2004年07月02日

書籍電子化の波 2010/07/17-2010/08/28 (6)

●1548 【新聞】電子書籍 手作りの波 ワークスK 2010/07/17 15:45
  1555 【新聞】電子書籍、ハードカバー抜く ワークスK 2010/07/21 00:27
  1577 【新聞】電子ブックはヒタヒタと ワークスK 2010/08/01 11:22
  1581 【アイデア】カメラは電子ブック? ワークスK 2010/08/06 20:18
  1582 【青空文庫】相馬御風「実物と模型」をアップ ワークスK 2010/08/07 13:11
  1597 【新聞】自分で作る電子書籍 ワークスK 2010/08/28 18:42


1548 【新聞】電子書籍 手作りの波 ワークスK 2010/07/17 15:45

55_0.jpg 朝日新聞2010年7月16日夕刊にあった記事です。
 2年前に「ガッタンゴットン鉄道模型」のtaknomさんがMR誌でバッサリと断行されて、ビックリさせられたものでしたが、ここへきて一般的になってきたようです。
 記事に登場の磯崎哲也さんのサイトは次です。
2010-05-23 ビジネスマンのための書籍スキャン入門ー既に始まっている電子出版
2010-06-03 なぜ「クラウド」か?の文化的考察+スキャナの効用第二弾




1555 【新聞】電子書籍、ハードカバー抜く ワークスK 2010/07/21 00:27

 今日、朝日新聞2010年7月20日の夕刊に、「電子書籍、ハードカバー抜く」という見出しがありました。続いて「米アマゾンの通販」、「1ヶ月の販売 1.8倍」と並んでいます。
 ニューヨーク発、米通販大手アマゾンの発表で、販売冊数の話です。
 ただし、実数の公表が無くて、別にペーパーバックの取扱が多いので、実体は不明ということのようです。

 考えるに、ペーパーの方が有利だと思われる書籍は、画像の細かさが売り物の写真集や、レイアウトを凝ったムック、装丁に意味のある豪華本といった、画質や手触りを魅力とするものだけだと思います。

 そういう楽しみ方ではなくて、情報自体に価値のある、テキスト構成の読み物とかマガジンのタグイは、断然、電子媒体が優位ですから、ソフトカバーが書籍の主流なら、これこそが、アッという間に置き換わってしまうはずです。
 カギは単に端末の普及率だけということで、スピードは意外に速いのではないでしょうか。

 で、日本での端末は、未だ売り出されていない?
 いえ、既にパソコンのディスプレーの大型化が深く静かに浸透しています。

1577 【新聞】電子ブックはヒタヒタと ワークスK 2010/08/01 11:22

朝日新聞8月1日朝刊の読書エッセー「on reading 本を開けば」の第1回として、『パラサイト・イヴ』で有名な作家の瀬名秀明さんという方が一文を寄せておられます。その題名も「電子書籍を読んでみる日々」です。
 ビックリしたのは、6年も前にソニーが「リブリエ」という端末を世に送り出していた事実です。瀬名さん自身が長編小説を配信し、また新幹線の中で西村京太郎作品を読んだそうです。今は6年ぶりにiPhoneで高田純次「適当日記」などを読んでいるが、それらを書店では一度も目に留めたことがない、ともあります。
 6年前には新聞もテレビも無い生活を送っていたこともあって、私はリブリエを知りませんでした。

 なお昨日7月31日、朝日新聞土曜日版の「てくの生活入門」には「iPadの長所と短所」という記事で、第1回として短所が列挙されていました。
 表示できないウェブサイトが多いこと、約700グラムと片手で持つには重いこと、パソコンが必要なこと、音楽や音楽ビデオなどが無料再ダウンロードできないこと、バックライト液晶は目が疲れること、日本語テキストでは全角スペースが入力できないこと、エクセルの完全互換アプリが無いこと、だそうです。

 私は今のところパソコンのインターネット環境で充分ですが、電車の中とか、ゴロッと横になってとか、そういう欲求には、意識として価格の壁があるように思います。



1581 【アイデア】カメラは電子ブック? ワークスK 2010/08/06 20:18

朝、忙しかったので、新聞紙面をコンパクト式デジタルカメラで撮影しました。それを電車の中でモニター画面を拡大して、読みました。1200万画素なら新聞1頁大が充分に判読可能です。
 仕事でもこの方法を採っていて、1年ぐらいの間に紙へコピーする量がめっきり減ってきました。


1582 【青空文庫】相馬御風「実物と模型」をアップ ワークスK 2010/08/07 13:11

BIGLOBEのメールマガジンに紹介のあった青空文庫を覗いてみました。著作権が切れた文芸作品をボランティア活動によってネットに公開しているサイトです。この存在により、夏目漱石全集とか、明治文学大全集などという書籍の発行は無意味となっています。
 で、新着情報に相馬御風「実物と模型」とあるのが目に留まりました。
 おおっ! というわけで読んでみたのですけれど、これは、人形は可愛いけれど、余りにも人間に似てしまうと嫌悪感を抱かれるという「不気味の谷現象」のことの様です。

 電子ブックには既に充分なソフトの蓄積があるんですね。



1597 【新聞】自分で作る電子書籍 ワークスK 2010/08/28 18:42

朝日新聞2010年8月28日土曜日版beReportに「自分で作る電子書籍」という記事があって、読むと1ヶ月半前の同紙7月16日夕刊にあったものと同一の趣旨でした。しかし署名は「久保田裕」で、前回の「千葉雄高」ではありません。
 違いは、具体的な数字を載せていることと、書籍裁断の詳しい説明があることぐらいです。こういう記事の作り方は新聞では普通なのでしょうか。

 なお、参考情報として「自炊技術Wiki」というサイトが紹介されていました。


posted by ワークスK at 01:04| Comment(0) | 第2次掲示板ログ 2005年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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