2004年08月03日

第2次掲示板(0300−0399 2006.10−2007.04)

[300] Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー ワークスK 2006/10/25 02:07
[301] Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型_わが生涯道楽」 登山昭彦 2006/10/25 17:43
[302] Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型_わが生涯道楽」 ワークスK 2006/10/25 22:58
[303] Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型_わが生涯道楽」 ワークスK 2006/10/27 15:35
[304] ガラクタ・コレクションをご覧ください ワークスK 2006/10/30 22:07
[305] Re:ガラクタ・コレクションをご覧ください 寺久保敦己 2006/10/31 22:04
[306] NMRAのトレーラー重量推奨値 ワークスK 2006/11/13 20:21
[307] 長大編成運転時の工夫 Tad 2006/11/14 22:36
[308] 連結装置の挙動は難物 ワークスK 2006/11/15 21:18
[310] 【とれいん誌】1983年8月号に原信太郎氏 ワークスK 2006/11/19 23:21
[311] Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー Jackおじちゃん 2006/11/21 21:07
[312] Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー ワークスK 2006/11/21 22:30
[313] 広島1981年 ワークスK 2006/11/23 20:19
[314] 近江鉄道1975年夏もup ワークスK 2006/11/24 12:53
[315] 続いて、我が家の年賀状傑作選 ワークスK 2006/11/25 11:07
[316] さらに、京都市電1975年冬 ワークスK 2006/11/26 16:16
[317] 次は、富山地鉄1974夏 ワークスK 2006/11/30 23:52
[318] 福井では京福越前線と福井鉄道 ワークスK 2006/12/02 10:56
[319] 【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 15:44
[321] Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 20:04
[322] Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 20:06
[343] DM&IRイエローストーンがNゲージで! ワークスK 2006/12/09 20:18
[344] 【コンコー】からはUPのM-10000がHO+Nで ワークスK 2006/12/09 20:30
[345] 【コンコー】UPのM-10000がHO+Nで Tad 2006/12/10 08:44
[346] Re:【コンコー】UPのM-10000がHO+Nで ワークスK 2006/12/11 09:14
[347] Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/11 22:45
[348] 鉄道模型大辞典にも画像を! ワークスK 2006/12/12 14:36
[349] Cannon_&_Companyが再出発! ワークスK 2006/12/13 14:18
         
[350] えっ!_お湯で溶ける金属!? ワークスK 2006/12/28 23:05
[351] お湯で溶ける金属!それは安いですね。 Tad 2006/12/29 00:04
[352] お湯で溶ける金属!47度Cがあるのですか! ワークスK 2006/12/29 22:06
[353] Re:お湯で溶ける金属!47度Cがあるのですか! Tad 2006/12/30 08:58
[354] HO、今度はエレクトロライナー! ワークスK 2007/01/06 20:11
[356] 別府鉄道なんてものも…… ワークスK 2007/01/08 20:02
[357] Re:HO、今度はエレクトロライナー! 宮崎繁幹 2007/01/08 22:17
[358] Re:HO、今度はエレクトロライナー! ワークスK 2007/01/09 23:08
[359] Re:HO、今度はエレクトロライナー! woodcrest 2007/01/10 10:30
[360] 鉄道忌避伝説の謎 ワークスK 2007/01/19 20:15
[361] 宍戸先生の旅行鞄だったか? ワークスK 2007/01/19 23:20
[362] Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 kiichi_yamamoto 2007/01/19 23:57
[363] 【カトー】の塗装剥離アンデコ ワークスK 2007/01/23 23:35
[364] 内野日出男氏を報じる米OST誌 ワークスK 2007/01/24 01:35
[365] 【コンコー】DVD付きモデル?_モデル付きDVD? ワークスK 2007/01/25 18:46
[366] 英語版のWikipediaに支倉常長! ワークスK 2007/01/25 18:57
[367] Re:【コンコー】DVD付きモデル?_モデル付きDVD? ワークスK 2007/01/25 21:35
[368] 【クイズ】これは何でしょう? ワークスK 2007/01/27 21:35
[370] 【RMJ誌】12月号はGN電化区間のレイアウト ワークスK 2007/01/29 21:28
[371] 図説・鉄道車両はこうして生まれる ワークスK 2007/02/02 22:18
[373] 【RMC誌】Milwはラッセルもリブサイド ワークスK 2007/02/05 22:35
[374] Oスケール・ミュージアム Tad 2007/02/09 17:51
[376] お湯で溶ける金属!入手しました! ワークスK 2007/02/10 21:42
[377] Re:お湯で溶ける金属!入手しました! Tad 2007/02/10 22:16
[378] 【ウォルサーズ】社の会長が亡くなる ワークスK 2007/02/13 02:07
[379] カワサキワールドには?! ワークスK 2007/02/15 22:04
[380] ルミネ街の汽車 レールマン 2007/02/18 11:24
[381] Re:ルミネ街の汽車 ワークスK 2007/02/18 20:29
[382] Re:ルミネ街の汽車 宮崎繁幹 2007/02/25 00:32
[383] Re:【RMJ誌】12月号はGN電化区間のレイアウト Jackおじちゃん 2007/02/25 18:14
[384] RMJ誌は“さかつう”です ワークスK 2007/02/25 22:16
[385] Re:【RMJ誌】は“さかつう”です ワークスK 2007/02/25 22:19
[386] スイスの鉄道模型趣味人口 ワークスK 2007/02/25 22:35
[387] 北炭16号が【TMS誌】3月号に ワークスK 2007/02/26 18:32
[389] 【MR誌】の4月号にも載っています 宮崎繁幹 2007/02/27 00:40
[390] カワサキ鉄道車両100年 ワークスK 2007/03/06 22:09
[391] myLargescale.comのmodel making部門トップ… ituncle/Yuichi_Aoki 2007/03/13 09:18
[392] 【RMC誌】Passenger_Cars_3を予告 ワークスK 2007/3/19 19:55
[393] 基礎ブレーキ装置にかかわるウンチク ワークスK 2007/03/23 21:43
[395] 「世界のLocoに魅せられて」で大作完成! ワークスK 2007/03/24 23:41
[396] 図面索引が完成しました ワークスK 2007/04/10 12:58
[397] Re:図面索引が完成しました 宮崎繁幹 2007/04/15 17:08
[398] Re:図面索引が完成しました ワークスK 2007/04/17 23:57
[399] 造園用語辞典?! ワークスK 2007/04/18 00:09
         
2log2

第2次トラパシ鉄道模型掲示板
発言ログ 0300-0399


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300 Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー ワークスK 2006/10/25 02:07

お手を煩わせて、すいません。この内容は本来、貴兄のサイトに発言するべきだったのですが……

以前に紹介した小坂狷二著「客貨車工学(下巻)」p659に、「ふくらめ圧力による貨車側構の応力」なる一章があり、次の様に述べられています。
「米国においては……中央戸口に穀積戸をはめ、麦その他の穀類をバラ積みにすることが多いので、……ふくらみ出し圧力に対する側構の応力を計算して、側構の横方向の強さを定め、設計を行うのが普通である。……本邦の有蓋車には当てはまらぬ事柄であるが、他に適当な方法もないままに、……目安として……これを利用してはどうかと思う……」

私のモデリング対象であるBNは、GNからもたくさんの貨車を引き継いでいて、このタイプも1970年代にはBNグリーンに塗装されてたくさん走っていました。それで、インターマウンテンのキットを幾ばくか買い込んでいますが、ちょっと高いのが玉にキズです。



301 Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型 わが生涯道楽」 登山昭彦 2006/10/25 17:43

10/21 14時、東京駅八重洲地下街でのサイン会を訪れました。ちょうど鉄道模型や鉄道グッズのワゴンセールを目の前で開催しており、貴重な1番ゲージが2両ほどケースに入れられることなく展示され、近く発売されるという原さんのレイアウトやコレクションを収めたDVDの予告放映がされていました。
サイン会に並ばれた方は、模型関係のご友人、お顔は一方的に存じ上げるこの世界では高名な方などがおいででした。私はほとんど無縁ですが。
次は10/27 18:30 八重洲ブックセンターでサイン会とのこと。まさに売れっ子作家のような感じです。



302 Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型 わが生涯道楽」 ワークスK 2006/10/25 22:58

ご報告をありがとうございます。賑やかなことが好きな方ですから、喜んでおられることだと思います。

氏は機械技術屋で、ご自身で工作もされるのですが、主には設計図を描いたりアイデアを出して、プロ、それも一流人にモデルを作ってもらうというスタイルを採られています。誰にでも出来ることではないし、やっかみも出ますから、天賞堂の完成品を買うことさえ白い目で見るような我々が若い頃には理解されにくい趣味性でした。世界的に有名なスイスのフレグレックス社社長ジアンザンティ伯のコレクション(TMS1972年5月号で紹介された)は、既製品ばかりですから、原氏の方は想像を絶するものということが出来ます。間違いなく世界一でしょう。

