2004年04月16日

第1次掲示板(1600−1699 2004.07−2004.11)

NORe:件名NameDate
[1699] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Y._Matsuo 2004/11/20 22:55:53
[1698] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Y._Matsuo 2004/11/20 19:49:32
[1697] 貴重な情報に感謝2! delphinus 2004/11/19 00:44:19
[1696] 貴重な情報に感謝! delphinus 2004/11/19 00:41:37
[1695] Re: ブラスメーカーについて Joke機関車 2004/11/19 00:01:33
[1694] Re: ブラスメーカーについて PINE 2004/11/18 21:57:23
[1693] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Tad 2004/11/18 20:42:00
[1692] ポーラー・エキスプレスとPM1225 ワークスK 2004/11/17 22:56:50
[1691] Re: ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/17 00:11:24
[1690] Re: ブラスメーカーについて PINE 2004/11/13 22:55:36
[1689] 蒸気機関車の素晴らしいところ Joke機関車 2004/11/12 13:50:39
[1688] Re: Historical_Societyとは? PINE 2004/11/11 01:46:21
[1687] Re: ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/10 19:27:05
[1686] Re: ブラスメーカーについて Joke機関車 2004/11/10 13:21:10
[1685] ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/09 18:24:44
[1684] ”Playing_with_Trains” Joke機関車 2004/11/09 14:12:18
[1683] Re: 缶スプレー特注について 特急はくたか 2004/11/08 16:34:12
[1682] Re: 缶スプレー特注について ワークスK 2004/11/08 11:51:19
[1681] 缶スプレー特注について 特急はくたか 2004/11/07 21:30:24
[1680] Re: 鉄鉱石ドック:グレートノーザン鉄道 Joke機関車 2004/11/07 09:23:15
[1679] SFRH&MS Rudolf 2004/11/07 03:23:18
[1677] 鉄鉱石ドック:グレートノーザン鉄道 Jackおじちゃん 2004/11/06 00:08:42
[1676] Re: カトーからF40PHが! takom 2004/11/05 23:06:57
[1675] Re: Matt_H._Shay Jackおじちゃん 2004/11/05 17:09:36
[1674] Re: NMRAのHeritage_Car Joke機関車 2004/11/05 15:30:46
[1672] Re: NMRAのHeritage_Car ワークスK 2004/11/05 09:54:49
[1671] Milwaukee_Road_Historical_Association HOBO 2004/11/04 20:14:37
[1670] NMRAのHeritage_Car Joke機関車 2004/11/03 11:23:42
[1669] GN_Historical_Society Jackおじちゃん 2004/11/03 10:36:57
[1668] NMRAの会員数 Joke機関車 2004/11/03 10:33:39
[1667] BN友の会々員の内訳 ワークスK 2004/11/02 20:51:43
[1666] Bowser_purchases_Stewart_Hobbies Joke機関車 2004/10/21 08:10:24
[1665] Re: Hoosier_Line HOBO 2004/10/18 23:53:35
[1664] Re: Hoosier_Line えふ 2004/10/18 23:23:24
[1663] Re: 鉄道会社の系統樹 松本 2004/10/16 00:43:57
[1662] Hoosier_Line HOBO 2004/10/15 23:51:21
[1661] 有難うございました。 回転熊輪 2004/10/10 18:25:23
[1660] Re: Historical_Societyとは? 宮崎繁幹 2004/10/09 10:41:11
[1659] Re: Historical_Societyとは? ワークスK 2004/10/08 21:48:47
[1658] Re: ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? ワークスK 2004/10/08 21:32:11
[1657] Re: Pennsy_S1_Class_Duplex_の_Video_Clip ワークスK 2004/10/08 21:24:43
[1656] Re: Historical_Societyとは? Y._Matsuo 2004/10/07 23:04:50
[1655] Historical_Societyとは? 回転熊輪 2004/10/07 02:10:20
[1654] Pennsy_S1_Class_Duplex_の_Video_Clip HOBO 2004/10/04 19:58:33
[1653] Re: Movie_2本 HOBO 2004/10/01 23:42:20
[1652] Re: Movie_2本 taknom 2004/10/01 22:57:30
[1651] 追加 Rudolf 2004/10/01 19:34:17
[1650] Re: ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? Rudolf 2004/10/01 19:17:29
[1649] Re: Movie_2本 HOBO 2004/10/01 18:32:31
[1648] Re: Movie_2本 ワークスK 2004/09/30 09:46:59
[1647] ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? ワークスK 2004/09/30 09:37:42
[1646] Movie_2本 HOBO 2004/09/25 21:26:19
[1644] Re: 新#118がトレイン誌に登場 Kiichi_Yamamoto 2004/09/21 23:18:06
[1643] GG-1先行試作機がトレイン誌に! ワークスK 2004/09/21 19:16:49
[1642] 新#118がトレイン誌に登場 ワークスK 2004/09/21 19:06:00
[1641] Re: 鉄道会社の系統樹 Y._Matsuo 2004/09/15 18:13:08
[1639] 本当のこと? Joke機関車 2004/09/14 13:28:55
[1638] やはり無火機関車でした Tad 2004/09/14 09:03:58
[1637] こんばんは アメリカ電鉄マニア 2004/09/12 22:11:44
[1636] 有難うございます。 回転熊輪 2004/09/11 00:34:25
[1635] Re: お久しぶりです。 sada 2004/09/10 11:46:20
[1634] お久しぶりです。 回転熊輪 2004/09/09 22:35:32
[1633] Re: New_Havenのレールバス taknom 2004/09/08 20:12:20
[1632] New_Havenのレールバス えふ 2004/09/08 10:00:32
[1631] 待てば海路の日和なし 宮崎_繁幹 2004/09/07 00:21:00
[1630] ”How_Steam_Locomotives_Really_Work” Joke機関車 2004/08/31 11:19:05
[1629] Re: MR_10月号 taknom 2004/08/24 22:14:58
[1628] またまた買収 Joke機関車 2004/08/20 23:02:28
[1627] MR_10月号 Joke機関車 2004/08/18 20:34:27
[1626] Re: B&O博物館について Tad 2004/08/01 09:32:45
[1625] KatoのCZがお目見え S.Nagahama 2004/07/30 16:14:58
[1624] 栗生さん有難うございました Joke機関車 2004/07/29 14:08:14
[1623] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? ワークスK/栗生 2004/07/28 00:32:27
[1622] Re: KD型ナックルカプラーの強度 Joke機関車 2004/07/27 22:47:51
[1621] Re: KD型ナックルカプラーの強度 Y._Matsuo 2004/07/27 22:30:06
[1620] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? PRRディーゼルマニア 2004/07/27 22:15:03
[1619] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/27 21:20:20
[1618] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? PRRディーゼルマニア 2004/07/27 13:03:50
[1616] KD型ナックルカプラーの強度 Joke機関車 2004/07/27 02:07:57
[1615] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/26 23:13:25
[1614] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Joke機関車 2004/07/26 21:44:17
[1613] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Joke機関車 2004/07/26 21:36:38
[1612] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/26 21:02:53
[1611] Bachmann_HO_クライマックス Joke機関車 2004/07/25 18:02:36
[1610] 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? ワークスK/栗生 2004/07/24 23:57:38
[1609] Re: Mr.Longnckerの死を悼む Joke機関車 2004/07/20 23:31:03
[1608] 一つ教えてください Joke機関車 2004/07/20 21:03:57
[1607] Mr.Longneckerの死を悼む Tad 2004/07/19 23:24:42
[1604] Re: チャンプ・デカールズの記事 Tad 2004/07/19 22:47:33
[1603] Re: Pacific_Fast_Mail Joke機関車 2004/07/19 16:23:38
[1602] チャンプ・デカールズの記事 ワークスK/栗生 2004/07/19 16:07:40
[1601] Re: Pacific_Fast_Mail ワークスK/栗生 2004/07/19 15:51:51
[1600] Steamtown 宮崎_繁幹 2004/07/15 23:39:06
BBS_LIST

第1次トラパシ鉄道模型掲示板
発言ログ 1600-1699


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[1600] Steamtown 宮崎 繁幹 2004/07/15 23:39:06

皆さんこんばんは、宮崎です。

ペンシルヴァニア州のスクラントンにある、Steamtownへは、17年ほど前に行ったことがありました。未だSteamtownを名乗る前の話です。元々Steamtownは、ニューイングランド地方で設立されたものが、紆余曲折を経て、この地に居を定めたんだと思います。

当時は、保存車輌はそこそこありましたが、機関区のエリアや屋内展示などはあまりなかったと思います。蒸機牽引の観光列車は運転してまして、CPRの蒸機が牽引してた記憶があります。ちょいと脱線しますが、沿線にペンシルヴァニア州最大のジャンクヤードと云うのがありました。これは鉄道のヤードではなく、自動車のジャンクで、結構な山全体が廃車置場になっており、列車から眺めることが出来ました。ある意味で、米国的なスケールの大きな景観でした。

景観といえば、昔のスクラントンの駅がそのまま保存されており、HOTELかなんかになっています。石積みのクラシカルな建築で鉄道全盛時代の雰囲気が偲べます。

あと記憶に残るのは、UPのBig Boyが1輌保存されてたなぁ。あれ、なんでこんなところに?、と思って見たことを憶えてます。まぁ日本でも縁もゆかりも無い機関車が意外なとこで保存されてる例は、色々ありますからね。



[1601] Re: Pacific_Fast_Mail ワークスK/栗生 2004/07/19 15:51:51

トレインオーダーズ・コムに、たぶんPFMのサウンド・システムを開発したと思われるロングネッカーという方の訃報が伝えられていました。
http://www.trainorders.com/discussion/read.php?3,762287



[1602] チャンプ・デカールズの記事 ワークスK/栗生 2004/07/19 16:07:40

これもトレインオーダーズ・コムの情報で、チャンピオン・デカールの話が載っています。こちらに語学力がないので、結局、チャンプがどうなるのかが……
http://www.trainorders.com/discussion/read.php?3,761987



