触・離間すると、アークにより対象物にクレーターを生じる。 また、電極ホルダーから接触部までの抵抗を下げるため、電極が細い場合は銅箔で覆われる。電極先端を短く尖らせ、ここでのみ熱を発生させる。酸化して消耗するので、逐次、削って使う。ピンセットtweezer形(写真)の2本の電極で挟む、あるいは押し付けるもののほか、1極を対象物にワニグチクリップなどで接地し、1極を炭素棒電極とする方式もある。MR誌1954年11月号p39、1978年11月号p80-81、1992年4月号p112-115、MM誌1981年3月号p66、MRH誌2020年7月号(YouTube動画の後半)、Wikipedia英語版を参照 市販品は、PBL(Hotip Contact Inc.)、American Beauty(写真、YouTube動画)、Esico-Triton International(Triton PTH)およびマイクロ・マーク製を確認。装置本体は単なるトランスなので、アメリカ製の120V、60Hz仕様がコンセントを含めて日本でもそのまま使えるとされる(大島商船高等専門学校在校生の研究)。取り寄せは重量があるので送料に注意。日本製品、または日本での販売は不明(1970年頃に篠原模型店が売り出したという話があるが未確認)。数ボルトの出力が取れる100ワット程度のトランスから改造できるという。Giants of the Westを参照 | ソルダリング マイクロ・マーク PBL | ワークスK |
レジン・モデル resin model | 専ら無発泡ポリウレタン樹脂製のモデルをいう。概ねシリコン・ゴムの型に流し込んで成型される。1980年代半ばに、小メーカーによるキットの商業生産が始まったとされる。【要確認】ウィキペディア日本語版、1/43カープロモデラーの手引き "resin"は元来、松ヤニ、樹脂の意で、合成樹脂一般をさす(weblio辞典) | ポリウレタン マルチメディア | ワークスK |
レスリー Leslie Controls, Inc. | official site 各種産業機器、バルブ類などのメーカー。ファンにはエアーホーン“タイフォン”で知られる。 | タイフォン エアーホーン | ワークスK |
レセプタクル receptacle | 日本でいわゆるコンセントと言っている電源差し込み口のこと。 鉄道用語としては、ディーゼル電気機関車、電気機関車、電車などの連結部にある信号伝達用の接続電線の接続部分を指す。 | MU | dda40x |
レター・サイズ letter size | 我が国では国際判とも呼ばれるものの、米加墨3国でのみ用いられる。ISOのA4版(210×297)と比較して、215.9×279.4mmと短辺が約6mm長く、長辺が約18mm短い。Wikipediaの日本語版、および英語版を参照。 鉄道および鉄道模型雑誌は概ねこの寸法と考えられるが、少し小さめな点は裁断しているためか。ちなみにMR誌は212×272mm、我が国の“とれいん”誌は211×283mmで、ダイジェスト・サイズ(140×213mm)と呼ばれるものの概ね2倍となっている。Wikipedia英語版 | ダイジェスト・サイズ | ワークスK |
レッキング・クレーン wrecking crane | |||
レッド(鉛) lead | 鉛(なまり)を指す場合は「リード」ではなく「レッド」と発音する(有機化学あれこれ)。比重が11.34と大きく、柔らかい。シートや丸棒、粒体、ブロックなどで市販される。模型ではウエイト(重り)の他、防振防音材、金床等に使われる。ハンダの主成分でもある。加工にはカッターナイフも使われる。融点が327.5度と比較的低く鋳造も行われるが、大きな表面張力と収縮に注意。 ウエイトとして詰めた細粒を固定するために木工ボンド水溶液を用いて後年、体積膨張を引き起こした例がある。毒性に注意。 | ソルダリング ホワイト・グルー | ワークスK |
レッド・カー Red Cars | パシフィック電鉄PEのニックネーム。 | パシフィック・エレクトリック イエロー・カー | ワークスK |
レッド・カブース Red Caboose | official site(2021年2月消滅確認) N、HO、Oゲージで細密なインジェクション・モールド製品を発売したメーカー。MR誌の広告初出は1991年10月号p34。?年にOゲージがアトラスへ、2009年にHOおよびNがインターマウンテン(またはフォックス・バレー)へ移管された。 | インターマウンテン イノベーティブ・モデル | ワークスK |