私にはもちろん手が出なかったのですけれど、和田ワークスに依頼されたエンジン式のバーリントン・ゼファーが市販された様に、その恩恵が我々一般に及ぶことを考えてくださってもよいのではないかとも思いますが、Oゲージが独特の1/40など、我が道を行くのが氏の道楽の道楽たるゆえんなのでしょうね。



303 Re:原信太郎著「スーパー鉄道模型 わが生涯道楽」 ワークスK 2006/10/27 15:35

検索サイトを駆使したら、「スローネットでスローライフを!」というサイトの「いきいき大人見聞録」に同氏のインタビュー記事「シャングリ・ラに住む自由人」がありましたので、紹介しておきます。
第1回 自由人の誕生
第2回 真実を貫く覚悟
第3回 好きなことにこだわるのが原点
第4回 感動を共有できる出会いがうれしい

次は、日経ビジネスに同氏が書かれたという巻頭言を読んだ方の感想文です。
知的漫遊紀行

まあ、これに鉄道や模型の話が加わったスタイルが今回の本の中身です。


304 ガラクタ・コレクションをご覧ください ワークスK 2006/10/30 22:07

寺久保敦己氏の新・模型鉄道博物館に触発を受けて、私もガラクタ・コレクションと名付けた、写真アルバムをでっち上げてみました。また、折に触れて増やしていくつもりです。皆様にご高覧いただければ幸いです。
それにしても、カプラーが傾いていたり、ハシゴが折れているなど、写真に撮ると目立ちますね (*^_^*)


【追記】コレクションのリンク先を訂正しました。2011-06-16



305 Re:ガラクタ・コレクションをご覧ください 寺久保 敦己 2006/10/31 22:04

ワークスKさん
ご紹介いただき有難うございます。当方は中々更新が進まず恥ずかしい限りです。これを機会に手を入れて行きたいと思います。



306 NMRAのトレーラー重量推奨値 ワークスK 2006/11/13 20:21

Tadさんが、ブログの方にコメントいただいた件で、数年前のニフティで私が発言した内容が残っていましたので、長文ゆえ、こちらの方へアップしておきます。文中に出てくるお名前などは仮名としています。当時は私も熱血漢だったのですねぇ(^_^;
なお、重量推奨値の根拠が、曲線中での連結器力かと思い、いろいろ計算してみましたが、ほとんど関係のない数値でした。やはり、車体長さに比例して増大する、軸固定台車や軌道の狂いを、重い重量であちこちを撓ませて吸収する思想だと思います。多分、経験値的なものではないでしょうか。

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9788 HHD01277 2000/07/15 1:17 0 【米国型】アサーン社貨車キットの補重は?

日頃の宣伝が奏効して、今まで欧州形一辺倒だった友人がアサーン貨車を買い出しました\(^o^)/ カラフルな塗装とシャープなレタリングで、この値段は信じられないとのことです。そうでしょう、そうでしょう (^^)

ところで、基本的な組み立て方はキットに添付の説明図で十分ですが、トレイン誌がアサーン社の日本総代理店になったこともあって、同誌の1999年5〜11月号辺りにそのコツを松謙氏が解説されましたから、参考にしてもらえれば、さらに興味を持っていただけると思います。
ただし、40フィート・ボックスカーをはじめ、ほとんどの製品は発売後ん!年という古豪ですから、最新の製品には無い注意点が存在します。その一つが車体の重さで、他社を含む近年の製品に比べて、だいぶ軽いことに気がつかれることでしょう。

実は、1990年に全米模型鉄道協会NMRAがトレーラー重量(質量)の推奨値RP20.1(RP=Recommended Practice)を発表して、各社はこれを踏襲するようになりましたが、それ以前から発売されているものは軽いままとなっているのです。ただし、「RP20.1は重過ぎる」という意見もあり、車輪を金属製に替えるなど台車回りの調整によって、軽くても十分に安全運行可能ということもあるようです。勾配のあるレイアウトを運転される方は、判断に悩まれるでしょうね。

我がWorks Kでは、MR誌が熱心に説き続けて、近年のほとんどのメーカーの製品が右へならえとなっていること、また実際に補重して車体の揺れが無くなり脱線も軒並み解消したことから、一応“RP20.1準拠”という方針を採っています。勾配の無いフロア運転ばかりですし、牽引できなかったら機関車を“ナンボでも”増やすという考え方です (^^)
アメリカでRP20.1が普及している理由は、広大なクラブ・レイアウトで様々な人が一緒に運転する場合に、一旦脱線が起こると復旧に手間取ったり他人に迷惑が掛かったりと、大問題になるので、十分に安全を見込む数字としているのではないかと思います。

と、ここまでタイプしたところで、新着のMR誌8月号を開くと、Working Track Scale=すなわち、軌道上貨車重量測定器で、実際に計れるモデルの記事が出ていました。レールをコイルバネで支え、レールに直結した永久磁石をコイルの中で動かして、変位を測定するという原理のようです。機構のイラストではスライド部分がありますので、老婆心ながら、摩擦がヒステリシスの原因となって安定した値を示せないのではないかと心配しています。
ともあれ、実際に作った筆者は偉大で、敬意を表します。

トレーラー重量に関しては数年前に話題となりましたね。睡魔が襲ってきましたので、貨車補重の続きはいずれまた……

TruckとTrackをいつも取り違えているWorks Kでした


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9795 HHD01277 2000/07/15 22:38 09790 1 【米国型】NMRAのトレーラー重量推奨値

NMRAのトレーラー重量推奨値(RP20.1)について、我がWorks Kが5年前に発言した式は次の通りでした。

HO および Sn3 28.35(1 +0.0197X) グラム
N 28.35(0.5+0.0059X) グラム

式は、オンスとインチを、グラムとミリメートルに換算してあって、“X”は車体(carbody)長さmmです。
1 oz = 28.35 g, 1 inch = 25.4 mm

すなわち、HOで車体長さが134mmだと、103gということになります。

次の表は、5年前に手持ちの貨車を測ってみた結果です。



推奨値は細かい数字が出ていますが、「この数字に調整しろ」と言うわけではなくて、あくまで目安で、「この重さ以上」ということだと思います。ブラスなど、重量を減らすのは無理ですものね (^^)

過去ログの整理を怠っているWorks Kでした


【追記】 モデル重量実測値の表を見易く作り直しました。「比較」の項目でマイナス20%以下のものは、さすがに軽すぎると考えて赤文字としています。フランジ形状の良好な車輪で、レールに対して柔軟に追随する構造ならば、軽くても何ら差し障りは無いはずです。  なお、標準的な長さでN、HO、Oゲージの値を計算しておきました。2011-06-16



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9799 HHD01277 2000/07/16 10:58 09797 0 【米国型】トレーラー重量と脱線の話:駄文

さてさてCさん、月日の経ったのを実感するものは、我が子の成長、パソコンの性能、雑誌の溜まり具合い、コレクションの増え方等々、たくさんありますね。
一番問題なのは自らが仕上げた作品の数でしょうけれど……(^^)

さて、本題に入ります。
そもそも(と、大上段に振りかぶって(^^))、モデルの車輪が脱線する原因は何かなんですけれど、我がWorks Kが軽薄に考えるところによれば、(1)飛び上がり、(2)浮き上がり、(3)競り上がり、の3種ではないかと思います。

まず、(1)飛び上がりは、レールの継ぎ目などに車輪が衝突して車輪が弾かれる現象で、高速になればなるほど頻発するようになると考えます。

(2)浮き上がりは、特にモデル特有で、軸バネが入っていないためにレールの不整についていけず、車輪がレールから離れてしまう現象です。平面を定義するのは3点なのに、2軸でも車輪は4点ですから、軸箱固定(リジッド)だと1輪は必ず浮いている理屈です。特に固定軸間距離が長い場合に程度が大で、2軸車とか、3軸台車などで多く起こります。
地上側では特に、曲線にカントを付けた場合のその出入り口や、勾配の出入り口が問題でしょう。

最後の(3)競り上がりは、このたびの営団事故でもそうですけれど、要因が多岐に渡って中々面倒です。モデルでは(2)との複合も考えられます。
要は、車輪がレールを垂直に押す力Pと、車軸(枕木)方向に押す力Qに分けて考えて、Pが小さいほど、Qが大きいほど、脱線し易いということです。
(うろ覚えですから、Pが水平で、Qが垂直だったかもしれません (^^ゞ )

以上、(1)(2)(3)とも、単純に考えて(これ意味深です(^^))、トレーラーの重量を増やせば、いずれも安全サイドになるということがお分かりいただけると思います。

