2004年02月15日

アメリカ型鉄道模型大辞典【ろ】

ロータリーカプラー ローディングデバイス ロードレーラー ロストワックス 等々

【れ】<<          【INDEX】          >>【わ】

用語名 説明文/参考/出典 関連項目 登録者
ローウィ・スキーム
Loewy scheme
特にNPが1954年、客車列車に採用したレイモンド・ローウィ考案の塗色を指す。1970年のBN合併時まで使われた。ウィンドシルより上をダーク・グリーン、下をライト・グリーン、塗分ラインとレタリングをホワイトとした。ツートーン・グリーンとも呼ばれる。(京阪旧通勤車用塗色の手本か?)パイン・ツリー・スキームワークスK
ローウィ,レイモンド
Raymond Loewy
1893−1986。インダストリアル(工業)デザインの父と呼ばれる。パリに生まれ、1919年に渡米。鉄道ではPRRの電機GG-1、蒸機T-1、S-1、K4s流線型機、NPの特急列車スキーム、FMのエリービルトやCライナー、Baldwinのシャーク・ノーズなどを手掛けた。著作に世界の機関車写真集"Locomotive"や自叙伝"Never Leave Well Enough Alone"があり、後者は「口紅から機関車まで」として藤山愛一郎(元外務大臣)の訳本。日本ではタバコ「ピース」のパッケージ・デザインで知られる。公式サイトWikipedia英語版【ただし日本語版におけるGG-1の風洞実験のクダリは妄想 2013-09-01現在】を参照GG-1 ストリーム・ラインワークスK
ローウォーター・アラーム
low water alarm
蒸気機関車の水面が下がると火室の上部が過熱し爆発事故が起こる。それを未然に防ぐためには水面検知装置が必要となる。種々の方式があるが、どれも水面が低下すると小さな汽笛がキャブ内あるいはキャブ直前で鳴るようになっている。dda40x
ローズバッド・コール
Rosebud coal
モンタナ州ローズバッド郡にある炭鉱で採掘された石炭。NPがその蒸機に使用する目的で開発した。Wikipedia英語版 瀝青炭(ビチューミナス・コール)といえども低質で、同鉄道が広大な火室を持つYellowstone(2-8-8-4)やNorthern(4-8-4)を他社に先駆けて採用した理由とされる。ノーザン・パシフィック ノーザン イエローストーンワークスK
ロータリー・カプラー
rotary coupler
石炭などの積み荷を手早く降ろすために、貨車ごとひっくり返す装置がある。一台ずつ切り離して載せるのは、大変な手間がかかるので、連結したまま回転させたい。
連結器の軸を中心に回転させればよいわけで、その時車体に対して連結器が自由回転するとよい。しかし、全ての連結器の自由回転を許すと、連結器があらぬ方向を向いてしまう。したがって、貨車の片方のエンドの連結器を自由回転として、それを表す塗色を車輌のエンド付近に施す。そうすれば編成を見たとき、つなぎ方が間違っているとよく分かる。
dda40x
同上1970年代初頭に登場のrotary dump coal gondolaに採用された回転式自動連結器をいう。石炭輸送のユニット・トレインにおいて編成のまま貨車を1両(または2両)単位で回転して積み荷を降ろす目的で装備される。この連結器同士を連結すると連結器の上下が定まらなくなるため、装備は連結の片方のみとし、その車体端部に目立つ塗装を施して防止する。貨車は可動部分が少なく軽量かつ安価で、積載容量を大と出来る。ただし、排出時は個別に停止・回転させるので時間が掛かる。機関車の次位を回転端とする必要があり、1両の両車端共にロータリー・カプラーとした車両が存在する。Colorado Unit Coal Trains事故例を参照。
 構造は、右図(The Car and Locomotive Cyclepedia 1984年版、ASF社の広告)の右下隅のもので、カプラーヘッドにはインターロッキング型type Fを用いる。
 排出設備のrotary dumperは大掛かりで高価であるが、2セットが設置されることが多い。これは平行運用による時間短縮に加えて、故障や修繕時の冗長性を考慮したものという。

