2022年07月31日

【時事】地球最後の蒸機定期列車が運行終了 中国・三道嶺炭鉱



新疆ウイグル自治区のSandaoling Coal Mine専用線が2022年4月25日、蒸機牽引貨物列車の定期運行を終了したという。中国のブログSinaが伝え、それをRailfan & Railroad Magazineが報じ、msn.comが拾って、Trainorders.comで当方の目に触れたという次第。それにしても、この迫力のある夜景はすごい。映像技術の進歩の結果だろう。火の粉の飛び具合は我が国でも同じだったのだろうか。日本語の訪問報告はここ。成田から18時間の地に4度など、世界を股にかけて飛び回っておられる方で、msn.comに引用された冒頭の動画の撮影者。なお、ブログSinaに写っている機関士(機関助士?)はオサゲ髪? 左側通行なんだけど‥‥。

YouTubeから、いくつか集めてみた。






キャブライドあり


ドローン撮影


ダンプ貨車の作動、腕木式信号機を備えたプッシング・カブース、客車代用ボックスカーでの通勤、ジョーダン・スプレッダーの土砂寄せなど珍風景満載の30分

三道嶺map2.jpg
Google Mapではこの辺りかなあ。黒いのは石炭粉の飛散か?

三道嶺map2.jpg
こっちかな。どちらにしろ、ストリートビューは無し。
 あれっ? "began ripping up the track"って、線路を引き剥がし始めたってこと? 炭鉱閉山? ディーゼル化ではないのか。

【追記1】同志社大学鉄道同好会OB会のHPに訪問記があった。火の粉の飛沫は粉炭を燃やすかららしい(演出!?)。また路線図が示されている。撮影機材は、Nikon D500(ISO 51200)と、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIとのこと。2022-07-31

【追記2】思い立って"Open Railway Map"で探してみた。直接アクセスすると大きく拡大できて、ヤードの線路配置まで判る。2022-08-05
三道嶺OpenRail.png
posted by ワークスK at 03:48| Comment(0) | 情報・薀蓄 2022年− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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