┣No.265 RE:【とれいん誌】2015年2月号の重箱隅 さかつう平和島平林 2015/01/24(土) 02:48
┣No.266 バックマンのモーガル2-6-0 ワークスK 2015/01/24(土) 10:58
┣No.269 RE:【とれいん誌】2015年2月号の重箱隅 さかつう平和島平林 2015/01/26(月) 20:55
┗No.270 バックマン製モーガル2-6-0を弄るなら ワークスK 2015/01/27(火) 17:37
■アメリカ型ファンとして注目はもちろん、佐々木也寸志氏の「ディーゼル・パワー in USA」シカゴ周辺のジャンクションとヤード。特にp69の路線図が素晴らしい。これを横に置いて、グーグル・マップの線路をなぞって楽しめるわけ。
クラスTもいいけれど、貨物鉄道の見どころはベルト鉄道。BRC=Belt Railway of Chicagoと、IHB=Indiana Harbor Belt。ベルト、すなわち、腰に巻くベルトのことで、環状線。BRCが内環状、IHBが中環状に相当。シカゴは鉄道のハブだから、放射線状に鉄道が集まってくる。それを同心円状に結ぶのがベルト鉄道。
実は、中環状のIHBを大きく取り巻いて外環状がある。EJ&E=Elgin, Joliet and Eastern、別名が"The Chicago Outer Belt Line"(Wikipedia英語版)
来月号から各ヤードの紹介とのことでワクワク。
■製品紹介では、アムトラックP40DCの更新車ボルトノーズは、アサーン製品。そういえば当方は、ブルーボックス・キットが3箱も手付かず。あれ? 4,200hpになっても形式名はP40のままなんか。
■CNレインボーカラー・シリンドリカル・カバード・ホッパーは、本当にカラフル。実は喉から手が出るほど欲しい。買わない理由は、Cascade Green Forever!に書いておいた。それゆえ、このインターマウンテン製がCN 370702やCN 370709という、別の車番を名乗っている。
高い買い物なのだから、それくらい説明したほうがいいのでは?
■サンタフェ、サンフランシスコ・チーフは、ウォルサーズ製品。イメージ的には、寄せ集め列車。日本に何編成が輸入されたんだろう。
■ヘビーウエイト客車はHOのアトラス、Nのマイクロトレインズが出ていて、いずれも漢字表記が「重鋼製」。なかなか、言い得て妙。ただし、「ペンシルヴァニア」は、一度辞書を引くことをお勧めする。(Weblio辞書)
■Nの「メイン・セントラル鉄道 40フィート標準鋼製有蓋車…1951年プルマン社製造」は、明らかにプルマン・スタンダード社製PS-1ボックスカーのこと。(大辞典)
■1番ゲージ1/32のUP FEF-3、アスター製は、すげー! ツートングレーの完成品が95万円だって。安いぞ(笑)
■p114、さかつう鉄道模型店の広告に、バックマンHOアルコ2-6-0(DCCサウンド付)が23,500円。DC仕様でサウンド無し1万円くらいのがないだろうか。
[265] RE:【とれいん誌】2015年2月号の重箱隅 Name:さかつう平和島平林 Date:2015/01/24(土) 02:48
深夜にサイト更新しながら空き時間に拝見しましたので最下段のBachmann-HO Alco 2-6-0の件についてのみご返答をさせていただきます。
これ、サウンド無しでもリテール149.00ドルなので以前程度のレートであれば100円掛けで8%税込16,000円台も可能でした(これとて日本型オンリーの方で『古典機風』に直す方には大好評でしたのでご希望の方には別注で取ってました)が、昨今のような為替レートですと税込で2万円近くになってしまうかと思います、というのが回答です。
ちなみにコレの場合、分解してわかりましたがサウンド無しをサウンド化しようとするとテンダー容積の関係上、小型のサウンドデコーダーが必要になるためデコーダー代が意外と高いものにつきます。
[266] バックマンのモーガル2-6-0 Name:ワークスK Date:2015/01/24(土) 10:58
なるほど、明治期に輸入されたスケネクタディ製に見立てるというわけですか。
これ、バランスが好ましいので、当方の木造貨車牽引機にと昔から狙いを付けているのですけれど、意外と人気があるんですね。じっくり円高になるのを待ちましょう(笑) >>バックマン社のサイト
[269] RE:【とれいん誌】2015年2月号の重箱隅 Name:さかつう平和島平林 Date:2015/01/26(月) 20:55
ついでなのでBachmann Alco 2-6-0を用いた妄想ネタ及び考察を一つ。
こいつの竣工年は1924年11月、というのはネットやらカルンバックの図面集Steam Locomotive Cyclopediaでわかることですが同じアルコ製で我が日本のC52は1925年11月竣工。
この機体の試作品写真をModel Railroad Newsのウェブ版で見た瞬間、寿都鉄道等の8100形のように見えた私は下記のような物語が浮かびました。
C52をサンプルとして発注する際に『現在製造継続中の8620形の将来の改良に際して参考としてのサンプル』と称してGB&W向けに製造された2-6-0を日本規格に設計変更した車輛を同時に発注・輸入。
この『国鉄史に出てこない謎の機関車』は鉄道省で試用された後、地方の某鉄道へ払い下げられたものが転々とした上で北海道の某炭鉱鉄道を終の棲家とした。
それにしてもバックマンの設計スタッフ陣はSteam Locomotive Cyclopediaを良く読み込んでいると思います。
普通ならGB&Wの機関車なんて『大手鉄道の有名機関車ではないから』といった理由から製品化対象になりにくいですが今までに製品化された同社製の蒸機を見ているとバックマンの製品化選考基準には『4×8のレイアウトに似合うか?』というのがある気がします。
言ってみればPFM/United辺りが大量に中・小型機をブラスで発売していた1960〜1970年代のラインナップに近いのです。
もちろんレイアウトを作る人口の差もあるでしょうが(ウチのお客様に限って言えばNよりもHOのお客様の方が断然作られています。それはストラクチャーキットの売れ行きから、はっきりとわかります)上記の『小レイアウトに似合う車輛』とは正反対に『有名車輛や大型機、長編成列車』に偏りがちな日本型メーカーとの決定的な差、のような気がいつもしています。
長文失礼しました。
[270] バックマン製モーガル2-6-0を弄るなら Name:ワークスK Date:2015/01/27(火) 17:37
プロトタイプは1924年製ですか。それで、近代的に見えるんですね。
全体のプロポーションは、1900年前後から変わっていないようなので、日本の炭鉱鉄道などで戦後まで働いていた姿にするには、テンダーの上縁をカットするくらいでしょうか。
ラベル:とれいん誌
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