1970年代末に排出を短時間で行うrapid discharge hopperが登場し、状況によりロータリーダンプ・ゴンドラと使い分けられる。同ホッパーは複雑な機構を備えて高価で重く、その分積載重量が少ないものの、荷受地上設備は簡単で済む。またロータリーカプラー付で両方で運用されるものが存在する。
 石炭輸送列車は炭鉱と発電所の間を定期運用されて稼働率が極めて高いので、車体を高価格で軽量なアルミ製とすることが1980年代から常態化している。
オートマティック・カプラー ベスゴン コールベーヤー カーダンパー オートフラッドワークスK
ロータリー・コンバーター
rotary converter
回転変流機。鉄道直流電化に用いられたAC-DC変換器の一種。DC-AC変換、すなわち電力回生も可能。同期電動機と直流発電機の回転子を同一の構造としたもので、軽量かつ高効率。Wikipedia英語版 ちなみに"convert"は転換する、改造するの意(weblio辞典)で、"invert"は逆にする、反転するの意(weblio辞典)と、わけが分からないから慣用に従わざるを得ない。電気分野ではAC-DCが前者で、DC-ACが後者。
 1888年に発明? 初期には25Hzなどの低周波を用いたDC600V、500kW程度であったが、1920年代?に50-60Hzの商用周波数で1500V DC、2000kWのものが出現、以後6000kW?程度に発展し、戦後まで直流変電の主力方式として使われた。
 機械式の変流器は他に、電動変流機motor convertor(=縦続変流機cascade convertor)や電動発電機motor generaterがあった。電気鉄道黎明期には石炭火力による直流発電機が用いられた。
 水銀整流器mercury arc rectifierは、1912年に出現し1920年代から普及、1960年前後以降はシリコン整流器へ全面的に移行した。【内容未確認、調査継続中】
モーター・ジェネレーターワークスK
ロータリー・スノープロウ
rotary snowplow
アメリカでは、正面回転翼タイプのみを指す? 1885年頃にLeslie Brothers Manufactureing Co.が、Cooke Locomotive & Machine Worksに製造させたものが嚆矢。Cooke社は1901年に大同合併してアルコとなった。またアルコのライセンスでライマ・ハミルトン社が1949-1950年に4両を製造している。初期には蒸気機関だったが、時代と共にディーゼル電気式が主流となり、旧型も改造された。ロータリー車本体に、F3Bなどから転用の動力ユニットと、推進用機関車を連結して運用した。1980年代以降は、小型のスノーブロワーに置き換わった? Trains誌1987年1月号p26-39, 2010年12月号p24-33。Wikipedia英語版を参照
 日本では、鉄道省が1922年にLeslie-Alco(Cooke)製2両を輸入し、以後国産化された。これらについては、"とれいん"誌1986年2月号に特集記事がある。
スノープロワーワークスK
ロータリー・ビーコン・ライト
rotary beacon light
「ビーコン」をみよワークスK
ローダー
loader
一般には、積込みをする機械、作業者の意。取り降ろす機械を"unloader"という。weblio辞典 ボックスカー等にあっては、積み込んだ後に壁面に固定して荷崩れを防止する設備をいう。「ローディング・デバイス」を参照ローディング・デバイス ダメージ・フリー ボックスカーワークスK
ローディング・ゲージ
loading gauge
我が国では「車両限界」または「車両定規」と呼びならわす。
 米国では、鉄道間を相互直通する貨車についてはAARが各種プレートplateを定めている。旅客車にもAAR規格が存在するが、ATSFのハイレベルや、Amtrakのスーパーライナーなど、基本的には鉄道路線毎に異なる。Wikipedia英語版

【見解】フラットカー等の積み荷に対する制限の他に、荷重による車体などの沈み込みを制限する意味もあって、"loading gauge"=荷重ゲージと呼ぶのではなかろうか。
プレート クリアランス ディフェクト・ディテクターワークスK
ローディング・デバイス
loading device
一般的には“積込みを行う”機械をいう。⇒[ローダーloader]

164_2.jpgボックスカーやリーファーでは荷崩れを防止する設備を指し、"loader device"、"load retainer"とも称し、多くの場合、連結装置にクッション・アンダーフレームを併設する。
 右図は、AARが制定した本装置の識別マーク。サイドのドア表面、またはその左?に表示される。方式には大別して、可動式の隔壁"Movable Bulkheads"、両内側面に差し掛ける着脱式ツッカイ棒"Removable Cross Members"、ロープやベルトの係留金具"Lading Strap Anchors"の3種類がある。Walthers Decal Catalog 1985年版p131から一部改変して引用 係留金具は、前2者との併用例がある。これらのマークは、1954年頃に使用が開始され、1962年頃に鍵穴模様に横棒2本と縦棒2本が加えられたと考えられる。TransPacific R.R.を参照
 また、可動隔壁にはエアー式(⇒[エアーパック])があり、サイドの隙間を詰めるものをサイド・フィラーside fillerと呼ぶ。

