2019年07月22日

第7次掲示板[140]-4 【とれいん誌】2019年8月号 ベークライト続報 阪急 京とれいん雅洛

[140]【とれいん誌】2019年8月号 ベークライト・モデル続報 :ワークスK 投稿日:2019年 7月22日(月)
[145]【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛 :ワークスK 投稿日:2019年 7月26日(金)
[146]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛 :railtruck 投稿日:2019年 7月28日(日)
[147]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛 :ワークスK 投稿日:2019年 7月29日(月)
[148]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛 :railtruck 投稿日:2019年 7月29日(月)


[140]【とれいん誌】2019年8月号 ベークライト・モデル続報 投稿者:ワークスK 投稿日:2019年 7月22日(月)01時39分22秒


注目記事はB級コレクター道の天賞堂製NYCヘビーウエイト客車。前号の貨車に引き続き、こちらも“ベークライト”だったという。日本の鉄道模型史を書き直さなければならない。ということは、今のところ“エボナイト”製模型は世界中で未発見。
 記事で気になった点は、PFMが輸入した記録に無いから「日本国内限定販売だったかも」というところ。輸入記録はPFMの25年史を指すのだろう。こういう推論は「悪魔の証明」といわれるほどに大変に難しい(Hatena Keyword)。当方が得た傍証を挙げると、天賞堂のもう一つの輸出先であるIMPの手持ちカタログに登場しないこと。当時のMR誌に見つからないこと。あちらのネット・オークションで見たことが無いこと‥‥くらい。でも、漏れている可能性は排除できない。特に確認したい点はIMPが大々的に広告を出していたRMC誌だ。
 元となったであろう図面などの知見を、ブログ記事の追記3以降に紹介している。
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作品ではN蒸機連載でバグナル製鉄道院1形0-4-0Tという超小型機。ホイルベース8ミリだという。走行する様子を拝見したいものだ。渡邉・岩崎コレクションからの実機写真2枚が貴重。むかし、OJでバックプレートのディテールを作り込んだら‥‥と一瞬だけ思った記憶がある。

KKCというのは古典機、軽便、地方鉄道を頭文字としたクラブだという。その作品展の報告は自作のオンパレードでうなる。中で出羽文行氏の古典貨車群の説明で、「下回りは台枠部分にシーソーを設けて可動軸とする」っていうのはロンビック・イコライザーのことだろう。この語が書かれなかったことはショック。そうか、もう18年も前なのか(ロンビック・イコライザーの幾何学)。

レイアウト関係では日豊本線宇島(うのしま)駅のリアルさに注目。パソコンを駆使して窓枠などを印刷で表現する手法は、ブログ「米国型鉄道模型とモダンジャズ」で予讃線下灘駅をNゲージで再現するプロジェクトが進行中だけれど、HOクラスでも有効とは驚いた。記事中に言及の展示会は8月23〜25日だという(豊前市観光協会HP)。作者の菊地俊夫氏は、菊地文雄氏と御関係がおありなのだろうか。

さて、表紙の阪急 京とれいん雅洛。京都線で土日祝のみ運転する直通特急の2本目だという。うぅぅむ、需要があるのか。京阪のプレミアムカーといい、当方には無縁の世相となってしまった。叡電の一つ目電車がローレル賞をもらう時代だ。
 なお、2頁見開き一杯に並べた両サイドの真横写真が貴重。たぶん車庫内を移動中に撮影したのだろう。光線具合も柔らかでラッキーだった。記事を企てた方の見識といえる。表紙写真のパンタグラフで雑誌名を抜くというのはこの雑誌の独壇場。手間がかかると思う。


[145]【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛
投稿者:ワークスK 投稿日:2019年 7月26日(金)00時27分26秒


カメラに詳しい方とお会いして、電車の真横写真の話で盛り上がった。そうだった。かつてはスリットカメラで編成をフィルム1本に収めるなどという方がおられたし、広田尚敬氏が真横だけの写真集を出されたっけ。で、とれいん誌の写真は、何枚かを合成したのではないか、本線上での疾走を連写したのではないか‥‥と言われた。ウソだろう? そんなことが可能なのか?5308
 クダンのページを確認すると、1か所だけ車輪がダブっていた。背後の風景は確かに車庫内ではなさそう。線路は複線。その気になって眺めると、2丁パンタのパースペクティブが揃っていない。えーーー?! 車体はすこぶる滑らかだ。どういうこっちゃ? これが昨今の画像処理技術か! そういえば自分自身もフォトショップ・エレメントのパノラマ合成を多用している。市販カメラを調べると、連写は秒12コマ、14コマ、中には20コマ、それもAFだという。値段が高いけれど……。恐ろしい時代になったものだ。
 改めて同号の"COFFEE CUP"を読み返すと、真横写真のために南茨木駅の前後を歩いたと解釈できる。茨木市駅寄には西側に田んぼが拡がるとも書いてある。では、ということで、Google Mapで合致するところを虱潰しに探したが、見つからない。どなたかおわかりになるだろうか。

【追記】ひとつ忘れていた。出版社のレイルロードがサイドビューシリーズを出したっけ。1990年代の中頃。京阪の他に阪急、阪神、近鉄、国鉄もあった。……あっ! 失礼! 今でも一部は在庫? 2019-07-28


[146]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛
投稿者:railtruck 投稿日:2019年 7月28日(日)17時10分7秒


とれいんを見てないので間違っていたらごめんなさい。
茨木市奈良町16か19の辺りじゃないでしょうか?Google MapのURLを書き込むとエラーになるようなので、この住所で検索してみて下さい。


[147]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛
投稿者:ワークスK 投稿日:2019年 7月29日(月)01時54分49秒


hankyu1.png
Google Street View

railtruckさん、なるほど、ここですか!
こりゃあ撮影最適地。となると、なんで切り張りしたんだろう?
東側は判りますか?

【追記】「モデラーな日々」に撮影行の裏話が登場した。新京阪時代から生き残る架線柱と避溢(ひいつ)橋が紹介されている。西サイドの撮影はこのあたりで間違いない。東サイドは南茨木駅梅田方の蓮花寺のあたりのようだが、Google Mapではイマイチはっきりしない。現地に出向かないとダメかな。2019-08-01



[148]Re: 【とれいん誌】2019年8月号(続)阪急 京とれいん雅洛
投稿者:railtruck 投稿日:2019年 7月29日(月)06時58分41秒


奈良町19から16にかけての線路を挟んだ東側は宅地、その宅地の南側は道路ですね。


【管理者註:ロンビック・イコライザーに関しては発言番号「311」もご覧ください】
posted by ワークスK at 00:03| Comment(0) | 第7次掲示板ログ 2019年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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