ここで、軽/重混成の問題ですが、(3)で考えられるのではないでしょうか。
というのは、連結器から受ける力が車輪にどう作用するかという話です。線路が直線で2両が真っ直ぐに連結されている場合は、連結器にいくら力が掛かろうと、車輪のPQには変化はありません。
しかし、曲線中であったり、直線でもレールと車輪の遊隙(スラック)によって2両が食い違っていたときには連結器が水平面で角度を持つことになります。
また、勾配の変わり目や、2両の連結器高さが異なっているときは、垂直面で角度が生じることになります。
というわけで、絵に描くともっと解り易いのですが、連結器から受ける力によって、PQ値が変化することを理解いただけると思います。確か最近のRMモデルズでも議論されていた話です。
(この辺りが、RP20.1に車体長Xの項が入っている理由だと思います。ついでに申しますと、ケイディにバリエーションがある中で、短いもの、上シャンクと下シャンクの連結は“危ない”と思います。たとえば#34と#35の連結は最悪です (^^))

すなわち、Cさんの御発言にあるように、機+軽+重よりも機+重+軽の方が当然安全ということになります。ただ、機+軽+重で“バランスが悪い”というようなことはなく、編成長が伸びれば同じなわけですから、程度の話で、RP20.1の適用は基本的にその車だけの問題だと思います。
また、Bさんが御心配される重量のバラバラが、直接脱線に繋がるわけではないでしょうが、スムースでない運転をして、編成中の重い車をガチャガチャさせた場合には、前後の車に変な連結器力を伝える恐れはあります。

この類の議論が大好きなWorks Kでした


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9802 HHD01277 2000/07/17 2:26 09788 0 【米国型】アサーン社貨車キットの補重方法

我がWorks KではBさんのところとは違って、アサーン社やMDCの軽い貨車が脱線の“目の敵”になっていました。最後尾のカブースでさえ頻繁に脱線しよりました (^^) 編成はせいぜい30両ほどという条件なんですけれど、脱線した車を除いていったら、20両しか残らないなんてこともありました。“内側バッタリ”転覆や、宙吊り以前の問題ですね (^^)
それで、徹底した補重に加えてカプラー高さの調整を行い、一応、脱線皆無を達成したというわけです。最初にも申し上げましたとおりWorks Kは、勾配無しのフロア運転に加えて、重連無制限のディーゼル・オンリーですから、要求が異なっていますね。

ここで、Works Kのウェイト追加のやり方を説明しておきましょう。

一番簡単な方法は、既製品を利用することで、A-Lineというメーカーが、鉛板を板チョコ状にして接着テープを貼り付けたものを売っています。私が入手した品番は118-13002で、1個の大きさが12.7×19mm、厚さがテープを入れて6.3mm、重さが14グラム(=1/2オンス)のものを、1袋12個入っています。(ウォルサーズHOカタログ2000年版p840掲出)

ただし、完成すれば隠れてしまう重りをわざわざアメリカから輸入するのは馬鹿らしいというのは当然の話で、普通は、適当な大きさの金属板などを床上に接着することで対処しています。一般的には合成ゴム系の接着剤というところでしょうが、我がWorks Kがお薦めしたいのが,シール材とかコーキング材と呼ばれる材料です。溶剤がシンナー系でないものを選べば安価なもので十分で、盛り上げればウェイト自体にもなります。カバード・ホッパーなどの接着面が取れない車種にピッタリでしょう。欠点は、固まるのに数日掛かることと、1割程度の肉ヤセがあること,それに比重が1程度と小さいことですが、適当な金属片を埋め込めば軽さの弱点は補えます.

あっ、それからトレイン誌1999年5月号には書いてありませんが、湿気の多い日本ではウェイトは塗装した方がいいと思います。シンナーで脱脂して、スプレー式のプライマーを吹き、黒または適当に余ったスプレー缶を使えば、数両分があっという間に塗り上がります。

そして、重量が増えると当然、軸受の負担が増加しますので、ピボット部分にシリコン・グリスを塗ることをお勧めします。鉄製軸の錆止めにもなります。
なお、このプラスチック車輪+鉄車軸を、Works Kでは基本的に製品のままとしていますが、これも話せば長くなりますので、またいずれ……(^^)

コスト・パフォーマンスが“命”のWorks Kでした



307 長大編成運転時の工夫 Tad 2006/11/14 22:36

早速のレスポンスありがとうございます。多くの工夫をされていた御様子を伺い、感銘を深くしております。

> すなわち、Cさんの御発言にあるように、機+軽+重よりも機+重+軽の方が当然安全ということになります。ただ、機+軽+重で“バランスが悪い”というようなことはなく、編成長が伸びれば同じなわけですから、程度の話で、RP20.1の適用は基本的にその車だけの問題だと思います。
> また、Bさんが御心配される重量のバラバラが、直接脱線に繋がるわけではないでしょうが、スムースでない運転をして、編成中の重い車をガチャガチャさせた場合には、前後の車に変な連結器力を伝える恐れはあります。

私の鉄道の貨車が40両を越えた頃、貨車のつなぎ方にはある種の工夫が必要であることがわかりました。重い車を前にして、軽い車を最後尾にする。
さらに連結器にショックアブソーバをつけた車を等間隔に入れておくと、急な減速時にも衝撃が吸収されて脱線がないということです。R/C用のショックアブソーバを入れた車は実車どおりのDF車(ダメージフリー車)です。バネだけではエネルギーがすぐ放出されてしまうので、余計に具合が悪くなります。

数年前、静岡でデモ運転をしたときには、128両という長大編成を牽かせましたが、このショックアブソーバ車両のお陰で事故もありませんでした。でも誰もその存在に気がついているようには見えませんでした…。残念。



308 連結装置の挙動は難物 ワークスK 2006/11/15 21:18

何せ、動力分散方式の、それも最長8両連結しか経験がないものですから、100両、150両となると想像の圏外ですね m(_ _)m Hitac 10-IIというミニコンを使って、フォートランでプログラムを組み、シミュレーションを試みたこともありましたが、こっちの頭が無理でした。日本の実物では、連結装置の緩衝にダンパーを使った例はまだ無いと思います。車止めにはあって、種々、メーカーから講釈を受けた記憶はあります。

子どもの頃の印象に残っているのは、EF62が20両ほどの2軸車を引き出したときに、バタバタバタ……と、機関車寄りから衝撃音が移動していったシーンです。

アメリカの様な長大編成においては連結器にかかる牽引力が桁違いに大きいわけですから、線路勾配の変わり目の凹部分での上に引っ張り上げる力と、カーブの内側に倒れ込ませる力とを考慮しないと、大変なことになるのでしょうね。
模型でも我が社の場合、30両止まりなもので……



310 【とれいん誌】1983年8月号に原信太郎氏 ワークスK 2006/11/19 23:21

偶然ですが、見つけました。大型模型には全く興味の無かった頃ですから、読んだ記憶もありません。記事の筆者は合葉博治氏、題名は「れいるふぁんの原動力を探す−その4:ころがる!模型車両」です。原氏のモデルが持つ驚異的な動力性能が、その頃名乗られていた原慎佑という御名前で紹介されています。

ところで一つ、思い出しました。1970年代前半に京王が何周年記念かでモデル・コンクールを開催し、それに応募したことです。鉄道模型401集にあった図面を元に1710形(だったか?)1両で応募しました。単に、応募者全員に当たるという記念品が目当てでした。
しかし、なぜかこの縁で、催しを担当されていた合葉氏から入社を誘われたのです。もっとも、私が学校を留年してしまい、その話はポシャってしまいました。実は、その頃の新車6000系がどうにも好きになれなかったという、こちらの美意識もあったのですけれど……(^ -)



311 Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー Jackおじちゃん 2006/11/21 21:07

遅れたレスですいません。
Yahoo! Group gngoatに問い合わせていたところ、最近突然に議論が盛り上がりました。結果は、ちょっと長いので、小生のブログに掲載しました。
我田引水、御容赦ください。



312 Re:GNの12パネル・サイド・ボックスカー ワークスK 2006/11/21 22:30

Jackおじちゃんさん、ありがとうございました。こちらが到底思い付かない理由を、やはり現地の連中は、想像するものですね。種々、楽しめます。次をクリックしていただくと、御紹介いただいたブログへ直接ジャンプすることが出来ます。

jcckoおじちゃんのグレートノーザン鉄道「12パネル・ボックスカー」



313 広島1981年 ワークスK 2006/11/23 20:19

新たに購入したスキャナーの試運転として、昔、撮影したポジフィルムを取り込んでみました。カメラはニコマートFTN、フィルムは生意気にもエクタクロームです。ホルダーには1981年10月23日とありますが、何も覚えていません。多分、出張か何かの機会に安直に撮影したものでしょう。広島1981年と題して、ブログの左フレーム、下の方にもアップしています。



