2004年04月04日

第1次掲示板(0400-0499 2002.03−2002.04)

NORe:件名NameDate
[499] SPのOVERNIGHTについて知りたいのです S._Nagahama 2002/04/22 18:38:29
[498] プルマンカーのブレーキシリンダー 栗生弘太郎 2002/04/21 20:55:55
[497] Re: 汚しについての質問 T.Shingu_@D&GWP 2002/04/21 18:43:12
[496] ライト兄弟とキティホークについて 栗生弘太郎 2002/04/20 14:08:39
[495] Re: ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー 檜山和明 2002/04/20 12:15:06
[494] Re: ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー 栗生弘太郎 2002/04/20 10:39:47
[492] ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー シロ/松本浩一 2002/04/18 21:34:46
[491] Re: 性能の良い機関車とは 山田豊 2002/04/18 20:05:20
[490] 性能の良い機関車とは 大東孝司 2002/04/17 21:44:30
[489] Re: PROTO:48 山田豊 2002/04/17 20:12:44
[488] 続_PROTO:48 大東孝司 2002/04/17 11:45:55
[486] Re: カトーのP42は如何ですか? eltonjohn 2002/04/16 14:10:50
[482] カトーのP42は如何ですか? 栗生弘太郎 2002/04/15 23:52:40
[481] PROTO:48 大東孝司 2002/04/15 21:36:41
[480] Re: F3についてもう少し教えてください 山田豊 2002/04/15 00:34:46
[479] Re: F3についてもう少し教えてください 栗生弘太郎 2002/04/14 11:51:26
[478] Re: プロト2000のGP60 栗生弘太郎 2002/04/14 01:47:06
[477] F3についてもう少し教えてください 山田豊 2002/04/13 09:49:28
[476] プロト2000のGP60 Koji_Tsujino 2002/04/12 12:39:47
[475] 内野日出男氏のDM&IRカブース 大東孝司 2002/04/11 22:21:59
[474] Re: 価格の訂正 Koji_Tsujino 2002/04/11 08:55:21
[473] Re: カトーがSD90の詳細を発表 Koji_Tsujino 2002/04/11 08:52:32
[472] Re: Hawk_色々 yardbird/岸本 2002/04/09 05:52:18
[471] Re: Hawk_色々 シロ/松本浩一 2002/04/08 23:51:19
[470] Re: Hawk_色々 内野日出男 2002/04/08 22:34:28
[468] Hawk_色々 yardbird/岸本 2002/04/08 19:23:19
[467] Re: 汚しについての質問 栗生弘太郎 2002/04/07 00:50:11
[466] Re: Mohawkは・・・ 栗生弘太郎 2002/04/07 00:27:31
[465] Re: Mohawkは・・・ 大東孝司 2002/04/06 22:09:50
[464] Re: Mohawkは・・・ 加藤剛 2002/04/06 07:32:54
[463] Re: D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/05 21:06:02
[462] UP塗装のGSB製SD40-2がヤフオクに! 栗生弘太郎 2002/04/03 22:19:12
[461] Re: D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/02 23:15:38
[460] 「鉄道玩具大全」という本 栗生弘太郎 2002/04/01 20:38:41
[459] D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/01 01:14:22
[458] Re: 題名だけで注文出来ますか? 栗生弘太郎 2002/04/01 01:10:36
[457] Re: 題名だけで注文出来ますか? シロ/松本浩一 2002/03/31 09:45:53
[456] 題名だけで注文出来ますか? 檜山和明 2002/03/31 08:16:09
[455] Re: F7についてもう少し教えてください 山田豊 2002/03/30 12:04:10
[453] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/29 21:03:44
[452] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 山田豊 2002/03/28 16:59:44
[451] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/28 13:31:13
[450] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/28 08:49:54
[449] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 山田豊 2002/03/27 18:17:20
[448] Re: F7についてもう少し教えてください(2) 山田豊 2002/03/27 16:19:40
[447] Re: F7についてもう少し教えてください(1) 山田豊 2002/03/27 12:15:26
[446] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/27 07:54:11
[445] Re: F7についてもう少し教えてください(2) 檜山和明 2002/03/27 07:47:01
[444] Re: F7についてもう少し教えてください(1) 檜山和明 2002/03/27 07:40:41
[443] Re: F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/26 12:25:42
[442] Re: 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/24 21:56:43
[441] Re: 汚しについての質問 栗生弘太郎 2002/03/23 09:24:05
[440] 汚しについての質問 TAKE 2002/03/23 01:29:18
[439] タミヤの新製品は 西橋雅之 2002/03/22 23:47:09
[438] 続_プライマーとは 大東孝司 2002/03/22 21:58:59
[437] Re: プライマーとは 栗生弘太郎 2002/03/22 21:22:05
[436] Re: 過去ログは? 栗生弘太郎 2002/03/22 21:16:37
[435] プライマーとは 大東孝司 2002/03/22 13:31:18
[434] 知的財産権の意識欠如_を嘆く〈[425]の改訂版〉 大東孝司 2002/03/22 11:34:33
[433] 過去ログは? yardbird/岸本 2002/03/22 00:53:28
[432] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く 大東孝司 2002/03/21 21:57:45
[431] カトーがSD90の詳細を発表 栗生弘太郎 2002/03/21 21:40:23
[430] レール・パワー社がHPを立ち上げ 栗生弘太郎 2002/03/21 21:38:57
[429] Re: 資料提供のお願い yardbird/岸本 2002/03/21 01:29:05
[428] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く yardbird/岸本 2002/03/21 01:24:13
[427] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く yardbird/岸本 2002/03/21 01:03:24
[426] 鉄道車輌辞典について 大東孝司 2002/03/18 18:42:08
[424] Re: 内野氏のNP_A-2 内野日出男 2002/03/18 12:08:04
[421] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 山田豊 2002/03/17 15:15:51
[420] Re: 内野氏のNP_A-2 大東孝司 2002/03/17 11:51:26
[419] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 内野日出男 2002/03/17 11:11:30
[418] Re: 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/15 18:42:53
[417] D&RGW_K-27 yardbird/岸本 2002/03/15 02:38:16
[416] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 山田豊 2002/03/14 20:13:37
[415] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 栗生弘太郎 2002/03/13 21:04:45
[414] 内野日出男さんのNP_A-2 yardbird/岸本 2002/03/13 12:51:21
[413] RMC&MRの四月号から yardbird/岸本 2002/03/13 12:35:58
[412] Re: 資料提供のお願い yardbird/岸本 2002/03/13 12:15:31
[411] Re: Readingの読み方 栗生弘太郎 2002/03/12 23:25:58
[410] 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/12 21:16:47
[408] Re: ブレーキについて教えてください。 山田豊 2002/03/04 22:12:27
[407] Re: ブレーキについて教えてください。 檜山和明 2002/03/04 17:48:30
[406] ブレーキについて教えてください。 山田豊 2002/03/04 08:33:06
[405] Re: F7についてもう少し教えてください。 檜山和明 2002/03/03 18:35:19
[404] Re: F7についてもう少し教えてください。 加藤剛 2002/03/03 14:20:47
[403] Re: F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/03 11:08:26
[402] Re: F7についてもう少し教えてください。 檜山和明 2002/03/03 07:28:08
[401] 洋書に付けるブックカバー 山田豊 2002/03/02 18:29:27
[400] F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/02 17:56:44
BBS_LIST

第1次トラパシ鉄道模型掲示板
発言ログ 0400-0499


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[400] F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/02 17:56:44

メールマガジンでFについて記事がありました。大変参考になりましたがもう少しだけ教えてください。
ペンシーの写真を見ていると、ナンバーボードが細めで少し後退した位置のものが、標準的な位置に大きなナンバーボードを付けたものと共によく出てきます。細目のクールなヤツはペンシーが後から改造したものですか?それとも製造時期によるメーカー側のデザインの変更なのでしょうか? 教えてください。



[401] 洋書に付けるブックカバー 山田豊 2002/03/02 18:29:27

初心者的な質問ばかりで申し訳ありません。
モーニングサンから各鉄道別にオールカラーの写真集が出ていますよね。内容は満足しているのですが、表紙が傷みやすくて残念です。
あの本のサイズをアメリカで何という記号で言えばよいのかわかりませんが、ピッタリ合うブックカバー日本で手に入らないでしょうか?
教えてください。



[402] Re: F7についてもう少し教えてください。 檜山和明 2002/03/03 07:28:08

山田豊 さん、こんにちは。

PRRのF-Unitですが、すべてのF3と1949年製のF7は「細目のクールなヤツ」が付いています。1950年以降のF7、FP7は「標準的な位置に大きな」のを付けています。
これらはすべて製造時からの装備で、PCに引き継がれた時点では改造されたものはありません。(その後に改造があるかは不明です)
PRRがF7になっても細めの「F3スタイル」ナンバーボードを使用した理由は明確には判りませんが、同じデザインのボディーを持つF3-ph4(F5)の最終生産分が1949年製なので、標準化が好きなPRRはそれをそのまま採用したのではないかと思います。
他鉄道ではF3でもラージ・アングルド・ナンバーボードを装備していたのにPRRがスモール・F3スタイル・ナンバーボードを初期のF7まで愛用した理由は明確には判りません。何かの本のF-Unit解説で「ホースシューカーブなどでヘルパーサービスに使われる場合、真横からナンバーを確認しやすい」という記述を見た事があります。実際PRRでは新製したF-Unitの半分近くをヘルパーサービスにアサインしたので、そういうことなのかと思います。

ちなみに1949年製のF7は9667-A〜9676-Aと9690-A〜9699-Aの20両です。

では、失礼します。



[403] Re: F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/03 11:08:26

檜山和明 さん、こんにちは。

PRRのF-Unitについて、早速お返事いただき、また大変詳しい内容で助かりました。ありがとうございます。「すべてのF3と1949年製のF7は「細目のクールなヤツ」が付いています。」とあり、F3がすべて「細目」だとは完全に予想外のことでした。キットを買う時に気をつけなければいけませんね。
檜山さんの記事を頭に入れて、もう一度写真集を見てみます。

また、先日教えていただいたキャビンカーN5cの色、手に入れました。スケールコートの 「PRR FREIGHT CAR RED」 とモデルフレックスの [LIGHT TUSCAN OXIDE RED」は共にそのままでもキャビンカーに塗れる色のように感じました。スケールコートの方が、茶色に近く、モデルフレックスはつや消しに近い感じですね。 スケールコートの色は、関西急電色の茶色に似ています。これは模型誌に「艦底色」で代用と良く記されている色なので、まだ実験はしていませんが、調色のベースになる色かもしれません。 N5Cを早く完成させて、色々試してみたいと思います。 N5Cは現在アンテナ線の収納部分の工作を思案中ですが、完成間近です。

では、失礼します。



[404] Re: F7についてもう少し教えてください。 加藤剛 2002/03/03 14:20:47

檜山さんこんにちは。

>ホースシューカーブなどでヘルパーサービスに使われる場合、真>横からナンバーを確認しやすい」という記述を見た事があります。
>実際PRRでは新製したF-Unitの半分近くをヘルパーサービスにアサインしたのでそういうことなのかと思います。

勉強不足ですみませんがヘルパーサービス(補機につくことでしょうか?)とアサインの意味をお教え下さい、ホースシューカーブは難所の名前ですよね?



[405] Re: F7についてもう少し教えてください。 檜山和明 2002/03/03 18:35:19

加藤剛さん、こんにちは

> ヘルパーサービス(補機につくことでしょうか?)とアサインの意味を

舌足らずでごめんなさい。
「補機仕業に割り当て」ということです。

> ホースシューカーブは難所の名前ですよね?