かつては木製の内壁や床に棒材などを釘打ちして荷崩れを防止した。本装置の普及につれ1960年代後半からエクステリア・ポストが採用されて内壁が平面の鋼板むき出しとなると共に、床に鋼製でありながら釘打ち可能なネイラブルnailable構造が採用された。【調査継続中】
ダメージフリー レイディング・ストラップ・アンカー コンパートメンタイザー ロード・ディバイダー ステージ・ローディング STB クッションアンダーフレーム サイド・フィラー エクステリア・ポスト ワッフル・サイド ネイラブル・フロアーワークスK
ローデッキ
Lo-Dek
プルマン・スタンダード社が1960年代初頭に開発した89フィート長の低床式フラットカー。床面高さが31インチと謳い、ピギーバック輸送やオートラックの基となった。オートキャリアー ピギーバックワークスK
ロート・アイアン
wrought iron
錬鉄(れんてつ)のこと。炭素を4.25%含む銑鉄pig ironから、0.1〜0.15%まで脱炭して得られる。Wikipedia英語版 粘りと展性、可鍛性があり溶接が可能。 "wroutht"は、精製、鍛造の意。weblio辞典
 鉄道では、1840年頃から1880年代(?)まで、レールや橋梁、台車や車輪等に用いられた。アメリカでは1860年代後半以降、ベッセマー転炉によって安価に大量生産された鋼に取って代わられた(Wikipedia英語版)。ヨーロッパでは、リンを含む鉄鉱石に有効なトーマス転炉の開発(1877年)により廃れた。1889年のパリエッフェル塔は錬鉄製とされる。日本では1872年開通の新橋・横浜間用に輸入されたレールの半分が錬鉄だったという。【要確認】
アーチバー台車ワークスK
ロート・スチール
wrought steel
「錬鋼」とされることもあるが、「鍛鋼」あたりが適当。車輪などの圧延鋼などを指すことが多い。ホイールワークスK
ロード・スイッチャー
road switcher
初期のディーゼル機が入換用だったことを受け、この用途を拡大する形で開発されたので、多目的であることの意を込めて本線用機をこう呼ぶ。Trains誌の解説ワークスK
ロード・ディバイダー
Load Divider
ボックスカー等に装備されたローティング・デバイスのうち、可動式隔壁の一ブランド。1960年?頃に、Preco社と、Union Asbestos & Rubber社のEquipco部門とが別々に開発した。共に側面に"LD"と表記され、左画像は前者で、後者は"LD"を括弧で囲うようなマーク? エバンス製DFBや、PS製コンパートメンタイザーの競合品。Car Builders' Cyclopedia 1961年版p412、420-421【委細調査中】ローディング・デバイス ダメージ・フリー コンパートメンタイザーワークスK
ロードベッド
roadbed
"road bed"とも書く。道床のこと。weblio辞典 アメリカでの厚さ(基板・枕木下面間)は鉄道によって異なり、幹線は12インチが多い。
 モデルのレイアウトでは走行音を低減するため、ホマソート、コルク、ベニヤ板plywoodなどが使われ、いずれも厚目の方が効果があるとされる。かつてはNゲージでPECOがスポンジ製を販売していたが、耐久性に難があったという。ウッドランド・シーニックス社製のトラック・ベッドTrack-Bed(同社サイト)は……。RapidoのNoise Killer(同社サイト)は……
ホマソート コルク プライウッド バラスト ウッドランド・シーニクスワークスK
ロードレーラー
Roadrailer
戦後に開始された道路とレールを結ぶインターモーダル輸送のブランド。コンテナ型の車体を鉄道線路と道路の両方共に走行できる構造としたもので、フラットカーを不要とし、貨物ヤードでの転換に特段の設備を要せず、短時間で連結解放できること、また連結器による衝撃がほとんど無いことなどの特徴があり、専用編成による定時運行を謳った。【要確認】

起源は1956年に試作され、1959年に運用を開始したC&OのRailvanに遡る。車体長さは26フィート強で、一端に鋼車輪(24"径)とゴムタイヤを1軸ずつ備えていた。郵便輸送用として旅客列車に併結され、その終了の1969年まで運用された。また途中、1961年にRoadRailerと改名された。Trains誌1956年6月号p9、1960年6月号p42、MR誌1990年7月号p84-85(図面)
 1978年にBi-Modal Corp.が開始したRoadRailerは、45フィートの車体に、2軸のゴムタイヤの後ろに1軸の空気バネ付鋼車輪(33"径)を備えていた。ICG鉄道が80両を採用し、1980年代初頭に終了した。MR誌1982年7月号p62-63(図面)、p46-55(モデル)
 さらに1982年、IC鉄道(ICG→ICへの再改名は1988年?)用として2軸のゴムタイヤの間に鋼車輪を設備するものが出現し、これがマーク4(Mark IV)と呼ばれる。車体は48フィートで、マーク5の出現後もしばらく運用された(併結は?)。MRG誌2005年10月p48-51【要確認】