同上 | The Red Caboose 1946年創業だというニューヨークの模型店。とれいん誌1993年9月号p31に訪問記 | ワークスK | |
レッド・デビル Red Devil | シンシナティ&レーク・イリー鉄道C&LEが1930年に20両を導入した、全アルミ製車体を持つ軽量低床単端の高速インターアーバン電車。ポール集電で最高97mph(156km/h)を出し、複葉飛行機との競争デモンストレーションで勝ったことで知られる。このあだ名は、車体色によると思われる。1931年にインディアナ鉄道が同一のデザインで35両を新造した。オハイオ鉄道博物館に保存車がある。Wikipedia英語版、RRM誌1975年10月号p60-64を参照 | ワークスK | |
レッド・ボール Red Ball | M. Dale Newton氏が1939年に創業したモデル・メーカー。ペーパーサイドのHOゲージ貨車を販売したことで知られ、Richard H. Hendrickson他著"Billboard Refrigerator Cars"のp207-208に参考としてそのカラー見本が掲載されている。RMC誌2010年6月号p93参照 なお、貨車に使われていた一部のパーツが2012年現在もLaBelle Woodworkingより発売されている。Old Model Kits.com、HOseeker.net 1955年にHowell Day氏が継承した後、1962-71年にクマタとトーホーからHO、HOn3ゲージのブラス・モデルを輸入した。Brass Modeler & Collector Jan.-March 1991を参照 | カードストック・モデル ビルボード・リーファー ラベル | ワークスK |
レディ・トゥー・ラン ready to run | すぐに走れる=完成品のこと。"RTR"と略される。連結器や手摺などの小パーツ類の取り付けは購入者に任かされることもあるが、少なくとも「レールに載せて手で押せば動く」程度にはなっている。 | シロ/松本浩一 | |
同上 | BC(中国製品蔓延以前)にあっては、入門者や低年齢者向けのトレインセットや玩具レベルの製品を指すことが多かった。 しかし近年(2010年現在)は、手すりなどの別付部品やケーディーコンパチブルのカプラーが全て取付済で、かつウエイトも適正に調整され、場合によってはDCCデコーダー付で、軽いウエザリングも施されていて購入者が弄るところが無く、文字通り、線路に置いて直ぐに走らせられる完全な製品という意味に変わりつつある。 | トレインセット ビフォーチャイナ | ワークスK |
レディ・トゥー・ロール Ready To Roll | "RTR"と略す。アサーン社が2001年から使い始めたブランド名で、同社のジェネシス・ラインよりも安価で、かつ、組立済の製品に用いられる。従来の同社製品が全てキット型式だったことに対して、一般的に言うReady-To-Runの意味が込められたと考えられる。当初は新設計の品揃えだったが、次第に従来のキット型式(ブルーボックス)を組立済みとしたものが追加された。2015年には"Roundhouse"ラインとの再編が行われた。 口語表現で「準備万端」の意(英語のまぐまぐ)。 | アサーン ブルーボックス ラウンドハウス | ワークスK |
レディ・ボルティモア Lady Baltimore | |||
レナハンズ・ロコモティブ・レキシコン Lenahan's Locomotive Lexicon | HOゲージのブラスやプラスチックの動力車製品を解説した冊子。James Lenahan著で、1974年に第1版、1976年に第2版、そして1985年に第3版が2分冊で発行された。TransPacificを参照 | ワークスK | |
レノアー,ビル Bill J. Lenoir | 「ルノアー,ウィリアムWilliam J. Lenoir」をみよ | ワークスK | |
レベニュー・サービス revenue service | 鉄道車両が「営業運転」、または「通常運用」を行う意味合いで用いられることが多い。"revenue"は収入源の意か?weblio辞典 "Internal Revenue Service"は、アメリカの国税庁weblio辞典 | ノン・レベニュー・カー | ワークスK |
