ウィキペディア日本語版によれば,同形式はハイキューブ・コンテナ輸送用として2016年に4両が試作された.床面高さが740ミリで,車輪径が610ミリ.24インチ車輪だから米国で一般的な最小径28インチよりも100ミリ小さい.同サイトに「試運転結果が思わしくなかった」とあるのは,両渡り線のクロスでの異線侵入だろうか.1970年代後半に国鉄が極小径車輪の台車を開発したときに,どうしてもクリアできなかった課題.3軸台車にしてもダメだった.「その特殊構造から車両価格やメンテナンスコストが高くなる」というのは,理解が出来ない.車輪の摩耗が早いということだろうか? まさか,固定軸距を長くしてレールへの横圧が増えたなんてことは‥‥.

今後の鉄道物流のあり方に関する検討会 中間とりまとめ(2022年7月28日)より引用
国土交通省鉄道局貨物鉄道政策室
低床貨車というなら,デプレストセンターフラットとか,ウエルホールでは駄目なんかなあ.連接式にすれば車両長の問題を緩和できる.連接車の保守はアメリカへ見学に行けよ.860ミリ=34インチ径で4軸あたり70米トン(自重込99,790 s)まで,コンテナ1個35米トンまでいける.その上の50米トン(自重込119,295 kg)が必要なら914ミリ=36インチだ.
ところで,装甲車を載せた姿とウィキペディアとで,床の厚みが異なる.補強したのかな.あっ! クッション・デバイス付きだ!

アメリカじゃあコンテナを2段に積んで運んでいるんだぜ.なんで1段が出来ないんだ.そうそう,ドーバー海峡じゃあ,自家用車やトラックが列車に乗ってトンネルをクグる.なんで青函トンネルでできないんだ.
マスタープランづくりを間違えていないか? 担当者は検討しているはずだ.問題は経営者や政治家だな.天下りや利権絡みではダメ.しっかりしろよジャパン!


Cascade tunnel - the Longest Railroad Tunnel in the US
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