1985年に登場のマーク5(Mark V)では、米国内用コンテナと同一の53フィート(初期には48フィートあり)車体に2軸のゴムタイヤを装備し、レール走行時のみ鋼車輪の2軸台車(33"車輪)を履くシステムとなり、道路走行時のデッド・ウエイトが解消された。台車にはブレーキ制御弁とシリンダーの他、空気バネを装備。機関車の次位となる先頭部にはCoupler Mateと呼ぶ台車を必要とする。Wabash National社が製造。連結長100両が認可され125両まで増やす試験が続けられた。専用の編成が組成できない場合は、TOFC上に積載された。NSとCSXが共同保有するのトリプル・クラウンの外、2002年頃にはCNR、BNSF、アムトラックも運行し、いくつかの運送会社が参入、冷凍トレーラーも開発された。しかし、次第にTOFC輸送へ移行し、最後はトリプル・クラウンのみとなり2015年11月、デトロイト・カンザスシティ間を除き廃止された(Trains magazine News)。Trains誌2002年5月号p32-39、RMJ誌2001年1月号p17-25、MRG誌2005年10月p48-51、11月号p48-51、12月号p42-45、Eric A. Neubauer著"RoadRailer Triple Crown Wabash National and much more (2009)"、バウザーのモデル製品説明Wikipedia英語版Lionel社のブログ(写真引用)を参照

同様の道路・レール一貫輸送システムに、RailMate、3R、Rail Trailer、RailRunner、Minipiggi(CNR?)、ICI?、Trailer Railer(豪?)、DMT(JR貨物:ウィキペディア日本語版)。Trains誌2008年4月号p16、Car & Locomotive Cyclopedia 1997 p250-252を参照【要確認、詳細調査中】
トリプル・クラウン レールメート レールランナー アーティキュレーテッド・カーワークスK
ロー・ノーズ
low nose
フード・ディーゼル機においてショート・フード側の背が低いものをいう。EMD機ではGP20/SD24でオプションとして登場し、1970年代、ダッシュ2以降はロー・ノーズが標準とされた。ハイ・ノーズ ショート・フードワークスK
ローパック2000
Lo-Pac 2000
バッド社が1981年に試作したコンテナ2段積み用の連接式ウェルカーで、後年に普及したオール・パーパス・ウエルカーの起源とされる。"inter-box connector"でコンテナを固定して、上段コンテナの支えを省略すると共に、トレーラーも積載可能としたものの、実際の製造は、1985年にスロール社がライセンスを取得した後であった。Lo-Pac IIに発展した。【要確認調査中】コンテナ ツイストロック・コネクターワークスK
ローラー軸受
roller bearing
rollerは円柱状のコロを指し(weblio辞典)、一般にはコロ軸受のこと。「コロガリ軸受」の表現もある。プレーン軸受(平軸受)に対して、起動時の抵抗が小さく、軸焼け(hotbox)を起こし難い点と、保守回帰が長い点で優れる。他方、前者が故障しても回るのに対し、コロやリテーナーなどの破損により不転になるとして初期には嫌う風潮もあった。
 アメリカの鉄道車両車軸々受においては、旅客車では1920年代初頭に採用され始め、1930年代末に一般的となった。蒸機は先従軸、テンダー軸から使われ始め、動軸は1930年、ティムケン社のデモンストレーション機が嚆矢。ロッドに用いられる場合はピン回りが大きいので、それと知れる。貨車では1940年代に急送車などで軸箱式が普及し、1960年代前半に全新造車で回転する軸端留め金(キャップ)を露出させた方式が採用され始めて現在に至る。(一説に、1963年から新造車で義務化、1991年に危険品輸送の相互直通車で義務化。1994年に全相互直通車で義務化。1995年にプレーン軸受からの改造品を直通貨車で禁止は、オーバーヒート検出器detectorでの検知不能によるという(MR Forum)。
 ベアリングの構成は、車両用の特性として、大きなスラスト荷重を考慮し、Timken社(米)が円錐コロ、SKF社(スウェーデン)が太鼓型コロ、Hyatt社(米)が円筒コロを採用した。鉄道の起源と車両用軸受けの変遷(2)光洋精工技報No.161 2002年pdfファイル205KB、鉄道車輌用ころがり軸受と台車の戦前・戦後史−蒸気機関車、客貨車、内燃動車、電車、新幹線電車から現在まで−坂上茂樹pdfファイル6.40MBなどを参照

