2024年12月25日

【とれいん誌】2025年1月号 東急の大特集 玉電200 韓国Ajin情報 1/87電機用動力ユニット どこでもリレーラー 天賞堂の広告

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新年特大号が、ここまで東急づくしとは恐れ入った.

玉電200、愛称ペコチャンは,Oゲージの3Dプリントによるキットから.しかも発売がオーストラリア.示されているTram Worksのサイトを覗くと,アメリカ物4種,オーストラリア物34種,ニュージーランド物3種のほかに,日本が4種,阪堺,広島,京都,TKK200."Available in multiple scales"っていうけれど,選べるのは,1/43,1/45,1/48の3種類.値段が値段で,足回りが大変だし,注文する御仁は現れるかなあ.
 木村則之氏は動力回りにHO用を利用し,車輪は11.5ミリ径とのこと.ポイントのクロス部分で若干落ち込むが脱線はしないという.>>続報

アメリカ型愛好者としての注目記事は,韓国のAjin Precision訪問記.先の10月号にNのプラ製韓国型ディーゼル機が登場していたから,ブラス製造を続けているATMとの関係を知りたかった.今回記事の社長発言によれば,ATMは別経営とのこと.Ajin自体はプラに特化し,日本向けが多くを占め,トミックスHOは同社だという.他は,欧州向けのNで,米国向けは中国に市場を奪われた.全体ではHOが90%で,Nが10%というのは,ホンマかいな.アメリカ型鉄道模型大辞典「Ajin Precision」に追記しておいた.

製品紹介での注目は,イモンの1/87 EF電機用動力キット.デアゴスティーニ製品の動力化用だという.EF64が33,000円で、EF66用が34,100円.エッチング抜きパーツが多いけれど,軸受の耐久性は大丈夫だろうか.費用も心配だが,改造も大変だと思う.でも,12ミリ・ゲージャーには朗報!

アルモデルのパワートラック,アルパワーが改良再発売.なかで軸距23ミリって何に使うのかな.たしか日光のボールドウィンは22.5ミリ‥‥.

dokodemorerail2.jpgNゲージではカトーの「どこでもリレーラー」(メーカーサイト).脱線時の復線用とのこと.これ,結構,便利かもしれない.他のゲージ用も自作できるような気がする.
 「燃え殻・豆炭」という商品はHO用とN用を揃えているが意味不明,燃えた後とその前とでは姿形が異なると思うのだけれど‥‥.「石炭」は砕炭状.現在の保存蒸機は,無煙炭を成形した豆炭状の練炭を使っているのではなかったか.いずれもウッドランドシーニックの高品質素材とのこと.

犬走工房/エコーモデルの,3Dプリンタによる1/80,地蔵堂,祠,狛犬は面白い.単体では値ごろ感がある.エコーモデルの耕運機は,そこそこのお値段.あっ! さかつうギャラリーは,銚子電気鉄道 駅員シリーズ‥‥。おやっ! 駅員3〜6って? ことによると,プロトタイプを特定できるかもしれない.怖い時代になってきた.

タヴァサホビーハウスの旧型国電写真館 飯田線20(2,200円)って,こういう需要があるのだな.

最後は,新年号恒例の天賞堂広告が,裏表紙裏に.
posted by ワークスK at 00:17| Comment(0) | Magazine | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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