[1603] Re: Pacific_Fast_Mail Joke機関車 2004/07/19 16:23:38

ワークスK/栗生 さん

有難うございました。
PFMサウンドは、その昔は一時代を作ったのでしょうが、
現在のDCCサウンドには緒元・機能的に敵わなかったのでしょう。

これが技術革新の世界ですね(“タカが”模型の世界も)。



[1604] Re: チャンプ・デカールズの記事 Tad 2004/07/19 22:47:33

ワークスK/栗生 さん wrote:
> これもトレインオーダーズ・コムの情報で、チャンピオン・デカールの話が載っています。

要するにMicro Scaleが買おうと言っているのに未亡人が高く売りたくて話がかみ合わないということですね。

今となってはChampのデカルにそれほどの価値もなさそうですが、亭主の残したものには価値があると思い込んでいるのでしょうね。
Champのは考証が甘いので、もう私はあまり欲しいとは思いません。と言いつつ箱一杯のストックをどうするか、考えながらこの項を書いています。



[1607] Mr.Longneckerの死を悼む Tad 2004/07/19 23:24:42

驚きました。これは見落としていました。
昨年MSのSam.F氏の御紹介で引き合わせて戴きました。ありとあらゆる分野の模型談義をさせて戴きました。大変光栄でした。いくつかヒントを戴きましたし、多少お褒めにも与りました。
その後メールで話の続きをしておりましたが、ここしばらくはご無沙汰しておりました。
Longnecker氏こそは正真正銘の技術者であり、模型に必要な全分野の知識を備えられた方でした。そしてその知識を生かす工作力をもちあわせた方で、比較的大型の工作機械を万全の整備で稼動させ、種々の試作をされていました。
いくつかのロストワックスの原型を見せていただきましたが、とてもつい最近作られたものとは思えない精力的な作風でした。
本当に残念です。もう一度お会いしたかった。私の最新作を持ってお見せするつもりでしたのに。

PFMサウンドは彼の発明ではないそうです。シアトル近辺の模型クラブで試作したのを聞きつけ、電話したのが始まりとおっしゃってました。もちろん完成度を高めたのは彼です。その後ヴァージョン・アップされて、アナログ伝送方式での極致を究めています。「DCCにはかなわないがアナログでここまでは出来たということを誇りにしている」とおっしゃってました。PFM‐KodamaのK-27で日本の誇るUchino氏の作品が製品化されたときから、Uchino氏とは親しくお付き合いされていました。

Joke機関車様:
PFMの歴史については私自身それほど詳しくありません。どなたか解説をよろしくお願いします。



[1608] 一つ教えてください Joke機関車 2004/07/20 21:03:57

今ある機関車の設計図を書いているのですが、φ15.5mmと称する動輪が所謂フリットという根元では15.9mm有ります。
私思うに動輪径はフリット部分と思うのですが、別な位置なのでしょうか?
私にとっては深刻な問題です。ご存知の方は教えてください。
尚、この動輪、一番外側の細いところは確かに15.5mmです。
よろしくお願いいたします。



[1609] Re: Mr.Longnckerの死を悼む Joke機関車 2004/07/20 23:31:03

PFMは確かBill Ryanという人が主催していた会社と記憶しています。
1960年代の前半に亡くなったことが、MR誌にも出ていましたね(直前に随想もありました)。
コストのこともありますが、この辺から日本製ブラス蒸機が衰退したと感じております。技術が有ったのに残念です。
私はこのころ諏訪に駐在していて、ここで正しく日本製ブラスの真髄を目の当たりにしました。今となっては懐かしい一世代でした。

出来たらそんな世界をもう一度創れればと思いますが、全く無理なことなんでしょう。これが歴史なのでしょう。



[1610] 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? ワークスK/栗生 2004/07/24 23:57:38

またまたトレインオーダーズ・コムからで、2週間ほど前にシアトルで開かれたNMRAナショナル・トレイン・ショーに登場したケーディー社の新カプラーについてのニュースです。ケイディ社

http://www.trainorders.com/discussion/read.php?3,764412

KAD118_450_91422__79263_1432750586_1280_1280.jpg不思議なのはこのカプラーの狙い、目的で、つい最近発売された#58 のようにナックルが小振りのスケール感を追い求めるものではなくて、標準の#5のように十分に大きいことです。

「Shelf」という単語の意味は「棚」ですから、たぶん、フトコロの上下に出っ張っている上下のヒサシ状の突起を指しているのだとしましたら、ケイディ・カプラーの最大の弱点である上下の食い違いで解放しやすい現象を防止するのが目的ではないかと思うのですが、その出っ張り具合が少ないので、押し合いの時には引っ掛かって効果を発揮するかもしれないものの、引っ張り合いの時には効果が無いはずです。

悲しいことに、連中の英語のやりとりが理解できないので…… (^^;



[1611] Bachmann_HO_クライマックス Joke機関車 2004/07/25 18:02:36

ワークスK/栗生さん

毎度々々有益情報有難うございます。
KadeeのShelfカプラーは写真を見ても今一よく理解できませんが、他の写真を一覧してBachmann HO クライマックスのことが見られたのは私にとって”特ダネ”でした。
しかも試作品ではなく図面というのが良いですね(図面提示というのもあまり聞きませんよね)。

シェイ(Bachmann)とハイスラー(Rivarossi)は既に入線してますので、クライマックスが来ればギアードロコ3兄弟揃い踏みとなります。Bachmannだったらシェイの出来からして期待できると思います。



[1612] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/26 21:02:53

このカプラーはタンク車用/客車用カプラーでカプラーが上下に抜けない事が特徴となっています。
何故、抜けないようにするのかと云うと、事故のはずみでカプラーが抜けて、連結相手の車輌のカプラーがタンク車に衝突する事を防止するためです。写真をよく観ると装着しているのはウォルサーの16000か25000ガロンタンク車です。

このカプラーの実物の型式名はAAR Type SFで各社共通の型式名です。
現地では大半のタンク車はAAR Type SEを使用しています。
SEはカプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが無い
Kadeeカプラーの従来品を実物に当てはめてAARの型式名で云うとAAR Type Eとなります。

解りやすく書くと
AAR Type E 標準
カプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが無い
カプラーの上下に上下に振れない為のストッパーが無い

AAR Type SE ダブルシェルフ
カプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが無い
カプラーの上下に上下に振れない為のストッパーが有る

AAR Type SF ダブルシェルフ インターロック付
カプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが有る
カプラーの上下に上下に振れない為のストッパーが有る

ダブルシェルフ付カプラーがタンク車に使用され始めたのが
キセ無し高圧ガスタンク車の安全強化改造に伴うもので1978年末迄に実施。
以後、1979年1月以降の新製車に使用。
続いて既存のキセ有り高圧ガスタンク車には1982年2月迄に全車使用。
1982年年末迄には残りの全タンク車に使用。

【カプラーヘッドの図を追加しました。The Car and Locomotive Cyclopedia 1984年版に掲載されていた、ASF社の広告です。2011-09-02】



[1613] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Joke機関車 2004/07/26 21:36:38

Kiichi_Yamamotoさん

詳細情報有難うございました。
でも、”たかが”模型でそこまでやるか?というのが率直な意見です。
KDも基本特許が切れて売上げの面で影響があり、付加価値を付けているのでしょう。
私はKDの蒸機に期待したいと思います。



[1614] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Joke機関車 2004/07/26 21:44:17

一言、言い忘れました。
KDのスケールカプラーと言うのははっきり言ってBADです。
自社製細密貨車に合わせるべく開発したのでしょう。
これも付加価値でしょうが、私に言わせれば失敗作です。
従来のシリーズで十分です。



[1615] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/26 23:13:25

特許期限切れを機に他社からも多くの類似製品が出ていますが、金属製はKadeeのみですし、連結器に掛かる引張・圧縮荷重を考えるとKadeeの従来品ですし、米国型は長編成になるのでなおさらです。



[1616] KD型ナックルカプラーの強度 Joke機関車 2004/07/27 02:07:57

July 2000 MRの記事によれば、破壊強度は、Kadeeの金属製は2461輌、一番少ないのはLife-LikeのP2kで622輌と有りますので普通に使っていれば、特に金属製の必要性も無いと思いますが?



[1618] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? PRRディーゼルマニア 2004/07/27 13:03:50

みなさんこんにちは。

Kiichi_Yamamoto さん
なるほど、そういうことだったのですか。保安度の向上ですね。
モダーンなタンク車を好むスケールモデラーには嬉しい新製品ですね。各AAR形式の解説も参考になりました。ありがとうございます。

さて、PRRのパッセンジャー ユニットには
*カプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが有る
*カプラーの上下に上下に振れない為のストッパーが無い
というタイプが見られるのですが、これはAARでは何という形式でしょうか? ご存知でしたらご教示いただけるとありがたいです。
そういえばATSFのFユニットもこれを装着しましたね。

> ダブルシェルフ付カプラーがタンク車に使用され始めたのが
> キセ無し高圧ガスタンク車の安全強化改造に伴うもので1978年末迄に実施。

余談ですが日本のタンク車でも何年頃からかShelfカプラーと同じ目的でエンドビームを外向きのチャンネル状にしてアンチクライマーの効果を持たせた車輛があります。

では、失礼します。



[1619] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? Kiichi_Yamamoto 2004/07/27 21:20:20

このタイプに該当するのは
AAR Type F インターロック付
カプラーの左右に上下に振れない為の突起と突起受けが有る



[1620] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? PRRディーゼルマニア 2004/07/27 22:15:03

ありがとうございます。
#118 Type SF の次はこれが出ないかなと期待しています。
このタイプが#58のサイズで製品化されれば、EユニットやFP7の前面が締まって格好良く見えると思います。