314 近江鉄道1975年夏もup ワークスK 2006/11/24 12:53

31年前に彦根にも行っているのですね (*^_^*)
全く忘れていました。これら珍しい電気機関車をもっとたくさん、撮影しておけば良かったと悔やまれます。当時は、当たり前のように存在していましたから……
近江鉄道1975年夏です。



315 続いて、我が家の年賀状傑作選 ワークスK 2006/11/25 11:07

スキャナで写真以外にも、こんなものも読み込んでみました。我が家の年賀状傑作選です。“傑作選”とはいうものの駄作ばかりです。頗るお見苦しいものを除く15枚を“厳選”しましたので、どうかご覧ください m(_ _)m  >>2019年4月に移転しました



316 さらに、京都市電1975年冬 ワークスK 2006/11/26 16:16

今度は「京都市電1975年冬」です。1975年の年末から翌年春にかけて撮影した京都市電を中心に、京福嵐山線(嵐電)と京阪京津線、京阪本線の電車を写した11枚です。もうちょっと画質が良いつもりだったんですが……(T_T)



317 次は、富山地鉄1974夏 ワークスK 2006/11/30 23:52

次ぎは「富山地鉄1974年夏」です。女性のノースリーブが眩しいですから……



318 福井では京福越前線と福井鉄道 ワークスK 2006/12/02 10:56

京福越前線と福井鉄道を「福井1974年夏」にまとめました。もう少しあるはずですが、整理が悪くて……



319 【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 15:44

GP38-2_BN_Athearn_misprint.jpgAthearn Collectors BN GP38-2 Mis-painted nose stripe 「アサーン・コレクターのバイブル」で話題にしたBN塗装がeBayオークションに出品されています。なんでも5000台が製造されたうち、2000台が出荷されてしまった。Irv Athearnは必死になって回収しようとした。Express Station Hobbiesへ納入された400台のうち、返品される前に2台をゲットした。数年前に500ドル以上と評価された……とのことですが、俄に信じがたいですね (*^_^*)
 このオークションは、あと二日しかありません。珍しい物が見たい方はお急ぎください。なお、私が塗り替えてしまった理由は、縞の傾きが逆だったほかに、その太さが気に入らなかったこともあります。BNのこのストライプは、白も緑も共に幅12インチ、すなわちHOスケールで3.5mmなのです。



321 Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 20:04

現在、HTMLタグを勉強中で、掲示板でも画像を表示できるのではないかと思い立ちました。このBNストライプ写真に挑戦してみます。真ん中が正常、両側の2つがミス・プリントです。上手く出ますでしょうか?
右は後日出品されたディテールアップされたものです


322 Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/08 20:06

出ました!

これ、著作権はどうなるのでしょう? 窓を通して覗いているという案配なのですが……



343 DM&IRイエローストーンがNゲージで! ワークスK 2006/12/09 20:18

今日届いたRMC誌12月号にベンチマーク・モデルズ社の新製品、Nゲージの2-8-8-4、DM&IRのM3という超大型機ブラス・モデルについて、製品紹介があります。造形といい塗装といい、とても1/160には見えません。なんとランボードがシースルー!です。値段は1,095ドル、同時発売のGクラスというカブースが129ドルとのこと。安いかな (^_^;





344 【コンコー】からはUPのM-10000がHO+Nで ワークスK 2006/12/09 20:30

RMC誌12月号に、パイオニア・ゼファーで気を吐いたコンコー社が、同車と時を同じくして登場したユニオン・パシフィック鉄道のM-100000を広告しています。先頃、GMのエアロトレインも予告していますから、コンコーは正に流線型時代の到来です。いずれもHO+Nを同時というのが凄いですね。設計と宣伝を考えれば、こっちの方が効率と効果が大きいのでしょうか。





345 【コンコー】UPのM-10000がHO+Nで Tad 2006/12/10 08:44

> いずれもHO+Nを同時というのが凄いですね。設計と宣伝を考えれば、こっちの方が効率と効果が大きいのでしょうか。

いよいよ、そういう時代ですね。CNC(コンピュータによる数値制御)によっていかなるサイズにもできてしまいます。

発売されたら二つのサイズの模型を見比べてみてください。全く同じようにできて(間違って?)いることでしょう。



346 Re:【コンコー】UPのM-10000がHO+Nで ワークスK 2006/12/11 09:14

図面が、コピーマシンやCADの登場で、縮尺の制約から解き放たれたように、立体物もその恩恵を浴するようになってきたということでしょうか。インターネットの普及で、資料は入手し易くなったし、こうなってくると、作る者の感性が真に問われる時代になったということでしょうね。もちろん、買う側の感受性も……



347 Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 ワークスK 2006/12/11 22:45

結局、入札する方は現れませんでしたね。そうでしょ、そうでしょ。こんなものに魅力を感じる人間が、そんなにたくさん存在する訳はありません (*^_^*)



348 鉄道模型大辞典にも画像を! ワークスK 2006/12/12 14:36

今までテキストばかりで無味乾燥だった大辞典ですが、こちらにも画像の挿入を試みてみました。一寸したことでも、ガラッとイメージが変わります。さらにカラーの場合は見栄えがして、イイですね (^_^; 著作権に抵触しない範囲で少しずつ、増やしていくつもりです。




349 Cannon & Companyが再出発! ワークスK 2006/12/13 14:18

トレインオーダーズ・コムに、新たに社主となったDave Hussey氏のコメントが載っています。この10月に前社主のGordon Cannon氏が亡くなって、会社ごと買ったとのことです。ウェブ・ページを立ち上げたり、直販も考慮しているようで、ファンからは多大な讃辞を持って迎えられています。EMD系のディーゼル機をキットバッシュする我々には無くてはならないメーカーですから、我が国でもホッとしている方がおられることでしょう。それにしても、"Cannon"が社主の名前から来ているとは知りませんでした。



350 えっ! お湯で溶ける金属!? ワークスK 2006/12/28 23:05

トレインオーダーズ・コムに載っていた話題で、テンプ・ロウTemp-Lowという物質があります。熱湯(華氏158〜190度=摂氏70〜88度)で溶けるのだそうです。ブラス蒸機のウエイトにモッテコイとのこと。面白そうですね。3オンス(84グラム)4.98ドルですから、今度注文する時に取り寄せてみたいですね。興味のある方はウォルサーズ社の発注サイトへ。



351 お湯で溶ける金属!それは安いですね。 Tad 2006/12/29 00:04

> 熱湯摂氏70〜88度で溶けるのだそうです。3オンス(84グラム)4.98ドルですから、今度注文する時に取り寄せてみたいですね。
日本での価格はこんなものです。



352 お湯で溶ける金属!47度Cがあるのですか! ワークスK 2006/12/29 22:06

日本でも売っているというお話をヒントに「低融点合金」で検索したら「Uアロイ」という商品名が出てきて、さらにこの言葉で探すと、(株)大阪アサヒメタル工場というメーカーで、融点47度Cなどという金属まで現れました。何か面白いことに使えそうな気が……



353 Re:お湯で溶ける金属!47度Cがあるのですか! Tad 2006/12/30 08:58

>融点47度Cなどという金属まで現れました。何か面白いことに使えそうな気が……

私が試してみたことは、妙な形のロストワックス部品の保持とパイプ曲げです。

前者は古いMRのヒント欄で見つけました。ただし、そのヒントはロウ(Wax)で保持するものでした。しかし切削熱で融けてしまいます。低融合金なら熱容量も大きく固いので都合がよいのです。
私のは確か85℃〜90℃くらいで融けるものです。古いものではっきりしません。なべで煮ると融けます。

パイプ曲げ時のつぶれ防止には便利です。私のはあまり固くないので簡単に曲がります。なかには固いものもあるので、曲がらないものもあるかも知れません。これは、30年以上前、ある楽器製造メーカに見学に行ったとき見ました。そのとき、水を凍らせる方法とどちらがいいか議論になりました。今はどちらを採用しているか知りません。



354 HO、今度はエレクトロライナー! ワークスK 2007/01/06 20:11

RMC=Railroad Model Craftsman誌の2007年1月号が届いて、パラパラとめくっていましたら、シカゴランド・ホビーという模型店の広告に「HOブラスのエレクトロライナー」とあって、ビックリです。メーカーは先年、同車のOゲージを発売したSunset 3rd Rail。売れ行きが良かったのに味をしめたのでしょうか! メーカー直販より、模型店の方が当然、安いのですが、シカゴランドのHPには未だ何もアナウンスがありません。近年はプラスチック製でも高いので、この程度だったら許容範囲?