レベル Revell | 1943年創業のアメリカのプラスチック・モデル・メーカー(ウィキペディア日本語版)。1956年にHO、1970年頃にNゲージの鉄道模型を売り出したことがある。TransPacific R.R.、Tony Cook's website、HOSeekerカタログ・コレクション、HOC誌2020年2Q号p7-37、とれいん誌2021年8月号p94を参照 ドイツレベルが発売した蒸機の欧州型プラモデル蒸機についてはファンタジーボックスを参照。また、モノグラムから継承したHOスケールのBigBoyとHudsonは、コンコーへ引き継いだ。 | アーミテージ モノグラム コンコー | ワークスK |
レベル・ルート Rebel Route | Rebelとは「反逆者」のことであり、南北戦争後も南部諸州では、北の方針を完全に受け容れるわけではないという合言葉になった。GM&O鉄道の特急列車の名前にRebelがあり、その走行路線であるGM&O鉄道のことを指す。 | GM&O | dda40x |
レポーティング・マーク reporting mark | 「リポーティング・マーク」をみよ | ワークスK | |
レンガとモルタル brick-and-mortar | 「ブリック・アンド・モーター」をみよ | ワークスK | |
レンジ range | 地図上では山脈、連山をいう。weblio辞典 「レインジ」とも表記するが、「電子レンジ」との関連が‥‥。 | フロント・レンジ | ワークスK |
連接台車 articulated truck |
ジェイコブス(Jacobs、ヤーコプス)ボギーともいう(Wikipedia英語版)。連節台車の訳語も当てられ、連結装置の一種とみなされる。巷間喧伝される「曲線を滑らかに通過」との解釈は、実車にあっては全くの錯誤。 車体重量を支える機能を併せ持つため結合部回りの構造が強固で、緩衝器を省略して遊間の無い連結を実現できる(TransPacific R.R.を参照)。また、ボギー車にあっては動揺が大きいとされるオーバーハング部分を削減できる。タルゴなどの1軸台車を用いる場合は、車輪のアタック角の関係から操舵機能の付与が問題となる。 通常のボギー車では1車体に2台車を必要とするところを、端部を除き1車体に1台車であるので、より小単位で輸送力を設定できるが、時々折々の増減は解結作業が煩雑なため、特殊な用途でしか採用されない。 路面電車に採用例の多い理由は、内外の偏倚(へんい)量が少ないためと考えられる。外方はオーバーハング部分が無いので自明として、内方においても、ボギー式と同一の編成長と台車数とした場合に、台車中心ピンの間隔は全て等しく(相対的に)短いものとなり、偏倚量を小さくできる。【以上の内容は“単なる見解”で、その詳細はTransPacific R.R.を参照】近年は欧州車を中心に、連接構造に工夫を凝らしたものも登場している(福井鉄道の例TransPacific RR) 電機での採用理由は、中間台車の構造的な扱いが容易なためか。【調査確認中】 転覆事故が起きた場合には、それが編成全体に及ぶ危険性が高い。 車両数の考え方は、我が国では1959年以降、車体単位に統一されたという【要確認】。ただし洋の東西を問わず、セットで1つの車番を与えられることが多い。 アメリカの貨車では、自動車運搬車(オートマックス、ABLカー)やインターモーダル・フラットカー(スケルトンカー、ダブルスタックカー)で1980年以降に登場した事例がある。いずれも車体長当たりの重量が小さな場合で、台車の負担荷重を最大限に引き出す方策として採られている。よって重量が増加したダブルスタックカーでは、連結車に変わった。ロードレーラーは特殊用途で、最大125車体もの長大編成を実現している。また、試作にとどまった例(スーパーホッパー、トラフ・トレインなど)が多い。 旅客車では1930-40年代に頻出し、流線型客車(チャレンジャー、デイライト)、内燃動車(ガス・エレクトリックカーM190、パイオニア・ゼファー、シティ・オブ・サライナ)や高速電車(エレクトロライナー、NYC地下鉄)、さらに1960年代以降のターボ・トレインやカスケーズなど。事例や構造についてはTransPacific R.R.を参照 電機ではMilwのEP-2、バイポーラが3車体連接とされた。 |
カプラー オートマックス ABLカー スケルトンカー ダブルスタック ロードレーラー トラフ・トレイン スーパー・ホッパー オートガード パイオニア・ゼファー シティ・オブ・サライナ ターボ・トレイン カスケーズ エレクトロライナー センター・プレート(心皿) | ワークスK |
2004年02月14日
アメリカ型鉄道模型大辞典【れ】
レーザー・カット レール レールロード・モデル・クラフツマン レールボックス 連接台車 等々
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