2025年03月11日

Railway Prototype Cyclopedia 35 & 36

Ron's Book PRCYC36.png

MRHフォーラムを覗いていたら,Ron's Booksの広告が載っていた.えっ「レールウェイ・プロトタイプ・サイクロペディア 第36巻」? あれっ? 2017年の第34巻で終わったんじゃあ‥‥? では第35巻は? おおっ,Amazon.comなどで見つかった.それぞれの表紙に内容を拾うと,

第35巻 2021年刊、総385頁、90ドル
・Genesis of The A.A.R. Std. Box car
・Standard Specialties & Systems
・A.A.R. Standard Boxcar of 1937

第36巻 2023年刊、総385頁、90ドル
・Improvements to the A.A.R. Std. 40' Steel Sheathed, Wood-Lined Box Car
・Proprietary Specialties & Systems
・U.S. Patents & Detailed Roster

ということは,セットか.とんでもねえ内容だな.モデル・メーカーには必須.値段は安いところもあって,2冊でモデル数両分といったところ.拘りのある方には安いっちゃあ安い.どうです? 貴方も(笑)

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ラベル:Boxcar
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2025年02月23日

【鉄道ピクトリアル誌】2025年4月号 京阪2600系特集

RP2025-04.jpg
電気車研究会のHP

巻頭の岡秀敏氏の文を読んでいたら,いろいろと思い出してきた.少し長くなったので,TransPacific Railroadの方.繰り言なので,お口に合わない方にはお勧めできない.
ラベル:京阪 雑誌
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2025年02月22日

【とれいん誌】2025年3月号 阪急新2000系 関西合運:中 関東合運 総目次2022-04〜2024-12

Train2025-03.jpg
>>モデラーな日々
1/80のホキ800をグリコ・ポッキーの箱で作るってのは理解不能.どうして全部をプラバンとしないのだろう.将来的に材料の伸縮の差で困ることがあると思う.


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ラベル:とれいん誌
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2025年01月20日

【とれいん誌】2025年2月号 関西合運2024 東急検測車 とれいん誌総目次2019-06〜2022-03

Train2025-02.jpg

おっ! 関西合運の集合写真は各人の判別が可能! >>モデラーな日々
ラベル:とれいん誌
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2024年09月25日

【とれいん誌】2024年10月号 阪急8300 7000 韓国DL Flying Scotsman JAMコンベンション

Train 2024-1010月号で注目したのは,表紙に現れた阪急7000の1/80モデル.床下機器のリアリティに驚愕.この写真からも十分にうかがえる.

英国鉄道の蒸機フライング・スコッツマンは,昨2023年2月に登場100年を迎えたことを当ブログでお伝えしていた(>>2023-01-07).ここに実機の塗装などの変遷が年代別チャートで示されているので,愛着のある方には必須の記事だと思う.内容は次号に続くという.

感激したのはJAMで発表された1/80製品の多さ.トラムウェイEF61 EF80 12系ユーロライナー客車.エンドウの東武1720系DRCプラ製.天賞堂のEF81ダイキャスト,157系プラ.カトーのD51新設計とターンテーブル! トミーテックのE231系1000番代等々.

AjinDL2024.jpg韓国型初の量産プラスチック製Nゲージと銘打たれた製品は,アメリカ型風の6軸フード機.私はSD60を連想した.驚くのは製造発売がAjinとなっていること.同社のモデル製造部門は2008年にATM(=Ajin Train Model)として分離されたという認識だった.
 ソウルのThe Trainという模型店で購入可能とのこと(>>同店サイト 22,900円?)




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2024年05月19日

【とれいん誌】2024年6月号 13o急行秋月 万力切り マイクロエース103系 カトーHOフレキシブル線路

Train 2024-066月号でオオっ! と唸った記事は,万力切り.万力のアゴをガイドに糸鋸刃で直線に切り取る技法である.「ある意味で邪道」とあってビックリ.当方は軽工作用のシャコ万で50数年,愛用している.
 切ったものは黄銅が0.5ミリ以下,リン青銅は0.3ミリ,プラ板は1.2ミリを経験.これより厚いと糸鋸刃がアゴに食い込む可能性がある.この記事には言及がないけど極めて大事.切り離した後に板材とアゴを一緒に平ヤスリで削ると綺麗に直線が出る.このため,今ではアゴは薄くなってしまった.このシャコ万を記事では卓上バイスと呼んでいる。材質は鋳鉄で,記号はFC10とかFC15(今はFC100,FC150).知らないのかな.
 なお,印刷物に発表するなら,最初にTMSへ投稿された記事くらいは調べて,最初の発案者を明らかにするのが礼儀というものだ.