356 別府鉄道なんてものも…… ワークスK 2007/01/08 20:02

探せば色々あるもので、別府鉄道なんてフィルムもありました。天気が悪かったのか数が少ないのが残念です。たぶん、この頃、ディーゼル系には興味が全くなかったのだと思います。

福井の写真も出てきて、京福越前線と、福井鉄道に分けました。



357 Re:HO、今度はエレクトロライナー! 宮 崎 繁 幹 2007/01/08 22:17

他社が製品化しても、或いは計画が実現しなくても、何年かに一度は、繰り返し製品化(計画)が発表される、エレクトロライナーは、わが国におけるこだま型のようなもんでしょうか(大分違うか?)。でもこのサンセットの計画は3年ほど前に発表したものが、復活したんだと思いますよ。だって、私はそのときに、予約を入れたんです!。同社の計画発表時には、O,HO両方が出るとあって、Oは出ましたが、HOはいつの間にか、話を聞かなくなって久しいので、キャンセルされたのだと私は、思っていました。

HOのエレクトロライナーは、もう20年くらい前に、ほんの数種類のブラスモデルを出して消えてしまった、Beaver Creekと云うインポーターが出したのが最後です。その後、MTSのブラス製品、コンカーのプラが名乗りを上げましたが、結局話だけで、製品となりませんでした。だから、この度のSUNSET製品は、「3度目の正直」となるのか、「2度あることは、3度ある」のどちらか、非常に興味があります。

いっぽうOの方は、CAR WORKS、SUNSET、そしてMTHと3度も出ると云うことになるんですよね。常識的には、HOゲージャーの方が、多いに決まってると思うんですけど。不思議です。

宮 崎 繁 幹



358 Re:HO、今度はエレクトロライナー! ワークスK 2007/01/09 23:08

宮崎繁幹さんもご注目でしたか。
クマタのニッケル・プレート向けブラスモデルはアート・オブ・ブラス第1巻のp177に掲載されていて、最初に見た時には、こんな車があるのかと驚いたものです。TMSにもトレイン誌にも紹介されたことはなかったと思います。WN駆動にHSCブレーキを備えていて、SE車、すなわち新幹線O系の先祖の様な電車ですね。
クマタ製品は、中古市場で結構見ましたが、それほどの高値は付いていませんでした。たぶん、塗装が大変だからだろうと思います。



359 Re:HO、今度はエレクトロライナー! woodcrest 2007/01/10 10:30

HOのエレクトロライナーは、コンコーがプラ製品を予告した時に密かに期待していたのですが…
だからパイオニアゼファーの時も、こんなのどうせ予告だけだろうと思っていたら、なんとHOに加えてNまでも製品がちゃんと発売されているではないですか。米国型の世界では実物同様に模型でも電車は影が薄いのかも?



360 鉄道忌避伝説の謎 ワークスK 2007/01/19 20:15

今日の読売新聞朝刊に、鉄道ファンの間では有名な東京学芸大学、青木栄一名誉教授の一文が掲載されています。明治時代に鉄道を通すとき、機関車の煙で桑が枯れる、宿場がさびれる、といった理由で駅が街のハズレに作られたという伝承は虚構だ、という指摘です。確か、私の故郷、信越線の上田でも言われていましたので、大変に興味のある話です。ご本人の出版された左の本の紹介という形で、これをクリックしていただくと吉川弘文館の該当頁に飛びます。その一番下です。



361 宍戸先生の旅行鞄だったか? ワークスK 2007/01/19 23:20

MR誌の最新2007年2月号が届きました。そこに記憶ある言葉が、Cereal……、Kix……。むっ、大昔のTMSで宍戸圭一先生が言及した、アラレを食べて鉄道模型の話ではないか? 読んでみれば正にそのリバイバル、ただし、1940、50年頃は箱絵とプラスチック製だったけれど、今回は箱の表裏にペーパークラフトの汽車が印刷されているというシロモノのようです。16の箱で35種類のモデルとあります。彼の地を旅行できて、マーケットに入れた方は、ご確認をお願いします。

当然予想できることですけれど、こういう箱のコレクターというのも存在するのですね。まあ、グリコのオマケ・コレクションみたいな感覚なんでしょう。
次のHPで1/6ぐらいのところに1950年代の汽車の箱絵があります。
GASOLINE ALLEY ANTIQUES



362 Re:【アサーン】GP38-2のミス・プリント物 kiichi yamamoto 2007/01/19 23:57

>Express Station Hobbies
に二回行きました。
1990年代前半、KATOのアンデコをクレジットカード決済で日本に発送してくれる数少ない店でした。
店からBNの本線(旧SP&S)が見えていました。

店員のマーク・ヒルズはメインライン・モデラー誌の執筆者で
当時新進ディカールメーカーのISPのディカールを使った貨車のキット加工と塗装の記事を執筆していました。



363 カトーの塗装剥離アンデコ ワークスK 2007/01/23 23:35

kiichi yamamotoさんもご購入されていましたか!
私も同店からカトーSD40-2のアンデコを1999年に買っていまして、その顛末をニフティの外国型会議室に投稿しました。ご参考までにそれを再掲しておきます。ご想像通り、入手したもののそのままです(^_^;) 検索するとアマチュアが使えるサンドブラスト装置が売っています。IPAより、こちらを試してみる手はありますね。

7572 HHD01277 06/03 20:34 0 【米国型】Kato SD40-2アンデコ製造?方法は
1月末から4ヶ月間、ご無沙汰しておりましたK&K Worksです。
この間、シャカリキになって機関車ん両と貨車ん両に取り組んでいたものですから、当会議室にアクセスする暇もないほどでした。(^^;
それが先月末に一応の完成を見ましたので、また“お目見え”させていただきます。m(_ _)m

さてカトーのSD40-2は、彼の地での前評判が高く、中でも日本での発売がないアンデコは直ぐに予約がいっぱいになって、私もホゾを噛んでいた一人でした。

そんな中で、MR誌の6月号の広告でシアトル郊外の模型店Express Stationが「アンデコ発売」と出したものですから驚きました。それも「Stripped」、すなわち「塗装剥離品」とあり、塗装済に対して1割高となっていました。それほどまでに需要があるのかという感慨と同時に、カトーのプラスチック・シェルはABS樹脂で、塗料用のどんな溶剤でも溶けてしまうはずで、一体どうするのだろうと疑問に思っていたものでした。

 それが昨日、送られてきた同店のダイレクトメールに次のような記述があり、一応納得した次第です。

372700D Undecorated with Dynamic
372700ND Undecorated without Dynamic

We are sold out of Kato undecorated units. We are offering units
which will be bead blasted to an undec finish which readily
accepts paints and yields fantastic results.

ガラスのビーズ玉でブラストを掛けると、簡単にペイントが剥がせて、素晴らしい結果を得られる、というぐらいの意味でしょう。

元来のアンデコは発電ブレーキの有無を作り分けられますから、それが別立てとなったこのラインナップは、まさに塗装済製品を剥離した模様です。当然の心配はディテールの潰れですが、「ファンタスティックな仕上がり」とありますので、自信があるのでしょう。

そういえば、かつて勤務していた工場にショット・ブラスト装置、それもガラスの砂をノズルから吹き出す機械があって、主に、金属としては柔らかい銅鋳物の部品の汚れを落とす目的に使っていました。
 ガラスは確か粉のような感じでした。密閉された箱の中で、備え付けのゴム手袋に手を突っ込み、ガラス板越しに部品とブラストノズルを操作する仕掛けです。
 このゴム手袋にガラス砂が当たっても何ともないとのことでしたから、プラスチックを損なわずに塗料だけを落とすというようなことが可能なのかも知れません。

また,アメリカではモデラー向けにサンド・ブラスト装置を売っているようですから,それの応用の可能性があります.

SD40-2に、もう飽き飽き(^^)しておりましたが、このストリッパー(^^)には俄然、食指が動いて困っています。

減らしたはずのストックが、また増え出しそうなK&K Worksでした
/post


8064 HHD01277 08/13 23:35 07572 0 【米国型】Kato SD40-2ストリップド続報
re:7572
6月3日などの発言で「シアトル郊外の模型店Express Stationが,大人気のアンデコを補うために,塗装剥離品を発売」と紹介して,「ストリップ」という言葉に鼻の下を伸ばして注文してしまった我がK&K Worksです.

ただし,まだ現物が届かないので,イライラしておりましたところ,昨日届いたMR誌9月号の同店の広告には,ダイナミックブレーキ無しで塗装済各鉄道色が出ているものの,「Stripped Undec.」の文字は,影も形も無くなってしまいました.

一体,どうなってるんでしょうね?