はい。ペンシルバニア州アルトゥーナから西へ向かって山越えする難所にある馬蹄型のカーブです。単に「ザ・カーブ」と呼んだりもします。

では、失礼します。



[406] ブレーキについて教えてください。 山田豊 2002/03/04 08:33:06

ペンシーのGLAというホッパーが、新メーカーであるキーストーンモデルワークスからOスケールで発売されます。こだわりの一品らしく、ブレーキシステムが選択式になっているのです。
私はこれを手に入れたいと思っているのですが、残念ながらABブレーキとKDブレーキの違いがわかりません。簡単で結構ですのでどなたか、ご存知の方、教えてください。 因みに私は蒸機末期のペンシーを模型化したいと思っています。 http://www.keystonemodelworks.com/



[407] Re: ブレーキについて教えてください。 檜山和明 2002/03/04 17:48:30

山田豊 さん,こんにちは。
何となく身近な話題なので連続でしゃしゃり出て恐縮です。

> 私はこれを手に入れたいと思っているのですが、残念ながらABブレーキとKDブレーキの違いがわかりません。

KDブレーキはいわゆるKブレーキの1種です。
Kブレーキは20世紀初頭からアメリカの鉄道で使われ始めた方式です。ブレーキシリンダとエアレザーバー、3動弁が一体となったKCタイプが一般的で、ボックスカーやゴンドラなど床下に装備してロッドと梃子でブレーキを作動させます。対してKDタイプはホッパ車など床下に余裕がない車輌に付く物で、ブレーキシリンダ、エアレザーバー、三動弁が別体になっています。

ABブレーキシステムは1933年から本格的に採用されたブレーキ装置で、1949年にはタンク車を除くインターチェンジ・サービス(他鉄道へ乗り入れ)に使用される貨車に、1953年にはインターチェンジ・サービスに使用される全ての貨車に義務づけられました。
ブレーキの応答速度が速くなって保安度が向上したのだと思います。

おたずねのGLAは1917年から3万輛あまりが存在し、1960年にはアクティブ・サービスに3410輛ほど残っていたようです。手持ちの資料では1973年に77輛と書いて有りますので驚異的です。
PRRの蒸気機関車が全滅したのが1958年ですから、山田さんの仰る「蒸機末期のペンシー」ではGLAは立派に現役でリベニュー・サービスに使用されていました。そのころだともはABブレーキを装備していたのではないかと思います。

ちなみに、KC型は日本でも2軸貨車などに、KD型は主にタンク車などに使われているものです。もともと国鉄が採用した空気制動装置がウエスチングハウスを手本にしていますので、国鉄のKブレーキはアメリカのとそっくりです。

私は自分の模型のPRRを1950年代と想定しています。ミカドやデカポッドが最後の働きをして最新鋭のF−UnitやGeepもやってくるようなレイアウトを作りたいです。もちろん貨車の主役はGLAやH21aなどのホッパ車です。

では、失礼します。



[408] Re: ブレーキについて教えてください。 山田豊 2002/03/04 22:12:27

檜山和明 さん こんばんは
いつも迅速に対応していただいてありがとうございます。おかげで謎がひとつずつ解けていきます。
私のGLAはABブレーキで注文することにします。ご協力ありがとうございました。

先日友人の協力で、[Pennsylvania Railroad Steel Open Hopper Cars] という本を手に入れてから、ペンシーのホッパー群の全貌を見渡せるようになってきました。(英語は読めないので、謎だらけですが…)
時を同じくして彼の地ではペンシーホッパー群が数種類、Oスケールで発売、又は開発中ということで、(今回のGLAも同時に2社がバッティングしています。また同時発売で、GLCAも出ているようです。)むこうではOスケールのペンシーファンは盛り上がってんだろうなぁと思うと、こちらもチョッとワクワクしてきます。
手持ちのホッパー3両(H21a、H22a,H25?)はCrown台車の発売が遅れていて永らくだるま状態でしたが、どうもそろそろ出そうな気配なので、例のキャビンカーN5cも発奮材料が増えてきました。
檜山さんの ホッパー群のようになるにはまだまだですが、コツコツ行こうと思っています。

これからもよろしくお願いします。
では、失礼します。



[410] 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/12 21:16:47

みなさん、こんばんは。
河上と申します。

私はMilwaukee Roadを主にしています。

先日、BOX CARをコンバートしたEXPRESS CARの未塗装状態の車輛を入手しました。
塗装とレタリングを施すべく早速手持ちの資料を調べてみました。UPカラーの分については資料がありましたが、オレンジ/マルーン塗装の分については見つけることができませんでした。

そこで以前にメルマガにて紹介されていた、雑誌記事の検索サイト(http://index.mrmag.com/)で関連する記事が無いかどうか調べてみたところ、以下の通り手掛かりになると思われる記事を見つけました。

雑誌名、年月:MAINLINE MODELER誌の1988年6月号 48頁
タイトル:Milwaukee Ribbed-Side Box Cars:
40-Foot、50-Foot and Express Cars

上記の記事について内容等をご存じの方、その内容をご教示頂けないでしょうか。

マイナーなロードネームゆえ恥ずかしい限りですが、よろしくお願いします。

以上



[411] Readingの読み方 栗生弘太郎 2002/03/12 23:25:58

大東孝司さんから、Vol. 98の中で言及した“リディング”鉄道のカタカナ表記について、現地で確認したら“レディング”か“レッディング”、前者が無難だろうとのメールを頂戴しました。

私が地名の拠としている「平凡社版・世界地図」によれば“レディング”または“レジング”ですから、正に仰るとおりということになります。お詫びして訂正すると共に、氏に感謝申し上げます。



[412] Re: 資料提供のお願い yardbird/岸本 2002/03/13 12:15:31

河上さん、こんにちわ!
当該のメインライン・モデラー誌ですが、所有しております。
48ページからの部分をコピーいたしましょうか?
記事の内容は、この”Ribbed”Express Box Carの生まれた経緯、ドア、妻面、側面の分類、後はお決まりのrosterです。



[413] RMC&MRの四月号から yardbird/岸本 2002/03/13 12:35:58

今日、近所のタバコ屋で買ってきました。色々と面白い新製品があるようです。

Proto2000
SD60Mが新発売です。
BNでは、White Faceスキームで#9206,9226,9242
BNSFは#9223はWhite Face,#9249がパンプキンです
SooLineは#6058,6061
UPは#6088,6145,6202です。

バックマンのGゲージでは
アウトサイドフレームの2-8-0が発売です。これをベースにD&RGWのC-21クラスに改造する方がおられるのではないでしょうか

Challenger Importsからは
SP Shasta Daylightの1949年と1955年編成でバラ売りもあるようです。
またUPのチャレンジャーもアナウンスされています。
発売予定は#3707,3710,3813,3804,3935,3815です。

Walthersからは、Baddの客車に追加がありました。
63ftのRPO、73ftのバゲージ、85ft(?)のラウンジカーです。このラウンジカーは編成の中ほどに組み込まれるタイプで、いわゆる、observation carではありません。

本文記事もUP SD70M、アサーンジェネシスのディテールUP(MR)や、HOn30のミニレイアウト記事(RMC)などなど。

今月の両誌は飽きません。



[414] 内野日出男さんのNP_A-2 yardbird/岸本 2002/03/13 12:51:21

メルマガVol97にて、編集長が本件につきまして仰っていましたが、内野さんのNP A-2の製作記事はTMSの77/05、06に詳しく出ています。当時は中学生のため、記事内容が理解できませんでしたが、イコライザーの動作原理など、非常にためになります。SLの真鍮系製作者にはバイブルとでも言えるのではないでしょうか。



[415] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 栗生弘太郎 2002/03/13 21:04:45

yardbird/岸本さん、御指摘をありがとうございました。私も「確か……」と思って探したのですが、見つかりませんでした。70年代だったとは全く意外で、ついこの間の様な気がしていました。

内野氏の米国型蒸機作品はその後、トレイン誌の記事に拠ればC&Oの2-6-6-6、MM誌ではDM&IRの2-8-8-4と続いているようです。



[416] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 山田豊 2002/03/14 20:13:37

> 内野氏の米国型蒸機作品はその後、トレイン誌の記事に拠ればC&Oの2-6-6-6、MM誌ではDM&IRの2-8-8-4と続いているようです。

私はTMSの記事しか知らないのですが、「とれいん」に掲載された記事は製作記だったのでしょうか?何ページぐらい割かれていたのでしょうか?教えてください。



[417] D&RGW_K-27 yardbird/岸本 2002/03/15 02:38:16

自己レスで、申し訳ありません。
メインラインモデラー誌を読んだところ、かの、名作と言われるKodama-PFMのOn3 D&RGWのK-27のパイロットモデルも内野さんの作とか。その昔、トレイン誌にPFMの製品が紹介されており、松屋の裏にあった、ナカヤマモデル?にも1両ありました。

すごい人は、何を作ってもすごいのですねぇ。



[418] Re: 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/15 18:42:53

yardbird/岸本さん、こんにちは。

資料提供の件、早速ご返事頂きましてありがとうございます。

差し支えなければ、コピーをご提供頂けないでしょうか。
受け渡し等の段取りをどのようにすればよろしいですか。
岸本さんのご都合の良い方法をお教え下さい。

よろしくお願いします。



[419] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 内野日出男 2002/03/17 11:11:30

山田豊 さん wrote:
> > 内野氏の米国型蒸機作品はその後、トレイン誌の記事に拠ればC&Oの2-6-6-6、MM誌ではDM&IRの2-8-8-4と続いているようです。
> 私はTMSの記事しか知らないのですが、「とれいん」に掲載された記事は製作記だったのでしょうか?何ページぐらい割かれていたのでしょうか?教えてください。

質問の件 トレイン誌には他に日本型ですが(1975.5にEF58) (1976.2にD51) TMSには(1983.8〜9に北炭16号ボールドウイン)
RMM誌には(1997.3 銚子電鉄 アルゲマイネ) MM誌には(1984.2 DM&IR のカブース)が載っています。



[420] Re: 内野氏のNP_A-2 大東孝司 2002/03/17 11:51:26

先週届いたMainline Modelerで内野氏のA-2を見て久しぶりにお会いしようと昨日16日に牛久市郊外の内野氏宅を訪ねました。このBBSで話題になっていることはご存知ではなく、ご希望により早速メルマガ購読の手続きをさせて頂きましたので、いずれご本人からの投稿が期待されます。
M M誌にもありましたように、氏はDM&IRの2-8-8-4を膨大な写真資料を基に細部の仕上げに掛かっていらっしゃいました。
このBBSにありましたアレゲニーは、とれいん誌の間違いです。とれいん269号、1997年5月号に写真が写っていますが、それはアレゲニーではなく2-8-8-4であることは明白です。その記事にも紹介されているお隣の田代勝氏もお越し戴き楽しい会話が弾みました。
カツミのO,OJの細密機はほとんど内野氏の設計によるものです。コダマのK-27も、もとは氏のスクラッチビルトを見た児玉氏(実は2人の児玉氏がいらっしゃるそうで、もう一人の方はSNCFのミカドの作者だそうです。)が商品化されたそうです。この児玉氏はTomalcoのロッグカーなどを作ってらしたそうですがK-27が出世作となりました。

内野氏の交友関係は非常に広く、アメリカのエアラインパイロットのモデラーを介してPFMと、そしてHundman氏とも非常に親しくなられたそうです。ちなみにハンドマンという発音は間違いで「ハンマン」というのが正しいと強調されていました。
正統派クラフツマンの手法をもっと世の中に広めるためにも、内野氏の発表記事がより多く発表されることを期待したいですね。



[421] Re: 内野日出男さんのNP_A-2 山田豊 2002/03/17 15:15:51

ご本人に直接お答えいただけるとは、思ってもみませんでした。驚きました。ありがとうございました。 ご紹介いただいた模型の記事は、すべて読みました。
ただ、とれいん誌の269号の2-8‐8‐4だけは残念ながら気付かずに見逃しました。これはいちど探してみようと思います。

私はOスケールでアメリカ型の蒸機を触ろうとしているのですが、トラックゲージとホイールゲージが一致しているような、もともと走らない模型を相手にするのですから大変です。そのうえ、イコライザー可動、コースティングギア化、できればラジアスロッドも可動にしたいなぁなどと夢を膨らませていると、メチャクチャ楽しいけれども、工作台の前では固まってしまって大変です。

内野さんのTMSでのNPのA2製作記事はスクラッチビルドなだけに、そのすべてが大変参考になります。
20年程前をピークに、模型誌の誌上でのクラフツマンの製作記事はすくなくなってきました。内野さんやお仲間の製作記事はそんな状況の中で、とても貴重です。
これからのご活躍を期待します。



[424] Re: 内野氏のNP_A-2 内野日出男 2002/03/18 12:08:04

大東 孝司さんへ
早速我が家の訪問記を掲載して頂き有難うございます。当日は遠路遥々おいで下さり大変楽しいひと時を過ごす事ができました。
また、Oゲージに付いてもいろいろお教え頂きました。大変知識の多いのに驚いています。以前TMSでコースティングギヤーの事は拝見したと思っていましたがMR誌 Nov、1985に大東さんが発表していたのは知りませんで失礼しました。あるメーカーでは自社で考案したかのように商品化しています。とんでもないことです。

私も大昔にカーブ上で伸びるドローバーを考案して自分の機関車に使っていましたが、それを見たメーカーがいつのまにか似たような物を商品化していました。模型メーカーはその点非常に無神経だと思います。

話が後になりましたがインターネットのこのコーナーの事を教えて頂き有難うございます。また、おいで下さるのを楽しみにしています。



[426] 鉄道車輌辞典について 大東孝司 2002/03/18 18:42:08

メルマガ・アメリカ型鉄道模型情報vol.100で栗生氏が述べておられるロコ・サイクロ、カー・ロコ・サイクロについてお知らせします。

アメリカのちょっと古い大学の工学部図書館に行くと、それこそ全部そろっています。年度の目星をつけて出かけると比較的容易に調べることができます。分厚い本なのでコピーを頼むと、場合によっては本が傷むといって拒否されることもあるかも知れませんが、多分大丈夫です。

栗生さんは84年版をお持ちなのですね。私も何冊か持っていますのでお互いに必要ページを融通できると良いと思います。これを機会にこのBBSで登録しておけば共通の財産として活用できます。いかがでしょう。
私のロコ・サイクロは30年版(復刻)、41年版です。後者はカルンバックの復刻ではなくオリジナルです。 カー・ビルダーズ・サイクロは40年版(復刻)と49,51年版です。後者は2つの年度が合冊になっています。スムーズ・サイドの客車、台車がたくさん載っています。
カー・ロコ・サイクロになってからは70年版と80年版があります。前者には栗生さんのお好きなBNの写真がたくさんあります。
皆さんのお持ちのをお知らせください。

通信販売の価格は高い割にタマ数が少なく評価できません。友達がアメリカにいれば頼んでおくとコンヴェンションに店を出している本屋などで割合簡単に買ってもらえるでしょう。相場としては戦後版で250ドルぐらい、70年以降でしたら100ドル以下でしょう。
私は頻繁にアメリカに行きますのでもしご希望の年次があれば買ってきます。重いので向こうからの送料は負担してください。



[427] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く yardbird/岸本 2002/03/21 01:03:24

日本の鉄道模型産業(?)の生い立ちからして、アマチュア的なものから出発した事を考えると、知的所有権に対する認識は薄いのかもしれません。また、某老舗の社長が「紳士協定云々」と本当に発言したなら、正に言語道断でしょう。(昔のカワイの広告には実用新案xxxxxと謳ってありましたし、天賞堂のライトもそうだったと思います)

さて、本件についてですが、もし内野さんが、件のドローバーをつけたモデルを雑誌等に発表されていた場合、次の手が考えられます。

1)ドローバーの機構・構造まで説明した場合
雑誌等で公知となっていますので、某メーカーの特許は無効です。また、内野さんが申請しましても特許は成立しません。
(大東さんのコースティングも同様です)

2)詳細は説明していないが、先に発明した事が明らかな時
米国での特許は成立します。成立後、日本の特許無効の申立、及び、某メーカーに対する特許侵害による損害賠償請求が出来るのでは、と考えます。

残念なことに、日本ではNMRAのような機関・団体がないのですが、そういった団体が、アマチュアからの特許・実用新案などを権利化してくれると嬉しいのですが。



[428] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く yardbird/岸本 2002/03/21 01:24:13

ある、Webサイトの記事で

Samhonsaの元社員が、模型のデータを盗み出し、競合メーカー
に渡していた事が発覚したようです。その競合メーカーの名は伏せられていましたが、関与が取り沙汰されておりまた、その盗用データをもとに製品化された模型が米国への輸出直前に韓国当局によって、差し押さえられたとの事です。

少なくとも、かの地の模型産業が、ちゃんとした産業として認知されており、知的所有権の認識度合いを見ても日本のこの分野は遅れているなぁ、と思った次第です。



[429] Re: 資料提供のお願い yardbird/岸本 2002/03/21 01:29:05

私用レスですみません。

河上さん、レス遅くなりすみません

方法としましては、ハードコピーを郵送するのとスキャンしてメールに添付する方法がありますがどちらがよろしいですか?
また、同年の8月号にMilwのSide-Ribbed Boxcarの記事がありましたが、併せてお送りしましょうか?



[430] レール・パワー社がHPを立ち上げ 栗生弘太郎 2002/03/21 21:38:57

ディーゼル機のボディシェルを各種発売しているRail Power Productsが、自社のホームページを発足させました。 http://www.railpowerproducts.com/ です。
この中の製品カタログは写真付きですけれど、出荷製品そのものの姿ではなくて、塗装してパーツを取り付けた完成見本ですから、くれぐれも騙されないようにお願いいたします。 (^^; おまけにこの写真、全て少しピンボケという手の込みようです。
なお、各誌に登場した記事における同社製品の一覧表は、加工を目指す方々の参考になることだと存じます。



[431] カトーがSD90の詳細を発表 栗生弘太郎 2002/03/21 21:40:23

多くの方が待っていたカトーHOスケールのSD80/90MACですが、カトーUSAのHPでやっとその詳細が発表となりました。 http://www.katousa.com/ です。
ただ、カラーリングを示す側面イラストが出ているだけで、モデル自体は未だ未だですが、フルラインナップのようですから、不足はないことでしょう。唯一の心配は値段だけで、日本で2万円を切るか切らないか、微妙なところだと思います。



[432] Re: 知的財産権の意識欠如_を嘆く 大東孝司 2002/03/21 21:57:45

当時私も特許法の勉強をしまして、日米の雑誌に乗せれば公知の事実として誰も特許を取れないようになることを目的として載せたのです。この辺のいきさつはこのBBSのBACKNUMBER#338に書きました。

> 残念なことに、日本ではNMRAのような機関・団体がないのですが
> そういった団体が、アマチュアからの特許・実用新案などを
> 権利化してくれると嬉しいのですが。

本当にそうですね。私はこの事件の後日本の模型界がいやになり、ほとんど交際を絶ってしまいました。その後しばらく外国にいたのでほとんど忘れ去られた人になってしまいました。このサイトができた頃、半年ぐらいただ眺めているだけでしたが、一念発起して今年の正月から書き始めました。
私の発言が契機になっていくつかの小さい事件がありましたが、社会の趨勢として知的所有権、知的財産権は保護される方向にあることは誰も否定できないのです。そういう意味でもこの場をお借りして問題提起をしています。
岸本さん早速のレス有難うございました。



[433] 過去ログは? yardbird/岸本 2002/03/22 00:53:28

ちょっとお伺いしたいのですが、本掲示板の過去ログを見る方法はあるのでしょうか?可能ならば方法をご教示いただきたく、お願いいたします。



[434] 知的財産権の意識欠如_を嘆く〈[425]の改訂版〉 大東孝司 2002/03/22 11:34:33

> 内野日出男 さん wrote:
> > 以前TMSでコースティングギヤーの事は拝見したと思っていましたがMR誌 Nov、1985に大東さんが発表していたのは知りませんで
> > 失礼しました。あるメーカーでは自社で考案したかのように商品化しています。とんでもないことです。

日本で発表したのはとれいん誌上です。

> > 私も大昔にカーブ上で伸びるドローバーを考案して自分の機関車に使っていましたが、それを見たメーカーがいつのまにか似たような物を商品化していました。模型メーカーはその点非常に無神経だと思います。
>
全くそのとおりですね。このようなことを許していると、日本の模型業界はますますだめになりますね。私も他にいくつか腹の立つことがありまして、実名を出して 公表しなければならないと思うようになりました。以前その社長は私の抗議に対し、「日本の模型界ではこのような新発明に対して特許を申請しないという紳士協定的なものがある」という極めて不思議な言い訳をしました。いまだに意味がわかりません。

> > 話が後になりましたがインターネットのこのコーナーの事を教えて頂き有難うございます。また、おいで下さるのを楽しみにしています。

内野さんも、未完成ではありますが私のDCC化レイアウトにお越しいただけるよう、お待ち申し上げております。



[435] プライマーとは 大東孝司 2002/03/22 13:31:18

アメリカ型鉄道模型情報メルマガVol.102に栗生氏が金属用プライマーとは何かと解説を求めていらっしゃいますので、簡単に解説したいところですが,簡単な話ではないのです。
表面のきずによって食いつきを良くする事(投錨効果と呼んでいた)ができそうに思いますが,これは実験により効果が否定されています。塗装と接着は全く同じ概念です。母材と塗料あるいは接着剤は分子間力という力によってくっついているのです。分子間力は電気的な力であり、イオン間の力があればそちらのほうが遥かに強くなります。
たとえば、生ゴムに硫黄を混ぜ加熱する加硫というプロセスによりゴムを強くするのですが、そのとき磨いた銅の棒を入れて加熱すると銅とゴムとの間に異常な接着力が生じることが,昔から知られています。
ここでは、【銅】…イオン結合…【硫黄】…共有結合…【ゴム】という経路で力が伝達され、はがれなくなります。

これと同じ事ができればはがれない塗膜になります。塗料側に金属を酸化し陽イオンにする何か(酸化剤)が入っていれば金属と塗料側をイオン結合させることができます。しかし酸化剤は塗料のビヒクル(ラッカーで言えばクリヤー・ラッカー)と反応する可能性があるので長期の保存はできないはずです。2液性になっているのは使う直前までビヒクルと接触させないためです。1液型のものは寿命が短いはずです。常温でたなざらしになっていたようなものには効果は期待できません。

お尋ねのエッチングとは,酸化により金属表面を溶かす操作ですが,塗装しただけでは目に見える変化は無いでしょう。真鍮は屋外に置いてやや錆びた状態のほうがよく付くのはこのためです。洋白はニッケルを含むので錆びにくく困難でしょう。どちらにしても脱脂が大切です。

亜鉛にはややこしい理屈があり,塗装が難しい素材です。ダイキャスト製品には脱脂してラッカー系塗料を塗るのが最も楽な方法です。油脂系塗料(亜麻仁油をベースにした塗料で模型に使う人は稀です)にはなじみが悪いことが分かっています。

プラスチックのプライマ−は,すべて個別の理由がありここでお話するべき内容ではありません。

シールは,本来多孔質の材料に塗る吸い込み防止材であり,金属工作物には無縁のものです。

かなり専門的な説明になりましたがこれ以上簡単にはなりませんのでご容赦を。



[436] Re: 過去ログは? 栗生弘太郎 2002/03/22 21:16:37

yardbird/岸本さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。

さて、このBBS掲示板にいただいた御発言ですが、100数十発言を越えたものは片っ端から消えていくという仕組みになっていて、せっかく発言していただいたものが、私たちの財産として残らないという状況にあります。

そこで、それらを http://kkworks.hoops.ne.jp/ に吸い上げて、ご覧いただけるようにしています。

ただ、この事実に気付くのが遅れ、残念ながら19番までの貴重な発言が題名だけしか記録出来ていません。



[437] Re: プライマーとは 栗生弘太郎 2002/03/22 21:22:05

大東孝司 さん、いつも詳細で分かり易い解説をありがとうございます。これで、種々の謎が解明できました。ステンレスが塗装し難いことも納得できます。昔、学校でファンデルワース力とかを習ったことが懐かしく思い出されました σ(^^)



[438] 続_プライマーとは 大東孝司 2002/03/22 21:58:59

そのとおりです。ステンレスの説明を忘れていたことに気が付き,いずれまたの機会にと思っていましたがご明察のとおりです。アルミニウムも難しいのですが,最近のプライマ−は極めて高性能のものがあります。航空機の塗装に使うものはすばらしいのですが,塗膜の厚さが問題だそうです。先ほど調べた資料によりますと,最近は亜鉛にも有効なプライマーが多いようです。2液形のものはOKのようです。訂正しておきます。

分子間力はご指摘のファンデルワールス力を含みます。接着材はさらにもうひとつの分子間力の水素結合を参加させる場合があります。これはイオン結合とファンデルワールス力の中間の力があり,強力な接着力を発揮します。

エッチング・プライマ−を塗ったらある程度の高温にすると化学反応が良く進んでよりよい結果が出ます。私は120℃で30分ベークしてます。



[439] タミヤの新製品は 西橋雅之 2002/03/22 23:47:09

大東孝司さんの専門的な解説のあとでなんですが、プラスティックと金属が混在している模型用のエッチングプライマーが、プラモデル界の帝王タミヤより来週発売予定になっています。