マイクロエースの103系は1975年前後にナカセイが売り出し,アリイが引き継いだもの.当方も手掛けている(次写真).詳しい発売年は判らない.歴史がたどれないことは我が国模型界の恥である.アルミサッシの色入れは何とかならなかったのだろうか(>>TransPacific Railroad


カトー広告が伝えるHOのPCフレキシブル線路やコルク道床,ジョイント線路は我々にとって朗報.いずれ分岐器類もと,期待を抱かせる.


ラベル:とれいん誌 KATO
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2024年04月19日

【とれいん誌】2024年5月号 カワイ惜別 ライブ法隆寺運転場終焉 関西合運(後)

Train 2024-055月号で,この3月19日で閉店した神田・カワイモデルの思い出を,波多野茂氏がブラス製品,それに石坂善久氏がカタログについて綴っている.当方のカワイに対するイメージはソフトメタルと国電製品なので,物足りなく感じてしまった.前者は60型とか,こだま型,ひびき型,EH10,ED91である.国電は70系,80系,73系,それに103系を数えて,これらの分売パーツが我が師,西尾博保氏のお気に入りだった.購入は京急雑色のピノチオだったけどね.

ライブスチームの件は,小川精機OSのあとをTREC Corporationやヤマダ金属商会がフォローするとのことで,頼もしい限り.

表紙写真は南海の22000ズームカーを譲受した銚子電鉄の22000形だという.正面貫通3枚折れのトラディショナルなスタイルはペーパーモデルに最適だと思う.模型用詳細図面を歓迎する向きは多いことだろう.

【追記】OSのパンフレットが見つかったのでアップした.折り目からすると郵送してもらったようだ.1980年代前半あたりか.
>>小川精機 O.S. Live Steam Locomotive パンフレット

それと,10数年前に宇治でライブ運転場を見学したことを思い出した.こっちは45mmゲージのアスターだった.今はどうなっているのだろう.>>第2次掲示板ログ 2024-04-23




ラベル:とれいん誌 南海
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2024年03月23日

【とれいん誌】2024年4月号 105系 関西合運(中) UPのベイウインドウカブース ロックタイト

Train 2024-04この4月号もペーパー電車が美しい.105系は単純な平面構成と,一色塗装とはいうものの,シャープだ.真四角な窓の切り抜きで抜き残しに言及しているところは気が利いている.ただ,これ,西尾博保氏流のノミを自作したら簡単なんだけどなあ.こういうあたり,技術の伝承が疎かになっていると思う(>>当方の作例).

 正面妻の両側小Rを紙の曲げで表現というところにビックリ.ただし,巻末の付録型紙では,目の向きが曲げ難い方向となっている.
 記事全体としては,細部まで読者の判りやすさに気を配っていると感じた.車体断面図を載せて紙の張り合わせ関係が理解しやすくなっている.記事を提供するのに手間を惜しんでいないといえる.

UPのベイウインドウカブースは,CA-35(ex-MoPac)が写真で紹介されている.それを基に開発されたCA-11が,この6月にアサーン・ジェネシスから発売予定だから,まさに旬である(>>過去記事).カブースの最後についても事細かに説明されている.ただ,ここまで書くなら,ディフェクト・ディテクターdefect detectorについて触れた方が良かったと思う(>>アメリカ型鉄道模型大辞典).それに当方の6年前の記事についても一言書いて欲しかった.これは愚痴(TransPacific R.R.).

嫌気性接着剤ロックタイトの使い方は,目からウロコ.切り抜き文字の貼付けに使えるという.ペーパー車体でも可能だろうか.

【追記】おっ! 表紙の上毛800の連結器,ナックルがカサ上げされている! えっ! 東京メトロ時代からなのか! 大津線での思い出はTransPacific R.R.「オートキャリアーにはシェルフ・カプラー?」に.

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posted by ワークスK at 01:56| Comment(0) | Magazine | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする