【Rapido】旅客列車牽引機アルコPA-1&2、PB-1&2

RapidoのアルコPA-1、PB-1は予約者の手に渡り始め、あちこちで盛り上がっている。このフラットノーズは人気があるゆえか、皆さんの評価が厳しい。例えばアトラスレスキュー・フォーラムではケチョンケチョン。MRフォーラムではそれほどでもない。eBayへの出品は現在77件と潤沢。もうすぐ我が国でも出回るはず。写真はメーカーのサンプル。＞＞official website



PA-1といえば、年配者はアサーン製を思い浮かべるだろうが、あまりいい出来栄えとはいえなかった。ところが、とれいん誌の1980年12月号（SPブラッディ―ノーズ3両）と、翌1981年1月号（SPデイライト2両）に、これを徹底的に加工したモデルが紹介されて度肝を抜かれた。それぞれ、Mainline Modeler誌の1980年の1/2月号と3/4月号（下の画像）からの転載・和訳で、その迫力に唖然としたものだった。
　他にはAHM（IHC）、ウォルサーズ(Proto2000)、MTH、トリックス（Märklin）からも出ていた。ラピード製品の登場でこれらの二次流通価格が下がるかもしれない。

front cover of the Mar. 1980, Mainline Modeler magazine

蛇足ながら、私が愛好しているBNもPA-2にホンの僅か関係している。D＆H向けPA-4としてアップグレードされた、その奇妙奇天烈な物語は「デラウェア&ハドソンはエーボン・ブルー」を乞う御拝読。

Burlington Northern 1975-76 Annual

【追記】日本の模型店トレインデポのサイトを探したら、2019年10月にアナウンスされていた。注文して3年も待つのか。小売店も購買者も大変だ。

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page 3 of the July 1970 issue, RMC magazine