最近のプラモデルは金属パーツの使用機会が増えている事から開発されたのではないかと思いますが、鉄道模型、特にアメリカ型では昔からの素材の組み合わせですね。
ちょうどアサーンのP42ジェネシスの床下をDWのパーツでディティールアップしたところで、ダイキャストとプラとホワイトメタルの混在個所なので、この新製品がうってつけのプライマーかと期待して塗装を遅らせていたのですが、大東さんの解説から判断する限り、この3種にまとめて適したプライマーはなさそうですね。
はたしてタミヤの新製品のプライマーは本当に画期的な製品なのか楽しみです。



[440] 汚しについての質問 TAKE 2002/03/23 01:29:18

どうも初めまして、TAKEと申すものです。
知り合いにHOゲージの汚し塗装を頼まれたのですが鉄道模型系は塗装したことがなく、途方に暮れネット上を調べていたのですが、有益な情報を手にすることが出来ず困っています。どういった手法をもって施工すればいいのか、ぜひ御教授願いたいのですが、お願いいたします。
車両は、サザン・パシフィックというアメリカの機関車のようなのですが・・・。



[441] Re: 汚しについての質問 栗生弘太郎 2002/03/23 09:24:05

TAKEさん、ようこそ

“汚し”のことをモデラー用語で“Weathering”と書き、カタカナでは“ウエザリング”または“ウェザリング”と表記されています。これらの単語で http://www.google.co.jp/ なり http://www.yahoo.co.jp/ なりで検索を掛けていただくと、御希望の情報が得られるものと存じます。

なお、鉄道車両の汚れ方は、その型式、走っている路線と使われ方、または季節によっても変わってきますから、実物の写真を、特にカラーで集めることが必須だと思います。企画されている機関車の名前やシチュエーションなんかを御披露いただくと、皆さんから実物や実例の情報をいただけるはずです。

また、アメリカ型の鉄道模型に対する技法の参考書としては、モデル・レールローダー誌を発行しているカームバック社の“Painting and Weathering Railroad Models”をお薦めします。多分、銀座・天賞堂、巣鴨・さかつう、灘・ろっこう、豊中・イチフジ辺りに置いてあると思います。
当BBSでも発言番号397や399に御発言がありますが、こちらの手法は若干イレギュラです (^。^)

ところで私自身は、職業柄、ウェザリングに全く興味がありません。唯一、悩んでいるのは、セコハン貨車をBN車番に書き換えるモデリングの場合ですね (;^_^A



[442] Re: 資料提供のお願い 河上賢治 2002/03/24 21:56:43

みなさん、私用レスで申し訳ありません。

yardbird/岸本 さん、返事が遅くなりまして申し訳ありません。

資料を提供して頂く方法について、メールへの添付でお願い出来ないでしょうか。
不都合な点があれば、何なりとおっしゃって下さい。
また、Side-Ribbed Boxcarの記事について、差し支えが無ければ併せてお願いします。
面倒なことをお願いして申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます。



[443] Re: F7についてもう少し教えてください。 山田豊 2002/03/26 12:25:42

檜山和明 さん wrote:
> ペンシルバニア州アルトゥーナから西へ向かって山越えする難所にある馬蹄型のカーブです。単に「ザ・カーブ」とよんだりもします。

ペンシーのF3やF7には連結器にカバーがかけられている車輌がよく写真集に出てきますが、それらは補機専用の峠の東向き車輌ということになるのでしょうか?

機関車の向きとナンバーに約束事はあるのでしょうか?

また3両と4両の編成があるのですが、それぞれ固定編成のようになっていたのでしょうか?

よろしければまた教えてください。



[444] Re: F7についてもう少し教えてください(1) 檜山和明 2002/03/27 07:40:41

山田さん、皆さんこんにちは。

先ずお詫びから。先日「新製したF-Unitの半分近くをヘルパーサービスにアサイン」と書き込みましたが、これはもっと少ないようでした。詳しい数はよく調査して別の機会にカキコしたいとおもいます。

山田豊 さん wrote:
> ペンシーのF3やF7には連結器にカバーがかけられている車輌がよく写真集に出てきますが、それらは補機専用の峠の東向き車輌ということになるのでしょうか?

そんなことはありません。
この連結器カバー(Coupler shrous)はPRRすべてのF-Unitが新製時に装備したようです。1947年製造のF3は言うに及ばず1952年製造のF9と同じボディーを持つF7最新型、さらにFP7でも装備していた写真が本に出ています。
私が持っている本を昨晩から見ていたのですが、装備している写真で撮影日が一番新しいのは1956年でした。逆に撤去してしまった(改造された)パイロットの写真で一番古いのは1955年でした。
たぶん連結器カバーを装備して格好良く登場してみたものの、使い勝手が悪かったのだともいます。開けっ放しで列車の先頭に立っている写真もたくさん有るということは、開閉がスムーズではないなどの理由で面倒だったのではないでしょうか? いっそ取っちゃえということだったのでしょうね。

大好きなPRRのF-Unitを書き出すと長くなってしまいますので続は別便にします。では、失礼します。



[445] Re: F7についてもう少し教えてください(2) 檜山和明 2002/03/27 07:47:01

続いて失礼します。

山田豊 さん wrote:
> 機関車の向きとナンバーに約束事はあるのでしょうか?

これは良く判りませんが無いと思います。PRRのディーゼル機関車は日本のと違って基本的に片運転台(ロードスイッチャ-でも前は決まっている)なので折り返し時に転向することは普通です。ターンテーブルよりは3角線で転向するのが普通ですから、A+BのFユニットでもそのまま向きを変えてしまいます。

例えば1950年代に西行きの列車が「ホースシューカーブ」をアルトゥーナ側から登って行って頂上のトンネルを抜けると、東行きと西行きの線路の間がぐるっと回って戻ってくるような配線になっています。そこにはアルトゥーナへ帰る補機のために給油と給水の設備があったりします。Kalmbach刊行のHert of The Pennsylvania Railroadという本の88ページには補機運用を終えたK4が単機で東側勾配を戻ってくる写真が出ていますが、これなどは上記の三角線でグルッと回って向きを変えて戻ってきたのだと思います。F-Unitのヘルパーも同じだと思います。

もう一丁続きます。



[446] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/27 07:54:11

第3弾@これで終わりです。

> 山田豊 さん wrote:
> また3両と4両の編成があるのですが、それぞれ固定編成のようになっていたのでしょうか?

配置当初はなかば固定編成のように運用されていたと思います。というのはF3が製造された当初はディーゼル機関車自体が少なかったので、それぞれ組になって走るしかなかったからです。ただしF3の連結器が中間ドロバーだったかは知りませんが、たぶん部通の連結器ではなかったかと思います。

PRRではディーゼル機関車を購入した当初は、システム全体で貨物列車の先頭に立つには6000馬力(1500x4=ABBA)必要だと考えていたようです。それで最初のF3は基本的にA+BのセットでAB同数で購入しました。ところが1948年に見直しがあって、3000-4500馬力で良いと言うことになり、それ以降はAユニットの方を多く購入しています。

PRRでは1960年代になるとさまざまな機関車を混ぜて使い出します。つまり1950年代にはF-Unitだけ、GP9だけ、C-Linerだけと同種の機関車のみ連結して使っていました。ですからF-Unitの写真を見るとあたかも固定編成のように見えるのだと思います。1960年代になるとEMDもALCOもGEも、1stジェネレーションも2ndジェネレーションもごっちゃ混ぜに使うようになってしまいます。

山田さんのご質問の内容は少し前に私自身が疑問に思ったことに似ています。お返事を書くために改めて本を眺めていますので勉強になりました。乏しい読解力で英語を読んでいますので間違いもあろうかと思います。間違いにお気づきの方はどうぞご指摘下さいますようお願い申し上げます。
では、失礼します。



[447] Re: F7についてもう少し教えてください(1) 山田豊 2002/03/27 12:15:26

皆さんこんにちは。
檜山和明 さん いつも丁寧に教えていただきありがとうございます。感謝しております。

> 1947年製造のF3は言うに及ばず1952年製造のF9と同じボディーを持つF7最新型、さらにFP7でも装備していた写真が本に出ています。

F3とF7は確認しましたが、FP7までカバーがついているとは気がつきませんでした。FP同様にEのシリーズでも同じカバーがついているので、カバーは補機専用の装備ではないことがわかりました。
また補機の転向も説明を理解できました。手持ちのビデオにセンティピードの補機が峠を行ったり来たりするシーンを繰り返す部分があり、アンテナのついている側が西を向いたり東を向いたりすれば、檜山さんの説明が正しいことを確認できると思います。 一度確かめてみます。
桧山さんのような熱心なペンシーファンがこのBBSにいて本当に助かります。
ありがとうございました。



[448] Re: F7についてもう少し教えてください(2) 山田豊 2002/03/27 16:19:40

> 檜山和明 さん wrote:
>新製したF-Unitの半分近くをヘルパーサービスにアサイン」と書き込みましたが、これはもっと少ないようでした。詳しい数はよく調査して別の機会にカキコしたいとおもいます。

私の手元にはこの疑問に対してズバリ答えを出せるほどの資料はありませんが、モーニングサン社の「ペンシー、ディーゼル、パワー1]の巻末の資料にF3の社内形式番号?がEF15とEF15aの2種類あることに気がつきました。 友人から借りている「F−UNITS」という本にはヘルパーサービスの車輌は50mph Gearing と書かれていて後にギア比を変更して普通の運用についたように書かれています。あるいはこの辺りに糸口があるのではないかと思いました。 答えが出たらまた教えてください。

因みに私はこの「F−UNITS」に出てくる1947年に投入直後のF3の編成がとても気に入りました。(No.9501) 栗生さんの「Fユニットの見分け方」でF3 PH2 Earlyに属するボディにストレートなスカート(もちろん連結器カバーつき)、小さなナンバーボードに双方向無線アンテナを立てた まさに「ペンシーファンで良かった!!」と唸らせる逸品です。これを模型化したらカッコイイだろうなぁ



[449] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 山田豊 2002/03/27 18:17:20

発言番号448のレスに モーニングサン社の「ペンシー、ディーゼル、パワー1]の巻末の資料にF3の社内形式番号?がEF15とEF15aの2種類と書いてしまいましたが、もうひとつEH15というのが混ざっていました。

前述の巻末資料が読みにくいので間違っているかもしれませんが、該当する機番は9518AB、9519B、9528Bの4輌と、9542A-9545Aと9540B-9545Bの10輌が1948年製、9546A-9567A、9546B-9555Bの32輌が1949年製です。A27輌、B19輌の陣容でした。

同誌78ページに「PRR was so enthralled with the F7 that it had 9548 and most of the other F3's that it had acquired as EH15's for helper service in 1948-49,regeared and rebuilt to F7 standards just before this photo was taken.」とあり、正確に訳すことは出来ませんが、これら46輌がヘルパーサービス専用機だったようです。その後それらはEF15とEF15aに改造されるようですが、これがまた新しい謎でして、どう違うのかわかりません。
私のお気に入りの1947年型はEF15型で、一般用の機関車のようなので、これは好都合になってきました。

英語を正確に訳せないので、皆さんのお力をお借りしなければなりませんが、間違っていたら教えてください。お願いします。



[450] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/28 08:49:54

皆さんおはようございます。

山田豊 さん wrote:
> [448]のレスに モーニングサン社の「ペンシー、ディーゼル、パワー1]の巻末の資料にF3の社内形式番号?がEF15とEF15aの2種類と書いてしまいましたが、もうひとつEH15というのが混ざっていました。

この辺の形式名の変遷がいまいちはっきりしないのですが・・。
ややこしいのでちょっと整理してみます。

先ず、1951年までに製造されたF3、F7は登場時の形式はEF4又はEF3であったこと。これはE=Electro-Motive,F=Freight,4=ABBA,3=ABAという意味です。つまり編成単位の形式名ということになりますね。ロードサービスとヘルパーサービスを区別していないことになります。おまけに後々にABBA>ABAへの組換えも行われているようです。

次に1951年に形式名が以下の3形式に変わります。
EF15(Electro-Motive,Freight,1500馬力)=62:15の普通のギア比のF3。
EF15a=F3のph4の内、新型のD27Eトラクションモーターと強化配線を持つもの(すなわちいわゆるF5か?)とF7。
EH15=65:15のロースピードギアをもつF3とF7。

ややこしいのは登場時にはEF4 or EF3だったので私の本のF3一覧表からはどれがヘルパーサビスだったのか区別できません。
私の本のF3一覧表にはFinal PRR classというのも出ているのですが、ここでEH15となっているのは9681Aだけです。
このFirst PRR classとFinal PRR classの間でEF4(または3)>EH15>EF15a(またはFE15)となったF3が有るということですね。

それらが山田さんがお書きになった
> 該当する機番は9518AB、9519B、9528Bの4輌と、9542A-9545Aと9540B-9545Bの10輌が1948年製、9546A-9567A、9546B-9555Bの32輌が1949年製です。A27輌、B19輌の陣容でした。

なのでしょうね。

私の本には1949年7月1日の時点で39両のF3がヘルパーサービスにアサインされていたという記述があるので、1輌違いで合っています。上記の番号でよろしいのではないでしょうか。

> 同誌78ページに「PRR was so enthralled with the F7 that it had 9548 and most of the other F3's that it had acquired as EH15's for helper service in 1948-49,regeared and rebuilt to F7 standards just before this photo was taken.」

このキャプションが付いた写真に写っているのは9548Aなのでしょうか?また撮影日は何時でしょうか?