では、失礼します。



[1621] Re: KD型ナックルカプラーの強度 Y._Matsuo 2004/07/27 22:30:06

私の経験上、プラ製では、Inter MountainとBachmann EZ-Mate、McHenryは、比較的簡単に壊れます。線路上で牽引される時より、車輌を箱に入れた状態での運搬時のショックに弱いようです。海外通販で購入した完成車輌にEZ-Mateが装着されてい場合、荷物が到着した時点で既に壊れている率が10%位といった感じです。
Inter Mountainのカプラーは、形態が比較的実感的で気に入り、大量に使用していたのですが、細いヒゲ状の復元バネが弾力性を失って使えなくなるものが続出し、止めました。
Kadeeの20、30番台はプラ製ながら、十分な強度があり(各種機関車、客貨車に使用していますが、壊れた例はゼロ)、見た目の質感も金属に近く、大変良いと思います。



[1622] Re: KD型ナックルカプラーの強度 Joke機関車 2004/07/27 22:47:51

Y._Matsuoさん、有難うございます。
私も開封時にナックルが開き過ぎていて、戻らない事例を数度体験しました。ダマシダマシ元に戻して正常になりましたが。

最近のKadeeの広告は金属製と言うことを強くアッピールしているようですね。



[1623] Re: 新#118_SF_Shelf_カプラーとは? ワークスK/栗生 2004/07/28 00:32:27

Kiichi_Yamamoto さん、詳しい解説をありがとうございます。なるほど、それでタンカーが出てくることが良く分かりました。

ということは、この新#118のシェリフは、外観のためであって、モデルとしての機能の向上を目指したものではないのでしょうか。だとするとちょっと寂しいのですが……

実は、4年ほど前に#5の上下にストッパーとして黄銅線を取り付けたものを試作したことがあり、巧くいかなかった経験があるものですから、少々、期待しているのです。製品を手に取るのが待ち遠しい限りです。



[1624] 栗生さん有難うございました Joke機関車 2004/07/29 14:08:14

メルマガ最新号Vol.146の記事は、未だ熟読しておりませんが参考になりました。
ヤッパ勝手に諦めちゃいけませんね。これからもご指導・ご鞭撻ください。



[1625] KatoのCZがお目見え S.Nagahama 2004/07/30 16:14:58

アメリカ型ファンの関心は比較的低いと思われる銀座松屋の鉄道模型ショウですが、何とKATOのブースにカリフォルニアゼファーの試作品が展示されています。
メーカーがNewly tooled cars告知していた通り、全てが新金型。
Nスケールのプラ製客車も実物に忠実な時代の到来となるか注目大です。



[1626] Re: B&O博物館について Tad 2004/08/01 09:32:45

先週、所用で東部に行きましたのでついでに見に行きました。なんと11月13日まで閉鎖されていました。屋根は直っていましたが、外に並んでいる(放置されている)機関車群は、ますます傷みが激しくなっているようです。どうするつもりでしょう。今回は行きませんでしたが、デトロイト郊外のヘンリー・フォード博物館のは今にも動き出しそうな保管状態です。でもやや照明が足らないので懐中電灯を持っていくとよいかもしれません。

ペンシルバニア鉄道博物館は展示物の入換がありました。GG-1の位置が変わり、DD-1のあったところに水色の流線型タンク機関車がありました。電力会社のもののようです。説明がなくよく判りませんでしたが、無火機関車のように感じました。0-8-0の大きな機関車です。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらお教えください。外にあるM-1の位置も変わり、外被が外されて惨めな姿です。

Steam Townもついでに行きましたが、K-4の修理は遅々として進まず、火室の外側の板(外被ではない)が外されていました。ステイ・ボルトを外して並べてありました。扇形庫の中には見学用の回廊が出来ていたのは評価できます。CPのパシが稼動中で2台の客車を引いてヤードの端から端まで約2キロを往復しました。梅小路の運転とはずいぶん違って、かなりのスピードでした。
今回判ったことはK-4が修理されている工場は戦後建てられたディーゼル用の検修庫で、蒸気用の検修庫は廃屋になっていました。したがって、車輪旋盤は大きなものはなく外注せざるを得ないようです。



[1627] MR_10月号 Joke機関車 2004/08/18 20:34:27

今月はずいぶん早く、今日到着しました。
この10月号は秀逸な記事が多いですね。
その中でも“50、60年代のN&Wの列車”と“背景画の描き方”が気に入りました。



[1628] またまた買収 Joke機関車 2004/08/20 23:02:28

Horizon HobbiesによるAthearn、MDC買収のあと、今度はTomar IndustriesがAlexander Scale Modelsを買収との報がMR誌のHPにありました。Tomar IndustriesもAlexander Scale Modelsもよく知りませんが、アメリカでも弱肉強食の業界再編が進んでいるのですかね。

それにしても日本の業界は一見平和ですね。
ブラスしかないけど数十万円の価格をつけて...
これが売れるんですかね?



[1629] Re: MR_10月号 taknom 2004/08/24 22:14:58

私のところも、ようやく届きました。
今月は、背景画特集ですね。特に「特集」とは書いてないですけれども、関連する記事が多いと思いました。



[1630] ”How Steam Locomotives Really Work” Joke機関車 2004/08/31 11:19:05

Kalmbach TRAINS の案内メールにタイトルの本の紹介が有りました(出版社からの案内として)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0198607822/qid=1093918631/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-0089605-0136375

英オックスフォード大出版局の発行なので、英国型に範を取っていると思われます。
2000年にハードカバーが刊行され、今回は廉価版のソフトバウンドです。
この本内容が良かったら買いたいと思いますが、どなたかご教示願えたら幸いです。



[1631] 待てば海路の日和なし 宮崎 繁幹 2004/09/07 00:21:00

皆さん、こんばんは。宮崎です。

ここのところ静かな、当掲示板。故人曰く「便りのないのは、良い知らせ」だの「待てば海路の日和あり」なぞと申しますが、そうでない場合もあるらしい。もっとも海路の日和は帆船の話だから、鉄道には、もともと関係なかったものか・・・。

本日、コネチカットのTHE CABOOSEから来信。最近は、とんとご無沙汰なので、はて何か?と開けてみれば、「同封のリストは貴殿の予約状況一覧表にござる。当店の制御不可能な状況変化に鑑み、Railworks社に関する予約は、破棄せざるを得なくなり候。同社より、事業から撤退せんとの通知を受けたり。本件につき、当店は誠に遺憾に存じべく候」(原文英語)とある。

Railworksは、多作ではないがPRRの客車とか、ボチボチはやってたと思ったんだが。私が予約してたのは、New Havenのレールバスで、3年くらい前でしたか、予約受付の広告を見て直ぐ申し込んだんだが、こんなマイナーなもの、本当にやるのか?、と当時は少々驚きました。でも貧者の一灯で、デポジット打っときゃメーカーも本気になるんじゃ、と期待したんだけど、駄目でしたね。実物も殆ど出番がなかった訳だが、なにも模型がそこまで真似しなくてもねぇ。せめてプロトタイプくらい写真で見せてから、ぽっしゃても良かったのにと思う次第です。

宮 崎 繁 幹



[1632] New_Havenのレールバス えふ 2004/09/08 10:00:32

宮崎さん、こんにちは。 えふ、と申します。

New Havenのレールバス、どんなモノかと検索してみました。
http://www.danbury.org/drm/museum.htm

貫通式のレールバスとは珍しい、黄色の塗装がちょっと、、などと思いつつ、手持ちの
"Interurbans Without Wires, The Rail Motorcar In The United States"'79 by Edmund Keilty, Interurbans

の Mack Trucks, Inc. の項を見ると、プロトタイプのNo.10の白黒写真('51?)が、おお、カッコ良い!
PCC Carを横に広げた感じの車体は、NY交通局のバスが基になったと出ています。

宮崎さんは、Danbury Railway Museumでこの黄色のFCDUの実車をご覧になられているんだろうな。うらやましいです。



[1633] Re: New_Havenのレールバス taknom 2004/09/08 20:12:20

宮崎さん、えふ さん、こんばんは。

> New Havenのレールバス、どんなモノかと検索してみました。
> http://www.danbury.org/drm/museum.htm

リンクありがとうございました。私はうまく探せなかったのですが、写真を見ることができました。なかなか良い感じですね。

もし、またどこかから模型が出ることがありましたら、私も購入したいと思いました。メーカーへの励ましを増やすのに役立つでしょうか...

taknom
http://modelrr.net/



[1634] お久しぶりです。 回転熊輪 2004/09/09 22:35:32

回転熊輪です。私の場合は、宮崎さんの言われる『便りが無いのは・・・』ではなくて、出て行くタイミングを完全に失っていた様な気がします。

いつぞや話題に出た『蒸気機関車の挑戦』について質問です。P238の5行目に『こうして一九三九年、二両のS1型は・・・』と言う文章があるのですが、これは1942年に作られた2両のT1型、6110号と6111号と取り違えられているのではないでしょうか。前作、『蒸気機関車の興亡』のP302には、『当初のジョンソンの提案に従い一九四〇年4−4−4−4のT1を二台、ボールドウィンに作らせた。』となっていますし、他の本でもS1は1両のみ、となっているので、ほぼ間違いないとは思うのですが。既に改定されているやも知れませんが、知ってる方がいらっしゃったら教えてください。

もし本当にS1が2台作られていたら、あんな新機軸の怪物をいきなり複数作ったのかと、何か心踊るものがあるのですが。まあ、ゾロゾロと数十両も作られてたら、かえって怖いですけど。

それから不思議に思うのが、3年後の1945年から本格的に量産が開始されたT1型のナンバーです。これらは5500−5549となっているのですが、これは最初のT1が作られた前後にQ1型(1942年)、Q2型(1944年)がそれぞれ6130、6131の番号をQ2型の量産型(1945年)が6175−6199の番号を、そしてS2型が6200(1944年)の番号を既に付けられていたので、ある程度まとまった数の量産を計画していた量産型T1には適当に開いている番地を割り振った、と解釈して良いんでしょうか。後から出来た新型に中途半端な前の番号を割り当てるのって抵抗無かったんでしょうか。
現在では、T1型は高速運転時の空転と言う致命的な欠陥を持ちながらも、Niagaraと並んでディーゼルに対抗する最後の切り札、蒸気機関車の決定版として扱われている様な気がするのですが、番号のぞんざいな扱いからすると案外、Pennsylvania鉄道の上層部では蒸気を見限る方針が早々に固まってしまっていたのかもしれませんね。



[1635] Re: お久しぶりです。 sada 2004/09/10 11:46:20

手許に「挑戦」が無いので記述の確認ができませんが、S1は1両だけしか製作されていないはずです。

T1のナンバーについては、アメリカの鉄道のナンバリングは一般的にあまりシステマチックでないものが多く、その中でもペンシーは最右翼でしょう。
初期のK4などは空いている番号に適当に割り振ったのか殆どランダムにつけられています。量産後期になるとある程度シーケンシャルにナンバリングされていますが。
そのK4の最終製作機が5499(番号自体はそれ以前の量産機に7000番台、8000番台がつけられています。)ですので、T1の量産機はK4の後継という意味もあって5500からはじめたのではないでしょうか。もともとぐちゃぐちゃだったものをなんとか整理しようとした結果だと思います。



[1636] 有難うございます。 回転熊輪 2004/09/11 00:34:25

sadaさんへ

解答してくださって有難うございます。やはり1両でしたか。ちょっと残念な気もしますが、大きさがきさですからね。名高いK型の後継機として番号を与えられた、と言う可能性は考えもしませんでした。そうであるなら相当期待されてた、とも考えられるのかも知れませんね。

Pennsylvaniaに比べてUPなどは随分とスッキリした方だったのですね。日本では5桁になるのを嫌って動輪軸数をアルファベットに置き換えて頭につけていましたが、無理にでも4桁に収めたアメリカは鉄道会社も機種も多いので、急に変えるわけにもいかなかったのかもしれません。1社だけが違う方式を採用しても何かと不便でしょう。もっとも、余り細かいことには拘らない風土なのかもしれませんが。



[1637] こんばんは アメリカ電鉄マニア 2004/09/12 22:11:44

皆様、お久しぶりです。
先日ちょうど、『蒸気機関車の興亡』のほうを図書館から借りて読んでいました。
『興亡』、『挑戦』ともに、思い出しては借り出してきて読んでいます。ただ、結構間違いは多いので、S1の件もその一つと考えていいと思います。特にプルマン寝台車や自動連結器の記述は事実と一部異なるのでご注意を(アメリカでの風説にのっとってはいますが)。
このあたりが何度も読むくせに購入をためらわせている理由なのですが、巷で散見される孫引きを繰り返した駄文とは異なり、間違いがあっても読むものに知的好奇心を喚起してくれる優れた作品であるのは面白いところです。

PRRのナンバーの件ですが、客車の方も室内様式に関わらず結構ランダムに割り振られていたようです。まあこちらはプルマン社などが画一的なものを大量生産して鉄道会社に割り当てたという側面もありますからそれほど支障はないのでしょうが。



[1638] やはり無火機関車でした Tad 2004/09/14 09:03:58

> ペンシルバニア鉄道博物館は…水色の流線型タンク機関車がありました。電力会社のもののようです。…無火機関車のように感じました。0-8-0の大きな機関車です。

やはり無火機関車でした。とにかく巨大で驚きました。
説明文が見つかりました。
Pennsylvania Power & Light No. 4094-D
Heisler 0-8-0F 1940. Gift 6/1969 of PP&L Co. "Fireless"-type. Largest and only 0-8-0 fireless ever built. Originally built for Hammermill Paper Company, Erie. Streamlined for NY World's Fair. Restored to c.1940s appearance.

Heislerと書いてあるところが興味を引きます。
http://www.rrmuseumpa.org/about/roster/motive.htm



[1639] 本当のこと? Joke機関車 2004/09/14 13:28:55

資料を作る上で完全無欠というのは、大変困難なことと思います(もちろん書く人は第一に心がけなければいけませんが)。
今回の回転熊輪さんのご指摘は著者の単なる勘違いだと思います。
それにも増して我々が知らなかったことを教えて下さった事に感謝したいと思います。


[1640] 鉄道会社の系統樹 ワークスK 2004/09/14 15:37:58

鉄道会社の合併を系統樹の様に辿れるサイトを発見しました。なんとフランスの方のもので、「作成途中」とはいうものの、よくもここまで調べられたものです。また、逐次「出典」を示されているところは、まさに感服モノです。

試しにBNSFを辿ってみてください。びっくりさせられますよ。
http://laurent.aublette.free.fr/histo/bnsf_hist.html



[1641] Re: 鉄道会社の系統樹 Y._Matsuo 2004/09/15 18:13:08

TRAINSで1999年に、鉄道会社合併の流れを、ツリーにまとめたものを連載していました。現在のクラス1鉄道が網羅され、過去と現在の各社のヘラルド(マーク)や、合併の時期や経緯の簡単な解説もあり、これも大変便利な資料です。まだご覧になっていない方、バックナンバーを入手する価値もあると思います。



[1642] 新#118がトレイン誌に登場 ワークスK 2004/09/21 19:06:00

新刊のトレイン誌10月号をパラパラめくっていると早速、p42に紹介されていました。それによれば、このカプラーの目的は、心配していた「見てくれ」オンリーではなくて、上下に外れにくくする「機能」も兼ね備えているというようなことが書いてあります。掲載されている写真のアングルが良いので、十分に納得できる話で、「オーバーハングの大きな車両が勾配の急激な変化する箇所で自然解放しやすいのを防ぐ」などと、私の杞憂?を払拭してくれています。ただ、機能を発揮するのは“シェルフ”ではなくて、Kiichi_Yamamoto氏のご説明にある“カプラーの左右にある上下に振れない為の突起と突起受け”ということになります。

ということは、日本のブルートレインや気動車に使われていた日鋼(=日本製鋼所)式自動密着連結器と同じですから、シェルフを取り除けば、これらのモデルに最適ということでしょうか。



[1643] GG-1先行試作機がトレイン誌に! ワークスK 2004/09/21 19:16:49

アメ情の第142号(2003年9月22日)で言及したペンシィGG-1の先行試作4800の保存機が、新着トレイン誌10月号p74に紹介されています。これがレイモンド・ローウィの手が掛かっていない、たった1両のリベットスキンで、お手元のブロードウェイ製品などと比べれば、インダストリアル・デザイナーの行った仕事を実感していただけるはずです。



[1644] Re: 新#118がトレイン誌に登場 Kiichi_Yamamoto 2004/09/21 23:18:06

この“カプラーの左右にある上下に振れない為の突起と突起受け”を持つAAR Type Fカプラーを標準で装備する車輌が有ります。

それは、編成を分解せずにロータリー・カーダンパーで荷役を行う車輌です。模型化されたトリニティ社 RD4 石炭ホッパー、ジョーンズタウン・アメリカ(旧べスレへム・スティール)社コール・ポーター、ACFバスタブ・ゴンドラが該当します。両エンドとも“カプラーの左右にある上下に振れない為の突起と突起受け”を持っています。通常は片エンド(別色で塗り分けか太い線が入っている側がロータリーカプラを装備する側を示す)に回転可能なロータリーカプラを装備しています。運用上両エンドに回転可能なロータリーカプラを装備している車輌もあります。この場合両エンドに別色で塗り分けか太い線が入っています。



[1646] Movie_2本 HOBO 2004/09/25 21:26:19

皆様、お久し振りです。
以前にネット上で見る鉄道の記録映画について書き込みさせて頂きました。
あのサイトで最近気づいた2本の映画について言わせて下さい。

(1).Passenger Train, The
http://www.archive.org/movies/details-db.php?collection=prelinger&collectionid=passenger_train&PHPSESSID=7f409523da15c3f3810d9b0b45b4f104

1940年、B&Oが主役の記録映画です。この時期のB&Oの映像はあまりお目にかかった事がないので貴重だと思います。
ただ、この映画の終わり部分がなぜか後年作成された同名タイトルのエンディング部分に変わってしまっています。
単純なミスだとは思うのですが.....。
ともかく、B&Oファンの人にとっては見る価値ありと思います。

(2).Danger Lights
http://www.archive.org/movies/details-db.php?collection=feature_films&collectionid=danger_lights&PHPSESSID=be6e87760392f67af68e389f8c4f5d1b

1930年作成の劇映画です。以前、Classic Trains Magazine に、この映画の記事が出ていたと思います。
昔のMilwaukeeが好きな人なら、この映画は絶対に見ておかなくてはならない1本です。
しかしながら、なぜかネットのものはカットされている部分があります。(自分の持っているビデオと見比べて確認してみました。)
元にしたプリントがそうであったのかどうかは判りません。とりあえず、「お試し版」としてなら見れます。
より完全なものが見たい人はソフトを探さなくてはならないのが少々癪ですね。

それでは、また。



[1647] ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? ワークスK 2004/09/30 09:37:42

2005年版のウォルサーズ・カタログからアサーンとMDCが抜けて、バウザーとブランチラインが入ったとの情報が……
レールパワーとディテールズ・ウェストは?
http://www.trainorders.com/discussion/read.php?3,796726

実際に入手された方の御報告をお待ちしています。



[1648] Re: Movie_2本 ワークスK 2004/09/30 09:46:59

HOBOさん御紹介ありがとうございます。
ただ、情けないことに、この映像のダウンロードと再生の方法が解りません。
MPEG4はダウンロードできたのですが再生ソフトを見つけられず、MPEG2というファイルはダウンロードすらできないありさまです。
私は動画に疎いので、これらのファイルはオンライン状態だけで再生できるのでしょうか。

申し訳ありませんが、その辺りを“手取り足取り”お教えいただけると助かります。



[1649] Re: Movie_2本 HOBO 2004/10/01 18:32:31

私は再生フォーマットファイルにはMPEG4の256kbを選択しています。再生ソフトにApple社の"Quick Time Player"を使用しています。無償のソフトです。以下のサイトでダウンロードできると思います。使用OSによるダウンロードの選択に注意して下さい。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/index.html

自分はWindowsを使用しているのでMacを御使用の場合はどなたかにアドバイスを頂くのが最善と思われます。
MPEG4のファイルがダウンロード済であるなら次の手順で見れると思います。(Windowsの場合です)

(1).エクスプローラーでMPEG4ファイルを保存しているフォルダーを開く。ダウンロードしたMPEG4ファイル名が表示されていると思います。

(2).そのMPEG4ファイルにマウスフォーカスをあててマウスを右クリックする。するとメニューの一覧が表示されますので、この中から"アプリケーションから開く(H)"というメニューが表示されますので、マウスのフォーカスを"アプリケーションから開く(H)"に当てます。当てるとアプリケーション名がいくつか表示されると思います。

(3)."Quick Time Player"の名称が表示されている場合はそれを選びます。これで再生が始まると思います。もし、"Quick Time Player"の名称が無い場合は、"プログラム"の選択..."を選択します。選択するとアプリケーション名の一覧画面がでるので、そこから"Quick Time Player"を選択します。

あまり良いアドバイスが出来ませんが何かありましたらレスをお願い致します。

なお、ダウンロードが面倒な場合は"Stream"を選択して直接見る事が出来ます。
(ちなみに"B&O"の動画については左右音声の片側がちょっと出ていないように感じられます。)



[1650] Re: ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? Rudolf 2004/10/01 19:17:29

丁度昨日、2005年版カタログが来たので調べてみました。

Athearn、MDC、Railpowerは消滅。
Bowser、Branchline、Details Westは掲載。

当方はTrainordersの掲示板が見られないので何が書いてあるのか判りませんが、取り敢えず表記の各メーカーについてはそんなところです。



[1651] 追加 Rudolf 2004/10/01 19:34:17

Bowserの貨車のページ、小さい写真ですが殆どの車両が写真付掲載…というか、UndecとNo number以外は全部掲載されているみたいです。
Branchlineは一部車種の写真のみですが、その代わりに写真はやや大きめの物になっています。

パッと見た感じではAthearn等がカタログから消えることについては何も書いていないようです。
品切れの製品がリストから落ちるのと同じ感覚でしょうか…メーカーの製品全部がメーカーごと一気にカタログ落ち(笑)



[1652] Re: Movie_2本 taknom 2004/10/01 22:57:30

HOBO さん、ムービーファイルの紹介をありがとうございます。

私はMacOS X を使っています。「MPEG4」のリンクを Ctrl+クリックして、ファイルとして保存し、OS標準の QuickTime Player で再生できました。これも標準のiDVDを使ってDVDにするのも問題無さそうです。

B&Oのムービーは、私のところでも左側の音声が聞こえないです。

それにしても、こんなファイルがパブリック・ドメイン(著作権を放棄して利用自由)で公開されているところに、文化の奥深さを感じます。

--
taknom
http://modelrr.net/



[1653] Re: Movie_2本 HOBO 2004/10/01 23:42:20

taknomさん
Mac側からのアドバイス有難うございます。
このサイトは新しいものを時々サーバーにアップしているようなので、暇な時にチェックすると良さそうです。



[1654] Pennsy_S1_Class_Duplex_の_Video_Clip HOBO 2004/10/04 19:58:33

おまけの情報を追加させて頂きます。

Green Frog Productions に製品サンプルのページがあります。

http://www.greenfrog.com/audvid.html

その中で Golden Twilight of Postwar Steam というタイトルの Video Clip を見たところ、冒頭に Pennsy の S1 Class Duplex が出てきました。
短いシーンですが実物の動画を見たのはこれが初めてだったのでちょっと得した感じです。
サイドスカートが外された時期だと思いますが、それでも注目される姿をしていますね。

他にも近年の実物、ライブスティームなどのサンプル動画が見られるのは嬉しい限りです。

なお、ページから削除された際は御容赦下さい。



[1655] Historical_Societyとは? 回転熊輪 2004/10/07 02:10:20

最近、ネットでの博物館めぐりにこっているのですが、その際にHistorical Societyと言う組織をよく目にします。1つや2つだけでなく、かなりの数があるみたいです。博物館ほどでないにしてもそれなりの資料を揃えているみたいなのですが、はるかに商売っ気が旺盛と言うか、あまり公共の施設らしい感じがしません。でも、会社ほど商品が前面に出てきているわけでもないのです。

いったいこの組織の実態は何なのでしょうか。会社なんでしょうか。それとも資料館か何かなんでしょうか。

想像するに、収集品が余りに偏った好みなので公共の利益に奉仕しないと判断されて公的な支援が受けられない私営の博物館ではないでしょうか。それとも、もっともらしい展示品を持っていない規模の小さな博物館とか。いずれにせよ、運営資金が必要なので、より商魂たくましい雰囲気があるのではないかと。

もしこのHistorical Societyについて何かご存知の方、または実際に訪れた方とかいらっしゃいましたら、いったいどんな目的で運営されているのか教えてください。よろしくお願いします。

ちなみに、アメリカには約6000の博物館が存在し、これは世界の約4分の1に相当するらしいです。

話は変わりますが、先日、ビコム株式会社から出ている『世界の蒸気機関車』と言うビデオを購入しました。細かい部分の映像や機械的な解説と言ったものはないのですが、47分にわたり世界の有名動態保存蒸気(1980年当時)が収録されており(15機種程度)、映像や構成も良かったので、値段と比較しても中々見ごたえのあるものでした。あくまでも、鉄道物の映像を見慣れてない私の私見ではありますが。元は海外の映像(ドイツ?)らしく、それに音楽をつけ、ナレーションを吹き変えたものみたいです。

少し前に購入した動態保存機を扱った海外の某ソフトは、2時間の長きに渡って、ただ単に列車が右から左へ流れて行くだけと言うスバラシイ物でした。120分の間、私は首を左右に振っていただけです。動態保存機を見るためのビデオなのだから仕方がないのかも知れませんが、現役時代の映像を入れるとか、もう少し凝った演出があってもと思いました。



[1656] Re: Historical_Societyとは? Y._Matsuo 2004/10/07 23:04:50

「Historical Society」とは、「歴史研究者、歴史的価値のあるものの愛好者の集まり」と解釈すれば良いと思いますが、「鉄道友の会」のような要素も強いです。

各Societyがそれぞれの活動をしていてます。例えば、鉄道車輌や設備の実物の保存。これが非公開のもの、博物館として公開しているもの等、様々です。また、動態保存車輌を使ったイベント列車運転を主催したり、文献を出版したり、と様々です。博物館を手伝う愛好者グループの名称が「Historical Society」になっている例もあるようです。多くは法人組織になっていますが、営利目的ではなく、車輌保存などの活動資金を得るために、出版物販売などに力を入れています。

ちなみに私は、全米規模の「Historical Sosiety」である、「National Railway Historical Sosiety」(略してNRHS)の会員です(おそらく、日本人で唯一)。全米各地に支部があり、保存車輌を保有している支部も多いです。年に数回、会報が送られてきますが、大変マニアックな研究レポートが掲載されています。毎年開かれる年次総会(Anual Convention)は、開催地が毎年変わり、地元の支部が主催し、その地域の鉄道で色々なイベント列車を走らせます。昨年月刊「とれいん」誌に、サンタ・フェの大型蒸機No.3751の本線走行の模様が掲載されましたが、これもNRHSの年次総会でのイベント列車です。詳しくは→ www.nrhs.com



[1657] Re: Pennsy_S1_Class_Duplex_の_Video_Clip ワークスK 2004/10/08 21:24:43

HOBOさん、ご教示、有り難うございました。無事、拝見することが出来ました。ビデオもいいものですね。

PRRのS1走行シーンは、スカートが切り刻まれているとはいうものの、感激でした。



[1658] Re: ウォルサーズ・カタログからアサーンが消えた? ワークスK 2004/10/08 21:32:11

Rudolfさん、ご報告を有り難うございました。
インターネット時代ということで有難味が薄くなっているとはいうものの、特にパーツや素材、工具で網羅的に検索できるウォルサーズ・カタログは未だ未だ重宝する存在ですよね。



[1659] Re: Historical_Societyとは? ワークスK 2004/10/08 21:48:47

私は、その名もBN鉄道友の会=FOBNR=Friends of The Burlington Northern Railroadの会員です。この手の団体で付きものの「Historical Society」の語句は、「副題?」に出てきます。
http://www.fobnr.org/

この会の活動はY._Matsuoさんが入会されているNRHSと似たようなものですが、数ある中であまり活発とは言えない方だと思います。まあ、会によって大きな差があることでしょう。
もちろん私は年4回の会報を送ってもらうだけです。年次が改まったときに添付される会員名簿を見ると日本では私だけのようですが、別に非公開会員がおられるかもしれません。



[1660] Re: Historical_Societyとは? 宮崎繁幹 2004/10/09 10:41:11

NRHSには、20年ほど前フロリダに居たとき参加し、支部の例会にも何回か出席しました。講演やスライド映写などが主で楽しかったです。Tampaで鉄道ビデオの制作・販売をしているヘロンさんも会員のようで、売り物のビデオを持参して見せてくれました。買わずに見れて、凄くお得な気分になったことを思い出します。

NRHSは支部の数が多く、活動状況もまちまちのようですね。活発な支部は、本を出したり、列車を運行したりしていますし、小さな支部は、バーベキューパーティーで鉄道談義をするといった具合のようでした。

全国的なもの以外に、特定の鉄道や、地域の鉄道を対象としたものも数多くあり、Mainline Modeler誌に一覧が毎号載っています。ざっと60程リストされています。

「○○鉄道友の会」の名称は親しみやすさがあって良いですが、「○○ Historical Society」とこれまた、学究的で高尚な響きがあり、別の意味で良い名前と感じます。

宮 崎 繁 幹



[1661] 有難うございました。 回転熊輪 2004/10/10 18:25:23

Y._Matsuoさんへ
Historical Societyとはその様な感じの組織だったのですね。詳しい解説をして下さって有難うございます。掴み所がなかったのも当然で、これほど広い範囲を対象としていたとはちょっと想像していませんでした。資料館どころではありません。流石は鉄道王国と言われたアメリカだけあって、その愛好者の裾野や活動は随分と広いものなのですね。愛好者団体が主催して実際の線路上に機関車を走らせてしまうことって、考えてみれば凄い出来事です。日本ではちょっと無いんじゃないでしょうか。保存機の復元にボランティアが関わったりする例はあった様に思うんですが。

それにしてもHistorical Societyの会員になっている方がいらっしゃったとは。ううむ。凄いですね。このサイトに書き込んでおられる方には海外在住の方や渡航経験がある方が多くいらっしゃるみたいなので、Historical Societyに訪問されたり問い合わせたことがあるかもとは思ったのですが、よもや所属している方が存在するとは驚きです。一般に入手出来る書籍では知りえないディープな情報を入手出来るのは大きなメリットですね。

ワークスKさんへ
団体によってはHistorical Societyを看板にしないところもあるのですね。それにしても、Y._Matsuoさんに続きワークスKさんも会員だったとは。1970年誕生ですから、BNは割と新しい鉄道ですが、Historical Societyの研究対象は新旧を選ばないんですね。

宮崎さんへ
心血を注いだ内容の濃い話を聞くのも良いけれど、鉄道好きと言う共通性で談笑するのもいいですね。以前、地下室でコーラとポテトチップス片手に鉄道談義に花を咲かせるアメリカの鉄道ファンの肩肘を張らない雰囲気を紹介されていた方がいらっしゃいましたが、楽しみ方も十人十色、運営の仕方も十人十色、自由な感じが伝わってきます。法人ともなれば、「かくあるべし」みたいな形式ばった雰囲気を想像していたのですが、まるで反対なんですね。

皆さん貴重なご意見を有難うございました。お話を伺って、Historical Societyの全体像が理解できました。程度の差は存在するが、しっかりとした組織である事も分かりました。歴史や機関車について、なにか問い合わせる必要が出てきたとしても安心して連絡を取れそうですね。会員でない者からの問い合わせに応じてくれるかどうかは微妙な所でしょうが。そう言えば、このホームページも一種のHistorical Societyと言えるかもしれませんね。



[1662] Hoosier_Line HOBO 2004/10/15 23:51:21

Hoosier Line というタイトルのフィルムが最近アップされたようです。

http://www.archive.org/movies/details-db.php?collection=prelinger&collectionid=hoosier_line&PHPSESSID=f03adeab5189d3c893fd24fb7c55186a

MONONのプロモーションフィルムのようで、自分は初めて見ました。
鉄道の登場シーンはどちらかというと少なめですが、登場する機関車から推定すると1948年末頃から1950年代前半に製作されたフィルムではないかと考えています。

ただ、冒頭になぜかエンディングの部分が重複して収録しているので、これは編集のミスではないかと思います。
しかしながら、MONONの沿線がどのような雰囲気であったかを知る手掛かりにはなりそうです。



[1663] Re: 鉄道会社の系統樹 松本 2004/10/16 00:43:57

ワークスK さん wrote:

> 試しにBNSFを辿ってみてください。びっくりさせられますよ。
> http://laurent.aublette.free.fr/histo/bnsf_hist.html

ご無沙汰してます。すっかり“ビックリ”してきた処です。この方は随分とこの種の資料調査的な作業がお好きなようですね。その代わり、模型の機関車収集の方はプラスチック製の量産市販品が中心のようなので、こちらでは余り驚きませんでした。



[1664] Re: Hoosier_Line えふ 2004/10/18 23:23:24

HOBO さん貴重な情報、ありがとうございます。

MGMのミュージカル映画みたいな、歌付きというのが楽しいですね。
貨物列車の編成とか、モデル化するのに、とても参考になります。

何より、モノンではなくモーナンに近い発音がショックでした(w
ラファイエットはラフィエーだし。



[1665] Re: Hoosier_Line HOBO 2004/10/18 23:53:35

えふ さん 今晩は。

CMソングみたいのも中にはあって楽しいです。
また、ディーゼル機関車のBL-2が現役で動いている姿はこのフィルムで初めて見ました。印象深い姿ですが、ブラックとゴールドのカラーも結構良いと思いました。
MONONファンの人にはちょっとした参考資料になるかもしれませんね。



[1666] Bowser_purchases_Stewart_Hobbies Joke機関車 2004/10/21 08:10:24

お久しぶりです。

Stewart HobbiesがBowserに買収されたようです。
http://www.trains.com/Content/Dynamic/Articles/000/000/005/490lsimp.asp

AthearnのChallenger、LionelのUP Veranda Gas Turbineのprice dropなどアメリカの模型業界は流動的ですね。



[1667] BN友の会々員の内訳 ワークスK 2004/11/02 20:51:43

今日、会報の季刊4号と共にメンバーリストが送られてきましたので、数えてみたところ、米国国内の237人に対して、それ以外はたった14人と全くの少数派で、スイスが4人、オーストラリアが3人、カナダが2人、ドイツ、スエーデン、イタリア、イギリス、日本が各1人でした。ちょっと意外な国別の割合ですね。



[1668] NMRAの会員数 Joke機関車 2004/11/03 10:33:39

ワークスK さん お世話様になっております。

NMRAは19,789名です(2004年7月現在)。
日本人は故 山崎喜陽さんを含め50人ほどです。

とりあえず報告まで。



[1669] GN_Historical_Society Jackおじちゃん 2004/11/03 10:36:57

初めてかきこさせて頂きます。
Great Northern Railway Historical Societyというのもありまして、小生、唯一人の日本人会員と思われます。年会費50ドルです。
http://www.gnrhs.org/ です。



[1670] NMRAのHeritage_Car Joke機関車 2004/11/03 11:23:42

今回初めて4輌ほど注文して到着しました。

・HOLLYWOOD&WESTERNのreefer→ビルボードのビキニ姿の美女が何ともいえません?(かの有名なVARNEY製の複製と聞いておりますが)

・Plattville&Calamine RRのboxcar→Westcott氏の後釜を嘱望されながらTrain Showのさなかに急逝されたGordon Odegardさんの(もう20年位前の話です)記念すべき車輌です。

・Alturas&Lone Pineのboxcar→この人(Whitt Towerさん:故人)も懐かしいですね。

・・・・このような回顧記事お許しください。



[1671] Milwaukee_Road_Historical_Association HOBO 2004/11/04 20:14:37

私はMilwaukee Road Historical Associationに入っています。この会のメンバー数や国籍の構成は知りませんが、ある掲示板でスイス人も参加しているという書き込みを見た事がありました。日本人は自分一人かな?
最近送られてきた会誌では会のメンバー増強についての記事があり、切り離せる3名分の加入カードが会誌に付いていました。
(宣伝で申し訳ありませんが、この鉄道が好きな方は会への参加をひとつ御検討下さい。)

現在、年に4回送られてくるの会誌は本当に嬉しいものです。



[1672] Re: NMRAのHeritage_Car ワークスK 2004/11/05 09:54:49

ビキニの貨車というのは、これですよね?
http://www.rrhistorical.com/cgi/NMRA_Store_Heritage/nmra-heritage.cgi?thispage=page9H.html&none=Go+to+Selected+Car&ORDER_ID=203391400

写真は後日入手のモデル

説明文を繰り返し読んでみるのですが、私の語学力が非力なので、この絵柄が実物を模したものなのか、または創作なのかが解読できません。どちらなんでしょう?



[1673] カトーからF40PHが! ワークスK 2004/11/05 10:10:44

カトーUSAのHP http://www.katousa.com/ に、新製品予告のポスターがアップされていまして、かねてから噂のあったF40PHが載っています。バックマン製品が期待はずれだっただけに、待ちに待った形式です。年代毎の変化もソコソコありますから、キットバッシャーにとっては腕の見せ所になるに違いありません。ということは、真っ先にアンデコが売り切れるかも……



[1674] Re: NMRAのHeritage_Car Joke機関車 2004/11/05 15:30:46

ワークスK さん ご返礼ありがとうございます。

ワークスK さんご案内の通りです。
私も”興奮”しちゃって”ビキニ”と書きましたが、正確には”セパレーツ”ですね。私も十分説明文を理解できませんが、二次大戦前の話のようなので”ビキニ”はありえませんよね。

でも車輌の出来もそこそこで(Athearn製)見ているだけでウキウキしてきます。(!?)。
これは全くのmodelの世界だけの車輌と思います。
taknomさんのサイトの画像掲示板にUp closeを載せておきますのでご笑覧ください。



[1675] Re: Matt_H._Shay Jackおじちゃん 2004/11/05 17:09:36

Triplexについては、70年代のTMSで久保田氏がスクラッチビルドされた作品を見て、その存在を初めて知りました。小生はGNファンなのですが、Triplex(特にErie)にはすっかりとりつかれてしまい、日本型フリーランス(HO)で、機関車はD52で自作テンダー下に0−8−0をつけたモデルを作り、TMSコンペティションに応募したものです(30年前ですね)。その後、何とか本物のKey/Samhongsaの製品を入手しました(未塗装です)。久しぶりに、書籍「articulated Steam Locomotives」を引っ張り出して、
Erieのところを読み返してみたところ、Erie鉄道では、間接型は6輌しかもっていなかったそうですね。そのうちの3両がTriplexというわけです。
ところで、Matt H.Shayと言うのは何でしょうか?ErieのTriplexのニックネームでしょうか?

