2019年09月25日

第7次掲示板[199]-2【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル

[199] 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル ワークスK 19/09/25(水) 15:59:08
[216] Re: 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル E.NUKINA 19/10/08(火) 22:56:03
[217] Re: 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル ワークスK 19/10/09(水) 17:09:41


[199] 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル ワークスK 19/09/25(水) 15:59:08

なんだぁ? MDCラウンドハウス、走るとうるさいあの古風な機関車かぁ? それにしてはレタリングが変だ。見慣れたModel Die Casting社の色合いではないしぃ‥‥むっ! 窓にモールドの厚みが見えない! ブラスか?! あちゃっ! インサイドギアだ! こりゃあ古いぞ! 初めて見る!

i-img1200x900-1569379113x6ukjv98695a.jpg
メーカー不明 [ HOゲージ ] ニュージャージー セントラル鉄道 CNJ ( C.R.R of N.J. ) #1000 ディーゼル機関車 (外箱無) 7575

レナハン本を開くと、これだ! インポーターはアリストクラフトとIMPで1958年の発売。まあ両社は同一。メーカーは、エッチングの車体だから鉄道模型社か。あれっ?! ベーカーは天賞堂のキュピーズ! 実機の図面と写真がMR誌1956年4月号p34に出ているので辻褄は合う(後に1961年12月号p36-37、さらにディーゼル機図面集p24に再録)。
Alco_boxcab_diesel2.jpg

ちなみに、MDCラウンドハウス製品は10年前の第2次掲示板で話題となった。1972年(1971年末)の発売。


【追記】落札価格は14,500円。3人が12,000円以上を入札。正当な評価かな。2019-10-02


[216] Re: 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル E.NUKINA 19/10/08(火) 22:56:03

この製品、かなりの量作られたようで、よく見かけるのですが、メーカーが不明です。
レナハン本のものは、側面にハシゴがついているのですが、製品の方にはついていなかったりして、微妙に別のもののようです。
緑の色調といい、手書き風のレタリングといい、何とも不思議な製品です。
もしご興味あれば、この現物とハシゴが付いた方の製品の両方とも持っておりますので、ご覧に入れます。


[217] Re: 【ヤフオク!】Alco/GE/Ingersoll-Randのボックスキャブ・ディーゼル ワークスK 19/10/09(水) 17:09:41

E.Nukinaさん、そりゃあすごい。ハシゴ無しは国内向けで、レタリングはゴム印と考えられませんか? この製品、不思議なことにMR誌のバックナンバーはおろか、BrownブックにもLaddチェックリストにも、さらにHOseeker.netのカタログ・コレクションにも見つけられなかったんです。大量に出回ったとなると雑誌に広告しているはずで、IMPが主に出稿していたRMC誌を当たってみたいですね。
 ところで、MR誌が最初に図面を掲載した1956年4月号と、その翌5月号に、この自作モデルの詳細な製作記事が連載されました(添付画像)。なんと、エッチング・パターンまで載せているんです。このパターンと1958年のIMP製品を較べなければいけませんね(笑) なお鉄道模型社が光学的露光を利用したエッチングを日本で最初に始めたのは1947年のED17だと思います。

MR1956-05p47.jpg

で、メーカー推測の大きな問題はベーカーカプラーです。ヤフオク!品とレナハン本は共に左手仕様ですから天賞堂製ですよね。IMPはそれをKupeezeと名付けて大々的に売り出しました。鉄道模型社製造モデルにも付けた可能性があるのではないかと‥‥(右画像はMR誌1954年6月号p12)。
ラベル:ヤフオク mdc
posted by ワークスK at 09:42| Comment(0) | 第7次掲示板ログ 2019年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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