> 私のお気に入りの1947年型はEF15型で、一般用の機関車のようなので、これは好都合になってきました。

良かったですね(^^)
私が持っているHOプラ製品のF3はKATOもP1Kもナンバーボードが大型でフライトパイロットが付いています。私も1947年製のF3が好ましいので改造せねばなりません。

山田さんのお陰様で私自身が思い違いをしていた部分がかなり有る事が分りました。また何か判りましたらお教えくださるようお願い申し上げます。



[451] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/28 13:31:13

すみません。
勘定間違っていました。(恥)

> > 該当する機番は9518AB、9519B、9528Bの4輌と、9542A-9545Aと9540B-9545Bの10輌が1948年製、9546A-9567A、9546B-9555Bの32輌が1949年製です。A27輌、B19輌の陣容でした。
>
全部で46輛ですね。

私の本のFinal PRR classでEF15aなのは9546A-9555Aの10輛と9680A-9689Aの10輛と後年改造になった9519Aと9563Aの合計22輛でした。

それとすっかり忘れていましたが、モデルレイルローディングの2001/10には1/29でPRRのF3(EH15)を作る記事と実物解説が出ています。これから良く読んでみようと思います。

では、失礼します。



[452] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 山田豊 2002/03/28 16:59:44

皆さん今日は。ペンシーファンだけで盛り上がっちゃってすみません。
まず先日のF3のヘルパー仕様になっている分の機番に誤りがありました。正しくは

> 該当する機番は9518AB、9519B、9528Bの4輌と、9542A-9545Aと9540B-9545Bの10輌が1948年製、9546AB-9555ABの20輌と9680A-9699Aの20輌が1949年製です。A35輌、B19輌の陣容

でした。
またF7のヘルパー仕様は9652A-9655A、9652B、9654Bの6輌です。合計60輌です。

檜山和明 さん wrote:
> 次に1951年に形式名が以下の3形式に変わります。
> EF15(Electro-Motive,Freight,1500馬力)=62:15の普通のギア比のF3。
> EF15a=F3のph4の内、新型のD27Eトラクションモーターと強化配線を持つもの(すなわち、いわゆるF5か?)とF7。
> EH15=65:15のロースピードギアをもつF3とF7。

つまりF7と同等の性能のものはEF15aとなるわけですね。

今度は「ペンシーパワーV」をひっぱり出して見ていました。339ぺージの表にはEF15=F3A+F3B、EF15a=F7A+F7Bのような記述で欄外に43 F3 units and 21 F7 units later changed to class EH15 in helper service.とありました。合計64輌で4輌増えていますが何よりF7の数が違いすぎます。F5?分をF7に入れたのでしょうか?(9680A-9699Aの20輌は番号が大きく跳んでいるのでチョッと怪しい。)私にはこの辺りが限界のようです。檜山さんの調査を待ちます。(EF15のEはEMDのEです。)

> このキャプションが付いた写真に写っているのは9548Aなのでしょうか?また撮影日は何時でしょうか?
>
9548の3両編成がカーブ上で写っています。1953年9月11日撮影です。

> 私が持っているHOプラ製品のF3はKATOもP1Kもナンバーボードが大型でフライトパイロットが付いています。私も1947年製のF3が好ましいので改造せねばなりません。

1947年にはセンティピードも竣工しています。Q2は1945年まで、T1も前年まで新製していましたし、フルカバーのS1も同じ鉄路の上にいました。1947年製のF3は補機としてカーブに閉じ込められることなく、そんな連中の間を堂々と走り抜けたことでしょう。 嗚呼 ペンシーファンで良かった!!
檜山さんのF3も綺麗な模型に仕上がると良いですね。



[453] Re: F7についてもう少し教えてください(3) 檜山和明 2002/03/29 21:03:44

みなさんこんばんは。

山田豊 さん wrote:
> > 皆さん今日は。ペンシーファンだけで盛り上がっちゃってすみません。
同じくです。m(_ _)m

> > まず先日のF3のヘルパー仕様になっている分の機番に誤りがありました。正しくは
> > 該当する機番は9518AB、9519B、9528Bの4輌と、9542A-9545Aと9540B-9545Bの10輌が1948年製、9546AB-9555ABの20輌と9680A-9699Aの20輌が1949年製です。A35輌、B19輌の陣容でした。
> > またF7のヘルパー仕様は9652A-9655A、9652B、9654Bの6輌です。合計60輌です。

また増えちゃいましたね。(^^; 毎日英語と数字と格闘しているので私の頭はオーバーヒート状態です。

ところで、模型に、メインラインで貨物列車の先頭に立つF-Unitの番号を付けたいわけですから、ここに上がった以外の機番を付ければ良いということも言えるわけですね。(ってヘルパー調べからの逃避だったりして・・・)

> つまりF7と同等の性能のものはEF15aとなるわけですね。

そういうことですね。発電機以外は同じ訳ですから。
EF15とEF15aの違いも出力(馬力)は同じでもHigher continuous tractive effort ratingということですものね。(なんと訳せば良いのやら・・・高連続牽引力値??)

> 私にはこの辺りが限界のようです。檜山さんの調査を待ちます。

私にもう少し英語力があれば読んでいるだけのアメリカのML「PRR-TALK」で質問してみるのですが・・・ダメですね。

> >EF15(Electro-Motive,Freight,1500馬力)
>(EF15のEはEMDのEです。)

EF15のEの「EMD」はElectro-Motive-Divisionのことです。

> > このキャプションが付いた写真に写っているのは9548Aなのでしょうか?また撮影日は何時でしょうか?
> 9548の3両編成がカーブ上で写っています。1953年9月11日撮影です。

1953年ですか、ますます解んなくなってきました。先のキャプションは「PRRがEH15sとして1948-49にヘルパーサービスで入線した9548と他のF3のほとんどがリギアー、リビルドされてF7スタンダードになった」という意味ではないかと思うのです。
私の本には残念ながら9548の写真は出ていないのですが、1958年に撮られた9549や9546にはヘルパーの標識が付いていますので、1952年にヘルパーサービスから外れたとは考えにくいです

**そういえば肝心なことを忘れていました。
1950年代にヘルパーにアサインされたF-Unitにはキャブドアにヘルパーを示すストライプが付いています。車体のシングル・ストライプと同じ幅の線がシングル・ストライプの14インチ上のキャブドアおよび後部ドアに書いてあります。ブースターも同じです。写真で見つけてみてください。
私見ですがこの標識は「ヘルパーにアサイン」というよりは「ローギアード」を示すものかもしれません。

> 1947年製のF3は補機としてカーブに閉じ込められることなく、そんな連中の間を堂々と走り抜けたことでしょう。

エノーラヤードに配属されてシカゴやセントルイスへの貨物列車の先頭に立って働いたのですね。

Pennsylvania Railroad Diesel Locomotive Pictorial : Vol.6を読んでいたらこんなことも書いてありました。「Initialy used only in helper service, these F3s soon found employment working various coal branches in eastern pennsylvania, as well as runs on secondary lines, as the economies of dieselization were quickly being rearized.」ということだそうです。私の好きなペンシルバニア州東部の産炭地で仕事したF-Unitたちは実はヘルパーさんたちだったのですね。

> 嗚呼 ペンシーファンで良かった!!

ほんと、良かったです!!
ではまた。



[455] Re: F7についてもう少し教えてください 山田豊 2002/03/30 12:04:10

みなさんこんにちは

> 模型にメインラインで貨物列車の先頭に立つF-Unitの番号を付けたいわけですから、ここに上がった以外の機番を付ければ良いということも言えるわけですね。

Fのヘルパーの番号調べはもう十分だと思います。決定的な資料が出てきたらまた教えてください。

> 1950年代にヘルパーにアサインされたF-Unitにはキャブドアにヘルパーを示すストライプが付いています。車体のシングル・ストライプと同じ幅の線がシングル・ストライプの14インチ上のキャブドアおよび後部ドアに書いてあります。ブースターも同じです。写真で見つけてみてください。

このストライプは気がつきませんでした。「PENNSY Diesel YEARS 1」では1枚しかストライプ付の写真を確認できませんでした。

檜山和明 さん のおかげでペンシーのFについて、かなり知識が増えました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございました。



[456] 題名だけで注文出来ますか? 檜山和明 2002/03/31 08:16:09

みなさん、栗生管理人さん、こんにちは。

先日配信されたメルマガのクイズの答え
Northern Pacific in Color Vol.1 1949-1959、$59.95、
に1票です。

一瞬こっちかと思いましたが、
Burlington Northern & Santa Fe Railway 2002, Locomotive Review and Freight Car Directory、$36.95
SD40-2時代のBN好きの栗生さんですから、最新のBNSFよりはNPの名残りもお楽しみかなと推理しました。

私も「題名+2-3行コメント」だけで書籍を注文しています。賭けみたいなものですが、いつも船便なので来着する頃までハラハラドキドキが持続することはないのが救いかもしれません。おかげで外れたときにはクールにがっかりします。もちろん当たった時は大喜びです。

私のところにもアメリカの本屋さんから春の案内パンフレットが来たので、何を買うかただいま検討中です。

では。



[457] Re: 題名だけで注文出来ますか? シロ/松本浩一 2002/03/31 09:45:53

> 私も「題名+2-3行コメント」だけで書籍を注文しています。賭けみたいなものですが、いつも船便なので来着する頃までハラハラドキドキが持続することはないのが救いかもしれません。おかげで外れたときにはクールにがっかりします。もちろん当たった時は大喜びです。

そのご心境は判るような気がします。模型屋さんのカタログを見ても、写真やイラストが無くて文章数行だけだと、なんとなく推理能力を試されつつも買い物しているような気分になります。

欠乏気味の私の推理力では、外れることがまま、ありますが。



[458] Re: 題名だけで注文出来ますか? 栗生弘太郎 2002/04/01 01:10:36

檜山和明さん、コメントをありがとうございました。

ただ、残念ながら、私の注文した本は、御指摘のNP in Color Vol.1 1949-1959ではありません。金曜日の飲み会でもモデル仲間から指摘されたのですが、私の指向は直截的過ぎるというか、極めてナロー・フォーカスでありまして、“名残を楽しむ”というような余裕はないのであります (^^)

例えば、NP関連で持っている本はNP Color Guide to Freight and Passenger Equipmentだけでして、1970年にBNへ引き継がれた貨車を調べる目的しか見えていません。NP in Colorの方は、時代的にもちょっと離れているかなと感じがあることと、この値段では試しに買ってみるという気にはなれません。これがVol.2 1960-1969なら話が別ですけれど……

なお、NP Color Guideの方はシロ松本氏のサイト
http://homepage2.nifty.com/big-matsumoto/magazine.htm#np_color_guide
で紹介されています。当然、こちらのシリーズでは、GN、CB&Q、SP&S、Frisco、PSを保有しています。

もちろん、檜山さんの「BNSFは違う」という読みは、ピッタリです。



[459] D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/01 01:14:22

アメリカ型ではないのですが、鉄道模型関係の雑誌では紹介されていないので、ここにお伝えしておきましょう。メーカーは小西製作所といい、特注品の艦艇モデルでは超有名なところです。実は、ここのショーウィンドーが私の通勤している私鉄のターミナルにあったりします。

http://www3.ocn.ne.jp/~konishi/

見落とし易いのですが、リストの右端が写真にリンクしています。
動かないディスプレー・モデルでして、さすがに良いプロポーションだと思います。伯備線のお召し仕様には多分、私と同年代か、それ以上の方々はグッと来るものがあるはずです。