モデルでは時折、車軸々端の回転を再現した台車が販売される。HOゲージでは、アサーン・ジェネシスやカトー、OゲージではUSH/KTMが知られるが、ピボット式と較べて回転抵抗は大きいとされる。
 模型にミニチュア・ベアリング(深溝玉軸受)を用いた例は、HO、Oゲージ以上の個人作品や製品で散見され、回転トルクや負担荷重が大きな場合に特に効果があり、実車同様、起動時のコロガリ抵抗が小さい。使用上の注意点は、封入されているグリースを洗い流さないこと。導電性はグリースに依るが、一般には不可とされ、電食に注意。
 HOゲージにおいて、トレーラー用輪軸を2重としてボールを封入したものにパブロモデリング製パブローラーや、それを模倣したインターマウンテン製(廃版)がある。
トラック プレーン軸受 フリクション軸受 バビット・メタル フォーエイシズ フリーローリング・ドライブ パブローラー車輪 ディフェクト・ディテクター ブレンコ・ベアリングワークスK
ローラー・センタリング・デバイス
roller centering device
先従台車用のコロ式復元装置のこと。「ギアード・ローラー・センタリング・デバイス」を見よワークスK
ローラー・フレイト
Roller Freight
ローリング
rolling
3軸の回転揺れのうち、前後軸回りのものをいう。横揺れ運動。上心ロールと下心ロールがあり、前者の低減には台車における横方向の緩衝機構である吊り枕装置やバネ横剛性など、後者では軸バネまたは枕バネのダンピングを用いる。
 ロッキングrockingとの関係は?
ピッチング ヨーイング フレキシコイル台車 スイング・モーション台車ワークスK
ローリング・ストック
rolling stock
もともとは移動できる鉄道資産すなわち鉄道車両全般を指す言葉。機関車、貨車、客車を含んでいた。
B&O RR Museumのサイトを参照されたい。
現在では機関車以外を指すことが多い。
イクイップメントdda40x
同上Wikipedia英語版を参照 貨車のみを指す場合があるので注意。ロコモーティブワークスK
ロールド・エンド
rolled end
ボックスカーの車端プレスパターンで1970年代以降に普及。"non-terminating end"ともいう。【調査未了】ドレッドノート・エンド ターミネーティング・エンドワークスK
ローロクロン
Rolokron
Budd社のRDCに取り付けられた急ブレーキ時の滑走防止装置の商品名。滑走を検知すると制動力を緩めると同時に、砂を自動的に撒く装置も含める。
デセロスタットdda40x
ローワ
Röwa
「レーヴァ」をみよ
ワークスK
ロイヤル・ゴージ
Royal Gorge
D&RGWが開通させた……。現在は営業列車が走っていない‥‥‥?Wikipedia英語版を参照。gorgeは峡谷の意。weblio辞典【書き掛け】ワークスK
ロイヤル・ハドソン
Royal Hudson
カナディアン・パシフィック鉄道の流線形蒸機4-6-4、45両を指す。1939年に英国王ジョージ6世の列車を牽引したことから呼ばれる。この2850号機はブルーに特別塗装された。Wikipedia英語版TransPacific R.R.を参照ワークスK
ロイヤル・ブルー
royal blue
英国シャーロット王妃(1744-1818)のドレスの色が始まりで、英国王族の訪問を歓迎するカラーとして用いられる。Wikipedia英語版を参照

【R- B-】B&Oの列車名。Wikipedia英語版を参照
ロイヤル・ハドソンワークスK
ログ
log
丸太。製材前の木材。"logging"は「木材の切り出し」、"log cabin"は「丸太小屋」の意。
 同語には航海日誌の意味もあり、コンピューター用語で「ユーザーの利用履歴」を指すようになったという。weblio辞典
ティンバー ランバーワークスK
ロケット
Rocket
ロコ
Roco
official site オーストリアのプラスチック・モデル・メーカー。1960年創業で、1967年から鉄道模型を手掛けN、TT、HO(H0)、Oゲージを供給した。
 アメリカ型は1967年のアトラス社(Nスケール)とATT社(HOスケール)向けに始まり、1970年代にはアトラス社向けOゲージを生産、HOゲージでAHMやコンコー、ウォルサーズ、モデル・パワーへも輸出した。
 2005年の倒産後はModelleisenbahn GmbH社に買収され、2008年にNゲージをフライシュマンへ統合、2012年現在、HO、HOe、TTの欧州物のみを手掛ける。Wikipedia英語版Train Collectors Associationの解説、TransPacific R.R. (Atlas O)を参照
アトラス アソシエーテッド・ホビー アメリカン・トレイン モデル・パワー ウォルサーズ コンコー ロビンズ・レールズ レーヴァワークスK
ロコ
Loco
我が国のサプラス(以前はアルケ)が供給するレイアウトにおける集電性向上剤(同社サイトオイルド・トラック レール・クリーニングワークスK
ロコモーティブ
locomotive
Wikipedia英語版を参照。
 この略語として"loco"が米語圏で使われない理由は、それが家畜に中毒を起こさせるlocoweedというマメ科の雑草(weblio辞典Wikipedia英語版)を指し、狂気を意味するからとされる。【鉄道模型趣味誌1983年8月号p75ミキスト】
 機関車は英文上では女性名詞で、"she"で表現される。