塗装済みのTriplexの例としては、とれいんぎゃらりーに1輌おいてありますね。小生も未塗装なので、外注で塗装に出すことを考えています(考えているばかりで10年もたってしまいましたが)。



[1676] Re: カトーからF40PHが! takom 2004/11/05 23:06:57

ワークスK さん 、情報をありがとうございます。
KATOならば、ディテールや走りも期待できそうですね。サウンド・デコーダ取り付けも含めて、今から楽しみです。



[1677] 鉄鉱石ドック:グレートノーザン鉄道 Jackおじちゃん 2004/11/06 00:08:42

今週、アマゾンに発注していた”Great Northern Railway Ore Docks of Lake Superior Photo Archive”が届きました。この本は、クレート・ノーザン鉄道にとって重要な貨物であった鉄鉱石をオアカーから鉄鉱石運搬船に積み替える施設である鉄鉱石ドックを紹介したものです。鉄鉱石はミネソタ州北部のメサビ鉱山で採掘され、グレートノーザン鉄道のオアカーに載せられてスペリオール湖沿岸のスペリオール市南東のAllouezのヤードに運ばれ、この鉄鉱石ドックでオアカーから鉄鉱石運搬船に積み替えられて五大湖経由運ばれていくことになります。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1583880739/qid=1099661504/sr=1-12/ref=sr_1_0_12/249-7818691-4453946#product-details

この世界最大の鉄鉱石積み替えドックの存在は、Four Ways West Publications発行の”Great Northern Equipment Color Pictorial Book Two – Freight Cars”のオアカーのところに掲載されている写真で知りました。
http://www.fourwayswest.com/gnequipvol2.html

しかし、それ以外にはほとんど情報がなく、奥歯にものが挟まった状態が長く続いておりました。今回入手したこの本は、まさにこのドックの全てが、多数の写真とともに解説されており、とても嬉しいとともに、こういう非常にマイナーな本が出版されるアメリカの懐の深さにも驚かされます。

模型では、HOスケールで、Walthers Cornerstone Series から “Ore Dock” として製品化されています。いつぞやの鉄道模型ショウで新額堂さんのブースでかなりの割引価格で手に入れておりました。
http://www.walthers.com/exec/productinfo/933-3065

また、このモデルに欠かせないオアカーは、Walthersで製品化されていますが、手に入りにくい状況です。
http://www.walthers.com/exec/productinfo/932-4402

ただ、良質の鉄鉱石が採れにくくなった後のタコナイト用のオアカーは、再生産されています。黄色い警戒塗装が目印です。
http://www.walthers.com/exec/productinfo/932-4559

鉄鉱石運搬船もHOスケールで模型化されています。もっとも模型でも長さが1.5m以上になりますが。
http://www.resinunlimited.com/

このドックは、非常に巨大で、衛星写真でも確認できます(衛星写真は1997年撮影)。真ん中の3本の黒い線状のものがドックです。拡大すると線路も確認できます!
http://terraserver.microsoft.com/image.aspx?t=1&s=12&x=718&y=6464&z=15&w=1

(この衛星写真のサイトは、鉄道模型フォーラムで紹介されていたものです。)
しかし、現在のヤフーのデジタル地図では、このあたりは埋め立てられています。(昨年2003年までは線路とドックが残っていたのですが)
http://maps.yahoo.com/maps_result?multipleCityState=SUPERIOR%2C+MI&Get%A0Map=Get+Map&csz=SUPERIOR%2C+MI&country=us

できれば、頑張って、ドックの模型を完成させて、オアカーと運搬船も並べてみたいものです。



[1679] SFRH&MS Rudolf 2004/11/07 03:23:18

皆様それぞれご贔屓の鉄道の所に加入されているのですね。

私はSanta Fe Railway Historical & Modeling Society(SFRH&MS)と、Chesapeake & Ohio Historical Society(COHS)の二つに入っています。
何れもメンバーの国別構成は公開されていないので判りませんが、多分、他にも日本で加入されている方がいると思います…もしかしたら誰も居ないのかなぁ。

会報はCOHSの方は月刊、SFRH&MSの方は季刊になっています。
また、COHSは会員だと市販されているC&O(CSX等の親戚も含む)関連の鉄道模型も割引で買えるので会員になるとお得です。市販の貨車や客車と同じ物でも、COHSで売られている物は番号が市販品とは変えられている特製品もあります。

それに両方のSocietyとも、問い合わせのメールへの返信も早くて親切なところです。



[1680] Re: 鉄鉱石ドック:グレートノーザン鉄道 Joke機関車 2004/11/07 09:23:15

Jackおじちゃん様
初めましてJoke機関車と申します。
いろいろの情報・サイトのご紹介ありがとうございます。
アメリカの鉄道の魅力の一つが極限まで巨大化したシステムと思います(古代の恐竜に一脈通じますが・・・)。

今年、小樽の交通記念館(鉄道博物館)を訪れ、昔、最大の石炭積出港だった小樽筑港の模型(HO)をみて感激しました。

それにしてもGNのこのfacilityを個人で再現するのは大変ですね。
是非、完成されることを切望します。



[1681] 缶スプレー特注について 特急はくたか 2004/11/07 21:30:24

ワークスK様、始めまして。特急はくたかと申します。
貴殿の特注缶スプレー塗料の広告に非常に興味があり見させていただきました。
実を言いますと、私も鉄道模型の塗装に興味があり、ぜひ自分だけの色の缶スプレーを製作してみたいと思い、今回質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?

@缶スプレーの写真を見た限りでは、グリーンマックス様の鉄道スプレーに似ているようですが、グリーンマックス様で注文ができるのでしょうか?

Aもし特注が可能であれば、最小ロット数・費用はどれだけかかるのでしょうか?

直接アメリカ鉄道模型に関係ない質問で申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします。



[1682] Re: 缶スプレー特注について ワークスK 2004/11/08 11:51:19

「はくたか」というと上越線経由でしたね。当方の故郷は信越本線沿線の上田でいたから縁がなかったのですけれど……

さて缶スプレーですが、仰る通りグリーンマックスにお願いして作っていただいたものです。数は最小ロットという1千本です。アサーンのディーゼル機関車を見本に付けて、「この色」と指定しました。友人などの話では2、3年でガス抜けが心配になるとのことでしたけれど、今のところ大丈夫です。一応、温度変化が少ない地下のガレージの奥に積んであります。値段や納期などについては、直接、GMにお尋ねされた方がいいでしょう。

私は、残りの人生で1割の100本くらいが消費できればと思って作ったのですが、買って早々に忙しい職場に異動となって、自身で使ったのは今のところ2本だけです (^^;

ワークスK/栗生



[1683] Re: 缶スプレー特注について 特急はくたか 2004/11/08 16:34:12

ワークスK様

お忙しい中わざわざどうもありがとうございました。
近日グリーンマックス様に聞いてみます。



[1684] ”Playing_with_Trains” Joke機関車 2004/11/09 14:12:18

“なぜ男はtrainとともに成長するのか?”(?)
(これが主題なのかな?未だ分かりません)
“なぜ模型鉄道を趣味にするの?”の反語と思いますが。

それは別として、タイトルの本、MR誌11月号のコラム“Trains of Thought”はじめ、巻末にもに紹介されていました。早速購入しました。文章はそんなに難解ではないので、何とか読破できるのではないかと思いますが。

著者のSAM POSEY氏は、本職はレース・ドライバー(今はリタイア)でIndianapolis 500にも出場したようです。リタイア後はレースの世界のリポーターになり、かの有名なEmmy賞も受けたようです。

私はMR誌しか分かりませんが
“My Colorado Midland” Feb.1995
“The Magic of Illusion” Dec.2001
があります。

“なぜ模型鉄道を趣味にするの?”が頭に残り、少しでも前進したいなぁと思い直しました。私事雑言。お許しを。



[1685] ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/09 18:24:44

こんばんわ。

先にPFMの話題が出ていましたが、私も1970〜80年代に全盛を誇った国産ブラスメーカーの終焉時期に興味を抱いています。それなりに調べたりしたのですが、まとまった文献や記述が見つかりません。

具体的には、AKANE、United、Fujiyama、G.O.Model、Olympia、Orion、Tobyといった、専ら外国型に力を注いでいたメーカーが、いつ頃に製造を取りやめたのか、またそこで働いていた職人さんたちはどうなったのか(アダチなど、日本型を作るメーカーに移動されたのか)、非常に興味を持っています。断片的な情報でも良いですから、よろしければ浅学の非才に御教示ください。



[1686] Re: ブラスメーカーについて Joke機関車 2004/11/10 13:21:10

私も当時は日本製のブラスがアメリカの模型鉄道に大いに貢献したことを誇りに思っております(日本は食うや食わずの状況だったはずですが)。

断片情報です。
AKANEはMR誌のAug.’64まで裏表紙(表4)に広告を出していました(今見ても買いたい機関車ばかりですが)。
それ以降AKANEという文字はパッタリと出てこなくなりました。
その後の裏表紙はPFMがしばらく続きます。

MR誌のNev.’63の製品紹介欄にSEKINE MODEL製のBaldwin 2-4-4-2 マレー(?)が載ってます。このMr.SEKINEは元AKANEの社員と紹介されていました。

私個人としては1965年ころ、友人の関係で長野県の下諏訪でこの種の工房を訪れた記憶があります。但し、当時はもう大した仕事が無いような状況でした。

これはもうRED BOOK(?)か何かを調べた方が早いのではないかと思いますが。



[1687] Re: ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/10 19:27:05

Joke機関車さん、早速のレスありがとうございます。

一応Brown Book(3rd edition,1994)は調べました。
でもこの本は動力車しか書いていないのです。気が付けば10年前の本になっていますしね。

一応、私が拾い上げた各社の最終製品(らしきもの)を書き出します。昔プレスアイゼンバーンから出た『The Art of Brass』の第2巻があればより正確なデータが得られると思いますが、あれは完全な稀覯書です(国会図書館にもありません)。

AKANE:1967年 USRA 2-8-8-2、USRA 0-8-0

United:1981年 D&RGW L-131(2-8-8-2), Rayonier 2-6-6-2
1984年 Caddo River 24t Shay (Atlas/Asahi名義)

G.O.Model:1985年 VGN AG(2-6-6-6)

Olympia:1972年 PRR F-3(2-6-0)

Orion:1986年 NYW&B MuCar
1987年 Amtrak AEM-7(?)