イロモノに手を出して火傷ばかりしているK&K Worksでした
/post


8813 HHD01277 12/27 0:36 0 【米国型】SD40-2のストリップド・アンデコ
発言#7572(6/03)や#8064(8/13)において、「カトーSD40-2のアンデコは人気が高く品薄で、塗装製品をわざわざ剥離したStripped Undecをシアトル郊外の模型店が売り出した」と報告して、我がK&K Worksでも興味本位で注文していましたが、それが数日前にやっと届きました。

実は、私よりも後から注文した友人のところには9月頃に着いていたので、エキスプレス・ステーションに数回,催促していたものです。
で,これは特別に残っていた1両だとのことでした.
ちなみに,この遅れによって当方の予定が大幅に狂い、12月11日の競作発表会に作品が間に合わないことになってしまいました。(^^)

さて現品は,箱の表記によればEMD Leasingスキームです.(^^) ボディを手にとってシゲシゲと観察すると,ガラス・ビーズでブラストしたというので心配していたディテールのつぶれは,全くありません.塗装の剥離残りは,一部に薄く色が残っているものの,塗膜の段差はないので,実用上は全く差し支えないでしょう.ただ,表面全体に細かい“粉”がうっすらと付着していました.これは加工前に水洗いで落とす必要があると思います.

加工のタイミングを失したK&K Worksでは,これをどう料理したものか悩んでいるところですが,ザッと見渡して,一番に手を加えたいところはキャブです.窓ガラスの縁がワイパーと共にガラス側にモールドされている部分が一番気になります.正面左側(ファイアマン・サイド)にヒサシが無いこともあって,キヤノン製に代えたい人が多いことでしょう.ただ,高さ調整が面倒という話もあって・・・・・
あとは,SD40に見られたヒケもなく,吊り環(アイボルト)もアサーン並に座だけがモールドされて,加工し易くなっています.
まあ,ハンドレールの穴を埋めながら,何色に塗るかユックリ考えることにしましょう.(^^)

やっと仕事や年賀状等の締切を逃れたK&K Worksでした
/post



364 内野日出男氏を報じる米OST誌 ワークスK 2007/01/24 01:35

半年ほど休止中だったブログAll Aboard!が再開され、待ちに待った、彼の地のクラブ事情紹介が再開しました。

その一節で内野日出男氏の作品について言及されておられるのに対して、当方からOST誌の記事を切り取って紹介したついでに、その画像をこちらにも掲載しておきます。




365 【コンコー】DVD付きモデル? モデル付きDVD? ワークスK 2007/01/25 18:46

コンコーのHPを覗いたら、パイオニア・ゼファーのネームプレートを「シルバー・ストリーク」に換えた限定モデルを出すとあり、驚きました。1934年に公開された同名の映画に使われたときの姿です。さらに、その映画のDVDが添付されるとのこと。う〜む、こういう商売をしますか!
日本だったら……?

なお、同じ名前でジーン・ワイルダーが監督した1970年公開のものがありますが、これはアムトラックを擬したCP Railを使っているようです。どなたかご覧になりましたか?



366 英語版のWikipediaに支倉常長! ワークスK 2007/01/25 18:57

たまたま見に行ったら、メイン・ページの「秀逸記事」にジャパニーズ・サムライとして、支倉常長(はせくらつねなが)が挙がっていて、ビックリしました。クリックすると、日本語よりも遥かに長い記事です。まあ、この掲示板には全く関係のない内容ですが……



367 Re:【コンコー】DVD付きモデル? モデル付きDVD? ワークスK 2007/01/25 21:35

映画を知らない人間が、知ったかぶって書くとこうなるという見本になってしまいました。
調べていくと、ジーン・ワイルダーは主演で、1976年公開、邦題は大陸横断超特急です。失礼しました。



368 【クイズ】これは何でしょう? ワークスK 2007/01/27 21:35

ヒント1:縦のマスが7個
ヒント2:左に「日月火水木金土」の文字
ヒント3:下に「朝昼夕夜」の文字
ヒント4:百円ショップ・ダイソーで購入

答え:薬ケース,飲み忘れ防止に、錠剤タイプをスッキリ整理

とのことです。確かにこの頃、薬の量が増えて、忘れることも多いですから。歳を取ったと言うことでしょうか (^_^;) ビーズのアクセサリー作りを趣味とするカミさんが5個も買っていて、こちらも何かに使えないかと思って頼んではみたものの……





370 【RMJ誌】12月号はGN電化区間のレイアウト ワークスK 2007/01/29 21:28

本日届いたレールモデル・ジャーナル誌の2006年12月号は、表紙を見て感激でした。アメリカでは珍しい電気機関車の走る、カテナリー付のシーン、それも雪景色です。GNカスケード・マウンテンという名で、この夏にデトロイトで開催されるNMRAコンベンションの、レイアウト・ツアーで見物できるそうです。一覧頁のScott Kremer氏のところをご参照ください。
 また,今度アサーンから発売されたGP40Xの参考として、UP機の写真が掲載されています。たった23両しか製造されなかったものの、SPとUPに納入された10両のみが履いているHT-B台車が魅力的な型式です。


371 図説・鉄道車両はこうして生まれる ワークスK 2007/02/02 22:18

本日、書店で偶々入手した本です。発行日が2007年3月5日!?となっています。学習研究社のHPでは1月25日ですけれど……
B5版の中身はムック風で、こだま、O系、グリーンムーバー、東急5000、近鉄ビスタカー、EF5861などの車両や、製造工場の様子など、作る側から見た鉄道車両が写真と文章で丁寧に紹介されています。星晃氏の「国鉄車両設計事務所の思い出」は内部事情が興味深く、日本車両に残る「明治・大正時代の車両工場」も珍しい写真がいっぱいです。ファンの立場や鉄道現場からとは異なる内容は、多くの方には新鮮でしょう。近畿車輛のデザイン担当南井健治さんへのインタビューの中に「きらら」も出てきます(*^_^*)

さて、この中で青ガエルについて、私にはちょっとした、偏見があります。
実は、何年も前の話ですが、「5000形の技術」という長津田工場が編纂した記念誌を読む機会がありました。そこに、製造や検修、運用の現場のとんでもない苦労話が延々と書き連ねてあったのです。確かに、斬新なスタイルや技術という面からは画期的だったものの、結局は車体構造、電機品、台車、駆動装置、どれをとっても失敗で、その後に引き継がれた技術はないのです。アイデアや思いつきで計画されて現場を苦しめた電車というイメージですね。ただしその後、アメリカからバッド社の技術を導入して東急電鉄+東急車輛が一時代を築いたということは、失敗を十二分に活かしたことになり、経営者に多大な教訓を与えたという意味で名車だったかもしれません。私の知っている限り、長津田工場は日本一です。



373 【RMC誌】Milwはラッセルもリブサイド ワークスK 2007/02/05 22:35

 本日届いたRMC=Railroad Model Craftsman誌の注目記事は、ミルウォーキー鉄道のラッセル車。Oゲージのフルスクラッチ・モデルです。驚くべきは、なんと、車体にリブがあること。同鉄道は、客車やボックスカー、カブースに至るまで、リブサイドが名物なのですが、それがラッセル車にまで及んでいたとは! 現在は、その本線の一部で営業しているというSt. Maries River Railroadに保管されているとのことで、写真を探し出してみました。画像をクリックしていただければ、訪問記に飛びます。


 もう一つ、目新しい記事は、アイオワ州で活躍しているという中国QJクラス、2-10-2を2両、ウエザリングする記事。内蒙古での写真もあります。この写真もインターネットで検索したファンのサイトにあったもので、クリックするとそこへ飛びます。日本では維持管理が本当に難しいのに、これは一体、どういう団体かと不思議ですよね。


 広告で注目すべきは、ライマ社スイッチャーのレジン・キット。レジンというと、どなたにもお勧めできる素材ではないのですが、チャレンジ精神を発揮したいという人には…… (^_^;)



374 Oスケール・ミュージアム Tad 2007/02/09 17:51

 拝見しました。すばらしいコレクションですね。栗生様のすべてのコレクションが見られるのを楽しみにしています。



376 お湯で溶ける金属!入手しました! ワークスK 2007/02/10 21:42

本日、届きました。不思議なのは、パッケージには融点と重さについての記載がないことです。裏面には、鉛とカドミウムを含むとあって、驚きましたが、口に入れると発ガン性と流産の恐れがあるくらいの注意で、拍子抜けです。近年はハンダも鉛無しになりつつあったり、カドミウムも日本ではアレルギーがあるのに、どうしたことかと思います。後者は油絵の具には未だありましたっけ?





377 Re:お湯で溶ける金属!入手しました! Tad 2007/02/10 22:16

>>カドミウムも日本ではアレルギーがあるのに、どうしたことかと思います。後者は油絵の具には未だありましたっけ?