ロコモーションlocomotionが稀に機関車、特に蒸気機関車の意味で用いられる。元来は“歩行運動”などを指す(weblio辞典)ので、ロッドの動きに擬したものか。英国で世界最初に開業したストックトン&ダーリントン鉄道の1号機の名(Wikipedia英語版)。
ローリング・ストックワークスK
ロサンゼルス鉄道
Los Angeles Railway
PEの"Red Cars"に対して、"Yellow Cars"と呼ばれる。略称は"LARy"で、路面電車は狭軌の3'-6'として有名。1901年の開業で、1945年にナショナル・シティ・ラインズ傘下となりLos Angeles Transit Linesへ改名、1958年にPEと共に公有化、1963年に廃止された。Wikipedia英語版(日本語版)ナショナル・シティ・ラインズAMTK223
ロシアン・アイアン
Russian iron
鉄の表面処理の一つで、薄い四酸化三鉄の膜を作り油拭きすることで青紫色の光沢ある外装となる。19世紀末の4−4−0などのボイラーに多く用いられた。近代機でもT&PのI−1などにも見出すことができる。
清浄な鋼板を400℃の加熱融解した硝酸ナトリウムにつける方法がとられた。
模型では塗装によってこの色調を出そうとするが、実物の反射光による発色を再現するのは困難である。
dda40x
同上表面処理された平鉄板(鋼板?)がロシアから輸入されたのでこの名がある。耐熱塗料が開発された1900年まで、一部は第1次世界大戦期(1914-1918)までの蒸機のボイラーやシリンダーのジャケットに用いられた。以後の同色のものは、塗料によるとされる。Wikipedia英語版Floquil塗料から混色する方法某掲示板を参照ロートアイアンワークスK
ロシアン・デカポッド
Russian Decapod
1914年から1917年に掛けて、ロシア帝国鉄道向けに1230両の2-10-0蒸機がアルコとボールドウィンで製造されたが、革命の勃発により200両が発送されずに残った。それらが標準軌に改軌されて30の鉄道に引き取られた。イリー75両、SAL 40両、フリスコ21両、サスケハナ11両、DT&I 15両、GM&N 12両、WM 10両などで、これらをロシアン・デカポッドと呼ぶ。Cyclopedia Vol 1 Steam Locomotives(Kalmbach社)p60、Wikipedia英語版を参照デカポッド,リトル・ジョーAMTK223
ロジャー・ウィリアムズ
Roger Williams
http://www.northeast.railfan.net/train_misc.html#amtk27ワークスK
ロストワックス
lost wax casting
精密鋳造法のひとつ。その手順は、@2,3%の鋳縮みを見越した原型からゴム型を取り、その空隙に溶けたロウを流し込んで冷やして固める。Aこうして作ったロウ型を切り株状のロウの台に多数放射状に取り付け、泥状の耐火材に埋没する。B脱ロウ炉の中で加熱しロウを流し出す。C焼成炉で焼いて耐火材を固める。D炉から取り出した耐火材に遠心鋳造法または真空鋳造法で熔けた金属を流し込む。E耐火材を壊して鋳物を取り出す。
ブラス鋳物にこだわる人が多いが、青銅系合金の方がはるかに良質なものが出来る。ブラス中の亜鉛は、900度位で蒸発するので「ス」が出来やすいからである。
Max Gray氏はロストワックス鋳造を特許として申請し、わが国での独占を図ろうとしたことがあった。しかし、奈良時代から、仏像を鋳造したときロウ型を作り、粘土を塗って外で焚き火をしてロウを抜くということをしていたので、公知の事実として拒絶された。これは特許史に残る痛快な出来事であり、以来日本ではこれに関する基本特許が成立しなかった。
ブラスdda40x
同上インベストメント鋳造,消失型鋳造,精密鋳造ともいう半可通
同上MR誌での初出は、1949年8月号p58のLindsay Productsの広告で、ディーゼル機用3軸台車の側枠。その後、同年11月号p9にRollig J. Lobaugh、1950年1月号p4にBudd Model Co.などの広告中に見える。また、1955年9月号Trade Topics欄に、Kemtron社が見本を編集部へ持ち込んだ話が出ている。
 また、当時より消失型としてワックス以外にスチレン樹脂などが使われている。TransPacific 2007-10-01 RMC誌1976年7月号p13などでは、個人向けの電気炉が広告された。Cress Kilns & Furnaces