失業率が全国最高を誇る大阪の景気回復のためにも、是非、1台、お求めいただきたいと存じます (^^)



[460] 「鉄道玩具大全」という本 栗生弘太郎 2002/04/01 20:38:41

シロ松本さんのBBS掲示板 http://bbs3.otd.co.jp/300316/bbs_thread に、「JTB出版のこの本に氏の風雅松本亭 http://home.catv.ne.jp/hh/kouichi/ が紹介された」とあったので本日、本屋で立ち読みしてきました。プラレール関係でも何冊か出版されているとはいうものの、それにしても、よくもまあ、この分野でこういう本が出るものだと感心しています。「鉄道玩具大全」自体は、 http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=07094447 でご覧いただけます。

この本でアメリカ型の情報としては、ライオネルとMTH、それに例のSAKAI製Oゲージが紹介されているくらいで新しい知見はないのですが、ブリキ玩具の美しいプリントが、平板のときに印刷されているというのは、全くの驚きでした。表面を傷つけないプレスも不思議ですが、深絞りでも剥がれないプライマーとは一体、どんなものなのでしょうか? (^^)

私の趣味の原点は、実は40数年前の電池式ブリキ汽車セットでして、この後に3線式Oゲージとなりました。



[461] Re: D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/02 23:15:38

小西製作所の件のショーウィンドー(ショーケース)のことがhttp://www3.ocn.ne.jp/~konishi/ に表示されていませんでしたので気になって、証券取引所近くの地下道に行って来ましたら、無くなっていました。うぅむ、残念です。

ところで、Wright兄弟が飛ばした飛行機をキティー・ホークと呼ぶのですね。知りませんでした。戦闘機にもこの名前がありますから、Hawk=鷹の種類か何かかと思って辞書を引いたら、Kitty Hawk=North Carolina州北東部の村、と出ていました。
記念すべき年が1903年ということで、来年が100年なんですね。自宅近くの飛行神社でも多分、何かイベントが企画されることでしょう。

この1/48モデルを、保有する4-6-0ケーシィー・ジョーンズの横に並べたいのですけれど、如何とも値段のゼロが一つ多すぎます (。-_-。)



[462] UP塗装のGSB製SD40-2がヤフオクに! 栗生弘太郎 2002/04/03 22:19:12

1980年代の初めにGSBというメーカーが売り出したHOゲージのSD40-2は、先進的な構想を持ったキットだったにもかかわらず、アサーン製品に敗れ去ってしまった、という話をVol.52(9月24日号) http://kkworks.hoops.ne.jp/Mail_ma11.htm#3 でさせていただきましたが、何と、これが今、ヤフー・オークションに出品されています。

私の入手したGSBはアンデコ=未塗装だったのですけれど、こちらはUPスキームで、写真を見る限り、塗装レベルは現在でも十分に通用しそうですし、シャープなレタリングも見事です。驚いたのは車番だけが無いことで、今でこそ常識となっている売り方をこの時代にやっていたとは全く、感心させられます。

このキットは、ショート・フードの長さが81インチ相当ですから、ラジエター・グリルの模様に格子状を選べば初期型(1972〜75年製)、縦縞とすれば過渡期型(1976年製)となります。このうち初期型はカトー製品が該当しますので、このセットに両方のグリルが入っているかどうかは確証がありませんが、過渡期型に仕上げるのが価値を最大限に発揮させる道でありましょう。この辺りのバリエーションの見極め方は、トレイン誌の1999年7月号か、当メールマガジンのVol.15(5月29日号) http://kkworks.hoops.ne.jp/Mail_ma3.htm#5 をご覧ください。
ただしUPで1976年製の、スヌートでない標準型の車番はというと、Union Pasific 1990というモノクロ・オンリーの写真集に拠れば、元MoPacの3905〜3918だけの様です。

ところで、ヤフーのこのオークションは http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/44899921 で、入札開始価格の設定は、当時、天賞堂で買われたのだとすると半分以下、ここでお伝えしたような価値を考えると絶妙なところと言えるのではないでしょうか (^_^) 終了は4月9日21時54分となっています。



[463] Re: D51の1/24モデルが発売中 栗生弘太郎 2002/04/05 21:06:02

すいません。キティホークKitty Hawkは空母でしたね。新聞記事を読んでいて気が付きました。“Wright Flyerを飛び立たせた”という命名でしょうか。

スカイホークSkyhawkが戦闘機で、シーホークSeahawkとブラックホークBlackhawkがヘリ、トマホークTomahawkがミサイルですか。

ところでモホークMohawkは?



[464] Re: Mohawkは・・・ 加藤剛 2002/04/06 07:32:54

モホーク Mohawk(アメリカインディアンの1部族名ですよね?)は確かベトナム戦時のレシプロ双発の偵察機か地上攻撃機だったと思いますハセガワからプラモが出てなかったでしょうか?

それと、KittyhawkもTomahawkもカーチスP40(通常Warhawkと呼ばれますが)の形式の違いによる名称(英軍によってつけられた)のバリエーションとして存在します。



[465] Re: Mohawkは・・・ 大東孝司 2002/04/06 22:09:50

"the"が付いた形しか見たことがありませんが、ニューヨ−ク州を流れる川の名前です。勿論インディアンの部族の名前でもあります。またまた発音のことで申し訳ありませんが、「モウホーク」の前半にアクセントを置くとそれらしく聞こえます。昔TMSの解説からモホークという日本語が定着したように記憶しています。
地名などの固有名詞はアクセントの位置がすべてです。因みに、フィラデルフィアのアクセントがどこにあるかというのは有名なクイズですね。
キティ・ホークにも行った事がありますが、砂丘に石碑があるだけで本当に田舎そのものです。ライト兄弟は歴史に名を留めていますが事業に失敗してしまったので、あまり高く評価されているようには思えません。デトロイト近郊のヘンリー・フォード博物館に隣接するグリーン・フィールド・ヴィレッヂにライト兄弟の自転車屋が保存されているので行く機会があればそちらに行くべきです。



[466] Re: Mohawkは・・・ 栗生弘太郎 2002/04/07 00:27:31

“Mohawk”は、平凡社版世界地図でも、またExceed英和辞典http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=mohawk&sw=0でも、“モホーク”となっていますから、このカタカナ表記が、日本では一般的に通用しているものと思います。
現地の発音を正確にカナで表すことは全く不可能です。あくまでも我々は日本語のテキスト・データの形で意志疎通を図ろうとしているわけで、よほどのことがない限り、これで議論することは避けた方が賢明でしょう。

私が“モホーク”を話題にしようとした理由は、多くの方が予想されているとおり、NYCの蒸機4-8-2に付けられたニックネームを念頭に置いたものです。これについては風雅松本亭における蒸気機関車の軸配置表http://homepage2.nifty.com/big-matsumoto/wheel.htm、それにトレイン誌89年12月号、79年2月号、78年4月号などをご覧ください。

当然、加藤剛さんも、大東孝司さんも、これをご存じで、ワザと外しておられるものとお見受けしております (^^;

ところで、Daiei Hawksの方は今季、絶好調のようで、誠にご同慶の至りであります。



[467] Re: 汚しについての質問 栗生弘太郎 2002/04/07 00:50:11

サザン・パシフィック鉄道のトンネル・モーターSD45T-2に、ヘビィなウェザリングする記事を見つけました。灯台下暗しで、Railroad Model Journal誌の2001年11月号です。http://www.railmodeljournal.net/nov2site/Pages/weather.htmlにその一部が写真と共に紹介されていますので、是非ご覧ください。

発電ブレーキ装置の発熱に因って、ロングフード中央部に錆が付着し、かつ白い“SOUTHERN PACIFIC”のペンキが剥げてプライマーの赤色が露出しているのを表現しているのだそうです。正にこの辺りは、型式と路線の特徴に、SPが塗装に無頓着だという鉄道の事情を加味して、ストーリィ性を発揮している良い例だと思います。



[468] Hawk_色々 yardbird/岸本 2002/04/08 19:23:19

当レス中で、Mohawkにつきましては、大東さんがレスされていらっしゃいますが、NY州中部を流れる川で、Schenectadyからちょっと北に行った辺りをMohawk Valleyと言うようです。私の行きつけのSchenectadyにある模型屋もこの名前です。
さて、私の気になるのはBlackhawk。この名前でピンとくる方はいらっしゃいませんか?いらっしゃるとしたら、かなり「ムムムッ!」な方ですね



[470] Re: Hawk_色々 内野日出男 2002/04/08 22:34:28

岸本さん今日は初めてメ−ルさせて頂きます。3月8日のBlackhawk、判りました。それはRuger Blackhark.44 magnum 6連発拳銃ですか。
汽車の模型も好きですが詳しくはないですが鉄砲も好きなので判りました。ピ−スメ−カ−によく似た銃ですね。



[471] Re: Hawk_色々 シロ/松本浩一 2002/04/08 23:51:19

マイルス・デイヴィスの演奏曲目の中に「Friday night at the Blackhark」とか「Saturday night at the Blackhark」とかってのがあるのですが、コレとは違いますか?



[472] Re: Hawk_色々 yardbird/岸本 2002/04/09 05:52:18

私めの与太話に2つもレスを頂きまして有難うございます。
鉄砲のことはあまり詳しくないので、ハズレです>内野さん
ジャズは大好きで、もちろんマイルスのBlackhawkも頭に有ったのですが、今回はハズレです>松本さん

この掲示板に載せるのですから、当然そっちのほうの話題でしてBlackhawkというのはコロラド州の小さな町でして、かつてフォークスクリークから分岐したC&Sのナローゲージの枝線が通っていたところで、ここでスイッチバックして、セントラルシティ
に向かっていました。
2年ほど前にこの土地を訪れたのですが、あっとビックリ! 昔の面影は幾つかの建物を除いて全くなく、呆然としました。コロラド州がカジノを公認したようで、町はすっかりカジノの町になっており、観光客であふれていました。
日本でも廃線跡をたどるのが静かなブームを聞きましたがこんな変わり様もあるのだなぁ、と思った次第です。



[473] Re: カトーがSD90の詳細を発表 Koji_Tsujino 2002/04/11 08:52:32

久々に投稿します。
KATO製 SD80/90MACの価格ですが、デンバーの「カブース・ホビーズ」のHPで確認した所、KATO-USAの定価が、US$150 カブース・ホビーズ価格が、US$123 と記載されていました。



[474] Re: 価格の訂正 Koji_Tsujino 2002/04/11 08:55:21

カブース・ホビーズの価格は、US$123.99でした。



[475] 内野日出男氏のDM&IRカブース 大東孝司 2002/04/11 22:21:59

今月号のMAINLINE MODELER にまた内野さんのDM&IRカブースが載っています。18年前の記事を覚えている方はいらっしゃいましょうか。 次は、ホイットコムのディーゼルが近いうちに載るそうです。楽しみにしています。



[476] プロト2000のGP60 Koji_Tsujino 2002/04/12 12:39:47

また、カブース・ホビーズのHPより得た情報を書き込みします。
発売時期はまだわかりませんが、ライフ・ライク(プロト2000シリーズ)で、GP60が発売になるようです。ロードネームと車番は、次の通りです。
COOTON BELT #9462 #9663
D&RGW #3154 #3156
BNSF #8720 #8736
AT&SF #4023 #4028 #4034
アンデコ

以上のラインナップで発売するようです。一応、価格は発表されてまして、現地定価 US$130.00 カブース・ホビーズ価格 US$86.00 です。 個人的には、BNSF(SantaFe)だけの所有ですが、GP60M/Bなんかも、この勢いでリリースして欲しいのですが・・・



[477] F3についてもう少し教えてください 山田豊 2002/04/13 09:49:28

みなさんこんにちは
またまた知りたいことが出てきましたので、ここに掲示させていただきます。
私はF3に使われているBlomberg 台車の構造とその寸法が知りたいのですが、手元にはKALMBACH社の[DIESEL LOCOMOTIVES]のP.18の構造図しかありません。
もう少し詳しい資料をさがしているのですが、ご存知の方が居られましたら、お力をお貸しください。

よろしくお願いします。



[478] Re: プロト2000のGP60 栗生弘太郎 2002/04/14 01:47:06

Koji_Tsujino さん、情報をありがとうございます。
早速、ライフライク社のホームページ
http://www.lifelikeproducts.com/proto/protonews.htm
を覗いてみました。件のGP60は“Expected Ship Date: 10/02”とありますから、発売は今秋ということでしょう。

これ以外では、F3のABユニットの新色セットがリリースされていますけれど、Bユニットの方は何時から発売されているのでしたっけ?