日本のカドミウムアレルギーはやや異常ですね。絵の具には制限をかけているようですが、道路の黄色の線はまだ硫化カドミウムだという話を最近、また聞きました。半信半疑ですがそうかも知れません。

カドミウムは自然界に結構たくさんあり、濃度が高くなければ安全です。人間の必須元素に入っているそうでこれまた不思議な話です。要するに舐めなければいいのです。

 古いアメ車のエンジンルームにはカドミウムめっきの物がいくつかありますね。



378 【ウォルサーズ】社の会長が亡くなる ワークスK 2007/02/13 02:07

ウォルサーズ社のHPに拠れば、会長で前社長が日曜日に亡くなったとのこと。確か、現社長は3代目のはずです。



379 カワサキワールドには?! ワークスK 2007/02/15 22:04

今夕の読売新聞に、神戸空港開港1周年を記念する広告が組まれていて、その中に、神戸海洋博物館の1階に設置されているというカワサキワールドの囲みがありました。早速、HPを覗いてみると、短い館内紹介ビデオなるものがあって、鉄道関係では新幹線0系の狭窓タイプの実物と、HOと思われるジオラマが走っていました。カワサキといえば、我々の世界では、彼の地への輸出を含め、興味深い型式が目白押しなのですが、ここにどれだけ展示されているか、行ってみる価値があるのか、HPで見る限り、ちょっと不安です。



380 ルミネ街の汽車 レールマン 2007/02/18 11:24

初めて投稿します。
ブログを読みました。該当の本は当時TMSが輸入して販売しました。定価は¥21,000でしたが、到着した本の具合が良くなくて特価で購入しました。内容はブログの通りです。
First edition pubulished in Great Britain by New Cavendish Books 1982
となっていて、アメリカの事は書いてありません。
御参考まで



381 Re:ルミネ街の汽車 ワークスK 2007/02/18 20:29

レールマンさん、御教示、ありがとうございました。
この本をTMSが輸入販売していたとは、全く驚きです。当時は定期購読をしていたのですが……。同誌のバックナンバーを確認すると、83年2月号から9月号まで、特に8月号は裏表紙全面を使った広告を載せています。しかし、私は全く覚えていません。同年5月号p36にもあるとおり、完全に仕事人間だった時代なんですね (^_^;)
1980年代前半といえば、とれいん誌が創刊され、我が国の外国型アレルギーが解消されていた頃でしょうか。
ブログ記事「伯爵のブラス・コレクション」へ



382 Re:ルミネ街の汽車 宮 崎 繁 幹 2007/02/25 00:32

今はどうか知りませんが、スイスはドイツほどではないが、鉄道模型店が多いような気がする国でした。私は、80年代の前半に結構スイスに出張しましたが、ローザンヌの駅にあった広告ウィンドーにFULGLEX社が出展していて、模型が飾ってあったのを眼にしたことを憶えています。
出張先は、ローザンヌから小一時間ほどチューリッヒよりのフリブールと云う町で、ここにも小さな模型店が2軒ありました。スイスに来た記念に、スイス製のHAGの電車を買おうとしたら、店の親父が小生には理解不能な質問をします。目の前にある模型を買うと言っているだけなのに、何故通じないのか不思議でしたが、15分もこちらは英語、相手は独語で話していたら、漸く君が欲しいのは、2線式か、3線式かという質問だったことが、判りました。私は3線式はメルクリンだけだと思っていたので、他のメーカーでも出しているなんてことは、思い及ばなかったと云うわけでした。

宮 崎 繁 幹



383 Re:【RMJ誌】12月号はGN電化区間のレイアウト Jackおじちゃん 2007/02/25 18:14


GN、しかもカスケードの名を聞いては、是非欲しいと思いまして、天賞堂に行ったのですが、レールモデルジャーナルは取り扱っていないということでした。。。残念。



384 【RMJ誌】は“さかつう”です ワークスK 2007/02/25 22:16


同店のバックナンバー一覧に入ってい……って、12月号だけが……(T_T)
左は、NMRAコンベンションで閲覧できる同レイアウトの写真です。



385 Re:【RMJ誌】は“さかつう”です ワークスK 2007/02/25 22:19

見間違えました。2006年の12月号ですよね。売り切れていそうな12月号は、2005年でした。失礼、早とちりです。



386 スイスの鉄道模型趣味人口 ワークスK 2007/02/25 22:35

10年も前の1995年の話ですが、入会していたNMRAの会報に、州別、国別の会員数が出ていて、Ftrainで発言したことがありました。なんと、日本40人に対して、スイスは43人と多かったのです。その発言を以下に再掲しておきます。なお、私の保有するアメリカ関係のモデルと書籍の幾ばくかは、スイスから入手したものです。それと、オーストラリアでしょうか。

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SUB:【米国型】NMRAの会員構成とカブース本
本日届いたNMRA(全米模型鉄道協会)の会報95年5月号に、94年8月現在25,520名の会員動向が記されています。その中から興味深い部分を抜き出してご紹介しましょう。ただし、一部集計によって合計実数が違います。
 まず採用スケールの割合は、HO=79%,N=13%,O=6%,S=1.5%,G=0.9%,Z=0.4%などで、日本以上にHOゲージが盛んなのと、Oゲージ健闘の意外性が光ります。このうち、スタンダード・ゲージが98%、残り2%がナロー・ゲージです。
年齢構成は、平均が出ていないので数字で紹介できませんが、40歳代から70歳代までに山がありますので、我々の感覚からはかなりズレています。30歳未満はホンの僅かなのです。NMRAが『ユース会員』として若年者を優遇する意味が分かるような気がします。ただ、これだけの『年寄り』の集団にもかかわらず、このリポートが44歳の私でさえ虫眼鏡を使わなければ判読できないような小さな文字で印刷されているとは、あちらには老眼者が少ないのでしょうか。
州別の会員数は、カリフォルニア州が3,134人でダントツ、以下オハイオ州1,621人、ペンシルバニア州1,486人、イリノイ州1,359人、ニューヨーク州1,166人、テキサス州1,161人、フロリダ州962人と続き、最後が州と呼べるかどうか分からないものを含めて、サウスダコタ州40人、ロードアイランド38人、ノースダコタ州33人、ワシントンDC24人、プエルトリコ7人、バージン・アイランド2人となっています。土地勘がないのでよく分かりませんが、ワシントンDCは少なすぎるのではないでしょうか。
国別では当然、米国の22,914人を筆頭に、カナダ1,344人、イングランド586人、オーストラリア286人、オランダ66人、ドイツ45人、スイス42人、日本40人、ニュージーランド39人、イタリア18人、スコットランド15人と続きます。スコットランドがイングランドとは別というのは面白いものです。オーストラリアとニュージーランドが多いのは、鉄道がそれほど発達していないと私は思っていたので、ビックリです。日本では、私の知っている人で会員が4人いますので、40人とは案外狭い世界です。駐留米軍は入っているのでしょうか。
先日届いたRMC6月号の読者調査票を記入しているところですが、日本でも、そろそろまたどこかの雑誌でこのような集計をやって欲しいものです。ところで、このFtrainmはどんな構成なのでしょうね。

さて、このNMRA会報の表紙裏に"Caboose Country!"という書名の、協会が出版する本の購入申込用紙が付いていました。その広告の文章に対して下手な和訳をさせていただくと「元の鉄道会社におけるカブース・タイプの刺激的で資料的な概説。カルムバック・メモリアル・ライブラリーのスタッフによる写真集シリーズの最初。40枚のカラーおよび白黒写真。全28頁。縦8インチ半、横11インチ、ソフトカバー。今年7月1日頃出荷予定。NMRA会員価格7.95ドル、一般価格9.95ドル。海外への荷造り送料は5.50ドル」とあります。
 送付は船便でしょうから、到着するのは下手をしなくても9月です。表紙の写真に、BNの真新しいワイドビジョン・カブースが8両も数珠繋ぎになって写っていますので、小生はもちろん申し込みます。一人で何冊も申し込めますので、もしお入り用の方がおありでしたら、互助します。6月3日までに小生宛メールをください。代金は、折半とさせていただくことにして、本が到着してから現金書留で送っていただくという条件です。
こんないい加減な紹介でも、フネに乗ってみようという向こう見ずの人、どうぞ。

だんだんやろうとしていることがバレてきたK&K Worksでした



387 北炭16号が【TMS誌】の3月号に ワークスK 2007/02/26 18:32

ライブ・スチーマーの平岡幸三さんの名作探訪という記事の第2回目に登場しています。ご本人の発表から、もう24年も経っていたのですね。



389 【MR誌】4月号にも載っています 宮 崎 繁 幹 2007/02/27 00:40

今日届いたMRの4月号にも、訃報がでていますね。米国鉄道模型業界の著名人3名が1月に亡くなったと云う記事でした。その一人で、Hallmark ModelsのBobbye Halls叔母さんも97歳で亡くなったと報じられていました。同社は模型小売店を営む一方で、ブラスモデルの制作・輸入をするインポーターでもあるユニークな業態でした。テキサス州ダラスのダウンタウンからちょっと北へ行ったところに店があり、私は1978年から1980年にかけての2年間、毎週のようにこの店へ行っていました。元気の良いオバサンでしたが、逆算してみると70歳くらいだったことになります。