我が国の輸出向けブラス・モデルには当初、アメリカから支給されたものが取り付けられた。国産化を(産業界を含めて)最初に成し遂げたのは水野製作所とされる。TMS誌1961年1月号p61の鉄道模型社広告に「鉄道模型社ワックスプラント」の文字が見える。また同誌同年5月号p226とp230がその辺りの事情を伝えている。
 モデル用のみならず各種機器、産業機械用として、また美術品に用いられ、多くのメーカーが存在する。
ブラス ロボー ケムトロン 水野製作所ワークスK
ロッカー・センタリング・デバイス
rocker centering device
167_2.jpg先台車と従台車に採用された、いわゆる「エコノミー式復元装置」のこと。"rocker"は、揺駒。ただし、「エコノミー」の語は、アメリカの資料では未見。図はLocomotive Cyclopedia 1930 p719より引用。特許を検索するとウィリアム・ウッダード1912年出願US10602221927年Commonwelth社出願US1702277
 "constant-resistance"は、復元力が偏倚量に関わらず一定の意。"renewable"の意味は?(weblio辞典)【探索中】
リーディング台車 デルタ型従台車 エコノミー・コントローリング・デバイス ウッダード ギアード・ローラー・センタリング・デバイスワークスK
ロッキー
Rocky
GNのヘラルドに描かれるマウンテン・ゴート(山羊)のニックネーム。当然、GNが越えるロッキー山脈に因むと考えられる。ワークスK
ロッキング・バック・アンド・フォース
rocking back and forth
"rock back and forth"=前後に揺れる(weblio辞典)。機関車が軽いトレーラーを超低速度で牽引するときに発生する前後動は、軸受とカプラー・スプリング(弾性機素)とに関わる摩擦振動(フリクショナル・バイブレーション)と解せられる。モデルでの一般的な解決策はトレーラー重量の増加、軸受抵抗の低減とされる。コロガリ軸受では発生しない。フリクショナル・バイブレーションワークスK
ロック&グラナー
Rock & Graner
世界最古と考えられているティン・トイ製造業者。ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州で1813年に創業し、1904年まで続いた。Wikipedia独語版ワークスK
ロックウェル
Rockwell Manufacturing Company
1960年代にディーゼル機などの鋳鋼台車を供給したメーカー。その名を冠した高速カブース用台車で知られる。トリプル・ボルスターを開発したLFMを1956年に買収?【調査中】ワークスK
ロックビル橋
Rockville Bridge
Wikipedia英語版ワークスK
ロバート・E・リー
The Robert E. Lee
SALが1947-1955年に運行した区間旅客列車名(Wikipedia英語版)。南北戦争で活躍した南軍の将軍に因む(ウィキペディア日本語版)。ワークスK
ロバートソン・スクリュー
Robertson screw
木ネジの一種で、カナダで開発された頭部が四角穴のもの。スクエアsquare・スクリューともいう。米国ではほとんど用いられない(ウィキペディア日本語版、MR誌2002年3月号p125)。スクリューワークスK
ロバートソン,ポール
Paul Robertson
ロバート・ロングネッカー
Robert.H.Longnecker
"ロングネッカー,ロバート"を見よワークスK
ロビンズ・レールズ
Robin's Rails,Inc.
164_11.jpg1984-1986年頃にニューヨーク州ValhalaでHOゲージのプラスチック・キットを製造したメーカー。アサーン・モールドのデコレートも手掛けた。直販も行ったが、多くはE&Bバレイとベブベルに依ったと考えられる。ロコ(AHM)の金型を引き取った? MR誌への広告出稿は1986年11月号p31のみ。E&Bバレイ ベブベル ロコ(Roco)ワークスK
ロボー
Lobaugh
161_2.jpg1930年代からのOゲージ・メーカーの老舗。Rollin J. Lobaugh氏はサン・フランシスコで金属加工業を営み、特殊螺子の製造で財を成し、その工場の一角に模型工房を置いた。他社と異なるのはボイラーの構造で、冷間引き抜き法により厚さ2,3ミリの真鍮の一体構造で出来ている。あたかも金属バット風である。ランボードはそれに切り込みを入れて嵌合させた上、半田付けしてあり、極めて堅牢である。足回りは砲金鋳物を機械加工して、保油機構も設けた機械工学的に正しい構造であった。また、量産品にロスト・ワックスを用いた最初の会社であった。1944年にロスアンゼルスのJack Campbellに売却され1960年代まで存続された。
Max GrayはカツミにLobaugh製品を持ち込み製品化の見本としたので、それらのいくつかのアイデアは必然的に採用された。
初期の製品は45.2分の1であったが、42年ごろから48分の1を採用した。代表製品はUPチャレンジャー(後期型)で、アメリカ本国でも人気が高い。