Fujiyama:1985年 NP Z-5(2-8-8-4)
本文には1990年廃業とあります。



[1688] Re: Historical_Societyとは? PINE 2004/11/11 01:46:21

米国鉄道友の会会員の方結構いらっしゃることを知りました。私も最近Fallen FlagとなったDM&IRの友の会である「The Missabe Railroad Historical Society」のメンバーです。もっともほとんど貢献できませんので維持会員(Sustaining Member)にしてもらっています。
一般にこうした友の会はアメリカの人たちの開放的な良いところが現れていて、その鉄道Rに大変興味を持っているので入会希望ですと申し込めば大概会員にしてくれますね。



[1689] 蒸気機関車の素晴らしいところ Joke機関車 2004/11/12 13:50:39

1940〜50年代にディーゼル電機に対抗すべくスティームタービンの蒸機が開発されましたが、多分効率・保守の面から生き永らえることが出来なかったのでしょう。
レシプロ機関というのは、人類発明の中で素晴らしい技術と思います。特に高速時の効率は他に負けていないと思います。

仇敵ディーゼル電機も何故かレシプロ機関です。
(ガスタービン機もありましたが、同じ理由で”恐竜”になりました)
また、アメリカのディーゼル機は”ディーゼル機関車”と言いながら基本的に”電気機関車”です。



[1690] Re: ブラスメーカーについて PINE 2004/11/13 22:55:36

1991〜1992年のほんの短い間、米国でわずか6冊程度発行され、廃刊になった"Brass Modeler & Collector"という米国型ブラスモデルをテーマにした幻?の季刊誌がありました。
同誌にはOrion、Go Model、Pioneer、日本3社の製造メーカーの紹介記事が掲載されておりました。お探しの情報に関係することが少し掲載されていますので、お役に立つかわかりませんがご紹介します。

Orion Models Co.
1986年、Metro向け, NY Westchester and Boston MU Car (HO、90台)が最後のようです。経営者のFumio Kagotani氏は病気のためリタイヤされ、1988年に亡くなられたとあります。

Pioneer Models Co.
雑誌掲載のリストによれば、Pioneer名義の米向け製品は1985年、CustomBrass向け MP-54T MU Trailer Coach (O 25台)が最後に挙がっている製品です。経営者のHIroshi Sudaさんは1990年にリタイアされたとあります。

G.O. Model Works, Ltd.
1984年、NJ/CB向け Virginian USD 2-8-8-2 (HO 175台)、Fulgurex向け K-Bay Sts B S 2/6 Steam (HO 赤とグレイ、計250台)の出荷を最後に廃業とあります。経営者のHaruzo Gotoさんは1987年亡くなられたようです。
同誌がもっと続けばその他のメーカー紹介記事も掲載されたのでしょうが、今となっては詮方ありません。



[1691] Re: ブラスメーカーについて delphinus 2004/11/17 00:11:24

PINE様>
貴重な情報、本当にありがとうございました。Brown Bookでも確認いたしました。先のレスでG.O.Modelのアメリカ型最終製品をVGN AGと書いたのは私の読み間違いです。同社が1985年に生産したのは、PINE様がお書きになった通りVGN USDでした。

外国型鉄道模型の製造・輸出と、腕時計の製造・輸出は、太平洋戦争で重工業が破綻した日本にとって貴重な外貨獲得手段だったと聞いたことがあります。これら外国型専門メーカーの創設者や、そこで働いていた職人さんたちは、まさに戦後日本の復興を陰で支えた人びとだと言えましょう。

今日では、おそらくほとんどの方が、Haruzo Gotoさんや、Fumio Kagotaniさんのように鬼籍に入っておられることでしょう。外国型専門メーカーの消息については、もはや調査不可能かも知れませんね。タイムマシンがあるのなら、25年前に戻って私が取材し、同人誌を作ってスワップミートに出展いたします。

もう1つ不思議なのは、日本型を積極的に作る方向に転換したメーカー(天賞堂、カツミ、カワイ、ミズノ、鉄道模型社(笑)など)と、そうしなかったメーカー(Fujiyama、G.O.Mmodel、Orion、Unitedなど)があることです。創業者の年齢や跡継ぎ問題があったのかも知れませんね。



[1692] ポーラー・エキスプレスとPM1225 ワークスK 2004/11/17 22:56:50

くだんの原作絵本を本屋で見てきました。もちろん、翻訳の方ですけれど、“急行「北極号」”という邦題が付いていました。で、肝心の機関車ですけれど、ハッキリとはしないものの、私にはパシフィックの様に見え、PM1225とは余り似ていない感じがしました。第4刷とありましたから、そこそこ人気があるのでしょう。

モデルの方は http://www.trainorders.com/discussion/read.php?3,819263 に「ライオネルのセットが売り切れ」とありますが、未だ出荷されていないのではないかと思います。NやHOで再現するとしたら……



[1693] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Tad 2004/11/18 20:42:00

この本の初版本を持っています。当時アメリカ在住で、息子のためにという名目で買いました。確かにメインロッドの掛かり方などパシかなと思いました。少しおかしな絵ではありますね。

久しぶりに手にとって見ると、当時私が訳したメモがはさんでありました。クリスマスを題材にした本は、宗教的バックグラウンドが違いすぎるので売れないと思い込み、放置してありました。アメリカ人の友人の奥さんが私の模型趣味を知っていて、「あなたこそこの本を訳すべき人だ」としつこく勧めてくれたことを思い出します。

当時この本の翻訳権を手に入れていたらちょっと面白い展開になったかもしれないと妙なことを考えさせられたひとときです。

日本語版はどなたが訳されたのでしょうか。その訳にも興味があります。



[1694] Re: ブラスメーカーについて PINE 2004/11/18 21:57:23

上のスレッドでご紹介したG.O. Model紹介記事では、その廃業への経緯が詳しく記載されています。

80年代に入り経営者のGotoさんの健康状態のため生産が進まなくなり、対策が検討されたそうです。一つはGotoさんは半ば引退し片腕として働いていたWagaさんという方に工場を委ねることでしたが、Wagaさんは一人でやってゆくことを望まなかったそうです。もう一つの選択は、下請けを使って生産を継続することでしたが、Gotoさんは他人がGOMブランドの生産をすることを嫌いその案を拒否されたとのことです。
984年4月VirginianUSDなど生産の後、NJ/CB向けのWstern Maryland L2が計画されたが、同8月には継続不可能となり廃業したとのことです。

Gotoさんはそもそも、天賞堂、次いでカツミ、クマタなどの下請けを経て独立されたそうです。下請けを使った上記メーカーは日本型へ転向することにより今日まで生き延びているのに対して、
GOモデルのようにそうしなかったところは継続できなかった、ということでしょうか。

ちなみに、出典の"Brass Modeler & Collector"の出版元はN.J. International, Inc.で、同紹介記事の筆者は発行人のJack LaRussa氏です。今となっては記憶の定かでないところあるのですが、同氏は80年代まで有力なブラスインポータであったNJ/CBの経営者ですので、米国の雑誌記事ですが、同社製品に関係深いG.O. Model、Orion Modelsなどの発展から終末までの経緯が比較的詳しく記載されています。これらのメーカーの工場での組立作業写真など興味深い写真も掲載されています。



[1695] Re: ブラスメーカーについて Joke機関車 2004/11/19 00:01:33

delphinus さん
PINEさんの紹介された"Brass Modeler & Collector"はRailpub( http://www.railpub.com/ )のcurrent catalog(PDF)のpage12に中古本で1991年版の#1〜4と1992年版#1、#2の在庫があるようです。ここは割と良心的でVISAかMASTER CARDで購入できます。
一応念のため相手にメールで確認した方が良いと思いますが。



[1696] 貴重な情報に感謝! delphinus 2004/11/19 00:41:37

PINE様
またまた、貴重な情報ありがとうございました。
『Brass Modeler & Collector』誌、何とか海外の古書店やebayで探してみたいと思います。

G.O.Modelの廃業の経緯、よくわかりました。Custom Brassが PFM Crownに対抗して発売した"CB Royal Series"がG.O.Modelの手になることを考えれば、Gotoさんが下請けへの事業委託を拒否した気持ちがわかる気がします(このシリーズの中でも、NP:A、C&O:H-8、N&W:Y-2/3は特に傑作だと思います)。利益よりも品質や矜持を重んじる、「日本の職人」さんだったのでしょう。
クマタやG.O.Modelが製作したCustom Brass製品には、ブラスのネームプレートが入っています。これがなかなか憎い演出でした(VGN AEやC&O H-8など)。1980年代になるとCBはDong Jin、Dai Young、KSMといった韓国メーカーに製造を委託するようになります。箱のデザインが何となく野暮ったくなり、ネームプレートも廃止されました。

なお、既にみなさんご存じのことかと思いますが、N.J.International Inc.は、レイアウト用アクセサリー(信号機、標識、ホームなど)を販売する会社として現存していますが、もはやCustom Brassとは名乗っていないようですね http://www.njinternational.com/



[1697] 貴重な情報に感謝2! delphinus 2004/11/19 00:44:19

Joke機関車さん、またまた、貴重な情報をいただきました。コンタクト取ってみます。ありがとうございました。



[1698] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Y._Matsuo 2004/11/20 19:49:32

今回の映画化においては、PM1225をモデルにした、と聞いています。

映画のバージョンをモデルで、ということでしたら、PROTO2000から、ズバリ同形式の2-8-4がHOで発売済みで、ちゃんとロードネームPMがあります。残念ながら、1225のナンバーの製品はありませんが。同ブランドで、N製品も近々発売予定です。
因みに私、この1225が昨年8月にミシガン州内の営業路線した際に撮影して来ました。実際に眺めてみて、「2-8-4という車輪配置は、火室を大きくするために従台車を2軸にしたもの」ということがよく分かりました。先輪から第4動輪までがギュッと詰まった感じなのに対し、従台車部分とテンダーがとてもゆったりしていて、日本のD60などで見られた軸重軽減のための2-8-4とは、全然違う印象です。



[1699] Re: ポーラー・エキスプレスとPM1225 Y._Matsuo 2004/11/20 22:55:53

発言No.1698を書いたら、今日届いた「TRAINS」1月号に、PM1225とPolar Expressに関する記事が掲載されているではありませんか。あとでゆっくり読んでみます。




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