この店でブラスモデルも色々買いましたが、ポットに入ったコーヒーが置いてあって、それを飲んだだけで帰ることもよくありました。ディーゼルのFTのような一般的なモデルも出しましたが、土地柄サンタフェや、フリスコ、KMTなど中西部の鉄道の車輌を多く模型化したのは、同社の功績であったと思います。どういう訳か、やたら長いサンタフェのガスエレを4機種も模型化し、短編成の列車が好きな小生は、みんなこの店から買って今でも、私の鉄道に所属しています。

別にHalls叔母さんが、個人的にガスエレ好きであった訳ではないと思うが、ナローゲージでは唯一のガスエレである、EBTのブリルなども、O,HOの両方のスケールで出していました。通販で安く模型を買うのも嬉しいが、お店で直接購入した模型には、買った時の思い出が付いてきますね。

宮 崎 繁 幹



390 カワサキ鉄道車両100年 ワークスK 2007/03/06 22:09

今夕の読売に1頁大で「夢を乗せて走り続けた100年です。」の文言のある、広告がありました。1907年南海鉄道木造電動客車に始まって、2006年中国200km/h電車まで、アメリカではボストンの2階建てとNYの地下鉄の写真があります。うれしいことに18年前の私が関わった電車も…… (*^_^*)



391 myLargescale.comのmodel making部門トップautherに、感謝 ituncle/Yuichi Aoki 2007/03/13 09:18

こんにちわ。大型模型歴4年の素人モデラーが、いきなり米国フォーラムのトップオーサーになっちゃいました。いつまで続くかわかりませんが、ワークスK先生からの激励とエールのおかげであります。感謝のご報告。夏のJAMは東京におみえになりますか?私はクラブで小さめにエントリーしています。
http://www.mylargescale.com/forum/topic.asp?TOPIC_ID=45180



392 【RMC誌】Passenger Cars 3を予告 ワークスK 2007/03/19 19:55

本日届いたRMC4月号に、表題の本が予告されていました。既刊の1と2はAmerican O Scale Musiamをご覧ください。



393 基礎ブレーキ装置にかかわるウンチク ワークスK 2007/03/23 21:43

kiichi yamamotoさんからブログにACF製貨車についての興味深い御発言をいただきました。ブレーキシリンダの台車マウントは、旅客車では常識なので、貨車でも主流になるだろうと考えて、インターマウンテンはこのタイプを製品化したのではないかと思います。ブレーキの利き始める時間や、保安度の点で大いなるアドバンテッジがあるにもかかわらず、そうならなかったのは、私も不思議でした。
ちなみに、日本の電車のブレーキシリンダは、1955年頃にそれまでの車体装袈から台車マウントに、さらに1990年頃からブレーキシューヘッドとシリンダが一体となったトレッド式(ユニット式?)に変わってきたはずです。実をいうと、インターマウンテン貨車の方式は、この台車マウントとトレッド式の中間に位置する様な方式です。
また、ハンドブレーキは、普通の空気ブレーキとは別系統の指令、空気源を用いる保安ブレーキという名前のものに1960年頃から置き換えられていきました。



395 「世界のLocoに魅せられて」で大作完成! ワークスK 2007/03/24 23:41

外国型のOゲージャーの間では特に有名な世界のLocoに魅せられてというHPで、とうとう大作のフランス大径動輪の蒸気機関車が完成の運びとなっていましたので、御訪問をお勧めしたいと存じます。
 同HPには以前より、複雑怪奇な対象を確実に創り上げられたスクラッチビルド作品や、確かな審美眼の下に集められたコレクションの数々に、ただただ恐れおののいておりましたが、この度の作品は、全く驚天動地の心地です。完成までの早さもさることながら、細部まで全く手を抜かない工作力の冴え、また曲線が多用され、かつ作り込まれているのに寸分の狂いのないシルエット、加えて気品に満ちたカラーリング、どれをとっても感服です。
 プラスチック・モデルを組み立てて金ピカに塗り上げるだけの私は、恥ずかしさで穴に入りたいほどです (>_<)



396 図面索引が完成しました ワークスK 2007/04/10 12:58

現在構築中のAmerican O Scale Museumですが、情けないことに作業が遅々として進みません。原因は、モデルの写真撮影が億劫なことに尽きます (^_^;)
ただし、雑誌・書籍の方は直ぐに取り出せますから、先に充実してきて、図面集のリストがほぼ完成の域に達しました。特に図面の索引は、NやHOのファンの方々にも便利に使っていただけるはずです。MRの雑誌索引より便利だと思います。もちろん、その書籍をお持ちでないと無意味でしょうが、入手は古いものでもブックファインダーなどで十分に容易です。

92.図面 Fine Drawings including other scales
(01) Model Railroader Cyclopedia (Kalmbach MR)
(02) Locomotive Cyclopedia (Hundman MM)
(03) Loco 1: the Diesel (Carstens)
(11) The Allegheny, Lima's Finest (C&O H8 2-6-6-6, Hundman)
(12) C&O H7a 2-8-8-2 (NJI)
(13) EMD's SD60 Series (Withers)
(21) Electric Locomotive Plan & Photo Book (NJI)
(41) Passenger Cars (Carstens RMC)
(42) Amtrak Car Diagrams
(43) Rolling Stock Plan Book (Carstens)
(51) Baltimore & Ohio Cabooses Photos & Diagrams
(52) Milwaukee Road's Rib-Side Cabooses
(61) Traction Planbook (Carstens RMC)
(62) Traction Guidebook (Kalmbach MR)
(63) Traction Prototype & Models Plan Book
(71) Slim Gauge Cars (Carstens RMC)
(81) Train Shed Cyclopedia
(90) 図面索引(蒸気機関車)
(91) 図面索引(ディーゼル機関車)
(92) 図面索引(電気機関車)

このリストは、次へ移設しています。2012-01-31
アメリカ型鉄道模型資料室 目次



397 Re:図面索引が完成しました 宮 崎 繁 幹 2007/04/15 17:08

ワークスKさんの労作を拝見しました。日本の雑誌に掲載された米国型の図面までカバーしていらっしゃるのに感心しました。

図面の索引もこれまでいくつか発行されているものがあるので、話題が出た序に、記してみたいと思います。15年ほど前にMRの誌面に図面索引を作ったので、希望者に頒布すると云う小さな広告が出ていたので、注文してみました。暫くして送ってきたのが、細長い紙に両面印刷してホチキスで止めたものでした。

"ModelRailroader All-Time Index of Prototype Plans 1934-1992" と云うもので、全56頁。一応、前書きや凡例などがついておりまして、MRは1934年の創刊以来、それまでに1500以上の図面を掲載してきたそうです。この中には、車輌だけでなく、建造物の図面も含んでいるとのこと。これらが、鉄道名別、タイプ別に並べられています。

それから今日までの間に新たにどのくらいの図面が掲載されたのか、勘定したことはありませんが、紙ベースのこうした索引は、何によらず、このIT時代にあっては、もう発行される可能性は少ないでしょう。探し物をするときは、ITも良いけれど、ボケッとして、何とはなしに眺めるのは、紙の方がはるかにものですが。

宮 崎 繁 幹



398 Re:図面索引が完成しました ワークスK 2007/04/17 23:57

宮崎さんの怖いもの知らずには、いつも恐れ入りますね (^_^;)

仰せの通り、紙ベースの印刷物の方が、想像が広がるというか、創造性に繋がる様な気がします。そうでなかったら、新聞なんて、インターネットに押され、当の昔に廃れているはずです。

ところでその頃、MR誌が届くと、結構隅々まで目を通していたはずなのですが、私は気が付きませんでした。
実は十数年前、Index-On-A-Diskというフロッピー・ディスクを購入したことがあります。ただ、私のパソコンがNEC-PC98系でしたから、起動させるのに四苦八苦。シロ松本氏の御助言を得て動く様になり、12種類の雑誌の17年分を検索できる便利さに驚いたものの、多くの場合は、その号を持っていない訳で、臍を噛む思いをしたものです。



399 造園用語辞典?! ワークスK 2007/04/18 00:09

鉄道関係ではないのですけれど、面白いサイトを見つけました。「造園職人津里のページ」がそれで、中でも実用造園用語辞典は秀逸です。収録2650語!は、並大抵ではありません。私も頑張らなくては……(^_^;)




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