2009年12月09日

Informations of B&O 0-4-0T Dockside HO scale models

バーニー ドックサイド Varney Dockside 0-4-0T HO scale
Lenahan's Locomotive Lexicon 3rd Edition Ver. 1 p23 - 24 IMP、Aristo CraftとPolk's Hobbiesが同一資本という情報は真偽不明。IMPの発売開始も1948年で、プラスチックの"Rhonite"はベークライトの誤謬と考えられる(後述)。PFM製がバーニーのダイキャスト・ボイラーとは明らかな錯誤。M.B. Austinは、テンダー機C16aが存在するものの、タンク機C16は未見。LionelはHOseeker.netカタログ・コレクションで確認でき、供給元は時期的にリバロッシと考えられる。

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The Brown Book of Brass Locomotives 3rd Edition p19

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Pacific Fast Mail... 25 Years of Fine Models p10


PART 1: ウェブサイト・リスト
FAB Loco File Phase 1: Varney Dock Side, Dec. 10, 2008
FAB Loco File Phase 2: Other Dock Sides, Dec. 26, 2008
FAB Loco File Phase 3: SAKURA Dockside, Jan. 11, 2009 日光モデル保管サンプル
FAB Loco File Phase 4: Dockside: more manufactures and C-16A, Feb 2, 2009
米国型鉄道模型とモダンジャズ「ドックサイドのこと」 概説とIHC改良
米国型鉄道模型とモダンジャズ「伝説のロコが奇跡のように蘇ったこと」 MR誌2020年2月号 松本謙一氏のジョン・アレン機レストア
Brass Model Collection of Kevin「024-PFM SAKURA B&O 0-4-0 1963Run (pilot model)」
模型オヤジの気まぐれ日記「ドックサイド機関車」 Life-Likeウエザリング
ワブ!「Life-Like 0-4-0 ドックサイド,改装完了 (4)」 Life-Like改良
どですかデン鉄日記「お気に入りの機関車」 PFMコレクション
WG@模型倉庫「米国型蒸気機関車」Mehanoコレクション
MTCC グループ軌道線「【新車?出場】Dockside」 バーニー製ダイキャスト
「夢」を大人買い「今月のホビー日記・2018年7月」 ジョン・アレンの被災モデルが修理で日本に!
からくりラボ Karat Creek Lab「入門用2軸蒸機図鑑」 IHC/Mehano

Rivarossi Memory, B&O Docksite 0-4-0 Bakelite version 1947-1954(伊語)
Rivarossi Memory, B&O Docksite 0-4-0 polystyrene version 1954-1977(伊語)
Wikipedia英語版 実機解説
HO Scale Trains Resource "AHM Dockside 0-4-0" Rivarossi
NEB&W Guide to Varney Steam Locomotive Models
Furniture Railroads "Cute" バーニー製
MRH forum PFM/サクラ製
MR forum バウザー製
MR forum バーニー製ダイキャスト
Peter T. Prunka's website "GD Line" MR誌バーニー広告 ジョン・アレン機
January Tacoma Clinic Report バーニー製 super-detailed
HOseeker.net カタログ・コレクション
PROTOCRAFT 1/48 Decal, lettering for B&O’s Dockside tank switchers


PART 2: 雑誌記事リスト
HO Collector magazine (HOC)
1Q 2019 p8-21 "The Little Engine That Could: The Ubiquitous Dockside Switcher" by David Otte(website partially)
4Q 2017 p32-38 "My Memories of AHM: The Rivarossi Connection" by V.S. Roseman (website partially)

Model Railroader magazine
Mar. 1947 p208-211 "Dress up your "Little Joe" with valve gear and a few extra details" with scale drawings
Feb. 1981 p70-73 "Upgrading a Varney Dockside, Tips for converting a veteran engine into up-to-date switcher with sound"

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PART 3: VARNEY models family
1941 Varney(diecast) >> 1954 Varney (polystyrene) >> 1959 Revell >> 1970 Life-Like >> (1989 Bowser) >> 2005 ended?

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MR誌1942年1月号表紙裏 造作が如何にもダイキャスト製。広告自体は1号前の1941年12月号から始まる。MR誌1938年1月号に載っている図面は簡略。

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MR誌1942年2月号p93 機関車の小ささをアピールするためにフィリップモリスのシガレットパッケージに載せているが、後年の開封したものの上でない点に注目。

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MR誌1942年9月号p402と10月号p446 「製品改良のアイデアを寄せてくれ。戦争に勝ったのちに実施」というのだろう。前年12月に太平洋戦争が始まっていた。入賞者は翌1943年1月号p52に発表され、2月号p91にはA.C. Kalmbackなどを交えた審査風景が披露されている。どんなアイデアだったのか、また実際に活かされたのか否かは分からない。

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MR誌1948年12月号p494 クリスマス商戦に向けてドックサイドが主力商品のテイ。右上は創業者のGordon Varney。

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MR誌1954年10月号裏表紙 上回りをプラスチック化して、完成品での発売。黒色モールドを活かした無塗装だろうか。右下のセット構成品はダイキャストのまま。ちなみにMR誌1947年3月号に新図面が掲載された。