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同上MR誌の広告は1934年6月号(p16)から1959年1月号(p28)までを確認。社名は当初、Rollin M. Lobaugh、1939年12月号(p651)からは単にLobaughだったり、ミドルネームの頭文字だけF、H、Jと変化し、最後はLobaugh Scale Model Co.を名乗った。同誌1959年4月号p6に、当時はJack Campbell氏が保有している旨の記述があり、また1960年12月号p25に「1961年初めには新しい機関車を追加する。カタログは50セント」とある。
アメリカ型資料室Frank Hornby氏のカタログ・コレクションを参照 鋲螺製造会社のofficial site
ワークスK
ロワー48ステーツ
lower 48 States
"lower 48"ともいう。アメリカ本土48州のことで、ワシントンDCを含む。アラスカとハワイを含まない。"Shipping to the lower 48 states only"などと使われる。ハワイが未だ州に昇格する前に定着した用法。アラスカから見て"lower"=「南方の」という意味(啓林館のサイト
 同じ意味で、"contiguous United States"も使われる。"contiguous"は、「陸続きの」の意。Wikipedia英語版
ワークスK
ロングズ
Longs
Longs Model Railroad Supply ロサンゼルス近郊にあった鉄道模型量販店。2006年に閉店した? とれいん誌97年5月号p120に訪問記事ワークスK
ロング・フード
long hood
GP50.jpgフードディーゼル機は一般にキャブ位置が一端に偏り、長い機器室、すなわちロングフードにエンジンなどの動力装置、短いショートフードにトイレや制御機器が納められている。図はGP50の機器配置を示す。The Car & Locomotive Cyclopedia 1984年版p565
 概ねショートフード寄を前位とするが、ディーゼル機の初期にはロングフード寄を前位とし、NWとSRに限っては永くこれを踏襲した。蒸機時代の名残ともいえるが、目的は衝突事故時における乗務員の防護で、"long hood forward"と称す。Wikipedia英語版
ショートフード,フードディーゼルワークスK
ロングネッカー,ロバート
Robert. H. Longnecker
PFMサウンドシステムを開発した技術者。後年、PBL社でPFMサウンドの事実上の後継機とも云えるアナログ式サウンドシステムを開発した。"Bob"の愛称で慕われた。サウンドシステム PBL プレシジョン・インベストメントttr
同上IBMの電気技術者。サウンドシステムは、オーディオ技術者のHerb Chaudiereと共に開発したとされる。1971年にPFM専従となった。ワークスK
ロンビック・イコライザー
Rhombic equalizer
Img338a"rhombic"は「菱形の」の意の形容詞(weblio辞典)。
 モデルにおいて主に2軸(4輪)車を安定走行させるために考案された装置で、各軸受を4本のイコライザで結び、それぞれの中点を支点としたもの。車体重量はこの4支点で支えられる。図(TMS誌2001年9月号p96から引用)において手前の左1輪を1mmだけ持ち上げたとすると、隣接する2つの支点は共に0.5mmずつ上昇し、他の3輪及び2支点は何ら動かず、よって4支点で構成する平面(車体に相当)は維持される。
 4支点が菱形をなすことから、その英単語であるロンビックと今野喜郎氏によって名付けられたという。実物の酒井工作所(現酒井重工業)製ディーゼル機を参考に出羽文行氏が考案し、前田昌宏氏の手になる実証モデルがRM Models誌1996年7月号に発表された。以後、自作モデルや製品でときどき採用される。ボギー車に適用されることもある。
 車体の重心(ブレーキ力や遠心力を考慮するときはそれらとの合成力作用点)をこの菱形の内方に作用させる必要があることは、3点支持と同様である。3点支持に比較して、各車輪への作用が均等で、車体の揺れが進行方向に依存しないとされる。
 原理は、空間の任意の4点を頂点とする四角形の中点同士を結ぶと、同一平面内の平行四辺形が出来るという、幾何学でいう中点連結定理(仙台市教育委員会の教材参考)と解せられる。すなわち、2軸車では基となる四角形が長方形なので、中点による四角形は菱形となる。TransPacificの解説を参照 rhomboidal equalizer【この項はアメリカ型とは無関係。実車で考案されなかった理由は、イコライザーの目的が模型と実物とでは異なること(TransPacific R.R.を参照)】
イコライザー 軸重移動ワークスK

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posted by ワークスK at 06:09| Comment(0) | 大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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