[479] Re: F3についてもう少し教えてください 栗生弘太郎 2002/04/14 11:51:26

山田豊さんがお尋ねのブロンバーグ台車については、MR誌の1977年6月号に解説があることは、The Model Train Magazine Index( http://index.mrmag.com/ )で検索出来ますから、ご存じですよね。この号は当方でも保有していますが、構造自体についてはサイクロペディア2のレベルを超えるものではありません。

多分、山田さんの目的は、Oスケールでのスクラッチのはずですから(^^) それに沿う資料となると、実物の構造図面集辺りになることと存じます。これはもう、メーカーであるEMDに請求するより外、無いのではないでしょうか。

ただし、Oゲージではロストワックス構成の優秀な製品が存在しますので、これを入手してフル・ワーキングにグレードアップする方法が考えられます。



[480] Re: F3についてもう少し教えてください 山田豊 2002/04/15 00:34:46

栗生弘太郎 さん、はじめまして。
最近こちらのBBSを利用させていただいています。私は現在40歳です。少年の頃より模型を楽しみにし、おそらくは死ぬ間際までこの趣味を続けていくだろうと思っています。いわゆる不治の病です。 ここにお集まりの皆さんも同様の方々ではないかなと勝手に推察しております。 アメリカ型模型もネット社会も初心者なので、ご迷惑をお掛けするやも知れませんが、どうぞ末永くよろしくお願いします。
さて今回は早速お返事をいただきまして、ありがとうございました。

> 多分、山田さんの目的は、Oスケールでのスクラッチのはずですから(^^) それに沿う資料となると、実物の構造図面集辺りになることと存じます。これはもう、メーカーであるEMDに請求するより外、無いのではないでしょうか。

私は1930年版の「LOCOMOTIVE CYCLOPEDIA]しか持っていないのですが、同書のDL版などに、もしかしたら載っているのではないだろうか?あるいはネット上で閲覧することが出来ないだろうかと思っていましたが、双方にお詳しい栗生さんにその入手が難しいのであれば、初心者の私は諦めるしかないようですね。

> ただし、Oゲージではロストワックス構成の優秀な製品が存在しますので、これを入手してフル・ワーキングにグレードアップする方法が考えられます。

私は自分のゲージをPROTO:48にしようとしています。1/48 29.9mmゲージです。 神経質にスケールに囚われるつもりはありませんが、造形美という視点からはOスケールに対して2mmのアドバンテージをあっさり捨てるほど枯れてもいないのです。 ブロンバーグ台車の実物の寸法や構成を知りたいのはそんな理由からでした。
また私はどちらかと言えば、いわゆるクラフツマンではありません。ただただ「美しい機関車」を手に入れたい一心でアブラギッシュしています。 走行機構のフルワーキングは大好きです。私にとってその機構は「美しい機関車」の条件の一つです。 私は諸先輩方が作ってこられた多くの「美しい機関車」のエッセンスを自分の機関車にすべて注ぎたいと願っているただの身の程知らずで、当然の事ながらその技術を充分に持ち合わせてはおりません。これからの私の模型人としての人生は瞼に浮かぶ「美しい機関車」を追いかける壮絶なドタバタ劇になりそうです。そして1/48というスケールは私が一生ドタバタできる良い土俵だと思っています。人生の最期に「美しい機関車」を残すか「悔い」を残すかは今後の精進しだいですね。
DLは、檜山さんのおかげで1947年製のF-3をやっと、まな板に乗せたところです。 今後もわからないことがたくさん出てくると思いますが、どうぞよろしくお願いします。



[481] PROTO:48 大東孝司 2002/04/15 21:36:41

ついに日本にもPROTO:48の第1波が押し寄せましたね。F-3のスレッドではなく新しく立てさせてください。
1986年ごろより、1/48サイズ29.9ミリゲージの実物どおりの車輪規格を実現しようと、Jim Harperらによって提唱されました。始めはマユツバものでしたが、Steve Grabowskiが加わって大きなうねりとなりました。私もあと10歳若かったら多分のめりこんでいたでしょう。
Oスケールではなしえない質感がそこにあるのです。私たちは本物の標準軌の上のアメリカ型車輌を見る機会があまりないのでその巨大さを現実のものとして感じることがないのです。毎日本物を見ている彼らは、たとえ2ミリでもガニマタであることが許せなくなることは良く分かります。

実は私のレイアウトの一部のヤードは31ミリで敷いてあるのです。直線ならOスケールのホイール・ゲージぎりぎりでごまかせるのです。この1ミリでさえもかなり大きな効果を生むのです。しかもフランジが低いので蒸気機関車の動輪軸距離が実物どおりになります。 ロッドの収まりが正しくなり、第一動輪を避けるためにガイドヨークを広げロッドを外に曲げるなどという姑息な方法をとる必要がなくなるのです。皆さんのお持ちの蒸気機関車の動輪径、軸距離を測ってみられるといかに模型というものは実物のプロポーションから遠いところにあるか良く分かります。
私も懸架装置が完璧なら実物どおりのフランジで脱線しない確信があったので迷った時期もありました。しかし300両の輪軸をすべて取り替える事を考えるとつい二の足を踏んでしまったのでした。
最近Jim Harperに会ったので様子を聞くと、新しく作った車輪が一万七千軸出たと聞かされ軽いめまいを感じたのでした。
1/48のレイアウトを持っている人も片方のレ−ルを2ミリずらし、フログを取り替えれば可能なのですから、採用する人も出るわけです。最近はオヴァランド・モデルなどからはPROTO:48のヴァージョンも出るようになりました。そういう意味でも敷居が低くなったのでしょう。

しかしせっかく幅の狭い車輪を採用しているにもかかわらず、ブレーキ装置が随分外にあるのは一部のファンには許せないところでしょう。



[482] カトーのP42は如何ですか? 栗生弘太郎 2002/04/15 23:52:40

友人によると「先週、カトーNゲージのジェネシスとスーパーライナーが発売になったが、右から左へ売れてしまって、店頭で現物を拝めなかった」とのことでした。読者の方々の中には当然、入手された方もおられるはずで、是非、リポートをお願いいたします。

「日本での、この人気を読めなかったカトーが悪い」と、友人は八つ当たり気味でした (^^;



[486] Re: カトーのP42は如何ですか? eltonjohn 2002/04/16 14:10:50

今日は。久しぶりに拝見しています。
ところで、P42ですが新宿のS屋には結構ありましたよ。私も一組(2台)衝動買いしてしまいました。
出来は、現在の水準であると思いますが「素晴らしい」と言うほどのことはないですね。



[488] 続_PROTO:48 大東孝司 2002/04/17 11:45:55

いわゆる16番の線路上にある日本型蒸気機関車を正面から写した写真を見たとき車体が妙に小さく見えます。これは線路幅が広いため相対的に上回りが小さく見えるからです。

ここで実感味を出すには3つの方法があります。まず@軌間を狭くして13ミリにする、あるいはA線路をそのままにしてサイズを大きくし1/64にする、またいっそのことBサイズもゲージも捨てて新しくするということになります。これらはAを除き成長しつつあるようです。

@のメリットは、1/80サイズの車体・レイアウト用品がそのまま活用できること、BではHOサイズを採用することによりアメリカ型と大きさ比較できると喧伝されましたがあまり現実的な話ではありませんでした。というのは、@の16番レイアウトがそれほど多く存在していなかったこと。Bの比較は図面の上で簡単にできることであり、BIG BOYとC62を並べるなんて事は全くありえない想定なのです。

先日12ミリの簡易レイアウトを拝見するチャンスがあり、ナロー感あふれる写実性にしばし目を奪われました。要するに「軌間に対する車輌の比率」が大切なのです。また、実物の米国型の機関車を正面から見ると、軌間も大きいのですが車体がその「比率」を保って、大きく迫力ある姿を見せ付けてくれるのです。これにはレールの太さも関係あります。HOを楽しんでいらっしゃる方も正面から見るときは細いレールに乗せると、うんと実感が増す事に気づかれると思います。

さて話をPROTO:48に戻します。アメリカでもいわゆるOスケールでのゲージ・サイズ論争は60年も続いていて、一時期17/64インチ・スケール(1/45)を採用しようという動きもありましたし、現実に量産品もありました。MAX GRAYの初期の製品(1950年代)などがそうです。しかし1/4インチ・スケール(1/48)は彼らの生活の中にあまりにもよくなじんだスケールで17/64インチ・スケールという変則的な縮尺法は受け容れられ難いものだったのです。というのは住宅図面は1/4インチ・スケールで描くのが普通ですから。結局ほとんどの人は1/48から離れたがらず、正統スケールモデル派は衰退していきました。一部の高年齢模型人が頑なにこだわっていましたが時代の流れとともに事実上消滅していきました。1/45のレイアウト用品の供給が無かったのもそれに追い討ちをかけました。

1/48の素晴らしいレイアウトが次々と建設されていく米国で、またまたゲージ・サイズ論争が喧しくなったのは80年代でした。ここで私が評価したいのはPROTO:48では車輪形状 contour(コンター)を変えたことです。読者の方がたがよくご存知のNMRA RP-25の標準コンターを捨てたことなのです。

RP-25は模型界では金科玉条のように扱われ、触れるべきではない至宝のように思っている人も多いようですが、フランジ角が無いこと、車輪厚さが厚いこと、フランジが厚いことなど問題点が多いのです。個人的にはRP-25は改良案を出すべきだと思っています。
HOサイズ・12ミリゲージもRP-25の呪縛からは逃れていません。したがって蒸気機関車のロッドは外側に移動しているはずです。

過去の歴史を振り返ると、13ミリ、12ミリもOJも、部分的な改良をしただけであり、根本的な改革をしていないので、いろいろ問題点を抱えています。その点PROTO:48はすべてを帳消しにし、新規捲き直しという抜本策を採ったことで圧倒的に有利な状況に立ったと言えます。
Oスケールのレイアウトが少ないわが国の状況を客観的に考えれば、PROTO:48はOスケールに勝らず劣らずの勢力になるであろうと確信しています。山田豊さんのご活躍を期待します。



[489] Re: PROTO:48 山田豊 2002/04/17 20:12:44

大東孝司 さん こんばんは
いつもお世話になっております。 昨年、神戸ラポルテで催された運転会での大東さんのイリー・パシフィックの走りっぷりはとても印象的でした。 超低速から重量貨物列車を牽きだす姿は、電動模型でありながらも本物の機関車の持つ重量感を醸し出していて圧巻でした。 私はあの走行性能をそのまま引き継いだPROTO:48の機関車が欲しいのです。

日本のOゲージ模型機関車は、これまで多くの先輩模型家の情熱によって発展し、細密化、各種ギミック等の外観はもとより、3条ウォームコースティングギア、ボールベアリング軸受け、走行抵抗の少ない車輪形状、イコライジング、コアレスモーター化等、多くの技術開発で走行性能を飛躍的に発展させてきました。その技術を製品化して輸出することにより日本の模型師はトイとは全く違った価値観を世界に示す事ができ、そのインパクトで世界のOゲージ模型界をリードしてきたと私は思っています。

大東さんのイリーや「とれいん」1985-3に発表されたUP800はまさにその王道を行く機関車で、Oゲージという枠組みの中ではほぼ究極の性能だと私は思っています。
PROTO:48という改革はOスケールの進む次のステップです。細密化以上に外観上の大きなインパクトがあると思います。問題は新しい軌間と車輪形状で走行性能にどんな制約が生まれてくるかあまり情報が無いことです。これは実際に遊んでみなければ問題も出ませんね。

そういうわけで私はDLをまな板に乗せることにしました。
PROTO:48の歴史は大東さんのスレッドでよくわかりました。
文中に出てくるグラゥバウスキー氏はPROTO:48の牽引役であると同時に熱狂的なペンシーファンでして、先頃 Keystone Modelというメーカーを立ち上げました。 1/48でペンシーをする場合,PROTO:48は避けては通れない道のようです。