MR誌1957年7月号裏表紙の広告で、バルブギア・キット3.50ドルをアナウンス(米国型鉄道模型とモダンジャズ)。

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MR誌1961年7月号裏表紙 この時点でライトを点灯式に、またギアなどを改良したようだ。車体の水平が出ていない。15ドルだった値段が6.95ドルと劇的に下がった理由はAHM/リバロッシ製品(1959年末)の影響と推察される。Varney社は1960年にLife-Like社へ売却されたものの、社名は1970年まで残った(The Train Collectors Association website)。

RMC誌1963年4月号P14 Dispatchers Report欄が、カラフルに彩ったモデルとして、FEC(crimson red)、NYC(jade green)、SP(grey w/yellow trim)、NH(red & black)、MoPac(sky blue)、それにUP(yellow)の発売を伝える。新しい日本製KM-1モーター付とある。

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RMC誌1963年7月号p20 Revell製品の紹介。前歴がVarneyという文言は皆無。煙室横に楕円で囲った"V"の陽刻が確認できる。リバロッシはベークライトが"RIVAROSSI"で、スチレンが"RR"。PFM/サクラは"F"。Gem/サンホンサは実機の型式"C-16"。

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MR誌1973年12月号p32 Life-Like社の広告で登場する最初。HOC誌によれば、金型を更新改良しているという。

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Walthers HO Refarence Manual 2002 p82 窓が閉まっている。2005年のWalthers社への事業売却時に消滅か。

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MR誌1989年7月号p38 "English's Model Railroad Supply"、すなわちバウザーBowser社の広告。プラスチックのボディとシリンダーは、オリジナルのバーニー・モールドと明記する。バウザーにダイキャスト・ボディがあったとNEB&W Guideも述べているが、発見できない。

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Bowser HO Reference Manual 15th Edition p147 - 148 (ca 1995) website。消滅年不明。


Rivarossi_Logo2.jpgPART 4: RIVAROSSI models family
1947 Rivarossi (-Bakelite for Italy only) >> 1948 Aristo Craft+IMP (Rivarossi -Bakelite) >> 1954 Polk's (Rivarossi -polystyrene) >> 1959 AHM (Rivarossi) >> 1980 Pemco (Hong Kong and Mehano) >> 1992 IHC (Mehano)

Rivarossi HO Dockside 0-4-0 bachelite
MR誌1948年11月号p836 この広告は"Aristo Craft"社のMR誌における初めてのもの。”heavy plastic”はベークライト(フェノール樹脂)で、リバロッシの対米輸出は1948年が最初と考えられる。一方、1947年製という鉄道名を陽刻した交流3線式モデルがリバロッシメモリー・サイトに示され、イタリアのみで発売されたと推察される。bakelite bachelite

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MR誌1948年11月号p868 International Models Inc. (IMP)の広告。Aristo Craftと同じ号で、キットの値段が一緒。こちらは完成品をラインナップ。材質は"durable rhonite"とあり、Lenahan本の根拠か。"durable"は「丈夫な」の意。"ITALY"の表記もこちらだけ。

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RMC誌1951年10月号P46 新製品案内欄が、よく知られたヨーロッパ・メーカーのリバロッシからHOキットを発売と伝える。B&Oスイッチャー、Milwハヤワサ・アトランティックとトロリーバス(ウォーム・トランスミッション?)の3種という。輸入元が登場せず、雑誌社へ資料請求せよという案内は、何か事情があるのだろうか。(配置は変更)

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MR誌1957年7月号P11 輸入元がかわって、"hi-impact plastic"=ポリスチレン・ボディーとなり、スタイルが改善された。"リバロッシ"の名を前面に打ち出している。なおLenahan本に拠れば、Aristo CraftとIMPはこのPolk's Hobbiesと同一資本。

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MR誌1959年12月号p26 輸入元がAHMとなり、価格が12.95ドルから7.95ドルへと大幅ダウン。他にも注目製品がずらりと並ぶ。AHM自体のMR誌への登場は同年9月号、ドックサイドは翌10月号から掲載された。

MR誌1981年5月号p42の"Trade Topics"欄が伝えるところによれば、ニュージャージー州MonivilleのPemco Industries Inc.が新たに蒸機とディーゼル機のRTR製品を扱う。すべて香港からの輸入で、その中のバーニー製品で知られたB&Oドックサイト0-4-0Tが16.50ドルだという。HOC誌はAHM/リバロッシ製品の継承だと述べるが、この"Trade Topics"欄は全く触れていない。モデルはTony Cook氏のウェブサイトを参照


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MR誌1992年10月号p17(左)と、2006年9月号p39(右) この間のIHC= International Hobby Corp.の広告に散発的に掲載される。ATSFやPRRの方が売れたのだろうか。HOC誌いわく、スロベニアのメハノ製とのこと。


PART 5: BRASS models

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MR誌1963年12月号p73 PFMの1頁大広告。ドックサイドの新製品紹介は同年7月号p8-9。PFM自身の1963年カタログとRMC誌掲載と思しき広告は「Brass Model Collection of Kevin

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MR誌1977年1月号p42 Gem Models/Samhongsa

Gem Models B&O Dockside
広告のSH-119と,ラベルのSH-118の相違は? オークションサイトより引用


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PSC/BrassTrains.comの新製品予告(2013年:第5次掲示板) 発売はキャンセルされた模様

2019-02-01 記事を公開
2019-04-15 International Modes Inc. (IMP)関係の情報を訂正。
2019-08-17 Pemco製モデルのリンク先を追加。

posted by ワークスK at 13:01| Comment(0) | 各種リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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