> 私もあと10歳若かったら多分のめりこんでいたでしょう。

大東さんがいつお亡くなりになる予定かは存じませんが、10年ほど先延ばしにしていただけませんか? v(^-^)

>Oスケールのレイアウトが少ないわが国の状況を客観的に考えれば、PROTO:48はOスケールに勝らず劣らずの勢力になるであろうと確信しています。山田豊さんのご活躍を期待します。

この新しいゲージの可能性に挑戦しようと思われるチャレンジャーが増えることを私も心待ちにしています。



[490] 性能の良い機関車とは 大東孝司 2002/04/17 21:44:30

山田豊 さん wrote:

> 昨年、神戸ラポルテで催された運転会での大東さんのイリー・パシフィックの走りっぷりはとても印象的でした。 超低速から重量貨物列車を牽きだす姿は、電動模型でありながらも本物の機関車の持つ重量感を醸し出していて圧巻でした。 私はあの走行性能をそのまま引き継いだPROTO:48の機関車が欲しいのです。

お褒めにあずかり恐縮です。あのERIE Heavy Pacificは、私の最初に手に入れた機関車でした。日本のC57,C59クラスとは根本的に異なる高軸重の機関車で、いかにも強そうな機関車でした。始めは一台しかないのですから、何度も分解し、再組み立てして、できることはすべてしたのがあれです。低速での牽き出しを重視するとギヤ比を高めることになりました。アメリカ人ではほとんどの人が同じ事を言います。「低速で走る機関車がよい機関車である」と。しかしやってみると巡航速度が出ずおもしろくありません。アメリカのレイアウトでは遅く走らせることが前提のようで、私のように12Vで巡航速度などとは誰も言わないのです。結局ギヤ比を下げて、起動時にモーターが焼けないようにウェイトを減らしただけです。起動時にゆっくりスリップしたのをご覧になったのですね?よく気が付かれましたね。列車の慣性が大きいのがお分かりになりましたでしょう。

O Scale Railroading という雑誌で80年代に私が提唱したのは、機械効率を極限まで上げて、摩擦の少ない車輌を走らせることでした。本来鉄道とはそういうものなのです。
私たちは工業国日本に住んでいるのですから、いろんな意味でアドヴァンテージがあるわけです。やろうと思えばできる国にいるわけですから、ベストを求めるべきです。「牽かないね」といって諦めるべきではないのです。先回ご覧になったパシは、ブラス貨車50両(20Kg)を引き出してそのあとは惰力で走りましたね。よくぞ見ていて下さいました。

改装されたDDA-40Xを一台押すともう一台がその発電された電力でついてくるのを見るのは快感です。下り坂で30Ωぐらいの抵抗をつなぐとダイナミックブレーキを効かして降りてくるのは鳥肌が立つような実感です。ただ効率の良いギア・トレインを取り付けてやればできてしまうのですから思いのほか簡単ですよ。
但し、N以下では難しいかもしれません。最近はDCCで"Back EMF"という離れ業ができるようになりました。低速域の不安定さを電子制御でカヴァーする手段です。これはなかなか大したアイデアです。

> 大東さんのイリーや「とれいん」1985-3に発表されたUP800はまさにその王道を行く機関車で、Oゲージという枠組みの中ではほぼ究極の性能だと私は思っています。

最近のNMRAコンヴェンションでは効率を測定するコンテストがありますね。ここまで誉められるとエントリーしたくなってきました。

> 文中に出てくるグラゥバウスキー氏はPROTO:48の牽引役であると同時に熱狂的なペンシーファンでして、先頃 Keystone Modelというメーカーを立ち上げました。 1/48でペンシーをする場合,PROTO:48は避けては通れない道のようです。

Steve Grabowskiは本当に熱狂的な職人で、はっきり言ってしまえば狂っています。彼の相棒のBill Piarsonはまともな経営者ですからBillの方と話をすることをお勧めします。

> 大東さんがいつお亡くなりになる予定かは存じませんが、10年ほど先延ばしにしていただけませんか? v(^-^)

レイアウト完成までに5年、買い込んだ車輌を完成させるのに5年、スクラッチで作らねばならない車輌製作に10年つまりあと20年しかないのですよ。線路と車輌をすべて作り替えるとさらに10年掛かります。多分無理ですね。

> この新しいゲージの可能性に挑戦しようと思われるチャレンジャーが増えることを私も心待ちにしています。

身軽な人はゼロからの出発ができます。ノウハウは提供します。どなたか始めませんか?



[491] Re: 性能の良い機関車とは 山田豊 2002/04/18 20:05:20

大東孝司 さん こんばんは
先日は無理にPROTO:48へ引っ張るような文章にしてしまい失礼致しました。これまでのOゲージの蓄積を無にするのは難しいことのようですね。
さて大東さんには2つ質問があります。

> 改装されたDDA-40Xを一台押すともう一台がその発電された電力でついてくるのを見るのは快感です。下り坂で30Ωぐらいの抵抗をつなぐとダイナミックブレーキを効かして降りてくるのは鳥肌が立つような実感です。ただ効率の良いギア・トレインを取り付けてやればできてしまうのですから思いのほか簡単ですよ。

とありましたが、私は電気に疎くてよくわかりませんでした。面白そうな話なので、もう少し教えてください。もう1つの質問は、以前大東さんのコメントの中に『ぬれ』という言葉があったのですがよく分かりませんでした。これは何かの専門用語なのですか?
よろしければ教えてください。
では失礼します。



[492] ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー シロ/松本浩一 2002/04/18 21:34:46

本日付けで配信のあった題記の客車の件、オペラや作曲家の名前が付けられているとのことですが、この内の「ミカド」はアーサー・サリヴァンが1885年に作曲したオペラの題名のことだと思います。副題は「ティティプの町」となっているので即ち「秩父市」なんでしょう。

日本ブームに触発されて作曲されたらしいですが、所詮はジパング国の黄金伝説の延長線?上なので、登場人物の名前はココ、ヤムヤム、ナンキ・プー、、、とまぁ、さっぱり日本的ではありません。



[494] Re: ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー 栗生弘太郎 2002/04/20 10:39:47

シロ松本さんから「“ミカド”はオペラの題名」という御発言があって、早速検索してみると、次の二つのサイトを発見しました。前者にオペラ自体のあらすじ、後者に“ティティプの町”で行われたイベントやCD、ビデオについて、詳しく出ています。

http://member.nifty.ne.jp/higgins/essay/mu010318.htm
http://www3.justnet.ne.jp/~okera/ongaku/titipu/mikado.html

客車を理解するためには歌劇の知識も必要などと、我々は何とも高尚な趣味を持っているのですね (^^)

それならばと、図面の説明にある固有名詞を全て写しておきます。これで多分、1930年前後に彼の地でスタンダードだったオペラがだいたい判るのでしょう。シロ松本さんの発言にあるサリヴァンに相当すると思われる名も出てきます。私の知っているものは、半分もありません。

Patti(6055), Nordic(6056, 後にBenjamin Franklin), Caruso(6057), Jenny Lind(6058, PRRには同名のパーラーカーもあり), Macbeth (6059), Falstaff(6060), Romeo(6061), Juliet(6062), Hamlet(6063), Codelia(6064), Bob Acres(6065), Brutus(6066), Caesar(6067), Richelieu(6068), Ophelia(6079), Caille(6070), Desdemona(6071), Richard III(6072), Othello(6073), James A. Herne(6074), Denman Thompson(6075), Clyde Fitch(6076), Shakespeare(6077), Robin Hood(6078), DeKoven(6079), Gounod(6080), Strauss(6081), Wagner(6082), Victor Herbert(6083), Mozart(6084), Verde(6085), Sullivan(6086), Lohengrin(6087), Aida(6088), Faust(6089), Tannhauser(6090), Carmen(6091), Pinafore(6092), Mikado(6093), Edwin Booth(6094), James K. Hackett(6095), Edwin Forrest(6096), Nat Goodwin(6097), John Drew(6098), Joseph Jefferson(6099)

また、この頁には別の用途で“Saratoga Springs”という名前の3軸ボギー客車の写真が添えられていて、ペンシィは同種のものを67両も保有していたとありました。私は知らなかったのですが、こちらも結構有名な固有名詞のようです。読者の御一人であるF氏がメチャクチャに詳しいことを思えば、答えが判る方はソコソコおられるのかも知れません。



[495] Re: ペンシルベニア鉄道のTheatrical_Sceneryカー 檜山和明 2002/04/20 12:15:06

栗生弘太郎 さん wrote:
> シロ松本さんから「“ミカド”はオペラの題名」という御発言があって、早速検索してみると、次の二つのサイトを発見しました。

私はオペラではなく図面を探してみました。
いつも貨車の図面を参考にしているサイトでこの客車B70Aの平面図を見つけました。

http://prr.railfan.net/diagrams/PRRdiagrams.html?diag=b70a_fp.gif&sel=bagg&sz=sm&fr=ge

これに因るとエンドドアを持つ只の荷物車ですから、この中でお芝居をするのではなく移動オペラのセット運搬車ではないかと思われます。

ついでにside/です。
http://prr.railfan.net/diagrams/PRRdiagrams.html?diag=b70a.gif&sel=bagg&sz=sm&fr=ge

では、失礼します。



[496] ライト兄弟とキティホークについて 栗生弘太郎 2002/04/20 14:08:39

ライト兄弟とキティホークを含めて、航空機やロケット等、空を飛ぶ技術について興味深く解説したサイトを見つけました。鈴木真二さんという方の執筆になる http://journal.msn.co.jp/index/column06.htm です。これに拠れば、ライト兄弟の苦労は並大抵のものではなかったことが判ります。



[497] Re: 汚しについての質問 T.Shingu @D&GWP 2002/04/21 18:43:12

今ごろになってレスするのも申し訳ありませんが (^ ^;;
TAKE様の文面から察するに、鉄道関係のバックナンバーを紹介するのが適切かどうかは分かりませんが、

水性アクリル絵の具によるウェザリングの技法を松謙氏がStep by Stepで紹介した記事が「とれいん」誌77(1981-5)号に掲載されてます。
作例は蒸機ですが、汚れの質(色)をアレンジすれば、この技法はDELや貨車にはそのまま応用できます。特にSPの機関車には。

ウェザリングといえば、粉物が主流の我が国で、初めて「湿式」のウェザリングを紹介したのは、この記事ではないかと思います。

古い号ですが、もしお持ちでしたら、無敵の技法資料になるかと思います。米国流の塗装・ディカール・ウェザリングを一括して解説した記事は、わが国では、これくらいしか無いかと思います。(何と言っても日本語で書いてあるのが嬉しい)。
近年では・・・・・・「とれいん」改め「Train」誌271(1997-7)号p96〜で、貨車のリキテックスによるウェザリングの作例に触れていますので、ご参照いただければ幸いです。〔宣伝って訳じゃないですが〕

長文になってしまいましたので、一旦、手法のみで失礼いたします。



[498] プルマンカーのブレーキシリンダー 栗生弘太郎 2002/04/21 20:55:55

プルマンカーの図面を見ていましたら、不思議なことに気が付きました。何と、ブレーキシリンダーが1両に2つも付いているのです。ブレーキシリンダーは当然、車体マウントで、それぞれから共に両方の台車へ向けてプルロッドが伸びているという構造ですが、プルロッド自体は描画されていません。また、全車が2つというわけではなく、1つの車もあります。
安全性のために基礎ブレーキ装置を2重系にするという目的か、あるいは車体が重いために1つではブレーキ力が不足するなんてことなのでしょうか?



[499] SPのOVERNIGHTについて知りたいのです S._Nagahama 2002/04/22 18:38:29

近頃、アメリカ鉄道黄金時代の特急貨物に興味を持っております。中でもサザン・パシフィックの「オーバーナイト」に魅かれているのですが、時おり模型誌に断片的な情報が出るだけで、列車について全体像(どの区間を走っていたのか、どんな歴史を歩んだのか、編成やカラーリングの変遷など)が分かるような資料がなかなか見つかりません。何か良い雑誌記事や書籍など、ないものでしょうか。

とくにボックスカーが黒く塗装され、「デイライト」のGS-4が先頭に立ち最後尾にはカブースの代わりにハリマン・コーチが連結されていたという1956年以前の「オーバーナイト」に興味があります。
Philly Lee




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posted by ワークスK at 14:05| Comment(0) | 第1次掲示板ログ 2001年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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